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「キャプテン・アース」、「魔法科高校の劣等生」、「ジョジョの奇妙な冒険」、「烈車戦隊トッキュウジャー」、「仮面ライダー鎧武」、「ハピネスチャージプリキュア」、「ハイキュー」。「物語」は新シリーズが伸びちゃったので旧作のオーディオコメンタリ・バージョン。さすがにそういうのはいいです。
魔法クラッカー少女最強だった「キャプテン…」、なんかいろいろそれでいいのか? って気がする。「魔法科…」、キモウトのクネクネで半笑い。それにしても相変わらず魔法だの超能力だのを教える学校周辺ってのは、やたらと治安が悪いんだな。
日曜日、「トッキュウジャー」はミオの足しか覚えとらん。「鎧武」は最終形態、極アームズ登場。webなんかの画像だとかなり「えー」だったけど、動いてるところは意外に悪くないんじゃないかしら。
Episode7発売記念ということで、3週連続で「ガンダムUC」やってくれるってことで、日曜の定期視聴分はいったん棚上げで。1話目は見た覚えあったんだけど、それ以降はあやふやだったんでそれなりに新鮮でございました。
感想としては、スキのない造りだよなあという感じか。主に古い方のガンダム好きの方を向いてはいると思うけど。それでもこの造りの確かさは金払って見る価値がある(と、金払ってないヤツが偉そうに言う)。自分の趣味的にはそこまでファーストのセリフ引っ張られると逆にちょっと鼻白んじゃうかも。とはいえ結構なものを見せていただけてありがてえです。楽しみにさせていただきますよ。
ピーター・ワッツ 著/嶋田洋一 訳
カバーイラスト 加藤直之
カバーデザイン 岩郷重力+WONDER WORKZ。
創元SF文庫
ISBN978-4-488-74601-8 \840 (税別)
ISBN978-4-488-74602-5 \840 (税別)
地球を包囲した65536個の流星群、それは異星の生命体が地球に送り込んだプローブだった。やがて太陽系の外辺に異星人によって作られた巨大な構造物が確認される。自らを"ロールシャッハ"と名乗る異星生物たちの調査に発進した宇宙船<テーセウス>に乗り組むのは吸血鬼、四重人格の言語学者、サイボーグ化された生物学者、極めて有能なのに平和主義者の軍人、そして脳の半分を除去された「統合者」たる主人公。彼らと"ロールシャッハ"の遭遇は人類に何をもたらすのか……。
恐ろしく読むのに難儀した本。こいつのせいで日記とかまで滞りまくった約一週間でありました。ワイドスクリーン・バロックならぬワイドスクリーン・プログレッシヴロックとでも形容したらいいのかね。トリッキーな構成、ハナから感情移入を拒否するようなキャラ立て、次々と投入される最新の科学情報を基にした、と思われるSF的なアイデアたち。それらがかなり無定見とも思える勢いでぶち込まれる本書は、
読みにくいことこの上ない。
先にも書いた通り、出てくる登場人物たち、それなりにSF的アイデアも盛り込まれていて決してつまらないわけではないんだけど、やはり感情移入できない、という一点において読み進めて行く上での困難はずっしりのしかかってくる。ここの辛さは終始付きまとうことになり、本書のイメージをよろしくない物にしてしまったんじゃないか、という気はしないでもない。自分はそっち組で読んでる間中「あんた何言ってんだ?」感ばかりが先に立つ読書感覚であった、ことは否めない。
なんだけど、印象が変わったのは巻末の著者の「謝辞」を読んでから。いくつかのことが読み終わって、この「謝辞」を読んで初めて「ああ、そういうことだったのか」というのがわかって、で、そこがわかる(というか取っ掛かりがもらえる)と逆に本書の方の評価がちょっと上がるような不思議な本。
本書は言ってみれば「意識」と「無意識」ってなんなんだ? ってところに斬りこんだ作品といえるんだと思う。で、そのキモになるのは「一人称で語られていることどもの人称は本当にそれで正しいのか?」ということだと言えるのかな、と。巻末の「参考文献」で語られる、なぜ仮想的な一人称の語り手が、特定の認知システムにおいて突出した存在になるのか
というのは、かなり本書のテーマに深く斬りこんでくるようなテーゼたり得てるのではないか、と。
正直しっかり読み切った、とは到底言えない本だし、小説本体を読んだ限りでは何とも言えん消化不良感ばかりが残るようなお話。ただ、オマケ(参考文献の話とか、テッド・チャンの解説とか)を読んでみると、意外に侮れない何かがあることもなんとなく見えてくる本、とは言えそうな気が。口が裂けても「面白い!」とは言えんけど、「なんか凄い事やろうとしてるんじゃないかしら」的な引っ掛かりは、本を閉じたときにしっかり残るような本ではございました。
★★★
ハリウッド版「ゴジラ」(評判良いみたいですね)の公開に合わせた初代「ゴジラ」のデジタルリマスター版上映、OS系の劇場で1000円で見れるのね。
見てみるか、久しぶりにスクリーンで。
昨夜酔っぱらった勢いで席取っちゃったので、観に行ってきました。「ゴジラ デジタルリマスター版」。んまあいったい何回観たんだよって映画であって、今更何か付け足すこともないんだけど、なんだな、いくら絵や音がクリアになっても、それで何かが劇的に違って見える、ということはないんだな。とはいえしょぼいテレビで見てたのに比べればスクリーンで見る(多分スクリーンで見たのは’83年のゴジラ復活フェスティバル以来だと思うし)楽しさは格別。唯一発見があったとするなら、芹澤博士は左目の下の頬の部分にもちょっとした火傷のような跡がついているんだな、ってとこぐらいでしょうか。あと、芹澤博士って意外に汗かきさんね(^^;。
上映前に7月公開のUSA版「ゴジラ」のちょっと長めのトレイラーも見れて、こっちはなかなか興味深いもんがあった。今回のゴジラは水爆実験がどうこうという設定はいったん無しにして、太古の地球は現代よりも放射性物質の濃度が濃い時代があり、その時期にまさに放射能を食って生きる巨大生物があり、その生物が恐竜をはじめとする古代生物たちの中で王座に君臨する存在であったらしい、みたいな話になっているみたい。それがどういう経緯で現代に復活するのかはわからんけど、いったん「核の恐怖」みたいなものに引きずられるのはナシにする、というやり方も、それはそれでありだろうな、という気はする。前述の説明に続いて「まさに神(GOD)のような存在」というセリフを女性科学者に語らせ、それに続けて渡辺謙さん(役名は芹澤博士なんですな)が、「この生物をゴジラ(GODZILLA)と呼称する」的なセリフを繋いでくるあたりはなかなかうまいと思ったよ。
ちょっとUSA版、楽しみかもね。
「キャプテン・アース」、「魔法科高校の劣等生」、「ジョジョの奇妙な冒険」、「烈車戦隊トッキュウジャー」、「仮面ライダー鎧武」、「ハピネスチャージプリキュア」、「ハイキュー!」。
ノリとしては間違ったことはやってないんだけど、なんで面白くならないんだろう、な「キャプテン・アース」、多分作ってる人が狙ってるのとは違う方向で面白い…か、もしかしたらこれを狙ってるの? で面白い「魔法科…」は「流石はお兄様です」で速攻半笑い。
日曜日、「鎧武」、ライダー軍団的なものが結成されました、的な。そしてミッチとタカトラさんがここにどう関わってくるのか、ってあたりが今後の興味の対象ってことになるのかな。「ハイキュー」、根っこは「おお振り」っぽい味なのね。
画像をポップアップ表示するLitebox系jQueryプラグインたち。LiteboxやらColorboxやらFancyboxやら。割とつぶしが効くな、と思ったのはColorboxかな。イメージ以外にもHTMLを表示したりYouTubeにリンクしたり出来るんで結構重宝してたんだけど、今回の仕事で表示したいのは.wmvなんだって。また別なboxが要るのか…。
てことで探してみたらこんなの見っけ。Shadowbox。ポップアップしたウインドウ内にWindows Media Playerをロードしてくれる優れもの。ダウンロードの手順も凝っていて、使用する環境と必要な機能(何を表示したいのか、とか表示に使う言語とか)を選択して、必要なパッケージをセッティングしてダウンロードできるようになっていて、オプションの記述なども最小限で済むようになっている。
実装自体はあっさり済んで、一応動作はしているらしいことは確認できたんだけど、なぜかウチの環境ではWindows Media Playerを呼び出そうとして、「Windows Media Playerプラグインが無いから入れやがれ(大意)」というワーニングが出るんだった。でもIE Testerとか使うと普通に通ったりするのね。ちょっと解せぬ。自分がWMPをデフォルトのプレイヤーに設定してないからなのかなー、とか思いつつ、まあチェック返ってきたら考えるかー、で軽く知らんぷり決め込んでみる。
パソコンにつないでwebラジオ聞くぐらいの用途だったので、100均で買ったインナータイプのヘッドホンで全然気にならなかったんだけど、さすがにそこは100均、壊れるのも早くって、おおむね1年保たずに使い物にならなくなってしまう。多分接触周りが弱いんだろうね。今使ってるヤツも最近右が死にかかってきた感じだったのでたまにはちょっとマシなの使ってみるか、ってことでタバコ買いに行ったついでにお店にあったパナソのインナータイプのヘッドホンを購入。お値段1100円ぐらい、おお、10倍の値段のヘッドホンだ(w。
ちょっとは音良くなるのかなあ、と思ってつないで見たんだけど、なんというか、逆にパサパサした音になってしまってこれはどういうことなのかと。
そういやWin8.1にしてから音関係のチューニングはしてなかったな、と思ってちょっとプロパティ弄って、最終的にそれなりの音は得られたんだけど、考えてみたらこれまで使ってた100均ヘッドホン、何もせんでも意外に良い音出してた、ってことになるのかね(写真は黒いのが100均、白いのがパナソのヤツ)。
多分100均ヘッドホン、やっすいスピーカをそこそこいい感じのケーシングとゴムパッドで包まれた結果、なんちゃってバスブーストが効いちゃった、ってことなんでしょうな。
それ、お得やん(w
や、もちろん最初の基準がすごく低いところでの話だからね(^^;
「ノーゲーム・ノーライフ」、「棺姫のチャイカ」、「シドニアの騎士」、「悪魔のリドル」、「selector…」。
たとえアキバでもヒッキーにとっては怖い場所でした、だった「ノーゲーム…」、前に出てきたメッセンジャー的な少年が悪役だったの? と思ったら別人でした、だった「チャイカ」、な水曜日。
木曜日、なんかそのセキュリティのザルぶりはどうなんだ? な「シドニア」。艦長が微妙にギャグ要員化しているような気が。毎度毎度ハルちゃん最強やんけ、と思ってしまうのにはちゃんとした訳がありました、だった「悪魔のリドル」。ほう、「幸運の遺伝子」ならぬ「対人グレート・アトラクター」の持ち主であった、と(w。終わり近くになってちょっと面白くなってきた。結局「まどか」方面に振ってきたんかい、と思ったところでそこは否定してみせて、というひねくれぶりが面白い「selector…」、これ、実はばあちゃんがラスボスとかいうオチはないよね? (^^;
なんだかんだで最初から最後まで見ちゃったよ。日本1-2コートジボワール。序盤はかなり押し気味に見えたけど、本田選手がゴール決めた後、なんというか、かさにかかって攻める的な勢いが足りてなかったような気が。で、後半はコートジボワール側の運動量ばかりが目立つような試合だったような気が。
サッカーのことは良く判らんので見た目の話しかできないけど、で、それもテレビで見るだけの話であって、実際にピッチに立っている人からしたらまた違うのかもしれないけど、グリーンの芝にオレンジ色のユニホーム、ってのの見映えのよさってのは、何かそのまま勢いとして見てる側に伝わってくるような感じがあった。逆に比較的暗めの青のユニフォームの日本チームの動きに、なんか精彩が感じられないような印象は受けた。ほんとにただの見映えの話なんですけど。
それはともかくコートジボワールって「象牙海岸」のことだったんだな。俺的には後者の方が若干認知度の高い名前ではあったよ。少なくとも大阪万博のころはこの国、「象牙海岸」だったよね(^^;
いや別にうきうきはしてなかった。久しぶりに銀行のATMセクション以外のエリアに顔を出す必要があったので三宮まで。こんな胡散臭いオッサン相手に最上級の敬語対応、恐れ入ります。ついでに数年前に紛失した銀行印の再登録の手続きも。
あれだな、ハンコの押し方って組織っつーかなんというかで違いがあったりするのかしら。ちょっと前にお役所でハンコ使った時は、職員の方は掌にハンコのてっぺんを押し付けて、まずハンコの円周部分を、紙上に回しながら押し付けて、それから掌でぐっとハンコを押し付ける、って感じだったけど、銀行の方は鉛筆を持つみたいにハンコを持って、割と無造作に紙に押し付けた後、指先でハンコのてっぺんをぐいぐい押し付けてた。
どーでもいいことだけどちょっと気になった。単なる個人差だよ、で済んじゃう話のような気もすんだけど(^^;。
あとは大垣書店でちょっと本買って、喫茶コーナーの50円引き券もらって、喫煙ルーム(大垣書店はやたら小口に研磨掛けたり、青い背の文庫が少なかったり、感心しないことも多い本屋なんだけど、大規模商業施設内に煙草吸っていいよコーナーを設けてくれていることについては高く評価したい)で薄味のコーヒー舐めながら小一時間読書、そのあとぷはーして帰宅。
週初めから仕事そっちのけの勢いだ(w。
「ガンダムUC」録り忘れてたー。ってことで「それでも世界は美しい」、「M3」、「一週間フレンズ。」、「星刻の竜騎士」、「ブレイドアンドソウル」。
いろいろ呑み込みづらいことも多かった「M3」、ここに来ていろいろと隠されてきたことが明らかになってきて、やっぱりどよーんな感じは晴れない模様。SF的アイデア、という点ではまあさほど新しいとも言えないが、そこに何とも言えん砂を噛むような感じを持ち込んでくるあたりがブラディ・マリーの真骨頂ということなのか。共感の強い二人をペアにして、そのうちの一人を故意に侵食させて死神ロボのコアにするという戦略、なんとも効率が悪いなあという気はする。
「一週間…」、藤宮さんの消極的アルツハイマーの原因がわかるお話。記憶がリセットされるが故に逆にポジティブになれる藤宮さん、そこの履歴が全部残るがゆえに、自分ののーてんきさが逆にいろいろ悪い方に話を持って行っているんじゃないかと思い込んでしまう長谷君の対比、ってのはなかなか良いかも。ここに桐生君と九条君(そんなに悪い子じゃなかったのね)のお話が絡んでくる。次でおしまいなのか、もうちょっと見たい気はするな。
「ブレイド…」は昨今珍しい、立ち直れないウジウジ主人公を存分に堪能させていただいております(w。こういうの最近珍しいもんね。
fromが"そな銀行<takaotti00@yahoo.co.jp>"、Subjectは"【そな銀行】本人認証サービス"、本文は「お使いのメールアドレスを確認してください」だけなので、ふつうに考えたら引っかかる訳ない系、ともいえるんだけど、うちは秀丸メールで、HTMLメールが来ても強制的にプレーンテキストで表示されるので速攻で胡散臭いことに気づくんだけど、HTMLメールが有効な設定だと右のように見えるわけね。
これだと確かに最近流行りの「お使いのPCの性能が低下しています!」的ワーニングとおんなじノリで、かつ「そな銀行」をうっかり「りそな銀行」と空目して反射的にクリックしちゃう人が一定数いるのかもしれないな。
これはこれで頭いい、と言えるのかも……しれませんね。気を付けましょうね(w。
目が覚めたら試合終了のホイッスル鳴ったところだった。日本0-0ギリシア。ドローなので勝ち点1はもらったけど、これで決勝T進出は相当難しくなった模様。次の試合に2点以上取って勝って、かつ日本と分けたギリシアが日本に勝ったコートジボワールに勝たなきゃいけないんですっけ。で、日本の次の相手は、日本に勝ったコートジボワールに勝ったコロンビア。むー。
「ノーゲーム・ノーライフ」、「棺姫のチャイカ」、「シドニアの騎士」、「悪魔のリドル」、「Selector …」。
ヒッキー問題はわりにどうでもよく、あとはがしがしFPS大会だった「ノーゲーム…」、まあよく動くこと。「チャイカ」は相変わらずフレデリカが不憫。かっこよく登場したと思ったらたちまち脳天ぶっ刺しとは…。
木曜日。「シドニア」はあと一回? どう〆てもいろいろ物足りなさが残りそうな気が。続きはやってくれるんでしょか。「悪魔のリドル」、うん、みんなにそれなりのハッピーをあげて終わるところは結構なんだけど、そこまでの流れは控えめに言っても茶番だったのでは。結局グレート・アトラクター問題にはどういうオチが付いたんだ? 「Selector…」もいったん終了。こちらは分割2期ってことなので良いヒキですね、ってことで。イオナさんの望みは自分をちゃんと使いこなせるセレクターを見つけて、その人のルリグになるってことだったの? で、そうなったイオナさんが何をしようとしてるのか、が2期のお話ってことなんでしょうか。
今頃気がついたけどルリグ=LRIG、でGirlの逆読みなのね、なるほど。
T1-5E。これにて交流戦終了。9勝15敗で同率ドベ確定。毎年交流戦は鬼門なんだけど、今年も何もいいことはなかったな。古本発送した帰り、近所のお好み焼屋(に見せかけた飲み屋)で酒舐めながら試合見てたんだけど、投げる方はともかく、打つ方がどうにも信用できないんだよな。夏に向けて、何かいい材料が欲しいとこですが、何かありますかね。若手は伸びない、ベテランは耐用期限切れ、ベンチは無能。
ダメか。
前から荷物の重量が3Kgにぎりぎり満たず、かつ発送地域が近場であればゆうメールとゆうパックで、そんなに値段の差が出ないパターンがある、ってのは気づいてたんだけど、ようやくそのパターンに合致する案件が。高知のお客様に重量2.6Kgで荷物のサイズが60サイズで収まる荷物をお送りする、というパターン。これで荷物を窓口に持ち込むと100円割引されるので送料はゆうメールと同じ610円になるのね。
値段が同じなら、そもそも取扱いが速いうえに送った荷物の追跡サービスが確認できるゆうパックの方が、安心感の高さは比較にならんわけで。
わりに残念なのはこのパターンに合致するご注文が意外なくらいに無い、ってことなんですけどね(^^;
ヴァーナー・ヴィンジ 著/中原尚哉 訳
カバーイラスト 鶴田健二
カバーデザイン (前作に倣うなら)岩郷重力+WONDER WORKZ。
創元SF文庫
ISBN978-4-488-70507-7 \1200 (税別)
ISBN978-4-488-70508-4 \1200 (税別)
「星間船の丘」の戦いから2年、際涯圏から低速圏へと転位した惑星上で、犬型の集合知性生物、鉄爪族と少数の人類の共存関係は続いている。現在の人類側の指導者、ラヴナも様々な問題に悩まされながらもそれなりに落ち着いた日々を送っていた。だが、ラヴナたちとともに低速圏に転移し、30光年先にあると思われた邪悪な超知性体、「疫病体艦隊」が圏界の転移によって際涯圏に戻ったと思われる証拠が見つかったのだ。低速圏にあれば数千年の時を要する30光年の距離も、際涯圏からならはるかに短い時間で移動できる距離になる。残された時間が意外に短い事を知ったラヴナは対抗策に苦慮するのだが…
前作、「最果ての銀河船団」が2002年の刊行、なおかつそちらは今回のお話からはかなり昔の物語で、本書と直接関係するお話はそのまた前の「遠き神々の炎」から続く物語で、こちらは1995年の刊行。19年前に読んだ本の続きをいきなり読む羽目になるという…。本書の解説で堺三保さんは前作についてはそれほど気にする必要はない
なんて書いてらっしゃるけど、
んなこたない。
そもそも登場人物たちにどういう過去があったのか、はやっぱり覚えてないと辛いだろう、と思える箇所がいくつもある。だから、読めるんだったら一作目は絶対読んでおいた方が良い。残念ながら今手元に「遠き神々の炎」無いので、せめてどんな感想持ったかぐらいはサルベージ出来ないか、と思って探してみたけど、なんせほれ、ADSLも来てないころなんで、あんまり長文を書いてないんだよね(^^;。一応、外に行くほど物理的にも、思考や概念的にも速度が上がる世界にシフトしていく(これが『低速圏』とか『際涯圏』ね)という宇宙観はすげえなあ、ってのと、現代からちょっと進んだネット社会のメタファー的な部分を面白がっていたみたいだけど。
というわけで割に徒手空拳で19年ぶりの続編に挑戦する羽目になったわけだけど、で、いろいろ引っ掛かりもありつつ読んで行けばそれなりに面白くて、そういう意味では堺さんの言葉もあながち外しちゃおらんとも言えるとは思うんだけど、満足できたかといえば、そこはまた別の話ともいえるわけで。
ラヴナたちが現在いるのは、超光速航行が絶対に不可能な低速圏。ここに際涯圏のテクノロジを搭載した宇宙船、オービー号とともに取り残された人類と、この惑星の本来の住人である鉄爪族との権力闘争が主なテーマになる訳で、とりあえず疫病体艦隊がどうしたこうしたって話がいったん措いといて、多少はハイテクもあるけど基本は中世風の世界における人類と異星生物とのコミュニケーションをめぐるお話が本書。そういう意味では「デューン」あたりに通じる環境SFのテイストが強いお話といえるのかな。で、そこはそれなりに興味深い。いくつかの個体が結合して一人の存在になる鉄爪族、そのキャラクターを形成する時に個々の個体が様々な影響を与える、とか、人間と違って思考が音を発生させる、という設定とか、いろいろ面白いのね。途中で出てくるイカ君たち(意外に大事な役どころだし)もいい感じでゲソよ(w。
ただ、そういう設定部分とは別に、お話の本筋が割に地に足をつけて、人(じゃないのもいるけど)同士の関係性のやり取りのようなもので先に進んでいくタイプのお話になっていて、ハードSF的なハッタリ以上に、冒険小説的なストーリーの練りこみが必要なタイプの小説として作られなければいけない物になってしまったにもかかわらず、そちらのツッコミがこれ、かなり甘いんじゃないかなあという気がしてしまって。
それなりに錯綜したプロットが用意されてはいるんだけど、それらのまとめ方がうまくないというか、読み手にとっての必要条件を満たしてくれないところでこれで良し、としてしまっているように思えて。本来SFって、SF的アイデアがうまく機能していればそれだけで、物語の部分にアラがあってもまあいいか、で済まされることも多いんだけど、本書はSF的なアイデア以上に物語の部分に注力しなければいけないタイプの小説だったんじゃないかな。で、残念ながらそこはいろいろ足りてなかったな、と。どっちかというと残念賞、かなあ。
ま、そうは言っても続きはあるんでしょうから、そっちで鮮やかにこの辺の不満が吹っ飛ばされることを期待してはいますよ。また数年待たなきゃいけないんだろうけどね(^^;。
★★★
あちこちでそこそこ話題になってるみたいだけど、うちにも来てたよ。【日本デジタル通信】とやらからのメール。
【重要なお知らせ】 「社団法人日本IT調査会 和解業務執行部」様より、下記内容を特定記録メール便にて送信依頼がありましたのでご確認ください。
【日本デジタル郵便】
【送信内容】 弊社は調査業務、情報管理及び和解手続き代行等を主とした調査機関でございます。
本日ご連絡致しましたのは、現在貴方がご契約されている総合コンテンツ提供サービス会社からの再三の通告を放置し、利用料金を長期延滞している事に対して、同社が起訴準備期間に入った事を報告致します。
この通知を最終通告と致しますので、本日、当社営業時間までにご連絡が無い場合、管轄裁判所から裁判日程を決定する呼出状が発行され、記載期日に指定裁判所へ出廷となります。 尚、裁判を欠席されますと、相手方の言い分通りの判決が出され、執行官立ち会いのもと、給料、財産や不動産、有価証券等の差押えを含めた強制執行となりますので、ご注意下さい。
弊社は、今回運営会社様より和解等の最終判断を委託されましたので、双方にとってより良い解決に向かうためのご相談に乗らせて頂きます。本日弊社営業時間までに早急にお電話にてご相談ください。
最近個人情報を悪用する業者の手口も見受けられますので、万が一身に覚えのない場合でも、早急にご連絡ください。
※時間帯によって繋がりにくい場合がございますので、その際は恐れ入りますが、再度お掛け直し頂きますようお願い致します。 尚、メールでの返答には対応しておりません。ご了承下さい。
~~お問い合わせ先~~ 社団法人日本IT調査会 【担当部署】和解業務執行部 【担当主任】加々美 謙一 【担当補佐】高山 正博 【担当補佐】和田山 孝輔 【電話番号】03-4588-6998 【営業時間】午前10:00~午後18:30
以上
※本メールは特定記録メール便のサービスとして、メール開封日時の記録及びメール内容の保管を日本デジタル郵便が第三者機関として行っております。 尚、本メールアドレスへの返信をされましても、特定記録メール便送信専用となりますので、当社では確認及び対応することが出来ません。 また、依頼者様へメールが転送されることもありませんので、返信はされませんようお願い申し上げます。 【日本デジタル郵便】
んまあそもそも現在貴方がご契約されている総合コンテンツ提供サービス会社
ってなんぞ、ってところで胡散臭さマックスで、こんなもんに引っかかる訳なかろ、ってところではあるんだけど。
ま、なんにせよおかしなメールには引っかからないようにね(w。
最近ちょいちょいpopfileをすり抜けてくるメールがあるなあ、なんて思いながら眺めたメール、Fromが"Microsoft <email@microsoft.microsoft.com>"、Subjectは"使用条件の変更に関するお知らせ"(詳細はサムネールクリック)。てっきりSPAMだと思って放置してたんだけど、実際どうなんだと思ってちょいとGoogle先生に聞いてみたらこれ、どうも本家Microsoftから送信されたメール (わくわくパソコンライフの『市民ITサポートセンター』・・・吹田・北摂のパソコンサポート) みたいね。自分としてはいまだに胡散臭さが抜けきれないので、今のところクリックしようとは思わんのですけどね(^^;。
最終回大会、「ノーゲーム・ノーライフ」、「棺姫のチャイカ」、「シドニアの騎士」。
「ノーゲーム…」、ゲームの規則ではなくゲームの必勝法を後付けで解説していくところに面白さを見出していくようなお話。そこはそれなりに悪くなかったし、絵的な美しさも(やや紗が強めなんじゃないかって気はしたけど)なかなか結構。続きを見たい気はあります。
2期確定の「チャイカ」、こちらは2期があるからってその畳み方は急ぎすぎだろう、という気が。クライマックスなんだからもうちょっとじっくり描いてもよかったんじゃないのかな。
「シドニア」も2期ありまっせでいったん完了。うん、やっぱスペースオペラの山場は狭いところを全速ですっ飛ばしてコアに一撃、だよね(w。こちらは2期、楽しみに待ちたいですな。
先日来のインクあふれ問題、その後も拭いても拭いてもインクがあふれて弱ったな、と。
カートリッジまわりをいくらクリーニングしても一向に状況が改善しないので、こりゃそもそもの設定がインクをあふれさせているんではないのかい、ということに気がついて、プリンタの設定画面からインクの使用量を一段薄くなるように設定してやったらウソみたいにきれいに印刷するようになったよ(w。
解決策は意外に単純なところにあったわけだけど、んでもこれまでに購入したカートリッジではデフォルトできれいに印字できていたものが、今回のカートリッジではインクあふれが発生するっていうのはどういうことなんだ? 個体差なのか、プリンタ自体にヘタレが発生しつつあるってことなのか。そういえば電源投入時にきーきーがーがー云うことがちょっと多くなってきたかもな。所詮5000円でお釣りの来る複合機、耐用年数もあまり長くないのかもしれない。
そういえば量販店でも、ここまで安い価格帯の複合機って見かけなくなりましたな。やっぱいろいろ無理して作ってたキカイってことなのかしらね。
トニー・フェルナンデス、ケータハムのF1撤退を示唆(F1通信)。うーむ……
もともと順調に進めるなんて思えない出自でキャリアをスタートさせたチームなのは確かなわけで、苦労は多かろうなあと思ってはいたけど、さすがに一人の大金持の存在だけでどうにかなるもんでもない、ってのが昨今のF1であるということなんだろうかねえ…
「キャプテン・アース」、「烈車戦隊トッキュウジャー」、「仮面ライダー鎧武」、「ハピネスチャージプリキュア」、「ハイキュー!」。ワールドカップの中継が伸びた影響で「魔法科高校…」、「ジョジョ」はお休み。1時間以上伸びたのね。
「キャプテン…」、デザイナーズ・チャイルドとやらの背後に潜む人身売買組織みたいなものの存在とか、割に重い話もひそんでいそうではあるんだが、なかなか呑み込みづらい展開が続いているんだよな。DD51系に引っ張られるブルートレインに偽装したアースエンジン移動基地とか、ちょっと面白いギミックもあるにはあるんだけど。
「トッキュウジャー」は6人目の戦士が受け入れられる回。真の名前がすべてを規定する、ってのはファンタシイっぽくっていいかも。あとはなんだろ、ヒカリが良いポジションにいてるなあ、と。勝手な持論なんだけど、グリーンのキャラが立ってる戦隊ものは良いシリーズになる、ってのは前にも書いたけど、その伝でいくと本シリーズもこの先が楽しみといえるのかも。
「鎧武」はいよいよミッチが悪いところを前面に押し出してきた感じ。スーツ姿もなかなかですが、上に比べてパンツ側の履きこなしっぷりがイマイチで、若干スーツに着られちゃっている気はするな。そこ行くと服自体はボロなのに、貴虎さんの着こなしの決まりっぷりときたら。ついでに言うならコウタ君の着こなしのあやふやっぷりがそのまま、彼の立ち位置を表現している気もしないことはなく(w。
「プリキュア」、あれですかね、’10年代の魔法少女物には、願いとその結果について何らかの考察を加えなくてはいけない、みたいな縛りでもできたんでしょうかね。ま、軽重で言えばごく軽く触れただけではあったんだけど。とりあえず今年のプリキュアはヒメちゃんメインでお話が進むのね。そこはいいけど黄色の人がいつまでたってもキャラが立たないってのはとばっちりというかなんというか。
「ハイキュー!」はいい最終回でした。終わってないけど。
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