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こういうのも行き過ぎた特許ビジネスって言うのかな、NAOシフト。はやい話がOnClickなどで別ウィンドウが開くってヤツ、あれは"NAOシフト"なる特許技術なんでユーザー登録して使わなきゃダメですよ、と言うことだそうで。んでこのページから"■NAOシフトとは"ってリンクをクリックすると当然のごとく別ウィンドウが開いて説明が表示されるんだけど、ソース見たら単にJavaScript使ってて、しかもどう見てもDreamWeaverにお任せ状態(MM_なんたらかたら、って関数名はDWが吐き出すソースだよね)ってあたりが笑っちゃうなあ。自分とこで考えた表現手法をよそ様のオーサリングツールが採用してるのに、ほいほいそれを利用するってのは問題ないのか? それともMacromediaからしっかり金ふんだくってるってこと? いろんな意味で情けねえなあ。ネタ収拾元は neroのメモ帳 さんでした。
ちゃんと情報収集しとくべきでしたな。Bフレッツ マンションタイプってのは、マンションの入り口までがFTTHで、そこから各家庭にはVDSLで繋がるような仕掛けなんだ(参考資料 Broadband Watch)。モジュラにスプリッタ挿すだけ、なんていうからなんでそれで光になんねん、と思ったんだけど、我が家までファイバーを通すようなことはしないわけですな、なるほど。してみるとBフレッツのスプリッタ→eAccessのスプリッタ、と繋ぐことでBフレッツとADSLが共存できたりするんだろうかね。いや、それが一体何になる、と言われたら返す言葉もないんですが。
とりあえずADSL解約→光に乗り換え、ってあたりのタイミングをあんまりシビアに考えなくても良いってことなんだな。多少値が張る月ができちゃうけど、光の開通を確認してからADSLを解約する、でも問題ないわけだ、なるほどね。
ふっふっふ、レディースデイでるんるんで映画見にいって、街で風邪もらって帰って来てやんの。んでもこういうときに限ってのんびりやればいいやと思ってた仕事が一日前倒しになったり、訳の判らんリフォーム業者の訪問があったりしてドタバタしまくるのであった。はふう。
ウッドハウス暎子 著
カバー写真提供 Alastair Morrison
カバーデザイン 新潮社装幀室
新潮文庫
ISBN4-10-120731-3 \552(税別)
ISBN4-10-120732-1 \552(税別)
風雲急の19世紀末から20世紀初頭のアジア。ロンドン・タイムズ特派員、G・E・モリソンはこの時期北京にいた。オーストラリア人である彼にとって、最重要の課題は祖国の安全。そのためには英連邦の安全が必須。だが北清事変以降の中国は清朝から得られる利権を巡り英国、ロシア、そして新興国家日本が水面下で激しいつばぜり合いを繰り返している。ボーア戦争で疲弊している英国には、今中国大陸でロシアが既得権益のために行動を起こせば、それを押しとどめるだけの余力は残っていない。ならばと考えたモリソンは、積極的にロシア・清朝間の密約をすっぱ抜き、ロシアの中国への野望を明らかにしようと奔走する。その目的は、同じくロシアの極東進出によって、自らの植民地政策に大きな齟齬をきたす事になる日本に、対ロシア開戦の動きを加速させる事。バイタリティーに溢れ、培った人脈も豊富なモリソンによって、日本、そして世界の世論は大きく動いていく…
日露戦争の「陰の仕掛け人」と言われた一人のジャーナリストの動きを中心に、20世紀初頭の各国の外交戦略、そこに飛び込んだ若い新興国日本の苦闘を織り交ぜて描かれる日露戦争。日清戦争から三国干渉の屈辱を経て、一等国にのし上がろうとする近代日本がが初めて経験する本格的な外交戦、その陰で日本にとって多大な恩恵を与えた一人のオーストラリア人ジャーナリストの物語。
不偏不党、完全に中立こそがジャーナリストの立ち位置、なんてのがお題目でしかない事は判りきった事なわけで、人がなにかを書くって事には、多かれ少なかれ、その個人の意志が入り込むものだろうと思う。モリソンにとって最重要なテーマとは自国の安全。それは国益と言い換えてもいい。それを突き詰めて考えていくと、20世紀初頭の世界において、祖国オーストラリアの安全は盟主国である英国の安定以外になく、それに対する最重要の脅威が東進を画策するロシアであり、盟主国に適切な対応が取れない事情があったとき、代りになる手段があるとすれば、それは同じく国益を損なわれようとしている日本に、英国の代りにロシアと戦ってもらう事しかない、という大変に明晰な理屈から、モリソンはロシアの動きを追跡し、その情報を自らの新聞で、また、直接日本の政治家、軍人に流していく。ここには厳正中立、なんてお題目は存在しない。モリソンは日本に戦争して欲しいのだし、それは最終的にはオーストラリアの国益にかなう事だからそうしているわけで。
などと書くとなにやら策謀家に見えてきてしまうこの男なんだが、そういう面も確かにあるんだが、北清事変の折(映画『北京の55日』の世界ですな)には日本の軍人たちと行動を共にして、彼らの人品にいたく感銘を受け、自らも日本贔屓になっているあたりで、この人間を単なる策謀家、とも決めつけにくくなってしまっているあたりが人間の面白いところだろうか。一面では冷徹なマキャベリストの雰囲気を持ちながら、もう一方で、そのマキャベリズムの力学が向けられる先の国、国民に感情移入してしまうあたり、ついでにエネルギッシュなジャーナリストである一方で、わりかし女運には恵まれていないように見えるあたりも併せて、憎めない人間だな、とも思ってしまう。彼の活躍のおかげで、膨大な数の日本の若者たちが死んでしまう事になるのだけれども。
さらにいうなら、確かにモリソンは「陰の仕掛け人」であるかも知れないけれど、表舞台の、百戦錬磨の諸外国の外交官、さらにはその指導者たちの外交感覚の切れ味は、モリソンの頑張りのそのまた上を行っているのかも知れない。んで、帝国主義の最後の時代に参入してきた若い国家たちの意識と体力の差が、その後、20世紀を過ぎて今に至るまでいろんなところに現れているような気がする。ここで言う若い国家とは、日本、アメリカ、ドイツ。古株である英国は、幾度も亡国の危機に陥り、また、一時的に国際間での発言力を大きく落としてしまうけれども、決して完全には没落しない。フランスも(かなりボロボロではあるけど)同様。だけど若い国家は、些細な瑕疵で壊滅的な打撃を受けてしまう。カイザーの外交感覚の欠如でこてんぱんに潰され、その後念の入った事にもう一度、新しい帝王をいただいてまたこてんぱんにされたドイツ、日露戦争の成功のおかげで、それまでの念入りな外交感覚を忘れ、同じくこてんぱんな目に会う日本。結構マズい手を打ってるんだが、有り余る体力のおかげでなんとかこてんぱんな目に遭うところまでは行っていないアメリカ、と言う感じだろうか。いろんな意味で大英帝国の懐の深さの怖さ、を感じてしまいますな。
今やアメリカが世界の情勢の中で一番大きな影響力を持った国家である事は間違いないのだけれど、でもやっぱりあの国は若造の国なんだよな。この先どんなスカをやらかすか判ったもんじゃない、という気はする。日露の時にはルーズベルトの外交はそれなりの成果を上げる事ができたけど、それはまだ、あの国が正式に世界一の国家、などとは言えない時代だったから。どこかに奥ゆかしさがあったのだよね。その辺も無くしちゃった今のアメリカが、なにかの弾みでずどーんと値打ちを下げちゃうような事があるんじゃないかなあ、なんて、ふと思ったりもしますな。
で、そうなったときでも英国ってたぶん、「困ったもんだねえ」とか言いながら飄々と生き延びてるんだろうな。
でも日本はどうなるだろうねえ。
などと要らん事を余分に考えながら楽しませていただきました。櫻井よしこの頭悪そうな"解説"が邪魔だが、それ以外は、なかなか。
(★★★)
色の名前辞書計画。日本に存在する色の名前を全て網羅する
という目的で開設されたサイトなんだが、いやあ楽しい。基本的に商品の色名や塗料カタログの色名などをどんどん網羅していこうと言うことなんだと思うが、模型屋さん的にはちゃんとダックエッググリーンとかレドーム、青竹色、ジャーマングレーなんぞというなじみの色がしっかり載ってる。飴色もあるぞー。みんなこんな色で零戦塗りたいかー(しつこいなオレも笑)。ああでもジンクロが見あたらんなー。今はジンクロ(もしくはジンクローム)なんて使われないのかしら。
デザイナーさんなら16進の色コードでも何となく話は通じるんだけど、営業さんだとそうも行かんときがあるんで、色の名前が分かるサイトがあるといいなあと思って探してて見つけたんですけどね。だからといって営業さん相手に「ここは使徒グリーンにしましょう」なんて言って分かってもらえるとは思えないけどなー(w。
模型ファン的にはこっちも有用。Federal Standard 595 Paint Spec。連邦標準規格色、いわゆるFSカラーのわかりやすいチャート。塗料探しまでコミでやりたいのならUrban Fredriksson's Color Reference Chartsなんてのも役に立つかも。
何はともあれくれぐれも、「ハイエロファントグリーン」とか「ハーミッツパープル」とかもあるのかなあ、って時間を無駄にしないようにな(無駄にしたヤツ)。
□ TUX [●どどめ色を探したら、ホントにあったので驚きました(爆) ●ハッ、すみません。仕事に戻りますです(泣)]
□ 加賀須野 旭 [あっ、「機体内部色」がない(笑)というかあれは何色? Mr.カラーだと青竹色に「ジンクロ」と振られてましたが別物なん..]
□ rover [ええええええっ?>青竹にジンクロってルビ 青竹は言ってみたらメタリックブルーだし、ジンクロは少し黄色がかった緑色だと..]
□ 珊瑚海 [説明しましょう…。青竹色とは、ジュラルミンの地肌(機体内部、隔壁や脚収納部)に青緑色かつ半透明の防錆塗料を塗布した『..]
□ 加賀須野 旭 [おお〜…珊瑚海様解説ありがとうございます。 「青竹色」と書いて「ジンクロ」と読むってワケじゃなかったんですね(格別ず..]
□ rover [うおう、さすが珊瑚海さん、勉強になったです。そかー。ジンクロつっても千差万別なんですね。してみるとRLMグレイっての..]
□ 珊瑚海 [ドイツ機の防錆塗装は殆ど資料がありませんが(RLMグレイは通常の塗料と思います)、恐らくヨーロッパの金属製品一般の防..]
自分の住んでるマンションで火事があったことにも気づいていなかった、のも記憶に新しいわが家であるが、本日のお昼過ぎ、家の外でがっしゃんと言うかなり大きな音が。うちは10階建てマンションの1階で、普段から子供らが玄関先を賑やしく走り回ったりしてるもんだから、連中のいたずらか、上の階から物干し竿でも落ちた(結構いろいろ落ちてくる)のかな、と思って気にしてなかったんだけど、そのあと妙に外が騒がしい。
んで外に出てみると、お巡りさんの群れとなぜか靴が転がってて、雨水用の排水管が途中でへし折れておる。
誰ぞダイブしたらしい(^^;)
お巡りさんにもいろいろ聞かれたけど、別に争うような声も聞いてないし、いきなりのがっしゃん、でそのあとに声が聞こえたわけでもなく。役立たずな住民ですいません。靴は散らかってたけど血だのは全然見あたらなかったわけだが、いったい何が起きた物やら。
とりあえず俺んちの玄関先に降ってくるのだけはやめてくれ、とは思った。
西鈴の腐れレンタルビデオチェーン店はハヤカワの文庫は一切置かない、と決めたのかと思ってたんだが、豹と鼠は例外なのか。なるほど。
というわけで「マルドゥック・ヴェロシティ」は確保可能なのね。どっちにしてもそれ以外は全部アウトなので、やはり一度は三宮に行かんとあかんわけだが(つoT)。
いろいろあって「灼眼のシャナSecond」「機動戦士ガンダムOO」だけ。んーと、とりあえず何でもファーストガンダムになぞらえないと話が見えないロートル的には、今はお話がランバ・ラル編に入ったと言うことなのかな。ちょっと(ファーストでは隠し味だった)ジンバ・ラル絡みのお話の展開も加味されてる、ってな感じ? とりあえずさらに様子見な方向性で。
次回は80年代前半の「世界の艦船」を60冊ほど追加しようかと思っているのですが、こちらは82年の3月号。前年12月に進水を果たした「しらせ」に、ちょっぴりページが割かれている。
私は基本的にメカニクスの機能的な部分の論理や理屈には全然疎く、何かを批評する時に最初に来るのは見た目の楽しさがあるか、だったりするワケなんだけど、その伝で行くと「しらせ」って面白くない船、というイメージがあったのだった。どこがイヤかと言えば、船腹一杯に拡がった艦橋構造物の造形。なんというか、それは船か? と思ってしまったのだよね。いろいろ必要があってこのデザインになったのだと思うのだけれど、やっぱりお船のブリッジにはキャットウォークがくっついてて欲しいよなあ、とか、かなりわがままな希望が叶えられなかった(ささやかな)恨みがあったりして。
そんな「しらせ」も艦齢25年を超えて今年が最後の航海。「そうや」、「ふじ」にはあった保存先も見つからず、どうもお船自体は解体されて残らず、名前だけが次の砕氷艦に引き継がれるという流れに落ち着きそうなんだけど、それはそれで少々残念なような気がする。私は形の面白さが感じられなくてイマイチ好きになれない船ではあるのだけれど、それでも世界屈指の性能だった砕氷艦、何とかして残してくれたら嬉しかったのだけれど、なかなかそういう話にも行かなかったのかな。
何はともあれお疲れさまでした。今まで気がつかなかったけれど、実は「しらせ」のリアビュー、どうしてなかなか魅力的な物だったのですね。スクラップにしちゃうのは惜しいなあ。
神林長平 著
カバーイラスト 遠藤浩輝
カバーデザイン 岩郷重力+WONDER WORKZ。
ハヤカワ文庫JA
ISBN978-4-15-030939-8 \940(税別)
人類の進化に行き止まりが見え始めた時代、原因不明の臓器崩壊現象に対抗する人工臓器の開発、製造を一手に握り超巨大企業に発展したライトジーン社は、その巨大さ故に今度は危険視され、解体されてしまう。いくつかの人工臓器メーカーがしのぎを削る現在も続く技術開発競争の影では、臓器をめぐる犯罪や不可解な現象もまた多発していた。ここで起きる、厄介な割に大した見返りの期待できない事件を専門に扱う市警第4課に協力する男、菊月(キクヅキ コウ)虹。彼こそはかつてのライトジーン社の解体のきっかけのひとつとなった存在、初めて成功した完全な人工生命体だった。しかも彼には通常の人類がかつて持たなかった強力なサイファ能力も有していたのだ…。
もとは朝日ソノラマから出ていたもの。確か最初はノベルズ版か何かで出てて、「んじゃ文庫になったら」と思ってそのままうっかり買い忘れて現在に至ってた、な作品。うかつにも程がある。
人間のすべてのパーツを人為的に造り出された人造人間であるコウは、いってみればライトジーン社の暗喩で、それが解体され、いくつかの会社に技術が引き継がれることで、人体のあちこちのパーツに分かれた「造られたもの」と、世界ではばらけた物をかろうじて身体として保持しているコウとの関係性を下敷きに、認識すること、コミュケーションを取ること、認識とコミュニケーションが自己のアイデンティティにどう返ってくるのかを考える、という、ある意味神林SFの神髄を思う存分楽しめる一冊になっている。がつんと600ページ、ボリュームもたっぷりだし。
全体のトーンは、んまあハード・ボイルド系ではある意味定番とも言える、おおむねダメだけどやる時はやるぜ系な、ショボクレ中年男の巻き込まれ冒険譚。ただ、そちらのフォーマットに乗っかりながら連作形式で語られていくのは、作者が意図した物なのか無意識のうちにそうなったのかはわからないのだけれども、いつもの神林的なテーマ性に被さるように、「アート」なテーマ性、のような物が付加されているように感じられる。音楽や詩、格闘技(もまたアートだろう)がエピソードに通奏低音としてかなり重要な意味を持たされているように感じられるのだな。
認識し、コミュニケーションし、そしてそれをどう伝えるか、伝えられた物をどう受け取るのか、ってところに思いをいたす部分ってのは、実は神林SFでは意外に珍しいのじゃないか、って気がしてそこがちょっと新鮮だった。全体としてはいつものシビアさをちゃんとキープしているんだけれど、時として神林には珍しい、割とピュアなメッセージが散見されて、そこが意外にあとを引く感じで。てなワケで本編にとってはあまり重要じゃないかも知れないけれど、かなり印象に残ったのがこんなセリフ。
それでも仕事は必要だから、人脈を頼って音楽プロデューサーもやってみるが、個性を発揮することができない。自分にはその才能がないのだと彼はあきらめる。才能がないのではない、ないのは表現すべき個性そのものだというのに、彼は、それに気づかない。
ちょっと深いっすよね。
★★★★
ソースの出所は全部「F1通信」ってことで、まずは昨日付のニュース、バトンにブラウン残留を元チャンピオンたちがアドバイス、ちょっと時間を置いてメルセデス-ベンツ、ブラウンGP買収を発表。この段階で分ったことは、来年のブラウンはメルセデスのワークスに近い体制になり(名前もメルセデスGPだって)、今年の心配のタネだった金銭的な問題については一応の解決が見られることになったわけ。同時にメルセデスはマクラーレンとの連携を解消(当面エンジンは供給するようですな)するため、来年シルバーに塗られたF1マシンを見たら、それはブラウンだっちゅーことになる。
来年のブラウンが今年と同じくらい速いかどうかは分らないけど、チームとしての体制はかなりしっかりしたモノになるわけだから、契約でいろいろ揉めているバトンも、ちょっとは気を変える可能性も出てきたかなあと思ってたら、今日になってバトン、マクラーレンと3年契約(年俸600万ポンド)へだって。ふむ、やっぱりそっちへ行くのか。
これで来年のマクラーレンはハミルトンとバトンという、二人のワールドチャンピオン経験者を擁することになるわけで、野次馬的にはなつかしのセナプロ対決的な、ドス黒い暗闘の展開をちょっと期待してしまうワケなんだが、そうはならんような気がするな。
なんというかバトンという人物をブラウン管越しで見ている限りの印象として、この人には勝利とか栄光とかを貪欲に追い求めるような欲求に突き動かされている感じが全くしないんだな。スムースに走れるクルマをもらったら、機嫌良くそれをドライブしてそこそこ良いところでフィニッシュできたらそれが一番、なんて考えてるんじゃないかって風に見えちゃって。もちろん見た目だけの話なんで、ご本人様の深いところなんかは分らないんだけども。
なのでセナプロ的展開が発生するとしたら、なーも考えてないのに妙に速いバトンにハミルトンが苛立った時、なんじゃないかと思うんだけどどうなりますかな。そんな展開になったら、来年はいろいろ楽しめそうなんだけど。
さてもう一方のブラウン(メルセデス)、バリチェロも離脱するので現状シートががら空きになってるんだけど、ここには誰が座るんだろうね。一つはニコが有力らしく、もう一つの方にはニック説もあるようですが。
来年はチームがいくつか増えることもあり、この先もドライバーのシャッフルがありそう(新規参入も含め)な感じだけど、どういうラインナップになるのかちょっと興味津々ですな。
で、やっぱりライコネンのシートはないのかねえ。ブラウンはイヤだけどメルセデスならOK、なんてな話にはならないのかなあ(w。
なんだか良く判らんけど、前に請けた仕事の注文内容やら納品したパッケージやらをもういっぺんチェックしてくれねえか、つー連絡が舞い込んで。
そこらじゅうに散乱してる書類から注文書やら注文請書のコピーやらをがさごそと再分類して整理したり、HDDに埋もれてしまった納品用の圧縮ファイルの中身を検分してたりしたらあっという間に一日経っちゃった。
向こうが欲しがっている資料は見つかったので良かったんだけど、何故今これが欲しいんだ? と言う疑問は残ったままだったりする。ウチみたいなズボラな個人事業主ならともかく、それなりにちゃんとした会社組織でしょうに。
週半ばの分。「未来日記」、「UN-GO」、「ギルティクラウン」、「たまゆら hitotose」。ゆのっちがあいかわらずウザい「未来日記」。先週までのお話で発生したカルト孤児を引き取ってみたら、こいつも日記持ちだったよ、ってなお話。未来日記は必ずしもケータイに送信されるとは限らないのだね。そういえば先週までの分でも巻物とかに転送されてたか。なんというか、こういうお話は一種、ゲームのルールに縛られたなかで登場人物達がどう知恵を絞っていくか、ってあたりに面白さを見いだしていく物だと勝手に思ってたんだけど、このお話の面白さはそこじゃなく、個々のキャラの(ややもすればおかしな方向への)立ち具合を見て楽しむような番組なのかも知れないな。そう言う意味じゃあ、結構面白い。
ノイタミナ枠の二本、今のところ「UN-GO」の方のスタイリッシュヘタレぶりが結構好みかも。「ギルティクラウン」は「No.6」枠って感じだね。
「たまゆら」はたけはら憧憬の路(竹原市観光ポータルサイト)に絡めたお話。堂郷先生の扱いがいかにもサトジュンアニメのヘタレ男子に対する扱いのスタンダードって感じで、ちょっとニヤニヤしてしまった。あと、どうでも良いけどあの4人組、お胸担当はのりえタンなんですかね(^^;。
さらにどうでも良いんだけど、深夜アニメの時間帯でたびたび流れるGREEの「コロンブス」のCF、あれ、超うぜえ。
一番厄介なところは済ませたかな。いわゆるスライドショー的なパートを組み込みたいって話で、写真が100枚以上あるんだけど、こいつをjQueryのプラグイン、Gallerifficで実現しようって事になったんだけど、デフォルトからレイアウトを変えるといろいろ妙な挙動をするのね。そこを調整するのに結構時間がかかってしまった。多分<a>部分をブロックレベル要素にして、そこに画像を表示するために画像の高さをline-heightで指定するんだけど、どこかでもう一度line-height指定がはいるので、高さを二度指定してしまうから表示がずれるんじゃないだろうか(独り言)。
若干不安があるが、見た目は想定したレイアウトになっているので、当面これでごまかすか、ってあたりに落ち着くのに2日かかってしまいましたわ。んまあ100枚以上の画像の見た目の補正やらサムネール作成作業もこっちに降ってきた、ってのも時間がかかった理由なんですけどね。
今回のお仕事はプロジェクト管理を前にも書いたBacklogでやっていて、タスクが追加されるたびに、そいつをBacklogに書き込むと同じ内容が直ちにこちらにメールで送られてくるわけだけど、これ、
あんまり心臓に良くないぞ(^^;。
21:00を過ぎたあたり。上で書いた仕事も一段落したあたりで、はあやれやれと思っていたら、いきなり窓の外でふぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ! しゃぁぁぁっ! みぎゃあぁぁぁぁ!という、かなりご立腹な様子の猫の声。近くで野良さんたちのガンの飛ばしあいでも発生したのかな、と思ってたら、その後もずっとふしゅるるるぅぅぅってうなり声は止まない。
なんだよと思ってケータイ片手に(懐中電灯がどっか行っちゃったので)玄関開けたら、なぜかそこには中学生ぐらいの姉妹が懐中電灯片手にたたずんでて。
どうも飼い猫さんが脱走か失踪したみたいで、探し回ってた様子なので「飼い猫さん?」って聞いたら「たぶん」ってお返事。
「ちょっと見てみるから待ってて」つって鉄格子(我が家は地上1階の端の部屋で、そこから共有の庭スペースに通じる通路があるんだけど、そこは普段は入っちゃダメよスペースなのです)あけて探しに行ってみたら、オレの部屋の外のベランダ的スペースに出してた空の段ボールに嵌って抜け出せなくなっちゃった猫さんが。
相当ご立腹な様子で、手を出すと本気で牙剥いてきそうな勢いで口をお開けになるので、門扉の外にいる女の子達の、「首つかむと怒るので、脇抱える感じで抱いて下さい」ってアドバイスに沿って救出しようとしたんだけど、身体半分くらい出たところで、自由になったとお感じになられた猫さんは一気にこっちの手をすり抜けて再び闇の中に消えちゃった。
外にいたお姉さんの方が「あとはこっちで探します」、って言うんだけど、しばらく草引いてなくて、ひっついたりひっかいたりする雑草が伸び放題な庭に、若い娘さんさんを入れちゃうのもかわいそうだと思ったので、「とにかくここらにいるかどうか探してみるから」つって庭の方に回ってみたけど、猫さんの方も解放感パネエかったみたいで、すでに我が家のお庭に猫さんの姿はなく。
しかたなく門扉に戻って「逃げちゃったみたいだねえ」っていってるそばから、「つかまえたよー!」って声が。マンションの反対側に回っていたらしい妹さんが、めでたく猫さん救出に成功したみたいで、夜中のドタバタ劇も一件落着。マンション住民の皆さん、お騒がせしました。
「夜中にすみませんでした」とか謝られちゃったけど、いえいえ雑草伸び放題で見通しの悪い庭放置しててすいませんでした、し、久しぶりに若い娘さんとお話しできたので、おじさんは結構ご機嫌です(w。
サラちゃん(という猫ちゃんらしい)、入ったら出られなくなる絶妙のサイズの段ボール箱を放置しててすまんかった。どうかお怒りをお鎮め下さいね。
気がついたら6時間分溜まってたよ。「トータル・イクリプス」、「さくら荘のペットな彼女」、「ひだまりスケッチ ハニカム」、「ヨルムンガンドPO」、「PSYCHO-PASS」、「Robotics;Notes」、「えびてん」、「ガールズ&パンツァー」、「K」、「絶園のテンペスト」、「武装神姫」、「BTOOOM!」。
流し見傾向ながら全体的に「あ、ちゃんと作ってるな」も印象もある作品が並んだ感じ、だろうか。「さくら荘」が意外とちゃんとしてるんだよね。サムゲタン騒動(まあ普通に考えたら、ここはましろが英国系のダメな食べものを出しとけば済んだ話ではあるよな)で変な方向で知名度上がっちゃったのはご愁傷様。キャクラクターデザインは藤井昌宏さん。「荘」で良い仕事する人なんだよね(そうか?)。
「ひだまり」はコミックス6巻で一番印象的だったヒロさんのエピソード。そこは良かったけど、その周りのお話のパートで、なんていうのかな、それは「まどか」的表現の間違った流用なんじゃなかろうか、って気がしないこともなく。火曜の3本、特にノイタミナ枠はどちらも面白くなってきた。
水曜、私「えびてん」結構好きです。無くても全然困らないけど、あったらちょっと嬉しい。
木曜の枠も「考えてよね」ってのが造り手のメッセージとしてあるんだろうな。ストーリィだったり、構成だったり。そこは見ているこちらの心理状態の都合みたいな物もあるので、常にちゃんと向き合えているとは言えない状態なのが少々ごめんなさい、な部分もあるにはあるんだけど。
「絶園…」の時系列のシャッフル具合とか、これはこれで面白いことやっているなあと言う気はしているのですけどね。
「BTOOM!」は土曜深夜のアレと対極にあるお話、ってところでこちらもかなりたのしませてもらってます。
「黒子のバスケ」、「<物語>シリーズ セカンドシーズン」、「獣電戦隊キョウリュウジャー」、「仮面ライダー鎧武」、「マギ」。あれ、「プリキュア」録り損ねとる。
「黒子」、試合はひと休み、日向キャプテン達の昔話。あらあ、真宵消えちゃったかー、だった「<物語>」。変態さんなりにありゃりゃぎさんは良い人かも。ガハラさんはいろいろ大変だろうな、とも思うけどね。「キョウリュウジャー」はあれだ、再生怪人は前回よりパワーアップしてるはずなのに、やっぱり間抜け、という、いつもの。「鎧武」はどんだけアーマードライダー出てくんねんと。黒影とグリドンのデザインは、少々二軍臭がしておりますな。それはともかくそろそろ大きい話を始めないと、毎週とっ散らかった感が募るばかりかと。
「マギ」、それなりに強力な魔法使いであるはずのアラジン君がここのところ全く活躍しないのは、マギであることを悟られないように魔力に制限をかけていた、と言うのはわかった。わかったけどそれで話がおもしろくなったか、と言うとそれはまた別の話だよなー。
キム・スタンリー・ロビンスン 著/金子浩 訳
カバーイラスト 加藤直之
カバーデザイン 岩郷重力+WONDER WORKZ。
創元SF文庫
ISBN978-448-870708-8 ¥1260 (税別)
ISBN978-448-870709-5 ¥1260 (税別)
24世紀の太陽系。そこはテラフォーミング技術の発達によって環境改造された諸惑星が、同じ技術によって大小さまざまの小惑星を改造したテラリウムによって接続されるゆるやかな連合体と、環境災害と人口爆発に苦しむ地球、という二つの勢力が控えめな緊張関係のもとに共存していた。環境デザイナーとして様々なテラリウムを設計しているスワンの母、アレックスは惑星連合体にあって指導的な立場にある大政治家。そんな母の突然の訃報に動揺するスワンだったが、偶然発見した母のメッセージによりにわか伝書使の役目を負わされることになる。解けない疑問を抱えたまま、地球を含むいくつかの惑星を回り、ホームである水星に戻ったスワンだったが、時を同じくしたかのように、水星の移動都市は予想外の災厄に見舞われて…。
キム・スタンリー・ロビンスン、というと大がかりな世界設定の元、意外と地味なお話が長々と続く、というイメージがあるんだけど、本書にもそういう、何とも言えん退屈さは健在。ただ、たとえば例の「マーズ」シリーズなんかだと、退屈な中に時折「お」と思わせる見せ場が挟まったりするんで油断できないんだけど、で、確かに本書もそういう見せ場は用意されてはいるんだけど、全体としての読み味は「なんかふわふわしてんなあ」ってあたりになるだろうか。
基本的にこの掴みは好きなんだ。いわゆる宇宙SFの佇まい、繰り出される用語(ターミネーター、だのアッチェレランド、だの、妙に他のSF作品を引用してきているのかな? と思わせる言葉選びがいろいろ興味深い)の面白さ、宇宙SFのノリではじまったお話がいつしか環境問題や経済問題といったところにシフトしていくあたりも、その志を買うのにやぶさかではないんだ。ないんだけどね…。
本書は言ってみれば、モビルスーツがない宇宙世紀で、重力に魂を引かれた人たちと人の革新を信じる人たち、さらになんだか良く判らん勢力が入り乱れての権謀術数に巻き込まれた一介の芸術家が、その中で本当に信じるに足りるものは何なのか、を見出していく物語。そこのところの必要条件は一応クリアしているとは思う。ただ、そのスジがどうにも乗り切れないまま進んでいく感じ。お話を追っていくのが正直辛いのさ。
何で辛いかといえば、一つはお話の中において勝利条件が何なのか、ってのがはっきりしてないこと。どうなったらこのお話はハッピーエンドなのか、ってのが判らないままお話を読み進んでいくってのは結構つらいよね。そこのところの曖昧さと、あと、構成上のアイデアとして盛り込んだであろう各章の間に挟まるインターミッション的なパートが、本書に限ってはお話を追って行く上での邪魔になってしまっていると思う。世界観を補強するような意味合いはあるのだろうけどこれ、話の流れにとって邪魔になってしまっていると思った。それでなくても芯が弱めに思えるお話が、こいつのおかげでさらにあやふや感アップ、という結果を招いてしまったような気がするんだよな。
読み始めた時は「ミエヴィルもバチガルピも良いけど、やっぱオレはこういうのが好きだよなあ」くらいの感じでわくわくして読み始めたんだけど、残念ながらそのわくわく感、途中から急速にしぼんじゃった感はなくもない。いろいろ面白いところもあったんだけど、最終的には残念賞、かなあ。
★★☆
「お前国保2回ほど未払いになっとるで。このままでは新しい保険証は出せまへんな」って通知をもらって、1回は確かに心当たりあったけど、もう一回払い損ねてました? ありゃあ。
ってことであわててお金持って区役所へ。結構保険料の支払いとかで苦労してる人は多いみたいで結構待たされた。あと、お年寄りの介護をされていると思われる男性が複数の窓口を行き来していろいろ相談やら交渉しつつ、担当していると思われるおばあちゃまになんやかやと説明するんだけど、おばあちゃまの方の返答がいっかな要領を得ないのでついつい声を荒らげてしまう、なんて場面にも同席して、ちょっと気まずい思いもしたりして(^^;。
こっちもこっちで、倅がバイトに精出すもんでヤツの年収が上がったことで俺が払わなければならない国保の金額が跳ね上がってしまって困ってますのや、なんて話もしたんだけど、そういうときは俺が倅の扶養家族になる、という手があるんだそうで。倅はバイトなんですけどそんなことできますのん? て聞いたら、別にできないことはないですよ、結構還付もあると思いますよ、なんて話を聞いてへえ、と。
んで役所を出てちょっと散歩(ほら、ポケGOやってるから)してたら久しぶりに従姉妹殿とばったり鉢合わせ。今役所であった話をしたら、そんなの別に珍しくもトリッキーな話でもないぜ、って反応で逆にこっちがびっくりしたわ。「普通に考えたら、とーちゃん(親戚衆からはこう呼ばれてるんです)もそろそろ定年やろ?」って言われて「そういえばそうやな」と思ってしまった。そっか、そろそろ俺、隠居しててもおかしくない年齢なんだよね。倅、面倒見てくれる? (w。
先週の分。忘れてるのもあるので思いだした分のみ抜粋。「ボールルーム…」、ぽっちゃり幼なじみ(違)の過去回想編。ええと、微百合、ということですかね。「血界戦線」、良く覚えてないけど、派手だった。「宝石の国」、良く覚えてないけど、宝石さんがぱりーん、て。「魔法使いの嫁」、エルフの王は山口勝平、女王は大原さやか。強いな(w。
「ビルド」、フルボトルほとんど取られちゃったセント君、んで次回、バンジョー君が新たなライダーになるって流れなのね。「キュウレンジャー」はラッキー王様になる、の回。王位を継承したのにそのままキュウレンジャーとして活動する、って流れに一悶着欲しかったような気が。あと、先王死んじゃってましたーで済ましちゃうのもちょっとどうかと思ったな。
「直虎」、ついにやってきた築山殿事件。信康様がすばらしく「いい人」だったが故に命を取られざるを得なかった、って流れは去年の大河の秀次さんに通じる物があるかも。
「シン・ゴジラ」も観ました。不祥事やらかした俳優さんのシークエンスがごっそりカットされた以外はおおむねオリジナルに近かったような気が。何となくだけど、折り紙のシークエンスとか若干端折ったか? って感もあったけど。あと、CFの入れ方は割と良い感じだったと思うけど、挟まるCFの数、多すぎませんかね。昔はこんなにCFで待たされたような事はなかったんじゃないかと思うんだけどな。
「クジラの…」、大決戦の前のお休み回。「つうかあ」は双子ちゃんのエピソード。「ノイタミナ」枠は見事に録り損ね。「このはな綺譚」、結構好きなんですけどね(^^;。
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□ もんちぃ [そりゃ大変ですな。カゼの連鎖反応にお気をつけあそばせ。]
□ rover [昼間さんざん寝たので、「寝付けん」とか言って今酒呑んでますよ(w。]
□ TUX [●なんかインフルエンザも流行ってるらしいですから、気ぃつけて下さいね。 ●梅田界隈で、アルコール消毒大会とかやると..]