カテゴリ一覧
Anime | AV | Baseball | Books | CGI | Chinema | Comics | CS | Day | DVD | Event | F1 | Games | Hobby | HTML | Kindle | Misc | mixi | News | Oldbooks | PC | Photo | SpFX | Stage | tDiary | Tour | TV | web | 逸級介護士
ハセキョーも自分で書いて提出しようといってるので、確定申告をしに税務署までお出かけ。昼過ぎに税務署に着いたんだけど、結構な数の人だかりが税務署前に出来ていてちょっと焦る。行列が出来てるってわけじゃなく、みんなおんなじような封筒持って、税務署の前にたたずんでいるだけなのね。50人ぐらいそういう人を見かけたんだけど、あれはなんだったんだろう。そのまま税務署の中に入っても誰も文句言わなかったから、整理券が配られてた、てな物でもなさそうなんだけど。
とりあえず還付金でPhotoshop CSのアップグレード版ぐらいは買えそうなんでちょっぴりラッキー。ついでに、おととい朝日新聞を二年間契約延長したときに、VISAのギフトカードを10000円分(と洗剤を1カートン。これは主婦的にかなりうれしい)もらったんで、こっちでGoLive!もCSにアップグレードしようかな、なんて考えたりして。めったに使わんけど。
ロバート・リード 著/伊藤典夫 訳
カバーイラスト 田中光
カバーデザイン ハヤカワ・デザイン
ハヤカワ文庫SF
ISBN4-15-011466-8 \940(税別)
無限に存在する並行宇宙の中の地球。それらは太古、どこも同じ地形を持ち、同じ生物が同じように進化しようとしていた。だが200万年前、何かのきっかけでその統一性は崩れ、無限に存在する地球たちには無限のバリエーションが発生する。そんななか、ひとつの、他を遙かにしのぐ早さで文明を発達させた地球の人びとは、数十億年前に<創建者>たちが作ったとされる<輝き>の存在を発見する。<輝き>、それは無限に存在する地球同士を繋ぐ一種の門だった。やがて<見者>と呼ばれる事になる超進化種族の人びとは、<輝き>を辿っていくことでいつかは<創建者>のもとに到達できると考え、壮大なプロジェクトに着手した。<輝き>を経て違う地球に行き、その地球の啓蒙に手を貸し、そしてまた次の地球へと進んでいく。100万年の時を経て今、彼らはわれわれの住む地球にも到達していた…。
パラレルワールドを扱うSFは古今東西いくらもあるけれど、すべての並行宇宙で時間の経過だけは同じである、様な宇宙がたくさんあり、そこにさまざまな地球がある、そしてひとつのゲートからはひとつ隣の地球にしか行けない、という切り口は結構新鮮かも知れない。クライトンならさらに、あらゆる時空が同時に偏在している可能性も示唆するところだけど、ここに制限を設けることで新しいお話の可能性が生まれるのも確かなところで、この設定は後で効いてくる。
お話はこの、隣り合って連続するさまざまな地球を巡ってさまざまな謎と葛藤が交錯し、ここに現代のわれわれの住む地球から巻き込まれた人間のドラマが混じり合い、淋しくもさわやかな結末へと流れていくわけなんだけど、んむ、お話の序盤がちょっともたつき気味で、そこで損しているかも知れない、と思う。読み始めてしばらくの間、なかなかお話にのめり込めない感じなのだね、中盤以降、お話が動き始めるとそれなりに楽しめる展開が待っているのだけれども。
起点がひとつあったときに、進む方向は前と後ろ、二方向があるだけなのだけど、前に進む者の光の部分、後ろに向かっていくものが目にする闇の部分、というあたりの表現はかなり意味深な物があると思う。良くわからないのだけどこれ、続編の可能性も踏まえて作られたお話に見え、そこにもちょっとツッコミの甘さを感じてしまう部分はある(続編がないらしいところを考慮するなら、なおさら)のだけれど全体に、荒削りながらも何か可能性を感じさせるSFになっているような気がして、そこを伊藤典夫さんも買ったのかなあ、とそんな感じ。未訳の作品に伊藤さん的には本作以上の評価をつけている作品もあるようなので、まずはそちらを読んでみたい気分ではありますな。
(★★★☆)
前 | 2004年 3月 |
次 | ||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 | 31 |
こっちも今日は午後、組合の確定申告会の日ですた。節税技炸裂で<br>結構、準備してた積み立て分からもどってきそうです。(W<br> でも、今年度分は予定納税になるのかな?。。。浮いた分をそっちに<br>あてないといけないかも。。<br>
ごくろうさまでございます。こちらはのほほんとした物だし、軽石庵も始まったばかりのことで、実にしょぼーい申告と相成りました(^^;)。
申告お疲れ様でした。<br>わたしも初めて何も分からないまま給与明細だけもって申告に行ったら、対応してくれた<br>係のおっちゃん(公務員の雰囲気皆無)に「ぶっちゃけて言ってしまえばあなた(フリー)<br>の場合、生活費の全てが経費申告出来るんですよ」とぶっちゃけて教えていただき(^^;)<br>それから何を買ってもレシートを貰う癖がつきました。<br>翌年「本当にこの伝票が通るのか?」と緊張しながら申告に行けば、番頭殿と同様の<br>肩透かしを食らいました。そこそこの金持ちじゃない限り伝票チェックなどしないそうです(知人談)。
だいぶ前に一度、自分で申告したような憶えもある(最初のゲーム屋やめたとき)んですけどね。面倒なことは憶えておかない体質が悪い方に向いております。そのくせ微妙に小心者(^^;)。