ばむばんか惰隠洞

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2004-11-06 [長年日記]

[TV] 定期視聴番組 (22:53)

「ウルトラマンネクサス」、「種デス」。「ネクサス」は、ようやくウルトラマン=姫矢准なる人物の過去について触れていく、ってぺーぺーの新米がネットで調べられるような事もチェックしないのか副隊長。隊長に向かって嘘ついてるし。その上バレてるし。どうやら氷川きよしイラストレーター、なる人物の方は情報掴んでいるようですが、彼は「2番目」だと。んで来週「1番目」が出てくるっちゅう事で、この1番目が悪さしたんでウルトラマンの評判は悪い、つー事なんですかね。「サンダ対ガイラ」か。遺跡のシーンでの戦闘シーンとか、なかなか美しくて結構。なにかと問題の多い副隊長も、見る角度によってはなかなかかわいい(ぉぃ)。

でもなあ、これ、あえて「ウルトラマン」を名乗らない、新しいヒーローものとして挑戦してみても良かったんじゃないだろか。商売の都合もあるだろうけど、毎週これだけしっかり作り込んでこれるんなら、「ウルトラマン」を名乗らなくても充分ファンはつきそうな感じがすんだけどな、東南アジアに出自があるっぽいし、ここは仮に「ハヌマーン」とか名乗ってみても(いやそれはちょっと)。

デス様の方は相変わらずめまぐるしく。どういうファン層に向けてのサービスなのかわからんけど、ザフトの新世代モビルスーツのデザイン及び名称が「ザク」ってのはやっぱり違和感あるよなあ。ガンダム世界におけるザクは確かに名機なんだけど、同時にあれは「ガンダムには勝てない役」なワケでねえ。

[Comics] おかいもの (23:01)

ホントは昨日買ったの。忘れてた。いしいひさいち「眼前の敵」。いしいさんには幾つかのシリーズ物があるんだけど、そのうちの戦争ギャグを集めたもの。「鏡の国の戦場」以来か、まとまって出たのは。相変わらず面白い。

[Baseball] もうなにがなんだか (23:12)

西武「身売り話」で再編に再び火 混迷深まるプロ野球(asahi.com)。さすがのホリエモンもキャッシュ一発で西部を買う根性はなかったか。

なんかこの、いわゆる「球団再編」騒ぎ見てて思うんだけど、これって選手会のストとかその後のファンからのブーイングを喰らった、球団オーナー連からのしっぺ返し、なんて側面はないんですかね。「せっかく何とかしてプロ野球残そうと思てるのに、そんなに手前勝手に文句言うんやったら、もうええもんね、ワシらもう知らん、あんたら勝手にやりなはれ」みたいな。

オーナー連にも同情してあげようとか、別にそういうつもりはないんだけど、それなりに実績あげてきたつもりだったのに、いきなり総スカン食らった、しかもじいさま連中がヘソ曲げちゃう、ってな事もありそうだよなあ、とか思って。

[Books] ストリート・ボーイズ (11/7 00:04)

本書カバー ロレンゾ・カルカテラ 著/田口俊樹 訳
カバー装画 影山徹
新潮文庫
ISBN4-10-200913-2 \895(税別)

どっちつかずで傑作になり損ね

1943年9月。連合軍の猛反攻の舞台となったイタリアは、ムッソリーニの失脚、それに続くドイツからの報復攻撃も加わってその全土は荒廃の一途を辿っていた。中でも良港を持つナポリは連合軍からは格好の目標となり、ドイツ側からはなんとしても完全な形で敵手に落としてはならぬ目標となる。ドイツからの強制立ち退き命令の下、ほとんどの大人と少女たちは街から退去する。だがナポリには、まだ300人を超す少年たちが残されていた。退去させられた者たちとていつ処刑されてしまうかわからない情勢、大人たちは少しでも活力がある少年たちには、自ら生き延びる道を見つけて欲しいと思い、敢えて退去する側に彼らを含めなかったのだ。ひたひたと迫るドイツの精鋭機甲師団、だが荒廃した街に残され、家族を、仲間を次々と殺された子供たちは、易々とは自分たちの街をドイツに渡すつもりなどはなかった…。

"ナポリの四日間"として知られる第二次大戦時の実話を元に、「スリーパーズ」などで知られるロレンゾ・カルカデラが描く戦争秘話。とはいうものの私、評判の「スリーパーズ」を読んでも観てもいなくって、カルカデラの本を読むのは本書が初めて。史実では老若男女のナポリ市民が立ち上がり、すさまじいゲリラ戦を展開してドイツ軍を撤退させるわけだが、本書では(『パリは燃えているか』よろしく)ナポリ破壊の任を帯びてやってくるドイツ機甲師団対、ほぼゴーストタウンと化した街に残る少年たち(少女もごく少数あり)、さらに偶然、特殊任務を帯びて偵察行動中だった一人のアメリカ兵、街に残っていた酔いどれのオヤジが彼らに協力し、知略をつくして強大なドイツ軍に立ち向かう物語となっている。面白そうでしょ? 実際かなりいい。かなりいいんだが、感動のあまり読み終わった後思わず閉じた本をばんばんと叩くような、そこまでの感動は味わえない。非常に惜しい。

史実があるものをお話にするとしたら、方法は二とおりで、徹底的にリサーチを重ねたルポルタージュとするか、あるいはあった事をヒントに、完全に作者の裁量によるフィクションとして再構成するか、って事になるのだと思う。前者の傑作が「攻防900日」、後者だと例えば、「鷲は舞い降りた」あたりがそうだろうか。で、この本はそこらあたりがちょいとどっちつかずな感じがする。基本はフィクションな訳だけど、ノンフィクションにありがちな時系列で章を区切り、広い街で起こる様々な出来事を綴っていく訳なんだが、これがためにお話の、主要な登場人物たちの焦点が絞り込まれないままに話が進んでいく。魅力的な登場人物は多いのだが、そのだれにも感情移入するヒマを与えないうちに話は次の舞台に移ってしまう。ここが大変に不満。

私がいわゆるジュヴナイルであったり、ボーイ・ミーツ・ガールものをとても愛する傾向があるせいか、大変にいいキャスティングがされているのに、その役者さんたちを上手く動かせなかった、様な印象を受けるのだな。どういうんだろう、強力なドイツ軍に地の利と知恵で立ち向かう少年たちの話を描きたい、でも少年たちだけじゃやはり話には無理がでる。では少し協力してくれる大人も出そう(ここまでは悪くない)、大人がでるんならやはりロマンスも入れたいし、戦争のむごさも描きたいし…、みたいにやりたい要素が増えていって、結果、どこに対しても焦点がちょっぴりぼけたドラマが出来てしまったような気がする。大人が少年たちを助けるのはいい、でもお話の中で少年たち以上に目立っちゃいけない。子供たちは弱い、だからドイツ軍と戦えばどんどん死者が出る、でもそれを悼むのもまた、子供たちでなくちゃいけない。恋愛があってもいい、でもこのシチュエーションで読む側の気持ちを動かすのは、やっぱり子供たちの中に生まれる恋愛でしょう、などと私は思うんだけど、そういうところを全部外してくれているのよね、このお話。なのでもう一歩、感情移入できないまま、それなりに感動的なラストシーンを迎え、「困ったなあ」などと思ってしまうわけなんでした。

ついでに、フィクションにするならするで、もうちょっと史実なりなんなりにちゃんと当たって欲しかったような気がする。事実ってのはときとしてヘタなフィクションよりはるかに波瀾万丈なものである可能性があるのだけれど、どうもこの本では、本当のナポリの攻防戦であったいろんな出来事を、ちゃんとリサーチしていないような印象も受ける。なので子供たちの戦いぶりにも、妙に「そううまく行くかな?」感がつきまとってしまうのだね。ちゃんとリサーチしてたんならごめんなさい(いやしかしちゃんとリサーチしてこれかい、と言いたくもなるが)だけど、全体にあれだ、ルークやハンの弾は百発百中だが、ストゥーム・トゥルーパーズの弾は3作かけてレイアにかすり傷一発、のあの感じをちょっと思ってしまうのだよね。それなりに感動的なラストが用意されているだけに、そこに至る流れがどうにも惜しいなあ、と。

と、いいますか、一ヶ所のリサーチ不足が口うるさいファンの失望を招き、お話全体の株を下げてしまういい見本だなあ、と思ったりもするわけで。こういうのが一ヶ所あると、全てがウソくさく思えてくるのだよね。

コナーズはズボンのポケットからジープのキーを取り出すと、ダンテに放った。

ばかめ、軍用ジープにキーなど無いわ。

(★★☆)

本日のツッコミ(全6件) [ツッコミを入れる]
TUX (2004-11-06 23:40)

●ネクサスにイマイチのれないのは、カタルシスのなさかなぁというのに気が付きました。せっかく不思議時空(違)とかに入るんだから、通常空間では使えない(でたらめに強力とか、メッチャ迷惑とか、人に見せられないぐらい極悪とか…:笑)大技をガンガン連発するウルトラマン、というのがあってもいいんじゃないかなあ。

ASA (2004-11-07 12:48)

同感!「街を守る」というお題目から解き放たれたウルトラマンの超絶戦法、見たいです。<br>でないと、メタフィールドが低予算対策なのがばれる(笑)

rover (2004-11-07 13:11)

今のところメタフィールドに引きずり込むメリットって、副隊長から攻撃されない、ぐらいしかないもんなあ(^^;)。メタフィールドを形成するのには結構手続きが煩雑なんだけど、いったん入ってしまえばウルトラマンはでたらめに強くなる、ぐらいでも良かったのにね。

ろばQ (2004-11-08 01:30)

>ガンダムには勝てない役<br>バーニィなら勝てないまでも何とか。

rover (2004-11-08 16:53)

双方共倒れ、ですかー(^^;)

bongo (2005-09-13 00:26)

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