ばむばんか惰隠洞

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2003-11-16 この日を編集

[Day] Bフレッツ説明会

説明会、などと言ってもたいそうなものじゃなく、マンションの集会室にNTTの担当者らしいお兄ちゃんが二人いてて、そこで個別に話を聞いて、契約するならそのままやっちゃう、みたいな流れ。ざっと聞いてみたところでは、現在のところ、ほぼ年内に開通する見通しであること、期待できるスピードは、この規模のマンションだと下り20Mbps、上り10Mbpsは確実に出るだろうと言うこと、ルータモデムではなくモデムなので、別途ブロードバンドルータが必要になること(NTTのレンタルもあり)、NTT西日本エリア限定のACTOS、なる会員サービスに入会すると、年内なら工事費20000円が無料になること、ASAHIネット経由なら、月々の使用料は4200円プラスモデムレンタル料、700円と言うことになります。ってなことだそうで。

Bフレッツマンションタイプって、マンション側にLANの配線がある状態だと最大100Mbps出るけど、LANを持たないマンション(ウチのマンションは築18年。んなもなあ、ないわいな)の場合はその時点で、期待できる速度は最大51Mbpsになっちゃうんですな、なるほど。入れ物の容量は大きくなったけど、受け取れる旨みはやっぱり半分以下、なんだなぁ(w 。

移行すること自体はわりと楽そうだけど、さてどないしたものやら。

[TV] 定期視聴番組

ほぼ全滅。やっぱあかんな、このデッキ。で、騙し騙し見てみたんだけど555、相変わらず現実離れしたコミュニケーションとっとるんだなケイタロ君と結花タンは。つかおまいらまだちゃんと名乗ってないのかい、と思うんだけどなあ。

そんなことよりビデオデッキだ。一時的に持ち直したかと思ったんだけどやっぱりダメみたい。うーん、やっぱり新しいのを導入せんとあきませんか。本棚を占拠してるVHSのビデオテープを処分する意味でも、ここはDVDレコーダの登場かなあ。ワシ、そんなにチェックする訳じゃないからHDDまでは要らんし、むしろVHS+DVDレコーダのコンボの方がありがたい(パナソのE-70Vとかな)んだけど、案外割高なのが面白くないなあ。ううむ、軽石庵で文庫本が300冊ぐらい売れたらすぐに買えちゃうんだけど(^^;)

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

でした [VHSのダビング用途でも、HDがあると便利ですよ。 寝てる間に6時間くらいまるまるダビングしてしまっておいて、HD上..]

rover [なるほどねえ。VHSからいったんHDDに送って、そこからDVDに焼き焼きしてやるわけだ、VHSデッキが少なくとも再生..]

bongo [weight loss phentermine http://www.network.axe.cc Phenterm..]


2004-11-16 この日を編集

[PC] 調子悪いぞ (22:33)

急に冷えるようになったせいか、お遊びマシンが一発で立ち上がらない日が続く。プライマリIDEのデバイスを見つけられずに悩んではる模様。いったん電源落として、ちょっとしてからもういっぺん電源入れてやると我に返ってHDDを見つけてくれるんだけど。HDDが死にかかってるのかマザーなのか、さてどっちだろ。とりあえず意味はないけどデフラグなぞかけてみる。しばらくぶりなのでかなり時間がかかっちまったぜ。

新しいマシンも欲しいけど、先立つものがなあ。牛丼パソコン程度のスペックで充分なんだけども。

[F1] 一安心して…いいのかな? (23:41)

ここのところのニュースをまとめてみるに…

  1. ミナルディはコスワース・エンジンを獲得、序盤の3戦は2004年マシンで戦う。
  2. 買い手が取りざたされてたジャガーはレッドブルが買収。チーム名は"レッドブルF1"。10年はやる、とコメントしてるらしい。
  3. ジョーダンにはトヨタがエンジンを安価で供給。

三つめなんだけど、トヨタモータースポーツとジョーダングランプリの契約は、ジョーダンチームの名称を変更させるようなものではなく、トヨタの名前が来シーズンにおいてジョーダングランプリとの関連で使用されることはない(F1Racing.jp)てのはどういう事なのかな? 来年のジョーダンは、"ジョーダン・トヨタ"は名乗らないという事? それにどういう意味があるんだろう。よくわからんな。

ま、何はともあれ来年もミナルディが見られるってのはめでたい話じゃ。


2005-11-16 この日を編集

[web] どびっくり (18:00)

あすなサイトのたかはしさんからお電話を頂く。業務関連(謎)の話に続いて明かされた驚愕の事実。えー、そうだったのー? ひえー。

驚きました。世の中狭いっちゅうか広いっちゅうか。へええぇぇぇとしか言えませんわ。

[Day] どげんなり (18:04)

それはそれとして、細々した仕事がちびちび舞い込んできてうんざりしている今日この頃。オレたちゃ便利屋じゃないんだけどねえ、とヤマちゃんと二人ため息をついたのは先週の話なんだが、相変わらずそっち系のネタが多いわ。

思いついたらすぐメール、も良いですけど、ある程度ネタがたまったところでまとめて連絡してくれませんかね。効率悪いッスよ。まとめてくれたら半日かからん仕事に、丸一日拘束されてる気分ですわん。

仕事の愚痴なんて、書いても面白くないから自粛してたんだけど、さすがに辛抱たまらんわ。

[Books] 啓示空間 (23:38)

4150115338 アレステア・レナルズ 著/中原尚哉 訳
カバーイラスト 鷲尾直広
カバーデザイン 岩郷重力 + WONDER WORKZ.
ハヤカワ文庫SF
ISBN4-15-011533-8 \1400(税別)

重厚長大(物理的に)

99万年前、"イベント"と呼ばれる謎の宇宙規模の災害によって滅亡したと言われるアマランティン族。彼らの母星、リサーガムの遺跡の発掘調査にあたる考古学者、ダニエル・シルベステの前にはいくつかの難問が立ちはだかっていた。近づく嵐とそれに恐れをなす発掘チーム・メンバーたちとの不和、さらには自らの社会的地位を脅かそうとする物たちの暗躍。そんな中、発掘を強行していたシルベステたち。すさまじい嵐を乗り切ったあとにやってきたのは、めまぐるしい状況の変化と、長く驚異に満ちた旅路の第一歩だった…。

1000ページを超える、笑っちゃうほどクソ分厚い本。こんな分厚いSFは「異星の客」(amazon)以来かも分からん。ここまで分厚いと、なんかクソ難しいことをくだくだごねる頭でっかちで難解なSFかもなあ、などと心配してしまうんだけどとりあえずそういう心配は杞憂であった。やってることはつまり、どこぞの遺跡でなぞめいた物が出てきたんでそれを追っかけていくウチに、気がついたら宇宙規模の巨大な秘密に行き当たっちゃってな、なんだってー!? って事になる、というような展開。ここに頭の回転の速い委員長タイプ(眼鏡なし)の美人さんと、メカ使いのうまい美人さんと、武器使いの達人の美人さんが絡んで、煮えきれないくせに我だけは強い主人公の男とその執事を振り回して大活躍する、ようなお話で、早い話がライトノベルで全6巻ぐらいになりそうなシリーズを無理から一冊にまとめてみました、な本であると言えるだろう。で、無理から一冊にしたもんだから、序盤のダレ具合が半端じゃないのよねこれ。

頭の悪い私にはこの本、とにかく「何が問題なのか?」がなかなか見えてこないのがどうにももどかしいのだった。お話は3人の美人さんたちそれぞれ(いやちょっと違うぞ)の、異なる立ち位置からのお話としてスタートし、それがいろんな紆余曲折の果てに一本のストーリーに収束していく。収束していくんだが、その収束の仕方がどうにもじれったい。読み終わって思い出してみると、確かに「切ってしまうよりはあった方がいいかもな」というパートばかりでできあがってる本なんだけど、それでも心を鬼にして、あっちゃこっちゃで300ページぐらいはばさばさと切っちゃっても良かったのではないかねえ。

終盤そこそこ面白くなるんで、がんばって読んできて良かったー、とは思えるのだけれども、最後まで来て「うわこんなに面白かったのか」と思わせるための序盤の冗長だとしたらちょっとかなわんな、という気はする。無意味に長い、とは思わないけど、やや芸がないんじゃないかこの長さは、って気はしないでもない。

SF的には、おーすげーとまでは行かないけれど、ほほうなるほど級なアイデアがそこここにちりばめられてて楽しいんだけど、全体の長さに埋もれちゃって損してるんじゃないだろうか。あと、いろんなところで日本製アニメの影響がちらりほらりと感じられるのは、最近のSFじゃあ仕方がないところか。熟練した訳者であるはずの中原さんの訳からも、なんかあっちゃこっちゃでアニメ風な軽さを感じてしまった。地の文はともかく、会話がちょっと好みじゃないなあ。全体的に濃縮還元ライトノベル(なんだそりゃ)を読んだ、ような感じ。この長さにかかわらず、途中で放り出そうって気にはならなかったんだからたいした物だとは思うんだけど。

(★★★)


2006-11-16 この日を編集

[Day] 今日の茫然自失 (16:56)

SOHO系の情報サイトとかで見かけて、これはオレでもできそうだなって思える仕事があったら、何はともあれ「やりまっせ」メールは出してみることにしてる。まあ多くの場合丁重にお断りされる(か、シカトされる)んだけど、今日のお断りメールにはちょっとショックを受けた。

早速ですが今回、(オレ)様との契約は見合わせさせて頂こうと思います。

理由ですが現時点でページ作成、発注の仕様、フロー等が完成していないこ と、また、(オレ)様のようにスキルがありすぎる方だと逆に報酬等の折り合い がつかないケースが今までに多々ありました。

な、なんだってー!?

できるからって仕事断られたのは初めてだ。喜ぶべきなのかこれは…。

でもなあ、スキルなんてのはありすぎる、なんてこたぁないと思うんだが。そりゃ仕事のボリュームとかで、必要とされるスキルはいろいろだろうが、そこはそれ、やる方はやる方でちゃんと考えまっせ。費用の話してくれたら良かったのに。多分オレ、そちらさんが想定してるあたりの費用で、喜んで請けると思うよ。安けりゃ短期でこなすしさ。

そもそもオレにゃ、それほどスキルありゃしねえって(つoT)。

[Oldbooks] 核爆弾投下本2題 (24:00)

未確認原爆投下指令破滅への二時間何の気無しに商売モノに手を付けるシリーズ。ピーター・ブライアント「破滅への二時間」(→amazon)、バーディック&ウィーラー「未確認原爆投下指令-フェイル・セイフ-」(→amazon)。共にちょっとしたことが原因で、核戦争の引き返し不能ポイントが超えられてしまう恐怖を描いた秀作。先に出たのはブライアントの本の方で、後発のバーディック&ウィーラー版が出たときに、その類似性をめぐってブライアント側がかなり強硬な抗議を行ったのだとか。ちなみにワタシは前者は未読、後者は学生時代に読んでたんだけど久しぶりに読み返してみた。

で、確かに似てるっちゃ似てる。少なくとも松本零士対槇原なにがしの一件よりはグレイの度合いが濃そうな気もしないでもない。ただなあ、ひとつのテーマがあって、それをお話として盛り上げようとしたら、やはりこの展開はある程度、お話を作る人ならそうならざるを得ないって部分はあるんじゃないかとも思うわけで、少々難しい話ではあるな。

ちなみに剽窃を訴えられるぐらいその構成には似たところがある両書だが、作家の持ち味みたいな物も同時に感じられて、同じような展開でもその味みたいな物には結構違いが出てくるのも興味深いところで。間違って水爆を積んだ爆撃機がソ連目指して一直線、ってテーマでデイル・ブラウンが小説を書くと前者、ジェフリー・アーチャーなら後者になるって感じか。それぞれハイテク軍事サスペンスとポリティカル・サスペンスの匂いが強めになっているわけですね。個人的には後発の強みもあるのかも知れないが、読み応えという点でバーディック&ウィーラー版の方に旗を上げたい気はする

なお、後者がシドニー・ルメットの名作「フェイル・セイフ」の原作になったのは有名な話だが、前者もこれを元に映画が造られているそうで。こいつを元にしてできたのが「博士の異常な愛情」なんだそうです。こっちは知りませんでしたわ。この原作からよくもまああのホンができたものだ。さすがはクーブリック。

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スラプスティクとシリアスな最終戦争映画、どちらも傑作です。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

nico [世間の考える「スキル」って自分が思うほど、高くないことがしばしばあったり。 自分自身、会社でパソコンが詳しいなんて思..]

加賀須野 旭 [正に高スギル、なんつって。 しかし実際問題、レベルが高すぎて就職先が無いとかいうのはよくあるようですよね。 ひとつ..]


2007-11-16 この日を編集

[Day] 一日お仕事

ごそごそごそごそ。


2009-11-16 この日を編集

[Day] 振ればいいだろ (24:47)

めぷちん喘息持ちの強い味方の気管支拡張剤、メプチンエアー。新しいのもらいに行ったら薬局のおねいさんが「実は少し使い方が変わったので」って説明モードに。

ご覧の通りインへラーの下のところにちっちゃな窓が開いてて、そこからちょろっと数字が見えている。「最初は102なので、使う前に2回強く押して数字を00にして、それから使ってください。で、左の窓の方に赤い印が出たらそろそろ新しいのに交換してくださいね」だってさ。

残量なんて振ってみたら分るんじゃないの? と思うんだけど、世の中には「残量が分りづらい」なんてクレームをつけてくる患者さんも結構いるんだそうで、その辺に対応するための処置なんだそうな。なんかこう、患者力をバカにされてる気がしないでもないな。

吸入口のキャップやボンベ本体が取れにくくなってたりする(ズボンのポケットに放り込んでると、結構頻繁にボンベ部分が外れちゃったりすることはある)のは歓迎なんだけど、全体としては「余計なことすんなよ」感満点だな。どうもこう、過保護なアイテムばかりが世の中に蔓延しつつあるような気がして、少々面白くないぞ。

[Books] クリスタル・レイン (25:05)

クリスタル・レイン(Buckell,TobiasS/著 金子浩/翻訳 BuckellTobiasS./著 ほか) トバイアス・S・バッケル 著/金子浩 訳
カバーイラスト Stephan Martiniere
カバーデザイン ハヤカワ・デザイン
ハヤカワ文庫SF
ISBN978-4-15-011728-3 \1000(税別)

人類が入植を開始した直後、超空間航法を可能にするワームホール・ドライブ・テクノロジが失われ、科学文明の維持進化が不可能となったとある惑星。今この星の人類は、ナナガダと呼ばれる、少々いびつな近世文明レベルのもとでゆるやかな民主政治で統治される勢力と、アステカと呼ばれる特殊な神権一致の勢力が長く勢力争いを繰り広げていた。だが、この危うい均衡に大きな変動が起ころうとしていた。複数世代に渡ってアステカ側が穿っていたトンネルが、ナナガダとアステカを隔てる急峻なウィキッドハイ山脈を貫こうとしていたのだ…。

入植したは良いが後が続かず文明レベルがずるずると後退し、ハイテクが使えなくなってしまった世界で起きる冒険譚、ってのはまあエンタティンメントSFの1ジャンルとしてそれなりに定番と言えなくもないけれど、本書はここに妙な南米風味を持ち込んできたあたりに新しさがあると言えるか。マヤ・アステカ的世界観と言えばアニメ版「スター・トレック」でちょこっと語られたような記憶がある(ケツアルコアトゥル、つー宇宙船とも何ともつかぬものが登場したエピソードがあったような…)が、それ以来ではないかね。著者のバッケル君は自著を「カリビアン・スチームパンク」と呼称しているようだがそりゃちょっとやり過ぎとしても、ちょっと目先の変わったアドベンチャーSFとして、水準を満たした楽しめる作品になっていると思う。

文明レベルが後退した世界で繰り広げられる冒険譚に、アステカ文明の血なまぐさい一面が追加されるのが、そこはかつてのアステカ人が血に飢えた人種だったという話ではなく、そこにちゃんとした理由がつけられるってあたりはSFの便利なところ。最初は単純に文明が後退した世界での冒険モノであると思われる世界の背景に、あらすじでもちょっと語られた、超空間航法が失われたことで外宇宙と切り離されてしまった惑星の中で、案外いろんなモノが外界と切り離されていないらしい、あたりがほの見えてくるような構成はなかなかうまい。

全体的にびっくりするようなアイデアやシカケが隠されているわけではないんだが、登場人物たちのキャラの描き分けがかなり念入りで、かつどこか抜けてるのがなかなか楽しめる。主人公のジョンは30年前に海岸に打ちあげられたが、その時点で記憶を失っているのだが、なぜか歳を取るスピードが非常に緩やかで、かつ航海術や地勢の把握の能力に長けた、常人とはちょっと異なる力を持っている謎の存在。彼を追跡するペッパーもまた、ジョンと同様歳の取り方が遅く、こちらはさらに常人離れした圧倒的な戦闘力を持つ人物なのだが、彼らがどうしてそうなっているのか、読み進んでいって明らかになってくるその正体なんかは、おおそうなのかと膝を叩くと言うよりは、「そっちかよ」と少々苦笑するような味付けになっているあたりも、今風なエンタティンメントSFと言えば言えるのか。骨太に見せかけて、その骨太い割にカルシウム足りてんのか? とツッコミ入れたくなってしまうような不思議な構成なんだな。

なんだろね、これが洋物SFにおけるライトノベル的方法論の成果物、と言えたりするんだろうかとちょっと思った。や、楽しめるんでこれはこれでいいんですけど。

★★★☆

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

TUX [●残機数…もとい(笑)残量(噴霧回数)カウンターかと思いました、時をかける少女みたいな(爆)]

rover [いやいや、正体はもっと原始的で、多分押した回数をカウントしてるだけで、ガスの残量なんかが正確に分るものではないでしょ..]


2010-11-16 この日を編集

[tDiary] amazonプラグイン

うーん、なぜか書影が表示されなくなっている。isbnコードだけがテキストで表示されていて、amazon.rbを呼びに言ってないって感じだな。試しに今読んでる本を貼ってみるテスト。

ああ、やっぱりダメか…。なんだろう、ここのところ微妙にXREAが重い感じもあるので、サーバの都合だったりするんだろうか…。

昨日の晩、XREA s61〜s82あたりまでのサーバがずどんと落ちてた。今はs74だけが不調のままで他は復旧しているように見えるけど、やっぱり書影は表示されないな。何なんだろう…。


2011-11-16 この日を編集

[Oldbooks] 今日の古本を見て一言

画像の説明なっつかしいなあ、週刊サンケイ特別増刊、「'85阪神タイガース130試合全記録」。なんかいろいろあった年だったよ。オレが一応バイトじゃないところに就職した年だったし、日航ジャンボの墜落事故があり、タイガースが日本一になり、最後にオレが籍入れてオチが付くという。

オレもこの時のタイガースの優勝特集本は何冊か持ってたはずなんだけど、どこにやったかな。引っ越しのどさくさで無くしちゃっただろうか。Numberの別冊かなんかがちょっと良かったんだけど。誰だったか忘れたんだけど、85年の阪神ってのがそもそも何かに憑かれたような状態だったのであって、その翌年には(うろ覚えだけど)「掛布の薄ら笑いに代表される、いつもの阪神に戻っているだろう」なんて事を書いてたライターがいて、癪だけどその通りだよなあと思ったのを憶えてる。実際そうなったし。

でもあの年のおかしな盛り上がりの最中に、大阪で暮らしてたのはそれなりにラッキーだったと今は思えるよ。結婚の話をするために優勝騒ぎの真っ最中に大阪に出てきたオレの両親は、「大阪というのは日常的に暴徒が跋扈している街なのか?」とかなり驚いておりましたが(w。

[web] 出オチ感が…

なんかそれなりに話題になっているらしいインターネット依存度テスト(久里浜アルコール症センター)。やってみたけど自分の点数は27点で、平均的なオンライン・ユーザーです。という事だったみたいだけど、別にそれで「おおよかった」とも思えんなあ。

なんつーか、まずもって「インターネットする」ってのを定義してくれよ、って気が先に立っちゃうんだよな。


2013-11-16 この日を編集

[Day] おかしなスイッチ入ったか

スポーツ報知タバコ買いにコンビニに行ったら見つけちゃった、スポーツ報知、まどか☆マギカ特別号、300円。昨日映画観たところだったのでつい手が伸びちゃった。内容は基本的にインタビュー記事で構成されていて、テクニカルな部分のお話はない(あたりまえか)んだけど、インタビューのメンツの構成がちょっと面白くて、シャフトの久保田さん単独に新房監督×虚淵さん×岩上プロデューサ、ってあたりはまあなるほどね、なんだけど、キャストさんの配置がほむら×キュウべぇ、なぎさ×さやか、まどか×マミ×杏子、って組み合わせでの対談になっていたのが少々新鮮な組み合わせだったかも。

ま、一仕事終えた(公称)休日の午後に、ビール舐めながら読むにはちょうど良い読み物ではございました。

[Anime] 定期視聴番組

「凪のあすから」、「革命機ヴァルヴレイヴ」、「キルラキル」、「のんのんびより」。少々面倒な人が話をかき回す前の二つ、キャラの魅力で押し切っちゃう後半の二つ、って感じだったかな。

「凪…」はいろいろもどかしい展開の裏に、なにやら世界の根幹にかかわるものがあるのかも、と言うのを仄めかされた回。これは意表を突いてコンビニの姉ちゃんが実は最重要人物だった、的なオチが用意されてるってことなんだろうか。

「ヴヴヴ」は話の重点をどこに置くのか、ってところを作り手も迷ってるんじゃないか、ってあたりが案外ストレートにこっちに伝わって来ちゃうあたりが問題なのかな、などと。エルエルフの復讐譚なのか、ハルト君の自己を取り戻す(ような)話なのか、どっちに持っていきたいんでしょう。

「キルラキル」、マコちゃん一家の暴走話は、実はその筋においては大変にオーソドックスなものだったんだけど、演出でここまで面白くしちゃうか。王道のお話をかなり(下品な方向に)崩してきた見せ方はかなりおもしろかったです。

「のんのんびより」はとても好き。オレのあすみん補正が、好き方向のベクトルを増大させてるんじゃないかってツッコミは、甘んじて受ける(^^;。


2014-11-16 この日を編集

[PC] 三度出撃

寝る前に外しておいたマザボを抱えて三度街へ。ドスパラにボード持ち込んでこれこれこういう状態なんだが、と説明したらば店員さん、ボードを一瞥するなり「あ、これはCPUソケットのピンが曲がっているんですね」って。こっちはてっきりメモリスロットがおかしいんだと思っていたのでちょっと虚を突かれた感じ。最近のCPUはピンがCPU側じゃなくソケット側についてるんだねえ。で、そのピンの一部が曲がっちゃって、それがたまたまメモリ周りの担当ピンであった、ということらしい。

「一応こちらでは完品という形で販売しているものですので、こういうのは保証外になっちゃうんですが…」ですって。「ああ、これは俺がやっちゃった、ってことなんですね」つーたら「そこは正直はっきりとは言えないんですけどね。直せるかもしれないのでちょっとやってみましょうか」つーて店員さん、デザインナイフで慎重にソケットのピンの立ち並び具合を調整し始め、そっとCPUかぶせて電源入れると、おお、ちゃんとメモリを二本認識してくれちゃってるじゃないの、もしかして直った? ……と思ったら、やっぱり何度か試してみると認識できない状態の方が多いみたい。

「やっぱダメですかねえ」と声をかけてみた(買い直すしかないか、と覚悟してね)らば店員さん、「今回は原因が特定しきれないので、一応同じものがあったら交換しますね」って。え、取り替えてくれるんですかい? 棚を漁ってみたらばバルクのマザーで同じもの、というかリビジョンC、という俺が買ったものよりちょっとバージョン上がったものがあったのでこちらをどうぞ、って。「こちらのチェックが甘かった可能性もあり、厳密にどちらに責任があるのか特定しきれませんので、今回は特例ということで交換しますね。ほかの店舗さんとかではたぶん効かないと思います」だそうです。わお、ありがとう!!

こっちは同じマザーのバルクがまだあったことはわかってたので、そっちからもう一枚買うしかないんだろうな、と覚悟してただけにこの対応はとてもありがたかった。ドスパラの人、いい人だ(w。

結局新しいマザーに換えてもらってお家に戻り(ええ、ちゃんとぷはーしましたよ、立ち飲みのおっちゃんが『珍しいね』的な顔してましたわ)、慎重にCPUをセット、メモリを挿して結線して電源オン、おお、ちゃんと16Gbのメモリを認識してくれたぞ。うわあい。

ってことでアドビ一族と秀さん一家、その他よく使うツールをインストールし直してどうにか仕事できるとこまで持ってこれたような気はする。実装メモリが4Gbから16Gbと4倍になったところでどんだけ気持ちがよくなったかは、少し使ってみないとわからないだろうね。HDBenchは…さすがにもういいよね(^^;。

[PC] 認証とな

そんなこんなでシステム更新中、突然「おめーのプロダクトコード、すでに登録されてるぞ」などというメッセージが。どうやらシステム構成とかが変わっただけで、使用者チェックが入るんだね。

別に悪いことやってるわけじゃないのでガイダンスに従って電話、音声ガイドに従って認証処理をしたんだけどそこではうまく認証ができず、サポートセンターに電話を繋いで担当者さんの指示に従って数字の羅列を入力し直してどうにか認証のし直し完了。これ、マシンを変えたり再インストールしたりしたときには避けられない儀式なんだろうかね。ちょっと煩わしいなあとは思う。

とはいえ日曜の22時過ぎに電話しても対応の人(女性だった)がいる、ってのはちょっとすげえな、とは思いましたよ。MSの中の人たちも大変だな。


2017-11-16 この日を編集

[Day] 何となく調子悪い

画像の説明床に伏せって呻吟するほどでは無いんだけど、何か身体重い感じ。一応テレビも見てますけど日にち経ちすぎだな。今日はかなり元気あったので、三宮まで出て映画観てきました。感想は改めて。家に戻ってきたらやっぱり身体が重たい感じでいやはやうーん(^^;。

[Chinema] ブレードランナー2049

スタッフ
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
脚本:ハンプトン・ファンチャー/マイケル・グリーン
原案:ハンプトン・ファンチャー
音楽:ハンス・ジマー
原作・キャラクター創造:フィリップ・K・ディック 『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』
製作総指揮:リドリー・スコット
出演
ライアン・ゴズリング
ハリソン・フォード
アナ・デ・アルマス
シルヴィア・フークス
公式サイト:http://www.bladerunner2049.jp

高性能だがピーキーすぎるレプリカント、ネクサス・シリーズで世界を混乱させてしまったタイレル社は倒産、その資産を受け継いだ天才科学者、ウォレスによって無制限の寿命と極めて落ちついた性格を持つ新型レプリカント、ネクサス8型が登場していた。ウォレスによって開発された合成食料の量産も成功し、人類は2020年の「大停電」の危機も乗り切り、なんとか平和を享受している。この時代、旧型で人類にとって潜在的な危機となりうる旧型のレプリカントたちの捜索と排除にあたる警察官たちは、ブレードランナーと呼ばれていた。

そんなブレードランナーの一人、Kは与えられた任務を無事遂行するのだが、その過程ですでに死んでしまったレプリカントの遺骨を発見する。調査の結果そのレプリカントの遺骨には驚愕すべき傷跡が残っていた……。

そもそもソフトが様々なバリエーションが存在し、K・W・ジーターによる続編小説などという(厄介な)物が存在し、その上監督のリドリー・スコット本人が「デッカードもレプリカント」なんて発言をかましたりと、巨大なカルト作品故に様々な後付け情報が加味されて訳分からんことになってしまった巨編の続編、なんて物が造られる訳はなかろう、もしくはそんなことしたら大火傷だろう、と思っていた作品が本当に造られるとは。しかもそれが結構良い出来になっていようとは思いもしなかった。これはかなりの拾い物かと。

大ヒット、もしくはカルトになった作品の続編というのは、ともすれば前作の見栄えの良い部分をなんとかして、少しでも多く引き継いでそこを見せ場にしよう、なんて目論見が入り込むもので、それが続編の出来を逆に低い物にしてしまいがちなんだけど、今作はそこはかなり控えめで、むしろ前作で用意されてた様々な魅力的なパーツを意識的に排除し、それとは違う、新しい世界観を構築しようとしている感がある。あらすじでも触れた「大停電」という世界リセットがありましてね、でかなり豪快に旧作の世界観をさっぱり消し去って、その上で新たな物語を構成する、という形。その上で前作、というかそもそもの原作であるディックの世界観であるところの、「俺は本当に俺なのか?」ってテイストの部分は改めて、かつ新鮮に作り込まれている部分が本作の魅力なんだと思う。

非常に思わせぶりな描写が多く、前作同様カルト作品的に語りがいのある要素てんこ盛りなのも魅力と言えるか。アドバンスト・ミクとも言えそうなバディAIのジョイとか、ジョイの起動音が「ピーターと狼」なのは何か意味があるのか、とか、ロス警察の公式印刷物にだけはなぜ日本語の表記があるのか、とかね。ただ、そういうヒキは色々あるけど前作なみにカルトな巨塔としてそびえ立てるかと言えば、そこはどうなんだろう。前作も欠点が無かった訳では無いと思うけど、本作は前作以上にそういう部分が多かったと思う。結構気になるところもあるんだよね。たとえば、

  • 発掘されたレプリカントの遺骨(?)に刻印されたシリアルは N7……に見えたけど、彼女はネクサス6だったのでは? (前作の)最後の最後に彼女はまた別、みたいなモノローグがあったと言うことは彼女はネクサス7?
  • なんでデッカードはK相手に最初あんなに敵対的だったの?
  • デッカードとKの許を襲撃したチームはなぜKを放置して立ち去ったの?
  • ネクサス6には6年(4年だっけ?)という寿命が設定されてたのに、その後の時代に厄介なレプリカントが残っているというのはどういうこと?
  • Kにある意味特別な初期設定が施された(んだよな?)理由は?

とかなんとか。こういう、良く分からんことを含めつつ、お話はかなり凝った、だが華やかではない映像が続き、しかもそれが結構長めで、かつ見ている側の生理を気持ち良くしてくれるような展開をハナから捨てている感じがして、見ている間になんだかタルコフスキーのSF映画を見ている気がしてしまったんだった。深いことをやっているんだな、とは分かるが何でそんなにそこに時間を割くんだろう、って気になってしまって意外と映画本体にのめり込めない自分がいたのも確かなところで。悪くはないんだけど、諸手を上げて大絶賛、までは行かない感じだったかな。観る人を選ぶ映画なのかも知れない。

とはいえ随所で挟まれる前作への目配せとか、良いところもあったんですけどね。ガフ君に再会できたのは全然予想してなかったので、ちょっと嬉しい驚きでしたよ(^^;

★★★


2018-11-16 この日を編集

[Day] お出かけ

映画観に行ってきました。お題は「GODZILLA 星を喰う者」。感想は別に書きますが、これはこれで、悪くなかったと思いますよ。補助線として有効かな、と思うのは「GODZILLA 星を喰う者」虚淵玄・静野孔文・瀬下寛之鼎談インタビュー、あのラストはどのように生み出されたのか?(gigazine)あたりでしょうか(via 理工学部アドミン日記)。

[Chinema] GODZILLA 星を喰う者

スタッフ
監督:静野孔文/瀬下寛之
脚本:虚淵玄
原案:虚淵玄
製作:吉澤隆
音楽:服部隆之
出演
宮野真守
櫻井孝宏/花澤香菜
杉田智和/梶裕貴/諏訪部順一
小澤亜李/上田麗奈
公式サイト:http://godzilla-anime.com

概念としての怪獣、教義の先の英雄

土壇場でゴジラにとどめを刺すことを止めたハルオの行動によって決戦都市メカゴジラは潰滅。今や人類はゴジラに対抗する術をほぼ失っていた。そんな中、エクシフのメトフィエスは生き残った人類たちの中で自らの教団の信者を増やしつつあった。彼の真の目的はエクシフを滅ぼした「王たるギドラ」を地球に招き入れ、ゴジラを殲滅することにあったのだ、そのために必要なものとは…

シリーズ完結編。以下ネタバレになるかも知れませんのでご注意

人類連合最後の希望だったメカゴジラ・シティも失い、少なくともテクノロジーではゴジラに対抗できなくなった彼ら、それはビルサルドの技術と地球人類の意思の敗北を意味していた。そんな彼らの最後の切り札は、エクシフの宗教。自らもギドラに滅ぼされながら、そのギドラを王なる存在と位置づけ、ギドラによる殲滅によって人はもう一つ上のステージに上がることができる、とするエクシフの教えを広め、その信者たちの宗教的な情熱と信者たちの先頭に立ち、ゴジラに対して飽くなき敵愾心を持ち続ける人物を英雄とすることで、英雄の戦いに超絶的な存在であるギドラが召喚できる、というのはまあ、ポアにあけくれる人びとの愚かな行為の上にワルキューレがやって来て全てを終わらせることが至高、と言う考え方と言えるのか。

そういうのがお話のバックボーンであるから、例えば別の世界のガイアであるギドラが地球に来襲し、破壊神であるゴジラを圧倒するのだが、そこで地球のガイアであるモスラが復活し、破壊神と地母神の融合によって未知のガイアを退ける、みたいな、まあ怪獣映画ファンなら何となく予想する展開は、この映画には期待できない。あくまでこのお話は怪獣が出現する理由と、それに対して人はどう向き合うべきなのか、あるいは文明の発達の先にあるものとそこで何に向き合うことになるのか、というある意味哲学的な命題に何かの解を得ようとするようなお話。そしてその試みは、巧くいったかな? って話になるとちょっと辛いかも。

観念の話がメインになるものだから、どうしても特定の人物の長広舌でストーリーが回されることになってしまうこと、それ故に怪獣映画を期待して観ていると酷い目に遭う映画、ってのは言えると思う。「脚本:虚淵玄」を一時も忘れたらあかんよ、って話ですね(^^;。

そんな造りだから興行成績も苦戦してる、って話も納得はできますな。本来の怪獣映画を期待して観に行ったら金返せレベルの映画であることも確かだと思う。ただ、それだからこそ「ゴジラ」というアイコンでこの話を創りたいと思った制作陣のガッツには拍手したいと思う。残念ながらとても巧く行った、とは言えない出来ではあると思うんですけど。

先にも書いたけどお話の構造上、特定の人物の長口上でストーリーが回されざるを得ない形になっているのは惜しいと思うし、ビジュアル的な見せ場が少なくなってしまうっていう恨みもあると思う。評判が悪いってのもまあ解るんだけど、これはこれで見どころのある映画と言えるんじゃないでしょうか。クラークの第三法則を下敷きに、魔術が宗教にすり替わった時の危うさに言及した作品、と言えるんじゃないかしら。

一応個人的には、「ゴジラを憎む」存在であるハルオ(観測者、と言うことですね)が最後にゴジラに対峙し、その存在を消したことでゴジラもまた消滅し、地球はフツアの民の星になった、というオチであるのかな、と思ってるんですがそこはどうなんだろうね。あと、それは確かに一時的なハッピーエンドではあるけれど、フツアの民がこの先進化しないとは言えないわけで、ハルオの行為は新たな怪獣の出現を先延ばしにしただけ、とも言えるような気もするんだけど、そこのところはどうなんだろう…。

★★★☆


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