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ってそれはエッグモンスター。gobbledygookを経由して、金森藍加のケルト占星術 - あなたが生まれもつ魂の本質。600円払うとさらにいろいろ教えてくれるんだそうで。もちろん、ロハの分だけ見させていただきましたです。
あなたの情報
守護樹: リンゴ
守護動物: 白鳥(ハクチョウ)
守護神: エーディン
あなたの魂の本質
乱土 労馬さんが生まれもった魂の本質。それは、「カリスマ」です。乱土 労馬さんは、ほかの樹人(じゅじん)よりも、カリスマ性をもっています。感性に優れ、自分自身の役割を演じる力をもっているのです。魂からあふれるその力を発揮することにより、乱土 労馬さんは、多くの人を魅了することができるでしょう。これは努力してできるものではなく、魂が生まれもった天性のもの。フェアリーギフト(妖精からの贈り物)といえるでしょう。
フェアリーギフト……。暮れの元気なごあいさつかオレは。なんかこう、カユいなあこの文体。
ロバート・ゴダード 著/加地美知子 訳
カバーデザイン・写真 妹尾浩也(イオル)
講談社文庫
ISBN4-06-275290-5 \990(税別)
ロジャー・ムーアの次のジェイムス・ボンドになるかも知れない、と言われた時期もあった。だが現実はそちらには向かなかった。かつての二枚目スター、今は舞台で性格俳優として活動を続けている私、トビーの現在ただいまから先の見通しは、お世辞にも明るいものとは言えない。一世を風靡した劇作家の埋もれた脚本が発見され、それを脚色した公演は、すべてのキャスト、スタッフの思惑をはずれた失敗のまま、晴れてロンドン公演に向かうこともなく、ここブライトンの街での公演を限りに終了しようとしている。そんなとき、この街に住む離婚調停中の妻から私の元に一本の電話がかかってきた。彼女は今、ストーカーまがいの一人の男に悩まされているというのだ。心のどこかで分かれることが決まっている妻とのよりを戻したいと考えている私は、妻の頼みを聞き入れるのだが……。
ゴダード文庫版最新作。解説でゴダードとしては異色作
などという紹介のされ方をされている、ちょっと毛色の変わった作品。いつもの重厚なゴダード節はやや控えめで、テープに録音された口述を元にした、それほど大きくない街での一週間の出来事が語られる。ン十年前のあの出来事が、今! みたいな、いつものゴダード作品とは少しばかりスタイルを変えて来ているわけ。その試み自体は面白いと思うが、過去と現在を自在に行き来し、魅力的なダメ男が得体の知れない作意に翻弄され、打ちのめされ、それでもぎりぎり踏みとどまってやせ我慢を貫いた先に待っていたものとは…(ここで読んでる方もどびっくりの大どんでん返しが用意されている)という、いつもの手慣れたスタイルほどには、読者を唸らせることに成功している、とは言いがたい作品になってしまったかな、というところ。スピーディー(と言うほどスピーディーだとも思わないけどね)であることが悪いのではなく、ゴダード作品の最大の魅力である"底意地の悪さ"がうまく発揮できていないのが敗因だろうな。
ゴダードの小説の魅力というのは、負け組にほぼ両足とも突っ込んじゃってるような主人公が、それでもなけなしの勇気とかプライドとかを総動員して、本来であれば敵うはずのない、巨大な悪意や陰謀みたいなものに風穴を開けていく苦闘と、その過程で次々と繰り出される少々小ぶりのどんでん返しの連続、そして読んでる方が「これ以上はもう騙されんもんね」と思ったところで投下される最大級のどんでん返しの鮮やかさにあると思うのだけれど、本作はそこがどうにも物足りない。ゴダードを読む、と言うことはとりもなおさず「オレを騙してくれー!」って事なんだと思うんだけど、そこらがどうにも甘い。もちろん「ほほうそう来たか」的ショックはある。でもゴダードなんだから、「ほほう」とかで満足してたらいかんでしょ、読んでるこっちを「でええっ」と思わせてくれなくちゃ。
ややネタバレになっちゃうけど、後半でそこそこ重要な意味を持つ降霊術だって、ノリノリのゴダードだったら、降霊術?うさんくせ→え?案外信用できるの?→わあ、ありなのかそういうのも→ってそうじゃなかったのかよー!! ぐらいには読者を手玉に取ってくれたと思うんだけど今回はそういうもんでもなく。ラストも少々それは安易に過ぎないか、と思ってしまうようなものであるし…。
通常ゴダード作品は、ゴダードにしてはちょっと、みたいな評をするんだけど、残念ながら今回はあれだ、ゴダードだろうが(最近のヘタレな)ヒギンズだろうが、ぱっとしないものはぱっとしないぞ、ってところ。全然面白くない訳じゃないけど、信用銘柄買ったのにこれかよー、ってながっくり感はありますな。
(★★★)
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●守護動物はシャケだそうです…って、オラ、ついこないだ守護動物様を大量に食ってしまっただ(爆焦)…そりゃもう、皮が美味くって…(殴)
祟りがあるだ、祟りがあるだよ。清めに「最終兵器彼女」を観て感想を上げねえとその祟りは消えねえだ(こらっ)。
●…それ、タタリっていうより、罰ゲームの予感が…(殴)<br><br>●オラひとりじゃおっかねぇから、乱土のダンナ、ついてきてけろ(笑)
よろしくてよ…ってブルクは10日までかよ!(^^;)