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なかなか人も集まりにくくなっておりますが、プチオフ実施。今回のお題は「仮面ライダー THE NEXT」。なんだかんだで5割ぐらいは客が入ってたのが何より驚きだ(失礼)。感想は改めます。
今回は少々重たい話もあったりしていろんな意味でお疲れさまでございました。
スタッフ
原作:石ノ森章太郎
脚本:井上敏樹
エグゼクティブプロデューサー:鈴木武幸(東映)
プロデューサー:加藤和夫・矢田晃一・白倉伸一郎・武部直美
キャラクターリファインデザイン:出渕 裕
監督:田竜太
出演
黄川田将也
高野八誠
加藤和樹
石田未来 森 絵梨佳 益子梨恵
六角慎司
未來貴子
納谷悟朗 (声の出演)
嶋田久作 斎藤洋介 田口トモロヲ
公式サイト:http://www.maskedridernext.jp/
本郷猛が自らを改造したショッカーの支配から逃れ、彼らを相手とする孤独な戦いに身を投じるようになって二年。今、彼は都内の高校の冴えない教師として日々を送っている。そんな彼の生徒の一人が菊間琴美。荒れ、すさんだ生徒たちの中でも少しばかり異彩を放つ彼女との出会いが、本郷を新たな事件に巻き込んでいく事になるのだった…。
前作よりは「映画を造らなきゃ」って気にはなったのかな? という所は垣間見える。でも、出淵裕にカッコいいデザインしてもらって、監督は「小さき勇者たち GAMERA」の田崎竜太。もうちょっとどうにかなったんじゃないかと思えるのにこの体たらくなのは、やっぱり脚本がグダグダだからに他ならない。細かいところにケチを付けたらキリがないんだけど、一番ダメなのは、脚本家が「お話」を作れていないと言うところになるのだと思う。
単にライダーが出てきて、ショッカーも出てきて、新たな敵も出てきて派手な戦いが発生してなんだか思わせぶりに感動的かも知れないラストシーンがあって、では「お話」とは言えないわけで。「お話」には起承転結という物があって、主人公には明確に(戦う|倒す|乗り越える)べき相手が設定されていて、その相手とのやりとりは常に見ている側を納得させる内容になっていて、その上で観客を驚かせ、かつ(驚きつつも)納得できるどんでん返しが待っていて、最終的には「なるほどそういう話であったのか」と納得させてくれるべきであると思うのだが、この映画の脚本はそれを最初から最後まで踏まえていない。強大な敵のアジトに乗り込んだ少女と本郷、本郷は「どんなことがあっても君を守る」と宣言しておきながら、戦いが始まると女の子は放ったらかしでバイクに飛び乗って距離を取る。(登場時には)最強最悪の敵であるはずのV3、風見士郎は、前のシークエンスでは本郷と熾烈な戦いを繰り広げていたはずなのに、次のカットでは、なぜか波止場でたそがれ気味に本郷としみじみ会話したりしてる。すべては「このカットではこの絵が格好良い」だけが優先し、一本の映画としてのお話作りを放棄してしまっているような気がするのだな。
そこそこ見れる画があるので、とりわけとっかかりはそこそこつかみもオッケーなのだが、ハナから「始まって、終わる」お話を作る為の努力というか脳味噌の酷使を放棄してるんで、序盤「おや、良い画だね」でつなぎ止められていた興味も、お話への流れって部分への興味が全く湧かないものだから、中盤以降が退屈になり、終盤に向けてその退屈は加速していき、盛り上がるべきところで「いい加減終わらねえかなあ」と思ってる観客( = オレ)がいる、と言う図式が待ってます、みたいな。
最初からぜんぜん期待して無かった、というかまあ、別の方向で期待していて、ある意味そっち方面の期待は裏切られることはなかったので、個人的には金払った甲斐はあったと思いますけどね、真っ当な映画好きのみなさまにはおすすめしづらい映画だと思いますよ、ええ(苦笑)。
(★☆)
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先週、土曜日に観てきましたが一番驚いたのはエンドロールで円谷プロの名前をみたときだったというオチがつきましたよ。w<br> そのあとで自虐の詩を見たのですがもうこれがほんとにえらい違いで<br>ああ、、映画を観たなぁという気分に浸れました。
あ、そういえば、今週のプレイボーイに響鬼のあきらと<br>メビウスの眼鏡っ娘のけしからんグラビアが載ってましたよ、<br>いや実にけしからんです。
わたしも繰演に根岸さんのお名前があったので「へえ」と思い、気分的に少しだけゲタ履かせてみましたです(^^;)>nokiさん<br><br>コノミっちーは前にも少々けしからんグラビアが載ったことがあったのでしたっけかね。とりあえずあきらがまだ現役でがんばってるのは嬉しいなあ。あきらかわいいよあきら。