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アップグレードポリシー変更について(Adobe)。次のメジャーアップデートからは、三世代前のバージョンまでしかアップグレード対象にはならないよ、と。えーと今ウチはPhotoshopが7でIllustratorが10でGoLiveがCSなので、GoLiveはもう一回耐えられるけどPhotoshopとIllustratorは次回のメジャーアップデートの時にアップグレードしなかった場合、そのまた次からは定価の正規版を買ってくださいね、って事になるわけですな。
おう、のう(つoT)
まあなあ、最近はレイヤーグループ入れ子にしまくったpsdファイルががんがん送られてくるんで、そろそろPhotoshopだけでもアップグレードせんとあかんかなあ、と思ってはおったのですが、いやでもそれ考えないといけなくなっちゃったのね。
向こうも商売じゃけにしかたないとも思うが、こりゃ少々悩ましい。
冲方丁 著
カバーイラスト 寺田克也
カバーデザイン 岩郷重力 + WONDER WORKZ。
ハヤカワ文庫JA
ISBN4-15-030869-1 \680(税別)
ISBN4-15-030870-5 \680(税別)
ISBN4-15-030871-3 \680(税別)
戦争において究極の能力を発揮すべく集められ、それぞれの特技を超絶的なまでに高められた兵士と動物たち。だが、彼らが再び戦場に解き放たれることはなかった。知らぬ間に集結したらしい戦争のために周到に計画され、準備されてきた究極の兵器達は、たちまち無かったことにしたい汚点にすり替えられてしまう。だが「彼ら」には易々と汚れ物としてぬぐい去られ、消えてしまう気などはなかった。都市という新たなフィールドに解き放たれる異形の者たち。その中には重力を自在に操る大男と、あらゆる兵器に変形可能な、心優しいネズミの姿もあった…
というわけで「マルドゥック・スクランブル」の前史に当たる、ボイルドとウフコック、というか主にボイルドを主人公に据えたSFハードボイルド、というか異能者揃いのSF87分署、というか、そんなお話。前作を気に入った人なら迷わず手に取る本だろうから細々した説明は不要だろう。「…スクランブル」ではそれなりに頼りがいがあるように見えたイースターの過去が案外ヘナヘナだったり、あちこちに発見も多くそこらの興味もそれなりにいろいろ深い物があるのだが、それ以上に強力なのが、なんというか実にこの、「ゲームのシナリオだなあ」と言う印象。あるいはゲームの仕様書をとても読みやすく、わくわくしながら読めるような物として構成するとしたらこのやり方しかないんじゃないか、みたいな。
けなすつもりで言ってるんじゃなくこれは褒め言葉。随所に挟まれるあえて文体まで弄った「ここまでの情報のおさらい」とかさりげないインヴェントリィの提示とかを見るに付けても、ゲームプレイヤーに無用な不安を与えることなくクライマックスまでユーザーを連れて行く、そういう心遣いに満ちた作品だと思う。そのうえである程度(ここ割と重要、ではないかと思います)のSF的ビジョンも見せてみせる。ふむ、プレイステーションのゲームとしてとりあえずリリースして、そのあと裏設定でいろいろ楽しむネタとしては格好、なのかも知れない。
だけど(PSをバカにする気はないですけど)それでは嬉しくないのだな。緻密さは増した。一種の「警察小説」的面白さの魅力は、そう言うのが大好きな私からしても文句なしだし、ディティルへの気の配り具合もまったく抜かりがない。でも通して読んだときに「何かを共有した」みたいな熱いモンが無いんだよなあこの三冊には。「…スクランブル」はあちこち壊れてたけど、それでもそう言う感覚があったと思うのだけれど。
基本的に救いのない方向の結末が待っているのがあらかじめ予定されているお話、であるのは(前の三冊を読んでいれば)ある程度予想が付くところではあると思うのだが、うーんどうだろ、スタイルに凝ってハートをどこかに置き忘れたような話、と言えたりはしないだろうか。ボイルドが(『…スクランブル』で私たちが知っている)ボイルドになる理由と過程が、これでは足りないと思う。それぐらい強烈なキャラだったと思うのだけれどもな。
てことで。いや、すばらしく面白い三冊でしたのですが、「…スクランブル」ほどには痕を引かん感じがするなあ、ってのも同時に感じたりして。あと、3巻の著者あとがき読んでわたしゃ少々、冲方丁って人のこの先に不安を持ってしまいました。だってさ、言ってることが何やらヤバげな上にカバーのお写真見ると、こないだマンションからダイブした若手俳優のイメージがダブっちゃって。死なないでくださいね、冲方サン(ぉぃぉぃ)。
(★★★☆)
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うちにも来ました。「あれ?アドビのソフトって『買った』ことはないのに〜??」とドキドキしましたが、こちらのリンクをクリックして納得&今更驚き。<br>Dreamweaverってアドビ社になってたのね^^;そういやそうだった。<br>つーかほとんど使ってあげれなくて、これでお別れのようです。Dreamweaverとは。
いやいやいやいや、GoLiveに比べれば(^^;)はるかに先行き明るいDreamweaver、アップデートして上げても良いんじゃないですか?
うちにも来ましたFLASH2004MXでした。しかしこれの場合はアップデート出来ないんですよね、プロフェッショナル版にしか。ノーマル版→FLASH8BASICへは出来ないのです。それってちょっと強引な気が…<br>どうせ大して違っちゃいないので、Adobeテクノロジーの反映が(時期的に)明らかになるであろう次以降で考えたいところですが、どうなるかですねえ。<br>フォトショップにある、擬似三次元変形機能がアニメーションで出来るようになるとアップデートしても良いな。今はまだ平行四辺形変形しか出来ないようなので…
そうそう、ちょっと前にAdobeからアンケート協力メールが来たので出しましたが、これ以上ないだろってくらいの全員粗品が来ました。<br>「何これ?ゴムホース5cm?」みたいな。こんなもん郵送で送ってくださるならもうちょっとアップデートの方の話何とかしてよ〜!
うちのFlashは無印MXなので、そろそろ見捨てられそうです…(つoT)。アンケート? そんなんあったかなあ…(^^;)
あ、すみません、アンケート依頼は700名ランダム選択だったようですね。その中での全員プレゼントだったようです。<br>粗品の姿は「ゴムホース」ですが、用途としては例えば「消しゴムの紙ケース(だけ)」みたいなもんです。<br>せめて、消しゴムも付けて紙ケースくれよ!
結局何に使うプレゼントだったのでしょう。指サック?(^^;)
探したらブログで書いてる方がいましたので、勝手に失礼します<br>http://www.nishiz.com/blog/archives/diary/adobe.html#trackback<br>この方は「ありがとう、もらっておくね」なスタンスで人間が出来ておられます…。