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今日は朝からよー動いた。朝イチで郵便局に行ってゆうパック用の箱を購入、とって返してコイツで本日発送分の商品を梱包してもう一度郵便局へ。それからVoice出張所で仕事しようと思って三宮出撃、したらば水曜日は定休日でやんの。
てことでジュンク堂に出向いて星野之宣「PILOTS 初期画集成」購入、ってレジで値段見て思わず「えっ?」とか声上げてしまった。A5版コミックスで2500円ってあなた……。
ただ、星野さんファンであれば、充分にそれだけの価値はあるかも分からない。今まで誰も見たことが無かったであろう、高校時代の作品「月夢」、ジャンプに掲載されたあとこれまで単行本に収録されていなかった「夜の女神」、「ホライゾン・パトロール」、海外向けに描かれた「The Mask of The Red Dwarf Star」(もしかして『宇宙船レッド・ドワーフ号』関連?)などはかなり資料価値が高いと思える。「月夢」はなかなかのもんですわ。川崎のぼるが石森章太郎のコマ割りでSFマンガを描いてる、って感じで。けなしてるワケじゃないですよ、何たってこれだけの物を高校生で描いちゃうんだからやっぱり星野さんはすげえと思ったもの。
この本、チクマ秀版社の「Legend Archives」ってシリーズの一冊で、このあと同じ星野さんの「妖女伝説」(あーこっちも買っちゃいそうだ)、とり・みきの「トマソンの罠」なんかも出るようです。
そのあと映画。やっと「小さき勇者たち GAMERA」を見たです。だって今週で打ち切りっぽいんだもん(つoT)。
詳しくは別に書きますけど、なんだ、あちこちで言われてるほどにはダメな映画じゃないじゃん、と思っちゃった。まあ冒頭で、こっちの涙腺バルブを緩め、評価に20点ばかり上乗せしちまうマジックワードが炸裂しちまったんで、ちょっと点数甘くなっちゃったってのは否定しませんですが。
あ、そうそう、ペーターゼンの新作、「ポセイドン」の予告やってたけど、これ、どこを切っても完璧に「ポセイドン・アドベンチャー」やねえ。あれはすばらしく面白い映画だったけど、わざわざリメイクする意味ってあるのかしら。とりあえず新しく津波に呑まれるポセイドン号は、今風なやたらデッキがデカくて船体いっぱいに伸びた、最近のクルーズ客船ぽくて激しく興ざめ。引退間近の、かつての豪華客船という設定が「ポセイドン・アドベンチャー」の魅力のひとつだったと思うんだけどね。
あと、前作ではキーになったのはなんと言ってもアーネスト・ボーグナインとシェリー・ウィンタース(ともに故人なんですなあ)だったと思うんだけど、彼らに匹敵する個性をちゃんと見つけてきてるのかな? ついでに、私としては当然、前作におけるパメラ・スー・マーティン級の美少女も必須条件な訳なんだが。
スタッフ
監督:田竜太
脚本:龍居由佳里
音楽:上野洋子
特撮演出:金子功
製作:黒井和男
プロデューサー:有重陽一/椋木弘尚
出演
富岡涼
夏帆
津田寛治
寺島進/奥貫薫/石川眞吾/成田翔吾
石丸謙二郎/田口トモロヲ
公式サイト:http://www.gamera.jp/
1973年、伊勢、志摩地方を襲った怪獣ギャオスは、理由は分からないが人類を守って闘うガメラの命がけの戦いによって撃退された。襲い来るギャオスとともに自爆したガメラ。そのあとには不思議な緋色の真珠だけが残されていた。
2006年、かつてガメラの活躍を見届けた少年は今、当時の自分と同じ年頃の息子を持ち、同じ街で暮らしている。そしてその息子、透が不思議な緋色の光に導かれて泳ぎ着いた孤島で出会った小さな卵が孵るとき……
こうして、母さんのいない最初の夏休みが始まった
……私にとっては最強レベルの呪文です(w。そう、正しいジュヴナイルは夏休みとともに始まらなければならない。分かっとるじゃないかコンチクショウ、ぐすっ(すでに涙目)。
というわけで、少年たち、それから周りの大人たちもあわせて、登場人物の日常の描写の細やかさに星一個、つくりものにしか見えない怪獣を、平然とつくりものとして扱った、やけくそとも取れる大胆な画造りに星もう一個、で、呪文効果で星一個オマケ、と(w。つまりは平成ガメラがやってのけたリアル志向にはとても太刀打ちできない、ならば今度は子供だましを徹底的に推し進めつつ、少なくとも子供たちには共感してもらえるファンタジーを作ってみようじゃないの、てのが基本のコンセプトだったのかなあ、とは思った。で、惜しいね、いろんなところで失敗している。
日常の丁寧な描写は、カットごとに見ると悪くないんだけど、それがつながるとどうしようもなく長く感じる。それぞれのカットが、微妙に、必要以上の尺を持たされている感じがする。結果としてこいつ、実際には96分なんだけど2時間の映画を見たような気になってしまう。間延びしてるのだな。
お話をぴりっとさせる為にはそれなりの悪役(ホントの悪じゃなくても、たとえば主人公たちを邪魔する存在、みたいなのでも良いんだけど)も必要になってくると思うけどそっちもちょっと弱い。ガメラはともかく、敵怪獣ジーダス(「『G』だす」ってか。んでデザインはモロにエメゴジ)が出てくる理由がまったく描かれてないんで何がなんだか。
クライマックスはタイトルからして「小さき勇者たち」なんであるから、まあそういう展開(逃げまどうオトナをよそにガメラに必須アイテムのリレーを行う)はありかな、とも思うが、心の汚れたオトナな私は、「君ら、親は?」とか思っちゃったのは内緒だ(^^;)。あと、ラスタチのガメラの決め技も、別にウルティメイト・プラズマぶっ放したらええやん、とか思ってしまった。全体に人間側のお話に尺を取られ過ぎちゃって、肝心の怪獣が暴れるシーン(個々のカットはなかなか見せるものがあるんだけど)が少々物足りなかったのも残念。
とかなんとか、いろいろあっちこっちにケチつけたくなるところ満載の映画なんだけど、ほれ、アレですよ、わたしゃ「鉄人28号」でも「ええやないの」と思った人間なんでね。で、こちらはあれよりさらに一段か二段、上等の映画になってると思うのだよね。比較対象があんまりなのは分かりますけど(^^;)。
そういうわけであっちこっちダメダメなのにもかかわらず、それなりにええもん見た感は味あわせていただいたので良しとする。特定のごく少数以外には到底お薦めできませんが。
最後に、角川ってのは科学技術抜きの力業やらせたら凄いねえ。避難所や名古屋市街のモブシーン、真剣に感心した。感心したのはそこだけか、といわれると困ってしまうけど(w。
(★★★)← 一個はオマケな。
井出有治のスーパーライセンス取り消しに関する経緯について(SAF1公式)。少し前から話題にはなってたけど、チームが認めたんじゃ間違いないよな。
この先日本国内だけでいくら活躍したって、スーパーライセンスは取りにくくなったりするんですかね。それはそれで正しい方向かも知れんけど、ラルフとかはFポンのリザルトが有効な材料になったんじゃなかったかなあ。
ま、最後は本人の問題なんだし、モンタニーが弁解できない結果を残してるのも確かではあるんだけど、それだけが問題じゃないような気もするしなあ。
参考記事→井出、シート喪失。"純日本"の危機(ocn Esporte)
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●「ポセイドン」ですが「飛べ!フェニックス」を見に行った組としては、こいつも押さえておくべきかと(笑)
カート・ラッセルが出てるのが気になる所ですが、やっぱ監督はジョン・カーペンターじゃないと彼を活かしきれんしなあ(ぼそっ)。
う、ううむ、やはり行かなあきませんか(^^;)……。<br><br>公式サイトちょっと見たんですが、カート・ラッセルは前作で言うボーグナインの役どころっぽいですね。つか何となく今回は、ボーグナイン主役、文句言うのがハックマン、みたいなイメージもあるけど。
ガメラ、モブシーンで走るエキストラの走りがかなりマジなので、いいもの見た気分になりました。東京のエキストラは見習え!
ワタシもある意味感動しました。マジに走ってる上にちゃんと逆走する子供たちにも目がいってる。避難所のシーンもそうなんですけど、あれはかなり細かく芝居つけてる感じがしますよね。<br>偶然だったらもっと驚きですが(w