ばむばんか惰隠洞

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2019-03-01 [長年日記] この日を編集

[Day] 医者の話を聞いてきた

入院して2週間ぐらいで、一度担当のお医者様から状況は聞いたんだけど、久しぶりに患者、家族、担当医が集まっての状況説明会。基本的に約2か月、治療と検査を繰り返した結果、カミさんの病気の大元は、IgA血管炎と言うものであって、これが引き金になって腎臓をはじめ血管、肺、十二指腸と、体内の臓物の多くに障碍を発生していたものであるらしい。

で、ステロイド剤の投入でほとんどの臓器の不調は改善したんだけれど、腎臓だけは回復せず、ここは透析で対応するしか無いと思う、と言うのが担当医の見解。不勉強で良く知らなかったんだけど、人工透析というのは使い物にならなくなった腎臓の働きを外部で代替するような処置で、これは「治療」とは言えないんだね。それで腎機能が復活するようなものでは無いってことなんですね。一度始めたら、この先ずっと付き合わないといけないものであって、そうなると日常生活の部分まで含めて対応しなくちゃいけないぞ、と。

入院中はそれでもまだマシだけど、退院後も透析はやらなくちゃいけないので、(血液透析を前提にしますが)週に何度か、通院する必要があるし、透析すればそれで体調復活、とはならない以上、家での生活にもある程度のサポートが必要になる、ってことになる。

クルマがいるのかなあ、とか、多少なりと家のリフォームもやらんといかんのかなあ、なんてとこまで考えが行っちゃって、夫婦でわりと考え込んじゃったりして(^^;。

従姉妹殿が「まだ慌てて決めなくてもいいんだぜ」ってフォロー入れてもらえて助かりましたが、決めんといかん事があるのは事実なので、いろいろ考えないとね。


2019-03-02 [長年日記] この日を編集

[Day] ひさしぶりに街に出た

画像の説明未読の本が少なくなってきてたし、ちょっと賑やかなところに行きたいな、と思ったのでカミさんの見舞いの前に全く逆方向のハーバーへ。吉野家で牛丼をビールで流し込み、お目当ての本を購入…したのはいいけど何か変なモンもまじってるけどこりゃ何だ?

パナのLumix G 42.5mmF1.7、中古品で2万円ちょい。んむー、なんで買ったのかよく解らん(wけど、まあ単焦点の中望遠は前からちょっと欲しい気はしてたんで、そこらで推されるものもあったのでしょう、と言う事にしておく。ホントは50mmぐらい(フルサイズ換算で105mmあたりね)のが欲しかったんだけど。

画像の説明それから北鈴まで電車で戻り、ちょっとお土産を買って病院に。玄関にはお雛様も飾っておりますね。そういやひな祭りだわ。

あとは軽く雑談して、カミさんの自主リハビリに付き合って、んじゃまた、と病院を出て西鈴の焼き鳥屋で軽く(もなく)一杯やって帰宅。ここんとこルーティンな日々だったので、ちょっとは変化がついたかな。


2019-03-04 [長年日記] この日を編集

[Day] お仕事再開

ユキちゃん仕事。なにせ2か月もシカトしてたんで、手順を思い出すのにちょっと戸惑ったぜ。とはいえSkypeチャットでスタッフに詫び入れて、ぼちぼち復帰していく所存です。

[Books] 星系出雲の兵站 3

星系出雲の兵站 3 (ハヤカワ文庫JA)(林 譲治) 林譲治 著
カバーイラスト Rey.Hori
カバーデザイン 岩郷重力+Y.S
ハヤカワ文庫JA
ISBN978-4-15-031358-6 \820(税別)

何手先まで見てるのか

準惑星天涯の軌道エレベータ要塞攻防戦において大敗を喫した人類コンソーシアム。敗戦の責任を取る形で職を辞した兵站総監、火伏。ここまでの辣腕ぶりで少なからず敵を増やしていたこの職の後任に彼が選んだ人物は、どうかすると地味な印象の吉住大佐。出雲星系がガイナスとの戦いに勝利するには、やや停滞気味の壱岐星系の軍事システムを効率的に変えていかなければならない。やや過激とも思える火伏の外科手術のあとには、穏当で効率的に進んでいくシステムの維持。吉住というキャラクタはその任に最適だったのだ。
一方出雲星系では、強力なガイナス艦隊に対して強力な一撃を加えるための新兵器の開発が進行していた…。

シリーズ第3弾。負け戦の後始末も一つの戦略として捉える火伏は、いったん表舞台を退いたあとも次々と手を打っている、または彼の構想どおり、部下や同僚たちが動く事になっていく。それは強制ではなくて、もっとも理にかなった戦略だから。一方で5星系ではもっとも外郭に位置する壱岐星系では、中心星系たる出雲星系との力関係の均衡化に向けて、いくつかの有力家系の覇権争いが進んでいる。

さらにさらに、天涯奪回のために危険な強行偵察任務に赴いたチームが見たものは、とかまあいろいろと要素が詰まってる。SF的な話だと、1巻のラストでガツンときたショックに対してのディティールの補強、さらには前述のラストのある意味対比となるようなラストシーンを用意しているあたりは、さすがと思う。

ミリタリSFとしての面白さもたっぷりある。まさか平成も終わろうってこのご時世に「原子熱線砲」なんて単語を目にする事になろうとは(w。さらには一種の経済面でのパワーゲームなんてのもあってサービス満点だ。

と言うわけで大変楽しい1冊でした。それだけに特定の登場人物の無双ぶりと、同じく特定の登場人物の冷遇されっぷりがちょっと気になってしまったかも知れないな。具体的には火伏さんとダニエル君なんですけどね。まあそのあたりは実際に読んでいただいて(^^;

★★★

[Day] うーん……

晩飯食ったあたりでカミさんからショートメッセージ。血液検査の結果が思わしくないので、人工透析のタイミングを急遽今週から開始しなくてはならなくなった、と。つきましては治療についての説明を明日やりたいので病院まで来てくれ、と。

うーむ、日曜日に顔出した時も自主練途中で切り上げたりしてたので、やや調子が落ちかかっていたのかな、と今になって思ったりもしてる。

にしてもいきなりの透析って事だけど、どうなるんだろう。血液透析の場合は前もってシャントを作らないといけないんだけど、そんな暇はないよね? 腹膜透析になるってことなんだろうか。従姉妹殿の話ではシャントを介さなくても血液透析を行う手はあるらしいので、そちらで行く、ってことなんだろうか。まあ明日、倅と一緒に出頭しますよ。

気弱になったらいかんのだけど、さすがにちょっと辛いな、って気はして来ちゃいますね。


2019-03-05 [長年日記] この日を編集

[Day] (また)医者の話を聞いてきた

今日は倅と二人で。もうすぐ入院して2か月。ステロイド剤の投与で内臓疾患の多くはおおむね健康な時の状態に近づいているんだけど、腎機能だけはあまり好転せず、今週になってクレアチニン値が7まで下がってしまい、少々危険な状態になっている、ってことで。透析に向けて少しずつ使用している薬の量を減らしていく流れで、利尿剤を減らした結果腎機能の低下を招いてしまった、と言う事のようで、お薬を減らし、それからシャント*1を作って血管透析、なんて手続きを踏んでる場合じゃなく、すぐにでも透析を開始する必要がある、んだそうな。

シャントを作るにはそこそこ高い技術が必要で、カミさんの世話になってる病院ではちょっと難しく、ここは個人の開業医に依託してるんだそうなんだけど、腕がいい→人気がある、ってことで予約して少し待たなくちゃいけないそうで、そんな事をやってる余裕もないのでとりあえず、首筋にカテーテルを埋め込んでそこから透析を行いつつ、後々シャントを作ってもらってそちらに透析作業を移していく、という流れになりますが、この件についての同意書にサインをお願いします、ってことで呼ばれたのね(^^;。

カミさんでもサインできるんじゃ、と思ったけど相変わらず手の震えは残っているので、いくら悪筆でもオレの方がマシなのかな、と思い直し、カミさんに念を押してサイン。明日からかなりの前倒しでの透析生活スタート、という事になりました。

しばらく雑談して病院をあとに。昼飯食ってなかったので倅と西鈴の焼き鳥屋で飲み食い。バイトの話、この先金稼がんとあかんけどお前大丈夫か? (『意外に持ってるぜ』って返されてちょっとビビった(^^;)、あとなぜかスパロボの話とかしながら大瓶2本、ポン酒4合、焼き鳥にささみのお刺身で遅めの昼食、またはボリューミーなおやつ(w。

いろいろ仕事したいんだけど病院に行くと半日潰れてしまうなあ。いや、時短はできるんですが、呑まなければ。

でも割と酒欲しくなるよね、この生活パターン(苦笑)。

*1 透析のための太い血管を作る手術


2019-03-13 おひさしぶりです [長年日記] この日を編集

[Day] カミさん手術の日

今日は少し前に世間でもちょっと話題になってたシャント作成手術の日。前日見舞いに行ってた倅に聞くと、手術を担当する個人医局の方で送迎車を出してくれるから付き添いとかは要らないんじゃないか、ってことだったので安心して確定申告の書類のまとめなんぞをして布団に潜り込んだんだけど、今朝(と言うにはやや遅い)になってカミさんから電話が来て「今どこ?」と。「家だよ」って返事したら「10時に保険証とお金持ってくることになってたやろー!」と。

いや、聞いてないです(^^;。

倅は昼シフトでもう出ちゃってるもんだから確認のしようもなく、とにかく向こうがそう言うんならそうなんだろう、ってことで慌てて支度して、とにかくバスだの電車だので行ってたら話にならんのでタクシーつかまえて病院へ。到着タイムは9時59分でした(w。

どうにかカミさんと合流できたので、そのまま送迎車に乗り込んで発進。施術をして下さるお医者様は兵庫駅の近くで、カミさんが入院している病院からは小一時間の距離。車中で簡単な説明を聞き、お医者に着いたあと、予約の時刻に診察室に入り、初期の診察のあと本格的な手術、って流れで、このタイミングで自分の仕事は同意書にサインするぐらいで、あとはやること無し。看護師さんの説明だと2~3時間かかる、ってことなので、ここからなら15分ばかり歩けば確定申告の提出コーナーがあるので受付に一声かけて確定申告の書類提出に。

いつものことですが特に問題も無く書類は受け取ってもらえたので一安心。今年は一箇所嘘ついてるところがあるんですけど(^^;。

まだ時間は1時間半ぐらいあるんで、そこからハーバーランドまで歩き、先日購入したレンズのフィルターやら、本やら買って現場に。足はダルくなりましたがその後10分ぐらいでカミさんの施術も完了し、いろいろ説明を受け、お金をお支払い(結構かかるんですね)して入院先の病院へ。

入院先の医師が非常に腕がいい、と評価したお医者ってことで、自分にはそこを判断する知識とかはないんですけど、施術を終えて戻ってきて、看護師さんが手術痕に聴診器をあてて音を聞いた時に、「ああ、とてもいい音がしてますね」って言ってくれてるんだから、腕は確かなんでしょう。

ただ、

院内にべたべたと張られた良くわからん意識高い系(宗教臭強め)のお説教ペーパーとか、良くわからん「プラチナウォーター」がどうしたこうしたとか、なんかちょっと気になることが多かったんだけど、入院先に戻って送迎車からカミさんを降ろす時に気がついた。送迎車の後部に控え目に貼られてる交通安全祈願のステッカー、「幸福の科学」名義になってますね、むーん(^^;。

[Photo] Lumix G 42.5mm F1.7

画像の説明先日うっかり買っちゃった(w パナの42.5mmレンズ、何の気なしにえむてん君に付けて出かけて、いろいろ撮ってみましたよ。

画像の説明基本的にポートレイト・レンズって位置づけなんだろうけど、それだけに使いどころに苦慮してしまう、と言うか。

画像の説明特にレンズの特性とかとは関係ないところで、こういう画はちょっと好きなんですけどね(w

画像の説明ボケ味の面白さ、ってのはこれはこれで独自のものがあるんだと思うんですけど。

画像の説明個人的に好きな色味、だとこういう感じかな。

画像の説明こんなのや

画像の説明こんなのとか

画像の説明こんなのも

画像の説明もうすぐ春ですね(w

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

ケンタロウスミ [レンズ沼の入口へようこそ!]

ROVER [いやいや(^^;]


2019-03-14 [長年日記] この日を編集

[Day] 今日もお見舞い

画像の説明そういや肝心の病院の写真上げてなかったな。こんなところにお世話になってます。今日は休んでも良かったんだけど、カミさんから「Tシャツ何枚か持ってきて」って要請もあったし、2月分の入院費も払わなくちゃいけないし、ってことで連日出勤。

ちょうどリハビリの時間帯に入ったみたいでベッドは空、先に着いてた従姉妹殿とデイルームで小一時間雑談。まあ話題はやっぱりちょっと前の、シャントを再作成するかどうかの選択をさせられた上に亡くなってしまった方の事件がメインかな。

病室に戻ってみるとかみさんもリハビリから帰ってきてて、こっちの顔見るなり「あ、薄情者」って。だからそれはオレのせいじゃないって(^^;。その他ちょっと雑談してんじゃまた、と。多分次は土曜日に邪魔しますね。


2019-03-15 [長年日記] この日を編集

[Day] 遅めにお出かけ

画像の説明今日はお見舞いなしなので、とりあえず延び延びになってる古本発送の準備。んーむ、前にはあったのに今は見つからない本があるってのはどういうこっちゃ。もう再々度のクロスチェックは勘弁なので、これは欠品として処理するしかなかろうか、って方向に気が向いてる、けどまあもうちょっとだけあきらめないで行こう。

何を措いても「移動都市」は観ておきたい、できたら安い日に、って思ってたんだけど16日は土曜だからカミさんの看病でちょっと時間的なタイミングが悪そうなので、1,800円は痛いけど観られる時に観とこうってことで、今日の夕方の回を前日に予約。OSシネマズ、ハーバーではやってないしミントの方も夕方とレイトしか無い、ってのは少々イヤな予感もあった訳ですが、まあその予感は当たってたかもね(w。

ややもやっとした感を抱きつつ小屋を出て、久しぶりにたちきや行くか、と思ったらお店開いてなくてさらにもやもや。

しょうがないから(いや、もちろん嫌々ってことじゃないんですよ)いつものおおえすで飲んで帰宅。写真は夜の鈴蘭台駅。

[Chinema] 移動都市 モータル・エンジン

劇場版パンフ スタッフ
監督:クリスチャン・リヴァース
脚本:フラン・ウォルシュ/フィリッパ・ボウエン/ピーター・ジャクソン
原作:フィリップ・リーヴ
製作:ゼイン・ワイナー/アマンダ・ウォーカー/デボラ・フォート/フラン・ウォルシュ/ピーター・ジャクソン
製作総指揮:ケン・カミンズ
音楽 トム・ホーケンバーグ
出演
ヘラ・ヒルマー
ロバート・シーハン
ヒューゴ・ウィーヴィング/ジヘ/ローナン・ラフテリー
レイア・ジョージ/パトリック・マラハイド
スティーヴン・ラング
公式サイト:http://mortal-engines.jp

コレジャナーイ…

わずか60分間の量子兵器の撃ちあいで地球は壊滅状態に陥った。それから長い時が経ち、人類は古代文明の遺物を再利用しながら細々と生き延びている。そこには巨大移動する都市に暮らすもの、渓谷を壁で塞ぎ、その内側に立てこもるもの、空中に浮遊し、空賊たちの溜まり場となっている場所など、様々な形での生存形態が存在した。
そして今、最大級の移動都市の一つロンドンは逃走を図る小規模な移動採掘都市を喰らうべく、爆走中だった…。

というかまあ原作の感想読んでもらった方がお話の方は判りやすいと思う。原作は大変気に入っているんです。で、そんな大好きなお話を「キングコング」のPJプロデュースで映画化、と言われたら期待するなって方が無理ってもので、とても楽しみに待ってたんです。

ですけどね、

もちろん原作を忠実に映像化、なんてのは無理な話だし、そんなのは要求はしませんよ。ただ、原作、さらに言うなら英国製ジュヴナイルの「持ち味」みたいなものを保持していてくれたら、それで良かったんだけれど、残念ながらそこがちょっと足りてない、というか、無い、ってのが正直な感想かなあ。

自分が原作読んだのも結構前だったんで、正確にストーリーを憶えてるわけじゃないんだけど、それでも「あれ、こんな話だったっけ?」って思うところが何カ所もあった。それ自体はまあ、しかたないとも思う。本作は原作を元に、見たこともないような巨大な構造物と、そこで繰り広げられるパルクール・アクションのつるべ打ち、みたいなところをウリにしたいのだと思う。で、そこのところはそれなりに良くできていると思う。アクション・シーンは総じて質は高い。で、そのアクションの流れのために原作を改編する、ってのもまあアリでしょう。ハリウッド流のアクション・エンタティンメントとしての必要条件は満たしている、とは思う。

でもね、これは「移動都市」なんだよ、英国流ジュヴナイルなんだよ。で、英国流ジュヴナイルってもののキモは、自分は原作の感想でも書いてるけどそこまでやりますか。救いがない、とまで思えるシビアな展開ってところにあると思っててそこをばっさりカットされちゃうと、つい「いやオレが観たいのはこう言うんじゃねえんだけどなあ」と愚痴りたくもなろうってもので(^^;。アクションのつるべ打ちと勧善懲悪、対立する者たちの和解、そして新たな旅立ちでエンドマーク、じゃ「移動都市」である必要が全く無いように思えるんだけどな(あとこれ、小声で言っとくけどあの人とかあの人とか、途中でくたばってなかったっけ?)。

ついでに、これもちょっとなあと思ったことをもう一つ。それはシュライクの扱い。ネタバレにならないように言うのが難しいんだけど、この流れだと、廃墟都市の復活で泣けない、ってことになっちゃうんですけど(^^;。いやもちろん続編が前提でお話を作る必要は無いし、そもそもこの入りでは続編など造れそうにない(^^;けど、でも原作読んじゃった身からすると、やっぱこれはちょっと…、って思ってしまいますね。

あと、さらにどうでもいい話。エンドクレジット見てたらキャストの中にフィリップ・リーヴの名前があったけど、どこに出てたんだろ。"シャングオ・マン"みたいな役名だったので、反移動都市側のだれか、ってことになると思うんだけど。

★★★

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

taoy@笹塚 [むむん。私は「モータル・エンジン」けっこう良いと思っちゃいました。もちろん英国ジュブナイルの「情け容赦無さ」は無いん..]

ROVER [なるほどー、期待しすぎていたのかなあ(^^;。ちょっと、あまりにもハリウッド・スタンダードな造りでそこがイヤだったの..]


2019-03-19 [長年日記] この日を編集

[Oldbooks] ようやく準備完了

1月中旬にいただいた120冊の古本のご注文、ようやく在庫確認と梱包を完了。入院してるカミさんの用事やら自分のアバラ(まだ痛い)やらでお待たせしまくってしまい、申し訳ありませんでした。明日発送します、が、こういう時のために原チャ買ったのに、荷物重すぎて原チャのとこまで持っていく自信がなくて集荷お願いしちゃう軟弱者(^^;

[Day] クルマ、ですか

カミさんの見舞いに行ってた倅、帰ってきて「とーちゃんはクルマどうすんの? ってかーちゃん言ってたぞ」ですって。えーとそれはオレが欲しい、つったらあなたが買ってくれると言うことで(違)? いやいや(w。

んまあ透析の都合もあるし、今はお義兄さんがまとめて面倒見てるけど、お義母さんの世話の上でもクルマがもう一台あった方が便利ではあるんだけど、どうしたもんだろうねえ。昔と違って今は軽でも車庫証明とかいるんだよね? いろいろ面倒くさそうな上に、キミが退院する前に、家のリフォームも考えんといかんと思うんだけどね。

[Books] 天冥の標Ⅹ 青葉よ、豊かなれ

天冥の標Ⅹ 青葉よ、豊かなれ PART1 (ハヤカワ文庫JA)(小川 一水) 天冥の標Ⅹ 青葉よ、豊かなれ PART2 (ハヤカワ文庫JA)(小川 一水) 天冥の標Ⅹ 青葉よ、豊かなれ PART3 (ハヤカワ文庫JA)(小川 一水) 小川一水 著
カバーイラスト 高安健一郎
カバーデザイン 岩郷重力+Y.S
ハヤカワ文庫JA
ISBN978-4-15-031355-5 \760(税別)
ISBN978-4-15-031359-3 \760(税別)
ISBN978-4-15-031362-3 \800(税別)

カルミアンの母星カンムをめざし宇宙を航行する小惑星セレス。だがその内部には放逐されたとは言え、いまだミヒルが健在。彼女を排除できなければカルミアンが目論む超新星爆発によるカタストロフを阻止することは困難になる。一方セレスの針路上には様々な航宙種族の大艦隊が現れた…。
10年にわたる大長編の完結編。

ヒトとかつてヒトだった様々な生き物たちと、広大な宇宙に棲むさまざまな航宙種族がじわじわと宇宙の一点に集結し、そこで繰り広げられる壮大な戦い。もちろんそんなクライマックスに至るまでにも様々な見せ場が満載。なにせPART1の序盤から、いきなりキングギドラ(違)の大軍が襲来し、それを手もなくひとひねりできてしまう人類側の大艦隊、その指揮官は? やら、小惑星セレスの深部に侵攻する人びと、その指揮官であるイサリにとって、最悪の相手は妹のミヒルであって、やら、航宙種族の様々な形態の(ネーミングコミでの)面白さ、異種族だろうが何だろうが、相手が女なら口説き落とすことが至上の目的である恋人たち(ラヴァーズ)のラゴスが今回落としにかかる相手は… 等々、これまではどちらかというと読むのに少し苦労してしまうシリーズ、というイメージがあった本作なんだけど、どういう訳だかやたらに快調。ずんずん読み進めていくことができる。

理由がどの辺にあるのか、ちょっとはっきりしないけれども、多分ここまで我慢してきた分、あとは今まで説明した分を踏まえて一気に全部面倒見るぜ、お話もキャラたちの関係性とかも、って構造が読んでるこちらを迷わずゴールまで導いてくれる、ってことなんだと思う。場合によっては10年前に読んで、どうかしたら忘れててもしかたないようなネタなんかも、読んでる内に漠然と思いだしてくるあたりはたいした物だ。

その上でこの長い物語が伝えたかったものが何かと言えば、それは進化を恐れるな、ってことなのかな、と漠然と思った。異形のもの、生物学的に相容れないもの、そんな物であってもとりあえず愛し合ってみようぜ、そしたら何かが変わるかも知れないぜ、そしてその変化は結構恐れるに足りぬものでしか無いのかも知れないぜ、ってお話なのかも知れない。そこでメインになるのがあくまで男と女、で創る進化ってのはどうなんだ? って気もまあちょっとだけするんだけど、それでも進化を恐れてはいけない、というメッセージは伝わるんじゃないかな。

多分これから、「Ⅰ」からぶっ通しで読む人が一番幸せなんだろうな。未読の方、試しにどうですか(^^;

★★★★


2019-03-21 [長年日記] この日を編集

[Books] 円環宇宙の戦士少女

円環宇宙の戦士少女 (ハヤカワ文庫SF)(クローディア グレイ/中原 尚哉) クローディア・グレイ 著/中原尚哉 訳
カバーイラスト NAJI柳田
カバーデザイン 早川書房デザイン室
ハヤカワ文庫SF
ISBN978-4-15-012218-8 \1140(税別)

萌え版「第5惑星」(ちょっと違うか)

戦争状態にある惑星ジェネシスと地球。劣勢が続くジェネシス側は、円環構造を成す五つの惑星を繋ぐ<ゲート>を破壊することで、一時的に地球側の侵攻を食い止めようとする作戦を企画する。だが、その作戦に参加する兵士に帰還の可能性はほとんど無い。マサダ作戦と名付けられたその作戦の演習中、突然襲来した地球艦隊との戦闘に巻きこまれた女性パイロット、ノエミは戦闘中に負傷した同僚を救うために宇宙を行くうちに、不審な宇宙船を発見する。治療のための機材が利用できるかも知れないと考えたノエミはその船に乗り込むのだが、そこにはたった一人の乗組員が残っていた…。

その船は30年前に<ゲート>の調査を行っていた地球屈指の科学者、マンスフィールドの持ち船で、<ゲート>の調査中のトラブルで乗員は全員退去、一人残っていたのは人間ではなく、マンスフィールドが造りだしたアンドロイド、それも彼の最高傑作、アベルだった。本来であれば敵であるはずのジェネシス人だが、周りに地球人がおらず、唯一の人類であるノエミに最優先の命令権が移ったもんだから、アベルは先の作戦を回避しつつ<ゲート>を破壊する方法を知ったノエミの命令を聞かざるを得なくなって…と言うお話。

んまあロボットと人間の恋物語なんてのはこれまでもたくさんあるけれど、今回は本来敵と味方なのに、アンドロイド側のプログラム的に、人間の指令は拒否できないという仕様(バグとも言う?)故に敵の命令を聞かなくてはいかなくなってしまい、ノエミの益になる行動を取り、彼女とコミュニケーションをかわしていく上で、彼女に対してのAIなりの気持ちに変化が生まれていって…、ってあたりの、一人と一体の間のちょっとした凸凹感とか笑える感じがちょっと楽しい。

原作がそうなのか、中原さんの訳が巧いのかは解らないけれど、結構厚めの本なのにさくさく読めていく感じが楽しい。キャラの立て方、その出会い、お別れ、それから再集結というエンタティンメント・アクションのキモの部分も抜かりなく、ライトなエンタティンメントとして大変良くできていると思った。なにか重いテーマを投げかけたりはしないけど、さくさく読んでとっても楽しい、そんなお話もたまにはあっても良いでしょう。

ラストが少々とっ散らかっちゃった感はなしとしないけど、なかなか楽しい1冊でした。悪い意味で言うんじゃなく、手軽に楽しい娯楽作として基準をクリアしてると思いましたよ。

★★★☆


2019-03-22 [長年日記] この日を編集

[Day] お彼岸だ(過去形)

画像の説明昨日カミさんの様子見にいったら、「じいちゃんばあちゃんに花はあげたのか?」と。あ、今日はお彼岸だからハタ日だったのね、と思ったのも後の祭、明日行っとくわ、って言っといたので本日、ちゃんと約束は守りましたよ、ってウチの家系だから適当でも良いと思うんだけど(^^;。まあお花とお酒やお菓子などお供えして、カミさんが大変なんでこんなとこで勘弁してね、ってあたり報告して、んじゃまた、てな感じで。

画像の説明後は三宮に出て本を買ったり、立ち飲みでぷはーしたり。しばらく見ないうちに兵庫区役所、いろいろ築みあがってますね。


2019-03-25 [長年日記] この日を編集

[Day] 油断は怖いなあ

カミさんの様子を看に行った倅からの報告で、どうやら日曜の夜にカミさん、コーヒーいれに行って給湯エリアでコケちゃったようで、顔にアザこさえ、歯も一本ぐらつかせちゃったようで。相変わらず肝心なところで転んじゃうんだなあと。別に転びたくて転んでるわけじゃ無いと思うけど、この先退院して自宅に戻った時に、家族はどこまで注意しなければいかんのか、ってところで考えさせることやや大。

夕刻には病院の看護士さんからも電話をもらって、転倒の件の報告がありましたが、まあそこは謝罪は不要です。すいませんね、いろいろ気を遣わせて。本人はなるべく早く退院したいと思ってるんで、普通のことができる、ってのを証明したいんだと思います、が、まだ彼女視界狭い感じがあるんでねえ…。

水曜日、相談します。

[Books] 快絶壮遊〔天狗倶楽部〕 明治バンカラ交遊録

快絶壮遊〔天狗倶楽部〕: 明治バンカラ交遊録 (ハヤカワ文庫JA)(横田 順彌) 横田順彌 著
カバーデザイン k2
ハヤカワ文庫JA
ISBN978-4-15-031368-5 \800(税別)

愉しき串刺し検索

冒険小説の雄、押川春浪を中心に結成されたスポーツ親交団体、天狗倶楽部。彼らによって野球や学生相撲がこの国に根付くこととなったのだが、その功績もさることながら、そもそもこの倶楽部のメンバー、いずれ劣らぬ奇人変人、豪傑の集まりだった。小説家、押川春浪を起点に小説、野球、相撲、さらには様々なスポーツへとジャンルを移りながら見ていく天狗倶楽部のメンバーとその関係者たちの繋がりを追っていく。

単行本は1999年刊行。ずいぶん時間が経ってからの文庫化だけど、これはもちろんNHKの大河「いだてん」でいきなり一回目から天狗倶楽部の面々が登場し、それなりに話題になった、って事情もあったんでしょう。ま、それでも手軽に入手できるようになったのはめでたいこっちゃ。

横田順彌さんはSF小説の執筆の傍ら、明治、大正時代のSF、冒険小説とその作家たちの研究をずっと続けてこられた方で、例えば「2本SF古典集成」とか、いくつも労作を発表されてるし、その研究からのスピンオフ的な作品として「人外魔境の秘密」とか、いくつかのアンソロジーで発表された短編などもあるんで、なんというか親近感みたいなものはたっぷりある。その上で天狗倶楽部、と言う集団とそこに関わる人びとのキラ星っぷりを改めて確認してみると、結構すごい人がずらっと揃っているのね。出だしから「科学小説」の名付け親が政治家としても高名な尾崎行雄だった、なんて出会い頭のストレートが炸裂したりして(w。

今と違って小説にせよ、その小説の背景になる時代としての特徴だったり、スポーツや冒険に対する選択肢が大変少ないが故に、そこに没入してしまったら最後、その暴走ぶりは今の基準とは比べものにならないぐらい熱く、どうかするとおかしな事になってしまっている、ってあたりが楽しいのかも知れない。細い口から吐き出される水の勢いは強くなる、ってことだよね。

講演がもとになっている分、わかりやすさは抜群でさくさく読めるんだけど、その分研究書的な深みみたいなのはちょっと手薄かも知れない。けどまあこれは、本書の罪ではないよね。かつて明治大正の時代で何か新しいものを求めた若者たちの群像劇。それをぶっちゃけるとエエシのボンがイキってるエピソード大会、みたいな意地の悪い言い方もできるかもわからんけど、でもこいつらのイキリがなかったら、と思うとそれはそれでヤな未来図、ってことになるよねえ。強くお薦めはしませんが、軽い読み物としてはかなり良いです。横田順彌さんには、もっと春浪シリーズを書いて欲しかったな。

★★★


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ここ1週間分の話題

懐かしさ満点

グッド・オールドSFのかほり

ジュヴナイルとしてなかなか良質

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