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amazonで商品検索ができなくなっちゃって。別に何か買おうとか言うんじゃなく、ざっとした相場が見たかっただけなんだけど、検索ワードを打ち込んでリターン叩くと画面がまっ白になっちゃうのね。こりゃいったい何だろなーとおもって調べてみたら、世の中には必ず先達というものがあるもので、OperaでAmazonの商品が検索できなくなった場合の対処方法(新たなるエクスペリエンス)。まさにこちらでも書かれている、amazonで「このページへのリンクを作成する」を実行した後にこの現象が発生するようですな。で、確かにamazonのページを開いてる状態で右クリック→Edit Site Preferences→Cookiesでそこに登録されてるCookieをガツガツ削除してやると、無事に検索できるようになるみたい。よかったよかった。
それは良いんだけど(良くはない)、前はこの現象、起きてなかったような気がするんだけど何がきっかけなんだろう。うちは一度Ver.12に上げた後にいろいろ気に入らなくて11.64に戻して使ってる(おかげで立ち上げるたびに『Opera Mailがちゃんと動かないぜ』ってワーニングが出るんだよね。どうせ使わんからいいんだけど)んだけど、それが良くなかったのかねえ。
単に本屋まで出向いて本を買うのが億劫なだけ、と言う話もなくはないんだけど、軽石庵さんに置いてるSFのうち、まだ読んでないヤツを読んでいってみようじゃないかと。結構あるんだよな、これがまた。ということで第1弾はハヤカワ文庫SF、「最後の地球船」(ジョン・ボイド)→amazon(ユーズドのみ)。
リンカーンがゲティスバーグではなくヨハネスバーグで演説を行った世界。人々は己の血統と能力によって、神学を筆頭とした"プロフェッショナル"と呼ばれるいくつかの専門職ギルドに分類され、プロフェッショナルたり得ない人々はプロレタリアートを縮めた"プロル"と呼ばれ、下層階級扱いされるような世界だった。この世界で数学プロフェッショナルとして学生生活を送っていたホールデイン四世は、ふとしたきっかけで詩学プロフェッショナルの若い女性、ヘリックスと知り合う。自らが身を置く世界とはまったく違う視点を持った彼女にたちまち惹かれるホールデイン四世だったが、異なる職業と階級間での交流には厳しい制限が設けられていた。
高まる恋心と、彼女と会ったことで新たにインスパイアされた自分自身の学究的な探求心は、何とかしてヘリックスとの結構を実現させるべくホールデイン四世を動かすのだが…
「最後の地球船」と言うタイトル、カバーイラストの雰囲気などから、なんだろうなあ、読む前は何とはなしにクラークっぽい、「宇宙に向かう」様なSFを予想して読みはじめたんだけどそう言うものでは全くなくて、なんでしょう、早い段階のSF小説でしばしば見られた、文明の発達があまり面白くない方向に向かった結果、ディストピアとユートピアがあまり面白くない形で融合したような未来(でもないのか)世界、というか、中世的なファッションセンスで描かれる「THX1138」的世界とでも言うのか、そんな感じの、割と明るくはない感じに妙な衒学的な趣味が絡まったようなディストピアSF、として成立していて、そこのところのトーンが、ひとまわりしてなんだか新鮮、という感じかな。
「最後の」「地球船」というワードが秘めている、外に出て行こうというポジティブさは実はあんまり無くて、代わりに横溢しているのは、ダイアローグが醸し出す静かな未来批判、みたいなものと言えるだろうか。そこの所の落ち着きっぷりは案外自分好みかも。
ただそれ故に、終盤で待ってる起承転結の「転」の部分の捌きっぷりが、やや性急に過ぎたかなあと言う気も同時にしてしまうのが少々残念なところではあったかも。
それでも古き良きSF、って感じはたっぷりあってそこは楽しかったな。
この娘の中には、マイナス1の平方根が含まれている
なんかよくわからんけど、こう言う言い回しってそれだけで嬉しくなっちゃいませんか?(^^;
毎週電話かかってくるんですよ、にわかIT講師のTRちゃんからは。基本は教えているスタッフさんからの質問(当然その質問は、オウム返し的にオレのところに降ってくる)に、翌週解説するってスタイルらしいんだけど、「<br class="clear">ってどういうこと?」とか聞かれても、「CSSのソース見れや」としか言えないんだけど。
んまあFloat要素が並んでるときに、そのFloatの配置を一旦クリアする役目(最近はClearfixに任せてる事が多いっすね)を改行に持たせたいって事なんだろうけど、厄介なのはTRちゃん以下、先生も生徒さんたちもClass指定で"clear"と書けば、何かが自動的に解決する、と思ってるフシがある、ってとこなんだよなあ。そうじゃないんだよ、あなたが"clear"というClassを作ったら、"clear"というClassで何を指定するかはあなたの仕事なんだよ、というのを理解させるのにとんでもない時間がかかってしまうのね。ええ、ケータイ熱くなってましたよ。二時間ぐらいそこの話をする羽目になったような気がする、上に多分TRちゃんは理解してない(^^;
オレがそもそも人に教えるのが絶望的に下手、ってのもあるんだとは思うけど、こういうときは多分自分の手を動かすのが一番早いぜ。Float使うとどういうことが起きるのか、実際にHTML書いてみればいいのに、と思うんだけどなあ。
ま、とはいえうんざりネタばかりが続く訳でもなくて、同時に聞かれた「グリッドシステム」って何? って話の方では、自分がその単語に反応してなかったこともあって、ああ、今はこう言うブツが出回ってんだ、と思ったのに加えて、改めてwebページをグリッドで考える、ってところにちょっとした整理材料を見つけられたのは収穫だったかも(ちなみにTRちゃんには、『グリッドシステムとか言うのはオレの興味の範囲外っす』って返事しちゃったんですけど)。
100%同意できるか、と言われるとそうでもないんだけど、なんというかwebデザイン、というものの凄く根っこのところでこの考え方は同意できるかも。不信と不快の壁を取り除く(使える「デザインセミナー」)。なんと申しますか、常々オレがイヤだなあ、と思ってたデザインラインに、「かわら版型レイアウト」という、とてもナイスな名前を付けてくれたってところで高ポイント進呈って感じです(w。
ま、TRちゃんを通じてやってくるデザインファイルは、ほぼもれなく「かわら版型」なんですけどねえ(つoT)。
今日も電話かかってきて、小一時間ばかり埒もない質問に答える羽目に(つoT)。
ホントに本気でしょーもない質問ばかりしてくるので、受け答えしてると、自分でも「あ、やば」と思うくらい返事っぷりが不機嫌モードになっちゃうんだよな。そこは悪いなあとも思うけど、でも人に聞く前に、自分でもせめて<th>と<td>がどう違うのかぐらい調べておいてくださいよ、というかあんた、オレとの付き合いって2005年くらいからだよね? その当時からwebの仕事してたよね? どうやったらそこまで何も覚えられないまま現在に至れるの?
自分がHTML書き始めてちょっと経ったあたりでAnother HTML-lintでけちょんけちょんな目に遭わされて(たしか最初は-140点、とかだったような覚えがあるよ。あと、同じくらいのタイミングですみけんさんの本に出会ったってのも大きいと思う)、そこから割としゃかりきになって文法的なところを調べるようになって、それなりに知識を得ることができた、ってのはそれなりに大きいとは思うんだけど、でもぶっちゃけ、HTMLもCSSもそないに特殊な素養がなければ身に付かない様なものでもないと思うんだけど。
自分はデザイナーさんからデザインファイルをもらった時点で、そいつを文法的に筋が通った形でコードにするにはどうしたらいいか、ってのを考えるのがとても楽しいので、そういうのが全然苦にならんのだけど、普通の人はそうでもないのかしらね。
とりあえずTRちゃんとの電話での「なぜそうするの?」という質問の連発に答える流れの中で、自分のコーディングスタイルってのが、テキストエディタで見たときに(少なくとも自分にとって)どれだけ見やすいか、ってのを考えてるんだ、ってのを再確認できた、ってとこだけはまあ、収穫だった、といえる……んだろうか。
「黒子のバスケ」、「境界線上のホライゾンⅡ」、「アクセルワールド」、「ソードアート・オンライン」、「特命戦隊ゴーバスターズ」、「仮面ライダーフォーゼ」、「スマイルプリキュア!」、「機動戦士ガンダムAGE」。ここまで到底勝ち目のない強敵に遭遇しては、何か良くわからん理由のパワーアップで強敵を撃破して、という「ジャンプ」の黄金パターンに乗っかってきてた「黒子のバスケ」。ついに大敗。うむ、こう言う展開を待っていたのよ。もうちょっと早めに最初の負けがあっても良かったんじゃないかと思うくらい。「ホライゾン」は、また各々の勝利条件が良くわからん複数個所での同時進行バトル発生。なんかよくわからんけど面白いことやってる、ってのがこのアニメの不思議なところなんだけど、今週もそんな感じ。電脳RPG二本立てはまあ、こんなモンだよね。「ソードアート…」世界にはちゃんとNPCもいるんだね。横一列にたくさん並ぶと消えたりするんだろうか(いつのハードだよ)。
日曜朝。フィーチャリング・ヒロム回の「ゴーバスターズ」。楽しいお話だったけど、ニック同伴でボランティア活動に参加してたら、この人なにやってる人? って周りからツッコミ入らないのかしら。ライダー部見習い部員の蘭ちゃんが最後の一人だったことがわかった「フォーゼ」。わたしゃそれはリブラさんのフェイクで、ホントのキイになるのは賢吾なのかな、なんて思ってたんだけどそう言うものでもなかったみたい。で、残りわずか3回ってタイミングでこんなこと言うのもなんなんだけど、「フォーゼ」のオープニング良いよね。最初にライダー部のみんなの後ろ姿が映るところのユウキが、すんげーいい足してるんだよ(^^;。「プリキュア」は海の家の話。今回メインのお二人さん、サニーとマーチだから「日産コンビ」って呼ばれてるんすね。なるほどー(w。
「AGE」はなんとか言う女の人がハイパー化する回。彼女と、あと月基地のもと連邦将校もそうなんだけど、こういうときは「寝返った」っていうのかなあ。普通に「裏切った」じゃあかんかったの?
そんなことより「AGE」の次の番組の「マギ」、監督が舛成孝二さんなんですな。早くガンダム終わんねえかなー。
サーバーをぶち割っちゃったもので。この暑いのにお湯湧かして、チョロチョロとドリップしてコーヒー淹れるハメに。さすがに堪らんので、そういえばヨドバシのポイントがちょっとあったよなあって事で、安もんのコーヒーメーカー発注。1500円でコーヒーメーカーが買えちゃうご時世か。おそろしか。
辛うじてG1-1T。11残塁て、ねえ……。
こんなニュースもありますよ。暗黒脱却へ今オフ「10数人規模」大量リストラ…阪神(スポーツ報知)。よりにもよって報知に報じられてしまいましたよ。
大鉈ふるう必要はあると思うけど、それが納得できる大鉈になるのだろうかねえ。そこのところの思いきりひとつ、って気はするんだけど。
多分フロントが思ってる以上に(いや、フロントが思い込んでるとおぼしきレベルよりもかなり低いところで)ファンの方の覚悟はとっくにできているはずなんですけどね(^^;。
したかな。まだちょっと気管が狭い感じがあって、気分爽快な感じではないんだけど、一応悪寒とか頭痛とかはおおむね収まった感じ。
というかそうそういつまでもしんどいしんどいばかりも言うておれへんようになってきてて…
厄介なお仕事相手No.2、DG君から、8ヶ月の沈黙を破ってお仕事依頼のメールが舞い込んで来ておやおやと。前回は確か、「あなたの態度は極めて不誠実であると思うので、お仕事をしたいとは思えない」ぐらいのメールを(怒りにまかせて)ぶん投げた覚えがあるんだが。これで縁は切れただろうなあと思ってたんだけどね、何事もなかったようにお仕事依頼がやってきて、むしろこちらが当惑しておりますよ。どーした? 他に人材はないのか?
とは言えさすがに取っかかりの声かけだけで、実際の作業担当者は別の人があたるって事らしいので、やっぱ嫌われてはいるんだろうな。もしくはオレに嫌われてる、という自覚はあるのか(^^;…
などと言いつつメールの〆が、「15日まで夏休みをいただきますので、事務手続き等は15日以降になります」なんていう、いらんこと云いになってるあたりがいかにもDG君クオリティ(w。
今デザインファイル見てるけど、なんか妙にトリッキーな処理が要求されてるなあ、って感じだな。ま、こーいうのをどうコーディングするか、って考えてるときが一番楽しいんだけどさ。
オリンピックでいろいろお休みも発生しつつ、「氷菓」、「もやしもん リターンズ」、「夏雪ランデブー」、「DOG DAYS'」、「うぽって!」、web経由で「TARI TARI」、「輪廻のラグランジェ」、「ココロコネクト」。
「ココロコネクト」、前に「京アニの二軍」とか言っちゃってすいませんでした。声優さんの頑張り込みで、こちらはこちらでとても良く考えられたお話になっておりましたですね。自分としてはもう一声、信賞必罰のニュアンスが欲しかったような気もしなくはないけど、このそこはかとない不条理感も、これはこれで味、って事になるのかも知れないな。意外にお気に入り作品になってしまったかもわからん。んで次点に「うぽって」(これもヘンなアニメだけどねー)と「氷菓」が来るような感じでしょうかね。
カルロ・ランバルディ(スポニチAnnex)。どうしてもラウレンティス版「キングコング」の人、って見方をしてしまう訳なんだけど、キャリアの終盤で関わったのが「REX」ってのはどうだったんだ、とも思ってしまう訳なんだけど、んでもきっと、この人がいてくれなかったら、リック・ベイカーもロブ・ボーティンもスポットライトを浴びることはできなかったのかも知れないわけで。
ワクワクをありがとうございました。安らかに。
それほど熱心に追っかけてたわけじゃないんだけど、偶然テレビ点けた時に映ってたのは見た。女子レスリングとか女子バレーとか。男子サッカーはメキシコ戦の出だしだけ見てて、いきなり日本が先制点入れたので、意外と勝つんじゃね? って思ってテレビ消して寝ちゃったんだけど、そう甘くはなかったようで。
その後の3位決定戦も良いところなく韓国にやられてしまったようで、残念でしたな。ま、サッカーはいつものように試合以外のところで、今もひと盛り上がりしているようですが(苦笑)。
女子重量挙げの三宅選手のお父様の顔が、結構覚えてた(メキシコシティの、兄弟で表彰台ゲットしたニュースは結構見覚えがあるんだ)とおりの顔だったあたりでなんだかちょっと懐かしかったかも。
今や自分達だけが「お家芸」と思ってる男子柔道はかなりがっかりな結果だったけど、なんだかんだで全体としては、獲得したメダルは一番多かったんだそうで、選手の皆さんお疲れさまでした。ま、わたしゃこの期間中にお休みになっちゃった深夜アニメが、どういう勢いでやってくるのかってところに戦々恐々としているわけですが(^^;。
枕元に時計がないから時間わからなかったんだけど、結構盛大な稲光とごろごろどんがらがっしゃーん!! で目が覚めた。小一時間はピカゴロいってたんじゃないのかね。
ま、おかげで変なタイミングでこちらは二度寝しちまったんですが、その間に近畿のかなり広い地域で結構な被害が出ていたようで。ウチの近所でも大雨で兵庫各地に影響 JR三ノ宮駅など大混雑(神戸新聞) ということだそうで、あとから報道を見て少々驚いたんだった。
地域によっては相当大きな被害が出ているところもあるようで、お見舞い申し上げます。
もはやDG君の名前が使えなくなっちゃって、どのくらい厄介な仕事相手になるのかわからんOG氏相手のコード書き作業。最初にもらったデザインファイルが、要素の配置具合が妙に入れ子になっている感じで、ああこれは位置合わせとかなんとか、ミスしちゃったんだなと思ってこちらでそれなりにおさまりの良い形に修正してコーディングしてみたら、向こうからは「デザインファイルの通りに」って修正要望が返ってきておやおやと。
webページそのもののレイアウトはごく一般的な、ヘッダがあってナビゲーションのパートがあって、キイ・イメージが一つあってコンテンツ本体、んでフッタが来る、と。で、ヘッダとフッタがウィンドウ幅いっぱいに拡がってて、メインになるコンテンツは幅固定でウインドウ中央に表示される、みたいな。
なんだけどその中で何カ所か「はて」と思った個所があったんだけど、たとえばページの右下隅はこんな感じ。意外に厄介なのが単なる装飾目的じゃなく、それなりにリンクやコピーライトが入るフッタ部分が、ウインドウいっぱいに表示されるフッタからちょっとメインコンテンツ(上)側にはみ出して表示させたいって事なのね。
最初はcssでposition絡みを弄ったらどうにかなるかな、って思ったんだけど、コンテンツの量にかかわらず常に一番下にありつつ、しかもちょっとだけ上のコンテンツに食い込む様になってなきゃいけないのね。これ、デザイン目的の要素とかなしで実現しようと思ったらどうすんのかなー、ってところでちょっと頭使うことになったんだった。
ま、最終的には力技だけどすっきりはしてるかな、って方法で逃げたんですけど、別の方法は無かったかな、ってのは今もちょっとだけ考えてたりはするんだった。今のところはなんも思いつかんけど。
定期的に請けおってるサイトの更新作業やってる最中に、その仕事の発注元というか中間搾取者というか、間に入ってるweb製作会社のスタッフさんからSkypeチャットで連絡が入ってきて。
向こうが受けてる、Wordpressを使った企業サイトのリニューアルで、海外で配布されているテンプレートを適応したは良いけれど、もとが英語サイト向けのデザインゆえにあちこち見映えが悪いんで、そこを直しちゃくれまいか、と。
んでまあ見てみたら、これが最近(でもないか)ちょくちょく耳にする、グリッド・システム(→一例・レイアウト作りを簡単にしてくれるCSSグリッドシステム(web Design RECIPIES))なるcssパッケージを利用した造りになっていて、日本語で見栄え良くレイアウトを調整したいと思ったら、まずこいつが何やってるのかを簡単にでも理解しておかないといけないみたい。
自分も最近何度か耳にしてた(主にTRちゃん経由で)んですが、あまり詳しく調べもせずに半笑いでスルーしてたんですけど、触らんといかんのではしかたがない、どういうものなんだろうと思って見てみるに…、
基本的にこう言う理解で良いのかな。まずコンテンツ幅を決め、それを適当な数に分割する。今回触ったコンテンツというかWPのテンプレートでは、960pxのコンテンツを24分割するので、最小単位は40px。これを最小範囲にして、あらかじめ24個のブロックレベル要素やマージンのclass定義などを用意しておく。
なので(class名は仮のモンですが、要素自体の幅として)block1、block2……block24、(左側の余白用に)m_pre1、m_pre2……m_pre24、(右側の余白用に)m_suf1m_suf2……m_suf24、なんてなclassを用意しておき、それぞれに40px刻みの要素幅を指定しておくの。で、実際にレイアウトするときには、たとえば3ベインの構成にしたかったら、
<div class="block3 m_suf1"></div>
<div class="block16"></div>
<div class="block2 m_pre2"></div>
なんて感じにコードを書いてやると、左から幅120pxの右マージン40px、中央に640px、右に 左マージン80px、幅80pxの要素が出来上がる。キモはそれぞれの要素に指定するclass定義のケツの数字の合計が24になるようにする、ってこと。合計が24になっていれば、その中では案外自由なレイアウトもできないことはない、ってしかけなんだね。
ああなるほど、頭良いなあとちょっとは思った事でした。自分では多分積極的には導入しないと思うけどねえ(^^;。
あと、こう言うのも「システム」って言うのかなあという気はちょっとする。自分の中で「システム」つーたら、もうちょっとこう動的なものが絡んできそうな気がするんだけど、これは単に、前もってあり得る組み合わせの用意をしておくだけ、ってもののように思ってしまうんだけどな。それもそれで立派な「システム」だよ、って事なのかも知れんけど。
オリンピックの後始末ラッシュ第一弾。「アルカナ・ファミリア」、「エウレカセブンAO」、「じょしらく」(×2)、「貧乏神が!」。とにかく何か不可解な要素をつぎ込んでこないと気がすまないのかなあ、って感じの「エウレカ」。ついでにこの手のディザスター系のお話だと、造り手はどこかに、「この地域に被害はない」
的テロップを入れたくなってしまうものなのかしらね。あと、アラスカの米軍基地はエルメンドルフじゃね?
「じょしらく」は相変わらず無茶。鳩山さんではないと思うけど、どこか似た印象を与えるオッサンで藤原啓治。けーじ君何やってんすか(w。「貧乏神が!」は続くとは思わなかった。
S7-9T。最後の方だけ見てたんだけど、球児は相変わらずヒヤヒヤものだな。抑えって仕事は慎重さが要求されるものではあるのだろうし、バッテリー側にもそれなりのビジョンはあってのことなんだろうけど、それでもノーアウトで走者が出ると、いやーな気分になってしまうよね(球児は毎回結構ヒヤヒヤさせてくれるんだけどね)。ま、勝ったのはめでたいことっす。
んでテレビ観てたら、試合が終わった後、ベンチ裏に引っ込んだ選手やコーチがなかなか出てこなくて、どうしたんだろうと思ったら、こんなことになってたようで、マートンVS関川コーチ 阪神ベンチ裏で一触即発…(sanspo.com)。思うように結果が出せないって事で、マートンもイライラが募ってはいるんだろうけどねえ…。
「黒子のバスケ」(×2)、「境界線上のホライゾンⅡ」(×2)、「アクセル・ワールド」、「ソードアート・オンライン」、「特命戦隊ゴーバスターズ」、「機動戦士ガンダムAGE」、ニコ動で「TARI TARI」。出だしは既存の作品にいろいろ似たところが多く、どうにも二番煎じ感ばかりが先に立っていた「ココロコネクト」と「TARI TARI」の二本が実は今期トップクラスに面白くなってきた、ってのもなんだか不思議なもので。馬術ねーさん編、スタートです。
五輪の遅れを取り戻すべく二本立てだった「黒子」に「ホライゾン」、オーソドックスにきっちり作ってる「黒子」に、相変わらず良くわからんなりにすっ飛ばしてる「ホライゾン」、共に面白いです。
「アクセルワールド」は沖縄編。さも当然のように儀武の名前が(w。「ソードワールド」は圏内殺人の解決編。うんまあ、電脳世界の中でのシステム上のルールを使った犯罪、ってところは割に面白かったと思う。
雷雨やら何やらで延び延びになっちゃった高校野球の影響で、日曜朝は「ゴーバスターズ」のみ。うん、フィーチャリング・バックアップクルーものは好物です。
「AGE」はここに来てゼハートさんが頑張る話。まあ乗ってる機体はガンダムなんだから、これはこれで良いのか(良かねえだろ)。最後に禍々しいエルメスみたいなのが出てきて次回に続く、ってあと二回だよね? どこに落ち着くの、これ。
24日フィックスだよねえ。まだトップページのレイアウトしかもらってないんだけどねえ。トータル40ページとか言ってたよねえ。
DG君の手下がDG君よりマシなわけがないってか。ふう…。
NIFTY-Serve大同窓会が開催、「秀丸シリーズはピーク時年1億円超えた」(ITpro)。わたくしもNifの送金代行サービスで秀丸買った口ですが、全盛期の2~3年は1億を超える売上げがあったんだとか。秀丸は4000円だから、それだけで10万本近く売れた、って事になるのか。そりゃすごいな。
そんだけユーザを増やしておいて、アップグレードやらメーラやらで全然お金を取らないってのもちょっとすごいことだと思う。なんかのインタビューで斉藤秀夫さんは「これ以上秀丸で儲けなくて良い」みたいなことをおっしゃってたような記憶もあるんだけど、これだけ儲けりゃそうなるのか、こんだけ財布のヒモ握ってんだから、もうひと儲けすることも簡単だったろうに、欲のない話だなあと言えるのか。
儲ける気はないっていいながら、今でもサポートフォーラムではちゃんと面倒みてくれているあたりもありがたい話で。いまだに時々「お?」とか言う新機能が追加されてたりして油断できないんだよね。末永く使わせていただきます。
「カンピオーネ!」、「トータル・イクリプス」、「人類は衰退しました」、「氷菓」、「もやしもんリターンズ」、「夏雪ランデブー」、「DOG DAYS'」、「うぽって!」、あとwebで「輪廻のラグランジェ」。
「人類…」は微妙に時系列をシャッフルしたシリーズ構成になっているのかな? 先週から引き続いて、助手さんが「わたし」のところにやってくるまでのお話。ここに一種の多世界解釈みたいなものをしれっと紛れ込ませて作っちゃった、みたいな。妙な味があって好きです。
火曜日。「氷菓」はほーたろ君が突然、中学時代の記憶を引っぱり出してきて気になってしまうお話。ほーたろ君とえるたそのいい感じ、はまあ良いんだけど、推理のパートがやっぱりこう、「それで?」としか思えないようなネタを一生懸命ほじくり返しているとしか見えないあたりが何というか、うーん。ノイタミナ枠の二本は早送りで。「もやしもん」は原作マンガ以上の何かがあると感じられないし、「夏雪…」の方は悪いけど、オレ向きじゃない。
水曜日。クレイトスの巨大生物は出てきたけど、消耗部隊とは何の関係もなかった「DOG DAYS'」、なんか知らんけどみんな楽しそうだから、いいんじゃないでしょうか。「うぽって!」は学祭話。学校がそもそもヘンなところなんだから、学祭もおかしなことにはなるんだろうな。
「ラグランジェ」はポリへドロン絡みのお話が一段落して、いよいよ肝心の「輪廻」の部分にお話が進むって事なんでしょうかね。
本来今日がフィックスであったはずのお仕事、結局今日になるまでトップページ以外のデザインファイルも素材(40ページ、やるんだよね?)もなんもかんも送られてこないものだから、さすがに「どーなってんの?」ってOG君(厄介な相手No.2、DG君の後輩とおぼしき御尽)にメールしたらば、速攻で返事返って来て曰く、「返事してなくてごめん、フィックス9/27に伸ばしたの」だってさ。
あのなあ…。
そんなことだろうとは思ってたけど、そこはやっぱ連絡しようぜ。こっちは最悪、今日になってどばどばとデザインファイルがやってきて、「せめて第1階層ぐらいは週明けに」とか抜かすんじゃないかと思ってそれなりに覚悟もしてたのに、覚悟し損じゃないかよ(w。
ま、とりあえずそこそこ平和な週末が送れそうなので、今日は酒飲む。
ということで妙な心配事も一段落したので久しぶりに時間取って読書。読んだのは「ロボット文明」(ロバート・シェクリィ/宇野利泰 訳)→amazon(ユーズドのみ)。自分が読んだのは創元SF文庫、1973年の14版。
自らの名前も思い出せない「彼」が目覚めた場所は人類の流刑惑星、オメガだった。そこは地球で犯罪を犯した者たちが集められ、独自の階級社会が形成された、平和な地球とはまったく逆さまの価値観に支配された世界。そこで彼は自分の名前がウィル・バレントであり、自分の罪状が殺人であることを知らされることになるのだが…。
自分にとって、シェクリィという作家が意外に縁のない作家であった(なんでだろうねえ)というところを差し引いても、なんというか、ちょっと異質な読み味の一作。短編の名手、というこちらが勝手にシェクリィに対して思っているイメージもあるのかも知れないけれど、お話を描く、というよりは、価値観の逆転であったりその作品が書かれたときの世相に関する問題意識のようなものを、より直接的に反映しようとしている、という姿勢の方が読んでるときの印象という部分で先に立ってしまい、お話としてはなんともちぐはぐなものになってしまっているよなあと思ってしまうんだった。
ただこれ、お話が上梓されたのが1960年ということで、米ソの冷戦が、まだそれほど「冷」の方には行ってなくて、どうかすればその冷静がたちまちホットなものになってしまいかねない、という怖れを誰もが抱いていた時期に発表された作品である、ということも併せて考えるなら、一発カタストロフ、という状況下で人(とそれを束ねる世界)はどうあるべきか、それってホントに良きあるべき姿なのか、ってところに思索をいたした作品であるとも思えるわけで、いろいろ雑に飛ばされてしまっている部分もあるにはあるけど、それでも捨てがたい魅力がある作品でもあるとは思う。
個人的にはラストの投げっぷりがかなり好きですね(w
買ったは良いが使わないで放ったらかしてた地デジチューナ(BUFFAROのヤツ)、棚の肥しにしとくのもなんなのでソフマップに持ち込んでみたんだけど500円にしかならなかった。6000円弱したんですけどねえ。
んまあそれだけ、世の中はちゃんと地デジに対応済ましてるって事なんだろうけどね。もうちょっと早めに処分しちゃえば良かったな。500円じゃ立ち呑み代にもなりゃしねえ。
って当然のごとく立ち呑みで消えたんだけどさ(w。
昨日見た分も込みなのでたくさんあるぞ。「エウレカセブンAO」、「じょしらく!」(×2)、「貧乏神が!」(×2)、「黒子のバスケ」、「境界線上のホライゾンⅡ」、「アクセルワールド」(×2)、「ソードアート・オンライン」(×2)、「特命戦隊ゴーバスターズ」、「仮面ライダーフォーゼ」、「スマイルプリキュア!」、「機動戦士ガンダムAGE 」、「ココロコネクト」。
木曜深夜、アオ、というかニルバーシュの力というのはある意味ほむほむ的なそれだった、ってのが「エウレカ」。うんまあそういう話ならそれはそれで良いけど、異なる時間線(の乗り換え話)が複数同時に展開していくってのはどうなんだろう。収束する先が見えない感じがするんだけど。「じょしらく!」と「貧乏神が!」は、飛び抜けてどうってところはないんだけど、ちゃんと面白いと思う。
土曜深夜、いきなり勇者シリーズが始まりそうな勢いだった「アクセルワールド」。沖縄編で儀武でにへでびるー、でまあちょっとは笑ったけど、自分は「SAO」の方がちょっと好き度は上かなあ。こっちはこっちで結構雑な造りなんだけど。
日曜日。「フォーゼ」を二回ほど見逃してる感じがするぞ。土曜にやったの? ううう…。なかなかいい最終回だったとは思いますけどね。
「AGE」、終盤になってるんだけどこれ、つまり黒歴史としてのガンダムを再体験させるべく作られた作品なんだ、と思って見たら結構楽しめたりするのかも。この先デビルガンダムと丁々発止があって、最終的に月光蝶で〆る、なんて展開が待ってたりするんじゃないでしょうか(ねーな)。
何はともあれ今期一番面白いのは「ココロコネクト」なんではなかろうか、と思う今日この頃。
ニール・アームストロング(asahi.com)。月への第一歩は小学校のテレビで見た記憶が。あなたの一歩は大きな一歩でしたが、次の大きな一歩はいつ踏み出されるのでしょうね。見守ってやってくださいませ。どうか安らかに。
デザインファイルが来る→コーディングする→他のスタッフがいろいろコンテンツを追加してページレイアウトの辻褄が合わなくなる→「直してー」って言ってくる。
なんかこの繰り返しがずーっと続いてるんだけどなー。どうにかしてくださいよー。
そんなにおかしなコーディングはしてないつもりなんだけどなあ…。
DB4-2T。もはや個々の試合結果とかはおいといて、少し前に見かけたこんな記事。虎観客9%減エラいこっちゃ(nikkansports.com)。んまあ相当熱心なファンからも、今年の阪神は見る価値がない、と判断されたって事だよね。確かに今年の試合っぷりからは、ここを応援したい、とか思わせてくれる要素がまったく無いってのも確かなところではあるんだけど。
何をどうやったら上向くんだろうねえ、これ。
「氷菓」、「もやしもん リターンズ」、「夏雪ランデブー」、「DOG DAYS'」、「うぽって!」、「輪廻のラグランジェ」(バンダイチャンネル)。いわゆる「アニメーション」としてすばらしく気持ちがいいんだけど、相変わらずお話側が「それで?」って感想しか持てないでいる「氷菓」。良くできてるんでしょうねこれは、という妙に他人行儀な反応しかできないんだよなあ。「ノイタミナ」枠は今週も早送り。こっちも割とどうでもいい。
「DOG DAYS'」は相変わらず(それなりの褒め言葉)。「うぽって!」は全10回なんでしたっけ、次回でおしまい?
「ラグランジェ」はなんというか、すごく面白いというほどのものでもないんだけど、どー言うわけだか最近、気がつくと「♪じゃーじ、ぶ、だ、まっしぃー」とか口ずさんでる自分がちょっと気持ち悪い(^^;。
DB4-3T。もはや試合はどうでもええわ。今日はそれより東スポに載ったこんな記事。DeNAノリ懲罰抹消だった(東スポweb)。少し前にクルマのキーを回した拍子に肘をいわして登録抹消、などいう冗談とも本気ともつかんようなニュースが流れたノリさん、実は試合中の素行があまりに悪いんで、とうとうキヨシもブチ切れた、ってのが真相だったんだと。んまあキー捻った拍子に肘も捻るノリさん、自分の打席で盗塁決めた選手に怒鳴り散らすノリさん、どっちも充分ありそうな話だってあたりが彼の魅力よね(そうか?)。
ま、ゆーても東スポですから、どのくらい信憑性のある話なのかも良くわからんのだけれども、結果的にノリさん外したら阪神戦勝ち越しちゃったわけだから、キヨシの采配は案外ちゃんとしとる、って事になるのかしら。
かしんたん(HK-DMZ PLUS.COM)経由で、コーヒー専門店で働いてるけど質問ある?(なるほど速報)。んまああっしも予備校時代、郷里の喫茶店でバイトしてて、そこのマスターからコーヒーの入れ方とかはちょっとだけ教えてもらったりもしたんで、基本的には「うんうん」ぐらいの感想だったんだけど重要なのは#57。
俺なんかはカフェイン中毒っぽくて、仕事休みでコーヒー口にしないとものすごい頭痛がするよ
それだ!!
いやね、ここ二日ばかりオレもカミさんも買い物に出てはコーヒー買うの忘れて帰ってきてるんだけど、原因不明の眠気と頭痛が取れなくて、こりゃどうしたこっちゃ、って思ってたんだよね。
って事で今日は忘れずにコーヒー買って帰ってきて、さっそく熱くて濃いめのコーヒー入れて飲んだんだけどあら不思議。体調が普通に戻ったよ(w。
こう、しゃきっと目が冴えるとか、そういう感じではなくて、ああ、いつものオレだ、って体調ね。ふむう、そうか、こういうのが中毒って事なんだろうな。劇的に何かが変わる、っていうんじゃなく(そうなったらそりゃ麻薬に近いよね)、気がつかないうちに自分にとって必要不可欠の存在になってしまってる、ってあたりがちょっと怖いかも。
というわけでワタシ、カフェインとニコチンとアルコールで駆動される生き物であるようです。ちなみに今回の一件で、体調に直接かかわる、って意味での重要性ではカフェイン>ニコチン=アルコール、気分に直接かかわる(無いとイライラする)重要性って事だとニコチン>アルコール≥カフェイン、らしいってことがわかりました。
病院に出かけた時に読みかけて、しばらく放置していた本。コーヒー飲んで元気が出たので一気に続きを。H・G・ウエルズ「解放された世界」。水嶋正路 訳、サンリオSF文庫1978年→amazon(ユーズドのみ)。20世紀初頭、人類はついに原子力をその手に収め、無尽蔵の動力と副産物として生成される金をわが手の物とする。だが、この劇的なエネルギー革命は、社会格差の拡大と世界経済の混乱、ひいては世界規模の政情不安を引き起こし、最後には世界戦争が勃発、そこで大量に投入された原子爆弾は文明社会の大半を荒地へと変貌させてしまった。ここに至り、ようやく人類は旧態依然とした政治形態自体を変革しなければ、自らの未来は閉ざされたままであるということに気付くのだった…。
ウエルズという人が基本的に社会主義的思想を持っていた人だけに、本書も全体としては、やや楽観的な社会主義的ユートピアの実現を説くようなお話といえるだろう。わたくしも基本的にブサヨなので、彼が説く世界統一政府の考え方自体は、そうなったらいいかもね、ぐらいの温度で支持できる。
ただ、古いSFがしばしば理想郷として描いた、科学技術が進歩したことで、人間が生活のための労働しなければならない時間が極限まで削減された世界、というのは、実は人間にとって本当にいい世界であるとは言えないんじゃないか、と、今はみんな感じているんじゃないかと思うし、本書における世界統一政府、も果たしてそううまく行くのか、とみんなが思うことだろう。本書では故意に(なのかな)控えめに表現されているんだけど、宗教的な問題もそう簡単には解決しないだろうと思えるし。
とは言え第1次世界大戦がはじまる前に、革新的なエネルギーであり、同時に極めて危険な兵器になり得る原子力という物を、かなり正確に予想しているあたりはさすがだと思うし、特に3.11以降の今読むことで、読み手が勝手にいろいろと示唆的な物を読み取れてしまうあたりはなんだか興味深い。
後半のウエルズの理想が語られる部分はまあ措いておくとして、その理想を押し進めないと大変だ、という状況にまで追い込まれてしまった世界情勢、というのが、かなり現在ただいまの我々が置かれている状況と重ね合わせて見ることができるのね。
たとえばウエルズの予想した原子爆弾は、一度爆発すると、一定の半減期を経過しつつ何度も連鎖爆発を繰り返す、という厄介な兵器なんだけど、これは何となく震災以降の原発問題になぞらえて読むことができる。もっと大きな世界観だと、科学技術が発達し、世界がそれなりに安定してくると、世界には2流の政治家しかいなくなってしまう、なんて言う看破も、時代を超えて読んでるこちらの腑にすとんと落ちる物があるように思う。なので本作中で登場人物の一人が語る、「これから政治を発見しなければならないのだ」
という言葉は、今現在の我々にとっても極めて強いメッセージとして作用するんじゃないだろうか。
ウエルズが「発見」した政治は多分、今の我々から見たらまだちょっと早すぎる感じがするんだけど、それとはまた別の形で、わたしらは何かしらの形で、政治を発見しなければならんのじゃないかという気はしたことでしたよ。
良いSFというのは、どんなに古くても今の我々に新たな展望なり、考え方なりのとばぐちを提供してくれるようなところがあるのだと思うけれど、3.11以降のわたしらにとって、本書は何かを考え直すきっかけを与えてくれるような本になっているのかも知れない。
読むヤツが勝手に思ってるだけやんけ、といわれたらまあ、そうなんですけど(^^;。
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□ す・みけーん [大正野球娘で かな恵ちゃんに とっぺらりんのぷいぷいと歌わせたのは よいチョイスだな と思ったりしたわけですが。 ..]
□ rover [まあ世の中には、一番お唄が上手いと思われる人に、なかなか本気で唱わせないで話を引っ張るアニメ、なんてのもあるわけです..]
□ す・みけーん [いまWikiepdiaでキャスト確認。うーむ。あんまりキャラソンに絡まない人が多いですね。加藤えみりんはどうでしょう..]
□ rover [コブシ回りますかねえ(^^;。あ、でもキャラでやらなければ結構いけたりするのかしら。]