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ディレクシブ、資金難でモータースポーツから完全撤退か(F1通信)。正直そのうち転けるだろうとは思ってたけど、こっちの予想を上回っておった。割を食った吉本くんはEMS、なる団体(なのかスポンサーなのか、良く分からん)のマネージメントでレースを続行するそうな(吉本選手blog)。
それにしても、なんだか分からん事だらけで登場したなあと思ったら、何も分からんウチにポシャっちゃったのね。何が何やら。
「新 桃太郎侍」。今回桃さんを演じるのは高島家のお兄ちゃん。昼間っから酔っぱらってぐーたらしてる割にマザコン傾向。正義感は強いけど涙もろくて女好き、剣の腕は"キレると強い"という、かなり型破りな桃太郎なんだが、これはこれでそんなに悪いって程ではない。個人的な趣味としては、やっぱり悪党のところに赴く前には、絞り出すように「許せんッ!」って言って欲しかった気はするが、今回の桃太郎はそこは顔のお芝居で決める。何せ高島家の男性方は皆、その気になるととてつもなく冷酷な顔が出来る人たちなので、これはお芝居がこなれてきたらもっと良くなるかも。
不満はラスタチかなあ。普段は力任せの段平振り回し、蹴りも出る、ような殺陣をやってくれて良いんだけど、最終的に"桃太郎"として切り結ぶときは、もう少し華麗な殺陣を見せて欲しい。豪剣は豪剣でいい(ラスタチのスタートと同時に、相手を刀ごとぶった切るシーンがあって、これは大変格好良かった)んだけど、蹴りとかは出して欲しくないなあ。純粋に太刀さばきだけで華麗なところを見せて欲しい。
ま、全体としてはおおむね楽しいんで、今後に期待しておきます。
パトリック・オブライアン 著/高沢次郎 訳
カバーイラスト Jeoff Hunt
カバーデザイン ハヤカワ・デザイン
ハヤカワ文庫NV
ISBN4-15-041119-0 \740(税別)
ISBN4-15-041120-4 \740(税別)
米国フリゲート"チェサピーク"との一騎打ちに勝利し、英国海軍に久々の勝ち戦の知らせをもたらしたフリゲート、"シャノン"。その甲板にはオーブリーとマチュリンの姿もあった。命からがらのボストンからの脱出劇とそれに続く海戦。今、一時の休息のため、カナダ、ハリファックスに降りたった二人。だが、英本国に戻るにはまだ渡らなければならない海があり、そして海の向こう、英本国で彼らを待っていたのはさらに困難な任務だった…。シリーズ第7弾。
うーむ。
毎回毎回、なんでこんなにつまらないんだろうこのシリーズは。スジだけ追えばそれなりに波乱もあるんだが、どうにも読んでるこっちを引き込む力に欠けているというか。シリーズの出だしからキャラの描写があやふやだったり、余分なところに筆を割きすぎじゃないかこれは、と思うことはしばしばあったのだが、回を追うにつれてその欠点ばかりが増幅されてきている感じ。しゃべり出したら愚にも付かんことをぐだぐだぐだぐだ語りまくるキャラクタたちのおかげで、この手の小説で一番の見せ場である海戦シーンは、著しくその迫力と臨場感を削がれ、よかれと思ってやっているのであろう微妙に定番の展開を外したお話の展開は、まるでこちらに一冊のエンタティンメントを読んで盛り上がれた、と言う満足感を与えてなるものか、と言わんばかりの意地の悪さとなって返ってくる。勘弁してくれ。底意地の悪い小説は好きだが、あくまでそれは読者に驚きと感動を与えるものであるべきで、間違っても読者に「なーんだ」とか思わせるためのものじゃあないでしょう。
全20作のこれが7作目(ただし刊行されているのは8タイトル)。そろそろ折り返しに差しかかろうかというあたりのはずだが、相変わらずのヘタレな展開に少々うんざり気味。そろそろこいつに付き合うのはやめにしようかねえ。
(★☆)
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>そろそろこいつに付き合うのはやめにしようかねえ。<br><br>100巻だったあんちくしょうを思い出します。
登場人物たちが皆、口を開いたら最後止らんようになるあたりは、アレによう似とるかも分かりませんです。