ばむばんか惰隠洞

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2005-12-07 [長年日記]

[Day] 早すぎですそのソニータイマー (22:00)

W32Sの液晶が妙にウニウニとノイズが走るので、頼んでたUSBケーブル(専用ケーブルじゃないとあかんなんて知らなかったよ。この前三宮から神戸方面探しまくって結局どこも置いてなかったので、家の近くのauショップに取り寄せ頼んでたの)を引き取るついでに見てもらう。とりあえずファームウェアを上書きしてみるので20分ほど待ってくれ、つーのでダイエーなどうろうろして時間つぶし。

んで対策してもらったものは、一見直ったように見えたけどやっぱりダメですわん。モデムとして使えるかチェック中にやっぱりウニウニと。お買い上げから3ヶ月以内なら無償で交換してくれるそうだけど、こりゃ交換だな。

ちなみにモデムの方の動作は無事確認。一年半ぶりにモバイル環境復活、って一年半困ってないんだから、そもそもモバイルな環境なんてそんなに必要ねえんじゃねえの? というツッコミは却下。

[Day] 夢見るウサギ (22:09)

んさてその、auショップに向かう道すがら。

郵便局経由だと途中で小学校の横を通るワケなんだけど、小学校の校庭の、ありがちな畜生の飼育小屋。係の子たちがなにやら掃除したりしてたんだけど、逃げ出したウサギをとっつかまえた男の子がそやつに向かって、「いつまでも夢ばっかり追いかけてるんじゃないよ」と諭すように言い聞かせていた。なんか妙に心に残るシーンであった。

[web] 道草か、監視か (24:03)

大石英司ブログの12/7トップの記事。日垣隆氏のメルマガの記事の全文掲載という形を取っているおかげで、いろいろと考えさせていただいた。基本的にこの件については、私はどちらかというと日垣派、だと思う。この二人の意見が分かれるのは、結局のところ、今まさにそういう事件に巻き込まれるかも知れない子供を持っている大石氏と、とりあえずそういう犯罪に巻き込まれるような年代のいない子供を持っている日垣氏の違い、ということではないのかな、とは思った。

ウチもおかげさまで、なんとかおかしな事に巻き込まれることもなく、倅も酒の飲める(いやまだ飲んじゃダメだよ)歳まで巨大化してて、そうなった時点で改めてこの、日垣氏の文章を見ると、最後の、

手を切るから料理をさせない、ではなく、小さいころから多少ケガをするなかで危険と危険を避ける術を体得させてゆく。「子どもだけにしない」「大人が24時間監視を」などという愚かな処方ではなく、むしろ「道草は子ども時代にどれほど大切か」という発想から再スタートすべきです。

というのはそれなりに説得力に富んだ文章であるように思える。ガキの時にこういう怖いことがある、こういうイタいことがある、をちゃんと教わったかどうか、というのは案外大きいような気がして。

わたしゃ小学校二年まで会津で暮らしてたんだけど、当時は変質者はいなかったけど熊がいた。熊によって顔の三分の一近くをえぐられちゃったおじさん、なんてのが近所にいたわけです。そりゃ学校の行き帰りなり、親戚の家に遊びに行くのにもそれなりのスリルはあった。ただそのときに、じゃあ熊が出るからといって保護者がべったりと登下校する学童にくっついていたかと言えばそんなことはなかったぞ。熊が出たらどうするか、蛇が目の前にいたらどうするか(マムシも多かったからね)、学校でいろいろ言われたけれども始終親がそばにいた、なんてことはなかったし、子供は子供でそれが当たり前だと思って適当に道草しまくって、いつも家に帰るのは陽がとっぷり暮れてからだったような覚えがある。

昔と今じゃあ違うんだよ、というのは当然そうだと思うけど、その反面、昔はそれなりに子供たちにも、自分で自分が今いてる状況を把握しなさいよ、みたいな風潮は確かにあったと思うわけで、おかげでオレらは無事に生き延びてこられたわけだし、そういう体験の中に"道草"ってキイ・ワードは確かに存在していたと思う。それは今やノスタルジーなのかも知れないけど、そういうノスタルジーが有効性を保持している日本、ってのはそれはそれで捨てたものじゃ無いとも思うんだけどな。ここのところ頻発している学童の誘拐・殺害事件の報道を見てて、報道側のどうしようもなさにうんざりしつつ、そこで犯罪者について行ってしまう子供が多いって事に、これは一体どうしたことなんだろうと考え込んでしまうわけです。もちろん犯罪者側がより狡猾に、かつ暴力的になってきているのだろうな、とも思うのですけど。


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