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7時前起き、というかドタバタと賑やかなので目が醒めた。本日は倅の入学式。なんか朝から着慣れない服を着れずに苦労してる若造がおる。しょうがないから後ろから手を回してネクタイ締めたったりベルトの長さを調整したり、なんやかやと世話を焼かされることに。殿様かオマエは。
とかなんとかどたばたしつつも、どうにかこうにか青二才の一丁上がり。のそのそと出かけて行きましたです。あー、良く見るとネクタイ曲がっとるな。
式のほうはまあ、大学じゃあ親が出かけることもねえか、ってことで倅を送り出したあとは二人揃って二度寝さ(w。
第10話「結婚の約束 〜幼なじみのないしょ〜」フィーチャリングあいこっちーな話なんだけど、なぜか今回もももちゃん大暴走。面白すぎ。
あいこっちーカナヅチネタでもう一本作るとは思わなんだ。
ロバート・ゴダード 著/加地美知子 訳
カバーデザイン 岩郷重力
カバー写真コラージュ L.O.S.164+WONDER WORKZ.
講談社文庫
ISBN4-06-275021-X \876(税別)
ISBN4-06-275039-2 \895(税別)
やや常軌は逸しているが、魅力的な申し出に見えた。考古学者の父が買い取っていた旧家を相場の1.5倍で購入しようという富豪が現れたというのだ。その旧家には美術史的に極めて高い価値を持つステンドグラスが埋め込まれている価値があるのだという。しかも住む家を失うことになる父のために、その富豪はかなり格の高い老人ホームへの入居費用も負担するという。パレオロゴス家の5人の子供たちには願ってもない話に見えた。だがなぜか父はこの話に乗ってこない。金の問題を別としても、学者としての父にとってもさらなる名声をもたらすかも知れない話だというのに。なんとか父を説得し続ける子供たちだが状況は好転しない。そんなある日、事件が起きた…。
ゴダード文庫版最新作。ビザンティン帝国最後の皇帝と同じ姓を持つ一族が巻き込まれる、過去の謎と今に至る愛憎の物語。「千尋の闇」以来久々の、歴史的ミステリが現在只今の人々の愛憎劇に微妙に影響を与えていくスタイルの小説。達人ゴダードの筆の冴えは相変わらずで、序盤ややもたつき気味と感じるところもあるけれど、中盤以降は飛ばす飛ばす。ゴダード名物、煮え切らないばっかりにツボにはまっていく主人公に謎の美女、のキャスティングは健在。主人公の末っ子ニックをはじめ、男兄弟がちょっとダメで女兄弟の方が割としっかりしてるあたり、なんか「マジレンジャー」に共通する物を感じて少し笑ってしまった。同じくゴダード名物の、二転三転するストーリー展開も相変わらずこちらの予想を超える。「ゴダードだから」とこっちは警戒しているんだけど、それでも「んあっ?」ってな気分にさせられることも多いんだよな。全くうまい。
うまいんだがしかし、んーどうだろ、先にも書いたけど妙な序盤のもたつきが気になること、結末の付け方はこれでいいのかな? と思ってしまうこと、それからもう一点、この訳はいいのか? としばしば思ってしまったあたりで、心ゆくまで楽しんで読めた、とは言いづらいな。
訳はあのウルトラ大傑作、「一瞬の光のなかで」と同じ加地さんなんだけど、どうもこう、ここがおかしいとはっきり言えないんだけどもなんかおかしい。訳文のリズムが悪いところが散見されるし、明らかに意味が通ってないフレーズがあるような気がする(特に序盤)。どうなんだろう、下訳にあんまり手が入らないまま刊行されちゃった、とか言う事情があったりするのかなあ。後半持ち直すのが不思議なんだけど。
というわけで楽しむには楽しんだけど、心ゆくまで楽しめたか? と言われるとちょっと微妙。オレ頭悪いから、この結末では少々ストレスが残ってしまうよなあ、って部分も併せて。
(★★★)
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おめでとうございます。文系?理系?庵主殿の御子息だとどちらもいけそうですね。<br>うちは、姉の入学式に母が付いていきましたよ。ただ単に会場(日本武道館だったかな?)を見たいという理由で。
●ご入学おめでとうございます。<br> 大学の入学式かぁ…そんなーじだいもーあーったねとー(笑)
大学生にもなって、かあちゃん製弁当持って学校行くなよなー(^^;)。
おめでとうございますっ!<br>私は憶えています。ワタシとVFで対戦した時の彼を…。乱土さんに叱られてましたねえ。(^^;<br>あの時は本当に有難うございました。m(__)m
うおお、息子さん紹介してください。すいません<br>ごめんなさい。(笑)とりあえずおめでとうございます。<br>春だなあ・・・。
ああっ、し、師匠にまでお祝いいただいちゃって、恐縮でっす。美紀さんもありがとうございます。紹介したらいろいろ教えてやってくださいますか? なんかちょっとだけ怖い気もするが(^^;)。