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このために昨日しゃかりきで作業してたんだもんね。ちょい早めに出てチケットを押さえ、それから梅田の古本屋をちょろちょろ回って10冊ほど購入。インデアンカレーで少し遅めの昼飯食って三番街のアメリカンでコーヒー飲みながらちょっと読書。で、TUX導師と合流して「銀河ヒッチハイク・ガイド」鑑賞。映画の感想はまたあとで。
あとはは゜んさんも合流して天狗で宴会。今日は皆さん帰って片付けたい仕事がちょっぴりあるって事で、一次会でお開き。おお、珍しい。
……って俺も一次会で済んで良かったと、家に帰って思た(つoT)。
家に帰ったら仕事の修正要望がぼこぼこ、amazonから本が売れたから発送しなさいメールが一通(一番出しにくいところにある本だったので汗だくだ)、んで軽石庵の方でも一件お買い上げ頂いてた分があったので、とりあえず修正はあとまわしで明日発送する古本の準備……をしながらちょろちょろと、今日梅田の古本茶さんで見つけた「だっくす」の最終号(次からは『ぱふ』になるわけですな)なんぞを読んだりしてたらもうこんな時間だ。寝るべ。映画の感想は後日だな。
訃報が一件。漫画家、居村眞二氏。正直飛び抜けた魅力を持った方ではなかったと思うが、職人として抜群の安定感を持った方であったと思う。合掌。
スタッフ
監督:ガース・ジェニングス
原作:ダグラス・N・アダムス
脚本:ケイリー・カークパトリック
製作総指揮:ロビー・スタンプ/デレク・エヴァンス
撮影:イゴール・ジャデュー=リロ
音楽:ジョビー・タルボット
出演
マーティン・フリーマン
モス・デフ/サム・ロックウェル/ズーイー・デシャネル
ジョン・マルコヴィッチ
公式サイト:http://www.movies.co.jp/h2g2/
(イメージは左がTV版を収録したDVD、右が最近出た河出文庫です)
朝、轟音で目が覚めた。バイパス建設のため立ち退きを要求されていた事を全く知らないまま迎えた強制執行の日。抗議するアーサーだがその声は届かない。だが、事はそれだけでは済まなかった。立ち退き要請を受けていたのは一人アーサーだけではなかった。地球そのものが宇宙バイパス建設工事のため、ずいぶん前から立ち退き要請を受けていたのだった。様々なメッセージを人類が理解することが出来ないまま迎えた運命の朝、地球は無数の発破によって木っ端微塵に砕け散る。寸前に脱出できたのは、人類よりも優れた知力を持つことが知られていた二つの種族と、それからぎりぎりのタイミングでどうにか脱出できたアーサーのみ。否応なしに宇宙のヒッチハイカーになってしまったアーサーの珍道中が始まった…。
SF者ならみんな知ってる「銀河ヒッチハイク・ガイド」。私がこのタイトルを知ったのは、たぶん第一期「スターログ」に元気があった頃。へえ、そんな本があるんだ、と思ってはいたのだけど結局読む機会がないままの映画鑑賞となってしまった。うむ、今は反省している。これは翻訳であれなんであれ、原作のテイストをある程度理解、というか感覚として体験しておかないと、心底楽しめる物なのじゃないんではないかと思う。予備知識無しでも充分楽しめる。でも、「もっと知っていたらこれはもっと楽しめる映画なんじゃないだろうか」という気がして仕方がない作品なんだな。それに加えて、自分が英語圏の住人ではないって部分もどうにもこう、大きなハンデを負っちゃっているんじゃないか、という心配事にもじわじわと気分をさいなまれるような映画。これはこれで充分楽しめる映画なんだけど、「もしかしたらこいつの真の面白さをオレは分からないまま、へらへらと喜んでいるんじゃないだろうか」ってな気分になってしまう映画のだよな。
映画単体としての作りは全く文句のない出来で、それほど潤沢な資金があったわけではないだろうと思える環境で、ここまでの完成度を実現しているのは立派なものだと思う。それぐらいCGIが身近な物になってきている、ということなのだろうね(その分安価で働かされることになっているであろうCGワークショップの中の人には同情しますが)。映像的なイリュージョンのすごさ、という部分においても、その使い途と使い方を分かった人の手になれば、ハリウッドのビッグ・バジェットな作品にそうヒケをとらない作品を作ることは可能なのだ、というのを実感できたのは収穫。全体に予算は知らぬがその限界を安っぽい形で見せるようなことはしない、ここには好感を持ちますわ。
んまあ、実はそんなのは些細なことで、この映画の一番の魅力は、久々の英国的悪意がしみこんだ不条理ギャグのつるべ打ちにあるんだろうな。それらのいくつかは、英語で物を考えられる人間や英語圏で暮らしている人間じゃないとキモが読み取れない危険があったりするものでもあって、そこで東洋の田舎で暮らしている黄色い山猿なワタクシなんかはしばしば「うきっ(コレハドコガオモシロインダロウ)?」とうろたえてしまうわけだが、そこを別にしても、えげれす的な悪趣味の品の良さ(変な言い回しだなあ)を次々と見せていただけるあたりはやっぱり楽しい。権力をうさんくさいものと捉える、自らの逆境を笑い飛ばす余裕を決して失わない、そんな英国風味が随所に見られるのがよいね。たおさんみたいに8回観ようとまでは思わない(^^;)けど、原作読んでからもう一回ぐらい観てみたいかも。映画はオリジナルのストーリーらしいですけど。
ライトセイバー・トースター欲しいなあ(w
(★★★☆)
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居村眞二氏というと、私はウルトラ漫画しか知らないんですが、この人の描くメカと女性像には、ひっそりと萌えておりました。<br>そうですか、お亡くなりに・・・。
あっしもちゃんと読んだのは「UWW」の巻末のセブン漫画ぐらいだったりするです(^^;)
CGIは宇宙空間(惑星製造フロア含む)ぐらいしか使ってないみたいっすよ。ヴォゴン人はリアルスケール着ぐるみで、クジラもディープソートもヴォグスフィアもミニチュア合成らしいっす。
う、うへっ、今やその方がコストかかるんじゃないのかしら…。つかディープソート、ミニチュアなのか。やるなあ、すげえなあ。