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今日はお見舞いなしなので、とりあえず延び延びになってる古本発送の準備。んーむ、前にはあったのに今は見つからない本があるってのはどういうこっちゃ。もう再々度のクロスチェックは勘弁なので、これは欠品として処理するしかなかろうか、って方向に気が向いてる、けどまあもうちょっとだけあきらめないで行こう。
何を措いても「移動都市」は観ておきたい、できたら安い日に、って思ってたんだけど16日は土曜だからカミさんの看病でちょっと時間的なタイミングが悪そうなので、1,800円は痛いけど観られる時に観とこうってことで、今日の夕方の回を前日に予約。OSシネマズ、ハーバーではやってないしミントの方も夕方とレイトしか無い、ってのは少々イヤな予感もあった訳ですが、まあその予感は当たってたかもね(w。
ややもやっとした感を抱きつつ小屋を出て、久しぶりにたちきや行くか、と思ったらお店開いてなくてさらにもやもや。
しょうがないから(いや、もちろん嫌々ってことじゃないんですよ)いつものおおえすで飲んで帰宅。写真は夜の鈴蘭台駅。
スタッフ
監督:クリスチャン・リヴァース
脚本:フラン・ウォルシュ/フィリッパ・ボウエン/ピーター・ジャクソン
原作:フィリップ・リーヴ
製作:ゼイン・ワイナー/アマンダ・ウォーカー/デボラ・フォート/フラン・ウォルシュ/ピーター・ジャクソン
製作総指揮:ケン・カミンズ
音楽 トム・ホーケンバーグ
出演
ヘラ・ヒルマー
ロバート・シーハン
ヒューゴ・ウィーヴィング/ジヘ/ローナン・ラフテリー
レイア・ジョージ/パトリック・マラハイド
スティーヴン・ラング
公式サイト:http://mortal-engines.jp
わずか60分間の量子兵器の撃ちあいで地球は壊滅状態に陥った。それから長い時が経ち、人類は古代文明の遺物を再利用しながら細々と生き延びている。そこには巨大移動する都市に暮らすもの、渓谷を壁で塞ぎ、その内側に立てこもるもの、空中に浮遊し、空賊たちの溜まり場となっている場所など、様々な形での生存形態が存在した。
そして今、最大級の移動都市の一つロンドンは逃走を図る小規模な移動採掘都市を喰らうべく、爆走中だった…。
というかまあ原作の感想読んでもらった方がお話の方は判りやすいと思う。原作は大変気に入っているんです。で、そんな大好きなお話を「キングコング」のPJプロデュースで映画化、と言われたら期待するなって方が無理ってもので、とても楽しみに待ってたんです。
ですけどね、
もちろん原作を忠実に映像化、なんてのは無理な話だし、そんなのは要求はしませんよ。ただ、原作、さらに言うなら英国製ジュヴナイルの「持ち味」みたいなものを保持していてくれたら、それで良かったんだけれど、残念ながらそこがちょっと足りてない、というか、無い、ってのが正直な感想かなあ。
自分が原作読んだのも結構前だったんで、正確にストーリーを憶えてるわけじゃないんだけど、それでも「あれ、こんな話だったっけ?」って思うところが何カ所もあった。それ自体はまあ、しかたないとも思う。本作は原作を元に、見たこともないような巨大な構造物と、そこで繰り広げられるパルクール・アクションのつるべ打ち、みたいなところをウリにしたいのだと思う。で、そこのところはそれなりに良くできていると思う。アクション・シーンは総じて質は高い。で、そのアクションの流れのために原作を改編する、ってのもまあアリでしょう。ハリウッド流のアクション・エンタティンメントとしての必要条件は満たしている、とは思う。
でもね、これは「移動都市」なんだよ、英国流ジュヴナイルなんだよ。で、英国流ジュヴナイルってもののキモは、自分は原作の感想でも書いてるけどそこまでやりますか。救いがない、とまで思えるシビアな展開
ってところにあると思っててそこをばっさりカットされちゃうと、つい「いやオレが観たいのはこう言うんじゃねえんだけどなあ」と愚痴りたくもなろうってもので(^^;。アクションのつるべ打ちと勧善懲悪、対立する者たちの和解、そして新たな旅立ちでエンドマーク、じゃ「移動都市」である必要が全く無いように思えるんだけどな(あとこれ、小声で言っとくけどあの人とかあの人とか、途中でくたばってなかったっけ?)。
ついでに、これもちょっとなあと思ったことをもう一つ。それはシュライクの扱い。ネタバレにならないように言うのが難しいんだけど、この流れだと、廃墟都市の復活で泣けない、ってことになっちゃうんですけど(^^;。いやもちろん続編が前提でお話を作る必要は無いし、そもそもこの入りでは続編など造れそうにない(^^;けど、でも原作読んじゃった身からすると、やっぱこれはちょっと…、って思ってしまいますね。
あと、さらにどうでもいい話。エンドクレジット見てたらキャストの中にフィリップ・リーヴの名前があったけど、どこに出てたんだろ。"シャングオ・マン"みたいな役名だったので、反移動都市側のだれか、ってことになると思うんだけど。
★★★
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むむん。私は「モータル・エンジン」けっこう良いと思っちゃいました。もちろん英国ジュブナイルの「情け容赦無さ」は無いんですけど、思ってた以上に原作に忠実でけっこう頑張ったなぁ、と。期待度ゼロだったせいもあるのかなぁ。<br><br>「コレジャナイ感」が皆無では無いですけど「ジョン・カーター」よりマシだし冒頭から最後まで徹頭徹尾「違うだろ、そうじゃないだろ」だった「レディ・プレイヤー・ワン」も見ちゃってるので…。
なるほどー、期待しすぎていたのかなあ(^^;。ちょっと、あまりにもハリウッド・スタンダードな造りでそこがイヤだったのかも。<br>「レディ・プレイヤーワン」はですね、スピルバーグの映画として良くできてんなーと思ったので割と気に入ってたりします(w。