ばむばんか惰隠洞

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2005-02-16 [長年日記]

[web] 破滅型… (15:44)

おれカネゴンさんのあけてくれ経由でサトタカの漫画家占い。さっそくいってみよー。

乱土 労馬さんは 吾妻ひでお 先生です!

  • 吾妻ひでお先生タイプのあなたは、かわいらしくて憎めない甘えん坊さん。どちらかというと他力本願で、困ったことがあるとすぐに誰かに泣きついてしまうのですが、周囲はあなたを放っておくことができないので、いつも素早く援助の手が差し伸べられます。ただし、甘え上手なうちはいいのですが、ワガママが度を過ぎると思わぬトラブルを招いてしまうかも。持ち前の素直さやかわいらしさはそのままに、粘り強く頑張る力を養いましょう。それがさらなる好感度アップにつながるはずです。ただしロリコン気質はくれぐれもばれないよう注意です。恋愛面でも甘え上手なところが売りですから、包容力のある人と縁があるでしょう。相手はあなたを心から大事にしてくれるはず。あなたも相手に惚れこみ、楽しい恋愛ができそうです。
  • 乱土 労馬さんの開運ポーズは、ブリッジです!

アジマニアとしてはしてやったり、と思うところなんだろうか、ううむ…。ロリコン気質はくれぐれもばれないよう注意です。もう手遅れです。

[web] 今日のスパム (15:54)

ここんとこあんまり面白いspamに当たってなかったんだけど、久しぶりに香ばしいのが来てたよ。差出人はasahi-netの住人を名乗ってるけど、ヘッダ見るとDoCoMoからの送信みたい。Subjectは、★医学会が最新のSEX事情を発表★。

★医学会が最新のSEX事情を発表★

医学会が発表した最新の女のGスポットならぬSスポットを発表した。 年々の少子化問題でついに日本政府も動き始めたのか? 今回の女性の機能の発表については実に15年ぶりとなる! http://super-deai-navi.com/dak/
医学会はこれらについてどんどん新しいものが発表されることを発言した。 今後また男を女について進化していくものだろう! ★☆★少子化問題管理委員会のコメント★☆★
金銭面の心配もあるがこのままでは本当に日本そのものが老人しかいない国になってしまうであろう! http://super-deai-navi.com/dak/

全体に漂う訳のわからなさが実にすばらしい。Sスポットとはいったい何のスポット? 男を女について進化、っていったい何? いきなりの金銭面の心配ってのは何事? Sスポットの発見は日本の行く末に何か重要な転機をもたらす物なのであろうか。でもサイト名はおそらく「すーぱー・であい・なび」。うーむ、うーむ。

誰か見てきてくださいな(w。

[Books] 戦後民主主義のリハビリテーション 論壇でぼくは何を語ったか (24:06)

本書カバー 大塚英志 著
カバー 寄藤文平
角川文庫
ISBN4-04-419119-0 \895(税別)

「空気嫁」が何かを圧殺しつつある

阪神大震災とオウム事件、Mくんの事件から酒鬼薔薇の事件、オタク文化とwebコミュニケーション、そして自衛隊の海外派兵と憲法改正、教科書再論の動き。希薄化となし崩し化が進むこの10年、大塚英志が主に論壇誌に発表してきたメッセージを集めた一冊。

さて私は前に、「彼女たち」の連合赤軍にかなり共感できると思いつつ、少女たちの「かわいい」天皇には、共感しつつもどこか「カユい」物を感じた、なんて書いていた。その時にも書いたのは、いまや大塚は"サブカルチャー"というマクラを外した批評を行うべきなんではないか、ということだった。で、それをやってるのが本書。わざわざ読者の少ない論壇誌、という世界に身を置いて、しょっちゅうキレながら、かつwebとも一定の距離を置いて行われているこれらの評論活動とは、つまり昔ながらの論壇人のスタンスを敢えて大塚が採用している、ということなのだろう。そういうスタイルを採用したことについて、本人は前書きにあたる「『論壇誌』でぼくはいかに語ったか」で説明をしてくれているけれど、つまりはこういうことだろうか。

いまや「批評」は「批評家」の手によって為されるのではなく、「批評」を生業としないもの(もちろん、オレもそんな一人だ)であっても、サーチエンジンとサンプリングを活用することによって、意外なくらいに簡単に「批評のようなもの」を人の目に触れるところに晒しておける時代になった。で、批評家たちはどうしたかというと、それらの凡百なナンチャッテ批評を粉砕する努力を端から捨てて、自らもまたナンチャッテ批評空間に身を置き、その中でわずかばかりの優位性を誇って見せている、と。それで良いのか批評家は。そこでやせ我慢して、本来の批評のあるべき空間を死守しようとしないでどうするのよ、と。

実に、青いですね(w。

で、何を隠そう私は、この大塚の、青さ、甘っちょろさをかなり支持しているのです。年齢的に近い(彼がいっこ年上)こともあるので、例えば彼がMくんの事件の時にとっさに「ナニカコレハヤバイコトガオキヨウトシテイル」と感じたこと(そして彼はMくんを弁護する側に立つ)、なのに酒鬼薔薇事件の時には「コレハホンシツテキニソコノスゴクアサイジケン」であるとあっさり断じてしまうこと、いまだにパソコンにもインターネットにも馴染めないでいること、といったエピソードの一つ一つが、実にこう、判るんですわ。私だって割と早い時期に仕事で日常的にPC使ってなかったら、多分今の大塚とおんなじ状態だったんじゃないかと思うもの。1950年代生まれってのは、多分デジタル・ディバイドの分水嶺みたいな気がしてるもんな。

で、そんな大塚が本書では、今や死に体同然の「サヨク」サイドに肩入れし、憲法改正論であったり森内閣以降顕著になりつつある性急な国家の右傾化に対し、いかにも「サヨク」的なスタンスでもって批判を行い、戦後民主主義を擁護し、(かつてはある程度その存在を受け入れていた)天皇制の廃止を訴えていることに、なんというかな、同世代の人間として否応無しの親近感を感じてしまうのだった。で、その私が感じる親近感を、親近感だけで済ませようとせず、なぜそうなのか、をもしっかりと論評する。これが大塚の偉いところであり、かつての社会党のヘタレだったところ。スローガンの理由も判らずにスローガンを唱えるデモが、端から見ていかに情けないものであるか、をこの人は知っているのだと思う(つまり、ワシらはガキの頃、オヤジに連れられてメーデーに行き、シュプレヒコールを聞くが、そのシュプレヒコールがなぜそうであるのかを誰にも教えてもらえなかったし、その意味を考えるようにも仕向けられなかった、ということだな)。

それは繰り返すが今日の過剰な「私」語りのなかに露出しているものだ。その中で日本人は「私」やそして「歴史」を語った気になってはいないか。そこで「私」の不在、「歴史」の不在を隠蔽してはいないか。しかも私たちが「歴史」を語った気になっているその正体は、ただの「世間」ではないのか。私たちは仮構の「世間」を新たな「歴史」だとただ信じ込んではいないか。例えば、教科書批判の人々は「自虐史観」の代りに他国・他民族にコミュニケートする意志を持って、「歴史」を語っているのか。そうではなくて、自らが傷つかない「世間」をその「歴史」語りでつくりだしているだけではないのか。

ぼくが「改憲論」を危ういと思うのは、そのナショナリズム的傾向ではなく、「変える」という動機の根拠がただ押しつけ憲法論にあり、戦後憲法の実効性が戦後史や国際社会のなかで検証された結果生じたものではないからだ。憲法を総論とし、その理念に基づき政治の具体的局面を組み立てていくという手続きを取ってこなかった国が、ただ憲法を書き換えたところで現在の無憲法時代は続くはずである。それは社民党が「憲法を護る」と主張しながら憲法の条項を根拠にして一つ一つの政策を構築するようなマニフェストを提示できなかったように「護憲」の側の問題でもある。

現在只今の、どうもキナ臭い方向への流れとは、つまりは対抗勢力があまりにもヘタレたことしかやっていなかった、という問題もあるのだ、ソビエト的共産主義が崩壊したからといって、左翼的批判の態度自体が完全に失効したわけでもないのに、妙に遠慮したり、おかしな方向に軟化したりしていく左翼的言説の退潮もまた、今の日本のなんだかヤバい状況をつくりだしている理由の一つなのだ。それは正されなければならないし、オレはそれをやる、という矜持が見えて来るではありませんか。それは今のご時世ではしばしば「甘っちょろい」、とか「あざとすぎ」とか、冷笑込みで評される態度なのかも知れないけれども、ほんとにそうか? この少々甘ちゃんな異議申し立てこそ、今、もう少しボリュームつまみを「大」の方にひねって再生されなければいけない問いかけなのではないだろうか? こういうことを口にすると多分今の世の中ってのは「空気嫁」のひとことで無視されてしまうのかも知れない。でも、それは甘っちょろいオプティミストの主張が世の中に漂っていて多くの人が「うぜー」と感じる以上にマズい世界になってしまっている、様な状況だと私は思うのです。

最後にもう一箇所引用。「文庫版あとがき」から。文中の強調は乱土。

しかし、ファシズムとは、誰か強大な権力者が銃を持って民衆を一つの方向に従わせるのではなく、自発的に作り出された「空気」を人々が競うように読み、「読めない」人を排除していくことで、まず、成立するものだ。そういう「空気」にまったり包まれてしまっているから、次の局面として、今の天皇までもが危惧するように、「日の丸」や「君が代」を自治体が強制することに対して、異議を唱えられなくなっていく。

(中略)

ファシズム的な空気とはあくまでも「民意」のなかにあり、それが歴史の局面では、ヒトラーのような判りやすい独裁者を生むこともあるが、そういった「独裁者」は民意としてのファシズムが可視化した物に過ぎない。

私、割と真剣にこの流れが今の日本を動かしてるような気がして、この国の行く末がかなり怖いのですよ。

(★★★☆)

本日のツッコミ(全8件) [ツッコミを入れる]
TUX (2005-02-16 19:46)

●江口寿史だそうです。人見知りをカバーするために、トークの能力が開花したんだそうです。そして、これまでの努力が報われるらしいです。<br> 努力の量に比例するなら、大したことなさそうだなあ(苦笑)

もんちぃ (2005-02-16 23:49)

●ちばてつやだそうです。他人と公平に接する事が出来るので信頼され周囲から相談されるけど、自分は他人に迷惑が掛けられないと秘密主義になるそうな。<br>公平にはしてるつもりだけど、相談をもちかけられないし他人に迷惑を掛けまくりなんだが。orz

たかはし@梅丘 (2005-02-17 00:21)

……神様だそうです。 予想外のトラブルに見舞われても、スムーズに対処できてしまうので、物事はあなたの思い通りに進んでいくことでしょう。特に仕事面などでは、先を見通す力があるので、自然とみんなのまとめ役になりそう。<br>……ってどこの誰の話をしておるのやら(逆ギレ)。

rover (2005-02-17 00:32)

みんな巨匠だなあ、いいなあ。オレは瞬間的にちやほやされた後、アル中一直線……。<br>当たってるがな(つoT)

nico (2005-02-17 18:44)

望月三起也 。<br>そんなに強い意志なんてないがナ。<br>誰かに助けてもらわんとつぶれそうなヘタレなのに  orz

rover (2005-02-17 23:35)

ああ、巨匠(私マジ尊敬してます、望月先生)がまた一人……。他人様べったりなわたくしなぞ、穴があるから入っちゃえ、な展開ですなあ(^^;)

たかはし@梅丘 (2005-02-18 02:49)

……本名でやっても神様でした。なんだかなあ。

すみけん (2005-02-18 10:34)

つげ義春でした。鬱になりそうなときは散歩がいいそうです。


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