カテゴリ一覧
Anime | AV | Baseball | Books | CGI | Chinema | Comics | CS | Day | DVD | Event | F1 | Games | Hobby | HTML | Kindle | Misc | mixi | News | Oldbooks | PC | Photo | SpFX | Stage | tDiary | Tour | TV | web | 逸級介護士
昼飯食ってさくっと投票済ませて今週分。あーまた「せらむん」録るの忘れてた。今週は「巷間百物語」「爆竜戦隊アバレンジャー」「仮面ライダー555」「明日のナージャ」、なんですがまだデッキの調子がおかしくなってるなあ。早送り(なら絵は見れる)で絵を見て、気になるとこだけ再生(ならブルースクリーンだが音は聞ける)して、ってなんか情けない方法での視聴ではノリの悪いこと甚だしい。んでまあそんな状態で見た限りでは、大人になってもリジェは魅力ねえなあ、ってのと、今週の555はまるでヒーローものみたいだ(ヒーローものですってば)ってな感想。で、その555ですけど。
子供番組だろうと無かろうと、何かと戦う物語ってのはそのお話の中で必ず因果応報が無くっちゃいけないと思うわけで、今週はそこらがなかなかちゃんとでけておりましたな。デルタの彼はリナたんに重傷を負わせる、という負い目をバネにデルタとして戦うことを決意する。タックンは(オルフェノクとしても、人としても)解りあえたかもしれない澤田君をむざむざと死なせてしまった負い目から、ファイズとして戦うことを決意する、と。そーだよ、こういうところちゃんと描いてやればお話はぐんと面白くなるのさ。
さて、相変わらず融通が利かずに澤田君に引導渡してしまった草加君には、仲間殺しというかなりでっかい負い目が背負わされることになったわけで、まあこの人は良い死に方はできそうにないんですが、この先どうなるんでしょうな。来週は結花タンの身辺があわただしくなりそうだし、ちょっとだけ先が楽しみになってきた。
デザイナーがウェブの文字サイズを小さく固定したがる理由(ウェブログ@ことのは)。前段はちょっと前のカススタonはてながらみの文字サイズ固定論議への考察、で後段が本題。んでこの、
ところが、ウェブデザインとなると、とんでもないことに。その人のデザインからHTMLに落とすときに「1ピクセルたりともずれないようにやってください」という厳しい指示があったのです。
ってのは私も経験あるなあ。文字サイズ、行送り、段落間の間隔まできっちりピクセルで指定したレイアウトをもらったことも何度かある。幸い、私のつき合ったデザイナーさんは、一度そうやってきっちり指定してしまった後で、HTML化したものがおおむね彼の希望に添うものであれば割と大目に見てくれる人だったので助かったけど。
紙ベースでのデザインをずっとやってきて、そのあとwebの仕事もいくつかこなすようになったような人だと、web上でのレイアウトを決める時にどういうやり方をすればいいのかがまだ確立されてないので、とりあえず自分になじみのある方法で作業して、出来たものがおおむね彼の構想通りになってたらそれでよしとする、ってパターンでやっておられる方も多いんじゃないかな、とは思います。そうじゃなく、ほんとに自分の決めたレイアウトが寸分たりとも狂っていないことを要求する、って人には今のところ出会ってないのでそう思うのかも知れないけど。
それとは別に、紙ベースのデザイナーさんってのはどうして人の言うことを聞いてくれないのかなあ、と私いつも思うんですけどね。Illustratorでの作業がメインだからといって、画像をIllustrator上でGIFに変換して「画像が汚くて困ってます」などとおっしゃるから、「一度Photoshopに送って(PSDから)変換したらキレイになりますよ」と申し上げたんだけど、絶対に自分のやり方変えないんだよな。それを繰り返したあげくに「汚くなるから透過GIFはもうやめます」とか言ってないで、一度PSDにして、それからGIFこさえてみてくださいよう。見違えますから。
私がつき合ってる人たちが特別強情な人たちなのか、紙ベースのデザイナーさんたちなりのプライドなのか、サンプル数がそんなに多くはないのでそれだけで判断は出来ないんですけどね。
投票率は前回よりやや低く、出口調査の結果では与党側の辛勝、と言う予想だとか。投票に行った人が少なかったのなら、民自党、もとい民主党はかなり健闘したってことなんでしょうかね。わたしゃ今の民主党の実力考えたら、二大政党制なんてちゃんちゃらおかしいと考えてるんで、それ以外の野党にもう少し頑張って欲しかった(とりあえず自民党が政権を取るのはしかたがないが、それに対して常に監視と批判を怠らない勢力もしっかりしてて欲しい、で、民主党ってそこらが非常に頼りなく見えるんだよな)ように思うんだけど、なんとなーく雰囲気で流されて自民か民主か? みたいな選択肢しかないように、投票する側が勝手に思っちゃったかな? 実際の議席の差ほどには与野党の勢力伯仲した議会、にはなりそうにない感じがするな。
ところでテレビの開票速報、今や開票率0%でも当選確実の速報がでてたりしますけど、あれの精度ってどんなもんなんでしょう。選挙が終った後に、どこかのサイトで各テレビ局が打った開票速報、どれぐらいミスや勇み足があったか、統計取ってみてくれないものだろうか。
やっと本屋まで足を伸ばせた。ここんとこ郵便局まで行ってはトンボ返りの日々だったもんな。てことでゆうきまさみ「鉄腕バーディー」(14)ようやく査収。回想編が終わって新章突入。ネズミさんたちが出てこないのでちょっと淋しい。
帯のコメントが栗山千明っちゅーのに軽く驚きました(w。
飛浩隆 著
カバーイラスト 塩田雅紀
カバーデザイン 岩郷重力 + Y.S
ハヤカワ文庫JA
ISBN4-15-030861-6 \780(税別)
"数値(コスタ・デル・ヌメロ)海岸"と呼ばれる仮想空間。そこはさらにいくつかのテーマごとの"区界"に区切られ、さまざまなテーマごとに設定されたヴァーチャルなリゾート地となっている。現実世界からログインしてくる"ゲスト"たちをもてなすために、記憶までも微細にわたり設定されたAIたちが日々を送るこれらの"区界"を、しかし訪れる"ゲスト"はいない。この1000年の間。夏の地中海の港町をイメージした"夏の区界"のAIたちもまたこの1000年、来るあてのない"ゲスト"を待ちながら、いつもとあまり変らぬ一日を始めようとしていた。だが、その日はいつもとは少し違っていた……
チェスの天才の12歳の少年(AI)、モラルに難はあるが魅力たっぷりな16歳の美少女(AI)、"ゲスト"の不在と時を同じくして発見される硝視体(グラス・アイ)、そして1000年間続く夏休み……。キタキタキタ、最後にゃおじさん泣いちゃうよ、なシチュエーションがっつりのこの道具立て、きっと「ハローサマー、グッドバイ」も裸足で逃げ出す超リリカルジュヴナイルSF風味の作品なのに違いない、いやそうあるはずだ、そうであってください……
全部、徹底的に、完膚無きまでに裏切られました(w。
そもそも"数値海岸"と言うものがそれ自体、人間のさまざまな(しばしば人には言えない)欲望を満たすためのシミュラクラである、と言う設定が徐々に見えてくるような構造になってる時点で、リリカルなんてどこの言葉? な展開が控えているわけで、勝手に美しげなお話を期待していたおじさんは、読むにつれて見えてくる著者の底意地の悪さと外道っぷりにしばし慄然としてしまうわけなのであった。しかも、この外道は外道なりに美しいから始末が悪い(w。
いってみればこのお話は、そこに住まう住民のすべてが、その生い立ちやそれぞれのキャラクタなりの記憶をしっかり持っているアリアハン(いや、ラダトームでもメルキドでも良いんですけど)に、突然デフテラ領域(えーと、ややハマってるんで勘弁な。分からん人は"ゼーガペイン"で検索してみて)の侵略が起きたときに、本来NPCのはずのキャラたちがどう動くのか、そしてNPCであるキャラクタのそれぞれに込められた"意味"がどんな意味を持つのか、を丹念に考察していくお話。ドラクエの「ぱふぱふ」おねーさんはホントに「ぱふぱふ」したいからそう言うお話を持ちかけているのだろうか、って話な訳だ(ちょっと違…うような気もする)。
で、そういうディティールのもうひとつ外側に、さらなるSF的なアイデアを仕込んでいるあたりがさすが、と言えるか。そのあたりの構成と共に、もう一度ディティールに立ち返って、あちこちにニクいぜこの野郎、としか言いようのないフレーズが惜しげもなく使われているあたりも、読んでるこちらに油断する隙を与えない。
両目に貼られた恐怖が期限切れの古いポスターのようだった。
ちょっとしびれるフレーズでありますね。
(★★★★)
こちらもおすすめ。→マイ感想
いや、昨日の仕事はまあ一段落しかかってるんだけど、もう一件の仕事の方が、予想してたけどグダグダで。
打ち合わせでメモった用紙をスキャニングしてpdfにするヒマがあったら、普通のメールにやって欲しいことを箇条書きにしてくれた方がよっぽど助かるワケなんだが。
大量の「?」マークやら赤線青線の乱舞で、何が最終的にイキになってどれが捨てられた修正要望なのか、さっぱり分からんのよ。12日フィックス? がんばって休日出勤して、ちゃんとした指示出してくださいね。そこにはつきあってあげるからさ。
オレはかなり美意識的に敷居の低い方のweb屋さんだと思ってるけど、そんなオレが見てもうんざりするようなデザインのサイトに、あんまり長いこと付き合いたいとは思わないので、さっさとフィックスしちゃおうよ、ホントに。
今年も残り二ヶ月切って、まだやってたんかいという話もございますが、フルに7戦、ガチンコで戦った日本シリーズは西部の勝ちで日本一確定って事で、これにてようやく今年のプロ野球は全部終了。何でも元西部(あ、巨人にいたこともあったか)の工藤投手は、7戦目までもつれ込んだら西武有利つー予想をしておったそうで、的中しましたな、その予想。今年は阪神ファンも10月の声を聞くまでいい気分でいられたんで、まあまあいいシーズンだったんじゃないのかね。落差のデカさには少々がっくりしてしまうけど。
とは言えただのファンなら一人淋しく肩を落せば済むだけの話なんだけど、商売が絡むとそれだけでは済まない訳で、「世紀のV逸」メーカーも涙 阪神グッズ300種ムダに(asahi.com)。こちらはダイレクトに稼ぎが絡むだけに、単純な泣き笑い話では済まんわな。残念でしたが、やっぱり阪神を盲信するとロクなことはない、ってのを再確認することにはなったということで。
ま、そんな阪神が好きなんだけどね。
石ノ森作品、ハリウッドに 12年にも実写・CG映画(NIKKEI NET)。まだまだ海のもんとも山のもんともつかん話ではあるが、石森作品のシチュエーションや設定部分を元に、あまり原作にこだわらずに別物として映画を作ってみたら、案外面白いモノが出来るんじゃないかという気はする。
石ノ森先生時代より、石森先生として大活躍してた時期の作品から映画が作られると楽しいな。「怪人同盟」とか「アンドロイドV」とかね。
「ジュン」? それはあれだな、怖いもの見たさ的には興味津々だ(w。
かつてトヨタはモータースポーツの何たるかを理解していない(F1通信)という過激な記事を書き、その後もしばしばトヨタがらみでキツいことを言ってきたジャーナリスト、マイク・ローレンス。今回のトヨタ撤退についても何か言ってくれんかなー、と無責任な野次馬は心待ちにしてたわけだけど、来ましたよ、トヨタF1撤退に思う by マイク・ローレンス(F1通信)。
F1を文化の面から語り始め、トヨタとホンダを比較し、なぜかその後話はティルケ批判に暴走する。これはこれで面白いし、ティルケ批判自体はある意味わが意を得たりの感もなくはないけど、ちょっとオレがマイクに期待していた文章じゃあなかったな。なんというか、お題を決めて書き始めたは良いが、書いてるうちになんだかいろんな事が頭に湧いてきて、それをとどめることが出来ずに思ったことを推敲なしに垂れ流した文章に見えてしまうな。
どうしたねマイク、酔ってるのかい?
3日の早朝にもらってきたメプチンもう無くなりかけとるぞ。
喘息の発作というよりは、いつまで経っても治らない風邪の影響で咳き込むことが多くって、これが引金になって息苦しくなっちゃうから、つい軽く吸っちゃうんだよなー。で、軽めに使ってるから多少頻繁に吸っても大丈夫だべ、で気がつくと結構オーバードーピング状態になっちゃうのね。
またもらいに行かんといかんのだけど、こりゃちょっとお医者に怒られちゃうかも知れんなぁ。
ニコ動で「侵略!? イカ娘」、あとは週前半分、「C3」、「LASTEXILE 銀翼のファム」、「僕は友達が少ない」、「未来日記」、「UN-GO」、「ギルティクラウン」。「イカ娘」はまあこういうもんだわね。イカちゃん親衛隊の男の子達が妙にけなげで良い感じ。
「C3」はまたギャグ方向に振りつつ、新しいお話が始まりますよ、と。
「銀翼のファム」、第1回の「うわすげえ」的感覚がかなり落ち着いてみると、割とあちこち雑なんじゃね? ってなところも目についてくるような感じが。「お姫様は行っちゃいけないよ」「行かなきゃいけないんです!」「行っといで」、のお芝居の流れのタメのなさとかはどうしたもんかと。その前の、ジゼルが少ない情報からシルヴィウスの諸元を推理していく流れとかはかなり良い感じだったのに、それ以外がいろいろ残念だ(^^;。その何やら曰くありげなシルヴィウス、こちらのクルーとかは前作を知ってる人にはお久しぶり、ってラインナップなんでしょうかね。
「はがない」はゆるい日常系アニメかと思ったら、急にガンダムとエヴァが宇宙空間でバトル始めるもんだからちょっとびっくりした。そこにおかしなナレーション被せるのはミサトゥス。無茶振りにビクともしないでやりきっちゃうあたりは流石ですな。
「未来日記」、一度にふたりも日記所有者がログアウトしちゃったよ。本編も面白い(いろいろ、痛いけどねえ)んだけど、OPのパワフルさが今期のダントツって感じでかなり好き。
「ノイタミナ」枠、「UN-GO」はなんつーんだろ、昨今話題の非実在何ちゃらを巡るあれこれを考慮に入れるなら、それなりに示唆に富んだエピソードになってたんではないかと言えないこともなく。そこを差し引いてもかなり面白かったですけど。「ギルティクラウン」の方は、敢えてこのチートアニメを「ノイタミナ」の枠でやる意味がどこにあるんかいな、なんて事はあんまり思うこともなく、これはこれで「割と面白いんじゃね?」って感じで見ております。悪くはない、と思う。
いやほんとに。
その1: 外部スタイルシートに記述した@import記述で読み込まれるCSSの内容は、インポートを指定しているCSSよりも優先される。
その2: first-childが常にfirstとは限らない
その3: FlashPlayerもいろいろだ
その1: Operaは割とここのチェックが甘くて、今まで気がついてなかったんだけど、これは正しいふるまいなんですな。割と迷惑です。っていうか未だに@importでスタイルシートを呼ぶことのメリットが自分には判らない。約30分悩んだ。
その2: これも完全に勘違いしてた。こちらの記事(WEB-DD: 勘違した疑似クラス first-childの使い方)が参考になるかと。自分もこちらの記事で書かれていることと同じように思い込んでおりました。約1時間悩んだ、し、完全には納得できてない。
その3: これは今のところ未解決案件なんだけど、自分のところで起きている現象にかなり近いことが起きているような話(メモ: Dreamweaverでswfを配置したのにサーバーで確認したら真っ白)を今日発見した。これが原因ならオレは無罪。半月ぐらい悩み中の案件。
いろいろありますなあ。いまだに勉強だわ。
テキストのなかの「nnnn年n月」とかの表記をCSVで実際の月の並びに揃えたいので、数字一桁の月には頭に0を付けたいとき。
検索文字列=「年([0-9])月」、置換文字列=「年0\1月」。
毎回思い出すのに時間かかってしまうので、メモメモ。
「劇場版 空の境界」、「境界の彼方」、「凪のあすから」、「革命機ヴァルヴレイヴ」、「キルラキル」、「のんのんびより」。
境界二連発、「空」のほうは基本対話劇の体でいろいろ試している感じ。じわじわ、おもしろい。「彼方」のほうは、いきなりどーした? なコメディ仕立て。他が真面目に「ウルトラマン」作ってる最中にガヴァドンのエピソード挟んで来た、みたいな面白さはあった、かも。
木曜日。相変わらずめんどくさい子どもたちが話をどんどんめんどくさくしている「凪…」。まあこれはこれで良い話であるとは思ったけど。「ヴァルヴレイヴ」、人間に蓄えられた「情報」をエネルギーとして動くスーパーロボット、というアイデアはSF的に面白い、と思った。お話自体は…、うーんどうでしょ。「キルラキル」の方は相変わらず飛ばしてるなあ。
金曜日、「のんのんびより」、こっちも寒くなったところでの水着回かい(w。こまちゃん先輩弄られ放題の回でございましたな。
牧野修 著
カバーイラスト&デザイン YOUCHAN(トゴル・カンパニー)
ハヤカワ文庫JA
ISBN978-4-15-031198-8 (税別) \980 (税別)
友人の啓太と共に性的マイノリティの人々のパレードを見物にきていた菱屋修介。啓太にも伝えてはいなかったが、菱屋もまたゲイだった。そして彼の思い人こそ啓太。この場の雰囲気で啓太にその思いを伝えられたら、などという目論見はしかし、思いもよらぬ現象で断ち切られてしまう。と著所鳴り響く黙示録的な怪奇な音響と共に現れた天使のようなもの。「それ」の出現と共に世界は突然崩壊し始める。目の前で繰り広げられる惨劇に、思わずあり得ない逃避行を夢想した菱屋。死を覚悟した彼が次の瞬間目にしたものとは…。
「魔王ダンテ」のソドムとゴモラのエピソードもかくや、なオープニングからお話は一転、平行世界で繰り広げられる、人と神的なものの間での言語にまつわる、そして言語自体を武器にした闘いの物語が展開する。「言語SF」と言う訳だけど、たとえば円城塔や古くは筒井康隆なども実験的にやっていた、タイポグラフィ的なよく言えば目眩く、悪く言うなら訳の分からん世界とは異なり、こちらにはちゃんとした「物語」があり、その「物語」はちゃんと頭の悪い自分でもスジを追って行けて、しかもちゃんと楽しめるものになっている。ここが大変嬉しい、と言うかありがたい。最近読んでも分からんSFが増えてきておるからねえ(苦笑)。
わかりやすいお話の中に、いかにもSFでしか思いつかない奇っ怪なアイデアが盛り込まれているあたりもとても楽しい。打ち込まれるとその部位の綴りを組み替えて、ものの意味を変えてしまうアナグラム弾とか、脚注を追加することで相手の行動に制限や強制的な変化をもたらしてしまう攻撃とか、徹頭徹尾、「言語」がお話の中で中心的な役割を持ち続けているあたりも上手いと思う。
その上でいかにもこの著者らしい、'70年代サブカル的な様々な事象を、現実の(読者サイドの)時間線での事象ともシンクロさせつつお話にまぶしてくるあたりの匙加減もなかなか。現実の我々がかつて見た、あれこれの物事が、物語の中でも起きていて、しかもそれが微妙に我々の知っているそれとは異なるものになっている、と言う演出も面白かった。
最初に「魔王ダンテ」持ってきたので続けるなら、あちこちに「光る風」風味を交えつつ「ライディーン」が始まったと思ったら「サザンクロス」になって「エヴァ」みたいなのが来て「まどか」で〆る、ようなお話(そうか?)。大変楽しめました。山田正紀氏の解説もやたら面白かったっす。
★★★★
大方の予想を覆してドナルド・トランプが次の大統領に。適当にザッピングしながらテレビ見てたけど、木村太郎大暴走のフジ、完璧に関西のおっちゃんおばはん目線のMBS、その他の民放はこの両者を両極端にして、その間に挟まる感じ。で、一番つまらんかったのがNHKだったな。おんなじことの繰り返しなんだもんね。
得票総数的にはほんとに拮抗してたみたいだけど、選挙人が多い州を取ったトランプが勝った、ということらしい。一番デカいカリフォルニアはヒラリーさんだったんだけどね。
さてこれでどういう事になるのか。さっぱりわからんけど個人的に近い「感じ」があるのはレーガンが次期大統領になった時だろうかね。色々ヤバそうだな、と思ってたのが案外マトモだった、でオチたあの感じ、に近い世界になるのかな、というかなって欲しいな、というかというかそこらで勘弁して下さい、ってのが正直なところ、ってことになるのだろうか。この先厄介なことが待ってるんでしょうか。そうでないことを祈ってるんですが…
前 | 2003年 11月 |
次 | ||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
30 |
□ デザイン屋TUX [紙ベースに限らず、アートとデザインを混同されてる方が多いようです。 このふたつの違いは、ユーザ(クライアントも含む)..]
□ rover [確かに、企業にとってはパブリシティの場であるwebサイトで、なぜかコンテンツ作成者がユーザを放ったらかしにしたデザイ..]
□ まなたけ [たしか以前の選挙で、ある局が当確出して喜んで、でも実際は落ちて、んで、訴えたとかなんとか…そんな話があったような^^..]
□ rover [>まなたけさん そそ、確か週刊誌ネタになりましたよね。今日、投票に行った時もNHKの腕章付けたおばさんが出口に張って..]
□ noki [そういえば、以前なんかの選挙のときに出口調査とかに質問されて 投票すんですっかり頭から誰に投票したか忘れちゃって適当..]