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「ゴジラ対ヘドラ」(1971年)。んーこれは確か夏休み、親父の実家の秋田に遊びに行ったときに向うの従兄弟衆と見に行ったような気が。「ガメラ対ジグラ」とどっちにするか、検討に検討を重ねた結果こちらにしたのだが、まあどっちでも大して変わらんかったか。オープニングでヘドロの海を漂う裸のマネキン人形が出た瞬間に、劇場のあちこちからちょいとした悲鳴が上がったのを憶えてる。ワシもちょっとビビった。素直ないい子たちだったのよ、昔はみんな。
非常に凝った絵づくりで、今みても時々「ほう」と思わせるシーンがある。アニメで処理された人間の顔が、硫酸ミストで変質し、それが重なり合い、シルエットになるとその形が地図上でヘドラの被害を受けた地域のかたちに重なり合う、なんてのはうまい。ただやっぱり、公害の恐ろしさがマジで叫ばれてたご時世に、この映画はシャレにならんわ。監督の坂野義光氏はなにかのインタビューで、「この映画を撮ったあと、田中友幸さんには嫌われてしまったようで、二度とゴジラ映画は撮らせてもらえなかった」みたいなことをおっしゃっていたが、あたりまえです(w。そんでもってこの次のお仕事が「ノストラダムスの大予言」…なんか業背負ってますか?
さてしかしこの映画の見所は別にあって、それは何かと言えば、東宝特撮史上最も無能な自衛隊の姿を楽しめる、事に尽きよう。ヘドラが近づいてるのに電極板の工事は終らない、指揮官の命令を理解せずヘリコプターは勝手に飛ぶ、ようやく準備ができたと思ったらヒューズが飛んで使い物にならなくなる電極板。「あの…馬鹿者が!」、「なぁにをやっとるんだ、全く!」…。わりとその他大勢系の役が多かった鈴木治夫氏がようやく登り詰めた自衛隊指揮官のポストだっちゅうのに、これほど無能な部隊を指揮させられる羽目になるとは。同情しますよ、ほんとに。
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この映画がなければ、この名前もつかってないわけで・・・(^^;)<br>重金属の沼でのた打ち回るゴジラは確かにトラウマでした。<br>でももう一本くらい撮ってほしかったです、坂野監督。
今の技術で、ぼたぼたと有害物質を飛び散らせながら街をのし歩くヘドラがつくられたら、ゴジラとは違った怖さが演出できたかも知れないですね。「ファイナルウォーズ」の愉快なヘドラ君じゃないヘドラも、一度見てみたい気がします。
「ヘドラ」録画ミスったぁ・・。年末にリトライ。<br><br>「剣客商売」は、古いですが、加藤剛氏のが一番イメージに近かったですなあ。
録画ミスご愁傷様ですー。こっちは今のところ、「vsメカゴジラ」と「'85ゴジラ(US版)」がリトライ対象ですわ。<br>加藤さん版ってのは、大先生を山形勲さんがやったヤツかな? わたし、大先生は藤田まこと氏でもいいかなあとか思ってます。若先生は、んむ、若い頃の加藤剛さんも良いかもわからんなあ。
中村又五郎さんが演じられた方です。 <br>小柄で飄々とした感じがぴったり、ていうか、原作のモデルと<br>なった方ですので、いわばオフィシャル?