ばむばんか惰隠洞

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2004-02-26 [長年日記]

[TV] あなたの目はあなたの身体を離れ…

ということでウルトラQ 38年ぶり復活 佐野史郎がナレーションだそうです、ふうん。今のところはそれ以上、特に感慨はなし。もはや毎週、ドキドキしながらテレビの前に座って番組が始まるのを待っていた、あの年頃じゃあないし、「ウルトラQ ザ・ムービー」なんて物も見せられてしまったわけで、ついつい「タイムスリップ・グリコ」的(出来は上等なれど、どこか違和感がぬぐえない)な番組になりそうね、と漠然と思ってたりして。

ま、どっちにしろテレビ東京系じゃウチまで電波来ねえんだけど(つoT)。

[Chinema] こっちはもっと冷静に

昨日、メールのやりとりしててもんちぃ師匠から教えていただいた、実写版「エヴァ」のコンセプトデザイン。ワシ、幸か不幸か「エヴァ」って全然見てないので何も言うことはないんですが、この映画のSFX担当は、ピーター・ジャクソンのWETAなんですな。「指輪」で鍛えた庭師の腕を、どこかで見せて欲しいなあ。

[TV] 633爆撃隊

CS スターチャンネル・クラシックで「633爆撃隊」。1963年英、監督ウォルター・グローマン、出演クリフ・ロバートソン、ジョージ・チャキリス、マリア・ペルシー。Dデイを目前に控え、ドイツのロケット兵器の攻撃を阻止すべく、その特殊燃料の製造工場の機能を停止させるための危険な任務に向かうモスキート・スコードロンの男たち…。主演のクリフ・ロバートソンは「スパイダーマン」でベン伯父さんをやってた人。「ウェストサイド物語」のジョージ・チャキリスとマリア・ペルシーがノルウェイ人の兄妹。すばらしく美男美女の兄妹だ。ヒトラーがアーリア人種の優越性を説きたくなるのも判るぜ(違)。

もう一方の主役はもちろん、英国機にしては垢抜けすぎたかっこよさのデ・ハヴィランド・モスキートの勇姿。かっこええなあ、蛇の目はええなあ、やっぱり。

さてお話の方は、困難な任務に立ち向かう英連邦(ちゃんとオーストラリア人やインド人のパイロットもいてる)の男たち、彼らを統べるきびしくもまた情に厚いリーダー、クリフとノルウェイの若きレジスタンスの闘士、ジョージとの友情、そしてクリフとマリアの間に芽生える愛…を前半ややまったりめに描き、後半は母国に戻ったジョージだったがあえなくドイツ軍に捕らえられてしまう。このままでは彼の口から作戦の秘密が漏れてしまう、さあどうする、というサスペンス、苦渋に満ちた解決策をとることで、友情をはぐくんだ男と愛情で結ばれた女の間で苦しむクリフ、そしていよいよ決死の大作戦、という後半になだれ込むわけですな。

ネタバレになっちゃうけど、ゲシュタポに捕らえられたジョージを救う方法とは、彼が拷問(捕まった方が美青年なので、拷問を担当するのがいかつい女士官だったりするあたりで『残酷ナチ女収容所長』とか、なんかそれげなタイトルが一瞬頭をよぎってしまって少し失笑)で口を割る前に一気にゲシュタポの基地を破壊、その結果ジョージが死んでしまってもそれはしかたがない、そして、その困難な任務を遂行できるのは最高のパイロットであるクリフしかいない。危険な作戦を前に、訓練で命を落とすことを恐れた軍の上層部は、クリフに地上勤務を命じているというのに。どうする? クリフが志願すれば問題なしなんだ、と持ちかける軍の上司…というわけで、このあたりの「組織」ちゅうもんは基本的に信用できない物なのだ、的な描写はいかにも英国製のドラマだなあ、という感じがしますな。

ラストシーンでもこのあたりの醒めた目は健在で、「作戦は大成功ですね!」と喜ぶ副官に、「なに、ちょっと遅らせることができただけだ」などと素っ気なく言い捨てる司令官、なんてシーンが出てきて思わずニヤリとしてしまったりして。アメリカ製戦争映画が、ともすれば一番最初に「アメリカ」を持ってくるのに対して、英国製のそれはまず、「個人」を持ってきている、って感じがするよなあ。この辺の落ち着きっぷりが英国製ドラマの魅力なんだろうと思う。

ま、その落ち着きぶりがしばしば、カタルシスを削ぐ結果にも繋がったりする嫌いはあるわけですが、この映画に関しては、なにせモスキートがびゅんびゅん飛んでるんでね。蛇の目が飛んでるのを見てるだけでも、こっちはうれしくなっちゃうんでかなり得な結果になったかなあと。アメリカ製ジェット戦闘機でこの映画作られてたら、「展開だるいぞー」などと文句つけてたかも知れませんです。

あ、それはともかく原作の方、続きはどうなったんだろうか。


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