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今週は「特捜戦隊デカレンジャー」(#29「アリエナイザー・リターンズ」)だけ。お話はテツ君の過去に迫るお話。いろいろ、深読みしようと思えばネタはいろいろ見えてくるような構成が仕込まれてたけど、まずはそつなくまとまってたんではないですか。小さいお友達には再生怪人(ちゃうちゃう)続々登場、ってヒキを作り、大きいお友達には「元ネタわかるかなー」でくすぐってみたりして。「多羅尾伴内」までやるかー、ってのと、尺の関係かテツ君の涙が光を反射する(光を反射するものがあればそれを使って移動できる、という能力を持つ悪人が出てくるんですけどね)、というシーンをはっきり見せられなかったこと、悪人が明らかにテツ君の涙を利用した、と、とっさにわかりにくい演出がされちゃったあたりが少しばかり惜しかったか。そんでもまあ、面白かったですよ。やるじゃん武上純希(w。
例えば私、改修前のホッケンハイムがとても好きで、それは、そこには他のサーキットにはない見所があるわけで、つまりは森を抜けて突っ走る直線だよね。ガス欠で止まったプロストを、ピケが乗せて帰ってくることになったあの直線。あれがないホッケンなんてホッケンじゃないでしょー、と思わずいいたくなるのが最近のドイツGPだったりするわけだけど、そういう意味じゃあ、F1がここを走らなかったらダメでしょー、って言いたくなるのがスパのレースだよな。
んで復活のベルギーGP、レース本来の機微ではまだまだかとは思ったけれども、少なくとも展開という面においては、妙に近代化され、テレビ映えはするかも知れんけど面白みのない"近代的"サーキットとはひと味違う、走るクルマに容赦なく牙を剥く厳しいサーキット、という雰囲気を見せてくれて見応えあったなあ。
というわけでめまぐるしいレース。一周目であっさりタクが沈没、その後もデイヴィッドはどかんとバースト、フェルナンドもくるくるとスピンアウト、ポールからスタートしたヤルノも第2スティントが伸びずファンパブロに無理矢理さされる結果。これはレース後の審議だけどどうだろ、あれはタクでも突っ込まないんじゃないかなあって感じ。ヤルノ相変わらずついてない。
これで話は終らずに、残り15周でこんどはジェンソンのマシンの右リヤが大バースト、ミナルディを巻き添えに(つoT)リタイヤ。主要チームが続々と沈んでいく。
残り14周でセーフティカー、波乱はまだ終らない。直後にアントニアが沈み、ファンパブロも(またも)右リヤバーストでアウト、念の入ったことにここに来てデイヴィッドがクリスチャンにぶつかってウィングを吹き飛ばしてまたセーフティカー。ああもう。
これでも波乱は終らない。4位に付けてたリカルドもマシントラブルでリタイヤ。混戦を制して優勝したのはキミ。すばらしい。さすがはスパのレース。油断できない展開だったなあ。その中で2台ともつぶれなかったフェラーリ、なんとか二台完走できたマクラーレン、ボロボロながら一台生き残ったルノー、んで全滅のウィリアムズとBAR、これ、本日ただいまにおけるチーム力の具現なんだろうなあ。コンストラクターズの2位以降、まだまだ混戦になるかもね。
あ、忘れてた。ミハエル、ワールドチャンプおめでとう!
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