カテゴリ一覧
Anime | AV | Baseball | Books | CGI | Chinema | Comics | CS | Day | DVD | Event | F1 | Games | Hobby | HTML | Kindle | Misc | mixi | News | Oldbooks | PC | Photo | SpFX | Stage | tDiary | Tour | TV | web | 逸級介護士
Amazonが電子書籍リーダーKindleの大型アップデートを2016年2月に実施、新機能はこんな感じ(Gigazine)。昨日ぐらいから順次行われていたみたいだけど、ウチは今日だった。一冊ダウンロードした後電源落としたんだけど、Wifi接続してなくても、電源オフにしてても、それ以前に何かのスイッチが入って強制的にアップデートに進むってことなのかな。ちょっと怖いかも。その気になったらamazonは電源オフってる端末でも強制的に電源入れて、Wifiに繋いで必要な情報引っ張り出せるってことになるんじゃ……。機内モードはオンにして(Wifi接続モードはオフにして)電源切ったつもりだったんだけど気のせいだったのかなあ。
アップグレード自体は、便利になったところもあれば邪魔っぽくなった部分も増えた、的な? ちょくちょく使う「機内モード」のオンオフが一手間減ったのは歓迎できる。ただそれ以外は別に便利になった感じはないなあ。画面の結構な部分を占める「読みたい本のリストを作成」も、いっこうに自分にヒットする本が来ないんでイラッときて途中で設定作業アボートしちゃったし(^^;。
それほど歓迎できるアップデートとは言えん感じやね。
ていうか前にも出てきたけど、この「機内モード」ってのがちょっと気に入らない。機内での閲覧時には電波のやりとりをしない→Wifiを切り替える、ってことなんだけど、Kindle手にして最初に混乱したのが、このWifi のオンオフをどこでコントロールするのか、ってとこだったんでね。「Wifi接続の設定」みたいなメニューがどこにもなく、かなり困ったんですよ。これさ、普通の人がKindle手にして「機内モード」ってメニュー見た時に、「ああオレ飛行機乗ってねえから機内モードはオフでいいよな」って早とちりしたりしないもんかね。で、そこで機内モードをオフにしておくと、Wifi接続が有効なままになってしまうのでバッテリの減りが早くなってしまうんだよね。
なので「機内モード」って、みんなにわかりやすい機能説明に見えてじつは結構誤解を招きやすい表現になってしまっているんじゃないかしら。「機内モード(Wifi接続)」とか「機内モード(オフだとバッテリの消費が高くなります)」とか、そういう注釈はあっても良かったんじゃないかなあ。
えらいこっちゃ。
そろそろ確定申告の準備(散乱している領収書を収集、整理して入力)をしなくちゃいかんのだけど、今年はその前に、マンションの自治会の会計のお仕事もやっとかんといかんわけで、まずはこっちを片付ける。言うてもこっちも単に領収書を整理して自治会に代々伝わる会計記録書(ただの大学ノート)に書き付けて、最終的に現金と通帳の残高に狂いがなければそれでオッケー。あとはノートに書き付けていけばいいんだけど、自分の字の汚さにがっかりしたのでOpenOffice.org起動、Calcで簡単な数式つきシートこさえてそっちで作表。今月末にもう一件、通帳記入の用事があるのでそれが済んだらこっちは完了だな。はーやれやれ。
それはいいんだけど現金の収支が400円ばかりズレてんだけどどうした? オレ、自治会費くすねてタバコでも買ったか(^^;?
順不同で金曜深夜まで、あと「パシフック・リム」も。先週の「タワーリング・インフェルノ」の原因が何だったかわかった「紅殻…」、「Dimension W」、レクサス選んだのは虚無(だっけ?)を通過しなくてはいけないことがわかってたから、なるべくスピードの出るクルマが必要だった、ってことなのかな。「GATE」は老人は見捨ててもロリは救う、と言うお話(そうか?)。
他はまあ安定してましたってことで「パシフィック・リム」、うん、解像度の低いアナログテレビで見てどうこう言うてはいかん映画だな、とは思った。これはスクリーンで見ないと値打ちが伝わってこないよね。
画面も大きくなったしいろいろ情報も見やすくなって、これはこれで使いよいよなあなどと思ってますが、3月分のスマホ代金の予価をチェックしてみたら、こちらの想定していた価格を4000円近く超えていて「なんだこりゃ?」と。何か上手いこと言われて乗せられて、欺されちゃったのかあと思って詳しく見ていったら、ああこれか、「機種変更手数料:3000円」。そういえばそういうモンがあったよな、別に欺された訳じゃあなかったんだよな、と一安心。んでもまだ1000円くらい余分に取られてるぞ、と思って見ていくと、「有料コンテンツ利用料:972円」とな。なんだこりゃ。ちょっと調べてみたら、ガラケーの頃、EZ-Webの有料サービスを利用してたのが残っているらしい。っていうかオレ、ガラケー時代に有料コンテンツなんか利用したか? と思ったら、どうもものすごく初期に着うた関係のサービスを3つくらい利用する設定にしてたみたい。一曲もダウンしたことないのにね(w。
機種変するときの割引条件かなにかで、しょうことなしに利用する設定にしたのかなあ、などと思いながら、使わんことは確かなのでばっさり退会処理。これで来月は想定していたスマホ代に落ちつくんでしょうかね。
前日に準備は完了してたので、ファイル抱えて申告書類提出会場へ。バイトのお姉さん、ざっと必要なとこ記載されてるかどうかをチェックして、ハンコをぽんぽん、で終わり。いつものように5分とかからず提出完了。2015年の軽石庵、売り上げは前年よりやや減少、支出というか買取が前年の4倍以上になっていて、これが収支に影響しているのかな、と。ただこの買取ラッシュの影響は半年ぐらい後から効果が出ているところはあって、5月の買取ラッシュは10月以降の売れ行きにそれなりに影響を与えている感じはあるなあ、と。5月以降に追加した本、10月以降にぽつぽつ注文をいただいているんですね。web古書店、やっぱ仕入れが命なんだなあと改めて思いました。
自分としては主力と思ってたSF文庫関係が意外と低調で、むしろアニメ、特撮のムック関係にご注文が多かったのも去年の特徴か。電子書籍がそれなりに普及してて、文庫についてはあまり需要がなくなって行きつつあるのかも知れない。ここらへんをどう見るか、まあ当面なにかのアクションは起こしませんけど。自分としてはオールドファッションドな古本屋でいたいと思っているので(^^;。
などという雑感はともかく、申告を済ませて、あとはちょっと買いたいものがあったので三宮に移動して久しぶりに、「安兵衛」でカツ丼食って、高架下で軽くセドリつつ髪など刈って新開地まで流れて立ち飲みでぷはー。これにて確定申告の儀、完了。
なんてこった、二回りして金曜深夜までの分になっちゃってる。えーと、記憶に残ってるものについてつらつらと順不同で。「DIMENSION W」、ミラちゃんはキョーマさんの彼女さんの義体として用意された存在だった、と言うのがわかるお話。ということはユリザキ博士的には雅さん(とキョーマ)の存在はある程度大きな意味のある存在だったと言うことなの? 「最弱無敗…」、なんてことだ、半笑い枠だと思ってたのに、お話がある(w。
「GATE」、ああ、ちゃんと年寄りの方も助かってたか(w。一応陰謀着々と進行中なんだけど、敵というか、見てる側が嫌いになるように設定されてる人々が、あまりにディフォルメされすぎちゃってて逆に「こんな奴いるのかなあ」と思ってしまうあたりはちょっとマイナスかな。
「このすば」はサキュバスさんお願いします的なお話。1クールだからしょうがないけど、サブキャラの扱いが割に唐突ね。ま、エロいのは良いと思います(w。「無彩限…」、ルルが大きくなってみんなと花火に行くお話。投げっぱなしな落ち回が続きますな。
「アクティブレイド」は思った通り生徒会長は怪しかったぜ、的な。多分彼はお姉ちゃんが生活安全課の人なんかじゃない、ってのは承知の上でカマかけてたんだろうね。
「昭和元禄落語心中」、八雲の名代とそれに対する助六の関係性、そこに関わる菊比古の気持ちの動き、みたいなものを丁寧に描写している。助六が去り、八雲も亡くなり一人になった菊比古が自分の落語を見出す、と言う流れは圧巻、なんだけどその程度では八雲の名前は継がないんだね。このあと助六との決定的な訣別が待っていると言うことか。「方言指導:豊崎愛生」でちょっと笑った(^^;。
「ジュウオウジャー」、ふむ、ライオンはめっちゃ強くて頭はパー、サメさんはツンデレ、ゾウさんは堅物でトラさんは不思議ちゃん、と。トラさんの不思議ちゃんぷりがちょっとあざとい感はあるけど、でもキャラはいい感じに立ってるかな。キューブなアイテムも込みで結構楽しんでます。
で、「ゴースト」のほうがちょっと楽しめてない感が強いのがなんだかな。お話のヤマの配置のしかたがちょっと上手くないんじゃなかろうか。英雄のアイコンが重要なのか、眼魔の世界と現実世界とのせめぎ合いが重要なのか、ちょっとちぐはぐな感じがする。
「オルフェンズ」、皆がビスケット・ロスからどう立ち直るか、的な。3週間ぐらいポッド漬けのアインさんはこの先覚醒するんでありましょうか(^^;。
ELPエマーソンさん、銃で自殺か 4月に来日公演予定(asahi.com)。晩飯食いながら夕刊開いたら訃報が載っていて、そこでは死因は不明だったんだけど、「キース・エマーソン亡くなったんだ」つったらカミさんは、「なんでも拳銃自殺とか」って返してきたんで続報は結構早かったんだろう。
オレらの世代が精神的に中2の頃、とても大きな影響力を持っていたミュージシャンにしてアニメ・特撮オタ的には「幻魔大戦」、「GFW」の音楽を担当して下さった人。いろいろお世話になりました。亡くなった理由が少々不穏なのは少々気になりますが、どうか安らかに。
1月の中旬にXREAから仕様変更のアナウンスがあって、メール送信時の認証方法のうち、POP before SMTP認証を廃止するんで対応よろしくね、と。ウチは元々そっちは利用してないし、特にどうってことないな、と思ってたんだけど気がついたらメールが送信できなくなってることに気がついた。XREA側のメールなんて軽石庵からのwebメールくらいで、そちらは特に問題は発生していなかったんで気づくのが送れたんだけど、通常のメーラを使うとメールが送信できなくなっていたみたい。
何事かいなと思って見て見ると(553 sorry, that domain isn't in my list of allowed rcpthosts (#5.7.1))なるエラーメッセージで止まっている模様。なんじゃいなと思って見てみたら、これはSMTP認証が有効になっていないので、SMTP認証をオンにしなされ、と言うメッセージらしい。
いや、それはやってますって。
ここで混乱してしまい、鶴亀…いけね、秀丸メールの方でなにかよくない設定をしていて、それが悪影響を与えてしまっているのでは、と思い込んで設定画面からあーだこーだ弄ってみたけどいっこうに状況は好転せず、これはどこかに助けを求めた方が良いのかなあと思い始めた頃、ふと気がついた。
POPFileじゃね?
POPFileを利用するときには、メールサーバ名とメールアカウントをPOPFileが指定する書式に変更してあげなくちゃいけないんだけど、結果XREAのメールサーバに送信されるメールアドレスが、XREAでつくったそれと違うものになってしまっているって事なんじゃないか。エラーメッセージが言いたいのは、お前の設定はSMTP認証が無効になってるぞ、ではなく、お前が言ってるメールアドレスはSMTP認証の対象になってないぞ、ってことだったんだね。
なので秀丸メールの設定から、詳細設定の「送信用のアカウント指定」と言う項目で正規(POPFile用に編集する前)のメールアドレスとパスワードを指定してやったら無事メールが送信できるようになって、はあやれやれ。あわててXREAや秀シリーズのフォーラムに迷惑かけずに済んで良かったよ(^o^)。
んにしてもASAHI-NETのほうのメールは同じようにPOPFileの設定してても問題なくメール送れてるんだよな。何が違うんだろう。
日曜日の晩酌時あたりまで。「ハイキュー!!」、熱戦継続中。「ヘヴィーオブジェクト」、伊藤静に新井里美に佐藤利奈、ここはどこの学園都市ですか? こっちといい「GATE」といい、今期の小西克幸さんは抜け作王子の役が多いっすね。
「ジュウオウジャー」、ゴリラ型ジューマン、ラリー登場。ゴリラ型に変形するのにフェイスマスクのパーツをヘルメットのバイザーみたいに跳ね上げるアクションが結構斬新だった。「ゴースト」はちょっとおもしろいと思えるんだけどこれ、ある程度年端が行ってないとわからん面白さなんじゃないのかな、と言う気もしてやや複雑。「オルフェンズ」は、ミカ怖ぇ~、そしてアインさん不憫(^^;。
ここのところ話題になってるGoogleの囲碁ソフト、AlphaGO対トップレベル棋士、李九段の対局、最初にAlphaGOが3連勝した時点でAIのパターン認識みたいなものが人間のそれとは全く違うものなのかな、なんて感じてそちらはそちらで興味深かったんだけど、4戦目、李九段が勝利(asahi.com)というニュースを聞き、それが李九段の方が、なんだろう、一種の奇策に出たときにそれをAI側が奇策と認識してそのための対応に遅れが生じたことが敗因になった、ってあたりになんとも言えんSFっぽさを感じてしまった。なんだろね、「コバヤシマル・テスト」をただ一人クリアしたジェイムズ・T・カーク的な何らかの意表を突く作戦(件のテストはテストのルール自体の盲点を突いたんでしたっけか)みたいなものを李九段が持ち込んできたって事なんだろうか。
なんというか、AIの可能性云々以上に、AIの可能性をふまえ(その能力の高さもしっかり認識した上で)、圧倒的に不利な状況にとんちで立ち向かう人間、という図式に例えようもない魅力を感じてしまったんだけど実際にはどうだったんだろう。単純な勝ち負け以上に、なんかいろいろ面白いネタが転がっていそうですねw。
悪い方向に。キヨハラくんネタに賭博ネタ、んでもって今度は円陣発声、勝てば6万~8万円に 巨人、験担ぎを強調。いや、これぐらいはさすがにどこでもやるんじぇねーの? っておもったら案の定、プロ野球金銭やりとり、阪神に加え西武でも (ソースはどちらもasahi.com)。
んーとねえ……。これはさすがに、ちょっと禁酒法的行き過ぎ感なしとしないなあ。小学生の頃、じゃんけんで負けたら次の電柱まで全員のランドセル持って歩けよー、的なヤツの延長だよね。小学生のランドセルが大人になったら現金になった、って話で、こういうのは社会人的な人付き合いの中で普通にいろんなバリエーションで出てくる話だと思うけど。
もちろん社会通念上、仕事の上でのあれこれにお金を絡めるのはよろしくないことだとは思うけど、とはいえニュースソースにもあった「験担ぎ」とか、それ以外にも一種の潤滑剤役としてのお金のやりとり、ってのは程度はあっても必要悪として目をつぶってもいい分野なんではなかろうか。
公に出てしまったら批判されてもしかたがない事だけど、そこは敢えて表に出さない、という武士の情けがあっても良かったんじゃないのかな、って気はちょっとだけしてる。少々行きすぎなんじゃないですか?
伊藤計劃×円城塔 著
カバーイラスト redjuice
カバーデザイン Jun Kawana(ダブルカバー)
河出文庫
ISBN978-4-309-41325-9 \780 (税別)
19世紀末、世界は魂を失った死者にプログラムされた疑似霊魂を上書きすることで、生者の指示のままに動く屍者として復活させる技術が浸透していた。単純な労働力として、また退くことを知らぬ兵士として、屍者たちは人々の生活に浸透していた。そんなある日、ロンドン大学の医学生ワトソンは指導教官のセワード教授に声を掛けられ、謎めいた建物に誘われる。表向きは「ユニバーサル貿易」を名乗るそこは、実は大英帝国の秘密諜報機関の本拠だった。そこでワトソンはひとつの秘密任務への参加を持ちかけられる。それは激しさを増す英国とロシアとの間で繰り広げられている世界の覇権をめぐるグレート・ゲーム、その最前線であるアフガニスタンへの派遣だったのだ…。
惜しくも夭逝した伊藤計劃が次回作として用意していた、冒頭の30ページ程度のプロローグとA4用紙で何枚かのプロットをもとに、円城塔が続きを書き上げた、これはコラボレーションというよりは円城塔による伊藤計劃トリビュート的性格も含んだエンタティンメント。この辺の位置づけは結構厄介なところもあるけれど、円城塔自身が「文庫版あとがき」でこんな風に述べている。
ここでわたしは、伊藤計劃が自分の死を見越して、そのあとに展開するはずの「死者を素材として利用する世界」を書こうとしていたと言いたいのではない。その種の暗い発想は、わたしの知る伊藤計劃の作品に似つかわしくない。実際『屍者の帝国』は、『虐殺機関』や『ハーモニー』とはまた別系統の荒唐無稽な軽い読み物として構想されており、伊藤計劃の総決算として企画されたわけではないのだ。
というわけで。本書はあくまで伊藤計劃の着想を、円城塔が引き継いで自分の作品として仕上げたもの、と言うことになるのだろう。なのでこれは第一義的に円城塔の作り上げた物語となる。で、そちらほうめんで評価するなら、自分史上一番楽しく読めた円城塔、ってことになるんじゃないかな。こんなにすいすい読めた円城塔作品は初めてだよ。しかもこれまでは基本短編だったんだぜ(w。
お話はあらすじでもちょっと触れたとおり。密命を帯びてアフガンに乗り込んだ若き日のジョン・ワトソン(説明不要でしょうけど、かの名探偵の相棒の彼ですよ)が、同じく様々な物語で知られた名前の人物たちに出会い、世界をめぐる大冒険を繰り広げる、という、まあ言ってみれば(著者も触れているけど)キム・ニューマンの「ドラキュラ紀元」的なスタイルの、小説トリビアっぽいところにこの人らしい「記述」をテーマに絡めたSF的な理屈の飛躍を楽しむような本、と言えるだろうか。で、この飛躍の塩梅が彼の短編なんかだと跳び幅が自分の理解力をしばしば超えてしまっていて、結果理解不能に陥ってしまっていたものが、こちらでは荒唐無稽な軽い読み物
の範囲内に収まってくれているので、あまり悩むところもなく楽しく読んでいけるものになっているんだった。
伊藤計劃が用意した線路の敷き先に円城塔がレールを置いていったらこうなりました、って感じなのかな。できあがったものにはすばらしく上等な厨二感、みたいなものが漂っていると思うけど、けっしてそう言うの、嫌いじゃないです、と言うかわりと好き(^^;。若干とっ散らかったところも無しとしないけど、総じて楽しく読めました。伊藤計劃さんが書きたかったのがこう言うものであったのかどうかはわからんけど、これはこれで、悪くないよね。
★★★☆
シルビア・アンダーソン(asahi.com)。「サンダーバード」を生み出した人物の一人にしてレディ・ペネロープ・クレイトン・ワードの声を担当された方。自分にとって最大級の影響を与えた映像作品を産み出して下さった方。最大級の感謝を。ありがとうございました。
センバツ始まってる。あ、F1も始まってたよ。webでアロンソのクラッシュシーンを見たけど、かなり大きな事故でぎょっとした。アロンソには大きな怪我はなかったようだけど、怖いな。今年のホンダはどうなんでしょうね。一応同国のよしみで応援してないことはないんですけど、どうなんだろう。ターボ時代はスピリットで一年、ウィリアムズに供給しだして2シーズン目の終盤であたりが出てきたように記憶してるので、3年は低空飛行でもしかたないかも、なんて思ってはいるんだけど、組んでる相手がマクラーレンとなると、そこまで悠長なことも言っていられないのか。がんばって下さいましな。
そういえばお彼岸だったな。親父の骨壺に手を合わせに行こうかな、なんて思ってたらカミさんが一人でお参り済ましてたって事が発覚。誘ってくれよ、一緒に行くから(^^;。ずぼらに見えておかしなところが律儀だな、ウチのカミさんは(w。
後はまあ古本発送しては酒飲んだり、カレンダーで赤い色のついた数字の日は基本やらないお仕事をちょっぴりこなしたり、まあ特に大きな事も起こらない連休でした。
あ、そうだ、togetterで見かけたこんな話題、「お風呂が長いと思ったら死んでた」入浴中に寝てしまうことの恐ろしさを語る人々「これ本当に危ない」。うちのマンションでも土曜日に起きていた。一人暮らしの八十代の方が、近所に住んでる妹さんが訪ねてきてるのに玄関に出てこないので、隣室の方に声を掛けてチェーンロックぶった切って入ってみたら浴室で亡くなっていたという。みなさま気をつけましょうね(と言う歳だなあ)。とりあえず今年の自治会の会計仕事、これが最後の出金ということになるのかな。
土曜深夜から日曜深夜まで。なんだけど日曜朝の特撮二本を録り損ね。土曜深夜、「ハイキュー!!」と「ヘヴィーオブジェクト」、手に汗握る系と半笑い系の安定銘柄。「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」、ガンダムだと思って見ていたらイデオンだったでござる、みたいな。「皆殺しの冨野」ならぬ「冷血のマリー」発動してましたな(^^;。
日曜は久しぶりに大河が楽しくて、映画だと酷評されるのにテレビシリーズだと三谷作品、かなりいい感じなのはなぜなんだろう…、ってそりゃ監督が別の人だからだよね(w。「新選組!」もよかったですけど今回も楽しんでます。楽しんでるって事だと「Dimension W」も意外にSFしてて悪くないな、って思ってます。
日本郵便のレターパック(日本郵便)。「ライト」がA4ファイルサイズ、重量4Kg、厚さ3Cmまでの荷物なら日本全国360円均一と言うサービス。追跡サービスがあるので配送状況がチェックできるのがちょっと大きいんだけど、これまでなかなか利用する機会がなかった。
理由はA4で厚さ3センチ、という条件に収まる物件がなかなか来なかったってのが大きいか。これだったらゆうメールの方が安いぜ、か、これだとレターパックのパッケージに収まりきらないよ、ってご注文ばっかりだったのね。
たぶんカサが大きくない割に単価が高い荷物、たとえば一部のサンリオSF文庫みたいなのにご注文頂いたときに使える(追跡サービスが大きい)かなーと思ってたんだけど、ようやくそういう注文を頂いた。写真集と文庫本で計4000円のご注文。普通だったらゆうメールだけど、値段も値段なのでレターパックライト、使ってみた。
局でパッケージを買って、宛名書きして用意しておいた荷物を詰めてよろしくね、と。楽は楽だが古本屋の美学的にこのパッケージでいいのかな? と言う気はしないこともない(^^;。
でもまあ使う局面はあるかもわからんのでレターパックのパッケージ、ちょっと買い置きしておきましょうかね。
郵便局の用事を済ませ、その足で銀行行ってマンションの自治会の定期預金の継続手続き(まあ通帳記入するだけなんですけど)。これで自治会会計の一年間の業務は完了。あとは来期の会計さんに引き継ぐだけ。
そういえば無料アップデートしたWindows10、バックアップというものを取ってなかったなあってことで、いい加減どうにかしておこうと言うことで。いろいろ調べてみたら16Gb以上のUSBメモリと外付けハードディスクがあると幸せらしいのでハーバーまで。ソフマップで見聞したんですが、外付けHDDはまあいいか、ってことで16GbのUSBメモリだけ買ってきた。
一応完全にディスクドライブのイメージを復元するのと、根幹のシステムを復元するコースがあるみたいだね。とりあえず今回は「回復ドライブ」と「修復ディスク」を作るところまで。web的には「16Gb以上のUSBメモリ」って書き方されてるけど、ここはそれぞれの環境で変わってくるみたい。うちは「8Gb以上」って言われました。
んまあなんやかんやで最低限のバックアップ環境はできたので、HDD換装にも進んでみましょうかね。
マンションの自治会の会計仕事の集計。んまあ基本はここまでのレシートを、ものすごく雑な表計算ソフトに食わせてやればいいのでどうって事はないんだけど、一件引き継ぎまでに確認できない項目があるのはどうしたもんか。引き継ぎは日曜なんだけど、一件入金確認をしなくちゃいけないものがあって、それが火曜日以降ってことらしいのね。
とりあえず引き継ぎでは、それは入金された、と言うことにしておいて会計処理をやっちゃいましょうって事になったけど、数字が違ったらちょっと困るかも。まあ無い話だろうとは思いますが…。
一年分のレシートの整理とお金の出し入れをスプレッドシートに放り込んで収支の表を作成、後は来年の会計担当の方に作業の手順を説明して、自治会役員仕事、完了。これで10年は回ってこないので一安心。
T5-4D。朝刊開いて今日の先発が球児ってなっててびっくり。日曜だぜ、川じゃなくて浪なんじゃないの? いろいろ作業があったので飛び飛びにチェックしてたんだけど、さすがに往年の球威はないのかな。5回まで引っ張ったのが裏目に出て同点に追い付かれたときにはイヤな予感がしたけど、何とか勝ち越せてよかったよ。でも先発要員としてはどうなんだろうねえ…。
土曜深夜から日曜の夕方まで。「ハイキュー!!」、「ヘヴィーオブジェクト」の2本は最終回。「ハイキュー!!」、見応えたっぷりで大変結構でした。3期決定もおめでたい。腐なレディースだけのものにしておくのは惜しいですよ(^^;。
「ヘヴィーオブジェクト」は最後まで安定の半笑い。こういうのも嫌いじゃないですけど、どうですかね、あまりにもお姫様の影が薄かったのでは。おほほをヒロインにした方が面白かったんじゃないのかね。
「ジュウオウジャー」と「ゴースト」は春休みスペシャルで軽い連結編。どちらも本編のお話をやりながらもう一本とジョイントしているので、どうしても窮屈になってしまっていたか。特に本編がシリアスな方に寄ってる「ゴースト」の方は結構辛かったかも。一時間スペシャルにしちゃった方がよかったのでは?
「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」も最終回、というか第1期エンド。大変面白いシリーズだったと思うが、もっとも騎士道精神にあふれたキャラであるガエリオとアインがいちばん報われない、というあたりは岡田麿里の真骨頂と言えるのか(インタビュウなどでは本作は長井監督主導のストーリィづくりになっているそうですが)。何にせよマクギリスさんと悪い大人たちはほとんどが生き残っているので、2期はそのあたりの始末をどうするか、ってところに重点が置かれるって事なんでしょうかね。あと、いまだ不完全な、少年と大人の間にいる鉄華団の面々がどう変わっていくかってところも要注目か。楽しみなシリーズだと思うです。
「真田丸」も面白いですな。自分は歴史物に弱いので真田幸村の物語の中に「鉄火起請」のエピソードがあったかどうかは知らんのですがこれ、ドラマ中では誰も焼けた鉄は持たなくてすんだけど、実際に持たなくちゃいけなくなった時に源二郎殿にどんな策があったのか、ちょっと知りたい気がする、と言うかそっちでお話進めて欲しかったな。三谷脚本なんだもん、そこはハッタリかまして欲しかったな(w。
ブライアン・オールディス 著/中村融 訳
カバー写真 Doller Photo Club
カバデザイン 坂野公一(welle design)
竹書房文庫
ISBN978-4-8019-0355-5 \900(税別)
さまざまな種族の人間、亜人種、ミュータントたちが共に暮らす世界。<グリーン族>の狩人、コンプレインはある日、種族の司祭マラッパーから世界の中心を見極める旅への参加を求められる。実はこの世界はかつて人類が建造した巨大な移民宇宙船であり、宇宙船というものにはそれを統べる<船長>が居る場所がある。そこを押さえればこの巨大な宇宙船全体を支配できるだろう。こうして種族の禁忌を破り、コンプレインたちは宇宙船の<前部>を目指すことになったのだが…。
オールディス、1958年の最初の長編作品。他の惑星への植民宇宙船、謎の疫病、種の改変、伝説としての地球などなど、自分が小学生の頃に読んでいた、子ども向けにリライトされたSF作品のエッセンスがいっぱい詰まった作品になっている。主人公コンプレインの視点で進んでいく物語は、絶妙にミスリードを誘いながら進んでいき、最終的に「それでどうなるんだよー」と言いたくなるような放り投げっぷりで終幕。昔のSFって、そういえばこんな感じのヤツ多かったかもなあ、なんてちょっぴりほっこりしながら思ったことだった。
お話は秘境冒険譚的な始まりから、世界のゆがみの様なものへと言及が進み、そこで多種多様な生命体が混在するこの世界が実は巨大な閉鎖空間だったことがわかる、と言うところに最初のショックがあり、続いてその世界(がつまり植民を目的とした巨大宇宙船だった訳ですが)の現在只今の在りようがどういう物であったのかが解るところに二つ目のショックが用意され、それがコンプレインの視点から見たらどういうことになるのか、そのショックに彼はどう向き合うのか、がラストへの導線になるように構成されていて、そこのところのお話の流れはかなり良い。自分の視点のみで見聞していた世界に他者の視点が加わると、世界の見え方は変わってくるよね、という造りは少しも古びてなくて面白かった。
ただ、あふれるSF的イマジネーションをお話的に交通整理するところに、やや手腕のほうがついて行けてないところはあったかな、と言う気はしてそこは残念だったかな。ぶっちゃけ、まだ刈れたんじゃないかな、と思った。冒険譚的なエピソードが逆に登場人物たちのキャラ立て、というところでマイナスに作用してしまったんじゃないかしら。中盤、ちょっととっちらかった感の方が前に出てきすぎな感じはあるんだよね。
そこはちょっと残念だったけど、総じて楽しく読んでいけた。これは多分、訳者の中村融さんの手腕が大きいんだろうな。これがアメリカで刊行された後、あまり時間を置かずに訳出されていたら、それはかなり読み味の異なる本になっていたのかも知れない。古い酒を入れるための新しい酒袋、を意識して下さった、ということですね。何よりそこのところのお仕事がすばらしかったと思うです。
★★★☆
火曜深夜までの分、最終回多め。「DimensionW」、なかなか面白かった。「紅殻のパンドラ」もまあちゃんとまとめたか。どちらも意外にちゃんとSFしてましたね。「パンドラ」の総統閣下シリーズはまあ、許します(w。
「最弱無敗…」、基本的に半笑い枠だったんだけど、絵のクオリティと声優さんのがんばりで予想以上に楽しめた。田村少年、結構好きなんですよ(^^;。「GATE」、もう一期欲しいかな。
S8-4T。今日は観察者であるオレが戦犯。radiko繋いだ直後に中村選手の2ランというね。そこは申し訳ないと思うんだけど岩田のピッチング以上に梅野のリードはこれで良いのかな、と言う気はする。ABCラジオで解説の有田さんが、組み立てにストーリーが無い的な批判をしてたけど、そこは確かにあると思った。ここは我慢して梅野を育てていくのか、ダメなら別の駒を据えるのか、首脳陣はどう考えているんだろう。首脳陣と言えばピッチャーの交代タイミングも、ちょっとノンポリシーな感じがしてしまうんだけどどうなんだろう。ここらはこれからの経験を見て下さい、って話なのかな。
金本阪神、今のところ胃には優しくないが、それなりにヒキのある野球をやってはいると思いますが…。
だいたい一か月使って見た結果。自分はデータ転送量一か月1Gb上限のコースをチョイスしたんだけど、ご覧の通り余裕ですな(w。基本外ではTwitter眺めるくらいで、ファイルを落としたりする時は自宅(倅のおかげでWi-Fi導入してたんで)でやればLAN経由で行けるしね。
請求金額が7500円ぐらいになってるけど、このうち3000円は機種変更の手数料、1000円ぐらいがガラケー時代に利用していた有料サービスの値段なので、来月以降はおおむね使用料は3500円ぐらいに抑えられそうですな(ガラケーサービスはもうひと月、取られちゃうのかな)。この値段なら文句は無いですね(w。
前 | 2016年 3月 |
次 | ||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
□ ks1234_1234 [日曜日は魔法使いプリキュア面白いですよ。]
□ ROVER [ぬあー、「プリキュア」面白いっすか、見てみようかなあ…]