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録画してたのを寝る前にながめる。アグリ問題について川井ちゃんが何か言ってくれるかな、と思ったんだけど残念ながらあまり突っ込んだ話もなく。一応このレースに関してはホンダの融資もあり出走は出来ると言うことらしいけど、相変わらずパーツも足りなく、苦労していることに変わりはない様子。コースに出てきたアグリのマシンからは、赤い色が無くなってやたらもっさりしたクルマになっちゃってた。カッティングシート引っぺがした分、軽量化に貢献した、って思うことにしとこうか。
ヨーロッパラウンドに入って、どのチームも空力的にかなりいろいろ手を入れてきてる。ノーズにくっついた妙なウィングレットとかサイドポンツーン前の複雑怪奇な空力パーツとか、ホイールに被せるカバーとか、インダクションポッドの後ろにくっついたフィンとか、フェラーリのノーズの「穴」とか…。
あたしゃ何につけ、シンプルで、かつ全体のフォルムが魅力的なキカイこそ優秀である(あって欲しい)と思っているんだけれど、複雑怪奇なBMWが結構速いタイムを叩き出したりするのを目の当たりにすると、そういうもんでもないのかな、という気分にさせられますわ。まああれはあれで、波佐本ディティールのガンプラを見る様な楽しみはあるのかも知れんけど。
特撮モノ多めの追加商品の中にあった、テレビランド・カラーグラフデラックス「GAMERA2 ULTIMATE CHRONICLES」。樋口真嗣責任編集ってことで、ボリュームはやや軽めながら、突っ込み具合はなかなかに良好。この手のムックではスルーされがちな、照明や撮影、繰演スタッフのインタビューも読めるのがちょっと嬉しい。で、繰演スタッフの根岸さんと上田さんのインタビューのところで根岸さんがこんなことを言ってる。「ガメラ2」では、あまり繰演で物を飛ばしていない、という話題に触れて…
監督には今までの怪獣映画に不満があるらしいんです。たとえば、ハロゲンランプが幾つか点いて、そこからフロンが出るだけで、重たいものがドーッと上がっていくような飛行シーンがあるじゃないですか。で、樋口監督曰く、『アポロ13』観たって、あれだけの光と煙を出して、やっとロケットが上がっていくのに、あんなしょぼい煙では、大きな質量を持ち上げている噴射には見えないって言うんですよ。で、ものすごい光と煙が出て、やっとあの巨大なガメラが上がっていくんだっていう風にしたいって。
分かってるよなあ樋口真嗣。オレはいまだにテレビの特撮物に限っては、その最高峰は「サンダーバード」だと思っているけど、それはとりもなおさず煙の量とその芝居っぷりにあると思ってる。どっかん、もりもりと立ちのぼった煙が次の瞬間にはきれいに消え、あとには国際救助隊のスーパーメカの姿が、って絵に何度しびれたことか。これ見たあとにウルトラホーク1号の発進シーンとか見てみ、悲しくなるぜ(w。
これが分かってるのに、どうして肩書きから「特技」が消えるとあんな映画しか撮れなくなっちゃうんだろうなあ、不思議だなあ。
ま、それでも「三悪人」も観に行くつもりなんだけどね。
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前回お邪魔したのが06年10月ですので、2年半のご無沙汰となります。ガメラ医師のBlog管理人の、ガメラ医師でございます。<br> ガメラ医師が思いますに、樋口さんは「特撮のーてんき」と申しましょうか、「絵」を作ることには長けていますが、「物語」を形造る所に些か課題があるのではないか、という感じが致します。だから「あんな映画しか」になっちゃうんではないでしょうか・・・<br> 今回はガメラ関連文献の情報をご提示頂き、誠に有難うございました。拙Blog5月2日の更新、<br>ガメラ:08年5月初めの写真系情報<br>http://blog.goo.ne.jp/gameraishi/e/9fba6cbcc078c552e1e3ba5e5920b7c4<br>にて、こちらの記事をご紹介させて頂きました。差し支えなければご笑覧ください。それではこれにて、失礼致します。
「特撮のーてんき」ってうまい喩えですね(w。実際、彼のインタビューとか読んでも、他の映像作家に比べて、その言葉の中に妙に擬音が多いというか、しばしばニュアンスが先行し、理屈が後回しになる傾向はあるような気はしますし。そういう意味では織田裕二の「椿三十郎」みたいに脚本は旧作の通り、でやってくれるとこっちは逆に興味が湧いたりするんですけど、そうじゃないみたいだしなあ…。<br>ガメラ関連資料ってことですと、今回の私の古本屋の追加商品が、プチガメラ祭りなんで良かったら眺めてみてください(商売商売)。<br>http://www.karuishian.com/catalog/products_recent.php?d1=2008-4-26&d2=2008-4-27