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オヤジなのでオヤジ臭いシャレを飛ばしてみましたが。
本屋で模型雑誌ぺらぺらめくってて(買えよ)知ったンだが、ハセガワが1/350で"宗谷"を出すんですな。うむ、それでは"三笠"は売れたんだな、重畳重畳。関連情報→船の科学館。
ううん…、もしかしたらオレ、アポロ11号の月着陸より、南氷洋に立往生した"宗谷"を、オビ号(旧ソ連の砕氷船)が助けられるかどうか、ってニュースの方にドキドキしたガキだったかも知れない(歪んどるなあ)。11月発売、予価4620円? むううううううん。でも"宗谷"、カッコいいよなあ、ちょっと欲しいなあ。
ロバート・B・パーカー 著/菊池光 訳
カバーフォーマット 辰巳四郎
カバーデザイン ハヤカワ・デザイン
カバー写真 ©Alamy/PPS通信社
ハヤカワ文庫HM
ISBN4-15-075689-9 \840(税別)
めぼしい収入源があるような街でもなかった。だが、その街の近くに廃坑が一つあったのが不運だった。いつの間にかそこに棲みついた無法者たちは、"ザ・プリーチャー"の通り名の男の元で組織化された無法集団となってその街、ポットショットに簒奪の手を伸ばす。そしてついに、街から犠牲者が出ることに。犠牲者の妻、メアリ・ルーがたどり着いた解決策はスペンサーだった…。
オビにいわく、オールスターで描く スペンサー版『荒野の七人』
。ま、まあな。ただ、当たり前だけどこれはスペンサーなので、「七人の侍」の味わい深さも、「荒野の七人」の爽快感も、ついでにいうなら「宇宙の七人」のばかばかしさも持ってはいない。スペンサーは何をやってもスペンサー。虐げられた庶民とか、無法な者への怒りとかそういうんじゃなく、いつでもどこでも、最優先するのは自分(とスーザン)の人生哲学。そこらが理解できてたら、まあそこそこ楽しめるんじゃないですか。
このシリーズにつきあいの長い人ならそこそこ楽しめるけど、そうじゃない人にはなんのこっちゃわからん一作と言えるかも知れない。わたしゃそこそこ楽しんだ方だし、まさかこれからスペンサーものに入っていこうって人もそんなにいないだろうから、ファンサービスの一本として、これはこれでありなのかな、というところか。
とはいえこれ、読み終えて最初に思うのは犠牲者の妻はなぜ、事件を解明したかったのか、ってところに決定的に説明が足りていない、ってところだったりする訳なんだけど。この辺あまり深くつっこめないんですが、とか言っちゃう時点でマズいか、こまったな(^^;)。
ま、あくまでつきあいの長いヒト向きの一品ってことで。そういう読者ならそれなりに楽しめるんじゃないでしょうか
(★★☆)
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そういえば、盆で帰省した時、親父様が作ってました、三笠。
シニアモデラー的に、どういう評価だったのでしょう。<br>佳品? 物足りない?
あ、それは聞きませんでしたけど、自分の知る限り艦船のプラモ作るのは初めてに近い筈なので、評価というのは難しいかと・・・。