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お笑いパソコン日誌経由で2.0成分解析。成分解析と2.0 Generatorを混ぜ合わせたらどうなるか?ってのが気になったので作ってみ
たのだそうでございます。さくっとな。
【乱土労馬解析論(乱土労馬1.0 to 乱土労馬2.0)】
乱土労馬1.0: 同時にできる愛は1つだけだ → 乱土労馬2.0: 同時に2つ以上こなしてこそ愛だ
乱土労馬1.0: 自分らしい、等身大の愛が好きだ → 乱土労馬2.0: 国際基準で上位の愛を狙っていきたい
乱土労馬1.0: 本のしおりとして愛を使ったことがある → 乱土労馬2.0: 愛のタグ付けには一家言ある。他人のタグの付け方に時々腹が立つ
乱土労馬1.0: 会社でネット見てばかりの先輩がブログに覚悟について書いてて痛かった → 乱土労馬2.0: 会社の上司が覚悟2.0とか言ってて「意味わかってんのかな」と思う
乱土労馬1.0: 2ちゃんねるで覚悟板をチェックする → 乱土労馬2.0: RSSリーダーで「梅田望夫の世界を変える覚悟」を購読する
乱土労馬1.0: 覚悟はできれば一生涯続いて欲しい → 乱土労馬2.0: 40歳ぐらいまでに覚悟を卒業したい
乱土労馬1.0: 苦労について語るとき、野球にたとえることが多い → 乱土労馬2.0: 苦労について語るとき、アメリカ大統領にたとえることが多い
乱土労馬1.0: ときには、ビジョンを持たない苦労をしてしまう → 乱土労馬2.0: 自分のビジョンに合わない苦労はあり得ない
乱土労馬1.0: 会社の上司に鉛をするのは野暮だ → 乱土労馬2.0: 会社の上司と鉛の未来について熱く語ってしまう
乱土労馬1.0: 鉛についての俳句を伊藤園「おーいお茶」に応募した → 乱土労馬2.0: wikipediaの鉛の項目に加筆した★すなわち乱土労馬は、乱土労馬1.0である!
いいんだよオレは1.0で(負け惜しみ)。でも"覚悟2.0"ってのはちょっといいなーと思た。
降旗賢一 著
カバー装幀 神田昇和
朝日文庫
ISBN4-02-261442-0 \1900(税別)
8年にわたるオウム関連の事件をめぐる裁判、その最終段階となる"教祖"浅原彰晃こと松本智津夫被告の第一審判決までに、サリン製造にあたった教団の"化学者"、中川智正と土屋正美両被告に対する論告求刑、弁論、そして判決に至る流れをからめた「オウム法廷」レポート最終巻。
序盤は実質的に前巻のタイトル内容を補強して行くような内容。これに続けて裁判が進むにつれて対照的になっていく、中川と土屋の教祖と信仰に対する物の見方を通じて、彼らの中心に存在していた麻原彰晃(松本智津夫)とはなんであったのか、を改めて考えていこうとする最終巻。分厚い上に内容の大半が法廷用語の連続なので、読み終えるまでには大変な苦労が伴った。力作ではあるが、この、難解極まる言い回しの羅列はもうちょっと何とかならなかったのかという恨みは残る。"記録"として考えれば、そこに曖昧さを持ち込んではいけないと言うところもあるのだろうけれど、もうちょっと何とかならなかったかな? とも思えた。
シリーズが進むにつれて、著者である降旗賢一氏のそれぞれの公判に対する感想が、妙にこうなんと言うか、"朝日新聞的紋切り口調"が繰り返されるようになってきてて、そこも少々鼻につく。こういうスタイルの文章ね。
今の被告には、弟子たちのことも、事件の被害者のことも何もない。透けて見えるのはなお権威にすがろうとする醜い姿だけだ。
法廷での模様を、予断を極力控えた調子で記録しつつ、随所でこの手の、内容をやや主観的にまとめてしまおうとする部分が混在していてなんだかな、と思ってしまうわけだが、まあ朝日新聞の人なのでしかたないわなこれは。その決めつけ口調と前述の通りの読みにくいことこの上ない法廷用語と格闘しながら読んでいくと、結構興味深い部分もあったりする。
特に公判開始直後には奇行が目立ち、それなりに見ているこっちを楽しませてくれた(いろんな意味で失礼な言い方ですが、でもやっぱり外野はアレを楽しんだとしか思えない)教祖が、ある日を境に一切の証言を拒否し、それはついに判決が下るまで貫かれてしまったが為に、弁護人が繰り出す論理のアクロバットはなかなかどうして見応えがある。なるほど弁護士というのはこういう仕事をするのかとある意味感心した。もちろんそれは強弁であり牽強付会の類であって、いくら何でも無茶だろそれは、と読んでるこっちが思ってしまうようなものであるのだが、そうでもしないと弁護が出来ない、と言う状況下でも仕事はしなくちゃいけない弁護人ってのも大変だ。この一点で、逆に麻原彰晃は自分を裁こうとしている司法に一矢報いていたのかも分からん、などと思ったぐらいで。
同じく一種の論理のアクロバットなのだが、サリン製造犯の1人である中川智正に対する弁護側弁論も読み応えがあり、なおかつ妙に示唆に富んだ物になっている。オウムというまがい物に、なぜ高学歴の若者たちがああもたやすくのめり込んでしまったのか、その根っこに実はかなり鋭く迫っているのではないかと思えるわけです。長い引用になりますが御容赦。あと、この前に中川被告は、法廷でしばしば自分が神秘体験をした、と述べていると言うこと、検察側はその都度それを、言い逃れのごまかしと非難してきていること、を頭に置いといてくださいませ。
しかし、改めてここで私たちは、被告人が体験した神秘体験に立ち戻らなければならない。被告人は犯行に加わらないでいられる意志を持ちえたか、自由でありえたかが問われなければならない。これが最大の情状である。天井から振ってくる光の粒を見た人間に、見ない人間が「お前は自由だったのだ、(その時点で)犯罪の道を選んだのだ」と言えるだろうか。
検察官は被告人が自らの意思で教団に入信し、病院を退職して出家し、古参幹部として重大な役割を果たしたと言っている。このような検察官の主張は、被告人がいくつかの道から自由に選択したと言うもの、被告人が自らの意思で暴走族、やくざの集団に入ったかのように考えているようである。しかし、暴走族ややくざですら、生い立ちや環境が影響する。あえて敷衍しておくが、被告人が自らの意思で入ったとしよう。仮に被告人がそれでやくざの道に入ったというのなら、それは指弾されてももっともである。しかし、被告人が入信、出家したのは、自由に選択した結果とは言えない。
天井から光が降り、麻原が光っているのを体験した人間が自由だろうか。自らの意思とは無関係に存在しているもの(があると考えたのは)被告人の責任だろうか。輪廻転生があると実感するのも被告人の責任だろうか。麻原を前世からの師と実感したのも、被告人にとっては必然であり運命だったのである。
ある意味唸りましたね、わたしゃ(w。もちろん、だから無罪とか言うつもりは無いですけど、でも彼らが麻原に光を見た、のは事実であったのかも知れない。見たような気がした、ニアリ・イコール見た、で"見たことにした"とも言えるとは思うけれど、それでも彼ら自身にとってはそれは紛れもなく体験したことなのだよね。その瞬間、その人は"自由でなくなる"というのは充分ありえるような気がする。宗教的体験というのは突き詰めるとそういうことなんだろうかね。
中盤以降、どうしても求刑、判決文が大部を占めることによって読みにくさが増し、正直読んでいくのに苦痛ばかりが伴うと言う困ったシリーズではあるのだが、なんとか読み通した(最終巻を手に入れるのに2年かかったというなさけないオチもつきましたが)。いろいろ文句もあるけど立派な仕事であったと思う。事件を知るとか、そういうのを別にして、中盤の7〜9巻あたりがかなり読み応えあります。特に9巻は結構感動モノ。
(★★★)
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こちらを見てひっくり返って下さい。変形前の本体の出来がかなりよさげですな。<br><br>http://www.chara-net.com/item4356.html
う、うわあああああああ。<br>「合体だ!チューィ」「うごー!」ガッキーン!!<br>……ひっくり返りました(^^;)
わはははー!なんじゃこりゃー!(ひっくり返り)
かつての「ガンダムクロス」を思い出しますね。<br>操縦者ヒーローの姿を模した搭乗ロボットというのはすごく海外ウケしそうなんですがあまり無いんでしょうか…?<br>日本でも「大戦隊ゴーグルⅤ」の敵怪人「モズー」と、その姿を模した搭乗ロボット「コング」の関係くらいしか思い浮かびません…<br><br>これはまた路線が違いますが<br>http://www.netlaputa.ne.jp/~m-akao/GALLERY/gal1/gal10/ultra/ULTRA.html
こっ、こっちもまたいろんな意味で凄いなあ……(w