ばむばんか惰隠洞

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2004-12-28 [長年日記]

[Day] 世間は仕事納め (19:19)

んでも普段からとろーりとろーりと仕事している弊社の場合、こんな日でもやっぱりいつものように、へなへなと仕事が舞い込んでくるわけで、これが結構めんどくさくって。ぶつぶつ言いながら作業中。明日は神戸最凶メンツの忘年会なので、今日中にやっちゃおう、と思いつつ、私の仕事ぶりもとろーりとろーり。

[CS] (ひさびさ)今日のゴジラ (21:41)

「GODZILLA 1985」(1985)、とは84ゴジラのアメリカ公開バージョン。音楽に手を入れ、USA版ゴジラってんでずいぶん貫禄のついたレイモンド・バーが、前作同様スティーヴ・マーチンとして登場している。これは初見。

で、これがあなた、なかなか良い出来だったりするのだった。英語で喋ってるからエモヤンもいっぱしの役者に見えるし、54年版ゴジラの英語版と違って、アメリカで追加したパートがそないに悪くないんだよね。

今回は、アメリカ側はひたすら日本が提供していると思われる映像を見て、本国からなにか支援できないか、といろいろ考える米軍スタッフ、って部分に芝居が限定されているので、前作みたいに芹沢博士(ただし顔見えない)とマーチンの電話での白々しい会話、とかいうヘンな絵が出てこない(いや私はあのヘンさも大好きなんですけど)。軍人たちに混じって、かつてゴジラに遭遇したと言うことでアドヴァイザーとして招かれたマーチンが自信満々の米軍の高官の横で、かつての平田昭彦のように「それはどうかな?」しかいわない(ええ、彼は何もアドヴァイスしないのですよ)のもステキ。ついでに、「ゴモキ」における蔦山君のような、妙にオタッキーな若手軍人がいて、こいつがかなり良い味出してたりする。東京に上陸したゴジラを見て、「都市改造計画みたいですね」などと抜かすあたり、個人的には大ウケでありました。

ラストにとってつけたような説教クサいナレーションが入るのも、昔風なアメリカン・モンスター映画っぽくってなかなか。腰の抜ける歌もカットされてるし、意外に良いじゃんこれ、と素直に思ってしまった。他の事しながら、横でだらだら流しておくにはもってこいの佳品かと(褒めてるのかそれ)。

なによりあれだわ、84ゴジラを劇場で観たときに、私が最高に怒り狂ったムッシュかまやつのシークエンスを、アメリカの連中はばっさりカットしているのでありました。ここでかなりポイント上がったぞ。アメリカ人えらいっ(w。


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