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劇団AND ENDRESS、「美しの水 Blue」、「美しの水 Red」。13:00開演、間に40分ほどの開き時間を挟んで終了21:30。疲れました。ケツ痛い。平治の乱がら16年、義朝と瓜二つの若武者に成長した(あたりまえだよ、同じ役者さんだもの)牛若=遮那王は各地で巻き起こる源氏の残党の平家討伐の動きのなか、めざましい働きをあげていく。そんな彼の元に現れたのは頼朝の白拍子、静だった…。頼朝、義経、木曾義仲を中心にした源氏の反攻から平氏の滅亡までを描くのが「Blue」、生涯の目標を達成し、その後の自分の生き様を模索する義経、彼の思惑とは裏腹に、彼をめぐってうごめく策謀がやがて平泉の悲劇へと向かっていくまで、を描くのが「Red」。どっちも3時間オーバー。激しいダンスあり、そこまでやらんでもと思えるほど強烈なギャグあり、で最後は(みんな知ってる)悲しい結末までを一気に見せてくれる。
3部作を通じてすばらしかったのは、後白河法皇を演じる塚本千代さん。おどおどと気弱で何もできないお公家さん体質の小娘が義朝に出会い、自立する覚悟を決め、自ら謀略をめぐらしていくのだが、実は出会った瞬間に義朝を愛してしまっていて、彼の面影を伝える義経にも惹かれてしまい、彼のためと思ってしたことが後に悲劇を呼ぶことになってしまって…というなかなか波乱の多い役どころを、芝居は最小限ながら声の演技でこちらを魅了する。ってこの方、どちらかというと声優さんが本業と言えるんであろうか。ゲームの出演、「シェンムー」? 何ィッ(^^;)。
ま、それはともかくなかなか魅せる舞台だったと思いますよ。まあ、みんなが知ってる話であるが故に詳しい事情を説明しなくても何とかなる、ってあたりは有利だったと思うけど。
しかしお客の入りはちょっと寂しめであった。「Red」でようやくアンコールがかかったので、わたしゃホッとしちまったよ(^^;)。
芝居の帰り道、前を歩いてた、これまた芝居をやってると思われる若い衆が「やっぱり東京の劇団の笑いは関西では通用せえへんな」とか話してた。そうか? オレには通用したぞ(w。
さて最近ちょこちょことお芝居観に行ってるのは、コイツの観劇レポートを書いてちょっとした小遣い銭を稼がせていただいておるわけなんでございますが、なんですな、正味たちきやで一回飲むための酒代を稼いでるって感じで、芝居見たあとたちきやに直行してたら、アンタお金貯まらんで、ってなもんで。
まあいいのだ。楽しくお芝居観てそのあとおいしいお酒を飲んで、そんなに懐痛んでないのだから上々ではないか。
てことで本日も。ビールのあと(新神戸から歩いてくるからね)に「奇天烈外伝」、「一ノ蔵」、「天明」、「露」。ついでに昨日飲んだ「勝駒」の証拠写真もオマケに。「露」がおいしかった。「奇天烈外伝」は、いわゆる辛口のお酒が好きな人はお気に召すかも。
何やら近日結婚予定、という女性の方に結婚生活について聞かれてしまったわけですが、わたくし(というか我々)のような夫婦生活のお話が何かの参考になったのであろうか、心配だ。「なるべくお互い相手にかまわないのが、長続きの秘訣ではないでしょうか」、というのはあんまりなアドバイスだったような気がする。
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