ばむばんか惰隠洞

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2005-06-07 [長年日記]

[PC] がっく、で _| ̄|○ だそうな (13:39)

ジャストシステムからメール、【本日公開!155個の省入力データ ATOKがもっとあなた好みに!】だって。ATOKの省入力モード用のデータがいろいろ追加。「インターネット掲示板データ」やら「自動車用語データ」やら「お遍路さんデータ」(!)やら。「懐かしのヒーロー・ヒロイン名データ」なんてのもある。「たいようの」でホルスとダグラムとエステバンがほいちょと出せるんですな。

ってこら、「ファイバード」は?

むう、このデータ集、勇者シリーズが入ってないぞ。あ、エルドラン系もアウトじゃん。ダメじゃん(ぉぃぉぃ)。ああでも「てつじん」でしっかり鉄人タイガーセブンは出てくるな。「かいけつ」で候補に「かいけつタマゴン」があったりするのか。おお、ライオン丸は「かいけつ」、「ふううん」両対応だ(w。「うちゅう」の候補の中には宇宙ッ子ジュン……。アクロバンチは出てくるけどJ9は出てこない。どういう基準でデータにしてるんだろう、濃いんだか薄いんだか、イマイチ判りませんな。

って昼間っから何やってんだオレ。

[Books] 天空の秘宝 ギャラクティック・バウンティ (25:55)

本書カバー `ウィリアム・C・ディーツ 著/斉藤伯好 訳
カバーイラスト 佐伯経多&新間大吾
カバーデザイン 岩郷重力+WONDER WORKZ。
ハヤカワ文庫SF
ISBN4-15-011510-9 \740(税別)

紋切りヒーロー、(お)約束通りの大活躍

もと地球帝國航宙軍大尉、いまは帝国が賞金をかけたお尋ね者を追うバウンティ・ハンターとして生きるサム・マッケイド。今、彼は長い追跡行の末、地球にいた。百万クレジットの超大物をようやくその手でしとめるその瞬間がやってきた、と思ったその次の瞬間、マッケイドの運命は大きく変わっていくことになったのだ…。

「戦闘機甲兵団レギオン」のディーツのこれがデビュー作。本邦デビューの「レギオン」も、ミリタリーSFとして、あくまでそこそこな印象だったわけで、webには残ってないんだけどJPH時代のログ見てみたらばわたし、「レギオン」については

口にするのも恥ずかしいぐらいありがちなシチュエーション、日本のアニメ見過ぎだよの設定で暴走する(笑)ミリタリー・スペースオペラの快作………と一応言っておこう(苦笑)。

なんて書いてた。んで作家デビュー作である本作も、やっぱり気恥ずかしさにみちみちた一作であると言えるかなあ。ほんとに、読んでるこっちが恥ずかしい気持ちになっちゃうような作品なのだよね。いくつか、これはSFでないと有効にはならないよね、って言う展開もあるにはあるのだけれど、基本ラインはもう、口にするのも気恥ずかしくなるようなお約束の展開にお約束のキャラクタライズ。しかも作者の手腕がまだまだなものだから、肝心のキャラクタの味もイマイチこっちに伝わってこないわ、伏線らしい伏線が全く機能していないわ、総じて、世にも珍しい本体がカバーに負けちゃった本、という出来映えになってしまっているなあ、といったところ。

幾つか面白いアイデアもあるし、読んでる分にはいい暇つぶしにはなると思うんだけど、どうなんだろね、この、ディーツさんの作品ってのは日本で受けるタイプのSFなのかそうじゃないのか、少々心配になる手合いの作品ではあるような気がする。この前大阪の古本屋さんを回ってたときに、なぜかディーツの「レギオン」、上下分冊の上巻だけが100円ワゴンに並んでたのをあらあらと見たような憶えがあるんだけれど、んー、そういう評価に落ち着いちゃう人なんでありましょうか。X-BOXのゲーム、HALOのノヴェライズを担当したり、件の「レギオン」やこのマッケイドのシリーズ、本国ではそれなりに続編も出てたりするようで、肩肘張らないエンタティンメントの人としてはそれなりの存在価値はあるようにも思えるんだけど。

んまあ「レギオン」が93年で、次のが出るまでに10年以上のタイムラグができちゃってる時点で、日本じゃ受けないタイプの作家さんなのかも知れないけれど、わたしゃこういうタイプも決して嫌いじゃあないんですが。

この人がいなくても別に悲しくない、ってあたりでこの作家さんには辛いよなあ、とも思いますけどね。

(★★☆)

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]
noki (2005-06-08 01:23)

_| ̄|○   見合い話ツブレターーーーー<br>で、、四十路の独り者路線は当分続きます。(w<br> 相手の返事のしかたが自分としては卑劣だったのでやり場のない気持ちでやるせないです。

ROVER (2005-06-08 02:05)

人とのやりとりって、お互いにお互いの予想を超えてしまうところがありますから…。えげつない話ですが、お互いを縛ったあとで見えてくる嫌なところ、とは別なところで見えたものがあったのだとしたら、それはそれでまあ、納得せざるを得ないやるせなさだったのかな、などと無責任に思ったり。<br>んでもまあ結婚するってのは、そういう「そんなはずじゃなかった」感も併せて飲み込んだ上で成立する世界なのかも、とは思わなくもないですが。<br>むずかしい話ではありますなぁ。

noki (2005-06-08 03:56)

相手との微妙な価値観のずれもこちらとしては認める方向だったんだけど向こうは一向にそれを認めない方針であったので決裂となったしだい。でも、、そうなってから「ごめんなさい」が出てくるまで10日以上かかるとは、、こちらがそれをわかっていると勝手に解釈して何もしなかったというところに卑怯だなぁと思ったわけですね。<br>と、、、解説などしてる場合じゃなくって寝ないトナー<br>ちょっとショックが強かったか、、、ここ2・3にち寝れないです


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