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書類は数日前に届いてたんだけど、10月末までに出せばいいと勝てに思い込んでたら、7日までに出さなきゃいけなかったのね。ってことであわてて作成。今回はオンラインで申告したんで楽だったけど、主に英数字で全角/半角の指定が曖昧な感じだったのはちょっと気になったかも。あと、倅の仕事の具体的な内容とか言われてもなあ…。
週後半分って事になるのかな、「魔女の旅々」「ダン待ちⅢ」「キングスレイド」「呪術廻戦」「ハイキュー!! TTT」「100万の命の上に俺は立っている」「ヒプノシスマイク」「魔法科高校の劣等生 来訪者編」。週の半分だけでこんなにあるのかい(^^;。
「魔女の旅々」、なんか各期で1本はえーでちゃん主役作品があるんだな。まあ普通、かなあ。「ダン待ち」も安定銘柄。
「キングスレイド」はゲームが母体なのね。OPがFlipsideでEDがKOTOKO、ゲーム屋さん(Vespa、って結構不穏なお名前ね)はお金持ってるんだな。ただお話の方は普通にもちょっと足りない感じ、かなあ。声のお芝居がどうにも画に合ってない感じ。そんな新人さんってラインナップでもないんだけど…。「呪術廻戦」、少年マンガ(マガジン)が原作。オカルト寄りのアクションで、それなりに野心的なことやろうとしてるのかも。「ハイキュー」は安定銘柄。これは面白いねえ。
「100万…」も設定で凝ってきた感じの作品。面白くなるのかも知れない。「ヒプノシスマイク」、頭おかしい(w。でもよく解らんけど面白い。日本のラップ・ミュージシャンの感想が聞きたいな。ここで繰り広げられる(一方的な)ラップは、プロの目から見たらどういう位置づけになるんだろう。自分みたいなラップ弱者から見たら、かなり良く出来たラップに見えたんだけど。「さすおに」(で良いよね?)、ちょっと前からアマプラで「さすおに」の1期が観れるようになってたのはそういうことか(w。こちらも良い感じに半笑いですね(^^;。
週前半の新番。「トニカクカワイイ」「戦翼のシグルドリーヴァ」「ツキウタ」「池袋ウエストゲートパーク」「ストライクウィッチーズ Road to Berlin」あたりかな。「トニカクカワイイ」うんまあカワイイ。けどこれ読売テレビMANPA枠で、単体で予約できないの。作品に罪はないけど、ウザいからパスかなあ。
火曜日は「戦翼…」、いろいろ微妙(^^;。既存のかわいい女の子が空を飛ぶ系アニメのいいとこ取り感満点ではあるが、機体のチョイスとかなんとか、わりかし意味不明。ただ、1時間スペシャルにしたことで、辛うじて興味は持続したかも。最初の30分だけだったら切ってたかもわからんね。
水曜日、「ツキウタ」は、うん、これはNot for Me(w。「池袋…」はどうだろ、まあちょっと様子見かな。「ストパン」は流石の安定銘柄。ちゃんと第1話には熊が登場するんだね(w。劇場版ラストで「つづく」って出てたけど、そっちは一端措いて、ってことなのかな。OPでは宮藤さん、紫電改ぽいの履いてるし。これはあれか、6話ぐらいでストライカーユニットが宮藤さんの魔法力を受け止められなくなって震電登場、って流れか?
ま、こんな感じで。
買い物から帰ったらメールボックスにカード会社からの封書が。開けてみたら自分のカードが不正使用されている疑いがあるので連絡して欲しいと。なんじゃいなと思って電話してみたら、9月にZoneAlarmなるところから3400円の請求があり、これが不正使用検知システムに引っかかっているんだと。念のためにこちらでNG判定を出して送金しないようにしているけど、心当たりありますか? って。
Win10にしてからZoneAlarmは使ってないので確かに変だなと思ったんだけど、とりあえずNGのままにしておいて、こっちで確認しますってことで電話を切ったんだけど、自分としては積極的に送金の手続きなんかした覚えがないのでどいうこっちゃ、と思ったんだが、待てよ…。
ZoneAlarmのサイトにログインして自分の情報を確認してみると「毎年自動で送金してアカウントを更新する」にチェック入ってた。これだ(w。
「自動送金は止めて期限切れになっても放っといてくれ」にチェック入れといた。ログ見たら去年もしっかり払ってたのな(^^;。カード会社のセキュリティチェックの精度が上がったってことなのかしら。
すっかり忘れてたよ。とりあえずこれで様子見。
週後半分、新番もちらほら。「魔女の旅々」「くまクマ熊ベアー」「ダンまちⅢ」「炎々…」「キングスレイド」「呪術廻戦」「ハイキュー!! TTT」「100万の命の上に俺は立っている」「ヒプノシスマイク」「魔法科高校の劣等生 来訪者編」あたり? 多すぎだな(^^;。「魔女…」、意外と良い。基本は癒しアニメを目指してるんだろうかね。「くま」、原作ファンの方からは不評って話も聞きますが、そんなに悪いものでもないと思うけど。「ダンまち」は安定銘柄。「キングスレイド」はうーん、悪くはないと思うけど、新しい物は何もないよねぇ…。
「呪術」に「ハイキュー!!」はさすがのジャンプ原作、とても面白いです。残り三つはまだ観れてません(^^;。
アナリー・ニューイッツ 著/幹遥子 訳
カバーデザイン 川名潤
ハヤカワ文庫SF
ISBN978-4-15-012290-4 \1260(税別)
数億年前から世界に存在する5台の<マシン>、それは過去と現在を行き来できるタイムマシン。2020年の女性、テスは女性の権利拡大を目指す結社<ハリエットの娘たち>のメンバーとしていくつかの時代へとタイムトラベルを行っていた。その目的は男性の利権を過激に保持しようとする<コムストック信奉者>たちによる<マシン>破壊工作の阻止と、コムストックらによる女性の中絶禁止法を撤廃させること。その行動のさなか、テスは1992年のロック・コンサートで一人の少女ベスと出会うことに…。
で、お話は基本テスとベスをメインに、過去のいくつかの時代に飛んでコムストック主義者達の目論見を阻止しようとするテスの動きと、1992年のハイ・ティーン、ベスの物語が交互に描かれる。片や時間改変の丁々発止、片や基本はちょっとパンクな女の子の青春物語だけれど、通底するテーマは共通で、それは不当に抑圧されている女性の生き方や社会性に対する反撃の物語。まあ非常に現代的なテーマを扱っているとも言えるのだけれど、いわゆるフェミニズムSF、って括りにぽいと放り込むのもちょっとどうかな、という気もしてしまう。
もちろんフェミニズムSFとして読んでいくことも可能ではあるんだけど、なんというのかな、それだけに限定してしまうのもちょっともったいないというか、それ以外の様々な要素も良い感じに組み合わさって、単純なフェミニズムの主張というのではなく、<マシン>の不可思議さとかその作動原理、タイムリープの制限条件といったところにいくつか新しさがあって、新種の時間SFとしても成立していると思うし、女性の権利のために時間改変を試みるテスの物語が一応本線と言うことになるのだが、ここに絡んでくるベスの物語がこのお話をとても豊かにしていると感じる。
ベスの物語はSFとは言えないのだけれど、正当(であるべき)な権利を不合理に押さえつけられた若者が、その抑圧を自らの心で跳ね返そうとしていくお話で、このお話がメインのテスの物語と(ちょっとしたミスリードも込みで)対応していくところはとても良くできていると思った。実は(時間的なスケールは別として)それほど大きな物語ではないのですが、なかなかの重量感でございました。拳突き上げてウェーイ! 的な本ではないですが、読了したあと少しの間、考え込んでしまう力のある本だと思いましたよ。邦題も読んでる間は少々違和感あったけど、ラストでまあ「これもありか」って思ったし。
最後に蛇足。解説もとても良いものなんだけど、最近の作品の解説にはwebの参照先が掲載されることが多いんだけど、こういう時はURLだけじゃなく、QRコードも併せて掲載してくれると有難いんだけどな。そういうのは難しいのかしら。
★★★★
手っ取り早く。web方面ではやたらと評判の悪い「魔女の旅々」に「くまクマ熊ベアー」、そんなにダメですかね? そこそこ楽しんで見てるんだけど、原作ファン的には許せん物があるのかしら。[魔女…」はゆるめの「キノの旅」感があって悪くないし、「くま…」も「防ふり」系アニメとして平均点は超えてると思うけど。
以下、今のところ生き残ってるものは順不同で「戦翼…」「呪術…」「百万…」「ストパン」「ヒプマイ」「キミと僕のなんちゃらかんちゃら」「ダンまち」ぐらいっすかね。
ロイス・マクマスター・ビジョルド 著/小木曽絢子 訳
カバーイラスト 浅田隆
カバーデザイン 東京創元社装幀室
創元SF文庫
ISBN978-4-488-69822-5 \1400(税別)
愛する夫、アラールの没後かつて二人が出会った場所でもある惑星セルギアールの総督の座についたコーデリア。細々した政務のなか、何とはなしに物足りないものを感じていた彼女は一つの決断を下す。それは…
ええと、どこまでバラして良いのだろう(^^;。お話は御年70代にして未だ50代そこそこの容姿を保つコーデリアと、彼女と出会う前にアラールの恋人だったオリバー・ジョール提督が何となくいい感じになり、二人の愛をさらに固い絆で結ぶためにとある決断をして、というのがメイン。長命種族であるベータ人のコーデリアと恐らく地球人と同程度の寿命と思われるバラヤー人オリバーで、見かけ上のバランスはとれるからまあいいか、と(良くねえよ)。
で、いろいろあってコーデリアとオリバーは「家族」のスタイルをさらに確固たるものにしようと、ある計画をスタートさせることになって、ぐらいならネタバレにはならないかな(w。基本的に本書はこのお話だけで進んでいく。そこには二人の計画を邪魔するような敵が登場したり、計画の途中で何か重大な問題が発生して二人がそれを乗り越えていくような展開も用意されてない。計画発生→計画進行→合間にデート→計画進行→ちょっと脇役といろいろ→計画進行→シリーズのレギュラーメンバー登場→計画進行→ちょっとだけ事件→どうやら計画成就しそう、でお話終わっちゃうの。それはお話と言えるのか?
もちろんヴィジョルドなんだからそこで語られるお話、たとえばダイアローグの気の利いてる感とかは充分あって、読んでる間は死ぬほど退屈、なんてことはない。ないけどやっぱり少々退屈だな、と思いながら読んでいく結果になってしまってはいるとは思う。長年のファンのためのプレゼント、というにはボリューム(結構ある)の割に登場キャラは手薄だし、先に述べたとおり、なにか重大な事件が発生するでもない。これでわくわくしながら読んでくれ、といわれてもそれは無理だよ(w。
あとこれは以前の作品でも感じた、ヴィジョルドさんの考え方に、自分が納得できない部分があって、それが本作でもちゃんとあるのも読後感のスポイル要素になっているのかな、とも思う。この辺は旧作の感想読んでもらえたら。なんと言うんだろう、そこで楽をするのは美しいのだろうか、って所ですね。この辺も相まって、すいませんけど残念賞、ってことにさせて頂くしかないですね…。
以下蛇足。尼のレビューでも見かけたけど、訳がちょっと雑な部分があるってのは自分も感じた。個人的に「ん?」って思ったのはお相手役のオリバーさん。本書では「オリバー」と「ジョール」表記が混在してて、それにどういう法則性が判らなかったこと。たとえばオリバー視点のパートで「オリバー」を使い、地の文などでは「ジョール」を使っているのかなと思ったらそういうものでもなさそうで、これにはどういう意味があったんだろう。原書がそうなっていたと言うこと? 訳は小木曽さんなんだから、質は保証されてるものと思っていたのだけれどなあ…。
★★☆
削ったつもりなんだけどまだ結構残っているなあ。「SHIROBAKO」「憂国のモリアーティ」「シグルリ」「キミと僕のなんちゃら」「ストパン」「くま」「呪術廻戦」「炎々…」「ハイキュー!!」「100万のなんちゃら」「キングスレイド」「魔女の旅々」「ダンまち」「ヒプマイ」「さすおに」……、ゼエゼエ(^^; 。なんか言いたいことあるヤツだけ書きます。
「憂国の…」、こじゃれたクライム・サスペンスかと思ったら、まあそういう面もあるのだけれど、それ以上に後のモリアーティ教授になるであろうウィリアム君のキャラクタが面白いと思った。なんというか、ダミアンっぽさがあるね。「シグルリ」、意外と面白いのかもしれん。「キミ僕」はまあ半笑い枠。「ストパン」、2話目でお約束の501再結成(こいつらいっつも再結成してるな)。アニメ市場、ここまで頼りになるイタリア軍人がいただろうか。ドイツ人も「今度もイタリア付きでやろうぜ」って言い出しかねないぞ(w。で、3話目で日常よりにシフト。いったん無双状態になっちゃった宮藤さんを強制的にクラスダウンさせる回。いちお、劇場版から繋がる形でお話は作られているんだね。してみると劇場版のラスト、みんな一斉にベルリンに向かうと見せかけて宮藤さんだけは途中で進路変更していたって事なのね。んでスイスではおっこちゃんが待っていた、と(w。
「くま」以降はどれも安定銘柄。安定の度合いはいろいろですけど。んで「魔女旅」が自分的にはかなり好物かも判らん。こんくらいの放り投げたビター感、好きです。
あと、NHK方面で「漫勉」、星野之宣さんの回が素晴らしかった。かねがね星野さんのマンガはベタの表現が独特だなあと思っていた(そりゃもう手塚賞を取った『はるかなる朝』から)んだけど、筆ペン使って一気に描き込み、ディティルを丸ペンで補完する、しかもほぼフリーハンドで、て技法でようやく得心した。こんな描き方なさってたのか、すごいな。良いもの見ました。
一つ残念だったのはホストの浦沢さんの押し出しですかね。人を見た目で決めつけてはいけない、ってのは頭では判っているのだけれど、この番組の浦沢さんはなんつーか、サブカル方面の2流インフルエンサーにしか見えなくて、そこだけちょっと、残念だったかもしれん(失礼)。
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