ばむばんか惰隠洞

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2009-09-01 [長年日記] この日を編集

[Anime][web] 定期視聴番組 (23:32)

「うみものがたり」。主人公マリンの魔法少女的ストーリーよりも、相方の夏音サイドの日常のお話がかなり良い。大島ちゃんがすんげーかわいいな。

豊崎病?

[Day] ってことでかなり久々に (23:41)

明日は南大阪ドサ周りだー。


2009-09-02 [長年日記] この日を編集

[Books] 敵は海賊・短篇版

9784150309633 神林長平 著
カバーイラスト 菊池健
カバーデザイン ハヤカワ・デザイン
ハヤカワ文庫JA
ISBN978-4-15-030963-3 \600(税別)

海賊課のエースにして最大級の厄介者の一人と一匹と一艦。それがラテルチームの海賊課刑事ラテルとアプロ、そして対コンピュータ・フリゲイトのラジェンドラ。そんなラテルに海賊課チーフは半ば強制的に特別休暇を申し渡し、人助けと思って一人の女性とデートしてくれるよう持ちかける…。

「敵は海賊」シリーズの番外編的短編集。書き下ろし一編を含む4編収録。

ああ、ラジェンドラは最初グロス仕上げだったのかー、って喜ぶのはそこじゃなく。

「あとがき」で神林氏本人が書いておられるとおり、長編版の「敵は海賊」シリーズの方は多分に実験作的要素が詰め込まれているのに対し、短篇の方は極めてオーソドックスかつナチュラルな作風の、楽しく読める作品が揃っている。楽しすぎて少々、ボリューム不足な恨みは残るけど。もう3、4本こっちの話も読ませて欲しい気がするんだな。

収録された4編はそれぞれ、ラテルたちのサイド、どちらにも属さないサイド、ヨウメイから見た話、そして「雪風」とリンクするお話というわけで(ただしヨウメイの影はどのお話にも色濃く影響を与えている)、バリエーションとしてはこれはこれで過不足は無いとも言えるし、いかにも神林長平らしい「認識」と「コミュニケーション」を根っこに据えたお話たちが並んでいるとも思えるので、「質」の部分にはそれほど不満はない。ないだけに今度は「量」の方でもうちょっとふるまって欲しかったなあと思えてしまうわけでね。

お客さんってのはホント、勝手なんだよなー。

★★★☆


2009-09-03 [長年日記] この日を編集

[Books] 戦争ができなかった日本 総力戦体制の内側

9784047102019 山中恒 著
角川oneテーマ21
ISBN978-4-04-710201-9 \705(税別)

弱り目に祟り目に出鱈目

遅れて乗った植民地による国力拡張競争を無理やり遂行すべく踏み込んだ日中戦争の泥沼は、日本経済に重要な影響を与え、その苦境の解消のため様々な政策を実施する日本政府。だがその施策はあまりに場当たり的の物であった上に、関係する官僚たちの縄張り争いが、必要な施策の実行をあるときは遅らせ、あるときは施策自体の実効性を骨抜きにしてしまい、なんら効果を上げることが出来ないまま、最終的に「ドカ貧」か「ジリ貧」の二者択一を迫られるところまで追い込まれていく…。多くの戦時刊行物に当たって入手した戦時における日本の経済状況から、そもそも日本に太平洋戦争を開戦する能力があったのかを考察し、その上で現在ただいまの日本の右傾化の風潮に警鐘を鳴らす本。

著者の山中恒氏は、「おれがあいつであいつがおれで」や「あばれはっちゃく」などの児童文学で良く知られる作家。そんな山中氏が、自分の子ども期のことを書き残そうと思って、調べているうちに、戦時氏の研究にのめり込み、稼いだ金を古書店につぎ込み、大量の戦時出版物を購入していくうちに、児童文学とは別のラインとして戦時史関係の書物を発表した流れの中で、ある意味これも、憂国の情抑え難く著した書物と言えるのかも知れない。全体的な構成は「マクロ経営学から見た太平洋戦争」に近い物があるが、あちらが戦争遂行、という側にややシフトしていたものだとしたら、こちらは戦時における国民の経済的な状況について考察していくような本と言えるか。

そういうわけで全体的な論調や分析の結果に関してはそれほど目新しい物があるわけではない。個人的に知らなくて、ちょっと「へえ」と思ったのは、厚生省という官庁が設立されたのが1938年という、真珠湾攻撃のわずか3年前というタイミングで、その設立の一番の目的というのが、今も残る社会保険制度を普及させることで国民から合法的に保険料を徴収し、それによって財源確保の一助とすることにあった、と言うあたりと、それと同様に国庫を潤す必要性から国民に貯蓄を奨励し、その資本の徴収に当時の郵政省が重要な働きをした、と言うあたりかな。

全体として、国家レベルのプロジェクトの中でも最大級にリソースを使うことが必要になる戦争というイベントを前に、日本という国があまりにも準備も覚悟も不足していたことが如実になるという部分はそれなりに説得力はあるのだが、読了して「そのとおりだ」と膝を叩いて納得できるような本にはなっていないあたりは少々残念か。理由はいくつかあるんだが、一番大きいのは書き手の側がしばしば(気持ちは分るんですが)少々ヒステリックな方向に論調が入ってしまっているというところにあるんじゃないかと思う。本書「はじめに」に曰く、

だが、戦争を知らない二世三世、それも戦時下に一般庶民と比べものにならない楽な暮らしをしてきた高級官僚などの二世三世が、世襲的に偉そうに国の中枢権力にのさばり始め、「戦争のできる普通の国・日本」にしたいなどといい出し、戦争を知らない若い世代が同調する空気さえ醸し出した。「戦争をする」ということは、ただ単に軍隊のドンパチですむことではない。それには国家の総力を挙げて精緻な戦争システムを整備しなければならない。しかも国民は全力でそれを支えなければならない。かつての日本人には、それが徹底できず、戦争に負けた。では今の日本人にはそれができるか?

とあるとおり、本書はかつての戦争の問題点を洗い出すだけではなく、終戦から占領下、そして55年体制を経て現在に至る日本の国家システムに今も残っている(と著者が主張する)、開戦直前の日本の政治のメカニズムにも強く異議を唱えたい、というポリシーも見受けられるのだが、それがポリシーで、かつそこに著者がかなりの危機感を抱いているが故にしばしば、筆が滑ってしまうところが見受けられてかなり残念。人を納得させるときには、時に冷静すぎるくらい冷静な物言いが求められると思うのだが、そこで書き手の方が感情を吐露しすぎてしまうと、そこまでに積み上げてきたデータの有用性までも、思わず疑ってかかってしまわれるマイナス面での影響を強めてしまうのじゃないかと、いらん心配をしてしまうのだった。基本的な主義主張は納得できるのだが、しばしば挟まるこういった感情的な部分が前に出る箇所で、読んでるこっちが妙に引いてしまうところが随所にあるあたりはちと残念。

残念といえばもう一点、かなり多くの資料にあたったことを述べてはおられるが、具体的にどういう書物にあたったのか、いわゆる「参考文献」を全く上げていないのもマイナスポイント。本文中で引いた出版物についての言及もあるにはあるが、それとは別にやはり、執筆の上で参考にした出版物の一覧を上げるのは、本書を元に何らかの議論を拡げていく上で必要不可欠のパートであると思う。そこをオミットしちゃっては、自分の主張だけを一方的にやらかして書き逃げした本、と取られても仕方がないと思ってしまうのだよな。

基本サヨな私としては、本書の大部分をそれなりに受け入れられるけど、一冊の本で、かつ著者の信条を強く押し出したい類の書物として読んでみたら、いろんなところでやっちまった的ハズレ感も同時に感じてしまう一冊。散見されるややとっちらかった感も併せて、残念賞だなあ。

★★★


2009-09-04 [長年日記] この日を編集

[F1] イタリア人なら最後は… (23:13)

フィジケラ、フェラーリに移籍(F1通信)。ヴィジェイ博士も直前まで「ねーよ」つーてたんだけど、割と電撃的に移籍が成立した模様。んまあ批判以前に同情が来てしまうバドエル君よりは、よほど優秀なナンバー2をフェラーリは獲得し、多分フォース・インディアの方にもそれなりの見返りが行くことになるんだろうね。

ライコネンのモチベーションがかなり下がってるとか、アロンソが換わってフェラーリに行くとか、ロズベルグ争奪戦が発生しそうだとか、いろいろ賑やかになってきているストーブリーグがらみの話題に、また一つ不確定要素が加わったということなんだろうか。フェラーリ的にはフィジケラは今年のピンチヒッター、来年度はリザーブとしての待遇を考えている(フィジケラ、リザーブ・ドライバーとして2010年フェラーリに残留/F1通信)風にも見えるので、ここに大きな波風が立つ心配はないのかもしれない(ジャンカルロはそれでいいのか? って気もしないではありませんが)けど、さて来年はどんなラインナップになるんでしょうな。

まあ今現在の野次馬的興味はむしろ、「クラッシュゲート」なる異名がついた、2008年のシンガポールGPでのピケのクラッシュ・スキャンダルの方がどういう方向に流れるのか、の方がちょっぴり大きかったりして。詳細はF1通信の、FIA、4日にルノーへのWMSC召還を発表かのエントリから遡って見てみれば何となく分るかも。

野次馬的にはかなり面白いネタなんですが、ネルソン・ピケ(父)は個人的にかなり好きなドライバーなので、こういうネタで名前が蒸し返されるのは、割と心中複雑かもね。


2009-09-05 [長年日記] この日を編集

[TV] 定期視聴番組 (22:56)

「東京マグニチュード8.0」、「CANAAN」、「仮面の忍者赤影」、「バスカッシュ!」、「大正野球娘。」。

地震本体の描写の部分を考慮せず、何らかの災害によって離散状態に追い込まれた家族が、それをきっかけに崩れかかっていた家族の絆を取り戻す物語、と見るならば「東京マグニチュード8.0」はそんなに悪い話じゃないと思う。んまあ今週の、弟君が死んじゃったかも話は少々引っぱりすぎの感も無しとはしないけど。ただその、お話のきっかけが地震である必要性が全然ないんだよなこれ。なんだろう、震災の後の「空気」みたいな物が全然感じられない、というか…。

余震が来たときのすごくいやーな感じとか、脱力感と高揚感が同居したような、妙な空気とか、なんかこう上手く説明できないんだが、アニメを見てて「そうじゃないんだよなー」と思ってしまうのだよなぁ。

[Day] あ、やっぱり(23:54)

保留になってたお仕事のお話、今朝(あ、正確には昨日の深夜か)になってメールがやって来て、予想以上にゴタゴタしており、外部の人を巻き込むにはリスクが高すぎる状況になってきてるんでごめんね、ってことだそうで。

多分そのゴタゴタの原因はキミ自身にある(いろいろ前科のある御尽なのでね)と思うんだけど、確かに巻き込まれるのはいやなので、稼ぎが減るのは残念だけど、遠く西の地からプロジェクトの完遂をお祈りしておきますよ。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

TUX [●それはそれとして、御誕生日おめでたうございます(笑)飲みましょう。]

rover [めでたくねぇぇぇ(つoT)]


2009-09-06 [長年日記] この日を編集

[Day] 誕生日 (22:50)

嬉しくも何ともねえぞ、この歳になると。織田さんの時代なら消費期限切れだ。

夫婦割が使えるようになったので、私の奥さんになると、オレ同伴で出かけたらいつでも映画が1000円で見れますよ。今の奥さんをどうにかせんといかんですが(w。

[TV] 定期視聴番組 (24:10)

「化物語」、「亡念のザムド」、「NEEDLESS」、「戦場のヴァルキュリア」、「侍戦隊シンケンジャー」、「仮面ライダーダブル」、「フレッシュプリキュア!」、「鋼の錬金術師」。なんか話が繋がらねえなあと思ったら、「ヴァルキュリア」は先週から二本立てモードになってたのね。今月中に無理くり終わらせよう、みたいな?

「シンケンジャー」は新サポートメカ登場。確かに先週の、ネコに喰われそうになった経験は相当なトラウマになるよなあと思ったよ。敵方の方の新キャラは、京のお公家さん系の勢力っぽいんですかね。

さて新番組の「ダブル」。完全にハードボイルドを誤解しているのは素なのかわざとなのかってところや、若干「カブト」系に足が浮ついたところも無しとはしないけど、予想よりはかなり良い感じの出来だったんじゃなかろうか。「マトリックス」を思い出しちゃう電脳空間の表現もこれはこれで悪くないし、最初はどうなんだろうと思ってたシュバルツ兄さん風のライダーのデザインも意外に決まってたと思う。ライダーが悪の怪人風な攻撃方法を使ってくるあたりはどうなんだろうなあとも思ったけど。

まあね、「ディケイド」のラストがアレだっただけに、何をみても「良いね」って思える下地は作られてたのかも知れないけどさ。

USBメモリ、出るんだろうねきっと。

投手起用の難しさがテーマだった(そうか?)「プリキュア」も悪くなかったです。ウエスターさん、いい人だよね(w。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

TUX [●Wのメインライター、三条陸氏はヘタレキャラの成長を書かせたら天下一品だと思うのですが、ヘタレ名役者をまともに出来る..]

す・みけーん [おお、誕生日おめでとうございます。 ダブルは、悪の結社っぽいものが復活しているので、わたしはその点を買っています。]

rover [ああ、「ダイの大冒険」の原作の人か。おバカ方向にシフトしつつ、案外真面目に作ってる、みたいな出来になると楽しみなんで..]


2009-09-07 [長年日記] この日を編集

[F1] そこは雀の囀り場じゃないだろう (23:06)

夜の噂(F1.panasonic.com)。ここのところ少々賑やかなクラッシュゲートについて、現場でこんなことがあったよ、こんな噂を耳にしたよ、な記事でそれはそれでまあ興味深い。ただまあこういう話は、パドック雀やその囀りを聞きつけた情報誌の記者が明かす分には問題ないと思うんだけど、同じことを当該チームと同じ土俵で闘っているレーシングチームの、メインスポンサーであるところの企業の公式サイトが、今のところ調査中の案件に関して、「そういえばこんな噂があったよ」なんてノリで軽々しく持ち出して来ちゃうってのはどうなんだろう。

使えるネタはなんでも使え、もひとつの真理だし、限りなく黒に近いグレーについて、「それはおかしいんじゃないか?」と疑義を発するのも有りだろう。ただ、実際に勝負している相手に対してのお話となれば、何かアクションを起こすときには、それなりに覚悟と仁義を通す必要があると思うんだが、どうもこのアーティクルからはそこらの気構えが今ひとつ感じられないんだけどな。

んまあトヨタにパナソニックってことで、こっちが過剰に「またオマエらか」って反応をしてしまっているという可能性を否定するものでもないんですけどね(w。

[Anime][web] 定期視聴番組 (23:33)

「真マジンガー 衝撃! Z編」、「グイン・サーガ」。語りが本編に割り込んできた「マジンガー」、途中で出てきてあっさりやられる自衛隊の戦闘機がファントムもどきなデザインなあたりで妙に喜んじゃった歪んだ視聴者がここに一人。次回はぜひ、Ⅳ号戦車がボコボコにやられる絵を見せて下さい。

多分やらないだろうなあと思ってたけど、予想通りハンニバルのアルプス越えスカールのウィレン越えのエピソードはほぼばっさり切られちゃってた「グイン」。この手のディティール刈りが話をどんどん薄っぺらにしてしまっている感は否めないねえ。

とかケチつけてる程度にはオレ、最初の方の「グイン」、好きだったんだなあ(遠い目)。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

ずん@たじまや [フェラーリからの盗作疑惑があった時に同じことを書けたかと思うと、どうにも下品な記事という感が拭えませんね。「私は真実..]

rover [結局「オ、オレはやってないッスよ」を言いたかっただけなんちゃうんかい、と。 確かにハード面に比べてソフト面での黒いア..]


2009-09-09 [長年日記] この日を編集

[Day] 朝から何やら騒がしい

外が電ドリの音やらケータイに向かって何やらしゃべくってる声やらで少々賑やかしいなあと思ったら、本日が例のひかりOneへの切り替え工事の実施日だったようで。割とがさごそ、やることがあるようで半日仕事になってたようで。

これで近々、ウチもなんちゃって光環境になるってことみたいですよ。

[Anime][web] 定期視聴番組

「うみものがたり」。みゆきちのセリフがたくさんある回。声優さんのキャスティングについては定評のあるはずのサトジュン監督(あ、この番組ではサトジュミス、か)にしてはこの作品、微妙に人選ミスってないか、って気がしないでもない。全体にふわっとした声質で統一したい、みたいなコンセプトでもあったんだろうか。良く分からんけど。

好みの問題かも知れんけど亀の松本=納屋六郎さん、小島君=沢城みゆきはちょっと違うんじゃないかという気がするなー。低いところで全体を締める声、がないのでなんかこう引き締まり感が足りねえなあ、と思ってしまうんでした。

[PC] Opera 10 (23:22)

Opera 10 with turbo(Opera.com)。3月頃に一度βバージョンを入れてみたんだけど、その時はイマイチ乗り換える気も起きず、ちょっと触って放ったらかしにしてたんだけど。ウリと思われるTurboモードも今ひとつピンと来なかったし。

とは言え正式版も出たようだし、ほんじゃいっちょ入れてみるべえかと。

ぱっと見たところで変ったのはどこだろう、SpeedDialのカスタマイズがブラウザのウインドウからできるようになったこと、フォーム入力で妙なスペルチェックみたいなことをやるようになった(Edit→Check Spellingでコントロールするのかな?)こと、フィードリーダーの動作に1アクション挟まるようになった、あと、なんかセキュリティがらみで設定項目が増えてたような気がしないでもないが、今思い出せない。

とりあえず大きく様子が変ったってわけでもないので、こっちで使っていってみよう。


2009-09-10 [長年日記] この日を編集

[PC][web] 覚え書き (22:55)

XREAにWordpressを放り込んで使ってみる。インストール自体は全く問題ないけど、そのままでは画像ファイルなどがアップロードできない。Wordpressはデフォルトではインストール先/wp-content/upLoads以下にファイルを転送することになっているんだけど、インストール直後にはこのディレクトリは作られない、のでローカルでこのディレクトリをこさえてftpで転送しちゃう(ftpツールなどでディレクトリを作ると、所有者がApacheになってしまうのであとあと厄介になるようだ)。パーミッションは707。

あとはWordpressの設定の方でアップロード先が正しく指定されていることを確認、で画像が無事送られるようになってることを確認。

ついでに。

XREAではMySQL(かPgSQL)のデータベースを最大5つ作ることができるが、作ったは良いがそのままでは、管理ツール(PhpMyAdmin)で複数のデータベースを管理できない。そんなときには/public_html/log/phpmyadmin/config.inc.phpをちょい編集。サーバによってファイルの内容は違うみたいだけど、ウチだと30行目あたり、


$cfg['Servers'][$i]['auth_type'] = 'cookie';
$cfg['Servers'][$i]['host'] = 'localhost';
$cfg['Servers'][$i]['connect_type'] = 'tcp';
$cfg['Servers'][$i]['compress'] = false;
$cfg['Servers'][$i]['extension'] = 'mysql';

どうもこの、'auth_type'が管理ツールの初期状態を決めるようで、デフォルトではここを、最初に作ったデータベースの名前やパスワードを、Cookieから引っぱってきて自動的に管理ツールを開くようになってるみたい。なので上で引いたパートをごっそりコメントアウトして、新たにこんなセクションを作る。


$i++;
$cfg['Servers'][$i]['auth_type'] = 'config';
$cfg['Servers'][$i]['host'] = 'localhost';
$cfg['Servers'][$i]['connect_type'] = 'tcp';
$cfg['Servers'][$i]['compress'] = false;
$cfg['Servers'][$i]['extension'] = 'mysql';
$cfg['Servers'][$i]['user'] = 'ユーザ名';
$cfg['Servers'][$i]['password'] = 'パスワード';
$cfg['Servers'][$i]['only_db'] = 'データベース名';

これを必要な数だけ作ってやれば、複数のデータベースがあっても大丈夫。以上、例によって本家が全く頼りにならないのでぐーぐるさんに手伝ってもらって、割と苦労して得た情報なので忘れないようにメモ。

あ、別に私がWordpressに乗り換えようとしてるとかそういうワケじゃなく、今お仕事で触ってるサイトで、Wordpressでblogやりたいというリクエストをもらったんで、自分のテスト環境でちょっと動かしてみる必要が生じたってだけの話なんですが。

blogをphpのモジュールに分割して管理してるWordpressは、力技で案外何とかなるMovableTypeに比べると、とっかかりでちょっと理屈っぽい印象があるかな。慣れだけの話なのかも知れないけど。

とりあえずちゃんと動くようにはなったので、ちょっと本腰入れてカスタマイズしてみるです。


2009-09-11 [長年日記] この日を編集

[TV] 定期視聴番組 (22:49)

「シャングリ・ラ」、「東京マグニチュード8.0」、「CANAAN」、「仮面の忍者 赤影」、「バスカッシュ!」、「大正野球娘。」。おお、「赤影」の時代にもすでに総集編的なモノはあったんだなあ。その他は特になんと言うこともなく。

古本梱包しながらだったんで、あんまり良く見てないんだ。


2009-09-13 [長年日記] この日を編集

[Day] すくらんぶるだー、とほっほー (22:56)

昼過ぎに電話で「今からなんだけどー」ってことで岸和田緊急出動。着いた頃にはもう夕方だ。

画像の説明

そういえば9/15からだんじりなんだよな、って事で街はいつもよりちょっぴり浮かれた感じかもわからん。二年くらい前に来たときにはなかった、だんじり見物用特設スタンド、のようなものがででん、と建造中。目的地に行くまでにこんなのが2箇所で設営工事中だったぞ。本気だな岸和田人。

画像の説明

今回は作業の方が割と原因不明のトラブルで、かつ解決策が見えないという負け戦感たっぷりの作業だったんだけど、岸和田の街はこれから盛り上がるんでしょうな。


2009-09-14 [長年日記] この日を編集

[TV] 定期視聴番組 (23:49)

たくさんあるぞ。「真マジンガー 衝撃! Z編」、「グイン・サーガ」、「化物語」、「亡念のザムド」、「NEEDLESS」、「戦場のヴァルキュリア」、「侍戦隊シンケンジャー」、「仮面ライダーダブル」、「フレッシュプリキュア!」、「鋼の錬金術師」。

「超合金竹槍」とはそもどういう物なのであろうか、超合金なのか竹なのか、きっちりしなさい。面白いから良いけど、な「マジンガー」。いろいろ失速してる「グイン」(んまあ原作でもこの辺はグインの出番があんまり無いからしょうがないんだけど)ときて、順番がちょっと入れ違いになって土曜深夜、はまあええ感じなんではないですか。いろんな番組を何とか9月中に終わらせたいという都合でもあるのか、最近は枠を拡げて二本連続、ってパターンが多かったんだけど、今週は久しぶりに通常放送、と思ったら来週は「ザムド」が二本立てなんだな。

日曜朝。「シンケンジャー」は割と軽く流す感じで。ポニテの姐さん、なかなかかわいいっすな。あと、夜の名乗りシーンがなかなかよござんした。

「ダブル」は、困ったね、今のところすんげー面白いんですが(別に困らんでも)。これ、予算内で収まってるのかい? と思ってしまう特撮パートにはちょっと感心しましたよ。そして日曜朝から成人男子のヌード。いろいろ飛ばしてますな(w。

「ハガレン」も、お話的に自分の知らんところに来てるんで、割と新鮮な気持ちで見れてますよ。んでこれは、4クール物なんでしょうかね。

[F1] イタリアだったなぁ (24:35)

昨日は岸和田から帰ってきた時点でレースはスタートしていて、遅めの晩飯食ってタイミングモニタを見に行くと、おおむね予選結果通りのオーダー。ただ、フェラーリ、マクラーレンが2ストップなのに対して、どうもブラウンの2台は1ストップを選択したようで、ここでどういう波乱が起こるか、ってあたりに注目。ちょっと作業しながらのチラ見観戦だったんだけど、久しぶりにブラウンの作戦が当たったらしく、レースの主導権はバリチェロとバトン、それを猛追するハミルトンという図式に収まったみたい。

タイミングモニタの数字とドライバーの性格を考えたら、バリチェロ、ハミルトン、バトンで落ち着くのかな、なんて思ったところでお風呂タイム。風呂から上がったらレースは終わってて、自分がバトンの名前が入ると予想してたところにライコネンの名前が入ってたんでちょっと驚いた。

ハミルトンが最終ラップでクラッシュしてしまったんだね。最後の最後まで攻めちゃったかな。とりあえず統計的な話としてはこれで、フェラーリとマクラーレンにドライバーズ・タイトルがやってくる可能性はほぼゼロになってしまったようです。残り4戦、バトンとヴェッテルのポイント差は26、バトンとバリチェロのそれは14、普通に考えればチャンピオンシップはブラウンの二人に絞られた、って事になるのかな。

「詰め」ってところでいまだに、ブラウンには危うい物を感じるところもあるのだけれど、さて終盤戦はどういう流れになるのでしょうな。


2009-09-16 [長年日記] この日を編集

[Oldbooks] ウルトラ役者の本 (23:12)

9784594023942ハヤタとして、父として(黒部進/著)少し前に買取依頼でお送り頂いた本たちの中に入ってた、ウルトラ役者さんたちの本。こういう本は普段積極的に読まないもんだから、いい機会と思ってちょっと前からちょこちょこ読んでたんだけど、めでたく交渉成立した(買い取り価格の方、急いでご送金しますので、今少しお待ちくださいませ)のでインプレインプレ。まずは男優編、黒部進「ハヤタとして、父として」、森次晃嗣「ダン モロボシダンの名をかりて」。共に1998年刊。

共に生まれから筆を起こし、厳しい下積み時代を経て「ウルトラ」の主役を掴み、現場でのエピソードや印象的なエピソード、人物について語り、「ウルトラ」以降のキャリアについても語る、みたいな本。黒部さんの方は、「ティガ」でレナ隊員を演じた氏の長女、吉本多香美さんがらみで、家族について語るパートが半分ぐらいを占めている。

両書ともに著者の誠実さはたっぷり伝わってくるし、時代的な「匂い」みたいな物もそれなりに伝わってくる。ただ、その誠実さ故にやや、きれいにまとめ過ぎちゃったかな、と言う気も同時にしてくるな。ご両人とも「ウルトラ」での主役の後は、どちらかといえばバイプレイヤーという立ち位置での仕事が多かったんだが、そこでも本書から垣間見える誠実さってところにブレはない。ブレはないががつんと来るような揺れもないあたりがちょっと惜しかったかな。私、黒部さんがこの本を出した少し後に、ウル博の皆さんに声をかけて頂いて、黒部さんご本人とお酒を飲む機会があったんだけど、本書から伝わる誠実さのかけらもない、ただのスケベ親爺だった(失礼!)印象があったんだけどな(w。もちろん、そんな黒部さんが大好きになったんだけどね。

9784093872133ウルトラマン青春記(桜井浩子/著)続いて女優編、桜井浩子「ウルトラマン青春記 フジ隊員の929日」、ひし美ゆり子「セブンセブンセブン 私の恋人ウルトラセブン」。前者が1994年、後者が1997年の刊行。こっちの二冊は男優さん二人の著書に比べると、少しばかり役者としての個性の違いみたいな物が見えてくるような本かも知れない。すごく乱暴な分類をするなら、学生演劇からプロを目指していた女子大生と、街でうっかりスカウトされた女子高生がのちに書いた本、みたいな違いかな。

なんて言うんでしょうね、フジ隊員は「ウルトラ」を見てて、アンヌ隊員は「アンヌ」を見ていた、って感じになるのだろうか。どちらにもその視点から見た時の面白さがあって興味深いんだけど、確かに「本」の形でそれが形になったときに、(同性である)斎藤美奈子が一言いいたくなってしまう(斎藤美奈子 『読者は踊る』の感想)気持ち、あたりもまた理解はできるし、そもそもユリッペ=フジ隊員の方が好きだった自分としても、好みの部分でやっぱそっちに乗っかってしまうよなあ、ってところは否定できない部分でもあるわけで。

ってことで個人的な読後感で順番つけるなら、フジ隊員>ハヤタ隊員>アンヌ>ダン、って事になるかな。ありゃ、単にオレが「セブン」あんまり好きじゃないことの再確認にしかなってないって話か(^^;)

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

ロドリゲス翁 [三十数年越しでなぜセブンが好きなれないか分かった気がしました。(アンヌを容認してるウルトラ警備隊もいやなんだ。)]

rover [子どもの頃はさすがに役者がどうとかってところで引いたりはしないんですけど、全編に漂うムードみたいなところで、子供心に..]

ロドリゲス翁 [>「そうか?」って思わせる物が なんかあれなんですよ。科特隊が小人数で縛りがゆるくても、 結構きちっと仕事をこなし..]


2009-09-17 [長年日記] この日を編集

[F1] 認めちゃったよ (16:49)

ルノー、八百長レースを認める:ブリアトーレとシモンズが辞任(F1通信)。この時のドライバーとピットの間の交信記録も読めますな。どのセリフがネルソンに対する「ぶつけろ」ワードだったのかに思いをいたしたりしてみると、これはこれで興味深い。

ブリアトーレとシモンズというルノーチームにとどまらず、F1の世界におけるビッグ・ネームが二人揃って辞めちゃうってことは、ルノーはほんとにやらかしちゃったんでしょうな。いやはやと思いつつ、ここまで勝利に執着する気持ちがないと、あの世界でトップレベルまでのし上がることは難しいのだろうな。いくら金つぎ込んでも、それだけじゃダメだ、って事なんだろうね。

[Day][web] ちょっぴり仕事の話 (23:25)

今年の個人的ヒットであるところのワード、チンピラコーディングの産みの親氏。半年以上連絡がなくて、注文の多いコーダーは嫌われちゃったかな、なんて思ってたらとても久しぶりにメールをもらって、読んでみたらば、そのチンピラな仕事をやってた会社は3ヶ月ほど前に辞めて、今は自分でweb屋さんを起業したんだそうで。すぐって話ではないんだけど、なんかあったら手伝ってくれる? って内容で、そこはまあ任しとけ、って返事はしといたんですが、やっぱり若い(んだろうと思うよ、たぶん)人ってのはフットワークが軽いんだなあと思ったことでした。そこはちょっとうらやましいな。


2009-09-19 [長年日記] この日を編集

[TV][web] 定期視聴番組 (23:00)

「うみものがたり」、「東京マグニチュード8.0」、「CANAAN」、「仮面の忍者 赤影」、「バスカッシュ!」、「大正野球娘。」。「シャングリ・ラ」は多分最終回だと思うけど、野球が30分押してアウト。延長になった阪神・巨人戦の日だったのかな。

前々回の弟君が死んだかも話、実はやっぱり死んでましたよー、ってのが「東京マグニチュード…」。道理でしつこいぐらい念入りにやってたんだなあと。んまあ自分の周りだけはみんな無事でよかったよかった、とは行かんわね。

「赤影」は根来編最終回。青影さんは敵であっても殺したりはしないもんだと思ってたけど、きっちり斬ってましたな、今週。

木曜深夜。ああ、「マクロス」になってきたなあと思ったのが「バスカッシュ!」、思わずぐーぐるさんにお伺い立ててしまったのが「大正野球娘。」。簡単に調べてみたんですけど、乾電池も懐中電灯も、明治時代には出来ていた物なんですな。大金持ちのお嬢様なら、懐中電灯ぐらい別荘(使えなかったけど)に用意しててもおかしくはないって話なのかも知れない、って本編の話は無しかよ。

[Day] お仕事…になるかな? (23:35)

ちょっと前に、初めてお付き合いするところから割と急ぎで結構な量のコーディング仕事をやって欲しいんだけど、ってことで。ちょっとしんどそうだけど出来そうな気もしたんで「やりまっせ」ってお返事したら、「んじゃ詳細は20日に」って返ってきて、世の中にはシルバーウィークとやらに関係なく、仕事するところもあるんだなあと、ちょっと感心したんですが、今日になって「クライアントの都合で20日の発注は先送りになりました」と。

そりゃそうだろうなあと思って読んでいくと、「詳細はあらためて21日に見えてくると思います」と。おー、やっぱ連休でも働くんだ、すげえなあ。

まあオレも連休とかあんまり関係ないんだけど。


2009-09-20 [長年日記] この日を編集

[TV] 定期視聴番組 (22:58)

「化物語」、「亡念のザムド」(×2)、「NEEDLESS」、「戦場のヴァルキュリア」、「侍戦隊シンケンジャー」、「仮面ライダーダブル」、「フレッシュプリキュア!」、「鋼の錬金術師」。

オープニング映像の新作で力使い切っちゃったのか、割と静止画の目立つ「化物語」。わたしゃこのぐらいでもまあアリかな、とも思った(んまあながら視聴だったこともあるんだけど)んだが、妙に目の肥えた海外のアニメオタク諸君には少々噴飯モノ(誤訳御免!!)の出来に映ったようで(w。あれですかね、ワシらが厨房の頃、瞬間的に盛り上がったBCLブームの頃、ラジオにかじりついてた頃(スカイセンサー5500、欲しかったなあ)のあの熱意に近い物に、今の海外のアニメファンは突き動かされてたりするのかしら。

終盤に向けて、かつ月末にも向いているんでいろいろ二本立て構成になってきておりますが、「ザムド」はわりかし面白く「ヴァルキュリア」はいろんなところがヌルい感じ、か。間に挟まってよそのことなんか知らんもんね-、な「NEEDLESS」がおバカで案外楽しい。

日曜朝。「シンケンジャー」はちょっと珍しいブルーとイエローメインのお話。ブルーの性格からしたらそう動くのかも知れないけれど、基本が潜入調査で、行く先々で自分の正体バラすような動きをしてしまってどうするんだよとか、糸で操っていることが分ったのなら、まずそれを斬るべきだろうとか、若干ホンに甘いところがあるかなぁって感じはあったかもしれん。

「ダブル」はかなりお馬鹿なんだが面白い。フィリップの方に弱点があるとか、事件の発端になる情報を流すFM局のパーソナリティが実は中ボスクラス、なんてな設定を上手い具合に持ってきていたね。


2009-09-21 [長年日記] この日を編集

[Anime][web] 定期視聴番組 (24:20)

「真マジンガー 衝撃! Z編」、「グイン・サーガ」、なんか知らんがものすごい勢いでテンション上がってる「マジンガー」、なんか知らんが(いやまあある程度予想できなくもなかったが)テンションだだ下がりの「グイン」、ってことでね。「マジンガー」の方はこれ、あまりインターバルを置かずにグレート編に行きたいですよ、って事なのかな。ゴーゴン大公の出番やら光子力研究所の下に科学要塞研究所が潜んでたとか、リアルタイムの「マジンガー」世代には堪えられない仕込みがごっそり用意されておりますな。

「グイン」の方はあっちこっちのディティールを切り落としていったら、やけにぱさぱさなモノが出来ちゃった、って感じですかね。カメさんも登場したけど、とりあえず無言でしたなぁ。

オリジナルキャラのシド(だっけ?)はこれ、グインの存在を利用しつつ各国に争いのタネをまいて中原を混乱させようともくろむ、っつー存在ということは、

正体はグラチー?

続きが作られたらそういう展開もあるのだろうかね。作られそうにないけどねえ。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

TUX [>光子力研究所の下に科学要塞研究所が潜んでた ●しまった、録画を見る前に読んでしまった(笑)…って、それは早乙女研..]

rover [うひゃあ、ネタバレしてしまってすいません。まさか自分も海じゃないところに科学要塞研究所が現れるとは予想もしてなかった..]


2009-09-22 [長年日記] この日を編集

[F1] 伏魔殿でごたごた

ルノーF1チームに対するWMSC臨時会議 裁定全文:FIA公式プレスリリース(F1通信)。正直に申し出た人にはそれなりの情状酌量を考えましょう、んでもリーダー的存在のあなたには少し厳しい裁定を受け入れていただきますよ、みたいな。ブリアトーレに対する制裁が、ご本人が思ってた以上に厳しく勘弁しろや、って事になってるとか、そのブリアトーレの後を襲うのはプロストなんじゃないか、なんて話で盛り上がってるようですな。プロスト? ドライバーとしてはともかく、チームマネージャーとしてはどうなんだ? って感じもあるがどうなんだ?

何よりこの一件、アロンソは完全にシロってことになってるけどほんとにそうなのかね?


2009-09-23 [長年日記] この日を編集

[Day] 連休終わった (23:18)

いやー、送金されるべきお金が来ず、郵便局は連休中休みってことでまとまったお金をおろすことも出来ず、手足引っ込めたガメラ状態で連休を乗り切る羽目になったわけですが。

やっと終わったよ。はあやれやれ。

というわけで、

[Oldbooks] 連休中は古本三昧 (23:33)

愛国者のゲーム 下(Clancy,Tom/著 井坂清/翻訳 クランシートム/著)愛国者のゲーム(Clancy,Tom/著 井坂清/翻訳 クランシートム/著)レッド・ストーム作戦発動(ライジング) 下(Clancy,Tom/著 井坂清/翻訳 クランシートム/著)レッド・ストーム作戦発動(Clancy,Tom/著 井坂清/翻訳 クランシートム/著)9784167275525レッド・オクトーバーを追え(Clancy,Tom/著 McTiernan,John/著 井坂清/翻訳)こういうときはボリュームがあって割とヌル目に楽しめる本がよかろうってことで、軽石庵さんからちょっと古本を回してもらって読書読書。クランシーの最初の三作、「レッド・オクトーバーを追え」、「レッド・ストーム作戦発動」、「愛国者のゲーム」。いわゆるハイテク軍事サスペンスの嚆矢ともいうべき「レッド・オクトーバー」も初出はそろそろ四半世紀前になる。改めて読むのもそのぐらいぶりって話だな。最先端のコンピュータ・ゲームが「チョップリフター」に「ZORK」。まだMacものさばってなくて、一番クールなCPUが68000、って時代。ようやく噂になりかけてたステルス機がF-19*1じゃないか、って頃ですわな。

さて久しぶりに読んだクランシーの初期作品、最初の二作はハイテクの方に重きが置かれ、三作目でそれ以降のクランシー、というかライアン一家シリーズのフォーマット(それなりにスジは通ってはいるが、やってることはかなり強引だ)の原型が造られたって感じだ。感情の部分をなるべく抑え、システムとして動く組織、人を淡々と描写する「レッド…」のシリーズの方が自分は好き。それ以降はライアンのバックにある物が、冒険小説の主人公としてはあまりに恵まれすぎているあたりでなんだかなー、と思ってしまうってところもあるわけで。

デビュー作にはその作家のすべてが詰まっている、とはよく言われることだけれど、その伝で行くとクランシーにはデビュー作が二作あるのかも知れない。わたしゃ「愛国者…」で再デビューしたクランシーは、心底好きにはなれないなあ。アメリカこそ「世界の保安官」たるべし、って思想が少しばかり鼻につくのだよね。

*1 たしかイタレリだったかamtだったかmpcだったかが憶測バージョンのF-19のプラモデルを発売して、それを見た政府のそこそこの地位にあった人物が「オモチャ屋のリサーチ力もバカにならんな」みたいな発言をしたことで一時的にステルス機のスタイリングはこれなんじゃないか、って憶測が広まったはず。実際にはそれから何年か経ってF-117が公開され、夢見がちなヒコーキ少年たちがひどくがっかりしたような憶えがありますが。

[Anime][web] 定期視聴番組 (24:13)

関西ではやや遅れて放映されているので次回が最終回の「うみものがたり」。今ひとつ盛り上がらんなあ。

本日のツッコミ(全5件) [ツッコミを入れる]

mura [F-19のプラモですが、大騒動の原因になったのはテスター製のものだったと記憶しています(同社はイタレリと提携していた..]

ロドリゲス翁 [ttp://ja.wikipedia.org/wiki/F-19 これによると国防省の人がこれについて(どんな内容..]

rover [あ、テスターだったんですか、なんとまた懐かしい名前が。あれがまた乾かないんだよなあ(それは塗料の話)。イタレリ捏造シ..]

ロドリゲス翁 [>「フェレット」 87/10のMA誌に新製品として紹介されているんですが 「1/48 MIG37B フィレットE」..]

ロドリゲス翁 [間違いです。 ×フィレットE」とありますね。 ○フェレットE」とありますね。]


2009-09-25 [長年日記] この日を編集

[Day] 髪結鼎談 (24:12)

朝起きて鏡を見ると、自分の頭が小泉純一郎になってる今日この頃、さすがにこれはないだろうってことで床屋さんへ。いつもの850円理容。

髪当ってもらってる間に聞こえてきた理容師さんたちの会話、「長田の鉄人、出来たみたいやで」、「今朝のニュースでやってたな、五日後にお披露目らしいで」ですと。理容師のおっちゃんたちも鉄人には興味津々なのか。とりあえず今のところの建造状況はこんな感じ(KOBE鉄人Project)。なかなか大きな物なんだね。

さて、わたしはアトムよりも鉄人を愛するものですが、このモニュメントの製作状況のルポと、TUXさんがmixiでレポートしてくださったお台場のガンダム(奇しくも大きさはほぼ同じなんですな)の製作状況を比べてみると、アニメーションのアイテムを立体化するというイベントへの取り組みというか運営のセンスに置いて、長田の衆は肝心なところを忘れちゃってる感じだなあと思ってしまう。

ファンが見たいのは「鉄人28号」なんであって、断じて「巨大な鉄人のモニュメント」などではないと思うんだけどね。

お台場ガンダムが実際にはどういう作り方をされていたのか、わたしゃよく知らないんだけど、前にも引いたTUX さんのレポートなんかを見ると、それなりに出来上がったモジュールを持ってきて、それをアッセンブルしていくような工程で組上げられていたように見受けられるんだが、鉄人の方は最初から、「モニュメントを造る」って目的で組上げられてるような感じがして、なんかこう、そうじゃないんだよなーって気になってしまうんだよな。

あとね、ロボットのキモはやっぱり顔で、さらにキモの中のキモになるのは「目」。ロボットに命を吹き込む、でもないんだけど「目」は最後の最後にアクティベート(なのかな)すべきポイントじゃないのかね。

お台場のガンダムがその話題性と作っていく上でのプロセスを重視した作り方の巧さで注目を集めたのと同じような意味合いで、長田の鉄人は近隣の皆さんしか集まってくれないモニュメントで終わってしまうような気がするよ。

金とヒマで折り合いが付けばお台場のガンダムは見にいきたかったんだけど、金もヒマも割と折り合いは付きそうなのに、長田の鉄人にはたいして見にいきたいと思わせてくれるもんがないね。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

TUX [●個人的にはポージングと塗装がすべてを台無しにしていると思います。鉄板のままのほうが断然カッコいいのに(趣味笑)]

でした [確かに、あの色はちょっと鮮やか過ぎる感じしますねえ。 でも、屋外展示だったら、時間が経つにつれ、いい感じに退色してい..]

ロドリゲス翁@近隣住民 [個人的に思うのはあの地域全体がほぼゴーストタウン (表向きは地震復興とはいえ、事前にきちんとした リサーチがあったと..]

rover [まあねえ、横山光輝先生は確かに神戸の生まれかも知らんけど、鉄人と長田にはなんの関連性もねえだろう、と思ってしまうのは..]


2009-09-26 [長年日記] この日を編集

[TV] 定期視聴番組 (23:30)

「CANAAN」、「仮面の忍者 赤影」、「バスカッシュ!」、「大正野球娘。」。「赤影」は魔風編スタート。あっしの中ではこれが長らく赤影の第三部、ってイメージだった。多分根来と魔風がごっちゃになってたんだと思う。紅影、つーキャラがなぜか強く記憶に残っているんでありますが、それはいったいどういう理由があってのことだったのか。「べにかげ」が子供心にもインパクト強かったのかなあ(w。

その他も終了間近なせいか、それなりに盛り上がってて面白いっすね。実は「CANAAN」って面白かったのかも知れない、と残り一話のタイミングで思っちゃったりした。

[F1] シンガポールGP予選 (24:03)

いっけね、また見損ねた、と思ったら今回のレースはシンガポールでナイトレース。予選は日本時間の23:00から、ってことでタイミングモニタで観戦。バリチェロがギアボックス交換でグリッド5つ降格、が決まってる。土曜の朝のセッションではハミルトンが調子よかったみたい。

バトンとライコネンがQ2でノックアウト。フィジケラもQ1で早々に刎ねられてるところを見るにここはフェラーリには辛いのか。バトンはどうしちゃったんだろうね。

一人残ったバリチェロの方も残り30秒ってタイミングでクラッシュ、予選も赤旗中断でポールはハミルトン、以下ヴェッテル、ロズベルグ、ウェバー、アロンソにグロックと来てその後ろにBMWの2台。タイム的には5位だったバリチェロは10位から、バトンは12位からのスタート。ある意味白熱したチャンピオンシップ争いってことになるのかも知れないな。


2009-09-27 [長年日記] この日を編集

[Day] 箱が来た (23:51)

モデムたち昨日KDDIからケータイに電話があって、ひかりoneへの切り替え、最短で9/30の午後を予定ってことだったんだけど(なんで通常電話にかけてこないんだ、って思ったんだけど、よく考えたらKDDIのサービスに切り替えるんだからそりゃauケータイに連絡来るわな)、今日になってそれ用の機材が宅急便で送られてきた。VDSLモデムとホームゲートウェイという名のこれはなんだ、ルータか? とりあえず結線の要領なんかはざっと見たけど、実際には切り替えが完了した後にドタバタと試行錯誤することになりそうだ。現状、ADSLモデムからHUBに繋いでいたところにホームゲートウェイを挟むことになりつつ、さらにHUBを挟むことも可能なようなのでどんな感じで繋ぐか、ちょっと考えておこうかね。なるべく線を引き回したくないもんでね。

[TV] 定期視聴番組 (24:35)

「化物語」(×2)、「亡念のザムド」、「NEEDLESS」、「戦場のヴァルキュリア」、「侍戦隊シンケンジャー」、「仮面ライダーダブル」、「フレッシュプリキュア!」、「鋼の錬金術師」。なんか無理くりいい最終回を演出してきた「化物語」。新房監督インタビュー(アニメ公式)によると、「まよいマイマイ」で一話膨らみ、「つばさキャット」でも二話では収まらなくなっちゃったので一話追加する羽目になってしまった、ってことで「つばさ…」はツカミのエピソードを紹介した後で真の最終回を無理やり次に放映し、「つばさ…」の方の正しい続編はwebで見てくださいね、って事になったようで。いろいろ言いたいことはあるけど、そこそこ面白い作品ではあると思うので、まあwebで見れるんなら見てみますよ、憶えてたら。

「ザムド」はラス前、「ヴァルキュリア」は最終回。いろいろ思わせぶりな作りがある意味鼻につくところも無しとはしないけど、「ザムド」はなかなか、質の高い作品という感じはする。「ヴァルキュリア」の方はかなり雑な印象。徹頭徹尾「戦争ってそんなもんじゃないだろ」感がつきまとう作品だったな。最後の最後でちらっとイェーガーさんがご存命らしい描写があったあたりはまあ、ファンサービスなんでしょうな。

日曜朝。「シンケンジャー」はこれ、夏の劇場版のネタをいい具合に引っぱってきたってことなんでしょうか? 勢いがいいんで、ちょっとワケ分らんところもあるけど楽しめました。

「ダブル」も快調。家族、ってのがフィリップの弱点としてこの後も引きずられるのかな、と思ったんだけどそういうものでもなく、「フィリップが知らないこと」、ってのがダブルの弱点ってことになるのかな? ケチのつけようもなくはないけど、二人で一人、の設定を上手く使った逆転ヒットへのつなぎはなかなかよろしおした。

「ハガレン」は、オレ、単行本で持ってるのが11巻あたりまでなのでそれ以降の話に移ってる最近のエピソードはそれなりに見てて楽しい。

なんでも今回の「ハガレン」、全63話になるってな話もある(ULTIMO SPALPEEN)ようで、ある程度長尺でやることはあらかじめ決まっていたけれど、それでも尺的に収まりきらない危険性があるので、序盤をかなり端折り気味に進め、東の国の人たちが出てきたあたりから、本腰を入れてお話づくりをしてきた、のかも知れない。だとしたら序盤のがっかり感とは裏腹に、この先ちょっと楽しみにしていける作品になるかも知れないってことになるけど、さてどうなるんでしょうな。ちょっとだけ期待してますよ。

[F1] シンガポールGP決勝 (24:46)

地上波で観戦。塩原アナに右京とマッチの解説なら結構我慢できるな。CMの入り具合はどうしようもないけれども。

フェラーリに凄みがないと、レース全体にいまいちスパイスが足りてない感じがしてしまうのはオレだけだろうかね。ヴェッテルとニコの勇み足っぷりにちょっと好感は持ちましたが。

予選でぱっとしなかったバトンが、決勝では自分の立ち位置から期待できる最良の結果をちゃんと設定して、それを得たレースだった、って事になるんだろうか。何となく見えないところでのチームオーダーの存在も感じてしまうけれど。

フジテレビのスタッフさんたちにはお気の毒だけど、鈴鹿でチャンプ決定、はちょっと難しいだろうね。


2009-09-28 [長年日記] この日を編集

[Anime][web] 定期視聴番組

「真マジンガー 衝撃! Z編」、「グイン・サーガ」。そういえば「ジャンプ」の連載の時も、Dr.ヘルってどっかであしゅらを可愛く思ってる的描写があったけど、それはあしゅらという存在が実はかなり特殊で、かつ特別な物だったんだ、ってのが今川監督的解釈だったってことなのかな。その今川解釈をさらに押し進めていったら、あしゅらという存在は「Z」から「グレート」へのブリッジとなる極めて重要な存在であったのだ、と。

いろんな意味で気になることが多すぎるので、ぜひ「グレート」編も作ってくださいよバンダイさん。

そういえば前にグインは大塚明夫で、みたいな声をさんざん聞いたような気がするなあ、と思ったら、当の大塚さんはカメさん役でお目もじだった「グイン」。まあ多分続きは作られないだろうけど、この先の展開に、いい声の声優さんの出番は結構ありそうなんだよね。ケイロニアの選定候の面々とか。

26話かけてじっくり「辺境編」やってくれた方が良かったような気がするな。いきなり竜王さんの手下に出てこられてもねえ、って感じだ。

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