ばむばんか惰隠洞

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2004-09-25 [長年日記]

[Day] 絵画とイラストの差、みたいなもの

神戸ファッション美術館一日遅れの更新となってしまいましたが。もんちぃ師匠、TUX導師と連れもって、六甲アイランドの神戸ファッション美術館(この、つぶれた科特隊基地のような建物がそうです)で開催されてる、「Gの原点と進化」 展鑑賞。生頼範義氏のゴジラ映画ポスターのための原画8点と描きおろしの「ゴジラ原風景」、開田裕治氏の様々なメディア用に描かれた原画多数(30点ぐらいあったのかな、もっとあった?)と、同じく描きおろしの「GODZIILA EVOLUTION」の展示。

生頼氏の作品は全て、ワシらはゴジラ映画公開前のポスターの形で目にしているものだけれども、現物のものすごさは、これはちょっと直接目にしないとわからないな。これは紛れもなく「絵画」だ。その筆のタッチは時に荒々しく、時に繊細にキャンバスで踊り、のたくり、色を置いている。残念ながらこれはポスターからはまったく見えてこない。50号のキャンバス(でかいよ)の左上隅から右下隅まで、ひたすら筆のタッチを追うだけで楽しめてしまう。わんぱたんだなんだと言われがちな生頼イラストレーションだが、んー、やっぱ本物はすげーですわ。

開田裕治氏の作品群も、どれも達者で、見てて楽しいものではあったが、思わず足を止めて魅入られてしまう生頼氏の作品群の持つ「力」みたいなものは、ちょい不足気味だったかな。なんつーんだろう、商業イラストとして発注者の意向を完全に汲んではいるのだけれど、それだけでは物足りない、みたいな。生頼さんみたいに映画の内容も良く把握してない状態でうおりゃー! と書くのが良いのかどうかは別としても、どうだろ、画面から伝わるパワフルさ、って点において、わずか9点の生頼作品が、他の開田作品を圧倒しておったなあ、という印象ではあった。一時間程度の鑑賞となったが、入場無料で、ええもん見せてもらいました。満足。開田さんのサイン会が始まる前に会場を後にする。ごめんなさい。

話は大きく変わって。

六甲アイランドって初めてやってきたんだけど、この活気のなさげな近代的住宅地、住んでて楽しいのかなあ。こう、小綺麗すぎてどうもケツのあたりがむずむずして来るっちゅーか。やっぱ街ってのは適度に雑然としてないと落ち着かないよね。

[Day] 後はプチ宴会

本日のお酒長居できそうな喫茶店を探すのもままならない六甲アイランドで、それでも茶店見つけてしばらくダベり、それから三宮に出てのんちゃんで軽く宴会。その後もんちぃ師匠と二人でたちきやへ。本日はひやおろしシリーズで「奈良萬」「百楽門」「松の司」「奥播磨」「竹泉」。マスターともんちぃ師匠のオンラインRPG談義、およびオンラインRPGを快適に遊ぶためのマシンスペックについての話が面白かった。いや私、最近全然ゲームしてないんでこっち方面の情報、激しく疎いもんですから。

機嫌良く酔っ払ってお開きになった後はお家に帰って録画しておいたF1中国GPの予選を眺める。が、さすがに酒回ってたんで途中で気絶。ふと気がついたら赤いクルマがスピンしてた。あらまあ、何かのサービスかしら。


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