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進んであかりを買いましょう。
というわけでやたらと暗くなってしまった居間の灯りを買いに三宮に出撃。スリムタイプの蛍光灯、うちの近所で売ってないのよね。せっかくなので未払いで督促状が来てた(とほほ)住民税を払ったり、あと時間に余裕があったのでシネ・リーブル神戸で「チーム・アメリカ」鑑賞したり、ついでのついででシネ・リーブルのメンバーカード作ったり。
これ、年会費1000円で映画一本300円割引、金曜日は1000円で鑑賞可能。入場料の一割がポイントとして加算され、1000ポイントで映画が一本タダで見れる。さらに入会時に1000ポイントついてくるしこの時点で今日観る映画も300円引いてくれる。なので今日2500円払ってメンバー登録して映画を観れば、この時点でもう一本タダで観れるわけです。今月後半に「ヒトラー」が来るんで、で、コイツも観ておきたいのでこの時点でオレには得じゃん、ということで入会。家に帰って自慢したらカミさん、「あら、あたしは何もしなくても火曜日は常に1000円だもんね」だってさ。くそう(つoT)。
あとはいつもの通り、昼飯込みで立ち呑みでぷはーっとやって帰宅。立ち呑みでの大将との会話。「暑いなー」、「こう暑いとビール飲み過ぎてあかんよな」、「でもなぁにーちゃん、暑いときは水分取らなあかんしな。しやけど普通の水、ジョッキで3杯立て続けに呑めるか?」「せやなあ、んじゃもう一杯」
……まんまと生中3杯呑んでしまいましたとさ。
スタッフ
監督・製作・クリエイター・脚本:トレイ・パーカー
製作・クリエイター・脚本:マット・ストーン
共同脚本:パム・ブラディ
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
声の出演
トレイ・パーカー
マット・ストーン
クリステン・ミラー
フィル・ヘンドリー /モーリス・ラマルシュ
公式サイト:http://www.teamamerica.jp/
世界にテロの恐怖が吹き荒れようとするとき、呼ばれもしないのに彼らはやってくる。その名はチーム・アメリカ。テロリストは容赦しない。どんな危険にも屈しない。どんな損害にもひるまない。たった数名のテロリストを排除するために、彼らは全力を尽くすのだ。たとえそのあおりで世界遺産級の建造物にミサイルをぶちかますことになっても…。
今またひとつの仕事を終え、仲間の死に心を痛めるチームの面々。だがテロリストたちの動きも止むことはない。某国の援助を得、大量破壊兵器の使用を目論むテロリストたちがいるとの情報がチーム中枢にもたらされる。特殊な技能が要求されることになったこの作戦のため、チームは若手の人気俳優、ゲイリーのスカウトに動くのだが…
「世界の警察官」アメリカを徹底的にバカにする無茶苦茶マリオネーション。呼ばれもしないのに世界の災害に立ち向かう、という「サンダーバード」が人形劇であった以上、呼ばれもしないのにテロに立ち向かう「チーム・アメリカ」も人形劇でなければならない、と制作者が考えたのかどうかは知らないが、まずはこの人形がすばらしい。プロポーションや体型のディフォルメ具合は明らかに「サンダーバード」なんだけど、しらじらしく吊り線なんかも見せたりしてるけど、その顔の造作と動きっぷりはスーパーマリオネーションの比じゃあない。あちらが「木の人形」感に溢れていたものであったのに対して、こっちは「薄くてしなやかラテックス」感たっぷりなのだな。この先人形劇をネタにマンガを描く人は、口からアゴにかけての縦線を入れることは許されなくなるだろう、という勢いだ。表情の変化の自然さとバリエーションの豊さには唖然とさせられた。
しかもあなたその上さらに驚いたことにですね、この人形は、ゲロ吐くんですよ、すんげー匂いそうな、絶対触りたくないゲロを、大量に、豪快に(食事中の人、ごめんなさい)。ワタシはっきり言って、人形セックスよりもスプラッタの嵐よりも、この「ゲロを吐く人形」に激しく感動してしまいました。人類の科学は、こんなモノを作れるというのかッ(w。
お話の方は、巷間既に話題になってたとおりのモノで、ネオコンな人々とか、ハリウッドのセレブ(気取りの連中)とか、ウチらの近所の独裁者とか、ついでにそういうモノに対して痛烈な批判を行う、例の太った突撃ドキュメンタリー監督までも、平等に、実名で、徹底的にこき下ろす。劇中歌の歌詞は堂々と「『パールハーバー』は糞だー、ベン・アフレックは大根だー♪」とか歌ってるし、マイケル・ムーアは自爆テロやらかすし。
とにかく最初から最後まで、おバカと下品とエロとパロディの連続で、退屈しないことは確かなんだけど、ジェットコースター的ゲラゲラ感に浸れたかと言われると、個人的にはそこはちょっと微妙。こちらが日本人で、英語的言い回しに即座に反応できないからなのか、こちらの映画的な素養が浅いせいで、名作やアメリカ的お約束、なシーンのパロディであるのかも知れないところでそれに思い当たれない分、笑いのテンションが持続しないのか、見ている間に、案外冷めちゃってる時間があったりするのだった。いくつかのあからさまな「スター・ウォーズ」や「マトリックス」、「キルビル」に「スーパーマン」あたりのネタは判るし、そこでははん、とくすくす出来るのだけど、全体としてはどうだろ、「えーとこれは元ネタがあるのかなあ」なんてところでとまどっちゃうような時間も結構あったかな、というところ。
吹替え版(ないけど)で見たらもうちょっと違ったのかなあとも思うけど、なにせセリフがもう、マ●コチ●コウ●コファ●クの連発なんで、おいそれと日本語版を作るって訳にもいかんだろうなあとも思うけど。微妙に、もうちょっと、ドライブ感が欲しかったような気はした。いや、客が10人ぐらいしか入ってなかったんで、小屋としての盛り上がりに欠けた、ッてのが敗因だったのかも知れないんですけどね。
とはいえゲロ吐く人形(しつこい)と、往年のITCや円谷テイストに溢れた特撮シーンのつるべ打ちはやっぱり見てて楽しかった。引いたシーンで大量に登場する人形たちが、実はCG役者ならぬCG人形だったらどうしよう、なんて要らん心配までしてしまったです。あえてローテク(とも言えないかー)で押しまくって見せたミニチュア・スペクタクル、総じて楽しめました。
おまけ:ここまでやるんなら、是非チャールトン・ヘストンも笑い物にして欲しかったんだけどなあ。ここまで腹をくくってても、やっぱり全米ライフル協会ってのは怖い相手なのかしら。
おまけその2:最後の最後で椅子からずり落ちつつニヤリとしたあなた、東宝特撮ファンですね(^^;)。
(★★★)
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初めまして。<br>いつも楽しく拝読させていただいています。<br>今回、初めて突っ込みを…。<br>元祖サンダーバードの基本姿勢は、「呼ばれなければ出動しない」<br>だったように記憶しています。<br>(天変地異や人災では出動せず、自分たちへの救難信号を受ける<br>ことで初めて出動する)<br>重箱の、で失礼ですが…。<br><br>「ゲロを吐く人形」(笑)楽しそうですね。<br>私も観に行くつもりです。<br><br>いきなりの駄文、失礼しました。
ラルフさん、とお呼びすべきなんでしょうか(^^;)、ツッコミありがとうございます。そういえば呼ばれもしないのに出動したのは、初お目見えの時だけでしたね。むう、オレとしたことが(w。<br>とりあえず件の映画、ご飯食べた直後に観るのは避けた方が良いと思いましたよ、ええ、半端じゃないです。
ビールは利尿作用あるから、かえって脱水しますよ。<br>暑い日のビールはうまいし飲むななんてもちろん言いませんが「これで水分補給はバッチリだ」と思っちゃイカンです。<br>いまどき脳梗塞くらいでそうそう死にやしませんが、シュミ人にとって病院のベッドは居心地のいい場所じゃありませんぜ。<br>ビールをジョッキ3杯あおったあとは、ポカリスエットもジョッキ3杯飲むべし(笑)
トイレに行くまでもなく汗だらだらで脱水しまくりですねー。当然家に帰ったら缶ビで水分補給さ(懲りないヤツ)。<br>ポカリは甘くて好きじゃないので、普段は麦茶飲んでまーす。ムギ成分がないとダメなのかオレは。ムギムギ〜。
仕事場もクールビズで室温28度(センサー部分)よって実質はモウチョット暑いかも?家に帰ってもクーラーなくて強制的にクールビズ(w<br><br> じっとしてても髪の毛から汗がぽたぽたと・・・・<br>明日はチームアメリカを見に行こうかな。。
お仕事の受注関係がクールなのが厳しい、今日この頃です(つoT)。
本日、渋谷にて見てきました。<br>130席ほどの映画館でしたが満席。<br>観客の反応はまあまあ好意的な感じでした。でも、大爆笑ではなかったですね。<br>やっぱ元ネタがわかりにくいななぁ。
おおう、お客入ってましたか、それはうらやましい。ゲロ吐きシーンでのお客の反応が知りたいですねー(しつこい)。
ゲロ吐きシ−ンは、最初は笑いときゃぁーという半分笑いの悲鳴がありましたが、<br>あのシーン割と長いでしょ。なんか「飽きた」雰囲気も流れてました。<br>何であんなに豪快に吐くんでしょうか(^−^;)