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お仕着せの日記じゃなく自前の日記を使うときの選択オプションに「その他」ってのが増えてるな。これ選んでrdfファイルのありかを教えてやったら、tDiaryでもうまく反映されるのかな? ちょっとテスト。
昨日読見終えた「ファウンデーションの危機」が、あまりに「『ファウンデーション』ってそうだったっけー?」な感じだったので、ちょっと引っ張り出して読んでみた。ウチにあるのは東京創元版。厚木淳訳、1968年再販。細かいところは忘れていたけど、ああ、そうそう、「市長」に「貿易商人」。うんうんそうだった、そんな話があったよね。でも、これじゃやっぱり話繋がらねえよなあ………、ってあっ、ワシ、完全に読み違えてたのか、「銀河帝国の興亡」じゃなく、「ファウンデーションの誕生」の1章と2章の間、のお話だったんだ。そりゃあこれをいくら読んだって、話は見えて来ねえよなあ(^^;)。久村さんがツッコミで、もうちょっと早く文庫に
って書いてらっしゃったのはこういうことだったんだ。なんてバカなんだ>オレ。ま、久しぶりに古典に触れることができたので、それはそれで良かった、と言うことにしておこうか。
それはともかく。
このころのSFってすごく読みやすいのはなんでなんやろね。最近のハヤカワ文庫、考えなしに活字を大きくした結果、文字の列と行間のアキのバランスが大変悪くなっていて、逆に読みにくくなってしまったなあと思うことは多いのだけれど、それとは別に、内容の方でも何かが少し違っている、様な気がするなあ。
未来を描くのが仕事のSFなんだけど、昔の方が読み手に勝手に空想させておけばいい部分が多かった、てことなのかな。今のSFは、読み手の勝手な空想のかわりに、考え得る限りの知識と理論を総動員して、あらゆるものを説明しないと気がすまないジャンルになってしまった、ってことなんだろうか。いみじくも「ファウンデーションの危機」のあとがきでベンフォードは、SFの中核となっているのは、科学という経験の蓄積である
と書いているけれど、もしかして今のSF、科学という経験の積載量オーバーで突っ走っているダンプカーのようなもんなんじゃないだろうか、などとふと、考えてしまったことでした。ということで話が大きくズレ、かつ収拾がつかないままこの項終了(ぉぃ)。
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あー、私がベンフォードに馴染めないのはそーゆーことでしたか。私は、科学を突き抜けないとSFじゃないと思っているので。
ハードSFの人ですから、矜持としてそれはあるだろうな、というのはまあ、わかるのですけどね。少なくとも同じレベルの経験の蓄積を読者に要求する、様なお話作りがされてしまうとちょっと辛いかなあという気はします。これを受けてベアがどう捌くのか、ってあたり、案外興味津々かもね。