ばむばんか惰隠洞

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2008-01-10 [長年日記]

[Comics] お買い物とか (22:57)

Bamboo blade 7(五十嵐あぐり/イラスト)土塚理弘・五十嵐あぐり「バンブーブレード」(7)。昨日ブクオフにいったのも、ここまでの分が安く買えたらいいなあ、というスケベ心から。結局置いてなくて、6巻まではTSUTAYAで新刊を買ったんだけど、こっちはこっちで最新刊が無かったりして。で、本日めでたく7巻ゲットだぜ。背が青いヤツはおろか、上の方が黄色い文庫も置いてない本屋さんなので、捜索対象から外してたんですけど、さすがにコミックスの新刊ぐらいは入れてくれてるようですね。

アニメの妙っぷりが結構気に入って、原作も読んでみようと思って買ったんですが、おんなじような動機で集めた「まほらば」もそうだったんだけど、スクエニ系のマンガってのは、画力Bなれど面白い、って傾向のマンガ家さんが多いのかね。特にカメラを引くと画力の低さが目立つ、様なマンガ家さんが多い気がする……って二作だけでなんか語ってんじゃねーよ、って気もするけど。あ、でも巻を追うごとに絵は上手になっているとは思いますよ、ええ。

さて7巻の目玉は、タマちゃんの大好きな特撮戦隊モノ「ブレードブレイバー」を含む「バトルヒーローシリーズ」の全貌がわかるって所(そこかい)。ちゃんと今のところ全31作(戦隊と同じ数)あって、シリーズの変遷につれ、誕生→人気を博す→やや低迷の兆し→テコ入れが裏目に出て失速→持ち直し→ふたたび人気に、みたいな流れも単なる設定とはいえしっかり考証されちゃってるのが笑っちゃう。

これに拠りますと、「バトルヒーローシリーズ」は、13作目あたりから低迷期に入り、19作目の「ファイナルレンジャー」(『ファイナルファンタジー』みたいなノリで作ったのかねえ)でやや人気が復調傾向になり、続く「ブレードブレイバー」は、その勢いと20作記念の盛り上がりやそれなりの気合いも入れられて作られた結果、大人気を得、おもちゃの売上も歴代シリーズでトップを誇る作品なんですってさ(ちなみに「戦隊」の方の20作目は「カーレンジャー」)。

それはともかく、変なモノ好きとしてはやっぱ、低迷期の迷走っぷりについつい興味を引かれてしまうもので、単なる設定とはいえ、女ばかりの「ファンシーファイブ」、ネーミングがすでに怪しい「バトルグリーンティー」、「完全に方向を見失ってしまう」と注釈の付けられた「シオドメランチくん」ってどんな戦隊モノだったのか、ちょっと見てみたい気はするよなあ(w。

[Comics] 小耳に挟んだ話とか (23:36)

久しぶりにマンガをがつがつ読んで、気になったことをいろいろ検索してて、芋蔓式に知ったこと。

[Comics] マンガ、どこから見ます? (23:57)

ああそうだ、「バンブー」の絵の話を書いててちょっと思い出したんだけど、マンガを読む時、というか初見でマンガを判断する時、画力(というか、絵の好き嫌い、かな)ってどのくらいの重要度を占めてます? 先日倅と呑んでてオタトークに移った(その是非については措いといてくださいね)ところで、わたしゃ「最初に絵を見た時点で下手な絵、嫌いな絵は捨てる」つーたら倅が「絵の上手い下手とかわからんので、とりあえず全部読んでる」って返してきたんでちょっと驚いちゃって。

上手い下手はいったん措くとしても、絵の好き嫌いの部分ってのは、マンガを読む上で最重要の検討材料になるのじゃないのかしら? そう言うものでもないの? みんなはどんな絵でも、とりあえず読んでみるの?

わたしゃとりあえず絵で判断するので、たとえば福本伸行さんのマンガは、その汚らしい(ごめんなさい)絵が好きになれないのではなっから読む気が起きないし、板垣恵介さんのマンガも、絵が気持ち悪い(重ねてごめんなさい)から読もうという気がさっぱり起きないんだけど、そう言う読み方はダメですか?

もちろん、そこで損してたかもって思うところは多々あるわけで、あまりに意固地になってたら、川原泉にはハマれなかっただろうとも思うので、絵が全てではないとは思うんだけれど、そんでもマンガを評価するのに絵のプライオリティをいったん措いちゃうってのはどうなんだ倅、とか酔っぱらいながら思ったことをふと思い出しちゃったもので。

個人的に線は少なく、それでいて必要な情報はちゃんと伝えていて、なおかつパースに狂いのない絵を見るとそれだけでほっとする、ということはその逆の絵にぶち当たるとそれだけで拒否反応が出てしまうんですが、それはそれで私、いろんなところで損してるんでしょうかね。どうなんだろ、そのあたり。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]
でした (2008-01-11 07:34)

上手い下手とは別に、生理的に気持ち悪くて受け付けない絵というのは私もあるので、損だろうとなんだろうと読む気になれないのは仕方ないかと。

TUX (2008-01-11 10:06)

●個人的嗜好が大きく関わるので(上手い下手ではなくて)個々の是非は置いといて、絵は最優先項目だと思います。それをないがしろにしたら「漫画」という表現技法である意味がほとんど無くなると思います。<br><br>●そういうワケで、サンデーとジャンプの単発系ギャグマンガのほとんどが好きになれんのですわ(苦笑)<br><br>●もちろん、食わず嫌いもアレなので、一応は目を通してみるようにはしてるんですけどね(笑)

P2 (2008-01-11 14:17)

とっかかりとしてはやはり最初は絵ですかね。<br>あまり自分に抵抗が無い、程度のハードルですけど。<br>とっかかった後は内容次第で。<br>絵の第一印象が強すぎると中身で落胆することは結構あります(笑

rover (2008-01-12 00:36)

皆様どうも。<br>基本的に絵を優先する気分を変える気はないんですが、確かにそれだと特に、「ジャンプ」の新人さんの将来性をことごとく見誤る結果を引き起こしそうな気はしますね(^^;)。<br>ただまあ根拠はないんですけど、ファースト・インプレッションで外れてる方の作品って、世間的な評価がのちにどうなろうとも、自分の中では「好き」に転じることはごく稀なので、これはこれで信用できる判断材料と言えるのかなあ、とも思いますけどね。


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