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CS スター・チャンネル プラスで「サンダーバード」(吹替え版)。V6の皆様がトレーシー家の面々の声当ててるヤツ。ちなみにこの映画は英語版の方はしっかり劇場で見てブチ切れた(あ、いや、ブチ切れまでは行かんかったか、プチ切れ、ぐらいか)ワケだが、ふむ、ヘタレな映画にはへたった声優(ファンの人すいません)がお似合いだな。結構楽しめちゃったよ。参ったねこりゃ。
CS スター・チャンネル プラスで「バトルスター・ギャラクティカ サイロンの攻撃」。前編が終わったとこ。おおう、プロデューサーは前作同様グレン・A・ラーソンなんだなあ。でも「ギャラクティカ」だからなあ、なんか新シリーズはかなりエロ方向に注力してるって話だし、やっぱヘタレかなあと思ったんだけど、おいおいおいおいどうしたんだい、面白いじゃないか、これはかなり行けてるよ。
サイロンとの戦争から40年以上たった(オレ、旧作は途中までしか憶えがないんだけど、サイロンって人類が作り出した生命体だったとは知らなかったですよ)時代、暗黙の了解のうちに休戦状態にあったサイロンだが、今再びその攻撃の手を12コロニーに伸ばしてきた。緒戦の混乱で(今回も)人類側は大損害を受け、残った戦力はその日が退役の日であった「ギャラクティカ」一艦のみ…、ってなお話。
アダマ司令だのタイ副長(かなり大胆にキャラ変わってる)だのアポロだのスターバックだのブーマー(今回はアジア系の女性。キュート!)だの、当然裏切り者はバルター(なかなか良いキャラ)だの、旧作を知ってる人間には嬉しい名前が続々登場。スターバックがマッチョな女性キャラだったりするあたりも時代かな。
残念なのはあれだな、音楽が前と違うところ(一瞬、前作のテーマも流れるけどね)と、かつてのミニチュアワークで作られたギャラクティカ他のメカが、CGIになってなんか安っぽくなっちゃった(TVシリーズだろうし、予算の都合はあるんだろうけどねえ)ってあたりか。まさか21世紀になって、あの、何かと批判の多かったダイクストラ特撮を懐かしむことになるとは思わなかったぜ。コロニアル・バイパーがアフターバーナーふかすシーンとか、絶対旧作の方が燃えるのよ(問題なのは毎週同じ絵なんで、すぐに飽きちゃうってとこにあったんだよなあ)。
そこらはあるけど、意外にシビアなストーリー展開(こちらでメインを張るコロニー連合の女性大統領をやってるのが、『インデペンデンス・デイ』で大統領夫人だった女優さんだったりするあたり、狙ってやってるなら憎いキャスティングだ)があったりして、こりゃあなかなか悪くないじゃないの。地上波でシリーズの方もやってほしいね。
新シリーズの情報についてはこちら(ジェイミーに首ったけ)が、なかなかわかりやすくてオススメかも、です。
CS スター・チャンネルで「マッハ!!!!!!」 2003年タイ。
いやあ、こいつは凄いな。鍛え上げられた格闘家の動きってのはここまで信じられんものなのか。映画の方も元気いっぱいだ。途上国、と言うのは失礼だけど、そういう国の持ってる発展途上のパワーが満ちあふれてる。オート三輪(トゥクトゥク、って言うんだっけ?)でのカーチェイスなんて、この国じゃなきゃ思いつかないよな。すんげーストレートなアクション映画なんだけど、悪党には必ず仏罰が下るのだー、ってあたりもいかにもタイらしくっていいやね。
主役のトニー・ジャーは織田裕二ばりのいい男。彼に絡むペットターイ・ウォンカムラオは伊集院光っぽい、憎めない小悪党、そのツレで一応ヒロインになるプマワーリー・ヨートガモンが佐藤藍子っぽいキュートな女の子。役者さんたちの顔の作りは同じアジア人、親近感を持てるんだけどやってることはかなり度外れ。この辺のギャップも楽しかったりする。
お正月向きのあっけらかん映画(褒め言葉)でございましたよ。
ジェフリー・ディーヴァー 著/池田真紀子・他 訳
カバー装幀 石崎健太郎
カバー・本文イラスト 渡邊伸綱
文春文庫
ISBN4-16-766187-X \905(税別)
R・D・ウィングフィールド・他 著/木村仁良 編・芹澤恵・他 訳
カバーデザイン 清水良洋(Push-up)
カバーイラスト 河村誠(Push-up)
光文社文庫
ISBN4-334-76162-3 \571(税別)
長編の達人、ディーヴァーの初の短篇集。原題は"TWISTED"。「ボーン・コレクター」のリンカーン・ライムが主人公の書き下ろし、「クリスマス・プレゼント」を含む16編。
ミステリ専門誌、『ジャーロ』で発表されたクリスマス・テーマの中短編7編を収録したアンソロジー
世間は正月だ元旦だと浮かれてる時に、どういう巡り合わせだかクリスマスネタの本が二冊続いてしまった。ただしディーヴァーの本は、紹介したとおり原題は"TWISTED"。もう、捻りまくってます。何せ底意地の悪さでは天下一品のディーヴァー、収録された16編の捻られ具合はただごとではない。私には「超越した愛」しか仕掛けが見破れなかった、つか一作見破っただけでも有頂天になっちゃったけどね。
それにしても全く、捻る捻る。長編での捻りっぷりも毎回舌を巻くけれど、短篇になると、その「捻り」の鮮やかさが際だつ感じだ。著者自身が「まえがき」でこんな風に述べているぐらいだ。
短編小説は、たとえるなら、狙撃手の放った銃弾だ。速くてショッキングなものだ。そこでは、善を悪として、悪をさらなる悪として、そして何より痛快なことには、究極の善を究極の悪として描くことさえできる。
まことにもって。時として残酷、時としてとてもハートウォーミング、そして時には信じられないどんでん返しに唖然とする16の短篇、どれも素晴らしい。特に「三角関係」は思わずぎゃっと声を上げそうになる結末が待っている。逆にこの中では、リンカーン・ライム登場の「クリスマス・プレゼント」が一番出来がよろしくない感じかな。それでもレベルはとても高い。読んで損無し。
(★★★★☆)
もう一方、「夜明けのフロスト」は、わーいフロストおじさんの新作だー、と思って買ったら、フロストを含むいくつかのミステリ短篇で編まれた、クリスマス・アンソロジーだったのでおっとっと。ミステリ畑は苦手なので、ここに登場する作家さんたち(順にエドワード・D・ホック、ナンシー・ピカード、ダグ・アリン、レジナルド・ヒル、マーシャ・マラー&ビル・プロンジーニ、ピーター・ラブゼイ、そしてR・D・ウィングフィールド)、は名前は知ってても実際に読んだことがあるのはプロンジーニの「名無しの探偵」ぐらいだったりする。その辺もあってか、読み応えってところではやはり、勝手知ったる(なのにいつもだまされる)ディーヴァー本の方がちょっぴり楽しかったかな。
そうはいっても、久しぶりにフロスト警部に会えたのはやっぱり嬉しかったよ。前作、「夜のフロスト」から4年ぶり、になるのかな。相変わらず上司ににらまれ、同僚に迷惑をかけ、無神経な捜査で一般人の神経をささくれ立たせ、しばしば推理をミスり、それでも捜査だけは手を抜かないフロストおじさんがとてもステキ。早くのこりの長編も訳して欲しいよなあ。
(★★★☆)
CS スター・チャンネルで「マスター・アンド・コマンダー」2004年米。言わずと知れたオーブリー物、第10作の「南太平洋、波乱の追撃戦」の映画化。見るまではラッセル・クロウのオーブリー? そりゃちょっと格好良すぎるんじゃないの? なんて思ったんだけど、そこのところにはさほど違和感は感じなかった、もうちょっと訳本的「はっ、はっ、は」みたいなノリがあっても良かったんじゃないかとは思うが、それでもこのオーブリー(とポール・ベタニーのマチュリンのコンビ)は、意外に原作のイメージを崩してない感じはあった。原作がしばしば、キャラクターの掘り下げに拘泥し過ぎるあまり、小説としていささか退屈な物になってしまっていたあたりも、かなり改善はされていたと思う。個人的にはあと20分ぐらい切っても良かったと思うけど。
ホントにそれ全部必要なの? といいたくなるぐらい盛大に張り巡らされたリギングを眺めるのも楽しいし、クライマックスの一対一の帆船同士の殴り合い的決戦もなかなかの迫力で、悪くはないと思える反面、やっぱり長いよ、ってのと、ある程度このシリーズ知ってないと楽しめないんじゃないのかな、ってな気はした。水物大好きな私はぎりぎり許容範囲なんだけど、この内容でこの上映時間はちょっと辛かったんじゃないかな。
世間一般では。なのでうちも仕事したよ。発送二件。終わり(おーい)。
今年はいろいろ考えて、仕事をする一年にしたいものだ、という、どうとでも取れる決意を持って本年の抱負に代えさせていただくことにします。
先代のめび君(小技の一号)にはWinFD入れてたんだけど、なーんかこう、も一つ使っててピンと来るものがなくて、非力の二号に乗り換えたときにはWinFDは入れていないのだった。とはいうもののタッチパッドで使うExplorerってのも使いにくいったらありゃしないので、やっぱりキーボードメインで使えるファイラが欲しいな、ってんで少し調査。
今回みつけたのはこれ。2画面ファイラ「あふ」(System AKT)。いやホントにそういう名前なんだってば。私も一瞬これと何か関係あるのかと思っちゃいましたけど、そういうものでもないみたいね。ドキュメントでいきなり、
このプログラム(AFx.EXE)はファイル管理ツール、いわゆる「ファイラー」と 呼ばれるものです。 左右2画面のファイル表示エリア(以下「ファイル窓」と記す)と、下部に メッセージ表示エリア(以下「メッセージ窓」と記す)を持つのが特徴です。
キーボードで殆どの操作が出来ます (^^ マウスで殆どの操作が出来ません (^^;
なんて書いてあるのに大ウケして、思わず導入してみたわけですが、これがなかなか潔い。ヘルプすらない(ドキュメントと首っ引き)というのは結構困るかも知れないが、FD系のキー設定には準拠してるようなので、とりあえず不用意にDとか押さなければ大丈夫。ちょっと触ってると何となく使えるようになってくる(自分が案外FD系のキーアサインちゃんと憶えてたことにも驚いた)。
作者の方はもとX68Kのユーザーで、68時代に使っていたTF.xというファイラが好きでその操作感覚を持ったファイラが欲しい、と思ったのが開発の動機だったそうな。うーんいいなそういうの。
というわけでちょこまか弄くり中。ユーザーを突き放したところがある分、妙に隠し機能がいろいろあるっぽかったりするのが楽しい。設定が楽しいソフトって好きなのさ(歪んでるなあ)。
また一つ大事なものが自室内次元断層に飲み込まれた模様、って困ったな。通常業務にはさほど影響はない(腕をいっぱいに伸ばした状態より遠い距離、なら眼鏡は不要なのだ。典型的な老眼だな)のだけれど、本もマンガも読めないし、振替用紙に必要事項を記入できないよ。
オレのことだから、何かの弾みに思いもよらんところにぽいっと放置して忘れてしまったんだろうけど、思いもよらんところを改めて思いつくのって大変なんだよなあ。困った困った。
メガネがなくて困る歳になったのねぇ、あっしも(つoT)。
Preview Rerease 1なんてものが出ていることに、今まで気づいてなかった。ちょっと試してみたんだが、驚くべき事にリストアイテムのインデントの考え方がmozilla準拠になっているように見える。つまり、リストアイテムの左マージンを0にしたときに、リストの要素はどこから始まるか。Outsetなら本文は親要素と同じマージンの値を取るのがIE、自前のインデントを加算するのがmozilla系列だったように思うのだけど、Opera9ではここ、mozillaとおんなじ考え方に切り替えたように見える(CSSで指定したmarginの値に、UIが本来持っているインデントの値が加わる)。うーむ。ここは数少ない、IEの考え方が正しかったんじゃないの? って思える部分だったんだけどなあ。これからはこちら(mozilla的インデントの取り方)が主流、って事になるのかしら。
リスト結構こそこそ使うんで、Operaがここの解釈を大きく変えてきてるのにはびっくりした。そのうち出てくるであろうIE7も、リストのインデントについては考えを改めているのであろうか。だったら面倒なことになりそうだなあ。ここはIEの考え方の方が理にかなってると思ってたんで、基本的にわたしゃIEの見栄えの方を重視してたんだけど。
ってまあ、marginとpaddingの指定の仕方については、いろいろ考慮しないといけないところはあるらしい、ってのも同時に漏れ聞こえてたところではあるんですが。
で、今後リストの見え方に関してはmozillaを基準とする、って方向性を採って大丈夫なんですかね?
ノートで「あふ」をちょこちょこ弄ってからデスクトップに戻ってきてExplorer触ってると、なんかこう「ぱっとしないなあ」な感じがしてくるのだった。理由はすぐにわかった。Explorerには(つかWindowsには)テキストビューワー(ページャー、が正しいのかな?)がないんだな。別に、ないと死ぬほど困るってほどのものでもないんだけど、あふで適当にファイルにカーソル併せてリターン押すと、とりあえずビューワーで内容を開いてくれる。テキストはテキストなりに、バイナリはバイナリなりに。で、編集したいと思ったらShift+Returnかませば秀さんが立ち上がってくれる(設定次第ではPhotoshopだろうがなんだろうが、立ち上げ可能なんだけど)。この快適感、長いこと忘れてたな。Win+Explorerの組み合わせ、今までそんなに不満に思ったことはなかったんだけど、あふ触ってたら妙にテキストビューワーがあったらいいのになあ、と思えてきてしまった。なに、凝った機能はいらない。とにかくどんなファイルでも、とにかく試しに開いてみる(バイナリで文字化けしてもかまわん)機能があって、必要なときに簡単なキー操作で見ているファイルをエディタに渡してくれるようなソフト。あれですわ、DOS時代の定番ビューワ、"miel"のWin版ってないのかな、と。
Vecterとかで探してみたんだけど、ないもんだねえ…。もう、縦書きだの「青空文庫」対応だの、しなくて良いのよ。ごく単純に、選んだファイルを開いてくれて、キー一発でそれをエディタに送ってくれたらいいの。でもそういうのって意外にないのだなあ。
シンプルで良いかな?と思ったらシンプルすぎてShift-Jisしか読めなかったり、ちょっといろいろできると思ったら拡張子.txt限定だったり、どうもこう帯たすきな感じで。
どっかにWin版Mielって無いのかなあ。リターンなりクリックでビューワーオープン、何もできない(まあ検索ぐらいはあっても良い)けど高速スクロール、で、Shift+Returnで自分はクロースしてファイルを指定したエディタに送るようなビューワー、が欲しいんだけどなあ。そういうのって、ニーズ無いのかしら。無いんだろうなあ(つoT)
あ、デスクトップでもあふ使えばいいって事?(それはそれで設定極めるのが大変そうだけど)
見つからん。この状態で根性出して読書に挑戦(第二次世界大戦ブックス 15 「ドイツ機甲師団」)したら、ドイツがクルスクの戦いでえらい目に遭うあたりで急激にページのコントラストが低く見えてきて(文字が薄く感じる)しまい、それでも無理矢理最後まで読んだあと、本を閉じてまわりを見回したら世界が均等にぼやけて見えるようになってしまった。んーむまずい。やはりメガネ探さなくっちゃ。だいたい26000円もした老眼鏡なんだからな。
それにしても思いつくところは一通り探したんだけどなあ。一体どこに行ってしまったものか。カミさんには「メガネが一人で歩いていくんかい」とバカにされてしまったけど、で、確かにそうなんだけど、見つからないものは見つからないんだよう(泣)。
来週の月曜が祝日なので「ジャンプ」の出る日。昼飯食ったあと、倅がいそいそと出かけて確保してきてたけど、「テニスの王子様」がなんかすげーとーとつに「つづく」になってたんでちょいびっくり。許斐センセ、突然のケガだそうで。はあ、ラジカセがんがん鳴らしながら単車ころがしてたりしたんでしょうかね。
ぶるぶる。買取依頼でお送りいただいた本がめっちゃ冷たいぜ。それでもこっちは雪がない分マシだが、実家の方はどうなっておるのかのう。気ばかり若いうちの親父のことだから、自分の歳考えずに、若いつもりで屋根に上って滑って落っこちてあぼーん、なんてことになってないと良いんだが。
今日だったか昨日だったかの朝刊で、「38豪雪」なんて懐かしい言葉が踊ってた。今年の雪は昭和38年の、北陸地方を中心に降った豪雪を彷彿とさせるんだと。さすがに38年の豪雪がどんなだったかは記憶にない(住んでいたのもそのころは会津だったし)。ただ、彼の地も雪の多い年は、玄関を空けると雪の階段が1メートルぐらいあって、それを上って、固まった雪の上をスキー履いて歩いてたような憶えがある。そんなところに住んでたんで、富山県に引っ越す、と小学校の先生に報告しに言ったら「雪の大変なところに引っ越すのだね」といわれて、ここより降るところがあるんかい、と驚いたことを思い出しますわ。
幸い私が引っ越してからは、そこまで酷い雪になったことはなかったけど、今年はそれ級に積もるかも、って事なんだろうか。そもそも本格的な雪のシーズンってこれからだもんな。
まあ妹夫婦もいるしご近所づきあいもあるだろうから、滅多なことはないと思うけど、気をつけてくれ>父
ってそういえば年始の挨拶もしてなかったな。近いうちに電話入れておこう。
毎年恒例、もんちぃ師匠宅にお年始伺い。新生公司の焼豚買って、TUX導師と合流して、もんちぃ師匠宅へ。まずはセガの「龍が如く」を見せていただく。わはははは、こりゃ凄い。いかにもセガらしい、あか抜けないセンスに満ちた「グランド・セフト・オート」っつーかなんつーか。無駄につぎ込まれるハイレベルな技術の数々が素晴らしすぎ。なぜその技術をもっと有意義に使わないんだ、と言いたくもなるけど、これがまあセガらしさってものなんだろうな。久々に「セガセガしいゲーム」を見た気分だぜ。
そのあとは映画鑑賞会。一発目は「リベリオン」。これが実に、B級なんだけど捨てがたい味に満ちた一作でなかなか素晴らしい。お話はまあ、「1984」な「マトリックス」って感じで、ここに、妙にとってつけたような「ガン=カタ」なる武術が加わることで、妙に「壊れちゃった」感がプラスされちゃってさあ大変、みたいな映画。静謐なディストピアの描写や、役者さんたちの押さえた演技など、それだけで充分渋い、良い映画に仕上がってるのに、なぜかここに余計なものが加わっちゃうから、感心したらいいのか笑えばいいのか、どっちなんだよおい、ってな映画が出来上がっちゃったなあ、と。いや、ええもん見せていただきましたです。
あとは「サンダーバード」やら「マッハ!!!!!!!!」やら、酒飲みながらだらだらと。牛すじ煮込みと酢豚、おいしゅうございましたです。
帰りがけにちょっとたちきやにも寄ってごあいさつと酒飲み。程よく酔っぱらっておうちに帰ってバタンキュー、な一日でしたとさ。
昨日はもんちぃ師匠宅での呑みだったし、明日発送しなくちゃいけない約三十の嘘、もとい、古本があったので、そのクリーニングやら梱包やらをやりながら、録画してた「地獄少女」、「BLACK CAT」、「ローゼンメイデン・トロイメント」、「灼眼のシャナ」、「交響詩編エウレカセブン」、「魔法戦隊マジレンジャー」、「仮面ライダー響鬼」、「ふたりはプリキュアMH」。作業終わりません(つoT)。「水戸黄門」、「西遊記」。まだ終わりません(つoT)。もんちぃ師匠から貸していただいた「攻殻機動隊 2nd GIG」もBGVに。
終盤に向かう「響鬼」なんだけど、で、それなりにつまらなくはないんだけど、そのアスム君の扱いはやっぱりなんだかなあ。気持ちが変わるなら変わるで結構だが、変わるためのプロセスがそれってのはどうなのよ、というところで。言うても詮無き事なんではあろうが、これでは納得も感動もできそうにないぞ。で、来週はヒビキさん、あえて変身せずに魔化魍と戦う姿をアスムたちに見せるんですと? ほう、それはそれは(棒読み)。「マジ」はいつも通り(あんまり感心しなかったらしい)。「プリキュア」はなんか凝ったことやってたね。
さてさて、月9ではとても珍しいノリになる「西遊記」も見ちゃったワケだが、基本的に私、ニンニキニキニキも夏目雅子版もなーも思い入れないんで、まあこれはこれで、こんなモンなんじゃねーの、って感じ。特に面白いわけでも激しくつまらんわけでもなく。これでも金はかかってるんだろうなあ、と関係ない事考えながら見ておりましたがまあなんだ、深津絵里の三蔵法師もかわいいんじゃないの? ってな感じ。ま、豚と猿は配役逆ちゃうのん、って気はしたし、ちょっと慎吾ちゃんの芝居が少々力入りすぎで、そこで興ざめ感アップでもあったわけだけど。
「攻殻機動隊」は、前置き抜きでラスト二話を鑑賞したんだけど、質は高いなあ。このレベルで2クールだかのシリーズ、維持していたのかしら。そこがまず驚き。お話はいかにもな「攻殻」テイストではありますな。相変わらずタチコマがかわいいぜ(w。
どうやら作業の先が見えてきたので、さらにもんちぃ師匠から貸していただいた「アップルシード」も鑑賞。まあなんだなあ、おおむね私の予想通りの出来ではあったかな。
いろんなところに見るべき絵がある。オープニングの廃墟のシーンは、人手に任せたらたぶんアニメーターが何人か死んでただろう(^^;)出来だし、クライマックスの多脚砲塔絡みでもかなりいい絵がある。質は総じて高い。でも問題も色々ある。
キャラクタのモーションはキレイだけど、やっぱり気持ち悪い系のキレイさ。特に表情は見てるのがしんどくなってくる。キャラデザインそのものが気色悪いのか、動かし方にどこか気色悪いものが入ってしまうのかわからんけど。
お話もちょっと、というかおーい「アップルシード」ってそんな話だったかー、な展開で。なぜにそこまでベタな話にしますか。完全にデュナンの話になっちゃっているなあ。ブリちゃんかわいそ。そりゃスジとしてはわかりやすいけど、ここまで普通の話にしちゃっては、わざわざ士郎正宗の作品を映像化する意味がないんじゃないのかね。
というかまああれですわ、映画見てる間、しばしば「いつゲームが始まるのかな」なーんて思っちゃったことはちょっぴり内緒の方向で。
ウィリアム・C・ディーツ 著/斉藤伯好 訳
カバーイラスト 佐伯経多&新間大悟
カバーデザイン 岩郷重力+WONDER WORKZ。
ハヤカワ文庫SF
ISBN4-15-011542-7 \740(税別)
かつての腕利きバウンティ・ハンター、今は惑星アリスのただ一人の警察官として妻や仲間とともに暮らすサム・マッケイド。巡回のオマケで飛び込むことになったちょっとした、しかし命がけの冒険も何とかこなし、家に帰ってゆっくり休もうと思った矢先、サムにとっては一番会いたくない"旧友"からの面会要請がとどく。帝国航宙軍の情報将校、スワンソン=ピアス。前回の大冒険も、元はといえばこの男が発端だったのだ。面会を渋るサムだが、惑星アリスの評議会主席にして最愛の妻、セーラの頼みとあっては無碍に断ることも出来ない。ピアスが座乗する航宙軍軍艦に赴いたマッケイドたち。だが話を始める暇もあらばこそ。何者かが放ったミサイルが、こちらに向かってくるのが探知され…
というわけで「帝国の秘宝」からさほど間をおかずに語られる、サム・マッケイド第二の冒険。前作同様、今回もあちこち読んでて恥ずかしい。なんちゅーか、キャラの造りがマンガなんだ、このシリーズは。
マッケイドはおとなしく従った。ホワイティは胸をなでおろした。だが、心の中で、自分の負けだと思った。
わははのは。貸本劇画で「ガン使い」などという商売が当然のように存在してた時代ならいざ知らず、今時こんな表現、講談社系のマンガでもやらねーだろー(やや偏見)。あ、でも初出は1988年だから、そのころなら有り得……ないよな、やっぱり。
とはいえお話の方は、「帝国の逆襲」に始まって闘技場での大バトル、宇宙カジノ潜入作戦、監獄惑星で砂虫と対決しつつ囚人たちの解放作戦、強風の惑星での死闘とまあ、サービス満点、魅力的なキャラクタも続々登場しては続々退場。スピーディーな展開で退屈しない。SFとしてどうなのよ的部分や、それ以前に酸素マスクを付けてどうやって葉巻を吸うんじゃサムー、とか、あっちゃこっちゃにツッコミどころもあるんだけど、まあなんだ、マンガなんだから細かいところを気にしちゃいかんのだろうな。次から次へと繰り出されるアクションを楽しんで読むのが良いんだろう。そういうのも決して嫌いじゃないですよ。
それはそれとして。
「宇宙一の賞金稼ぎ」とか「凄腕バウンティ・ハンター」とか言うのはちょくちょく登場するキャッチフレーズだけど、そういわれてる連中って大概が看板倒れなのと、「銀河帝国」の兵士ってのは何人かかっても絶対に主要キャラには致命傷を与えられない、ってのは、この手のスペースオペラではやっぱり暗黙の了解なんでしょうなあ。
あ、あとあれです。堺三保氏の解説で、(初期の)ハヤカワSFの青背と白背の棲み分けルールについて解説されてまして。「エンタメの白」に「本格の青」、って事だったんですか。初めて知ったですよ【今頃知るとはおれikry】。
(★★★)
「小さき勇者たち ガメラ」公式サイトで二つめのトレイラーが公開されてて。いろんなところでおもいくそツッコミ入れたくなる反面、このトレイラーの雰囲気に「ちょっとだけ期待しておこうかな?」と思う自分もいる不思議。
いやもう間違いなくアカンであろう事は予想できるのですよ。制作発表で人もあろうに角川の社長自身が15億かけて作っているのだから興収は30億ほど行って欲しいけど、怪獣映画だから無理だろうな、そこそこでいいや。
などと抜かしたとか、いろいろヤバげな話題も漏れ聞こえてますしね。ただ、この「特報2」トレイラーからはなんかこう、もしかしたらワタシの好きなジュヴナイル(何度も言いますがジャンルは「ヴ」、映画は「ブ」です)の味わいを備えた映画になってくれんじゃねえのかなあこれ、という淡ーい期待がね、ちょっとだけ沸いてくるのよ。もしかしたら、もしかしたら…… で、轟沈するであろう事は目に見えてるんだけど。
ま、それでも観には行くんですけど。ねっ、TUXさん(一人では死なんっ)。
キキキキ、キタ――(゜∀゜)――!! 「緯度0大作戦」、DVD化決定だとっ! オーケーキルユー、死ねよベイビー(全然違)。オーケー任せてくれ、なんとしても買うぜこれだけは、たとえ女房子供質に入れても(超大袈裟)。
えー、良くわからない人も多いと思いますので念のため申し上げておきますが、この映画はどちらかというとクズです。素人にはお勧めできない。でも俺は大好きです。だって黒鮫号なんだもん。
黒鮫号と聞いただけで血が沸き立つあなた、一緒に愛でましょう。それ以外の人は、まあ手を出さん方がいいです。そんな映画。
でも大好きなのよ。ああうれしい。おうちで黒鮫号の活躍を見れる時代はこないと思ってたんだもの。もう少し生きていたいと真剣に思ったよ(だから大袈裟だっつーの)。
新 キャプテンスカーレット(【はと】のホームページ)。前に話題になったフルCGI「キャプテンスカーレット」。どうやら日本語版が製作されてるようで。前作でスカーレット役だった中田浩二氏が、今回はホワイト大佐役を担当されるそうな。FIAWOL-blogで知ったです。
地上波で見れると良いですなあ。
エドモンド・ハミルトン 著/中村融 編
カバーイラスト 森流一郎
カバーデザイン 東京創元社装幀室
創元SF文庫
ISBN4-488-63704-3 \980(税別)
乗船の突然の沈没、ただ一人かろうじて生き残った男は、長い漂流の果てにとある孤島にたどり着く。そこは水も食料も信じられないほど豊富な、南海の楽園のような島。そこで男は一人の少女と出会うのだが…
表題作を含む5編で構成された、ハミルトンの怪奇幻想中短篇集。収録作のうち2編は本邦初訳、残り3編も本書のための新訳。
「反対進化」が、懐かしき佳きSFの香りに充ち満ちていた短篇集であったとするならば、こちらは懐かしきB級映画テイストに充ち満ちた作品たち、って感じだろうか。悪い意味のB級じゃなく、職人芸がきっちり光り、どこかに印象的な部分をしっかり盛り込み、そしてSF者としての気概もさりげなく入ってる、そんな作品たち。いわゆるノヴェラ、という形式の作品に印象的なモノが多かったせいでそう思うのかも知れないけど、実にこの、拾いモノのB級映画をたてつづけに鑑賞できた時のうれしさ、みたいなものが満喫できた。
私、スペースオペラに目覚めたのが「レンズマン」だった関係で、「キャプテン・フューチャー」とかにあまり心惹かれなかった過去があって、ハミルトン作品をそんなに読んでないせいもあると思うんですが、近年のハミルトンの短篇集の刊行ラッシュ(ってほどでもないか)を見て初めて、「やっぱり偉大な人だったんだなあ」などと今頃になって思っているていたらく。特にトシ取ったせいか、最近はSF的アイデアもさることながら、本読むときに「物語性」を割と強く望む傾向があるんだけど、そんな私にぴったりの読み応えアリなアンソロジー。中村さんが編むアンソロジーはどれも良いよなあ。
ってことで収録作品ごとの簡単な感想。「反対進化」同様、初出の年度を追記しておきますね。
解説でも述べられているとおり、実にエイブラム・メリット風味にあふれたおどろおどろ美しい一作。ヴァージル・フィンレイに挿絵描いて欲しい。ようわからんホラーに押しまくられる最近のSF者の悲哀を予言した問題作…ではないよな(あたりまえじゃ)。
短いお話になるほど、ミステリ的なお話の仕立て方のうまさが問われる、と私は思ってるんだけど、そこらをしっかりと押さえて作られた短篇。しょーもない話で終わるのかと思わせて、最後の最後の一ひねりで、ややさみしいファンタシィが成立する。起承転結の「転」の部分に、個人的にやや不満無しとはしませんが。
北欧神話を下敷きにした「栄光の道」というか、ああ、メリットにも「イシュタルの船」があったか、んまあそういう話。いわゆる正統的なヒロイック・ファンタシィのスタイルを押さえつつ、そのバックボーンに案外SFっぽい部分があるのがなかなか楽しい。
これは本書の中では一番SF要素の出番が少ない、というかまあ皆無。ホラー属性薄い私としては、正直よくわからん。
ボリューム最長の本邦初訳作品は、ハミルトン的「ロスト・ワールド」、今風に言うならコングを捕獲するまでの「キング・コング」とでも言うべきものか。言ってみればやたら俗っぽく、いかにもなB級風味に満ちあふれた娯楽巨編。でもどこかにSF風味を仕込むのを忘れないのはさすがだな。ヘンな映画好きな私は、メンバーの死ぬペース配分(なんつー外道な)がちょっとおかしいんじゃないかって気もしたが、それはそれとして楽しめた。長編でもきっと楽しめたんじゃないかな。
てな感じで。個人的好みで順番つけるなら、「神々の黄昏」、「生命の湖」、「眠れる人の島」、「蛇の女神」、「邪眼の家」、ですかね。や、総じて楽しめましたです。
(★★★☆)
7度2分。これぐらいなら充分人並な生活が出来るかと思い、たまっちゃってた古本屋の注文、20冊ばかりの発掘と荷造りに挑戦したんだけど、本引っ張り出す時点で息が上がってしまうオレって…。
とりあえず休み休み、ヒューザー小嶋の証人喚問など見ながら荷造り完了。数は20冊だが重さは6Kgばかりありそうだな。これをちゃんと郵便局まで持って行けたら、ほぼ全快だな。したらその足で病院行って、切れちゃってる喘息の薬もらってこよーっと。
体調悪いときに病院行きたくないんだよね(え?)
なんて意識があったのかどうか知らんけど。
ヒューザー小嶋の証人喚問に M/ の死刑判決(というか控訴棄却)にライブドアのガサ入れにと、なにやらニュースが立て続けに舞い込んだ日。ガスタンクは爆発してるし沖縄じゃ鷲が舞い墜ちとるし。神戸市民としては勘弁しろやって気もちょっとするが、世の中ってのはえてしてこんなものなんだろう。小嶋の証人喚問はそれなりに見てて面白かった。ワシらが選んだ議員さんってのが、こうもまあそろいも揃って出来の悪いのばっかりなのね、ってのが再確認できたあたりは収穫であろう。
宮崎裁判は少々複雑。これは、あまりに物事を単純に割り切ってしまっていないか? コイズミ以降の日本のよろしくない方向性(矛盾した例え話ですが、コイズミ的日本って、よくわかんないけどわかりやすかったらそれで良いでしょ? って世界だと思う)を反映したような結果に見えてしまって。
ホリエモンとライブドアは、別にどうでも良いです。ただ、夕方以降のニュースショウで、NHKがこいつを割と前目に持ってきてたのはなんか意図があってのことだったのかなあとは思った。そういえばガサ入れが入る、ってニュースをややフライング気味に報じたのもNHK(と日経)だったっけか。
一連のM君裁判でしばしば顔を出してる吉岡忍氏の渾身の一冊。いろんな所に"書きすぎて"ないか?と疑問符も付けたくなるが、それでもこれは力作なので興味のある方は是非。マイ感想はこちら。
おー、今日は久しぶりにまとまった無駄口を叩いたな。
そしていつものように。ありがとうございます。おかげで今年も生かされてもらってます。
イデのゲージ的には。
とりあえず顔がぼろぼろでちょっと滲みる感じがあるのが気になる(薬局で相談したけど、店のおばさんも首捻ってた。結局無難なヤツを出してもらったけど)以外はまあ、いいか。
なんか理由があってぐーぐるさんに探してもらってたときにみつけたもの。ゲッターどうでしょう。妙にツボ。姉妹編、エリア88ヵ所。こっちもワラタ。
カミさんの昨日のおみやげなんだけど。須藤真澄「長い長いさんぽ」。ううう、確かにゆんたんとの別れは泣ける。泣けるがしかし、同時に私なんかはこういう、ペットロス症候群なばすびたんご夫妻と、それをケアする側のアクションとかを見るとつい、「気持ちわりぃなあ」なーんて思っちゃったりして。
そりゃまあ十数年一緒に暮らしてきたツレが目の前で死体になってるのを見るってのはショックなことだろうと思うし、その喪失感がいかばかりであるのか、こればっかりは体験した人じゃないとわからない話ではあるのだろうけど、でもなあ、所詮畜生だろ?などとわたしゃ思ってしまうんだけど。ゆずが死んじゃうあたりまでは泣ける展開だったけど、そのあとはちょっとオレは引いちゃったなー。
冷血すぎます?
毎日ちびっとずつ見てたんですが。ようやく追いついた。「ウルトラマンマックス」、「BLOOD+」、「地獄少女」、「BLACKCAT」、「ローゼンメイデン・トロイメント」、「灼眼のシャナ」、「交響詩編エウレカセブン」、「魔法戦隊マジレンジャー」、「仮面ライダー響鬼」、「ふたりはプリキュアMH」。
マックスは小中千昭脚本の第29話:「怪獣は何故現れるのか」牛鬼怪獣ゲロンガ登場、と言われてもワシらがみんなしてあれはネロンガじゃろー、とツッコミ入れてくるのは当然想定の範囲内なんでしょうな。とはいえお話はそっちじゃなく、「ウルトラQ」の方にシフトした、なかなか凝った構成のエピソード。怪獣を欲する心があるから怪獣が生まれる、ってのはまあベタではあるけど一つの解だわね。初めて見た「ゴジラ」の恐ろしさに「ああ、あんな怖い怪獣が出てきて、何もかもぶちこわしにしてくれたらなあ」と心から願った日本人の怨念が、怪獣を量産することになったのだよ、と。怪獣が年々へたれていくのも、日本人の思念がどんどんへたれて行ってるからだよ、と。うん、恐ろしいくらい筋は通ってる、「ゴジラ」以降の怪獣が全部ありなら(w。ま、一種の大きなお友達向けファンタシィとして作られた話なんだから、野暮はよしたが良いのだろうけど、ヤケに「大きなお友達向け」なお話がしょっちゅう登場するってのは、これはこれでいかがなものかと思ってしまうな。
「BLOOD+」及び深夜枠4本はいつも通り。とりあえず「シャナ」見てて、オレって真のメロンパンというものを、いまだに食ったことがないような気がしてきた。皮の所はかりかりしてるモンなんですか、メロンパンって。
「エウレカ」(#38:デイト・オブ・バース)。えーと、あれだけニルバーシュの開発スタッフがごろごろしていながら、今まで一度もエウレカとアドロックが一緒に仕事をしてた、って話がレントンに漏れてなかった、てのはどーなのよ、と。ついでに、あの消えっぷりからしてアドロックとーさん、実は生きてるんじゃないかと思うんだがどーか。
「マジレンジャー」(#45:二人はともだち〜ジー・ゴル・マジュナ〜)は、展開がスピーディーなせいでなかなか楽しめた。いまだに小津家の若造たちは、何気ない所作、がうまくなくて、芝居見てていらいらすんだけど、今回はそのいらいらもやや少なめで済んだって事で。
で、ラス前のヒビキさん(四十七之巻 語る背中)。んー、いろんなところでどうしようもないぐだぐだ展開のまま、ラストになだれ込んで行きそうな予感だな。アスムの煮え切らなさはもうあきらめたけど、だったらキリヤ君の方だけでも、ちょっとは弟子としてしっかりしたところを見せて欲しかったんだけど、どう見ても今週のお話なんか退行してる感じだし(あんたヒビキさんから何学びましたか、ってとこだよなあ)。このグニャグニャのまま、最終回に行っちゃうんでしょうなあ。東映公式の予告とか見てるだけでも、ヘナヘナ感満載だもんなあ(つoT)。
うーさー教授のblogからの孫引き。元ネタは2ちゃんのVIP板らしい。
ガンダムは強いけど高くてなかなか売れない 安価でジムを大量生産する(株の分割) これでジオンなんてイチコロだ!(風説の流布) 実際はシャアザクにドーン!(現実の価値) とりあえず勝ったのでジオンの技術取り入れてハイザックとか作成(ライブドア成長) ジオンの残党にはMS技術あたえずに迫害(株無買) 調子に乗りすぎてエウーゴにしめられる(今ここ)
うーさー教授曰く、なんでもガンダムに例えれば理解できるのが日本のいいところだ
。ホントにそうだと思た。
正しくはカミさん→オレ、で再びカミさんに戻ったわけだが。
とりあえず月曜から後期試験らしいので、倅には移さんようにしとかんと、ってまあそういうことを気にする倅にも見えないけど。
ま、カミさんはいないものとして、晩飯の算段でもしようかの。
デイヴィッド・L・ロビンズ 著/村上和久 訳
カバー装画 佐竹政夫
新潮文庫
ISBN4-10-221926-9 \743(税別)
ISBN4-10-221927-7 \743(税別)
1943年、スターリングラードの大敗で、独ソ間の戦力バランスは大きく動こうとしていた。時を同じくするように、地中海では米英軍のイタリア侵攻の噂も、日々現実味を増している。今、ソ連に一撃を与え、その意図をくじくことが出来なければ、ドイツは危険極まりない二正面での戦闘を余儀なくされることになる。ここにいたりヒトラーの戦術的"カン"は、ソ連軍勢力が大きく突出したクルスク方面に注目する。ここにくさびを打ち込むことでソ連軍に大打撃を与え、敵が立ち直るまでの貴重な時間が稼げるだろう。だが、その意図はすでに、ソ連側でも察知していることだったのだ…。
史上最大の大戦車戦を背景に描かれる、独ソの戦士たちの物語。
ちょっとなあなタイトルとカバーイラストで少々引き気味になってしまうのだけれど、大傑作「鼠たちの戦争」、なかなかの佳作「戦火の果て」のD・L・ロビンズ。ここは著者を信じて読んでみたんだけれど、うん、なかなかの出来。全体的なノリ(特にドイツ軍サイド)は「バルジ大作戦」なんだけど、こちらはドイツの砲火に叩きまくられるのがヤンキーじゃなくコサック。共産革命がどうのこうの、ろーどーしゃがどうのこうのと言う以前に、草原の自由民であったコサックの兵士たちが、心ならずも政治だの国体だのにつきあわされつつ、それでも戦士の誇りを失わないで戦いの場にその身を置く、ってあたりの構図がなかなか新鮮。
ソ連側のキイ・パースンであるディミトリィとワレンティンは、T-34戦車のクルーにして親と子。奔放なコサックの気質が抜けないディミトリィに対して、新生ソ連の申し子みたいな、個人よりも「主義」を前に置くワレンティンの葛藤がかなり興味深い。このあたりはここまでの作品でもこの著者がしばしばやってきた、キャラクタの掘り下げ、みたいな部分が前に出ていて好印象。対するドイツ側のメインになるのは、スペイン人でありながらドイツでの栄光を追い求める元闘牛士のルイス。彼は伝説的な闘牛士であった父を超えるために、自らは戦場での栄光を追いもとめ、史上最大の戦車戦の舞台へとその身を進めていく。ここにディミトリィの娘で攻撃機パイロットのカーチャ、ルイスの上官で情報将校(にして○○、なわけだが)のブライト、と言った人物が脇を固め、併せて数千両と言われる戦車が参加した、史上最大の戦車戦のスペクタクルが展開する。
「鼠たち…」がきわめて個人レベルの、「戦火の…」が個人の営みと同時に戦争指導者、という一種の「神」の視点から見た戦争を描いた作品だったとしたら、こちらは実に、戦車のペリスコープに代表される、常に入ってくる情報量が限られた状態に置かれた人々が、その限られた視界の中で見る史上空前の大会戦、という趣向。それぞれの目に映る戦争は、あくまで局地的なものではあるけれど、それらが有機的に繋がると、そこには巨大な戦場が見えてくる、と言うわけですな。
お話なのでティーガーが少々神懸かり的に強いんじゃないかそれは的な部分もある(んまあ実際すさまじく強かったらしいですけど)し、設定上かなり良い感じに見えたキャスティングが、最後の方でうまく機能していないように感じられるところもあって、そこらは少々惜しいと感じるのだけれど、総じて「まじめ」な造りになっててそこは好印象。まあなんだ、小林源文の劇画も悪くはないけど、それだけで納得する前に、こういうのも読んでおこうよね、ってところで(^^;)
ロビンズ作品としては、やはり「鼠たちの戦争」が素晴らしく読み応えがあると思うんですが、やはりこの方の小説が持ってる「誠実さ」みたいなものは、私結構好きです。
(★★★☆)
ロビンズの独ソ戦シリーズ。「鼠たちの戦争」は映画「スターリングラード」の原作本。クルスク戦については光人社NF文庫の独ソ大戦車戦―クルスク史上最大の激突あたりも資料としては有用かも知れない。これ、たぶん昔懐かしい「第二次世界大戦ブックス」の復刊版だと思います。
「ウルトラマンマックス」、「BLOOD+」。いやあ、今頃でお恥ずかしいんですが、エリー役の満島ひかり嬢ってば「モスラ2」のこましゃくれたクソ小娘キュートな美少女だったんですな。いやあ、いい女になったもんだ。
と言うところで「マックス」(#30:「勇気を胸に」進化怪獣ラゴラスエヴォ登場)。
これはあれね、拗ねるイデ隊員編。ってなんか「水戸黄門」みたいになってきたなあ。変身グッズを盗まれる回、はもうやったっけか、したら次はニセウルトラマン編?これもそのうちやりそうではあるよなあ。
お話そのものは、ややダーク風味傾向でスタートしたし、脚本が小中千昭氏だってんで必要以上に心配したけどそこまで困ったちゃんな話というわけでもなく、それなりに筋が通ってて、見せ場もちゃんとある、悪くないエピソードだったんじゃないかな。
んで次回予告見ると、まーたクセ球くさーい雰囲気満点なあたりで、わたしゃ頭抱えちゃうんですけど。
「BLOOD+」のほうは、さらに何が何だかよくわかりませんわ。OP、EDともにどうにも魅力のないものに変わっちゃったし。
古本の注文をいただく。「パリ燃ゆ」。これ、良い本ですよねぇー、などと國明みたいな事つぶやきながら、確か本棚2号の3段目だったよなー、などと椅子に座ったまんま腰ひねった瞬間にそれは来た。グキっとな。
ううう、痛いよう痛いよう。でも湿布貼ると皮膚ぼろぼろになっちゃうんだよなあ。参ったなあ、痛いなあ。
大佛先生、お恨みいたします(いいがかり)。
「地獄少女」、「BLACK CAT」、「ローゼンメイデン・トロイメント」、「灼眼のシャナ」、「交響詩編エウレカセブン」、「魔法戦隊マジレンジャー」、「仮面ライダー響鬼」、「ふたりはプリキュアMH」。んーと、ヴォダラクのおっちゃんのすすめでいきなりサッカーを始める月光号のクルー、その真意は? てのが「エウレカ」(#39:ジョイン・ザ・フューチャー)。「そこから何かを掴めればいいし、掴めなかったとしてもまあいい。そんなことより、面白かったろ?」とウホッな高僧はのたまうわけだが、ゲッコーステイトの面々は知らず、見てるこっちはちっとも面白くなかったぞ、おい。どーもこの、3クール目に入ってテンション低いお話が続く訳なんだけど、これはあれですか、「ナディア」でいう「南の島編」みたいなもの? このあとにいよいよ、見たこともないド迫力展開が用意されてたりする?(無いと思うけどなー)
「マジレンジャー」(#46:湖へ向かえ〜ゴール・ゴル・ゴル・ゴルディーロ〜)は、今週も見どころ多く、特にケチをつけたくなるような所はナシ。だからといって抜群に面白いってわけでもないんだけど。
んで、響鬼の最終回ですよ(最終之巻 明日なる夢)。
えーなんと申しますか、理論的には正しい最終回であった、と思た。別に最終回に最大級のお金をかけなきゃいけないわけでもないし、響鬼のトーンからして、ラストをまったり目にまとめるってのもアリだと思う。多くの人を救うために医者を目指すことにした、と言うアスムの決断もそれはそれ単体では別に問題ないし、ヒビキさんとキョウスケ君のでこぼこ師弟コンビもまあ楽しい。イブキ君からは気負いが取れ、トドロキ君はなんだか精悍になってるし、あきらはカワイイ(まだいうか)。最終回に見る絵としては、個別のパーツは皆とても良いものなのだよね、これ単体なら。
問題なのはこの絵に至った過程が全く見えてこないって事なんだよなあ。なによりアスムが、自分の気持ちを定めるに至った過程が、見てる側にとって全く納得のいかない展開のまま終わってしまったのが大きい。アスムとは対になるはずのキョウスケの方も、特に何かが変わったというわけでもなく。そもそもアスムは、あれで結構背負ってるものがたくさんあるはずなんだけど、背負ったもの、これから背負うものへの覚悟、みたいなものが完全にオミットされちゃってた感じだな。アスムがそうなんだから、当て馬のキョウスケはもっといい加減な扱いになるのもまあ、仕方のない話か。
とにかく何一つ積み上がるもののない(そもそもそんなものを積み上げるヒマもなかったわけだけど)まま、単体としてはまあその展開も有り得るだろうね、と言うシークエンスが並んだだけの最終回、でしかなかった。ラストの「少年よ」が流れ始めるタイミングとかも、おめーら全然考えてないだろ、残りの尺から逆算して、この辺で流しとかんと拙いと思っただけだろ? てな勢いで。つかここに来てヒビキさん、それはあまりに勝手な言いぐさじゃないですか、とも思ったりするし。
少年というのは迷うものだ。そんなとき少年は、身近なところの尊敬できる大人を模倣しようとする。(できる)大人は、そんな少年を頭からは否定しないけれど、でも模倣は何も生み出しはしない。真似からはいるのは良いが、真似しているだけじゃダメなんだ、と少年が自分で考える方に持って行く、結果、少年は自分で考え(もちろん)挫折を味わい、その末に自分のいくべき道を見いだす……。「響鬼」ってのはたぶん、そういう企画意図で作られた番組だったんじゃあないかと思うんだけど、肝心の少年の機微を、シリーズを通じてちゃんと描ける人に恵まれなかった作品、という感じがする。猛士な人々のまったりした余裕と裏腹に、本来もう一方の主役であるべきアスムが、ついぞ存在感を発揮できなかったってあたりが、「響鬼」の最大の弱点だったのじゃないかな。
なんともはや。もったいないシリーズでありましたなあ。
うーさー教授版、「響鬼」最終回(うーさーファンド)。なかなか念入り。んでもワシはどっちかというと、アスムが鬼にならない、っていう結末自体は支持できたりする。そんなわたしが好きな「響鬼」最終回は、まなたけさんバージョンなのだが、あちらは閉鎖系サイトなのでもぎょもぎょ(^^;)。
さてもう一本、こちらはもんちぃ師匠とメールでリニューアル版「ギャラクティカ」の話が出たときに教えてもらった、「宇宙空母ギャラクティカ」(TAMAKI's Little Treasure)。最初「んまぁフツーだよね」ってな気分で見ていったら、途中から怒濤の展開が。あーびっくりした。同じ方の手になる「沈黙のリプリー」も凄いぞ。お話としての完成度とディティールのくすぐりのうまさでははこっちのが上かも。いやあ、こういうの好きだわあ。
それにしてもスティーヴン・セガールって、愛されてる役者さんなんだなあ。
ある意味、だけどな(w。
見通しが良いのはF1-Live.comあたりだろうか。トヨタ、レッドブル、マクラーレン、BMW、フェラーリ、んでもってホンダはほぼ決定版の発表って事なんだろか。ま、この先もいろいろモディファイされていくんだろうけど。
素人目で、かつ、ごくごくおおざっぱに見た感じでは、名門と言われるチームはフォルムを攻めることから入り、われらが日の丸の2チームは、なんというか根っこになる定見、みたいなものが少々希薄というか、良さそうなことは全部やってみよー、なノリ、というか…。もちろんどんな格好をしていようが、速いヤツが勝ちな訳ではあるんですが、それはそれとして、今年もぐぐっと攻め込んできたマクラーレン(しかも懐かしのオレンジ・エレファントだ)とか、ヘンなところにミラーおっ立ててきたフェラーリあたりを見ると、ちょっと嬉しくなっちゃうんだよね。どーもトヨタもホンダも、そっち方面でのハッタリが足りないような気がするんだよなあ。遅いけどかっこいい、ってマシンもたまには見てみたいんだけど……、って、それの代表格ってば断末魔のアロウズではないですか。と言うことはアグリのマシンって、もしかしたら……(w。
って今は「モデルアート」だけですけど。
「最後の晩餐」でぶっ飛んでから、はや一年経ったんですなぁ。というわけでタミヤの人形改造コンテスト・第34回入賞作品発表。さすがに去年ほどの衝撃はなかったけど、皆さんお上手。こういうのを見ると、むらむらと模型が作りたくなってくるのよね。
とりあえずタミヤの1/48ミリタリーが良い感じなんだよな。Ⅳ号J型とか、鋳造車体のM4とか、基本的にあんまり強そうじゃないヤツってワタシ好みなんだわ。この先のラインナップにはクロムウェルとかⅢ号L型とか、これまた花も実もない(^^;)戦車が用意されてるみたいだし。うーん、このスケールで、なおかつ戦車なら、筆塗りでも何とかなるよねえ。ちょっと作ってみようかな、って気になっちゃうな。
スーパーアグリ、FIAからエントリー承認。あとはドライバーの発表を待つのみ(AUTOSPORT-WEB)。いやまあ何はともあれ、良かった、のかな。ついでにこんな記事も。「底辺拡大を」鈴木亜久里氏が会見、F1参戦承認で(asahi.com)。何かと前途は多難、というかホントに大変なのはこれからなんだろうと思うけど、まずは新チームに幸多からんことを願うのみです。
ドライバーはどうするんだろうね。タクはほぼ決定で、もう一人も日本人らしいってのが有力だけど、アンソニーが乗る、って話も完全に消えてしまったわけではない、なんてことを聞きますが(いやまあそれはなんぼ何でもアンソニーがかわいそうな気もするけど)。
「デスノート」が実写映画化されるって話は聞いたけど、監督、金子修介(「金子修介の雑記」)なんですな。なんでもやる人だなあ。とりあえず金子監督なら、ミサミサ(だったっけ?)とかFBI捜査官の彼女の人とかに注目しとくと楽しそうなのかな?
ってオレ、ほとんどネームだけで話が進んでいくマンガって大嫌いなんで、「デスノート」がどういう話なのか良くわからんのだけど。って金子修介もまだ良くわかってない雰囲気だけど(^^;)。
弥生ちゃんが見つからないのですよ。前のマシンがふっとんで以来、古本屋の売り上げとか、全然入力できてなくて。でもいくら探しても弥生ちゃんのCD-Rが出てこない。まあ弥生ちゃんも'03年度版をずーっと使ってた(バージョンアップ版が高いのよね、このシリーズ)ことだし、弥生は今やライブドアの軍門(まさか社長さんになるとはね)だし、あれはあれで原価償却しただろうということで、新しい青色申告ソフトを導入してみた。「ミロクのかんたん! 青色申告」。あまぞん書店で7400円ぐらい。本日届いたのでインストールしてちょこっといじってみたんだけど…、
弥生ちゃん、よう出来とったんだなあと言うのが正直なところですわ。うちみたいにちょこまかした数字を日々ごそごそと入力するような使い方をするような所だと、弥生ちゃんの「かんたん入力ウィザード」(だったかな、むっちゃうろ覚え)は素晴らしく直感的で、悩まない。ミロクのやつもそれなりに考えられてる感じはするけど、青色申告なんて良くわかんねーよ、な人は、たぶん弥生ちゃん使った方が幸せになれるような気がする。とりあえずぽこぽこ数字入れていったら何とかなるのが弥生ちゃん、数字入れる前の前準備をちょっと考えて上げないといけないのがミロクさん(「ネガドン」みたいだな)って感じ。まあ慣れの問題なんだろうけどね。
とりあえずこれから青色申告に挑戦しようって人には、弥生ちゃんのほうがオススメかもわからんね、ちょっとだけランニングコストは高く付くけど。
ワシは貧乏なので、これからミロクさんとうまくつきあっていく方法を模索するわけですが(つoT)。
ブロックレベル要素をセンタリングしたいと思ったらどうするか。簡単そうに見えて実は意外にいい手がないなあと思ってたんだけど、mixiのCSSコミュニティでその手段が紹介されていた。
こたえ:margin-leftとmargin-rightの値を"auto"にしてやる。
なーるほどね、こういうやり方があったのか。知らなかった……ってこれだけではWin IEではうまくいかないんで、少々DIV厨なパッチ当てをしてやらんとあかんのだけれども。
とりあえず知識として一つ収穫アリってことで。
「ウルトラマンマックス」、「BLOOD+」。マックスはスラプスティック仕立ての#31:「燃えつきろ!地球!!」挑発星人モエタランガ登場。
わはは、こりゃ良いね。人間側が勝手にどたばたやってる一方で、悪役宇宙人側は至極真摯に悪事を仕掛けてる、と言う構図が大変よろしい。これで宇宙人側も大騒ぎしちゃうと、とたんに安っぽくなるんだけど、そこらでぎりぎり踏みとどまったって感じだね。ま、安っぽくない訳じゃあないんだけど、これはこれで許容範囲。楽しめたんだから、良いじゃない。
「BLOOD+」はロシア編のスタート、ってちょっと待てや、ベトナム編のあとはギリシア編だろうがよ普通(全然普通じゃねーだろそれ)。それはともかく、お話そのものはそれなりに面白いと思いました。とにかく「BLOOD」のダーク風味を1ミリでも期待したらいかんアニメなんだよね。あちらの存在を思い出さないようにして鑑賞すれば、まあこれはこれで。
□ HashiM [ブロックレベル要素のmargin:atuo;についてですが,IEの場合,後方互換モードの場合のみ適用されないという事..]
□ rover [うわおー、さらに知識が追加されてしまった。確かに文書型宣言にシステム識別子を追加したら、DIV厨化が一段浅く済むよう..]
□ HashiM […つか,以前某氏のところで知って,自分のサイトでも検証してメモしてあったりするのです(苦笑).以下が参考になればこれ..]
□ rover [私もばけらさんとこ( http://www.ne.jp/asahi/minazuki/bakera/html/sgm..]
□ すみけん [>こたえ:margin-leftとmargin-rightの値を"auto"にしてやる え、それ私知ってる。CSS..]
□ すみけん [追記。調べた。5章にこんな記述が。 >【注】 floatプロパティは表示の位置決めのためのプロパティではないので,属..]
□ rover [5章の書き方が、autoの値について「複雑な計算過程を経て決定されます」だけじゃなく、加えて「一般的にはセンタリング..]
須藤真澄「庭先案内」(1)。ああこれはよいね、「ナナカド町綺譯」系の、箱庭系不思議メルヘン。続きも楽しみに待つですよ。
ん? あまぞん書店ではまだ予約受付中、とな? 書店に並んでるぜ?
ふうむ、予約が取れたと思ったら、いきなり2日待ちになっとるね。あまぞん書店的には、予約で一旦全部掃けたのかな?
「地獄少女」、「BLACKCAT」、「ローゼンメイデン・トロイメント」、「灼眼のシャナ」、「交響詩編エウレカセブン」、「魔法戦隊マジレンジャー」、「仮面ライダーカブト」、「ふたりはプリキュアMH」。うーむ、昼日中に身体に包帯巻いただけの女の子が跳んだりはねたりするアニメは見るもんじゃないな。オジサンちょっと恥ずかしかったよ。さて、
4クール目に入ったのでOPとEDがまた新しいのになった「エウレカ」(#40:コズミック・トリガー)。ヴォダラ宮に向かうヴォダラク難民の行列の絵、IGにやらせたら凄いことになってただろうなあ、などと全然関係ないこと考えながら見てた。それはともかく、なんだね、このお話のスタッフさんたちってのは、もしかしてこの夜で一番すばらしい話は「ファイナルファンタジー」だ、って思ってるような人ばかりなのかな? 思わせぶりなジャーゴンやらテクニカルタームやらある種の設定やらをふんだんにちりばめていながら、やってる話はずいぶんと底が浅いものにしかなってない気がするのだけれど。
あ、元になったFFが底が浅いといってる訳じゃないですよ(内心思ってるけど口には出しませんとも、ええ)。
と言うわけで今回もノリの悪い主題歌を聴いて沸いて出た、イヤーな予感が的中したような回ではあった。
「マジレンジャー」(#47:君にかける魔法〜ルルド・ゴルディーロ〜)は、交際すっ飛ばしていきなりプロポーズかよー、「ファントム無頼」かおまえはー(判りにくい例えですいませんね。水沢君のプロポーズ話あたりを乞御参照)、てな感じで。クライマックス前のエピソードとして、そんなに悪くない出来だったんじゃないでしょうかね。
新番組、「仮面ライダーカブト」(#1)。おりゃまた「ULTRAMAN」がはじまったのかと思っちゃったよ。それはともかく脚本家が彼じゃないせいか(^^;)、お話の方はずいぶんマシなんじゃないかい。主人公はライダーに変身するにはあり得ねーぐらい自信満々だし、ゼクトルーパー(モビルスーツみたいだね)とかいうのはラウンドフェイサーそっくりだし、ガワがくっついたカブトはメトロイドみたいだし、全体のノリはあちこち「アギト」を彷彿とさせるけど、一回目に関する限りはそれほど悪くない出来なんじゃないでしょうか。これでも小さいお友達には、ちょっとダーク風味強すぎるかな?
「プリキュア」の最終回も、なかなかよろしおしたですね。
ちと視察の用事があったこともあり、久しぶりにノートもって三宮に出てきてますよ。SAVOYでちょっと早めに昼飯食ったあとはVOICE出張所にこもってぶりぶりお仕事…のつもりがメールチェックすると、こういうときに限ってエリカ姫からの修正要望【至急】とかいうのがまぎれこんでたりしてなんだかな。
んまあそれでも家でさぼりさぼりやってるよりは、多少は能率上がるんじゃないだろうか。
でもオレ、仕事中ぶつぶつ独り言言っちゃうんだよな。隣のお客さん、ごめんなさい。
もうちょっと、がんばろー。
ポール・J・マコーリイ 著/嶋田洋一 訳
カバーイラスト 増田幹生
カバーデザイン 岩郷重力 + WONDER WORKZ.
ハヤカワ文庫SF
ISBN4-15-011544-3 \1000(税別)
21世紀初めのヨーロッパ。そこは気象の激変によって膨大な数のアジア、アフリカからの難民が流れ込み、さらにハイテクが引き起こした大事故、無節操に発達したナノテクノロジーが蔓延する魔界と化していた。そんな魔界でも最大級の街ロンドンに住む遺伝子ハッカー、アレックスは、当てにしていた取引がつぶされ、借金返済のあてを失ってしまう。そんなアレックスに金を貸した張本人、闇社会の顔役であるビリーは一つの仕事を持ちかけるのだが…
「4000億の星の群れ」がどうにもなんだかなー、だったマコーリイ。こちらはアーサー・C・クラーク賞、ジョン・W・キャンベル賞に輝く、まあハクの方は充分な一作。巽孝之氏が絶賛、ってあたりが少々不安なわけだが(^^;)。
お話のキモをなしているのはナノテクノロジーと遺伝子操作。この二つを使って、様々な亜人類、みたいなものがごろごろしている未来社会。そんな世界で自らも「作られた」存在である謎の少女が、亜種たちの女王として君臨できる世界を作ろうとする。主人公、アレックスはそんな彼女の行動に心ならずも手を貸してしまったばかりに、彼女が世界のどこかに建設していると思われる「フェアリィ・ランド」を追い求めていくのだが…、てな感じ。
で、前作に比べればあちらこちらがずいぶんマシにはなってきている。三部構成になっている本なのだけど、特に第一部はかなり良い。「テクノゴシックSF」とか言う括りがどういうものなのかは良くわからんが、なんというかな、全編に漂うジーター風味と、その中で語られる様々なSF的アイデア、は読んでて楽しい。魔界都市ロンドンの描写も悪くない。ただロンドン編が終わり、"マジック・キングダム"(それは微妙にフェアリィ・ランドではないところ。ちなみにベースは荒廃したパリのネズミ園だったりして)でのお話、それからさらに舞台がアルバニアに移るにつれて、ストーリーの見通しがどんどん悪くなっていくあたりが困りもの。それなりにつぎ込まれるSF的アイデア、新世紀の初めの方にもかかわらず、世紀末感たっぷりな世界の描写、そこに跳梁するフリークスたち、どれも単体ではそれなりに魅力的なのに、一つのお話になってみるとどうにもこう、要領を得ない、長いだけのお話が一本ある、という感じかな。
前作ではとにもかくにも「もどかしい」と感じっぱなしだったわけだが、本作は「見えてこない」感たっぷりの一作に仕上がってる、と言えるだろうか。マコーリイさん、「書きたいこと」がいっぱいあるものだからそれを全部ぶち込んだのは良いけれど、引き替えに「言いたいこと」をうまく言えないまま、お話を終えてしまったような印象がある。なかなかの分厚さ(680P)なんだが、体感する長さはそれ以上だな。あちこちかなり良いんだけど、んー、今回も残念賞ではないかしら。
ところでカバーイラストを見て「エウレカ?」と思ったあなた、案外正解かも、です。悪いエウレカ(そりゃアネモネか)を探し求めるさえないホランド(とタルホ)の冒険、と要約できなくもないですな。ダークっぷりは桁違いだけど。
(★★★☆)
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□ もんちぃ [新年早々大変でんなあ。てか、帰省してても一緒でしたっけか。 何はともあれ、旧年中は(ry、今年も(ry。]
□ rover [仕込みさえしておけば1分で済む仕事ですから、まあ気は楽ですわさ。 ってことでこちらこそikry。]
□ TUX [全略(殴) ひとつよしなに。]
□ でした [ うう、みんな朝早いなあ。(違 今年もよろしく。]