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20回目のCGアニメコンテスト(DoGA公式)。ジョーシンの催し物フロアで開催された第1回は、さすがにあっしも見てないですが、それでも半分ぐらいは参加してるんじゃないだろうか。20回を記念する形で、ここまでのCGアニメコンテストの流れのさわり(のそのまたとっかかり)にもちらりと触れたりもしていたけれど、肝心のコンテストの入選作品の方は、少々物足りなかったかも知れないな。
技術的な側面での、応募する人が持ってるスキルという部分においては、そりゃもうみなさん大変に高いレベルなのであるけれど、なんて言うのかな、あれは4回だったか5回目だったかのオープニングムービー、「カーンの圧勝」(単純にエンタープライズがリライアントに負けて大爆発する、って映像なんだけど、これをX68KのDoGA CGAで作ってたのがあったの。もちろんパーティクルなんて未対応のソフトでね)を見たときのびっくりはいまだに記憶に残ってる。
それからそれに続いて登場してきた由水圭さん、あにてんぷ渡邊さん、腰原とんたん、総合奉仕事業団(ウチの倅も大好きです)、謎のカンフーマスター清家さん、それからもちろんロマのフ比嘉さん、北田・青山の"ワイバーン"コンビに新海誠…。
DoGAの歴史ってのは、その時々の名物キャラとともにあったのだと思うし、彼らとともにアマチュアCGアニメーションのスキルとフィロソフィーは高いところに上がってきたのだとも思うんだけど、で、「寡が成功できるクリエイティヴのための環境」としてのDoGAのサポート体制、というのは、そもそもこのコンテストを立ち上げたときからの、DoGA代表、かまたゆたかさんの野望でもあったわけで、それが着実に実を結んで来ているんだな、というところは実感できるんだけれど、それと引き替えに原初的なパワーみたいなものの方は回を追うごとにソフィスティケートされてきている感じがあって、そういうのも好きな自分としては、少々物足りない気持ちも感じてしまう。
全員が(褒め言葉としての)バカでも困るし、みんながお利口さんでも同様に困ってしまうわけだけど、今は昔のDoGAのコンテストで感じた、何かを突き抜けたいと思う熱さ、みたいなものが少なくなってきているなあという印象もあってちと複雑。今年の上映会、かなり寝ちゃったんだ。昨日歩き回ってバテてたってのもあるんだけど、それだけが理由じゃないと思う。絵的に端正で、メッセージが上品に慣らされてたら、そりゃ見てたら眠くもなろうってものなわけだわな。
CGアニメーションのレベルの底上げ、って目的はかなり達成できた。プロへの登竜門、って位置づけもある程度は実現できた。その反面、なんつーんだろ、リビドーのみで突っ走る(才能の無駄遣い、ってヤツですか)作品にお目にかかれる確率が減っちゃったのは、ちょっと淋しいかなあ、と思わなくもないね。
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