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5冊で420円のサルベージド・グイン、残りも一気に。「快楽の都」(110)は、「豹頭王のそっくりさん現わる!」の無茶振りが予想以上に大当たりを取ってしまったばかりに、一行はクム、ひいては中原最大の歓楽街であるタイスの大公の招請を請けざるを得なくなり…、と言う話。温帯に興味がなかったばかりにあまり書き込まれることのなかったゴーラ三大国のひとつ、クムに関する描写はかなり活き活きしたものでそこはとても良い。あとがきで温帯ご本人が、「見知らぬ世界を描くのはとても好き」って述べてるとおり、初めて訪れた街の描写とかは、温帯やっぱり上手いんだよな。お話そのものは、少々淫靡ながらも華やかな歓楽街(湖畔の歓楽街って、雄琴かよとか思ったりもしますが)の裏側に、何やら不気味な物もあるようですよ、ってのを匂わす一冊。グインとマリウスが初めてサイロンを訪れた時の感じにちょっと似てるかな。緊張感ってところはかなり劣化してるけど。
続くは「タイスの魔剣士」(111)。"なんちゃってグイン"で押し通そうと思ってたんだけど、なにせ正体はグイン本体なのでね、その剣技の冴えは隠しおおせよう訳もなく。気がつけばグンドを名乗るグインは、タイス屈指の剣闘士に祭り上げられちゃって、パロへの脱出へのチャンスはどんどん狭められていく、みたいな。ここもまあ、ケイロニア陰謀編の流れを割と踏襲しながら進んでいってる感じかな。かつての陰謀編ではもう少し、緊張感のような物がピンと張ってたような気がするんだが、今回はそこまでの読み応えは感じられず、全体にヌルい印象は結構ある。やっぱ登場人物の頭がかなり悪くなってるんだろうな。世が世ならマーロール君は、かつてのイリス級のキャラに化ける可能性がありそうなんだけどね。
三冊目は「闘王」(112)。クム最大の祭典を前に、何とかタイスを脱出し、パロを目指したいと画策するグインたち。タイス最強の剣士の一人、ドーカスの信頼を得て、早期の脱出行を目指すのだが…、ってなお話。数巻前から一行に加わった謎の傭兵(といいながら、まあ正体はおおむね予想可能なんだけどね)スイランの正体がはっきりしたり、そこそこ展開はあるんだけども全体としての物語の流れはやや停滞しつつある感じ。ここまでの流れはまあ許せるけど、この先が少々退屈な物になりそうな心配はなくもない。
112巻でいよいよ2007年に突入、む、油断してると追いついちゃうなあ(どんな心配だよ)。
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「グドン」と読んでしまいました・・・<br>「アニメ版のグドン?」「グドンの声優?」とかしばらく混乱。<br>うう、怪獣の描き過ぎで頭がやられてますね〜。
グドンかぁ…。たてかべ和也さんあたりかなあ、って反応するところはそこじゃなかろう。<br><br>お仕事頑張ってくださいー。
●ということはツインテールは自動的に八奈見乗児さんですね(爆)<br><br>●見たいッ!その映像見たいぞうッ!(阿呆)
いやここはあえてツインテール(の断末魔)は滝口さんで(^^;)
●ああもう、なんか<br> ドラゴリー:たてかべ和也さん<br> ムルチ:八奈見乗児さん<br> メトロン星人Jr:小原乃梨子さん<br> ヤプール:滝口順平さん<br> という妄想が頭から離れません(爆)
そしてなぜかこの話題は、第2期以降の「ウルトラ」限定になってしまうんですね(^^;)…。