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色の名前辞書計画。日本に存在する色の名前を全て網羅する
という目的で開設されたサイトなんだが、いやあ楽しい。基本的に商品の色名や塗料カタログの色名などをどんどん網羅していこうと言うことなんだと思うが、模型屋さん的にはちゃんとダックエッググリーンとかレドーム、青竹色、ジャーマングレーなんぞというなじみの色がしっかり載ってる。飴色もあるぞー。みんなこんな色で零戦塗りたいかー(しつこいなオレも笑)。ああでもジンクロが見あたらんなー。今はジンクロ(もしくはジンクローム)なんて使われないのかしら。
デザイナーさんなら16進の色コードでも何となく話は通じるんだけど、営業さんだとそうも行かんときがあるんで、色の名前が分かるサイトがあるといいなあと思って探してて見つけたんですけどね。だからといって営業さん相手に「ここは使徒グリーンにしましょう」なんて言って分かってもらえるとは思えないけどなー(w。
模型ファン的にはこっちも有用。Federal Standard 595 Paint Spec。連邦標準規格色、いわゆるFSカラーのわかりやすいチャート。塗料探しまでコミでやりたいのならUrban Fredriksson's Color Reference Chartsなんてのも役に立つかも。
何はともあれくれぐれも、「ハイエロファントグリーン」とか「ハーミッツパープル」とかもあるのかなあ、って時間を無駄にしないようにな(無駄にしたヤツ)。
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●どどめ色を探したら、ホントにあったので驚きました(爆)<br><br>●ハッ、すみません。仕事に戻りますです(泣)
あっ、「機体内部色」がない(笑)というかあれは何色?<br>Mr.カラーだと青竹色に「ジンクロ」と振られてましたが別物なんですか。<br>「FFアンリミテッド」に出て来てたソイルの数々もありますねー。<br>あ、「バーントシェンナー」もある。良かった。
ええええええっ?>青竹にジンクロってルビ<br>青竹は言ってみたらメタリックブルーだし、ジンクロは少し黄色がかった緑色だと思うんだけどなあ。最近は「インテリアグリーン」とか称してるのかと思ってましたが……。
説明しましょう…。青竹色とは、ジュラルミンの地肌(機体内部、隔壁や脚収納部)に青緑色かつ半透明の防錆塗料を塗布した『状態』の事です。一般にその種の防錆塗料はジンククロメート、つまりジンクロと言われる場合が多いです(特にヒコーキ模型界で)。地上基地はもちろん、南方や空母上で運用されるヒコーキには欠かせない処理だったのです。ジンクロと言っても今日では様々な種類があり、太平洋戦争時に日本機に使われたジンクロはどうやら緑青(十円玉とか、銅の表面に出るアレ)起源らしく、あんな色をしています。インテリアグリーンは一般の薄緑色の通常の塗料で、東西問わずコクピットの内部色に採用されています(もちろん色調はまちまちですが)。目に優しい色、という事でしょう。あ〜長くなっちゃった、ゴメンナサイ。
おお〜…珊瑚海様解説ありがとうございます。<br>「青竹色」と書いて「ジンクロ」と読むってワケじゃなかったんですね(格別ずれ倒し)。<br>期待内部色もあんな色なのは、「ちょっと!あそこのハッチ開けっ放しになってるよ!」とか「あー、そこやられて穴開いてる!」とかいうのを格別分かりやすくするためにあんな外装と違う目立つ色になってるのかなと(^^;)。
うおう、さすが珊瑚海さん、勉強になったです。そかー。ジンクロつっても千差万別なんですね。してみるとRLMグレイってのも広義ではジンクロ、になっちゃうんでしょうか、あれはあれでまた別物、なんでしょうか……。
ドイツ機の防錆塗装は殆ど資料がありませんが(RLMグレイは通常の塗料と思います)、恐らくヨーロッパの金属製品一般の防錆塗装は、日本のそれとは基準が大きく違うと思いますよ。<br>その理由は、気象的条件(温度・湿度、及びその持続日数)が違う為、腐食が進みにくい(はっきり言って錆びにくい)のと、金属素材の質の違いにあります。<br>博物館の実物を見ると分かりますが、日本機はペナペナのシワシワなのに、欧米機の多くはパリッとしていますよね。<br>イギリスから日本に輸入された旧いフェラーリが、ほぼ20年以上野ざらしだったにも関わらず、殆ど腐食していなかった(!)、という実例もあります。…日本とは腐食や錆びに対する感覚が違うのでしょうね。<br>余談ですが、上野の博物館にある複座零戦(ラバウル帰りのやつ)には当時の内部塗装が残っていますよ。機首の防火壁スリットからチラリと青竹色が見えます。Mr.カラーのはチト青味が強すぎる様な感じ。