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朝イチでハーバーランドのソフマップに走ってhp1315買ってきた。定価14900円、さらに値引で11000円。ワランティと消費税で12800円。まあいいか。で、へろへろと帰還。途中ヤマちゃんと電話で相談。どうやら岸和田はなんとか一段落した模様。バーコードリーダーの電源リセットで解決…なんかこう、釈然としない。とりあえずこっちはプリンタの入れ替えだ。
っておいhp、最初っからラージカートリッジ入れておけよなー。1210の時はそうだったじゃんか。ぷんぷん。
ASAHI-NETのメールが死んでるような気がするのは気のせいですか?
向こうのせいってものでもなさそうだなあ。今日は全体にメール関連が不調。ASAHI立てれば軽石庵立たず。ううむ。
大ファンの繰演技師、根岸泉さんのサイト、CRANK-INのなかのSCRIPT SHEETのコーナーで、去年の話題作の評が何本かまとめて読めるようになった。つまり「ULTRAMAN」と「GFW」の評が追加されたわけですな。ご自身が参加されている「ULTRAMAN」については、身びいきかも知れないけれどこれは相当に完成度の高い作品であり、前科のたっぷりある(^^;)「GFW」に、銭勘定で敗けるのはやむを得ないとしても、その、映画としての完成度という点においてならば決して敗けることなどないだろうと思っていたらばあらびっくり、ちゃんとでけているやないの「GFW」、てな趣旨、と言えますか。で、「GFW」の評の中で、根岸さんはこんなことを書いてらっしゃる。
もちろん映画のティストはまるで違う、ウルトラマンが寿司職人の握った江戸前寿司一人前だとすると、ゴジラはアジアン屋台村と言った代物だ。
一品一品の味はたいしたものじゃないが、シシカバブの隣にたこ焼きがありトムヤンクンの屋台が出ていると思えばゴーヤがあり、小竜包とドネルケバブの間にピロシキがあるといった具合、変化があって飽きないし、なにより楽しい。
食事をして楽しければ他に何がいるだろう?
これはなにより、制作者たちの姿勢が表に出ていると言える、観にきていただいたからには何が何でも楽しんで帰っていただきたい、というサービス精神がスクリーンから強烈に伝わってくるのだ。
つまり、作る人の目がちゃんと観客のほうを向いている。
大変に良く理解できる。全くその通りだと思う。で、そこでだ。
私、去年見た映画の中では「ULTRAMAN」を「GFW」より上位にランク付けしたし、大晦日の記事でも「見に行って」なんて書いてるんですけど、実は心底「見に行ってー」と誰彼構わずとっつかまえて口から泡飛ばしてその良さを力説したいような映画か、と言われると残念ながらそうじゃあない。「ガメラ」(1995)はそうだった。「ジュブナイル」も。去年で言えば「キューティーハニー」はそうだな。熱心には奨めないかも知れないけど、「楽しいよー、見るといいよー」とは奨められる。「GFW」だって(多少は人を見るけど)、「うんうん、行って損ないんじゃない」ぐらいは言える。でも、なんだな、「ULTRAMAN」って、相手の目を見ずに、顔そらし気味にして「良い映画ですよ」ってお奨めする、様な映画なのよね(w。で、根岸さんがそうと意識して書かれたことなのかは別として、この"職人の作った江戸前寿司"と"アジアン屋台村"の対比ってのは、妙にこう、納得できちゃうなあって気がしてしまって。
なんて言うのかな、職人さんたちは腕は確かだ。自分の仕事にプライドを持っている。でもその伝統と熟練に裏打ちされたプライドが、観ている方にやや過剰に伝わってしまったかな、って感じを持つのだよね。私が江戸前寿司に持つイメージってのがまたそうなのさ。こっちがおいしく食べようとしていると、そんな私の寿司の持ち方や醤油の付け方を、カウンター越しから見てる職人さんが、「ちっ」と小さく舌打ちするような世界(^^;)。
根岸さんがそうだった、と非難しているのじゃなく、今回の「ULTRAMAN」、実においしいお寿司になってはいたのだけれども寿司職人さんたちは、手元にあるお寿司の出来には細心の注意を払ってはいたけれど、カウンター越しに座っているお客さんの方は、実はあんまり見てなかったんじゃないかな、ってとこですね。
さて一方のゴジラなんですが、こっちはあれですわ。同じく根岸さんが、「ゴジラ2000ミレニアム」の評で、ゴジラ映画というものをホテルの豪華なフルコース料理(ただし一品一品の味は飛び抜けていい、と言うほどのものでもない)、と形容していたけれども、毎回豪華な料理を出してるのに、どうもお客が喜んでくれないもんだから、困った東宝ホテルの経営陣が、自分とこのレストランの総料理長にコースの設定をさせるのをやめて、外部からちょっと怪しいイベントプロデューサー(鹿賀丈史みたいな感じの)を呼んでみたら、これが味はともかくケレン味だけはでたらめに濃厚なコースが出来たし、お客へのサービスもどうして悪くなかった、って感じだった、と。あとは好みの問題なんでしょうな。
で、オレは寿司はあんまり好きじゃないぞ、と(^^;)
好き嫌いでもう少し。根岸さん繋がりで行きますが、「ミレニアム」の評のところで根岸さんは、平成ガメラを一人の板前がその腕前をいかんなく発揮したどんぶり物
、と表現されている。えへへ、オレ、どんぶり物が一番好きなんだよな(なんというオチであることか)。
The Battle Watcher ANNEXさん、そろそろ手仕舞いにいたします。
だそうな。残念なような、潮時かも、とも思えるような。名文の幾つかは今のうちに確保しておいた方が良いのかしらね。特にタイトルは出さんけど。
保阪正康 著
カバーデザイン 山岸義明
講談社文庫
ISBN4-06-274942-4 \895(税別)
(『一期一会』改題)
昭和史に関する著作で知られる著者が、その作品の執筆にあたって30数年間に渡り聞き取り取材を行った、延べ4000人に上る有名、無名の人々。その中から、著者の心に今も強い印象を残す人物、昭和史を語る上で決して忘れてはならない人々との出会い、その人となり、そして忘れられぬ言葉をまとめた一冊。
今年から文庫になってタイトルが変わった本は、それも表記するようにします。さて。
保阪正康さんの著作は、恥ずかしながら「幻の終戦」しか読んでいないのでした(いやまて、瀬島龍三を扱った本も読んだような記憶がかすかにある)。このときは、ミッドウェイで一敗地にまみれたその時こそが、じつは日本にとって名誉ある和平を勝ち得る最後のチャンスだったのではないか、そのチャンスをもし、しっかりと掴むことが出来たら今の日本はどんな国になっていただろうか、を考えるような作品。この作品は保阪氏の作品群の中ではやや異色な物になるのかも知れない。あくまで氏の本領は、綿密かつ膨大な取材を通して、自らが選定したテーマの本質的な部分に迫っていく、様な物なのだろう。で、それらの膨大な取材が生んだ、膨大なインタビューイのなかで、文字通り「忘れ得ぬ」人々の印象を再録していくのが本書。
登場するのは昭和史最大の事件である太平洋戦争に直接関わった軍人、政治家、その周辺の人々、戦後民主主義の勃興の中に身を投じた人々、昭和史に名を残すことになった人物の、極めて近くにいた人物、などなど。その多くは、著者に鮮烈な印象を与えるのだから、それはもう一本筋の通った人々であるのは間違いなく、少なくとも昭和という時代に、様々なところ(それが他者に見られるところなのか、そうでないところなのかに関わらず)でそういう、「筋を通した」人々が集まっている。こういう本を読んでいると、平成の御代が終ったとき、果たしてこの本と同じヴォリュームを持った、「平成史 忘れ得ぬ証言者たち」という本が作られることはあるのだろうか、などと要らぬ心配までしてしまう勢いだ。間違いも多かった。それが元で大変な悲劇が国にふりかかることもになった。それでもその歴史に関わってきた当事者たちの多くは、少なくとも自分の責任範囲においては精一杯信義を通し、誠実であろうとした人物たちが多かったのだなあ、と。もちろんそうでなかった人達はこの本には登場しないわけだけれども。
そんな中、個人的にちょいと興味深かったことの一つは、陸軍の軍人と海軍の軍人の言い分。これは考え始めるととてもじゃないけど結論の出るような話ではないのだけれども、一般的に「悪」と言われる陸軍内部にだって、ちゃんと冷静な人物は居たわけだし、逆に何かにつけて「理知的」とか「スマート」と言われる海軍さんなんだけど、んでもやっぱりあの戦争を止めることをしなかった最大の責任者は海軍さんだったよなあ、ってあたりの再確認が個人的には出来たのでそこはなかなか。で、それ以上に興味深かったのが、近衛文麿の秘書であった細川護貞氏(日本新党の細川元総理の父上ですな)の発言。
これは数少ない私が読んだ保阪氏の著作の一つである「幻の終戦」にも関連することなのだけれど、私が件の本で感じた、「近衛にそういう大役を任せることは果たしてリアルなのだろうか」と言う疑問について、(タラレバ気味だが)一つの回答を与えてもらったような気がした、とはつまり、保阪さん的にはここで明かされた細川護貞の発言での問題点がもし、何らかの形で改善されていたとすれば、確かに「幻の終戦」の展開もあり得たことなのかも知れないな、と言うことだったりするのだった。あくまで聞きがたりの中の話でしかないのだけれど、細川護貞によれば、近衛内閣の総辞職とそれに続く東条英機の台頭、という極めて重要な時期、実は近衛はかなり重い症状の痔で、しばしば落ち着いた判断が出来ない状態にあったのだそうだ。ルーズベルトの小児麻痺、ヒトラーの梅毒(これは信憑性に乏しいという話もあるらしいけど)、ケネディの背中の痛み、などに匹敵する身体の悩みを、そのキャリアの中で最も重要な時期に、近衛も抱えていたのかも知れない、という事ですね。もしそれがどうにか改善されていたとしたら、もしかしたら日本の今は、ずいぶん違った物になってたのかも知れないなあ、なんてことをふと思ったわけでした。
余談ですが、この、国政のトップに立っている人々が、その持病で意外に判断力を鈍らされている可能性がある、という点については、ピエール・アコス&ピエール・レンシュニック著、「現代史を支配する病人たち」(ちくま文庫)という本がありますのでそちらも乞御参照。軽石庵にも一冊、在庫あります(殴/蹴)。
(★★★★)
CS パーフェクトチョイス(PPV)で「キル・ビル Vol.2」。ま、これはちゃんと劇場で観たのでおさらいみたいなもんですな。で、やっぱり面白いねーこれは。ダリル・ハンナ最高だわ。盲目になった彼女の復讐譚のプランがある、とか言う話を聞いたような気がするんだけど、そっちはどうなったんでしょうな。
シューマッハが10億円、松井が5000万円。ブッシュ大統領は国の予算とは別に個人的に100万円。神戸の地震の時に、いしいさんのマンガで、芸人さんが事務所と相談して、「僕の格だとこれぐらいですかね」なんて形で被災地への義捐金をはじき出す、なんてのがあったけど、そういうことが起きそうな感じだなあこれ。金が集まる事自体は良い話だと思うけど、あの人がこれだけ出してるのにこの人はこれかあ、てな、妙な雰囲気が加速しないと良いんだけど。
それにしてもマイケル、10億円寄付、のニュースと同日付けで、30億円だかする邸宅を購入した(F1-Live.com)、なんてニュースも流れるあたりはすげえな。さすが推定月給5億円のオトコ。
古本屋なので稀に買取り依頼のメールをいただくことがある。頻繁に来ると嬉しい気もするが、財力と置き場の関係もあり、まあ「稀」ぐらいでちょうど良いんでしょう。それはさておき。
たいていのお客様は、ざっとこんな感じの本が何冊ぐらい、ってメールで教えてくださって、それ見て私が「したら多分最低でこのぐらいの値段になるかと思います」って返事をすると、「おっけー」といって荷物を送ってくださるか、その後お返事無し(^^;)かのどっちかの反応になるわけですな。
んで昨日頂いたメール。HTMLメールだったので当然プレーンなテキストに変換されたものを私は読む(だって鶴亀だもん)のだが、本のリストをざっと作ってくださったらしいんだけどもそれが妙に間延びしている。なんだろなーと思って添付ファイル(えー、鶴亀はHTMLメールを受信すると、HTMLで記述された部分を問答無用で添付ファイル扱いにしてしまうわけです)をOperaに喰わせてみて納得。わざわざ売りたい本(100冊ほど)のリストをテーブルで組んでくださったんだ。
これはちょっと、うーんと考え込んでしまった。いや、こういう使い方はアリだよなあ、と。わざわざこんなに手間かけてくださったのか、ありがたいなあ、とね。
もちろん"でける"人であれば、カンマ区切りのプレーンテキストでリストを作る事なんか屁でもないと思うし、そんなことがHTMLメール仕様の免罪符になるかよバーカ、ぐらい言われちゃいそうな気もすんだけど、たいした金は出せないかも知れない弱小のweb古本屋に、わざわざWORD使って表を作成して、本の状態までしっかり記述して送ってくださるお客様が居る、てのは個人的に結構感動的だったりするわけで。
通常HTMLメールをもらうと「いかんなあそんな事しちゃ」とか思っちゃう私なんですけど、今回ばかりは妙に「ありがたいなあ」などと思っちゃって、限定的ならHTMLメールの使用ってのも有りにしても良いんじゃねえかなあ、とか思ったりしたです。ええ、テーブルとリストアイテムぐらいは。
コニー・ウィリス 著/大森望 訳
イラストレーション ケスイダ
カバー写真 ©オリオンプレス
ヴィレッジブックス
ISBN4-7897-2438-7 \950(税別)
ISBN4-7897-2439-5 \950(税別)
認知心理学者、ジョアンナが取り組んでいるテーマはNDE(臨死体験)の科学的検証。迷路のような大病院を駆けずり回り、臨死=宗教体験の説に固執するベストセラー作家からの一方的な高説をかわしつつ、日々心停止状態からこちらに戻ってきた患者からの聞き取り調査を送る日々。そんな彼女の研究を、飛躍的に奨めることが出来るかも知れない提案が、新参の神経内科医、リチャードによってもたらされる。彼のプロジェクトでは、特殊な薬物を用いて、健康な人間に一時的にNDEに近い幻覚を体験させることで、この現象の本質に迫ろうというものだった。共同で研究を開始した二人は少しずつ成果を上げていくのだが、やがてプロジェクトの先に避けられない暗礁が横たわっている事も明らかになってきた……
話題の臨死体験SF、ようやく文庫に落ちてくれました。いやもうなんだな、文庫上下巻、1200ページを軽く超える大ボリュームを一気に読ませるウィリスの筆捌きは圧倒的。メディカル・サスペンスとしての完成度、随所に挟まる軽いコメディ要素、さほど濃くはないけど抜かりもない医学SFとしての部分、隙のないキャラクタの作り方、そういった様々の要素が、それぞれものすごい密度でぶち込まれ、その全てが上手い具合に絡み合い、そして感動的なクライマックスを演出している。これはまたすごい本だ、と素直に納得できる。頭では。
でも何でだろう。感動はしなかったぞ。猛烈に完成度が高く、面白さも文句ないのに、涙腺ぶっつーん、ってとこまでは行かなかったなあ。それなりに予想を覆す展開もあくまで許容範囲内だったしなあ。
んー。
自分に臨死体験があったのかどうか、確証はないんだけど、私、喘息の発作でしばらく呼吸停止したことがありまして。その時なにかを見たような、聞いたような記憶はあって、でもそのことをあとでカミさんに話したらそんなこと(そんな音)はなかった、と言う返事をもらったことがありまして。ここら辺のことは立花隆の「臨死体験」の感想でもちょこっと書いてるんですけど、つまりはそれなのかなあ。「そうはならねえんじゃねえか?」って、無意識のうちに本書で語られるNDEの描写を否定してしまっていたのかな、なんて思った。確かに本書で述べられるような「トンネル」に類似するようなものはあったように思うし、時間の観念が全く異なるものになる(自分じゃ何時間も死んでたつもりだったけど、後で聞いたら意識がなかったのは数分だったけど、完全に息止まってたのは1分足らずの事だったらしいし)、てのもわかる。んだけど、そこから先の体験になると、どうも「そうかなあ」って思っちゃって。もしかして死にが足りなかった? 心臓が止まらないとダメ? (w。
そこでちょっと違和感感じたせいか、すばらしく良くできたお話なんだけど妙に冷静に、「ふんふん、なるほど良くできてるねえ」と思いながら読んでしまったかも知れない。もったいないことをしたかもな。
(★★★★)
うどん食ってる最中にナナオからのモニタ到着。今ちょっと仕事中だし、そもそも設置場所をどないかして考えないといけないんだけどとりあえず一言。
か、軽いよママン!
片手で持てそうだ。すげえや。これだけで惚れてしまいそうだ(ぉぃぉぃ)。
昨日はお義母さんとこで恒例の新春宴会だったのです。ポン酒飲み過ぎで頭痛い。
でも今日はこれからもんちぃ師匠宅へお年始伺なのだ。ここで倒れてはいかんのだ。がんばるぞ、おー(そんなところでがんばらんでも)。
三宮に出て新生公司の焼豚購入。それから薬屋に行って、「今死ぬほどしんどい二日酔いなんだけど、これからまた呑むので良い薬をくれ」っていったらば「んじゃあこれですね」と出してもらった胃薬と肝臓の薬(2本で900円)飲んで西宮へ。TUX導師と合流して今津線に乗り換えてもんちぃ師匠宅へお年始伺い。みんなで酒飲みながら「ゴジラ対ヘドラ」をへろへろと鑑賞してへなへなになったり、Nintendo DSを見せて頂いてピクトチャットの面白さ(DSは一家に一台じゃなく、家族全員に一台ずつ行き渡らないといかんよなあ)に感心したり。チリコンカン、おいしゅうございました。今年もよろしくお願いします。
でもやっぱり連チャンは堪えるなあ…。
「種デス」、「ジパング」、「グレネーダー」、「機巧奇傳ヒヲウ戦記」、「特捜戦隊デカレンジャー」、「仮面ライダーブレイド」、「ふたりはプリキュア」。また「ネクサス」録り損ねてしまった。相変わらず暗黒路線を突っ走っているらしいけど。「シノブ」のあとに入ったのが「グレネーダー」。はあ、これが噂の"おっぱいリロード"てやつですか、なるほど。デス様は、とりあえずオーブの公用語が日本語らしいのでちょいウケ。とうとうフリーダムも登場してシン君どんどん影薄くなってますな。
ところで種といえば、偶然見つけた「ときめき妄想ボックス」さんの種4コマがなかなか面白いっす。18禁もあるのでそこらは自己責任でどうぞ。数は少ないんだけどミネルバの副艦長ネタがかなり好きかも。さて。
「デカレンジャー」(#46:「プロポーズ・パニック」)はウメコの失恋話。戦隊内でカップルが出来る、って久しぶりなんではないかいな。良いお話でございました。今年は5人のキャラがしっかり立っていて、見てて楽しいんだけど、特にセンちゃんが前に出てくるお話は、みな出来がよろしいですな。
「ブレイド」(#47:「ギャレン消滅」)のほうは久しぶりにダディヤナさん活躍編。睦月の「さすがに…強いですね」ってセリフで思わず「いや睦月、絶対キミの方が強いから」ってテレビにツッコミ入れたお友達はオレだけじゃないと思う。ま、ぶち切れた時のダディヤナさんは最強なのかも知れないけど。それにしてもライダーシステムってのは、あれは「変身」してるんじゃなく「装着」するようなものなんですな。カリスもそうなのかな?
そんなことよりおやいちゃんと黄門様が帰ってきたわ。わぁい。
小森のオバちゃまはまあ充分に生きたのだろうと思うけど、驚いたのは映画監督の橋本幸治さん死去(asahi.com)のニュース。先日の「さらば ゴジラ」の中で'84ゴジラをこさえたことで自分の限界を感じて、監督を引退した、なんて語っておられて、そのネタで昨日はもんちぃ師匠宅で不謹慎にも盛り上がってしまったのだけれど、ううむこれはまた。それにしても68歳とは少々もったいない。合掌。
「八丁堀の七人」と「水戸黄門」。やっぱ日本人は定期的に時代劇成分が補給されないといかんよなあ。おやいがどんどん大きくなるんで、市之丞様でなくてもどぎまぎしちゃうよなあ、とか、なんだよその娘は助さんにくっついて旅するんじゃないのかよー、とかなんとか。
そうそう、どうでもいいけどエルハウジング、なる住宅関係の企業のCFにジャスミンたん出てますなー。やや安物感は漂っておりますが(w。
F1-Live.comで見れるようになってますな。ウィリアムズはまあ、04年マシンの進化型、って感じなんだろうか。トヨタの方は、妙にこう、BAR風味がしてくるのは気のせいでございましょうか。特にサイドビューがBARっぽいなあとか思ったりして。そのBARは今週末にお披露目だそうで、今年はどんなマシンなんだろうね。去年の反省、てことなら空力の見直しが最重要問題、て事になるんでしょうけれども。
本日は「剣客商売スペシャル」。うむ、だいぶ時代劇成分が補給された感じだ。2月は「鬼平」なんですな。金のかかる時代劇を毎週作るのは大変かも知れんけど、定期的に新しいのを作って欲しいよね。多少スカタンなのもたまにはみてみたいんだけどな。「痛快! 三人のご隠居」みたいなヤツ。
いまだに設置場所が決まってなかったりする。一週間以内に最初のレポートを出さなきゃいけないんだけどなあ。8日に来たから、15日までには何とかしないと…。
で、先のこと考えるに現在使ってるT962を処分して、あいたところに190eWを置くようなことも考えないといけないかな、多少怪しい(時々赤が死んだり、ウィンドウの重なり具合でやたらとフォーカスがボケることがあるんだけど、それはお店の人には内緒だ)けどまだ映るんだし、ソフマップではいくらで引き取ってくれるんだろうと思って見てみたら、最高でも14000円ちょいなんだってさ。12万も払ったんだけどなあ。3年でこんな値段ですか、とっほっほ。
ってオレ、よく考えたら人様が送ってくれた大事な本、軒並み1〜2割で買い取らせていただいてるんだよな。文句言えた義理じゃねえよな。
でもやっぱりとっほっほ。
あちこちで話題になってるようで。とりあえずApple公式のコメントでややウケ。
実に、片方の手の平に載ってしまうほどのデスクトップコンピュータです。だから、勉強部屋からキッチンへの移動もあっという間。Mac miniは、部屋の模様替えをしようというときにも腰を痛めるようなことはありません。
(強調:乱土)
ケンカ売っとんのか
世の中には液晶ディスプレイに乗り換える金がなくて、いまだに30KgオーバーのCRT使とる人間もおるんじゃー(つoT)。
青色LED和解:中村教授「日本の司法制度は腐ってる」(mainichi-msn)。相当怒ってはるようですが、んで、ニュースソースが完璧に正しく中村氏のコメントを伝えているのかも良くわからんのだけど、「これだけの発明をして6億円。やっぱり日本は文系社会。個人を重んじず、大企業に『滅私奉公せい』というシステムだ。実力のある理系の人は米国へ来るべきだ」
つーのはいろんな意味でヤバい発言のような気はするなあ。そもそも中村さん、昔はご自分でもテレビのインタビューかなにかで、ちゃんと基本的な原理を提唱したのは赤崎教授らのグループで、ただ、そのままでは輝度も低くて実用に耐えないので、そこを改善していくのが自分の仕事、なんて答えてたような気がするんだが、いつの間にか"発明"とか言ってるなあ。日本にいたって、儲かりゃしないんだから、どんどん日本なんか出て行っちゃえー、ってのも無責任な意見のような気がするし。
もちろん基礎的な理論を立てることも、それを実用に耐える技術、まで持っていくってことも、同じように重要な仕事だと思うし、氏の功績はそれはもちろん立派なものなんだと思うけれども、どうだろ、いつの間にか先駆者への敬意も同僚への感謝も忘れてしまった人物が、「取れると思ってたところから金が取れない」とふてくされているようにしか見えないんだけどな。
参考資料:
あ、だからといって私も、中村は報奨金の2万円で我慢しとけばいいんじゃ、などと思ってるわけではないので、そこは誤解なきように。
□ zunda [すみませんです > disp_referrer.rb。cvs HEADのを使っていただければ自動的に削除しちゃうよう..]
□ rover [あっ、どうもありがとうございます。Ver1.41、などという出来たてほやほやがあるんですね。更新してみました。]
□ rover [わう。1.42、であった。失礼しました。]
□ TUX [●ぶわはははは(烈笑)新ちっちゃいMac関連の日記で、乱土さんのがイチバン笑えました。ぶわははははは(再笑)]
□ rover [笑いごっちゃないて(^^;)。んで、私マカーじゃないんで良くわからんのですけど、あのスペックってのは「使える」レベル..]
□ TUX [●えーと、使い方は人それぞれなんで、一概には言えないんですが、ワタシはいりません(爆笑) ● iPodShuffl..]
□ hisamura75 [カーラジオで中村さんの肉声を聞きましたが、記事の通りでまちがいございませんです、はい。相当怒ってましたよ。]
いつまでも箱に入れっぱなしではモニターテストにならんので一念発起。今は使わないお仕事マシン1号を机からどけて、そこに出来たスペースからアームを渡してディスプレイを目の前まで持ってくる。ちょっとスペース足りないので隣のNANAO T962さんにはやや後退、かつちょっと首振ってもらってなんとか使用できる形になった。
で、結線して電源オン。明るいなあこれ。基本的にナナオのモニタは明るい傾向があるンだけど、デフォルトでは目が痛くなるかも知れない。フォーカスはシャープ。色味は今のところちょっとどぎつめ。
そんなことよりやっぱり狭いわ。1600×1200に慣れてたからなあ。あと、前のT962はUSBハブ内蔵で、これに助けられてたんだけど、今回はそんなものは付いてないわな。と言うわけでプリンタを使いたいとかメモリカードのデータを読みたい、とか思ったらそのたびにいそいそとCRTの電源を入れなくちゃいけないのは困ったものだ。USBハブ買ってこんとあかんな。
それにしてもどんどんバットケイヴ化しとるなあ、オレの部屋。
むっちゃ遅ればせだけどfeed meterなんてものを設置してみた。星の数が人気度、四角いマスが更新頻度を著わしている。星は最大で3つらしい。たいして客も来ないのに、しゃかりきになって更新しているサイト、って見るからに丸わかりですな、あはは。
おおきな、ふーどーの、ほとーりなのよー♪
ということで、ザウバー・ペトロナスC24(F1-Live.com/en)もラウンチ。や、これはどうしてなかなか気合入れて作ってきたんではないかい。ルノーほどではないけど、去年とはうって変わったウネウネ感は新鮮だ。ホイールベースも短くなったんだろうか? 写真のせいでそうみえるだけ?
なにより驚くのは、そのインテイクの小さいこと。こんなんでエンジン冷えるのか? エンジンのロングライフ化でこれぐらいあれば大丈夫、なんて理屈なんだろうか。何はともあれこいつはなかなか格好良いマシンに仕上がったと思う。ブルー主体のカラーリングもシックだ。黄色いバージボードがやや台無し感を演出してる気もするけど。
ところでその黄色いバージボードに描かれているラウンデルは何ものなんだろう。MTCってロシアの電話会社だったと思うけど、蛇の目な電話会社ですか?
あたふたと荷造りして郵便局で本日の商品発送。ふらふらとTSUTAYAに行ったら「終戦のローレライ」が文庫になってるではないですか。というわけで購入。ん「Ⅱ」とな? つことは「Ⅰ」もあるのか? あった。で、Ⅱの最後を見てみると「Ⅲに続く」とな。なるほどー、結構分厚い本だったような気もするから、4分冊にしたのかー。多少小さい字でもいいから分厚い上下巻にしてくれた方が嬉しいけど、二月に分けて映画の前人気を煽ろうって事なんだろうな、なんて思いながらとりあえず購入。で、帰ってから帯の折り返しを見てみたら、
『終戦のローレライ』(全4巻)
フィギュア付BOX3月発売!
などとな。なんでも、
映画「ローレライ」公開と連動して『終戦のローレライ』BOXセットを10,000セット限定発売。BOX、文庫カバー装丁も樋口真嗣オリジナルの別バージョンとなります。
だそうで。フィギュアは海洋堂製のUF4(主人公たちが乗ってる潜水艦のドイツ時代の名称らしい)とナーバル(予告編でもちらっと見えた、ゼーフントみたいな小型潜航艇のことらしい)とパウラ(ヒロインらしい)胸像、が入ってるんだって。なるほどー、2ヶ月かけて廉価版の文庫を先に出して、3月に豪華文庫限定セットを出して、さあ映画も観ろー! って商売なんだな。
バカだなあ。
限定版を先に出せば、しゃかりきになって手に入れようとしたかも知れない阿呆が、ここに一人いたんだけどなー。順番間違えたんじゃないか?
例のNHKの番組改変騒動で、中川氏「事前やりとりない」 番組問題(asahi.com)。中川経産相によれば、東京の事務所の総力を挙げて調べたところ、NHK関係者と番組の話を初めてしたのは放送後だと分かった
のだそうな。これを引いてるのが朝日だけみたいなんで、記者が余分に付け加えたかも知れない可能性はあるんだけどそれはそれとして、
そんなことに総力挙げてんじゃねーよ
ってとこでこっちのウケは取れたんでまあいいかって感じで。
それにしてもなんだな、どうして政治家の人達ってのは、ツボ踏む方にばかり軌道修正をしようとするんだろうね。ダグラス・ケネディ読んだ方が良いぞ、みんな。
おっと、NHKが朝日新聞に厳重抗議とな? ひょひょひょ、この先なんか面白い展開が待っているのであろうか。
SiR(えちごや さん)経由でØpera-tan ?。さらにここから話は拡がって、Operettaたんとかオペレッタたんとか、じわじわと増殖中。うーん、一般的なOperaのイメージって、こういうディアナ様とかキエルお嬢様みたいなイメージなのかしらね。なんでオレにはピンとこないんだろう……
ああそうか。
オレ、Opera Mona スキン使ってるからだ(w。
あ、あれっ、また「ネクサス」録り損ねてる。おっかしいなあ、昨日の晩、確かに予約入ってることを確認して寝たつもりなんだけど。目に見えない邪悪な力がはたらいているんだろうか…。
違うか。
これはきっと、ひかりのちからがぼくをまもってくれているんだ!
いや守ってくれなくていいから。
午前中、買取り依頼のあったお客様からの本が到着。これがかなり軽石庵の番頭的には眩暈モノの本たち(だってあなた、「サンディエゴ・ライトフット・スー」なんて入ってるんだもの)で、こいつは頑張って買わせて頂かなくては、と思ってしまった訳なんだけど、驚いたのは「緩衝材として何冊か余分に入れたので、良かったらそっちも買ってくれないか」の緩衝材たち(写真)。後ろに写ってる2冊、なんだかわかります? モンティ・パイソンの「The Brand New Monty Python papperbok」と「MONTY PYTHON's BIG RED BOOK」。あと「ハリポタ」の原書なんかで隙間が埋められていた。
おおおお客様、なんつーものを緩衝材に使うですか。番頭が読みふけって(というほどの英語力はないけどな)仕事にならんじゃないですか。いやほんと、いろんな意味でくらくらする荷物をどうもありがとうございました。すげえ嬉しい、こういうの。
さて前項の続きになるんですが、モンティ・パイソン本の上に乗っている「EASTERN STANDARD TIME」って本。アジアの様々な事象がアメリカの文化にどんな影響を与えているのか、を解説する本で、取り扱うテーマはかなり広く、神話伝承の類から民族衣装、伝統芸能、それからもちろん最近の映画やゲーム、文学、マンガ、アニメなどなど。麻雀やら漢方やらの項目まである。んでもってアニメの項を読んでみると、しっかり"Giant Robots"って項目が独立して設けられていて、日本の巨大ロボの系譜が要領よくまとめられてる訳なんだけど、これによると日本製巨大ロボの歴史ってのは「鉄人28号」で幕を開け、人が乗って戦う「マジンガーZ」が人気を集め、「グレンダイザー」でチーム制ができ、「トランスフォーマー」で変形合体のコンセプトが確立し、「トップをねらえ!」や「エヴァ」みたいな、様々なバリエーションを産み出して今に至っている、のだそうだ。えっ?
ガンダムは?
不思議なことにこの本では「ガンダム」のガの字も出てこないんですよね、つかサンライズ系アニメの話が一行も出てきてない(よく見たら「ライディーン」の事には触れてた)ように見えるんだけど。「うろつき童子」や「天地無用」の話はしてるのに、ガンダムもイデオンも全然出てきませんよ?
アメリカ的にはガンダム系(ゲーム風に言うならリアル系、ってことだな)ロボットってのは人気を集められていないってことなのかな? でもパトレイバーやマクロスはちゃんと紹介してる。うーんなんなんだろこれは。アメリカではまだ(この本の出た1997年頃は)ガンダマーってのは少数派だったって事? サンライズってあんまりアメリカに進出してないって事? webうろついてると、アメリカさんでも結構人気あるように見えたんだけど、そうでもないって事なのかしら。不思議だ。
さらに「EATSTERN STANDARD TIME」から。いやおもしろいわこの本。アニメのところには「Star Blazers」の解説もあったりする。はい、「宇宙戦艦ヤマト」ですね。そっかー、古代君は向こうではデレク・ワイルドスター、島はマーク・ベンチャーなのかー、とかなんとか。で、"The Original Star Blazers Theme Song"ってのがありまして、ええ、主題歌なんですけど、これを何の気無しに口ずさんでみたら…
これがちゃんと唄えるんだな。
出だしはこんな感じ。
We're off to outer space We're leaving Mother Earth To save the human race Our Star Blazers
♪うぃぁおーふ とぅあうたぁすぺぇー、うぃありーびん まざーあー、とぅ せーぶ ざひゅーまんれー、あぅぁー すたー ぶれいざー
ほらね(w。
□ rover [実は最後のパートが上手く詞と曲が合わなくて、今悩んでるとこなんですが(悩むな)。 御大アニメみたいな、敵味方の関係が..]
□ R.I.B [まあ、そんなのが理解できたらイラク戦争みたいなアフォな(以下略。 デoズニーといえば、今、巷にあふれる偽1万円札です..]
□ すみけん [最後のパートは、(1)outを先に歌っちゃう (2)Blazerをブレイズと発音して済ます のどっちかに投票。(1)..]
□ ASA [人死にの描写に厳しいアメリカでは、長くガンダムが紹介されなかったと聞きます。 ここ数年でG,W,0083などが紹介さ..]
□ でした [ アメリカでウケたのが、よりによってWというのが謎。 あれって、主人公がテロリストなのに。]
□ noki [なるほど、、しかしそういう事情なら「イデオン」なんざぁ永遠に放映されんでしょうなあ。人間関係はどろどろで全員死んじゃ..]
□ シェイク [知り合いから「Star Blazers」のDVDを全巻(TVシリーズです)借りる事ができ、毎日楽しんでます。 主題歌..]
□ bongo [weight loss phentermine http://www.network.axe.cc Phenterm..]
弊社戦略会議につき、昨日は夕刻から三宮へ。元町の焼鳥屋「TORIDORI」で食事。軽く会議して本会議室であるところの「たちきや」にゴー。
まずはお年玉代りにおちょこでサービスして頂いたのが「黒龍 二左衛門」。あの、例の「石田屋」の、一つ下のランクに位置するというお酒というわけでああた、これが旨くないわけがありませんわな。
さて今回は、お正月ということで普段はあまり出てこない、少し高価なお酒が並んでおりまして、これはやっぱり呑んでおこうと言うことで、ヤマちゃん社長と一杯ずつ頼んで飲み比べっこ。「二左衛門」の隣の「十四代 双虹」(2200円)、「酔鯨 純米大吟醸」(1600円)。普段ならこれだけで4、5杯分だ。ぐはあ。
お味の方はもう、不味いわけがないんだけども、お酒単体で死ぬほど楽しめる「双虹」、料理と合わせるとさらに楽しそうな「酔鯨」って感じですか。ちなみにその横は「中取り純米吟醸 備前雄町」。こちらは1000円。途中参加したノリタケねーさんが頼んだモノをちょこっと舐めさせてもらったけど、こちらもさっぱりすっきり系で乙なものであった。
その後はいろいろ、適当に。って結構呑んだなおい(w。上左から順に「浪の音」、「臥龍梅」、「悠楽」、「石鎚」、「竹泉」、「神亀」。ほほほ、ご機嫌。SOIL師匠の件で、先日もんちぃ師匠から気になるレポートもらってたこともあり、そこらの真相を知りたくてタカシ君が連絡入れてくれたようで、途中からノリタケねーさんも参加。どうやらもっとちゃんとした病院に転院したらしいって事を聞いて一安心。つか足もやってたんですかー師匠。転院するまでわからなかった、って相当マズい病院だったんだなあ、なんて話で盛り上がり。
あ、なお今回の会議でもっとも重要な議題は、カノジョの人のおっぱいの最適なサイズというのはどれくらいか、というものであったというのは微妙に内緒だ。
全滅ですた。
ていうかさ、松下電器さん、なんで予約タイマーオンにしただけで録画はじめるの? 時間になってないよー。
で、一度予約データを全部削除して、もう一度録画予約したら直った訳だが。
不思議な機械だの。
えーここんとこ、お遊びマシンがやや不調で、電源入れてもプライマリIDEが認識されなくて、そのまま15分ぐらい暖気(^^;)して、電源を切り、再度電源投入するとことなきをえてWindowsが立ち上がる、という不思議な現象が毎日続いてるわけだが。
今日は暖気後の電源再投入で、Windowsが起動したと思ったらいきなり、「ぴごー、ぷー」とか言う音がしてハング。いろいろやってみたけど直らず、セーフモードで起動はするけどネットワークが上手いこと繋がらずでちょっと青くなる。このままではデータが……
で、落ち着いてよく考えたらこの現象、前にもあったことを思い出した。SoundBlasterさんがおかしいんではなかったかいな。時々死ぬんだよね、SoundBlaster。
ということで電源オフ、裏に回ってサウンドカードのあたりをオラオラオラと押したり引いたりして電源再投入したら無事立ち上が……らない。くそ、マシンが冷えたか(w。
ま、暖気のあとはちゃんと立ち上がってくれたので一安心。立ち上げるだけで苦労するマシン、ってのも困ったものではあるが、妙にかわいい気もするのはなんでやろ。KPGC10のオーナーさんの気持ちって、こういうのに近いんだろうか(全然近くありません)。
そうは言うてもこのまま放ったらかしておくわけにもいかんよなあ、あちこちパーツは換えてるけどマザーとCPUはそろそろ4年になるものな。新しいマシンを導入する頃合いなのかしらん。
予告通り本日お披露目。F1-Live.comあたりでたっぷりと。
で、これはなんだな、トヨタがBARに寄ったコンセプトのマシンを作ってきたなあと思ったら、当のBARは、今年はマクラーレン的なデザインコンセプトを採用してきた、って感じ(といってもまあ、「ぬるり感」が似てるなあ、ってだけなんですが)なのかな? 写真で見る限りは、結構コンパクトにまとめてきたように思えるし、カラーリングの微妙な変化のせいなのか、去年よりはやる気あるように見えるな。ザウバーのフロントウィングも面白かったけど、こっちもちょっと変わったことしてきておるね。
一日中家でごそごそ作業してると、ついテレビを消さない(ニュースでも、と思って点けちゃうと、そのまま消さずに流しちゃうのですね)ものだから、この時節はちょっと辛い番組が多くてしゅんとなってしまう。歳取ったせいか涙腺緩いし。
今日は朝日放送の「ムーブ! 『エール1・17』」なんて番組を見てまたおよよよよと。サトエリがゲストで出てて、これがなかなかよろしかった。
「私は10日しか震災を経験していない。そんな人間が(震災を語るために)神戸に来ちゃいけないんじゃないか」とか、「報道を憎んでいました。なんかへらへら笑いながら撮影してるカメラマンに、何考えてんねん、そこでヒト死んでんねんぞ! って気持ちになって」とか。どこまで作っててどこまで素なのかは良くわからんけど、とりあえず私の中では「キューティーハニー」以降、サトエリポイントかなり上がってますよ。
逆に大谷、勝谷、宮崎の3バカコメンテーターの見苦しい激昂ぶりにはげんなりこ。若い女の子とおんなじレベルでぎゃあぎゃあとわめき立てる大人三人。しかもこの連中の怒り方って、根っ子にあるのが「だからオレがいつも言ってる通りだったろうがオルァ! 」でしかないんでね。なんだかなーこの知識人たちは、などと思ってしまった。ま、大石blogとか読んでると、このお三方(特に内二名)、これが地らしいけど。
で、オレ多分↑の番組見たあとで荷物の発送に出かけてたら、ついでに買ってただろうなあ「キューティーハニー」のDVD。
というわけでいまだに悩み中。
しょっちゅうテレビに映っていた、1フロアが潰れちゃった病院のあのフロアは、当時のカミさんの勤務場所だった(彼女は5時間前にそこを離れていた)。何かというと酔っぱらい、三宮の街をうろついていたオレらが特定の時間に特定の場所にいなくて済んだのは、いろんな偶然が重なっただけ。偶然が良い方に重なってもなお、安心して自宅に戻っていて酷い目にあった人もいるわけだし、住んでたところが無くなっちゃった人だっている。誰かが「オマエは死に、そっちのオマエは生きてて良し」なんて決めていたとは絶対信じない。でも、生きてるオレは、多分亡くなった誰かが生かしてくれたんだと思う。それが誰かは判らない。「生きていてごめんなさい」とはこういうときに言うセリフなのかな、と何となく思う。
生きていてごめんなさい。ほんとに。年に一日だけなんだけど、今日だけは心から、誰だか知らない誰かに謝りたいです。
MASHさんのblogの1/17日の分を読んで。ああ、やっぱりほぼ惨敗だったですかー。まあオレらが「なんかわからんけど、こんなのも良いんじゃねーの? 」なんて言ってる映画が一般ぴーぽーな人々に強くアッピールするわけもなかったか、とも思うけど。
で、ここでMASHさんが書いてらっしゃる、キャラクターとしてのゴジラの魅力を、強くプッシュできないがゆえに、何がなんだか迷走がちなモノとして「ミレニアム」以降のゴジラはかたちづくられてしまった、という部分は確かにそうだよなという気がした。「vsデストロイア」のあと久々(って程でもないけど)に登場するゴジラなのだから、前作のラストのジュニアが立派になって帰ってくるんだろうな、と、MASHさんが言うところの"vsシリーズにはいろいろ文句を言う昭和世代"であるところの私だって思ってたのに、完全な新設定のゴジラを造るってどういうんだろう、そもそも「ミレニアム」公開前にプロデューサーの富山氏は、
ファンが日本のゴジラのオリジナリティを強く支持している事を痛感、それならばトライスターとの違いをアピールするために、すぐに新作を製作したほうがファンの皆さんにも安心してもらえると考えた。
って、公式サイトで語ってたのにね。"支持されているオリジナリティ"が奈辺の物であるのか、スタッフも明確な答えが出ないまま、何とかして初代のゴジラのイメージの復活を模索し続けたのが「ミレニアム」以降のゴジラだった言えるか。多分それは「恐怖の存在」であるとか「悪」とか「人間の敵」とか、初代を見たときのイメージとして語られる幾つかの断片的な単語にしがみついてそこを少しお色直しして増幅することばかりを考えてばかりで、本質的なところが見えていなかったわけで、それは何かと言えばMASHさんが書いてらっしゃる"キャラクターの魅力"であったのだと思う。初代のゴジラは、あれは立派な映画になっているが、と、同時にあれを見た観客はまず、「怪獣が出てくる映画って面白いな」って思ったはずなんだよな。昭和の御代ではラドンやモスラもピンで主役張れたんだもの。ただ、それなら本当に、猛烈に魅力的なゴジラ、というキャラクターがもしできていたとしたら、ゴジラ映画、というか怪獣映画はまだまだ客を呼べるのか、というとそっちもどうかなあ、と思ってしまうのも確かなところで。
ここからは私の憶測になるんですが、今の世の中って、怪獣たちの居場所がどんどん無くなってきているんじゃないのかな。先日の「さらば ゴジラ」の中で中野昭慶氏が、「なんだかわからないけど世の中や何やかやに対するやみくもな怒りみたいな物があって、それを発散させるために怪獣たちに街を壊させた」、なんてことを語ってたけど、いつの間にやらあたしらは、やみくもに何かに怒るようなことが無くなって、別に怪獣さんたちが暴れてくれなくても良くなっちゃったわけだ。そもそも我々が、何かに対して真剣に怒ることが無くなった、のか、百人百様、怒りの発散のしかたが多様化してしまったのか、そこはちょっとわからない(まあ私は前者だと思ってますが)けれど、怪獣が出てきて、街をぶっ壊すところ見ることからは、観客はもはや何も快感を得られなくなっちゃってる、って事なんだろうね。
平成ガメラがその完成度にもかかわらず、客の入りが悪いのもなんか理由がわかったような気がするなあ。そもそもお客さんが、怪獣に何かして欲しいって思わなくなったんだよね、もはや。近代だ現代だ、科学技術だ原子力だ、って盛り上がってる割に、実は世の中はそんなに拓けてない。いつ戦争が起きるか判らないし、一度戦争が起きたら原水爆は雨あられ。一方でそんな技術があるのに、やっぱり一般のご家庭ではいわゆる3Cはまだまだ高嶺の花。そんな、未来に限りなく夢をはせられつつ、同時に現実では、得体の知れない怖い物が常に身近にある、そういう危ういバランスの上に成り立ってる短い時期以外に、大怪獣たちが思う存分暴れられ、それに観客がやんやの喝采を送ることのできる時代はなかったのかも知れませんな。
あらあら、話があらぬ方向に行ってしまったわね。
久しぶりの7時起きは結構しんどいな。とりあえず弁当こさえて倅を送り出して、ぼーっとコーヒー飲みながら新聞読んだり本読んだりしてみるけど、早起きの影響で目がしょぼしょぼしてどうも文章が頭に入らん。
こういうときは単純作業だ、というわけで昨日やりかけだった本日分の古本の発送準備。梱包して、宛名シールぺたりと貼って、ああお客様、引っ越されたのですか、このシール剥がさんとあきませんね。ばり。ああ、封筒まで破れてしまった。やり直し。
なんてな事やってるうちに急に出かけたくなる。カミさんも芝居見に出かけてるし、オレもなんか見に行こう、というわけで郵便局で荷物を出して、そのまま三宮へ。今年初の映画は「カンフーハッスル」。11:50からの回。エレベーターがやけに混んでる(しかもじじばばが多い)んで不安になったんですが、それはお隣の三宮東映でやってる「北の零年」を見に来た人達で、「カンフーハッスル」は10人ぐらいしかお客入ってなかったです。感想は改めて。あとは適当に古本屋覗き→ぷはーのコース。
そうそう、すみさんたおさん、「おおえす」の隣の喫茶店も串カツ屋「おおえす」に改装されちゃってましたぜ。あっちなら座ってゆっくり食べられます。特に背が高くてカウンターがしんどそうだったたおさんには朗報かも。オレ? オレはもちろん立って呑むさ(w。
スタッフ
監督・製作・脚本:チャウ・シンチー
メイン・アクション・コレオグラファー:ユエン・ウーピン
アクション・コレオグラファー:サモ・ハン・キンポー
撮影監督:ブーン・ハンサン
音楽:レイモンド・ウォン
出演
チャウ・シンチー
ユン・ワー/ユン・チウ
ブルース・リャン
ドン・ジーホワ/チウ・チーリン/シン・ユー
チャン・クゥォックワン/ティン・カイマン/ラム・ジーチョン
ジア・カンシー/フォン・ハックオン
ホアン・シェンイー
公式サイト:http://www.sonypictures.jp/movies/kungfuhustle/site/
上海、1930年代。過激な暴力で次々と敵対する勢力を排除して、たちまちこの街の闇社会を牛耳る巨大組織に成り上がった暴力組織、斧頭会。貧乏でさえない若者シンとその相棒も、裏社会で名を上げて、いつかは斧頭会のメンバーとなることをめざしていた。手始めは恐喝。街で最低の貧民窟、"豚小屋砦"に乗り込んだ二人は、手近な住人相手に強請を試みるが、貧しいとはいえバイタリティにあふれた住人たちはめったなことでは屈しない。ちょっとひと仕事のつもりが騒ぎはだんだん大きくなり、ついにその騒動は、あまりに貧しい人間しかいないことから目こぼしを受けていた"豚小屋砦"対斧頭会の全面対決にまで発展してしまう。上海最大の暴力組織を相手に回して、貧乏人たちに対抗するすべはあるのか? そしてシンたちの野望の行く末は? ……
なんて書くとそれなりに緊迫したお話に見えちゃいますが、いや、シチュエーションとしてはそうなんですがそこはチャウ・シンチー。ほとんど「照れ隠しなんじゃないのかそれは」と思えてしまうような、いつもの下品なギャグとぶっ飛んだ展開が随所に用意されていて笑ってしまう。ただ、これは「少林サッカー」みたいなデタラメ・エンタティンメントとはちょっと違ってて、随所にチャウ・シンチーらしい無茶は込められているけれども基本はカンフー映画なんだろうと思う。えげつないところを取り去り、ワイヤーワークやCGIのシークエンスを極力生身のアクションに置き換えてやればこの映画、ジャッキー・チェン主演作品といっても通用するんじゃないかな、なんて感じ。「少林サッカー」から「カンフーハッスル」に、作り手の意識のウェイトがシフトしたって事なんだろうか。
私、「燃えよドラゴン」が公開された頃にはすでに、幼稚なウラシマ効果斬り*1ぐらいはなんとかこなせるようになってて、つまりは妄想側に首突っ込んでた人間で、どうもこの、カンフー映画の魅力という物がイマイチ分からないし、その歴史や重要人物についても同様に浅学な人間なんですけど、それでもブルース・リャンの名前ぐらいは知ってるわけで、クレジットで彼の名前を見たときにはびっくりした。他にも、カンフー映画の達人な方からみたら驚くべき名前が並んでいるのである事を帰りがけに買ったパンフで読んで知ったのですけど、つまりはこれは、チャウ・シンチーが思う、カンフーとはこういうものだよ、と、カンフーを演じる人ならこれらの人々は外せないでしょう、みたいな思い入れが一杯に詰まった映画なのかな、とは思った。なので実は、ラスト、ついに自らの力に目ざめたチャウ・シンチーが伝説のカンフー役者、ブルース・リャン(プラス出来の悪いエージェント・スミスの大軍)とCGIばりばりで戦うクライマックスよりも、チャウ・シンチー抜きで、こういった往年のカンフーアクションスターたちの生身のアクションが堪能できる序盤から中盤にかけての展開の方が楽しめた。"豚小屋砦"管理人夫妻最高です(^o^)
チャウ・シンチー抜き、ってとこもちょっと説明しないといけないかしら。この映画の主人公シン(チャウ・シンチー)は、あらすじのところで述べたように、まずはしょーもないチンピラとして映画に登場する。その後彼はなんとか暗黒街でいっぱしの顔になろうとするんだが、なんの取り柄もある訳じゃあない彼は、映画が後半にはいるまでほとんど脇役扱い。登場したときにはすでに少林拳の達人だった前作とは偉い違いだ。その分この映画では、映画の「おはなし」の部分が割と丁寧に描かれていく。「勢い」じゃなく「作劇」に重点を置いた映画の作り方をしてきている、ってところも、これがチャウ・シンチーなりのカンフー映画なんだ、というメッセージと言えるのかも知れない。相変わらず下品で勢い優先なところもあるし、スジの説明で飛ばし気味な部分もあるにはあるんだけど、それでもこれは、意外に真面目に造られている映画なんだな、と思ったです。ええ、あからさまなラストシーンで私、少しほろりとしましたもの。
そうはいっても、それでもやっぱりチャウ・シンチーで、「少林サッカー」でおなじみのメンツがあちこちで顔を出し、こいつらが前の映画を知ってるとさらに楽しめる怪演を連発してくれる楽しさは健在。特に前作で突然歌い出す、燃えるダンス少年を演じたにーちゃんが、今回も"豚小屋砦"の住人の一人として出演していて、相変わらずの(いや、さらにパワーアップした)無茶な下品ぶりを発揮してて嬉しくなってしまう。あと、スパナ隠し持ってたメガネにーちゃんとかも良いとこもってってますわ。ただ、この映画に関しては、最初にもちょっと書いたんだけど実に真面目にカンフー映画を造ろうとしつつ、やっぱりどこかで「てへっ」感を入れずにはいられないチャウ・シンチーの照れ隠し的下品シークエンスインサートは、どうだろ、良い結果を生むまでには至らなかったような気もするんだけどな。あざといギャグはまだしも、思いつき的お下品シーンはもうちょっと控えてやっても良かったのじゃないかしら、なんてね。
最後に。私吹替え版をみたんですが、で、チャウ・シンチー=山寺宏一以下、声優陣はまあまあだと思うんだけど、ナレーションが酷く拙くて、特に映画の見始めはしんどかった。クレジットみてたらフジテレビ系のアナウンサーの名前が大量に並んでたけど、もしかしてナレーション部分、フジテレビのアナウンサーさんたちの分担作業だったんですか? だとしたら下手過ぎじゃお前ら。ここで吹替え版は著しく値打ちを下げてます。これから見る人は字幕版を観た方が良いと思うです。すとろんぐりぃ、れこめんど。
(★★★★)
*1 吾妻ひでお「こうして私はSFした」参照
□ noki [いつもは6時ちょっとすぎに起きて通勤してます。 自営業とはいえ契約先が一般会社なもんで(W 更に通勤先が遠いので朝..]
□ taoy@笹塚 [えー、昼間っから、移動途中にふらりと立ち寄って飲む、というのが良いわけでありまして、なので私も立って飲みます。ハイ。..]
□ rover [前日が倅の弁当当番だったので7時前起床だったんですが、死ぬかと思いました。ちなみに今日は8時起き。もう、眠くて眠くて..]
□ Rダニールすみけん [あーそんな話題がでてたのか>おおえす。喫茶のほうも1度は冷やかしてみたかったな。そして私も串焼きは立って食べてドボン..]
□ rover [ううむ、やっぱり串カツは立って食うモノなんだな(^o^)]
というか例によって、disp_referrer プラグインの生成するキャッシュを一端クリアすることで事なきを得たわけだが、なんでキャッシュの整合性が取れなくなったのかは良くわからない。今日のお昼、岸和田からケータイでnokiさんのツッコミにリプレイ入れようとしてた時に急に作業入ってなんかうやむやに放ったらかしになってしまったのが原因だったりするんだろうか。ううむ判らぬ。
それはそれとして、無事岸和田から戻って参りました。今回はトラブル対策じゃなく、向こうで使っているマシンの入れ替えなのと、ヤマちゃん社長も一緒なので割と気は楽。そうは言ってもごそごそとマシンの入れ替えと設定を終えるのには、やっぱり夕方までかかっちゃう。腰痛い。
今日中に東京にトンボ返りのヤマちゃん社長なんだけど、どうせどこかで晩飯も食わなくちゃならんのだし(などと河野博士*1のような発言をかましてみる)「まあせっかくだから梅田で軽く呑むか」ってことで、毎度おなじみ「オモニ」で「軽く」飲み食いしてみる。
青唐増量のチヂミ大以下、豚カルビに豚キムチに生キモにテッチャン串にプルコギを並べて、マッカリを二人で2リットル(いやだって1リットル入りパックで頼むとちょっとお得になるんだもの)空けるのが「軽く」呑んだことになるのかどうかは、まあ歴史の審判を待つことにしよう。
*1 「妖星ゴラス」参照
前にマシンが不調になったときに、理由はわからないけどPOPFileが壊れちゃって。理由は不明。で、いい機会だしと思って、しばらく鶴亀の迷惑メールフィルタのみでspamをはじいてみるテストをやってたんだけど、"迷惑ワード"と"信頼できるワード"をその都度教え込んでいく方式の鶴亀のフィルタだと、新手のspamが舞い込むたびに教え込ませる手間が膨大でやっとれんことが判明。一夜明けると数十の新手spamが舞い込むような状況では、手作業では追いつかないし、次の朝が来れば、また膨大な新手の迷惑ワードが舞い込むことは見えてるわけだし。古本屋やASAHIのもうひとつのアドレスは、まだしも(来る数は知れてるから)対処できるけど、乱土さん宛のメールではたまったもんじゃないや。ということでPOPFile復活。知らぬ間にバージョンが結構上がっておるな。
で、涙出るほど快適じゃん、やっぱり。ステキ。
便利で楽しいんだけど、検索文字列の一覧を任意に編集できたりするとさらに嬉しいんだけどな。NGワードに引っかかるような検索文字列は表示しない、みたいな。
だって検索ワードの一覧みたら、"レイプ画像"に"プリキュア 18禁"に"シュレック2 DVDコピー"に"拷問画像"に"18禁ガンダム"に"アスカ エロ画像 18禁"に"コピーガード解除方法"に"睡眠薬レイプ"に"高校生レイプ画像"ですよ。おいおいなんだよその"鬼若×アキ"って。これじゃまるでド外道のサイトじゃないか(違うのか)。
で、これがいったん検索文字列一覧に表示されて、今度はそれをまたサーチエンジンが拾うんで、際限なくなっちゃうんだな。ここをなんとかする方法はないものだろうか。リンク元もうちょっと強化プラグイン、を使いつつ、検索文字列は表示しない、とか言うオプションがあるような形でも良いと思うんだけど。他のtDiaryユーザーの方はどんな対策を取っておられるのであろうか。
クリストファー・プリースト 著/古沢嘉通 訳
カバーイラスト 七戸優
カバーデザイン 守先正+桐畑恭子
ハヤカワ文庫FT
ISBN4-15-020357-1 \940(税別)
19世紀末から20世紀の初頭にかけて、"瞬間移動"を自らの演目の最大の出し物に据えていた二人の天才的奇術師が居た。"ル・プロフェッスール・ド・ラ・マジ(奇術の大先生)"ことアルフレッド・ボーデンと"偉大なるダントン"ことルパート・エンジャ。イリュージョニストとしてのキャリアのごく早い段階から、何かと確執のあった二人の奇術師は、全く異なる方法で、常人の想像をはるかに絶する一大イリュージョンを完成させ、そして互いに相手のイリュージョンの秘密を探り出そうとさらなる確執を繰り広げていた。そしてそれは、二人と、彼らを取り巻く人々と、そしてさら100年あとの、彼らの子孫たちにまで、怪異で悲しい幾多のエピソードを産み出す元となるのだった…。
読むのにやたらと時間がかかってしまった。なにせ本書の割と早い段階で、登場人物の一人にして世紀の奇術師であるアルフレッド・ボーデンがこんな事を言うのですもの。
チン・リンフーには異常に執着した惑わしがあったが、この中国人奇術師に関する逸話をお読みになったからには、わたしにもわたしなりの惑わしがあるのだろうと正しく推測されよう。わが惑わしがわが人生を支配し、わたしが下す全ての判断を特徴づけ、わたしが行う全ての動きを規定している。この追想録を描き始めたいまですら、何を書いていいか、書いていけないかを規制している。さきほど、自分の方法を一見なにも持っていない手を示す行為になぞらえたが、実際には、ここの記述の全てが健康な男のよちよち歩きなのだ。
これは偉大なるイリュージョニストの物語。しかもそれを語るのもイリュージョニスト。イリュージョンのキモが観客にあらぬ方向へ注意を向けさせ、その隙に自分の望む結果を観客の前に出してみせる事であるとするならば、そういった技巧に長けた登場人物が語る事のどこに注意を払い、どんなウソに引っかからないようにすべきなのか、何を指針に読み進めていけばわたしはこの本をミスリードすることなく最後のページにまでたどり着けるのか、なんてな事をついつい考えてしまうものだから、簡単にはページをめくっていけないような気分になってしまうのだよね。
で、そんな過剰な警戒心プラス、それでなくてもそもそもプリーストという人の小説は妙に密度が高く、読むのに時間がかかる傾向があるものだから、思いのほか読了までに時間がかかってしまった訳ですが、
これは、すげえです。
近世魔術的(まあ、扱ってるのはマジックだしな)ファンタジーとして読むも良し、最後のヴィクトリア朝科学小説として読むも良し、奇術ミステリーとして読んでも…読めん事はないのではないか。一つのテーマがあったときに、語り手のスタンスが変わる事で同じストーリーが微妙に違ったものとしてこちらに伝えられる妙味、100年の時を隔てたキャラクターの語りによる、情報の意図された過剰さと物足りなさの対比、こちらに「これから騙すからね」と宣言しておいて、その後自分が騙されたのか、正しくお話のキモを掴んで読み進めているのか、ってあたりで読み手を常に不安にさせてしまうようなお話の作り方のうまさ、ミステリ的ハッタリとSF的ハッタリのせめぎ合い(なんたってSFサイドのハッタリのキイ・パースンは発明超人ニコラ・テスラなんである)、そして読後も残る微妙な「あれはどうなった」感。このあたりが実にこう、「うまい」のだな。ラストのやや突き放した不可解さ、というか唐突さも、「この本は徹頭徹尾『惑わし』がテーマになっているのだよな」ってところを思い返せば、それなりにいろいろな解釈が成り立つような気もするし(でもまあ、想像力が枯渇気味の私は、このラストには必ずしも納得はしてないけどね)。
いやいや、読むのに苦労はしましたが、苦労して読んだ甲斐のある一冊ではございました。恨みがあるとするならば私は(なにせ「スペース・マシン」なんて作品を残してるプリーストだもの)これを、ヴィクトリア朝科学小説のエッセンスをコアに据えたミステリSFとして楽しく読んだ、というかこのラスト近くの大ネタは、どう見たってSFのそれだと思うんだけど、でもまあなんだ、本としてはSFのレッテルを貼るよりは、ファンタシィであると言ってお店に並べる方が、今はお客の食いつきは良いのかも知れないな。もちろんファンタシィとしても非の打ち所のない作品ではあると思うけど、それでもやっぱり、こういうのはSFで出して欲しかったなあ。そしたら出た時点(2004年4月・初版)で買ってたのにさあ(^^;)。
(★★★★☆)
三宮に出かけて、ワークさんでモデルアートを買ってきて、ぱらっと最初の方のページを開いて卒倒しかかった。タミヤ恒例、第33回人形改造コンテストの金賞作品。
すげえ……
現物見てみたいなあこれ。
んでもってHG-UCマラサイも買ってきましたよ。まだショット状態のんを眺めている状態なんだけど、凄いねこりゃ。マラサイにしちゃあちょっと腰が高いかな、ってのと、ザク系モビルスーツはもうちょっと実直そうな顔してて欲しいなあ(このキットはちょいと凶悪な面構えだね)ってところはあるんだけど、足回りの可動部分の考え方とかよく考えてあるわ。気に入らないところには目をつぶって素で組んで塗装で楽しむのが吉、かな。
「ウルトラマンネクサス」と「種デス」。ええと、すでに2ちゃんなんかでも話題になってるようだからいいんだろう、と前置きして、「ネクサス」(#16:「迷路」)。おいおいおいおい、この話までの展開を8話で終らせとったら、39話で打ち切りなんて事にはならんかったのではないかいな、と思ってしまった。普通に、ちゃんと、いい話になってるんだよな。ただ、ここまでたどり着くのにテレビの前のみんなは、3ヶ月以上もどよーんと暗くて救いのない話を見せられ続けてきたわけで、それではたまらんわいなぁ。
でもきっと来週からは、またどよーんモードに戻る、に100TLT。
さてデス様の方は先週見てなかったんですけど、そうですかガンダムで花嫁かっさらいましたか。ある意味「Gガン」よりぶっ飛んでるかも。というかこの先もぶっ飛ぶ展開が待ってるらしいな。ミハル編のリメイクがあるぞ説やら(TMRの)西川君が声優復帰で、彼の乗るモビルスーツは「グフ・イグナイテッド」だ、とかなんとか。ますます目が離せねーや(棒読み)。
んで、どーでも良いけどちょっと気になった事がいくつか。
ジョン・クリストファー 著/中原尚哉 訳
カバーイラスト 西島大介
カバーデザイン ハヤカワ・デザイン
ハヤカワ文庫SF
ISBN4-15-011497-8 \640(税別)
世界は静かだった。わずかばかりの"はぐれ者"と呼ばれる一種の狂人たちを除けば人々はみなおとなしく善意にあふれ、それぞれが分をわきまえた、控えめで平和な毎日を送っている。日々の暮らしに少しばかりの変化が訪れるのは年に一度。14歳になった少年少女が"戴帽式"と呼ばれる儀式を行う時ぐらい。その日、どこからかやってくる巨大なトリポッドによって、14歳の少年少女の頭にはキャップが装着されるのだ。そしてそれこそが、子供から大人への切り替わりの時でもあるのだった。でもぼくは、それがいやだった。キャップを付けたとたん、人々から何かが失われてしまうような気がして。偶然出会った、オジマンディアスと名乗る"はぐれ者"との会話で、ぼくは戴帽式を前に村を抜け出す事を決意する。行く先はキャップを付けていない人々が住むという、海の向こうの雪深い山…。
前作は約20年後に書かれた、本作のためのプロローグ的な作品だったわけで、こちらが実は「トリポッド」、現実的なシリーズ第一作であるのだそうだ。チャレンジャー戦車がごろごろ走り、ハリアーが飛んできてミサイルをぶっ放し、家庭にはごく普通にビデオデッキが存在している前作に比べ、その時代の100年後の世界を描く本作で、かつての文明のよすがとなるものとして登場するのが自動巻の腕時計、ってあたりに時の流れの予想のつかなさをふと感じてしまったりもするわけだが、もちろんそんな事でこの作品の魅力が損なわれるなんて事は全然無い。古さを感じないのは、なによりこれが、まず良質のジュヴナイルとして書かれているから。
しょっちゅう書くのでさすがに省略しますが、ジュヴナイルの必須条件ってのがあると私は思ってて、そのうち「夏休み」が入ってないけどそれ以外の要素は大変上手にこの作品には組み込まれている。ここが嬉しい。その上で、これが英国的作品の最大の特徴なんだろうけれど、子供のために書かれているからといって、微塵も甘いところを作らない、というか厳しい。主人公たちに対しても、彼らの冒険を読んでいく読者に対しても甘えた展開を絶対に許さない、そのあたりが逆に、この作品が長い間読者の支持を集めてきた理由なのかな、などと思ったりする。
たとえばジュヴナイルの必須要素である「淡い初恋」、本書でもそれはしっかりある。あるんだけどもその恋の行く末を、著者は決して安易な形で成就させたりはしない。常に読者の願いに対して、「そう簡単にはいかないんだな」というスタンスを取ってみせる。その意地の悪さ、というか厳しさには、「ジュヴナイルだからこの辺でいいだろ」的な妥協が微塵もない。例え子供が読者でも、辛い現実はあるのだ、という事をしっかりと叩き込む、この姿勢がすばらしい。
でも、切ないけどね。
もとより完結していないお話な訳で、ここで早急に結論を出しちゃあいかんのだろうけど、それでもこの、(意図しているんだろうけど)ポップで可愛らしく作られた本に潜む英国的なシニカルさと、それをひっくるめたジュヴナイルとしての愛おしさを、私は愛しますよ。中原さんの"訳者あとがき"がまた、ちょっと次巻への楽しみをかき立てまくりなものになっていて、もう憎たらしいったらありゃしない(w。
(★★★)
むうん、昨日は倅の調子が悪そうだなあと思ったんだけど、今日はカミさんもダウンしたみたいだな。本日の我が家の健康体、ワシ一名のみ。困ったわね。
ちょい訂正。倅の方は回復した模様。餃子が食いたい、とか面倒な注文付けてきよるんでちとお買い物。とりあえず餃子の材料と、あと杏ちゃんの風邪薬買ってきた。
「ジパング」、「グレネーダー」、「機巧奇傳ヒヲウ戦記」、「特捜戦隊デカレンジャー」、「ウルトラマンネクサス」、「ふたりはプリキュア」。そろそろ、またはいよいよラストな作品が多いんで、盛り上がりぶりはなかなかのもの。「デカレン」はあと2話だそうで、今週はラストへ向けてのオープニングというところなんでしょうな。で、「ブレイド」がいよいよ最終回(#49:「永遠の切札」)。全てのアンデッドが封印され、ジョーカーだけが生き残った今、世界は滅びへの道を歩み始めた。ジョーカーを封印する以外にこの世界を救う道はない。だが、剣崎が最後に選んだ方法とは…
というわけで、なんやかやと不満の多いシリーズではあったけれど、このオチの付け方はアリなんじゃねえですかね。ライダーとは異形で孤独な存在、という懐かしいテーマが、最後の最後で図らずも復活したって感じで。烏丸所長が最終的にエエモノ・サイドの人だったってのが個人的には意外だったのと、あと剣崎君と始さんの間にややヤオイ臭が漂っているあたりは少々気にはなりましたが(^^;)。でもまあ終わり方としては、これはこれで良いんじゃないかな。
ところで睦月くんと始さんは平和に人間の世界で生きていく様子が描かれてたけど、ダディヤナさんのその後が描かれていなかったような気がするんだが…。
最後まで不憫な人だなー。
「最近のツッコミ」に「サラジアのエージェントの妻」さんからのツッコミが反映されてない。どういう理由なんだろう。むちゃくちゃ笑えるツッコミだったのに、惜しい(w。今日の17:45って、ASAHI-NETのイーアクコースで障害が起きてた(久しぶりに繋がらなかった)時間帯…よりちょっぴり後か。なんかその辺に理由があったりするんだろうか、って惰隠洞本体はXREAに置いてるんだし、そんなの関係ねえよなあ。
ちなみに1ヶ月も前のトピックにツッコミが入ったのを、私がなぜ知ったかと言えば、今日の検索ワードに、「サラジアのエージェント」なんてのが入ってるのを発見したからだったりするのでした。5人も調べに来てるぞ。
で、検索ワードの送り主は、サラジアのエージェントの何が知りたかったのだろう…。
WEBアニメスタイル アニメの作画を語ろう 板野一郎インタビュー(2)。(1)もたいがい面白い読み物だったんだけど、(2)はさらにパワーアップ。私、ゴッグが出てくるシーン、かなり好きです。
それにしても板野さんって、特撮属性もお持ちの人だったんだな。もっと早くから注目して、彼の協力を仰ぐ事を思いつくような人が特撮業界にいれば、面白いことが起きてたのかもなあ。
例のミクロの漂流教室マンガ、「俊平1/50」を探しているのだが。
神戸の山奥では見つからないのう。犬が「このままでは犬死にだ」などとほざく動物マンガは平積みになってるのに…。
寸゛さんの日記を経由して、軍靴の音が聞こえます。死ぬかとオモタ、いや、笑いすぎで。
おかあさん、心配ないから。このような番組を見て
大人になった連中、もう結構な数になるのよ。
わあ、釣られた(w。
F1-Live.com(en)。F1-Live.comのトップページから、新車のお披露目の写真も見る事ができますが、ん、ん、んんん? ザウバー+BAR? それとも逆の流れ? 微妙に鈍重そうに見えるのは気のせいかなあ。
堺三保さんのFIAWOL-blogで知った、長門有希に挑戦!。長門さん、とはだれ? あああの不登校の…ってそれはかよこちゃん。谷川流氏の小説、「涼宮ハルヒ」シリーズに登場するメガネっ娘属性の文学少女なんだそうで。読んでいないのでどういう女性なのかよく知らないんだけど、一方的に挑戦してみる。(マークアップは適宜処理)
既読は97作品中 26 作品です(平均は 23.02 作品)。 52 人中 18 位でした。
- ダン・シモンズ『エンディミオン』
- 神林長平『猶予の月』
- R・A・ハインライン『世界SF全集12』
- 筒井康隆『バブリング創世記』
- バリントン・J・ベイリー『時間衝突』
- グレッグ・イーガン『順列都市』
- ロバート・J・ソウヤー『ターミナル・エクスペリメント』
- E・C・タブ『デュマレスト・サーガ』
- アイザック・アシモフ『鋼鉄都市』
- と学会『トンデモ本の世界』
- 中島らも『ガダラの豚』
- ディヴィッド・プリン『知性化戦争』
- ポール・アンダースン『タウ・ゼロ』
- ジョン・ウィンダム『トリフィド時代』
- ジャック・フィニィ『盗まれた街』
- ブライアン・W・オールディス『地球の長い午後』
- ラリィ・ニーヴン『リングワールド』
- オースン・スコット・カード『エンダーのゲーム』
- ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア『たったひとつの冴えたやり方』
- 森岡浩之『夢の樹が接げたなら』
- 光瀬龍『たそがれに還る』
- 豊田有恒『少年エスパー戦隊』
- 吉野朔実『ECCENTRICS』
- アルフレッド・ベスター『虎よ、虎よ!』
- ダニエル・キイス『五番目のサリー』
- J・P・ホーガン『星を継ぐもの』
現時点に限れば、かろうじて平均はクリアしたが、筋金入りの文学少女にはとてもかなわない事が判明したわけだけれどもそれはそれとして、彼女の97冊を見てるといろいろ面白い。最近の文学少女的に吉野朔実は「ジュリエットの卵」でも「いたいけな瞳」でもないんだな、とか、「デュマレスト・サーガ」も読んではるのねー、とか。確かに刊行当時、若い女性に人気はあったみたい(訳者のあとがきなんかで何度か触れられてたと思う)だけど。なかなかどうして硬軟取り混ぜ、ディープかつユニークな趣味の方ですな。
挑戦している層の傾向も見えてきて、そっちも面白い。基本的にライトノベルを好む人が多いのだろうけど、案外皆さん、いわゆるマストアイテムなSFはちゃんと読んではるなあ、でもブリンだけちょっと人気少なめなのは、やっぱクソ分厚いからなのかなあ、とかね。
./J で知った、 5インチベイ内蔵型 自爆ボタン。例の人気商品、自爆ボタンDX、人気沸騰でなかなか手に入らないらしいんだけど、んじゃ自分で作っちゃえ、ついでだからPCに組み込んじゃえ、せっかくだから電源スイッチにしちゃえ、という流れでできた逸品。紹介元の./じゃあ微妙に否定的なコメントなんかも付いてるけど、この動画(avi / 2.7Mb)見てわたしゃ惚れたね。キーをぐりっ、スイッチぱちんぱちん、それからボタンをぐっと押す、とPC電源オン。
かっこええがなこれ。
格好の良いメカ描写とはどうあるべきか、これを作った人は良くわかってるような気がする(おおげさ)。デザインだけじゃダメなのさ、使用する際のプロセスにも格好良さがなくっちゃ。いいなあこれ。スイッチとして機能しない自爆スイッチなんかよりこっちの方が絶対うれしい。ホントにPC自爆したらイヤだけど。
それにしてもこの方、他にもアヤシいモノ沢山作ってますな。華厳の滝PCもワラタ。
なんでも今年のラジー賞の主演男優部門にブッシュJr.がノミネートされてるってんで話題になってるみたいですな。助演陣でもライス、ラム爺の二人がノミネートされている。まあ時節柄、これもアリなんだろうけど、ドキュメンタリー(の体裁の)映画の中の登場人物を「役者」と規定する、っちゅうのはどんなもんかなあとも思ったりもするけど。
その他のノミネートをざっと見回してみると、おおむね「キャットウーマン」対「アレキサンダー」、ちう図式になってるみたいですな。「サンダーバード」はクズ映画としても力不足だったようで(w。
んでもって今回のラジー賞、第25回っちゅう事でスペシャル企画、"Worst of Our First 25 Years"アワード、なんてのも企画されてるようで、うんうん、最低ドラマ部門にしっかり「バトルフィールド・アース」の名前があるんで妙にうれしかったりする歪んだ私。
ここんとこ毎日、100人以上の人が「レイプ画像」を求めてウチに来ておるなあと思ってちょっと調べてみたら、Yahooで件のワードを検索すると、ウチがすんげえ上の方にランクインしてるのな。何事かと思ったら、12月22日の日記に、その言葉で検索ヒットしてやってきたお客さんが900人もいらっさる。何があったんだろうね。とりあえず先月分のログのキャッシュをいったん削除して、それから当日のログの検索結果の部分の上位の何件かをばっさりぶった切ってみた。これでしばらくしたら、とりあえず一日に900人がやってくるレイプ画像サイト、というレッテルは消滅してくれると思うんだけど、どうなんだろ。
それにしてもいったいどういう理由で、900ものアクセスが発生したものやら。さっぱりわからんな。
年末に交通事故にあって入院生活中のSOIL師匠のお見舞いに門戸厄神へ。事故後担ぎ込まれた王子公園の病院は、なんつーかヤバげなところで、転院してからいろいろと新たにダメージ受けてる事が判明して、まだしばらくは入院生活が続くようで。お大事に、としか言いようがないんだけど、ホントにお大事に。
それにしても
張り切って病院について、病室教えてもらって出向いてみると、ベッドはもぬけの殻だったのにはちょっと焦った。看護婦さんに聞いてみても「知らない」って事だし。彼を知る人なら思わず「まさかまたふらりとどこかに出かけたのでは」などと考えてしまうシチュエーションではあった。結局お風呂に行ってただけだった事が判って笑い話で済んだのだけど。
ご近所のもんちぃ師匠も合流して、3人で夕方まで無駄話。あとは門戸の焼鳥屋さんでもんちぃ師匠と呑み。さらにたちきや行ってお見舞い報告しつつもうちょっと呑み、で一日終了だったのでした。
調子崩してもう五日目。というわけで私の久々の主婦稼業も五日目だ。昨日はサボったけど。だんだん料理のレパートリーが減っていく、と言うか病人に何食わせても、あまりありがたがってくれないんだけどさ。
一応起きてはいられるけど、まだ咳が止まらん様子。今年の風邪はしつこいのでしょうか。
シオドア・スタージョン 著/大村美根子 訳
カバーイラスト/カバーデザイン 森山由海
創元SF文庫
ISBN4-488-61902-9 \800
(『スタージョンは健在なり』改題)
1969年の夏、週に一編という驚異的なペースで書き上げられた11の短編に、50年代に発表された中編を加えた作品集。表題作はヒューゴー・ネビュラのダブル・クラウン。
知ってる人は知っている、サンリオSF文庫の一冊、「スタージョンは健在なり」の復活版。ああなんということだ、うちにあるこの本、いったいいくらの値段を付ける事が許されるのだろう(w。ざっと見比べてみましたが特に文章に大きな改訂が為されていると言うところもなく(多少はあるけど)、カバーイラストと活字サイズ(サンリオはちょい小さめ、でも行間が広めなので読みにくいという事はない)、あとサンリオ版には解説の類がない、という部分の違い、ぐらいしかない。古本屋的にはちょっと悔しい気もするが、改めて読み直してみれば、この本が手軽に買えるってのは、それはそれで良い事だよなあとも思えるのは確かなところで。悩ましい話ではあるね。
さて、毎週一作、という驚くべきペースで、かつこれだけ質の揃った作品をスタージョンがなぜ産み出し得たか、については解説で大森望氏が詳しく書いておられるのでそちらを乞御参照。何となくスタージョンってかわいいところあるじゃん、と思えてくる。収録作品はSFあり、ロマンスあり、青春小説あり、馬鹿話あり、実験小説風味の作品もありとバリエーションに富む。一気に書いた作品が多いせいか、小説的な技巧に富む、というものではなく、テーマの見つけ方と、お話をエンディングへの持っていく、そのテクニックのうまさが光る作品群になっている。O・ヘンリーかはたまたサキか、みたいな感じ、かな。
もちろんSFサイドのお話はどれも面白いのだけど、なぜか非SF側の苦い青春小説「ジョリー、食い違う」、が妙に切なく心に残る。あと、「きみなんだ!」は実にスタンダードな海外短編小説、なフレーバー。SFサイドだと、(SF度数は低めかも知れないけど)抱腹絶倒の「フレミス伯父さん」、秘境冒険ジュヴナイル「箱」あたりが私好みかも。はじめて読んだスタージョンが「原子力潜水艦シービュー号」だった私としては、本書のような、すいすいと楽しく読めるお話の方が好きかも知れない。なので週刊ペースで産み出された作品とは一線を画する最初の作品「ここに、そしてイーゼルに」で、そのトリッキーな構造に翻弄され、これが1950年代に書かれた作品だという事を知って心底驚かされる事になるのだった。サンリオ版も読んだはずなんだけど、今回改めて読んで、かなり新鮮な気分で読めたのは、もしかしたら22年前の私は、この本を開き、「ここに、そしてイーゼルに」にぶち当たって途方に暮れてしまっていたのかも知れない。今読むとこれはこれで何となく判るんだけど、駆け出しSFマニヤにとっては少々敷居が高い作品に、のっけからぶち当たってしまって、ちゃんと読まなかったのかなあ、なんて。
ただただしさんがご自分の日記で、
当時のおれにこれを与えても、あんまりありがたがりそうにない。
そんな、大人の小説。歳を食ってから読んだ方が、味がわかる。
って書いておられるのが何となく判るような気がする。ひとつには"スタージョン"ブランドを、なにかこう"エッジ"なものと期待してこれを読めば多分肩すかしを食らったような気分になるはずだし、そうは言ってもやはりどこかに、若造的にもっとこう、どうにかしてよ感もつきまとうであろう、ようなお話が並んでいるような気はするのだな。たださんがどうであるのかは知らず、いまや私はそれなりにものぐさになり、作家が与えてくれるものはとりあえず楽しませてもらおう、という気持ちの方が強くなっている傾向があるので、こういう、なんていうんだろ、作者の手のひらの上でごろんと横になって、のほほんと楽しめる短編集を読むのはとても楽しい。サンリオSFに入っていた、というだけで妙に身構えて読み始めた自分がバカみたいだな、なんて思った。
それにしてもサンリオSF文庫って、読んだはずなのにこれっぽっちも記憶に残ってない作品が多いのはどうしたわけなんだろう。個人的にサンリオで一番面白かったのは、(やや恥ずかしながら)「大西洋横断トンネル、万歳! 」だったりする(あ、「パヴァーヌ」もあるか)のはみんなには内緒の方向で(w。
(★★★☆)
ロマのフ比嘉さんの「URDA」の戦うヒロイン、エルナのレジンキットが完成とな。
「フィギュア、どういうものにしましょうか?」
「えろえろで。」(即答)
で、できたんだそうで。うん、確かにえろえろだ。ワンフェス冬の限定発売で、税込み一体13440円だそうです。おおう、値段はえらえらだ。
昨日一昨日で54冊の注文が舞い込む。うち42冊は小物なのでまあ良かったんだけど、残り12冊が段ボール詰めの本なもので、あっちの箱を動かし、こっちの箱を引っかき回し、スペースの空いちゃった箱には少し本を詰め直して…なんて作業を昨日は一日じゅうやってたもんだから、今日は朝から腰が痛いったらありゃしない。最近皮膚の質が変わったのか、湿布貼ると盛大にただれちゃうんでちょっと怖いし。ああしんど。
で、この状態でこれから5Kgの荷物を郵便局までハンドキャリーな訳です(つoT)。
gobbledygook経由であふがにすタン最終回。9話ぐらいまで読んでて、その後ご無沙汰だったけど、当初の構想通り26話で終了。最後は少しほろりとさせられました。ほんとの世界もこんな風になっていってくれたらいいのにね。
先日かました処置が良かったのか、全盛期には100件以上もあった、「レイプ画像」で検索してここにやってくる人の数は激減した模様。今日なんか一時的にせよ、"神木隆之介"がトップだったもんな。偉いぞリューノスケ。それにしても900のヒットって一体何があったんだろう。同じ頃にコメントスパムがあったような覚えもあるけど、それが影響してたりしたのかな。
陛下とも星船とも関係なくて、HHK LiteのFnキーの効きが悪くなってきたぞ、と。カーソルを動かしてるつもりなのに画面には文字がどどーっと並んでしまったりして。今使ってるのは一番昔に買ったヤツで、そろそろ6年目のご奉公に突入しようという代物なんだが、ふむ、そろそろキーがへたってきているのかな。一応HHK Liteは3つ持ってて、うち二つをローテーション、もう一個をいざというときのストックにしているんだけど、こうなるともう一個ぐらい予備を抑えておいた方が良いかしら。まだ多少はヤフオクでも見かける(ああ、初代が出てるなあ、ちょっと欲しいなあ)し、今のうちかな? っていくつおんなじキーボードを持ってたら安心するのかオレは。
昨日の続きで、ヤフオクでHHKの出物探してたらこんな物があったぞ。どうでもいいけど毎日毎日振込み発生します!●最終改良版。現金自動集金機? なにこれ、流行り?
ほんとにざくざくお金が入ってくるんなら凄いけど、どういうもんなんですか? 何かご存じの方いらっしゃいます?
それはともかく、なぜにキーボードのカテゴリにあるのだ、これは?
「ウルトラマンネクサス」と「種デス」。デス様の方はここまでの総集編と言う事で特にどうという事もなく。というか圧縮陳列されるとこの作品、もろに9.11以降の世界情勢を下敷きにしてるんだよなあ、ってのがよく見えて参りますな。ブルーコスモスの爺さまたちってのはユダヤ・ロビーなんだろうし、ジブリールさんはブッシュJr.、デュランダル議長はヤオイ趣味にシフトしたオサマ君、で、オーブとカガリは、"どうせならこうであって欲しかった"日本とジュンイチローなわけだ、なるほど。
という事はキラ君以下のアークエンジェルのクルーってのは、のこのこ戦地に赴いて、現地で拘束されちゃった人達のパロディだったりするのかしらね。"自己責任"があったとき、その責任を全うできる力を持った人々がいたとしたら、それは希望の星なんだ、というのがメッセージ? まさかな(w。
んでもって「ネクサス」。コモン君の目覚めと自覚を描いたパートは終了して、溝呂木を中心にした、「光」の対極の存在である「闇」の者たちのお話にテーマは移っていく、というのが今回がとっかかりになるお話(#17:「闇」)。んでこのお話、力作である事を否定しません。見せるところはちゃんと見せる(そこに新しいアイデアもある)し、主要な役者さんたちのお芝居も決して悪くない。気になるのは匙加減だけなんだな。
ヘヴィなテーマを子供番組に持ち込むな、などという気はないんだけど、それでも世の中には限度というか仁義っちゅうモノがあると思うわけで、このシリーズの制作スタッフ、特に脚本担当の皆さんには、この、仁義、ちう物をいちじるしく欠いた作品づくりをへっちゃらでやらかしてる、と思ってしまうのは、私がオッサンになってしまった証拠でしかないのであろうか。極めてしっかりと作られている、事を否定はしないけど、毎週土曜日の朝(あるいはビデオで予約して)、これを楽しみに鑑賞しようとしている本来のお客様に対して、この展開はあんまりじゃないのかな、と思ってしまうのだけれど。
「ジパング」、「グレネーダー」、「機巧奇傳ヒヲウ戦記」、「特捜戦隊デカレンジャー」、「仮面ライダー響鬼」、「ふたりはプリキュア」。「ヒヲウ」と「プリキュア」が最終回。「ヒヲウ」は不思議な作品だったなあ。質は安定して高いのだけど、なんかこう、ラストへ向けての盛り上がり感にはなはだしく欠けるというかなんというか。「プリキュア」はあれやね、「ナージャ」がコケた以上、真面目にお話作ってたってしょーがないと。だったらとにかく派手に変身してさらにド派手にスペシウム光線ぶっ放すシーンに、適当にお話くっつけたヤツ作ればいーじゃん、で作ったらなぜか当たっちゃったなー、困ったなー、とりあえず2年目もやるかー、つーことなんですかね。
で、「響鬼」なんですが。
なんだこりゃ(w。
オープニングから飛ばしまくってるなあ。全編に漂う雨宮テイスト(でも雨宮の『あ』の字もない)、見てる方が恥ずかしくなってくるプチ・ミュージカル、凝りすぎてて何がなんだかわからんカット割り、相変わらず滑舌悪いヒト続出で、よく見えてこないストーリー。なんかこう、全体に気の狂ったトーンに支配されてる感じがして、見てるこっちが不安になるんですけどー。つかこのテンション、一年続けられるのか? 続いたらそれはそれで凄そうだけどさ。
まあ、テレビ朝日公式サイトとか覗いてみると、設定やなんやかや、それなりに面白そうではあるし、気が狂ってるなりにこれは面白いモノができるのかも知れない、と思わせてくれる部分もなくはないんだけど、一回目見た限りでは、行く末が微妙に心配ですなあ。ペーパードライバーの仮面ライダー? ええっ?? (w。
日教組のサイト内の、「楽しい学び実習室/親子で学ぶ楽しい算数教室」、第8回 「カデナ米軍基地(べいぐんきち)」と「1あたり量(りょう)」その2。ぷぷっ、ぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷ。いやあ、いろんなところがいろんな意味で実に香ばしい。日教組パワー全開だいなあ。一つ前の回もなかなか香ばしいので必見だ。
それにしても、こともあろうにグスレ経由でここを知る事になるとはな(w。
アレグザンダー・ケント 著/高橋泰邦 訳
カバー 野上隼夫
ハヤカワ文庫NV
ISBN4-15-041075-5 \900(税別)
残虐な奴隷商人たちとの激闘で傷つき、本国へ帰還したフリゲート、アンライバルド号。彼女の傷は見た目以上に大きなものであり、大規模な修理が必要とされた。当分、この艦に人が乗る事はない。大戦果を上げて帰国したアダム・ボライソー艦長以下の乗員たちは、陸者暮らしの日々を覚悟せざるを得なかった。だが、彼らの戦果を高く評価する一人の海軍高官によって、アダムは望むような艦ではないが、それでも一隻の74門艦と旗艦艦長の地位を与えられる事になる。その高官とは、かつてアダムの叔父、サー・リチャードの部下であった事もある海軍中将、サー・グレアム・ビートン。自らの地位のさらなる高みを目指すのか、彼は今、海軍省の石造りの建物から、ふたたび海に乗り出そうとしていたのだ…。
前作からはほぼ2年ぶりのボライソー最新作。なんでも訳出が本国での刊行ペースに追いついたという事で、これからは新作にありつけるのには、だいたいこのぐらいの待ち時間が必要になるらしい。このシリーズも、例の、もうすぐ100巻になろうという例のアレとほぼ同じ時期に刊行がスタートしたのだけれど、こっちはまだ27冊だ。まあこっちの1冊が向こうの4冊分ぐらいの分量があるのも確かなんだけど。
さて、24巻で初代の主人公、リチャード・ボライソーが亡くなり、その後2冊かけて行われてきた主人公の代替わりの儀式が、この巻でほぼ完全に引き継ぎが完了した、というような位置づけになるのだろうか、この本は。リチャードと共にあり、また途中から一度は決別する事になったこのシリーズの多くのレギュラーメンバーに対して、それなりの落ち着き場所が用意されている。控えめながら重要な、ボライソー家の家令ファーガソン、初代シリーズの最大のヒロイン、キャサリン、それから、個人的にはとても好きなキャラクターだったトマス・へリック、これらの人々に対してそれなりのけじめが付けられているのが印象的。特にへリックの扱いにはわたしゃちょっとぐっと来た。この辺はシリーズを通して読んでいる人なら判って頂けるんじゃないだろうか。キャサリンも、まあこれもありなのかな、という気はする、がこっちはちょっと気になるところがないでもない。ここは後で。
新しいヒーローとなるアダムは、ここまでやや危なっかしいところも見える若者だったのだが、ここに来てようやく偉大な叔父の名を継ぐものとしての風格も出てきたようで今後に期待が持てる。時代が(トラファルガー海戦に代表されるような)戦列艦同士の撃ち合いから、より機動性に富むフリゲート主体の海戦に様変わりしていく時代、ということで、新しい、スピーディーな海戦シーンもこの先用意されているのかも。そこも期待。ただ、ね。
やはり訳に不安、というか不満が集中してしまう。24巻を巡るいろんな話については、前作の感想で触れたのでそちらを参考にして欲しいのですけど、この巻でもやはり、訳がどうもおかしい、と感じてしまうのだな。バイトの学生の下訳を、そのまま使ってそれで良いだろ、みたいな処理をしてるんじゃないかと思える箇所が大変多い。もとより私は原書を読んでる訳じゃないし、原書と訳書をクロスチェックするような能力も持ち合わせてはいないけど、それでも"おかしな訳文"を直感レベルで感じ取る程度には翻訳小説を読んでるつもり。で、本書は、そういう"ちょっとおかしいんじゃないか、その訳は"的なフレーズの宝庫なのね。
幾つかは単純な校正ミス(とはいえこのシリーズの序盤には、そんな初歩的なミスはほとんどなかったと思うけど)だけど、それ以外に、訳者が意味を通そうと努力した、とは思えない訳文がしょっちゅう出てくるのだな。当然意味の通らないフレーズなりセリフなりがあっちこっちにちりばめられている。ついでに、24巻の騒動で一度ミソをつけてしまった高橋氏の訳、という事で、本書でも重要な幾つかのシーン、それが本当に著者が書いたとおりの翻訳になっているのだろうか、ってところでこっちが勝手に疑心暗鬼に陥ってしまったりして、感動したり悲しく思ったりすべきところで、「そう思っていいのか?」と言う警報が勝手になってしまったりするのでした。もったいない話だね。
そんなこんなで、このシリーズも最近は心から楽しめなくなっているんだよなあ。高橋泰邦さんのこれまでの功績を否定する気はこれっぽっちもないんだけど、でも、立派なお弟子さんたちも育ってきてるはずなんだしご自分はもう80なんだし、そろそろ後進に道を譲られても良いのじゃないだろうか、などと失礼な事まで考えてしまったりするのでした。
いやまあ80近くまで温帯化しなかった、のはある意味凄いと言えるんですが(ぉーぃ)
(★★★)
□ TUX [●結構面白いかも…と思ってます「ヒビキ」(恥笑) でも「変身忍者…」とか「超神…」とか言ってくれた方がもっとすんな..]
□ rover [ええ、あの「ヘンさ」を完全に否定する気は今のところないのですが、心のどこかから「第二のネクサスネクサスネクサス(F/..]
□ 寸゛ [「沖縄から半径×km」を示すのにメルカトル図法を使うのもどうよ、と思いました。]
□ rover [うわあ、そりゃそうだ。真円にはなり得ないですよね。でも日教組的には地学より先に、米帝イクナイ! が来るんだろうなあ。]
□ すみけん [「子どもたちの感想(かんそう)」が、ぼくにはとってもこわかったです。まる。 いやあ、ええもん見せていただきました。]
□ bongo [weight loss phentermine http://www.network.axe.cc Phenterm..]
ワークのムラさんから到着した旨(到着したのは西山洋書だけどね)連絡頂いていた本を査収。"GERRY ANDERSON'S FAB FACTS"。「サンダーバード」をはじめとするITC作品のちょっとした小ネタを集めた本。そっかー、お人形につく汗はグリセリン塗ってたのかー、とか、FAB-1(ペネロープの愛車)のヘッドライトはチャリンコのランプの流用だー、とか、「キャプテンスカーレット」のキャプテンたちの制服のベルトはおもちゃの腕時計のバンドだったんだー、とかまあ、そういうティップスがぱらぱらと入っておりまする。もうちょっと珍しい写真があるとうれしかったんだが、まあこういうのもあってもいいか、てなところで。英語だから読むのに手間がかかるのも良いよね、長持ちしそうだ。
本を買ったあと、いつものように古本屋さんを覗きながらゴーウエスト。毎回自分の中では地理を把握してるつもりなのに、いざ現地付近に行ってみると確実に希望の場所にたどり着けてない場所、であるところの「ビストロ・ド・きゃとる」の移転先をようやく(マジで。一年以上たどり着けてなかったの)確認できた。ああうれしい、めちゃくちゃ久しぶりに「きゃとる」のオムライスが食えた。つかマスターもママさんもこっちの顔を覚えててくれて、こっち見て「おや久しぶり」って顔して下さったのが妙にうれしかった。場所は完璧に把握したので、これからはちょくちょく寄らせてもらいまっす。ここでオムライス食うと、そのあと立ち呑みを楽しめない(ボリュームが半端じゃないのよ)というデメリットはあるんだけど、やっぱたまには「きゃとる」のオムライス喰わな。
最終的にはニックが乗ることになったのですな。ウェバーのイヤイヤが功を奏したんだろうか。まあ、ニックにとっては今までの苦労が報われたってところか。マシンの方も本チャンバージョンが登場してますな。F1-Live.comあたりで写真もリリースされてるけど、ふむ、ウィリアムズもぐんにゃり・フロントウィングを採用してきたんだね。これが今年のトレンドになるんだろうか。気がついたらトヨタもこっちに変更して開幕戦に出てきたりして。全体の印象は、カラーリングのせいもあるのかも知れないけど精悍でなかなか格好良いと思う。速さはどうなんだろうね。
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□ でした [ おめでとうございますー。今年もまたよろしくお願いします。]
□ rover [こちらこそよろしくお願いしますー。で、第一弾はなんですかね? 「カンフーハッスル」? (^^;)]
□ TUX [●あけました。おめでたいです。今年もよろしくお願いいたします。 ●第一弾、カンフーハッスル、さんせー(笑)]