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ベータテストが始まってる。秀丸ページの下の方からダウンロード可能。今回の目玉は縦書きサポートと段組編集なんだけど、段組はともかく(CSSファイルとかでは便利かも知れない)、縦書きの方は個人的には今のところ、使うこともないかなあという感じではある。英文字の半角、全角の使い分けに、今までより神経を使うようになる、と言うメリットはあるかもわからんけど。
それより個人的に興味深いのは、"変換モジュール"と言う考え方が追加されたことかな。今までマクロでやってたソートやら全角/半角変換とかを、外部モジュールを利用して高速に実現しようと言うもの。こっちはちょっと期待したい。きっとだれかがカンマ区切りテキストに一気にsqlコマンドをくっつけてくれるようなモジュールを作ってくれるに違いない(人任せかよ)。
F1速報のコンテンツの一つとして、今年も「サーキット便り」は読むことができるようになったみたい。AUTOSPORT WEBからもリンク張ってくれるとありがたいんだけど。あと、バックナンバーが読めなくなっちゃったのはかなり淋しい。どこかで再公開希望。
んでも今年もけんさわリポートが読めるのはうれしいね。
まともなBBSすら提供してくれなかったISPにしては思いきったもんだ。「アサブロ〜ASAHIネットのブログサービス」だって。4月からβテスター募集だとか。応募してみようかとも思ったけど、今どきテーブルレイアウト、ってのはどーかと思うなぁ。blogと名乗るのも恥ずかしいような気がするんだけど、案外他所もこんなもんなのかな?
ASAHI-NETからはもうひとつ新サービスが。ASP型グループウェアサービス「アサワン」。こちらも今はトライアル運用中。グループウェア、つーのは一定のニーズは常にあるもんなんでしょうかね。名前が名前だけにアサワン・ハイダメ、なんてことに…
ごめんなさいもう言いません。
田中啓文 著
カバー とり・みき
ハヤカワ文庫JA
ISBN4-15-030780-6 \780(税別)
ISBN4-15-030784-9 \900(税別)
少々(いやかなり超絶的に)こてこてにえげつない"大阪のおばはん"にしか見えないが、しかし彼女こそは伝統芸能、"おんびき祭文(ざいもん)"の最後の伝承者にしてその実力は、もし彼女がそう望めばどんな大ホールであろうと聴衆で満員にしてしまえるほど、唯一にして無二なもの。だが彼女はなぜか、へんぴな田舎の、聴衆もわずかな、そもそも"おんびき祭文"がなんであるかすらわかっていないような客の前ばかりで自分の芸を披露しようとする。そこには何か、芸とは別の目的があるようなのだが…。彼女の名前は蘇我家馬子。今日も彼女はただ一人の弟子、イルカを伴って人もまばらな奥地を目指す。足にはヘップ、口からは不平不満、ケツからはおなら、弟子のイルカの背中のリュックにはたこ焼き器……。
UMAがテーマって時点ですでにゲテモノ臭さはぷんぷんとしているのに、それをネタにお話を書くのが田中啓文、と来た日にはもう何が起きるか想像はできる。お下品、悪趣味、脱力モノのダジャレとパロディにグロ、あと、どぴゅっ、とか、どぶわぁっ、とか、ずべらぼそべっ、とかまあそんな感じ。で見事にこっちの期待を裏切らない。その上で、実はこの作品、猛烈に濃いUMA入門書としての側面ともうひとつ、なんかこう、新しいSFのジャンルが登場したんやないかいなと思ってしまうほど、私にとっては今まで読んだことのないタイプのSF(ですよね? これ)だったなあ、と。
まずは次々登場する未確認動物たちに関するリサーチの深さ、これには素直に舌を巻く。いや、著者が著者だから、もしかしたら肝心なところで罠を仕掛けているのかも知れないけれど、それでもやはり基本の部分は外していないだろうと思うし、その基本になる部分の言説であったり伝承であったりを脇から支える副次的資料なんかにも、かなりしっかりと当った上でこれらのエピソードは作られているように感じられる。でたらめなエピソードなんだけど、徹底的なリサーチの上に構築された無茶苦茶なんだよね、これは、凄いと思う。徹底的に調べた上で、さらに徹底的に考え抜かれたイチビリを加味することで出来上がった小説なんですなあ、これ。
で、そのイチビリ具合がなんかこう、一つのスタイルとして昇華してしまったのが本書、と言ったらいい過ぎでしょうか? ってことで二点目に行くわけで、これってもはや「宇宙SF」とか「侵略SF」とかとおんなじレベルで、あるいは「ドタバタSF」とか「ハチャハチャSF」とかと並ぶレベルで、新しい肩書きを献上すべき性質の本なんじゃないかなあ、なんて思ったわけで。勝手に名付けるなら「新喜劇SF」。
いつもの田中啓文作品以上に、これ、「大阪」が前に出てきていると思う。お約束度満タンのボケとツッコミ、大オチの前にはちょっぴりペーソス、ええ話で終りそうだと思ったところにやってくるズッコケ。これ、松竹とか吉本の新喜劇のパターンを見事に小説で再現してますやん。しかもホラーの風味もしっかり入ってますやん。当然クトゥルーかて仕込んでまっせ。ええもうこうなったらなんでもありや、怪獣やらハードやら侵略やら、SFのネタもあんじょうパロってぶち込んでありますがな、こりゃエラいもんでっしゃろ、タイショ。
と、いう感じで。
カタブツで読んだらバカを見る、バカにして読んだらこの面白さはわからない。読む方にそれなりの、"お約束"を楽しむ心のゆとりがあれば、もう大変に濃くてかつ軽妙な笑いを運んでくれる本。私、田中さんの本の中で今のところこれが一番好きですわ。
などと言いつつも……
「師匠……」
「あては、行かんならん。西の空に、明けの明星が輝くころ、一つの光が宇宙へ飛んでいく……それがあてなんや。さいなら、イルカ」
「待ってください、師匠。行かんといてくださいっ」
「あての大好きな大阪の街がピンチなんや」
そこ、感動するとこなんですけど………。
ま、各エピソードのタイトルからして、最終話にこれが来るのは予想はできたんだけどね(w。
(★★★☆)
☆吉本新喜劇占い☆なんて物を発見。いってみよー。
乱土 労馬さんは 小籔千豊 です!
- 小籔千豊さんのあなたは、人を楽しませることにかけては天賦の才能を持った人。宴会でもイベントでも、その場を盛り上げるためには、身を削る覚悟を持っています。ただ盛り上げようとするあまり、時に全裸になるなど、暴走しがちでもあります。そのくせお人好しなので、特に恋愛面では、友達などに先をゆずってしまいがち。見かけによらず、不器用な恋愛をしています。ふだんはおちゃらけた顔をしているのですが、一人になった時には、物事を難しく考えてしまいがちな部分もあります。
笑う門にみゆたん来たる
http://my.casty.jp/miyutan/
- 乱土 労馬さんのラッキーアイテムは、青鉛筆です!
「ビリジアン」の人だっけ? なんかこう、すごーく釈然としないものを感じつつ、一部で納得。あ、脱ぎゃしませんよ。あとリンク先もちょっとイミフメかも。
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角健太郎さんは 石田靖 です!<br> <br> <br>● 石田靖さんのあなたは、みんなに慕われる親分タイプです。物事に動じない強さと、明るく真っ直ぐな性格が魅力。周りに振り回されて右往左往するようなこともなく、常にどっしりと構えています。そ<br><br>−−−−<br>わー主役級。ラッキー。でもどっしり構えてなくて、オロオロしてるぞよ。