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惰隠洞は大丈夫なんだけど、軽石庵を置いてるサーバが、本日の機器増強やら何やらのあと、どうも様子がおかしくなっているみたい。phpのバージョンが上がって、何か設定が必要になったと言うことなんだろうか。とにかく情報集めます。
日曜日に遊びに出たりした祟りなんだろうか…。
「Fate/Zero」、「わすれなぐも」、「ぷかぷかジュジュ」、「モーレツ宇宙海賊」、「特命戦隊ゴーバスターズ」、「仮面ライダーフォーゼ」、「スマイルプリキュア!」、「機動戦士ガンダムAGE」。「Fate」は総集編その2、続く二本は「アニメミライ」プロジェクトで作られた作品。去年は「プロジェクトA」とか言ってたヤツっすね。「わすれなぐも」はIG制作。かつて陰陽師の手で封じられた平安時代の蜘蛛のモノノケの子が現代に甦って…と言う感じのなんだろうな、ライトなホラー、ってテイストだろうか。ジブリあたりが90分の劇場アニメーションで作りそうな話で、大変に質が高い上に金朋先生の独演会まで楽しめる、お得な一品。それだけにそのオチの付け方はどうなんだ、とも思ったけど。ちょっと唖然としましたよ(w。
「ぷかぷかジュジュ」の方もどうかしたらジブリがやりそうな、ファンタジックなファミリー・コメディ。制作はアンサー・スタジオ。海に行こうというパパとの約束が、毎回接待ゴルフのせいで保護になってしまって腐るミカ。そんなミカのお気に入りのビニール人形のジュジュが突然動きだし、ミカを海に連れて行ってくれるという…パパ役の三宅健太さんのガタイは良いのにどこかヘタレ、って感じのお芝居がとても良かった。
「アニメミライ」、全4本作られているんだけど、アニメシャワー枠で見れるのはこの2本だけで、残りはよみうりテレビで放映済だったのね。そっちも見たかったな(アクエリオンとシンフォギアに邪魔されてる時間帯なんだよね)。「モーパイ」はまあ、箸休めの回。
日曜日、巨大ロボ合体エピソードだった「ゴーバスターズ」、上手く合体できない理由がちょっと…。迷ったらダメ、って話なんですか? うーん……。新学期と共に新展開な「フォーゼ」。うん、学園が舞台のドラマを10月スタートにするってのはなかなか良いかもしれんと思った。ちゃんとキャラを描き込んだ上で、進級やら卒業やらのエピソードを持ってこれるんだね。
「プリキュア」はエイプリルフール回。ちゃんとウソついたことを謝るのは大変良かったと思います。「AGE」は見たけど、特に何もないなあ。
何もこんな日に、とも思うけど、用事があったので三宮出撃。家を出た時点では雨もそれほどでもなく、何とかなるかなーと思った次の瞬間にはどしゃ降りになってた。100均で傘買った時点ですでにびしょ濡れっす。
ついでにZEN CART関係で良さげな参考書でもないかなと本屋さんを覗いてみたけど、そういうのは今はあんまり置いてないのねー。見つかったのはEC-CUBE本ぐらいだった。あまぞん書店には何冊かあるみたいだけど、総じて星の数は控えめな感じ(まあ予想はできる。この手の本って、そこらのまとめサイトに書いてること以上の情報が入ってることって、まずないんだよね)。ま、触って憶えろって感じですわなあ。明日から本気出す。
ぷはーもしたし帰ろうかと新開地の駅にいってみたら、なんか貼り紙があって、強風の影響で神戸電鉄と山陽電車の一部区間が運航停止になってるようで。関東地方の企業さんじゃ、勤務時間の繰り上げとかもあったようですが。とりあえず自分の住み処の近所まではちゃんと電車が動いてたので安心しました。こないだどしゃっとやった前科もあることだしね。
「アクエリオンEVOL」、「戦姫絶唱シンフォギア」、「キルミーベイベー」(×2)。一応ミコノの能力のキモとは、ってところを描く回だったのかな、だった「アクエリオン」。冗談とも本気ともつかぬ事を大まじめでやる、ってのがこの作品の持ち味なんでしょうかね。好きですけど。
「シンフォギア」は最終回。んまあこれもポスト「まど☆マギ」の一つのありよう、などと安直に位置づけてドヤ顔しておけばいいんでしょうかね。とりあえず歌になったら「キャラなんか知るかー」モード全開になっちゃう奈々様に比べて、なんとかキャラで歌おうとするあやひーがちょっと不憫だなあ、とは思った。
「キルミーベイベー」は二本立てで終了。いい感じにユルくて楽しかったです。ま、ここんとこの話題的にはみっこがお母さんですよ、ってカミングアウトした方がネタ的には大きいのかしら。こちらはこちらで、おめでたい話でございますが。
C・L・アンダースン 著/小野田和子 訳
カバーイラスト Stephan Martiniere
カバーデザイン ハヤカワ・デザイン
ハヤカワ文庫SF
ISBN978-4-15-011841-9 \1100(税別)
宇宙に伝播した人類社会の最も外辺部にあたるエラスムス星系。そこは夫妻奴隷制を経済基盤とし、選ばれた血統に属するごく少数の特権階級に支配された世界。人類世界をゆるやかに統治するパクス・ソラリス守護隊は、この星域を戦争勃発の危険性の高いホット・スポットと認定し、監視を行っていなかった。そんな中、エラスムス星系に送り込まれた野戦調整官ビアンカが、不可解な死を遂げたという知らせがもたらされる。かつてビアンカの同僚で、今は引退しているテレーズの許に、この事件の捜査とエラスムス星系の現状を究明すべく、守護隊への復帰要請が届くのだが…。
まとまったお金を得るためには家族の誰かを奴隷として差し出して、その対価を得なければいけないような社会。そこは一握りの支配階級と、奴隷と、官僚と、その官僚達の行動を監視する事務官と呼ばれる人種から出来ている。その歪んだ社会情勢がもたらす不安定感から、ここは常に紛争と対外的な戦争の危険性を内包した世界、というわけでやや不気味なディストピアで起きた殺人事件の捜査を軸に、その事件の背後で信仰する大きな陰謀の影が徐々に明らかになってくる、というようなお話。
よく考えるとかなり陰々滅々とした世界で繰り広げられるディティクティヴ・ストーリーに、徐々にナノテクやらサイバー風味をまぶしてきている、と来ればかなり面白そうって気もしそうなもんだが、SF的なワンダーでのドライブ感、ってあたりは意外に稀薄。かなり念入りに考えられたストーリー展開のせいで、とんがったSFを読んでいる、というワクワク感はあまりない、というのが正直なところか。そもそもそのストーリー展開の方も、正直しっかり計算され尽くされた、とまではいかないところもあるわけで。
著者、C・L・アンダースン(この方、サラ・ゼッテルさんだったんですな)は本書において「平和について書きたかった」というようなコメントを残しているそうだけど、本書はそちらへの展望がしっかり描かれていると言うよりは、今も世界の各地に残る紛争地域において発生している割り切れないさまざまな物事を、改めて提示されているような気になってしまい、それはそれでまあ、正直楽しくはないよね。で、そんな楽しくはない世界観を突破する(SF的だったり、ストーリー的だったり、どちらでも良いんだけど)だけのパワーは残念ながら本書にはなかったか、と。かなり念入りに用意された序盤から中盤への流れに比して、終盤の捌き具合がやや拙速に過ぎたんじゃないかと。そんなに薄くない本なんだけど、ペース配分的にちょっと惜しかったんじゃないかという気はする。終盤の短さは悪くないんだけど、その短さを引き立たせるための終盤直前の仕込み、みたいな物が少々説明不足だったんじゃないかな、と言う気はしたんだった。
とは言えお話の展開のパートで、こんな感じでいろいろ注文を付けたくなる程度には「物語」の部分がしっかり立っている、とも言えるわけで、そこのところを追いかけて読んでいく分には意外に悪くない本だったりもするんだった。「スジ」を追っていくお話としてはかなり楽しめた、と言える。若干ダウナー系から脱却しづらいところはあるんだけど、それでも読んでいて楽しい一作ではございました。
★★★☆
データの移行の方針は定まったので、割と機械的な作業がメインになっているんだけど、それとは別にリニューアル後のサイトデザインも考えなくちゃいけないので、そこもちょっと思案中。「軽石庵」って名前にして良かったよ。基本グレートーンでまとめれば良いんだもんね(^^;。とはいえ出来たらちょっとは違うデザインにしたいので、そこは少し考えたい。雑なことはしたくないんだけど時間かかることもしたくないわけで、少々複雑ね、この辺は。
めっちゃくちゃ忙しい訳じゃなく、ぐだぐだとやっててほかの事に手が回らなくなっているってだけのことなんだけど。いろいろ忘れてるような気もするけど、思い出しながら書いてみる。
ここ二試合は見ても(聴いても)いないんだけど、
T3-0G(ギリギリ投手戦、といっても許せるかなーレベル)
T1-0G(どうしようもない貧打戦。これで負け投手になってしまう杉内が気の毒だったわ)
T1-5G(相変わらず敵の新人に自信を付けさせるのが上手いな阪神は)
C2-10T(聞きそびれちゃった。カッタデー!!)
今日の試合が打線にようやく火が入った結果だったら良いんだけど、どんなものでしょうなー(そんなはずがない、と思ってるんだけどさ、阪神ファン自虐派的には)。
もはや何と何を見たのかも良く憶えてないんだけど、「これはゾンビですか? オブ・ザ・デッド」、「エウレカセブン(特番)」、「夏色キセキ」、「黒子のバスケ」、「Fate/Zero」、「アクセルワールド」、「モーレツ宇宙海賊」、「特命戦隊ゴーバスターズ」、「仮面ライダーフォーゼ」、「スマイルプリキュア!」、「機動戦士ガンダムAGE」。
「ゾンビ…」はお帰りなさい。「エウレカ」は#51相当、という位置づけなんですっけ? 「エウレカ」ってこう言う話だったっけなあ、と言う気もちょっとした、し、全体に漂う出来の悪い演劇っぽい造りはどうしたもんかと。「夏色キセキ」は何かよくわからん。とりあえずこれまでごり押しやなんや言われとったけど、スフィア4人全員ががっつりメインキャストを演じるアニメが作られなかった理由が解ったような気がした。全員揃うとみんなが薄味になっちゃうんだね(^^;
土曜深夜、いろいろ新番揃ってます。「黒子のバスケ」は、タイトルから選手じゃなくコーチ的な人物が主人公になる話なのかな、と思ってたらそう言うものでは全然無く、究極の空気感を武器にしてプレイする選手が主人公なんですね。ちょっと面白いと思った。「ガンダムW」の5人がそれぞれ別の陣営にいて戦う、みたいな展開が待ってるんでありましょうか。
「Fate」は相変わらず質高いけど、このアニメのスタッフは飛行機のことはあんまり好きじゃないのかな、と思った。モデリングはちゃんとしてるけど、飛行機が格好良く見える絵、はそうじゃないだろ的な。
もう一本の新番、「アクセルワールド」の方は、始まる前のイメージとかから、勝手に「さすがの猿飛」的なアニメなのかな、と思ったらこちらもそんなものでは全然無く、それなりに作りこまれたSFアニメなんですね。制作サンライズでほわほわした世界観と意外にハード側で掘り下げたSF的設定が共存してる作品(に見える)、ってあたりで、これは「宇宙をかける少女」のリターンマッチみたいな位置づけなのかな、なんて事を勝手に思ったりした。こちらも興味はあります。「モーパイ」は新しいエピソードがスタート。ヨット部で海賊やりまっせ、って話なのね。
日曜朝。「ゴーバスターズ」は脇役さんにライト当ててみました回。あくまで自分の好みですが、ドジしちゃう新人君にも何か一つだけはすばらしく高いスキルがあって、みたいなノリが良かったんだけど、レッドのキャラがかなり理詰め方向なので、そんな彼に再考を促して、一段成長してもらう回、って考えたらこれはこれで良いのかな。
「フォーゼ」はそりゃ部活なんだから顧問は要るよね、というお話。それは良いんだけどライダー部の顧問になるのに、大杉先生はもう一声、実は生徒のことを一番に考える先生である、って描写が必要だったんじゃないかしら。ションベンちびりながらもゾディアーツと蘭ちゃんの間に割って入る、みたいなね。仮入部の二人は正規の部員になるんでしょうかね。
「プリキュア」は関西ノリフィーチャリング。弟くんが白石涼子なのな。
「AGE」は、盛りあがらねー。これに尽きる。
いくつか表示関係で許せんところがあって、そこをどう回避するかで結構悩んでいたんだけど、どうにか解決策が見つかった。あとはいくつかのページやメールでの文言関係の修整で何とかなるんじゃないか。軽石庵、今週中には再オープンします、なんとかして。
それにしてもweb古書店的にはKoshoten.net2って良くできたシステムだったよなあと思う事しきり。PHP5に完全対応したシステムがリリースされたら、こっちに戻っても良いかなあ。そのあたり、期待できるのかしら。
新番組がいろいろ始まっとるので、週の初めから見るもの多め。「謎の彼女X」、「アクエリオンEVOL」、「あっちこっち」、「未来日記」、「さんかれあ」、「戦国コレクション」。「君と僕2」はごめんなさい、外します。あと、「スペースバトルシップ・ヤマト」も。途中で飽きて見るのやめたけど。さて、
ちょっと気になる女の子の涎を舐めたことでその子を好きになってしまい、しかも定期的にその娘の涎を補給しないと禁断症状で高熱にうなされる体質になってしまった男の子が主人公、っていうのが「謎の彼女X」。いろいろ変だ。そのうえ妙に悪趣味だ。ただヒキはある、ような気はする。ヒロインのなかの人、オミデガンスかと思ったら別の人だった。相変わらず頼りないダメ絶対音感だ。
涎の次は傷口ぺろぺろだった「アクエリオン」、カグラさん、究極のツンデレキャラだったのね。
全くノーマークだった「あっちこっち」、絵面見る限りは(ひだまりの)沙英さんと(らきすたの)こなたがきゃっきゃうふふするようなアニメに見えたんだけどそう言うもんではなく、メガネの方は男子だったのね。いかにも「きらら」系なノリではあるんだけど、これはこれで悪くないかもな、って気にはなった。飛び抜けて良い、ってわけでもないんだけど。
「未来日記」はアクション多めで見どころの多い回。そこは良いんだけど、前にも書いてるけどゆっきーの勝利条件が良くわからんことになってきてるので、納得はしづらい。
今期の流行りは死んでるけど死んでない、なのかしら、なんて気になった「さんかれあ」。これは一回目だけではちょっと、かな。ルックは悪くないと思うけど。
巨乳美少女があられもない姿になる系のアニメなのかな、と思ってたらそう言うものではなかった「戦国コレクション」。世が世ならヒロインはくぎゅ、みたいなノリではあるけどまあいいか、みたいな。
「ヤマト」は最初の1時間ぐらいで脱落。何より映画としてその画は安物過ぎるだろうってこと。必要条件を満たせばそれで良いでしょ的なセットデザイン(頭の上の空間の空きすぎが気になってしかたない)とか、白組/ROBOT作品に共通するメカ絡みのCGの過剰なクロム感とかが自分好みじゃない。あと、原作リスペクトが全く感じられないのもイヤだった。「ヤマト」の魅力って、登場するメカがそれぞれ、それなりのキャラクタ性を持っていたところもあったと思うんだけどな。その辺をちょっと軽く見すぎなんじゃないかって気はした。
ま、テレビ放映バージョンだからかなりカットもされてはいるんでしょうが。
カミさんの実家(借家)、地主さんがここを更地(駐車場にでもするのかね)にしたいと言いだした関係で、お義母さんが引っ越ししなくちゃいけなくなったのが去年の末。いろいろあって引っ越し先も決まり、明日が引っ越し本番。俺の仕事は新居にいれる棚関係の組み立てと、新しく入れるテレビ(REGZAだ。いいなあ)のセッティング。
新しいテレビがはいる(親戚衆からのプレゼントなのでした)ので今使ってる小ぶりな薄型テレビはウチで引き取ることにしたんだけど、こいつをセッティングしてる最中に軽く腰言わしてしまった。我が家の死にかけのテレビを、テレビ台からどかす作業でやっちゃったみたい。本番は明日なのに大丈夫なのか、俺。
朝からばあちゃん宅のお引越し大会。基本的に引っ越しは業者さん任せなんだけど、そろそろ80の声を聞こうかという歳でのお引っ越しってことで、何より世帯主がおかしなところでコケたりされてはかなわんので、義兄夫婦とウチの抜け作夫婦、あとはばあちゃんのお兄さんが、主にばあちゃんがおかしな方向に暴走しないように(年寄りは妙にテンション上がっていらんことやらかすときがあるんだよね)、という監視目的で参加。とは言え人手はあった方が良いに決まってるんで、行ったからには引っ越し作業のお手伝い。業者さんは基本、荷物を指定した部屋に置くまでだからね。
昨日軽く腰言わしてたんで、あんまり重たいものは遠慮させていただきましたけど、まあいろいろ運んだり、バラした棚の組み立てやら電化製品の結線やら何やらで、8時起きで夕方5時頃まで、がっつり働かせていただきました。腰痛い。足もちょっとダルい。
まだWiiFitの結線やら何やら、作業は残ってるんで、日を改めてまた参上しないといけないみたい。ま、全然違う環境での一人暮らしになるので、ちょいちょい顔を見にいってあげた方が良いんだろうな。引っ越し先はブクオフの近所だし、これからは時々顔出すようにしてみるか。
意外に数がある週中盤。「ヨルムンガンド」、「これはゾンビですか リビングデッド」、「クイーンズブレイド リベリオン」、「エウレカセブンAO」、「夏色キセキ」、「シャイニング・ハーツ 幸せのパン」。
「ヨルムンガンド」は結構いけるんじゃないかな。田村少年、良い役引いたなと思う。「これゾン」はまあ、これはこういうモンだから。「クイーンズブレイド」は、パス物件。
木曜深夜。「エウレカ」はとにかく丁寧に作ってはいると思う。パラレルワールド的な世界感なんだろうか。むしろ劇場版の方に近い時間線のお話と言うことになるのかな。ルックは良いけどアンタ何言ってんの? 的な作品世界というのは案外前作に倣っていると言えるのかも知れない。とりあえず一番の不満はOP曲が聴けなかったところです。「エウレカ」が歌で引っ張らんでどーすんの。
「夏色」は少し面白くなったかな、という気はする。ただ、キャラの描き分けがかなり雑じゃないだろか。サブキャラのデザインが有り得ないくらい古いものになってる気がするぞ。お話そのものは。まあこれはこれであり、っすかね。「シャイニング…」は「祝福のカンパネラ」枠、っすかねえ…。
そんな言い回しはない。中国GPだよ。21:00にLiveTimingに繋いだってとっくに予選は終わっとるよ。かなりいろんな事があったみたいですね。ベッテルまさかのQ1ノックアウト、ロズベルグのポールに可夢偉4位とな。チームメイトのミハエルとペレスもちゃんとトップ10に入ってると言うことは、メルセデスとザウバーの速さは今のところ本物なんだろうか。期待したいっすね。
大森望 責任編集
カバーイラスト 西島大介
カバーデザイン 佐々木暁
河出文庫
ISBN978-4-309-41136-1 \950(税別)
前作書き下ろしの日本SFアンソロジー第7弾。10編を収録。
ということで、いつものヤツです。それでは感想。さくっといきます
別なタイトル付けるなら「メスクリンっぽい・タウンの兎たち」みたいな(そうか?)。スカしたようで実はちゃんとSFしていた前作がとても面白かったんだけど、こちらもなかなか。主人公君が意外にできる人物だった、ってあたりが見えてくるあたりも楽しくて。これからも時々出てきて欲しいっす。
FTLを実現した人類。外宇宙の知的生命体との外交交渉に赴く使節の前に突然現れた異星人は、いきなり結婚を迫る全裸の美女だった…。小川一水、こう言う話も書くんだな(良い意味で浪花節的なメンタリティ濃いめの人だと思い込んでいたので)。こんなスラプスティクもいけるのね。そしてオチは意外にグッド・オールド・日本SFって感じだったりする。
谷甲州が送るガテン系宇宙SFシリーズ再登場。そうか、表紙が黄色い「NOVA」には谷作品が載るんだな(w。今回は堂嶋さんの登場が遅めでちょっとやきもきしちゃったぜ。しかも前のお話で堂嶋さんの良きパートナーとなったはずの彼の出番も…。今回はハードSF部分よりもいわゆる官僚制的な何かに対する批判的な態度が少し前に出てしまっちゃったかな。
今年話題になった「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」の著者による、若干ピンキッシュな不条理系SF。なんというか、いきなり自分の前に「宇宙人です」って言うヤツが現れたら、その時の対応というか気の持ちようってこうだよなあ、ってところの説得力がかなり強力で、納得できて、すげーウザい(w。
「社員食堂の恐怖」と同じ世界観の許で語られる、日常に入り込む少し不思議。いつもの北野作品に比べるとかなりオーソドックスな作りで、北野作品ではなかなか味わう事の出来ない、「懐かしさ」みたいなものを感じてしまった。意外にじわっと来るね。
「NOVA 1」以来の登場と言うことなんだけど妙に既視感があるのは、間に「冬至草」という植物系のお話があったからなのかしら。こちらもオーソドックスというか悪く言うなら「投げた」と言えるのか。個人的には若干「投げた」感の方が強いかも知れない。悪い投げ方ではないと思うんだけど、投げるんなら投げるで、こちらの想像のためにもうひとネタ、仕込んで欲しかったような気はするの。
日常に紛れ込むちょっと不思議で怖いお話。こちらは仕込みの少なさがお話に余韻を与えている、と言えるのかな。ソフィスティケイトされた筒井康隆…違うか。
感覚障害をもつ僕、イオリの新しい「友人」としてママが選んだヒツギ、彼には特別な「能力」があって…。比較的緩めの話の多い今回のアンソロジーの中では、文字通り「痛さ」が前に来るようなお話。で、その痛さの「リアル」とその先にあるものの「リアル」の按配がかなりいい。ジュヴナイルにしては痛すぎて、ライトノベルにしては良心的すぎる、なかなか面白いバランスのお話だな、と思った。
想い人の記憶をライブラリに残し、改竄し続ける人にとってのリアルはどこにある? みたいな。大森望さんの解説が割にすんなりと納得できる(これは自分にとっては割と画期的なのよ、特に『すんなりと』ってとこが)。若干早めに語られるトゥイスト要素も良いと思う。
コロ介ミーツ押井守、みたいな。良い感じに切ないお話でございました
総じて「軽い」という感触はあったんだけど、これはこれで「今様」という感じではあるのかな。面白かったと思います。全体にふわっとした感じがあって、そこを楽しめるかどうかかな。
★★★☆
「めだかボックス」、「這いよれ! ニャル子さん」、「黒子のバスケ」、「Fate/Zero」、「アクセルワールド」、「モーレツ宇宙海賊」、「特命戦隊ゴーバスターズ」、「仮面ライダーフォーゼ」、「スマイルプリキュア!」、「機動戦士ガンダムAGE」。1話を見逃した「めだか…」、ニコ動で見れるようなのでそっちで予習。西尾維新原作に制作ガイナックス、というのはなにやらスタッフ的に期待を持たせる布陣だけど、意外なくらいオーソドックスな作りだったかな。ノリ的にはむしろ、生徒会がどうしたこうした的なタイトルの作品の方にシフトした感じだろうか。ヒロインのめだかさん、ひかささささささんにしては妙に艶っぽい声だなと思ったら、あいなまさんだったんですね。
ドラマCD、FlashアニメときていよいよTVアニメーションとして登場の「ニャル子さん」、これはあれだ、あすみん好きにはニヤニヤが止まらんアニメって事だな、ニヤニヤ。
土曜深夜。全体に手堅い造りが並んでる。個人的には新参の「黒子」と「アクセル」がどういう方向に話が進んでいくのかにちょっと興味があります。
日曜朝。ぼんやり見てたんでもしかしたら肝心なところを見逃してるのかも知れないけど、結局新メカの設計図は取られちゃったの? だった「ゴーバスターズ」。ホント、どうでしたっけ?
弦太郎君、マジで死んじゃったの? だった「フォーゼ」、どうなるんでしょうね。「プリキュア」はまあ安定銘柄。「ガンダム」は、んー、やりようによってはもっと惹きの強いお話がつくれたんじゃないかなあと言う気もするんだけどな。なんか「ジェダイの復讐」みたいな造りをさらに雑にしたものをみたような気分。
「東京都が尖閣諸島を買う」石原知事、米シンポで表明(asahi.com)。良くわからんのは「買う」っつーのはいったいどこから? ってところだったんだけど、埼玉に住んでる日本人が所有者らしいですな。んじゃその時点でここは日本の持ちもんじゃねえの? と思うと同時に、石原さんのこの発言を受けて、ここに中国が参入してオークション状態になる、なんて事も有り得るのかな、なんて事も思いはしたけど、全体としては良くわからん。
国がやらないなら都がやる、ってのは一件カッコいいけど、それ、都の金を石原が勝手に使ってやるんだぜ、ってことだろ? それはありなんすかね?
なんか立脚点がやたらか細い感じのする動きなんだけど、厄介なのはこの動きに異議を申し立てると、今度はお前は国益とか国体の維持というものをなんと思っとるんだ、みたいな声が出たりするんだろうな。そういう意味では石原慎太郎という人は、それなりに時勢を読むことのできる人なんだろう。生ぬるく見てる分には道化ではあるんだけど、どうにもかわいげのない道化ではあることだと思う。
月曜深夜は妙に濃いぞ。いきなり4本も見なくちゃいかんのかよ(減らせばよい… それはそうですが、意外に悪く無いんすよね、どれも)、ってことで「謎の彼女X」、「アクエリオンEVOL」、「あっちこっち」、「さんかれあ」。
「謎の彼女X」、おかしな引っぱり力があるね。アニメの方の絵柄に妙な既視感を感じるんだけど、何に似てるんだろうな。少し古めの方面でこう言う絵をみた覚えがあるんだけど、何だったかなぁ。ま、それはそれとしてアニメの方は面白いです。フェティシズムの描写の部分も面白いんだけど、明君と公平君の、女の子と付き合うときの定番に関するお話、が面白かった。先に進まないのは出だしの部分で何か拙いんだ、ってところでどんどんスタートラインを後ろに戻していく、ってあたりが実に童貞臭くってニヤニヤしてしまいましたよ(w。
「アクエリオン」は前作とのブリッジになるようなお話、で良いのかな。例の歌も流れてお得なエピソード。
「あっちこっち」は、何一つ突き抜けたところのないアニメなんだけど、これはこれでまあいいか、と言う気になるような作品。自分的には「Aチャンネル」枠、でしょうかね。監督はおいちゃんこと追崎史敏さんなんですな。
「さんかれあ」もおかしなテンションで引っ張る系。キャラでお話を作っていくタイプの作品なのかな。主人公以外のキャラがいい具合に立ってる感じやね。廃ボウリング場でのボールを使った演出がちょっと好き、かも。
T2-3S。「あ、野球やってるわ」と思ってRadiko繋いだときには試合はすでに8回の攻防だった。今日も割に地味目な試合だったみたいだね。今年はプロ野球全体で投高打低の傾向がある(Sponichi Annex)らしいけど、まあもどかしい試合が続くわな。シーズンはじめはどうしても投手力の方が上の試合も多いしね。今のところは「こりゃもうあかんわ」的な展開を見ることはそんなにないので、まだしばらくは、わいわいと応援して行けそうです。
交流戦が鬼門なんだけどねえ…。
某方面を見てて知ったサイト、通勤電車試乗記(N's note)。各地の主要な通勤電車のデザイン、走行性能、乗り心地などを評価しているサイト。なんだかとても楽しい。こう言うの読むのが楽しいのは、自分がメカフェチだからなんだろうとは思うんだけど。ちゃんとわたくしの足であるところの神鉄のインプレも載っている。
自分が関西の人間で、これが当たり前だと思っていたんだけど、こちらのサイト主の方の評価によると、関西の私鉄、なかんづく阪急電車って日本屈指の優秀電車なんですな。何かうらやましがられてるし(w。
んまあ鉄成分薄めの自分でも、確かに阪急は車輌、乗客の質的なもの、共に上等ではあるとは思いますが(ただ、千里線から堺筋方面に乗り入れる車輌の客は、若干困った人が多かった、って記憶もあるんだけどね)。
闇黒日記4/20の記事で京王線の車輌について、利用者視点からの解説が。この辺は毎日利用する人と、とにかく短期間で限定された項目のみをチェックしては次のところを比較していく人では感じるところは違ってくる、ということなのでしょうか。鉄である、ってところである程度、スペック重視になってしまう、ってところもまあわからなくはないけど、日々の利用者にとって重要なのはカタログデータじゃない、というのは確かにそうだと思います。
ロイス・マクマスター・ビジョルド 著/小木曽絢子 訳
カバーイラスト 浅田隆
カバーデザイン 矢島高光
創元SF文庫
ISBN978-4-488-69814-0 \980(税別)
ISBN978-4-488-69815-7 \980(税別)
皇帝直属聴聞卿となったマイルズ・ヴォルコシガンの最初の仕事、それは彼の一族にとっては因縁浅からぬ惑星、コマールで起きた貨物船とミラー衛星の衝突事故。惑星地球化の途中であるコマールにおいて、太陽エネルギーを安定供給するためのミラー衛星は、この星にとっては最重要の施設の一つなのだ。単なる事故か、それともテロ行為の一環なのか…。同僚のヴォルシス卿と共にコマールに赴いたマイルズは、そこで一人の女性と出会う…
前作から待たされること6年、とは言えこれは本国の刊行ペースがそうだったわけではなく、前作でもちょっと触れていた、主に出版社側の事情と言うことで。本国では前作「メモリー」が'96年、本書は'98年の刊行なので、そんなに間があいたというものでもない。で、この無駄にあいてしまった間が、本書に限っては「待望久しく」というよりはむしろ「散々待たされてこれかよ」って気になってしまう原因になってしまったと言えるのではないだろうか。そういう意味で、非常に残念。
前作でデンダリィ傭兵隊の指揮官の任を解かれ、代わりに皇帝直属の一種の司政官的な任務につくことになったマイルズの初仕事を描く物語なんだけど、このお話ではその任務の困難さとか、陰謀の深さとそれを解き明かしていくマイルズの活躍ぶりとかではなく、これまでとは全く違う仕事に就くことになったマイルズが、その仕事とどう折り合いを付けて、新たな世界でどういう人間関係を築いていくか、という方面に多くの描写が割かれているように思える。前作で宇宙有数の傭兵集団の司令官、という武官の立場から、バラヤーという強国なれど少々厄介な問題を内外に抱えた星間国家の最高権力者である皇帝直属の文官へと立ち位置が変わったマイルズの周辺に起こる変化、というところに著者の興味は向いているのね。
なので邦題にもなっているミラー衛星の事故がどうしたこうした、というトピックは、実は本書では一番大きい問題じゃない。その事件をきっかけに、マイルズの周辺に登場する新たなキャラクタを紹介する、というのが一番の主題なわけ。なので事故云々の方は正直かなりしょぼい描かれ方しかされていないのだった。いわゆる敵があまりにも小粒に過ぎて、事件の大きさ、ってところが読者に訴えるべき「大変でしょー?」ってアピール力に弱いのだね。
代わりに本書では、もしかしたらマイルズのこの先の人生において、非常に重要な意味を持つことになるかも知れない(というか、持つに決まってるんだろうけど)一人の人物の描写にかなり多く筆が割かれている。で、それは武官の相棒ではなく文官の相棒としてのそれなので、こちらもやはりそれほど見せ場的に派手なものがあるわけではない。その範囲内で頑張ってはいるんだけれども。
というわけで6年待たされてワクワクで読みはじめたこのお話、正直「あっるぇー?」って気持ちばかりが先に立つことになってしまうのだった。これが本国と同じく、2年程度のインターバルで読む本であったら、ここまでのがっかり感はなかったんじゃないかと思う。本書自体に罪はないのだと思うけど、やはり待たされればそれだけ期待感は上積みされてしまうんでね。次作、「シヴィル・キャンペイン」も本書と関連するお話らしいので、今度はもうちょっと早めの刊行を期待します。
あああと、いろいろ諸事情はあるんでしょうけど、この邦題(原題は『コマール』)はもうちょっと何とかならんかったんでしょうか。
★★★
火曜から金曜まで。「未来日記」、「坂道のアポロン」、「つり球」、「ヨルムンガンド」、「これはゾンビですか? オブ・ザ・デッド」、「エウレカセブンAO」、「夏色キセキ」、「シャイニング・ハーツ 幸せのパン」、「這いよれ! ニャル子さん」。あ、「めだかボックス」録り損ねた。
「未来日記」は最終回。正直良くわからない方向のオチの付け方ではあった。「エヴァ」+「まどか」的な何か? 原作もこう言う流れだったんでしょうか。
ノイタミナ枠の二本はある意味とても「ノイタミナ」っぽい、と言えるか。いわゆるアニオタ諸氏にはちょっと引いてもらった分、ノーマルポジションの視聴者様に少し多めに興味を持ってもらいたい、みたいな方面に欲をかいているのかな。その方向性はありだと思うけど、選択した手段のほうはどうなんだろうね。「アポロン」はまだマシだけど、「つり球」の方はそこそこアニメ的なリテラシーを持ってないと、意外と辛いんじゃないかしら。
「ヨルムンガンド」は割と気に入ってます。「これゾン」のほうは、一期(の特に出だし)ほどの引っぱり力がない感じだなあ、と。
木曜深夜。「エウレカ」、なかなか面白くなりそう、というか面白くなっていって欲しい。制作に竹田靑滋氏の名前がクレジットされてる時点である程度その方向性は見えてこようってものだが、そこは拙速に判断しないようにしたい。「エウレカセブン」と言うタイトルが持ってたはずのジュヴナイル要素をちゃんと作品中に盛り込んでくれるかどうか(前作の、少なくとも第1クールはきゅんきゅん来たんだけどねえ…)が個人的には一番の興味の対象かしら。今のとこは悪くない、と思ってます。主人公、アオ君の棒読みっぷりもコミで。
「夏色キセキ」は、何と申しますか、「それでええの?」感ばかりが先に立つと言うか。メガネ君、出だしは良い感じだったんだけどなあ。
「シャイニング…」はまさか20数分、パン焼いて人に配るだけでお話作ってくるとは思わなかった。ある意味すげえや。
「ニャル子さん」は、お前らのコメント付きでみるとすんげー楽しいです。
アニメは一通り見たんだけど、いろいろ良く分らんなあと思ってて。そういえばこれ、倅が買ってたなあってのを思い出して、ちょっと借りて読んでみた。とりあえず前半戦の6巻。
まずはアニメ版がかなり忠実に原作をなぞってることを知って少々驚いた、というか、好みもあると思うけど「見せる」技術の面でアニメ版はマンガ版よりはるかに整理されたビジュアルを提供してたんだな、と感じましたよ。
自分としては、原作の方では未来日記というものの「システム」の部分、各々の日記の長短とその持ち主の日記の使い方みたいなところのロジックに、もうちょっと説得力というか、詳しい解説があるのかなあと思ったんだけど、そういうところもアニメ版は結構忠実に原作をなぞっていて、このお話のキモはそこにはないんだなあ、というのを改めて確認させて頂いた。
多分この作品の魅力は、未来日記というシステムの面白さではなく、良くわからないがそれなりに役に立つアイテムを手にした人間たちがどう立ち回るのか、という心理的な駆け引きの部分にあるんだろうな。ま、未来日記というシステムの面白さで引っ張るとしたら、12人という日記所有者の数は多すぎるのかも知れない。キモは自分が(勝手に)期待した部分にはなかった、って事なのかも知れないね。
つーこって続きは後日。
月曜深夜の分。「謎の彼女X」、「アクエリオンEVOL」、「あっちこっち」、「さんかれあ」。
「謎の彼女X」が変態的に面白い。なんだろね、どっちかつーと少年マンガ寄りの、しかもどう見ても今様ではない絵柄なのにやってることはえらくエッジなところで非常にエロティックな変態行為キメてるこの感じは。
エロ方面では「彼女」に一歩譲ってるけど、変態性ではそれなりに負けてない「アクエリオン」。なんというか冗談と本気のはざまにこそ、若者達が求める真実があるんだよ、みたいな(そうか?)。
これはこれで変態だよなあ、な「あっちこっち」。まあこれは変態って言うよりは勝手にやってろバカップル、なんだけど。学生生活がメインなのにこれほど「自分ら」以外が見えてこないお話も珍しいな。
結局月曜日は変態4連発でした、ってことで「さんかれあ」。ギャグとシリアスの境がちょっとはっきりし過ぎている感じだな。散々ゾンビ猫追いかけ回したあげくに美少女が臓物どばー、て(^^;。
ってことで晩飯後に「未来日記」、後半の6冊プラス外伝2冊。基本的にアニメ版は相当忠実に原作をなぞった造りになっていた、ということは分った。つまりはアニメでこちらで「うーん」と思ったところは原作でもやっぱりそう、というわけで、それはどこかと言えばロジックの部分。やっぱり各々の未来日記の得失みたいなところを核にしたお話づくりがされていない、ってところにかなり不満を持った。オレが読みたかったのはそういう話じゃなかったんだけどな、みたいな。
かわりに押されているのは、どちらかというとサイコ・サスペンス的な側面なのだね。そちら方面での造りはまあ、悪くはなかったんじゃないだろうか。現実世界に投影してみたら「そんなヤツぁいねえよ」的キャラ大行進、ではあるんだけど。
それとは別な話として、2冊の外伝、「未来日記 モザイク」と「未来日記 パラドックス」の方はなかなか面白かったです。ちゃんとフォーカス絞ったわかりやすさがある、というか。このあたりの説明もアニメ版にはちゃんと(特にみねね様パートは)反映されてるんですな。そこは良かったと思う。
とは言えお話の説得力という点では、自分的にはもう一声、突っ込んで欲しかったような気はするな。理屈の部分で、文系のボンクラに納得させるだけの力がなかったような気がして、そこで妙にもやもやしたものが残っちゃった。
朝刊の全面広告で思わず「おお」とか声が出ちゃった、プラレールアドバンス(タカラトミー公式)。現行のプラレールのレールパーツをそのまま複線用のレールとして使っちゃおうというアイデア。これ考えたヤツは天才だよな。オレも家にレールがあったら思わず買ってしまいそうだもんな。
残念ながらウチの倅は、小さい頃プラレールにほとんど興味を示さなかったんだよな。親的には買ってやる気満々だったんだけど。なんたって第1世紀の「暮らしの手帖」が、あの、国産製品には極めて辛口だった(時代もあるんだけどね)「暮らしの手帖」が、かなり絶賛してたオモチャなんだもんね(w。ちょいちょいオモチャ屋で「買うか?」って聞いたんだけど、あんまり欲しがらなかったんだよなあ…
そんな倅が一時期夢中になってたのはこいつ。ま、何を隠そうオレ自身もこいつは梅田のキディランドで小一時間眺めてた覚えはあるんだけどね(^^;。
火・水の深夜分、「氷菓」、「坂道のアポロン」、「つり球」、「ヨルムンガンド」。
京アニの新作って事で何かと話題の「氷菓」。その「絵を動かす」技術と言う点においてはさすがに文句の付けようがない出来になっている。部室に行ってみたら先客(える)がいて、彼女のところに寄っていくシーンの、うねうねとしか言い様のない、えるへの接近シーンとか「すげえ」と思った。どうやったんだろう、デジタルなのかな? トゥーンシェーディングってこんな事も出来るの? テクスチャで処理(最近のCG事情は良くわかりませぬ)?
ただ、「絵を動かす」方の腕の冴えは凄いけど、「絵でお話を伝える」って方の手綱捌きはどうなんだろう、とちょっと思った。原作がどうなっているのか良くわからんけど、基本的にトリックスター的な脇役の長口上がストーリーを推進していくスタイルなのだろうと思うけど、畳みかけるセリフとそれに応えるぼそっとした語り口のリズムが、あんまり上手くないんじゃないかなあと言う気はした。美術にはお金を掛けられるけど、肝心の役者さんの技量が惜しいところでレベルに達してない小劇場系の演劇、って感じなのね(^^;。坂口大ちゃん(が悪いわけではないと思うのですが)のパートを千葉繁さんがやってたら、どうなってたかなあって気はちょっとする。ま、続きを楽しみにはしてますよ。
「ノイタミナ」枠はちょっと面白くなってきたかも。「アポロン」がなかなか楽しいっす。やっぱ最終回のタイトルは「スイングしなけりゃ意味ないね」ですかねえ。とはいえ結構複雑なコイバナも絡んできそうだし、この先どうなっていきますやら。
「ヨルムンガンド」は割と乾いた感じのエンタティンメント。自分的には結構好きなんだけど、銃撃戦の途中での、わりと「今あんた無防備でしょ」的状況で弾が全然当らない、みたいな描写はどうなんだろうなあ、って気もしないことはなく。そこはちょっと惜しいかもなあ。
いろいろあるんだけど一つ試してみた。Slim ScrollBar。Operaのスクロールバーをスリム、かつ要らんときには非表示にしてくれるアドオン。見た目的には目立たなくって大変結構なんだけど、縦スクロールの方はともかく、横スクロール時に、横のスクロールバーのあたりにカーソルを置いて、ホイールをぐりぐりしたら、デフォルトのスクロールバーなら横にもスクロールしてくれたんだけど、こいつを入れると横方向のスクロールには対応してくれないのな。惜しいなあ(^^;。
軽石庵の棚にLD並べようかな、なんて思いついて。自分のものもあるし、先日のお義母さんの引っ越しで、そこそこの数のLDをこっちで引き受ける羽目になったこともあって(って、これもお義兄さんが放ったらかして行っちゃったもんなんだけど)。
200枚ぐらいあるのかな、一応軽く動作チェックしとかないといけないよなあとは思ったものの、いちいち居間で動くかチェックすんのも面倒だし、自室の方は結線いっぱいいっぱいだしでどうしたもんかと。
で、安もんのビデオキャプチャユニット買ってきて、PCでチェックしたら良いんじゃなかろうかと言うことで、こんなの買ってきた。アイ・オー・データのGV-USB2つービデオキャプチャユニット。三宮のせいでんで3980円。どーでもいいけどソフマップはオンラインだと3980円、なのにハーバーランドのリアル店舗では4980円。なんでだ?
居間に置きっぱなしだった(ホコリひでえ)往年の名機(と勝手に思ってる)パイオニアCLD-70を引きずり出して接続、試しに適当にLD引っぱり出して取り込んでみた。アニメ(カリオストロの城)と特撮(空の大怪獣ラドン)。キャプチャ自体はワンタッチで、特に問題もなく進む。画質も良い感じのVHS3倍速、って感じでまあこんなもんじゃないですか。
せっかくだから焼いてみるか。こいつにはCyberlinkのPowerProducer5が付属してるんだけど、これ使ってみると焼きに入る直前に「このディスクタイプはサポートしていません」などとワーニングを発してくださる。なんじゃこりゃ、って思って調査してみるにXPのドライバの問題(かもしれない)、メディアがCPRMに対応していない(かもしれない、まあ確かに買ったのはずいぶん昔なんだけど)、など複数の理由がありそうな感じ。ま、ぶっちゃけよくわからん。
とにかく焼けないと面白くないので、フリーで使えそうなのはないかな、と思って拾ってみたのはFreemake Video Converter。非常にシンプルなユーザーインターフェースで、大変手軽(逆にやりたいことが出来ない感も結構あるんだけど)にDVDが焼ける。だいたい90分の映画だと、40分ぐらいで一丁上がり、って感じかな。
画質の方は、今のところ製品本来のラインナップを使った訳じゃないので何とも言えないんだけど、アニメは若干辛いところがあるかも。実写映画の方は、明るめの画像ならそこそこいける。夜のシーンはちょっと辛い(暗い部分にノイズが乗っちゃうのね)って感じかな。あと、実写映画だと若干コマ落ち感があるかも知れない。
ま、ともあれ5000円でお釣りが来るようなキカイにしては意外に良くやっとるよ、ってところでしょうかね。あまり画質とかにこだわらない、垂れ流し用のビデオを作るには良いオモチャかも知れません。
もうちょっとFreemake Video Converterの話。昨日も書いたけどこいつは非常にシンプルな操作でお手軽にビデオDVDが焼ける様になっている。編集機能もあるけどまあ、要らんところをカットするくらいのもんだ。
んでその編集機能なんだけど、「おや?」と思った事がひとつ。LDは、一本の映画だと途中で必ず円盤を裏返す儀式が必要になる。なので一本の映画をまとめようと思ったら、二つのMPEGファイルとして取り込んで、要らんところを切り取ってファイルを結合する、という作業が必要になる。なんだけど、不要部分をカットしたビデオクリップを結合すると、カットしたはずの部分もコミで一本のファイルになってしまうのね。どうもこの切り抜き編集は、一本のビデオクリップの状態の時のみ有効みたい。元のビデオクリップは極力そのままにしておく、って仕様だからなんだろうな、と予想。なのでニコイチにしたビデオの中間部分の無駄を切りたいときは、一度カットしたファイルを保存して、余分のないビデオクリップを作ってやらんといかんって事なのですな、なるほど。
実はちょっと楽しくなっちゃって、ウルトラとかサンダーバードとかのボックスもの、片っ端からDVDに焼いちゃおうかな、なんて画策中なんでした。
たくさんあるぞー、「これはゾンビですか? オブ・ザ・デッド」、「エウレカセブンAO」、「夏色キセキ」、「シャイニング・ハーツ 幸せのパン」、「黒子のバスケ」、「Fate/Zero」、「アクセル・ワールド」、「モーレツ宇宙海賊」、「特命戦隊ゴーバスターズ」、「仮面ライダーフォーゼ」、「スマイルプリキュア!」、「機動戦士ガンダムAGE」。簡単に行こー。
「これゾン」、パッとしねえ。「エウレカ」、かろうじて指一本、ジュヴナイル側に引っかかっている感じ。そこに望みを託しておきますよ。入れ替わり話だった「夏色キセキ」、うん、これはなかなか結構。「シャイニング・ハーツ」は、さすがにパン焼くだけでは話は進まんわなあ。
土曜深夜、「黒子…」、マジと抜け作のバランスが良い感じ。「Fate」、良い声のおじさま達が続々と黒くなっておりますな。「アクセル・ワールド」はヤキモチ焼く先輩がかわいかったっす。「モーパイ」は、うーんどうだろ、お話がちょっと都合良く進みすぎてる感じもしないでもない。
日曜朝、お姉さんとの確執話だった「ゴーバスターズ」。そこは悪くない(もうちょっと引っ張っても良いんじゃないって気もしたけど)んだが特命部、失点続きじゃね? 別の番組だったら「解散だー」ぐらい言われかねないんじゃないか? いきなり流星くんがデレになっちゃった「フォーゼ」、京都でなんかやってます。京都行きが続いてるな、だった「プリキュア」。みゆきの顔のディフォルメが強烈でしたな(w。
さて第三世代に入った「AGE」、それを一番最初にもってこいよって言いたくなるぐらいちゃんと面白くなってたじゃないの。これだよー、絵柄を小さいお友達向けにするだけじゃダメなんだよ、年少さん向けアニメは、最初にほどほどのコミカル要素と問答無用にカッコいいメインメカをばーんと見せてあげなくちゃ。コミカル要素を担当するのがじいちゃんになったフリット君ってところでびっくりしたけど、んまあ厳格な男親ほど孫には甘い、ってのもそれなりに理解は出来なくもないけどね。
今日はほぼ一日「ウルトラマン」メモリアルボックスLDをDVDに移してたんだった。Disk4、16話まで見ましたが、やー、やっぱ「ウルトラマン」、おもしろいわ。ちゃんと「ウルトラQ」の味であった怪奇色も引き継いでいるのね。
んでもって、いやな大人になってしまった今だからだと思うけど、本作に登場する子供たち、総じて殴りたいヤツばっかりだな、と見直してみて改めて思った(w。怪獣が近づいてるのにそこに近づくのを制止されて「ちぇ、つまんねえな」とか言ったり、ウルトラマンに向かって「帰れー!」連発したり。や、自分にもこれで良かったお年頃は確かにあったはずなんですけどね(^^;。
グレアム・シャープ・ポール 著/金子浩 訳
カバーイラスト 新間大悟
カバーデザイン ハヤカワ・デザイン
ハヤカワ文庫SF
ISBN978-4-15-011848-8 \1040(税別)
ピンチスペース航法と呼ばれるFTL技術を獲得した人類は、銀河系広範に渡って複数の星間国家を形成していた。そのうちの一つ、星間連邦の宇宙艦隊の士官候補生として、最優秀の成績で卒業を間近に控えていたマイケル・ヘルフォートだったが、彼に敵意を抱く一部の同期の候補生の策謀により、訓練飛行中に危険行為を犯したとして先任特権を剥奪されてしまう。上官からの訓告と共に再試験に臨むことになったヘルフォート。一方そのころ、星間連邦とは長年の敵対関係にある星間国家、ハンマー・オブ・クラアで権力闘争に明け暮れる権力者のひとりが、自らの権力強化のために星間連邦を巻き込む陰謀を進めていた。その陰謀は偶然とは言え、ヘルフォートの親族を巻き込むことになってしまったのだ…。
名前は似てるがこっちの「フォート」くんは、頭に「地獄」とかついてる割には黒いところは全くなく、位の上下にかかわらず先輩諸氏の言うことは素直に聞き、出来たら自分は目立たないポジションで地道に仕事がこなせたらいい、とまで思っている人物。ま、典型的な優等生で、かつ、本書では新米であることもあり、いろんな事件に関して彼が積極的に関わるような局面がほとんどない上に、お話の流れの中で、この人ならではの個性みたいなものもあまり前に出てこない感じがある。もうひとりの「海」が頭に付く「フォート」君の方はとにかくクソ真面目、ってところの描写がかなりしっかりしていて、それ故彼が引き起こすことになる幾多の悲劇的な結末にちゃんと説得力を持たせてたと思うんだけど、こちらは今のところ、そういう方面はちょっと手薄かも。
というか、あちこち手薄な割にいろんな事を盛り込もうとして、敵と味方の世界観やら、その世界における(とりあえず主人公があずかり知らない)権力闘争とかの部分の描写が意外に盛りだくさんだったりする割に、肝心の主人公の方の描き込みが割と客観的なところにとどまってしまっているものだから、結果的に世界の動きの方は結構念入りなのに、主人公の葛藤だとか成長の方は、意外に雑な描写しかされていないように感じられた。総じて「なげーよ」な一冊なんだよね。
とは言えその、ちょっと長めのお話の最後にやってくるバトルシーンは、それなりに迫力もあるし読ませるので、そこは割と楽しめるか。時々何やってるのか判らないときもあるんだけど。
ま、暇潰しに読むには悪くない、かな。サポートAI、"マザー"がなかなか良い味かも。あと24世紀になってもホンダは健在らしいぜ(w。
★★★
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□ P2 [確か1978年にサイタマから宝塚に引っ越したのですが、 東京でもまだ少ない自動改札はフル整備だわ 車両はキレイで冷房..]
□ rover [わたしゃ私鉄文化のない土地からいきなり関西にやってきて、最初に住んだのが阪急沿線だったって事もあって、私鉄ってのはこ..]