ばむばんか惰隠洞

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2011-09-01 [長年日記] この日を編集

[Day] 今日から9月…だよね?

昨日は8月31日だよね? 月末だったはずだよね? なのに月末払いのはずの入金が全然やってこないってどういうことなの? もしかして8月って32日まであるの?

今日になってメールしてみたら、どいつもこいつも「忘れてましたー」だってさ。

ふざけんなコラ(^^;。

[Anime] 定期視聴番組

「異国迷路のクロワーゼ」。なんだろな、階級問題的な視点を持ち込みつつも全体としてはふわっとしたところに着地点を持って来たせいで、カミーユお姉さま(ああ、女の名前だわね)は上流階級故の深謀遠慮すぎがやな感じばかりを前に出しすぎ、クロード様の方は庶民的なフランクさが無神経ばかりを演出し、湯音のほんわりがそれを一旦うやむやにしてまあ良いか、で終わらせちゃった、みたいな。

もうちょっとこの話、続くみたいなんでどう落すのか、続きに期待しときます。

[Baseball] マケヘンカッタデー!!

D3-3T。どう見ても今日は負けを一つチャラにしてもらった感じ。ナゴヤドームでこれは御の字以外の何者でもないとは思う。当分新井は7番でいいよ。4番は関本じゃなく森田にしないか? どうせ優勝なんか出来ないんだから、ここらで将来の虎の4番候補にもっと場数踏まそうぜ。

ラジオ観戦なんで細かいところは良くわからんのだけど、今日の試合は7回ノーアウト満塁で藤井に代打桧山、ってとこに文句付けたい。そこは藤井で行って、投手のところで代打の切り札だったんじゃないのかね。真弓はんの用兵には、なんつーかルーティンワークすぎて面白くない、ってところが多いような気がしますなー。


2011-09-02 [長年日記] この日を編集

[Day] 台風だー

「タラス」って名前なんですな。古本発送があるのでおやつ時に表に出てみたら、雨が小降りだと風がびゅーびゅー、風が収まったな、と思ったら今度は雨がぱらぱらと降ってきてどうにも難儀な天気だったぜ。テンション上がってるのは傘振り回して大喜びの小学生諸君だけで、どこのお店もお客少なめな感じでしたな。

タラスさんは若干西の方に進路をずらしたみたいだけど、これからいよいよ本土上陸って事になりそうで、台風が通過しそうな地域の方、気をつけてくださいね。

土曜日は神戸文学館に出かけようと思ってたんだけど、こりゃちょっと延期だな。

[Comics] お買い物

海街diary(吉田秋生/著)ちょっと遅くなりましたが吉田秋生「帰れないふたり」(海街diary 4)。四姉妹の三女、チカちゃんの彼氏の店長さんの過去バナがなかなか味わい深い。そこに絡めて語られる、すずや風太たち、中坊諸君のちょっとした気持ちの揺れの描写がいい感じ。このシリーズは開始直後から「吉田秋生ってこんなに絵下手だったかなあ」ってところの違和感が拭えないんだけど、それでもマンガとしての完成度はかなり高い。最新刊が出るたびに、1巻から読み直してしまうってのは困ったアイテムであることだよ。

[Anime] 定期視聴番組

「いつか天魔の黒ウサギ」、「BLOOD C」、「輪るピングドラム」、「THE IDOLM@STER」。「黒ウサギ」はまあ、水着回。実は夏のさなかに水着回が来るって意外に珍しいような。

「BLOOD」は、まあ彼女は彼女なりにいろいろ苦労はあるんだろうけど、

小夜ウゼエ。

時実さんの行動原理の訳分らなさもあるんだけど、総じてキャラクタたちの動きがウザいな。どこに感情移入したら良いんだ?

「ピングドラム」、プロジェクトM、という、出だし思いつきっぽかった言葉に実は意外と意味があったのかも知れないよ、的な。「輪る」のMだよ、なんてところに着地、は安易にすぎるか。弟くんも生存戦略執行側に組み込まれちゃったりするんでしょうかね。

「アイマス」はなんだかぽややんとしたおねいさんの行動が周りをどんどん面白い方向に導いて、って流れが面白かった。男装の美少女さんが何でバトルする必要があるのか、ってところが良くわからんかったけど。


2011-09-05 [長年日記] この日を編集

[Day] 土日はぼけー

何をするでもなく。んまあ台風来てたしね。いろいろやろうと思ってたこともあったんだけど、ほぼなーんもやらんと二日が無為に過ぎた…、あ、でも土曜日は古本追加したし、日曜日はカミさん出かけてたから半日ばかり主婦やったか。うん、何かしらは、やった、と言うことにしよう。

[TV][web] 定期視聴番組

「神様ドォルズ」、「TIGER & BUNNY」、「セイクリッドセブン」、「神様のメモ帳」、「海賊戦隊ゴーカイジャー」、「仮面ライダーフォーゼ」、「スイートプリキュア♪」、ニコ動で「花咲くいろは」、「日常」。

割とあっさり姉弟和解しちゃった「神様ドォルズ」。最後の方で訳ありげなお姉さんも登場してましたな。

土曜深夜。んまあ小技が使えないのが虎徹だから、「バニーちゃん」発言でぷっつん、ってのはまあ妥当な落とし所なんだろうけど、できたらもう一声、仕込みが欲しかったな。何かの理由でマーベリックさんの記憶操作が完全にはできてなかったとか、そんな感じで良いので。

「セイクリッドセブン」は回想回。ツンツン執事くんの少年時代がなかなかかわいらしかったですな。ただこういう過去があった割には、皆さん研美さんのことを信用しすぎなんじゃね? って気はしないでもなく。

「ヤーさんの21球」的趣だった「神様のメモ帳」。んーと、配球パターンがわかると言うことと、その球を打てるというのは、別な話のような気がするんだが、そこはあんまり深く突っ込んじゃいかんのだろうね。

日曜朝。「ゴーカイジャー」はジェットマン回。何かと評判の高かった「ジェットマン」ですけど、このあたり見てないんだよなあ。と言うわけで盛り上がり具合は個人的にはイマイチだったかも。というかアダルティ方向に振ったお話造り自体が、そもそもあんまり上手くできていなかったんじゃないかしら。

さて新ライダー、フォーゼ。んー、一回目を見る限りは、お芝居ダダすべりにキャラ造りがなんか勘違い設定のオンパレードで、正直見てて、

恥ずかしかったです。

別にオレが何かやらかした訳じゃないんだけど、どうにもこう、見てると居心地の悪さばかりが先に立って来る第一回でしたよ。これからどうなっていくのやら。今回は「トランスフォーマー」あたりも意識してたりするんでしょうかね。

webの分、今週は「日常」の、何となくはかせのところに謝りにいく麻衣のお話が良かったです。


2011-09-06 [長年日記] この日を編集

[Day] あ…

誕生日だった。日付が変わったあたりですみさんからメール頂いて気がついた(ありがとうございます)。ま、さすがにこの歳だとめでたさも中の下、だわね。

[Baseball] カッタデー!!

C1-2T。相変わらず打てない。ピッチングスタッフががんばってくれたおかげで勝たせてもらった試合だな。勝つには勝ったので、仕事のBGMとしてはまあ、悪くない音声ではあったけど。


2011-09-07 [長年日記] この日を編集

[Baseball] カッタデー!!

T5-1C。珍しくも阪神の4番が仕事をし、球児を出さずに勝てたのは良かったね。仕事しながらのラジオ観戦だったんだけど、今日はかなり安心して聴けましたわぁ

そのあとぼやーんと見てた「うさぎドロップ」でちょっと涙腺ちくちくされちゃったのは、また別のお話。


2011-09-08 [長年日記] この日を編集

[Day] 遺された物を見にいく

画像の説明天気も良いしいい感じに涼しくもなってきたし、ってことで神戸文学館で開催されている企画展、「歴史を未来へ SF作家 小松左京展」を見にいってきた。神戸文学館には去年も出かけたことがあったんだけど、その時は連続で門前払いを食らってしまって(1回目は休館日、2回目は連休明けの振替休館だったの)非常に残念な思いをしたので、今回は念入りに情報蒐集して出かけましたよ(ま、危なく休館日の昨日、出かけそうになってたのは内緒なんだけど)。

さて、もともと関学のチャペルだった建物が容れ物なわけで、それほど広い施設でもない関係上、展示内容もかなりこぢんまりしたもので、特にSF作家の小松左京って人が遺した物について、って部分についてはまあ、それほど「お?」と思う物はなかった(あ、でも『日本沈没』の時のいろんな計算に使ったというキヤノンの電卓はちょっと興味深かった。×と÷のキーはあるけど+と−が無いんだよ。代わりに=キーが二つついてるんだけど、これがそうだったのかなあ)んだけど、SF作家になる前の仕事の部分がちょっと見れたのは嬉しかったかな。原子力政策を推進する目的で発行されていた経済誌「アトム」の一コママンガとか、いとし・こいしさんのニュース漫才の台本などを書いてた時代の資料なんかはちょっと貴重かも。

全体としてはやや物足りない気もしないではなかったけれど、それでもちょっとじわっと来る物を感じたのは、たぶんそこに展示されている物の多くが、紙にインクで記されたものだからなんだと思う。古びの感じがそれを書いた人の歴史みたいなものと相まって、独特の味みたいな物を演出してくれるのだろうな。

たとえばオレが今、何かの間違いで文豪になったとして、数十年くらい先にこんな展示会があったとしたら、そこに展示されるアイテムってドスパラのパソコンとかだったりするわけだよね。それ見た人は、今の自分が古びた原稿用紙にインクで記された文字を見て感じる何か良くわからん物と同じ感覚を得られたりするのかな? なんて事をちょっとだけ考えたことでした。

[Anime] 定期視聴番組

週前半分。「ロウきゅーぶ!」、「まよチキ!」、「うさぎドロップ」、「No.6」、「異国迷路のクロワーゼ」。「まよチキ!」が意外と完成度高い感じがする。深夜アニメのお約束をちゃんと守ってオーソドックスな作りになってるんだけど、そのオーソドックス部分の造りがかなり丁寧で、そこにちょっと好感を持った、のかな。

「うさぎドロップ」は台風がやってきた、編。コウキが良い味出してんなー。基本なんて事ない話なんだけど、ディティールの描き込みが丁寧なので、妙に「あるある」感が前に来て、楽しかったりちょっとほろっとしてしまうパートがちょいちょい挟まるんだよな。

[Baseball] カッタデー!!

T9-3C。今日も勝たせてもらった。投げる方がそろそろ息切れしかかってる感じなので、この調子で打つ方が復調してくれると頼もしいんだが。

次はなぜか優位のヤクルト相手なんだけど、ここで取りこぼすのが阪神だしなあ、と思ってしまう阪神ファン自虐派。実況聞くのは控えようかね(^^;

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

珊瑚海 [ちなみに小松左京氏の御兄弟は神戸で古本屋を営まれておりました。つまり我々の大先輩なんですよ。]

rover [そうだったのですか、知らなかったです。お父様が結構理系の方のお仕事に就いておられてた、ってのは知ってたのですが。 ど..]


2011-09-09 [長年日記] この日を編集

[Anime] 定期視聴番組

週半ば分、「BLOOD C」、「輪るピングドラム」、「THE iDOLM@STER」。

盛大にスプラッタかましてきた「BLOOD…」、まあ「BLOOD」だから血まみれになるのはそれなりに受け入れつつ見るんだけど、その、血ぃどばどばな展開に持ってくるまでの流れとその後の後始末が、アニメとは言えちょっと雑過ぎなんじゃなかろうか、って気はしないでもなく。こんだけ人が死んでいる(クラスメートほぼ全滅とはね)状態で、世界が何も動きを見せないってのはどうなんだろうと言う気はする。そこにちゃんとした理由がつけられたら良いんだけど、そこ、語ってくれるのかな?

「ピングドラム」はなんかよくわからんけどとてつもなく面白い。一瞬一回見逃したのかと思うくらいの超展開っぷりで、何が起きてんのかと思ったけど、アニメーションとして見せる、というところでくり出される方法論の多種多様さにちょっとくらくら来た。EDの三人娘、陽毬と彼女の小学生時代の親友だったのね。この先お話に絡んできたりするんでしょうかね。

双子ちゃんフィーチャリングの「アイマス」。んまあありがちなお話だけど、細かいところの絵造りの念の入りっぷりがなかなか。オチでちょっと吹きました。

[Baseball] マケタデー!!

S4-2T。昨日の悪寒が的中するとは。打てない阪神に逆戻りしちゃった、いや違うか、点の取れない阪神に戻っちゃった、と言う感じかな。こうなると引くぞー。辛い三連戦になりそうな悪寒がするよ。


2011-09-10 [長年日記] この日を編集

[Books] NOVA 5 書き下ろし日本SFコレクション

NOVA : 書き下ろし日本SFコレクション 5(大森望/編集) 大森望 責任編集
カバー装画 西島大介
カバーデザイン 佐々木暁
河出文庫
ISBN978-4-309-41098-2 \950(税別)

もちっと山椒があっても良かったかな

全編書き下ろし作品で構成される最新の日本SFアンソロジー、第5弾は8編を収録。

前巻から比較的短めのインターバルでやってきたNOVA第5弾。早めの新刊登場は、単に現行が揃うまでの時間がいろんな理由で短くて済んだ、と言うことのようですが。それではいつものように短い感想など。

「ナイト・ブルーの記憶」上田早夕里

水位が著しく上昇し、人類はわずかに残された陸地にしがみつき、かつ新たに登場した知的生物たちとの共存も強いられるようになった近未来の社会を描く、著者の一連のシリーズに連なる作品なんだけど、異形なものたちの描写は今回は無し。かわりに語られるのは海に魅入られ、海と自分の関係性をよりシームレスな物にしたいと願う男のささやかな物語。「グラン・ブルー」? んー、むしろ「RD」のハルさんみたいなイメージだろうか。

基本聞き語りで語られていく物語は最後に

けれども、それを終えたら私は詩人になる。

と言う主人公の控えめながらも高らかな宣言で幕を閉じる。この流れは、ちょっと良い。

「愛は、こぼれるqの音色」図子慧

医療テクノロジーの発達がもたらした一種の感覚共有テクノロジ。そこでの最高のサクセスストーリィは完璧なオーガズムのデータの共有。そのための試みに偶然巻き込まれることになってしまった地上げ屋の若者が体験した事件とは…。

老け専のあなた、お待たせしました的な…いやいや(w。これはこれで美しく、切ないラブ・ストーリィ。主人公の黒丸君、その過去や現在の境遇なんかを考えると充分にシリーズ物の主役を張れる人だと思うんだけど、そういう話はこの先、期待できないのかな。

「凍て蝶」須賀しのぶ

適当に身の周りの物をフリマに持ち出して生活費を稼いでいる僕の前に現れた彼女。彼女が興味を示したのは僕の父が描いた一枚の絵だった。その絵に描かれていた山は、普通に考えればありえない物だったのだけれど…。

ちょっと「死の泉」を連想してしまった。お話の舞台装置としてアレを持ってくるとか、そういうところってのは女性作家的にやはりかなり魅力的な物なんだろうか。悪くない話だと思うけど、登場人物達の「国籍」が全く感じられないところでちょいと減点、かも。

「三階に止まる」石持浅海

誰も押していないのに、必ず一度三階で止まるエレベータ。実害はないと言えばないのだがやはり気味が悪い。そこにいったいどんな秘密が隠されているのか…。

良質のSFは良質のミステリの要素を持ってることが多いと思ってるんだけど、そういう思いを改めて強く感じさせてもらえる一作。小気味よいね。

「アサムラール バリに死す」友成純一

今回のアンソロジーは悪ふざけ要素が少々控えめな印象あるんだが、そんな中空気読まずに悪ふざけ方向に思いっきり針を振った一作、なのかな。作者、友成純一さんのご冥福を上っ面でお祈り申し上げます(w。

「スペース金融道」宮内悠介

たとえ何光年離れたところにいようとも、例えどんなに人類とは違う生態系のもとに種を保存している種族であろうとも、貸したお金は返して頂きます、って会社に拾われた若造は…

SFだ

本書の白眉はこれでないかい。なんだろな、ハードとソフトが良い按配で折り合いを見つけたお話、と言う感じ。その安定ぶりが個人的には、クラシックSFの趣も感じられちゃってちょっと嬉しい気分になってしまったりするのだった。

「火星のプリンセス 続」東浩紀

残念ながらタイトルで一発かますようなことはしてくれなかった(ノリ的には『火星の女神マリサ』とかだったんすかね)ようだけど、やりたいことは何となくわかるような気はする。この人の思考パターンの基本単位は「ファミリー」なのかな、ってあたり、かしら。

SF読みにとってなじみの深い単語が次々とくり出されるし、お話の展開もちゃんとしてる。でも読んでて一番最初に来るのは「フラクタル」だよなあ、って感想なのは、なんだかごめんなさい、です。

「密使」伊坂幸太郎

時間SFの佳品。二つの物語が最終的に一つにまとまるんだけど、そのまとまり方に不満無しとしないので佳品、ってことで。ふたりの登場人物のお話が一つにまとまるところの必然性が弱い感じがして、そこが惜しかったかな、と。

個人的にはオーソドックスなSFが揃っていたなあと言うところで割と楽しめた。小粒ながらも捨てがたい味がありますね、と言う一冊。

★★★☆

[Baseball] マケタデー!!

S6-2T。良いとこなし、とっほっほ(つoT)。


2011-09-11 [長年日記] この日を編集

[TV] 定期視聴番組

「神様ドォルズ」、「TIGER & BUNNY」、「セイクリッドセブン」、「神様のメモ帳」、「海賊戦隊ゴーカイジャー」、「仮面ライダーフォーゼ」、「スイートプリキュア♪」。

突然出てきたおねいさんが、どうしようもないくらいウザくてパワフルでどっちかというと敵方キャラだったことがわかった「神様ドォルズ」。一回目の冒頭で描かれてたシーンの詳しい話はこれだったのね。ギャグもちょいちょい挟みつつ、お話は少々シリアスな方向に進みそうで、そうなると詩緒の出番が減っちゃいそうでちょっとイヤね〜。

土曜深夜。オーソドックスに熱い展開を持って来た「TIGER…」。面白かったけど対H01にはもうちょっとだけ戦術とか戦略という物をだね、って気もしなくはなく。ヒーロー達の誰よりも動きが速いアンドロイドなので、その動きを一旦封じないといくら強力な銃でも当てられないんだよ、ってところの説得力をもう一声、欲しかったような。

いきなりの急展開になった「セイクリッド…」。突然アステカ(マヤなのかな?)の秘法ネタとかが被さってきて、これはいったいどうしたことかと。ただ、お話そのものはかなりいい感じ。お約束の面白さと、上がる感じは結構いいよね。

最後に彩夏が身を投げちゃうと言うショッキングな展開が待っていた「メモ帳」、なんだけどこれ、原作ではかなり早い段階で語られるエピソードで、この事件がもとで鳴海君はニート探偵の助手として動き始める、という流れになってた(→やらおん)んだそうで、このあたり、かなり大きく変えてきたんですな。次のお話を見てみないと判らないけれど、ここまでの流れってところに限るならば、あまり上手い方向には向かなかったんじゃないかな、って気はする。

日曜朝。フィーチャリングアイム回だった「ゴーカイジャー」、「アイムの本性はこんなモンじゃないぜ」って言うマーベラスの言葉の説明がちょい足りない感じはしませんか。実は常に違う自分を探している存在だったから、海賊の仲間に加えたんだとか、安易で良いからもう一声欲しかった。

とはいえ「アバレン」メンバーとの再会は嬉しいやね。ポルシェ乗りのカリスマ整体師も身を固めちゃったのねー。ブルー繋がりならリューノスケにも顔出して欲しかったな(w。

「フォーゼ」は二回目。うん、慣れた(w。ツッパリハイスクールろけんろーなライダー、なんだよねこれ。そう思って見ると大変楽しめる。今は臭くて浅いお芝居も、今後のお楽しみと思って見ると案外楽しめる。目に隈作ったオタク女子、好みなのでちょいちょい出してくださいな(w。

「プリキュア」は、えーとちょっと前の「ゴーカイジャー」で、クイズ番組ネタがあったような…あわわ。

[Baseball] マケタデー!!

S4-2T。今日は最終奥義、「中継を聞かない」を発動させたんだけどその甲斐もなく。一つくらいは勝って欲しかったんだけど、それもダメだったか。キツいなあ。


2011-09-12 [長年日記] この日を編集

[Day] 蒸し暑い…

9月の頭はかなり涼しくなったな、と思ったんだけど、ここのところまた蒸し蒸しが帰ってきた感じでかなわんなあ。今やってるお仕事が基本単純作業な上に、どういう訳だか前任者の不始末の修正作業が大量に舞い込んで来るもんだから、蒸し暑さの不快感との相乗効果でストレスマッハっす。

もうちょっとで一区切り、ってタイミングで次のタスクが降ってくるのも厄介なんだよなあ。

[F1] イタリアGP決勝

レースはタイミングモニタで追っかけてたんだけど、地上波の映像を録画し損ねてた。むう。

スタート直後のアクシデントで多重クラッシュが発生、可夢偉もこいつのワリを喰ってしまったようでワリと早い段階でリタイアしてしまう羽目に。レースは久しぶりにミハエルが速さを取り戻したようで、そこはちゃんと映像で見てみたかったような気がするな。勝ったのはベッテル。ほぼ決まりかねえ、チャンピオンシップは。

[Anime][web] 定期視聴番組

ニコ動の分、「花咲くいろは」、「日常」。光岡BuBu乗りの経営コンサルさんが、持ってかれたお金を取り戻そうと奮闘する話だった「いろは」。年増軍団いろいろ大活躍だ。次回が最終回になるの? エニシングは真の跡取りになれるんだろうかね。あと、妙な「鉄」へのこだわりはなんなんだろう(w。

「日常」はフィーチャリング笹原先輩、みたいな。面白かったです。


2011-09-13 [長年日記] この日を編集

[Oldbooks] 夢の国から夜這いになる

97845760410569784576041049商売物に手を付けるシリーズ。ちょいと前にマクラナハンたちがいなくなってしまったドリームランドのお話を読んだんだけど、んじゃあその後先代の主人公達は何やってたんだろ、ってふと気になってそっちの方も読んでみた。とは言えこちらのシリーズも「『影』の爆撃機」までは読んでいて、で、こいつがかなりトンデモ展開方向に進んでる感じがして、さすがにちょっと、と思って続きが出ても買わなくなっちゃったのね。

で、この「『影』の爆撃機」のあとに来るお話がこちら「炎の翼」(書影はamazonにリンク)。前作で前大統領が極秘に結成したハイテク武装集団に助力することを決めたマクラナハンたち旧「ドリームランド」のメンバーたち。折しも中東ではカダフィが追放され、かつてのリビア王朝の末裔を名乗る男がリビア王を名乗り、イスラム過激派勢力を集めてアラブ世界を支配しようとする。手始めの目標はエジプトの傀儡化。中東の油田の権益が一気に危機に陥った今、アメリカの石油メジャーはマーティンデイル前大統領の率いる私設軍隊、「ナイト・ストーカーズ」に出動を依頼する。それこそが現在、マクラナハンたちが協力しているチームであったのだが…。

スジだけ見ると至極真っ当なんだけど、この事態に立ち向かう「ナイト・ストーカーズ」ってのが、陸は前作でも登場したレールガン装備のパワードスーツ(3人いたら中隊レベルの戦闘力を発揮する)、空にはおなじみメガ・フォートレスを中心にした旧「ドリームランド」のハイテク空中戦艦。少なくともこのお話の世界におけるマクラナハン一党の戦闘力は、確実にチートなレベルなわけで、そんな連中が国家レベルでのコントロールからフリーハンドになって、国際紛争に勝手に介入する、ってのはつまり、ソレスタル・ビーイングだよね(そういえばマクラナハンのメガ・フォートレスに対する偏愛ぶりってのも、何となく「オレたちが、ガンダムだ!」に通ずる物があるのかも知れない)。

今回はこのチート設定に、さらに9歳の天才少女科学者、なんてキャラが登場して、かーいらしい顔して(るんだと思う)レーザー兵器の一足飛びのパワーアップに助力する、なてな展開が加わるもんだから、読んでる方は

アニメか

って気になっちゃうのもしかたなかろうってところで。それどこのギガンティック・フォーミュラ?

と言うわけで全体としては行くとこまで行っちゃってる感じのハイテク軍事サスペンスなんだけど、「お?」と思う所もほんとにちょっぴりだけどあって、それは「国家の正義、国家の大義」ってなんなんだい、ってあたりに対する考察が加えられている、ってところ。

もはやアメリカは世界の警察たり得ない。世界各国の紛争は、基本的に当事者のみがその解決にあたるべきである、と言った思想について、それもアリかも知れんよなあ程度の歩み寄りが見られるところ、国家の指導者とは、その国民がその時点で一番その存在を欲している存在であり、その人物は必ずしもその国家と国際社会にとって最良の存在とは限らない、ってあたりを(あまり上手くはないんだけど)描写してきたあたりには、一定の評価をしてあげてもいいような気はする。

とは言え全体的には褒められた出来じゃないのは確かなところですよ。著者のブラウンさんがそうなのか、平均的なアメリカ人の意識がそうなのかは良くわからんのだけど、核兵器がどんだけ厄介なものかってところを割と浅い認識で済ましてるのはいつものことな上に、本作ではさらに無頓着に中性子爆弾なんて物までほいほい爆発させちゃったりしてるんだよな。ここらのある意味無邪気な部分はもうちょっとどうにかして欲しいもんだと思うぞ。


2011-09-14 [長年日記] この日を編集

[Oldbooks] 夜這いから我に返る

97845760514829784576051475昨日の続きで商売物に手を付ける。デイル・ブラウン「ロシア軍侵攻」。前作で一度は国家のコントロールから離れたところで活動することになった旧「ドリームランド」の面々。作戦は成功し、アメリカとその友好国は極秘裏に巨大な危機を回避することに成功したのだが、その代償は大きかった。愛する妻と弟を失ったマクラナハンは、自分とは全く考え方の異なる現大統領の許、再び軍の組織の一員として活動することを命じられる。

同じ頃、アフガンを追われたタリバンの小さな勢力は、いくつかの偶然から勢力を飛躍的に拡大し、一説にはリビア以上の埋蔵量と言われるトルクメニスタンの原油採掘施設の安全を脅かすまでになっていた。

前作で9歳の天才幼女科学者まで出しちゃったのはさすがにマズかった、と思ったのかどうかはわからんけど、本作ではそういった「アニメか」的な描写はかなり減り、かわりになんというかな、非常に泥臭い、ある意味冒険小説の王道的な描写がかなり増えているあたりが面白い。

ただし泥臭いのは主人公達ではなく、あくまでそんな泥臭いチームを、とってもスマートなマクラナハンたち「ドリームランド」の面々がサポートする、って話になっているんだけど。

それでもあまりなチートっぷりはかなり大きく影を潜め、ちゃんと血反吐を吐いて、地べたにうずくまる男たちの方に視線を向けたあたりの方向転換は歓迎したい気はする。

人間ドラマってところではもう一点、主人公マクラナハンと現大統領との関係性もちょっと興味深くて、そこも読みどころになるのかも知れない。

ソレスタル・ビーイング臭ぷんぷん、世界の警察官時代のアメリカ、を未だに引きずっているマクラナハンと、アメリカで始めて二大政党のどちらにも属さず、限定的ながらモンロー主義的な思想を行動規範のベースに置いている大統領、ソーン。常に対立しつつもマクラナハンの判断力や行動力に一定信頼を置くこの人の存在が、かなりなマンネリに陥っていた本シリーズにちょっとした新機軸を持ち込んでくれたのかも知れない。

敵対する勢力として登場しながら、なかなか魅力的な脇役に成長していくタリバンの戦士、ツラビーも魅力的で、前作があまりにだらしなかったせいもあるのか本作はそこそこ楽しめた。相変わらずアメリカ人以外の人命を軽く、というか安く見てて感心しないところもあるんだけど、それでもまあ、久しぶりにそこそこまとまりの良い話にはなってたかな、というところ。

ただしこれ、このシリーズを最初の方から読んでる人限定の感想になってしまうかな、って気はするけれども。


2011-09-15 [長年日記] この日を編集

[Anime] 定期視聴番組

週前半分。「ロウきゅーぶ!」、「まよチキ」、「ダンタリアンの書架」、「うさぎドロップ」、「No.6」、「異国迷路のクロワーゼ」。

山の上になんだかハイソなトレーニング施設が、っつーのはなんかちょっと前にもあったなーと思ったら、そりゃ「そふてにっ」やがな、だった「ロウきゅーぶ!」、良くわからんけどメイド喫茶って楽しそうね、だった「まよチキ」ときて「ダンタリアン…」。

出だしから明らかに絵のタッチの違いが気になって、なんだろなーこれ、「グレンラガン」の4話みたいなことを意図的にやろうとしてるのかなあ、なんて思ってしまった、し、EDテロップ見たら小林治氏の名前もしっかりクレジットされておりましたな。一種の入れ子構造になったようなお話で、一つ内側の入れ子の部分はあくまで現実世界とはちょっと違う世界なんだよ、紙魚って存在が普通の人間たち以上に厄介な存在になる世界なんだよ、ってところを強調するための起用であったんだろうとは思うけど、でもやっぱり"前科"(って言うのもかわいそうなのかもわからんけど)込みでの仕込みってニオイがしてしまうあたりがガイナックス、なのかしらね。

りんが熱を出すお話だった「うさぎドロップ」。あえてぷち「父親ネットワーク」みたいなものを作る描写を入れ、ダイキチの行動範囲に新たなエリアが拡がった、ってところを追加してきたあたりがちょっと面白かった。次回で最終回なのでこのあたりの仕込みはすぐには効いてこないと思うけど、もしかして2期とかあったら、このあたりもそれなりに機能したりするのかしら。

というかすんげー面白いので2期やって下さい。

「No.6」の方は無理やりクライマックスに向けて話を動かしてきた感じ。シオンの都合の良い変貌っぷりがちょっと納得できない。

「クロワーゼ」はステキなんですけど、なんだろな、「大きな話」が一つ足りてない気がする。なんでも良いんだけどたとえば、ギャルリ・ド・ロワ全体が無くなっちゃうかもしれない、とかそういうレベルでのお話がないんで、このままだと湯音の自己の満足感を満たすだけで、お話が終わってしまいそうな気がするんだけど。

[Day] 今年は水難の年なのかい?

3月に洗面所のパッキン交換やってはぁやれやれと思ってたら、今度は給湯器付近から水漏れが。業者さんに見てもらったら、これは給水管じゃなく給湯器の方じゃなかろうか、って事でガスの業者さんに来てもらってチェックしてもらったら、給湯器が寿命ですよ、と。

このマンションが建った時についてた給湯器、ってことで業者さんも「ここのマンションでも最後の一機ですねえこれ、よく働きましたねえ」なんていう良くわからんお褒めの言葉を戴きましたが、給湯器が死にかけな事に変わりはないわけで、まずは工事費の見積もりを…

うっ。

結構な出費になるのですね。ま、放置するわけにはいかないのでお願いすることにはなるんですが、厳しいなあ(つoT)。

[Baseball] マケガコンドルデー

対中日三連戦は,負け越し。秋が来たかなあ、って秋じゃん。今年は善戦したって事かしらね。

あ、ついでで失礼になってしまいますが久万元オーナー、長いことお疲れさまでした。


2011-09-16 [長年日記] この日を編集

[Day] 相見ツ取ってみた

昨日の続き。一応工事費込みの見積もりは出してもらったんだけど、ネットでは「最大75%オフ!」とか何とかをウリにしている業者さんのサイトも結構見かけるので、こっちだとどういう数字が出るんだろうと思って、比較的近くの業者さん何軒かにweb経由で見積もり依頼を出してみた。

どこもクイック・レスポンスやねえ。

ほとんどの業者さんはその日のうちに電話とメールで返事を返してくれた。一応どこもちゃんとした対応しているようには見えますな。

それにしても昨日見積もってもらった近所の業者さんが弾きだした数字と、今日出してもらった数字、一番上と一番下で10万の開きがあるってのはどう判断したもんだか。ちょっと家族会議だな。


2011-09-17 [長年日記] この日を編集

[Oldbooks] こりゃまた上物の歴史改変SFではないですか

978419892119497841989209379784198920609ぼんやり商売物に手をつけてみたら、これがめったやたらに面白くて。佐藤大輔「信長新記」(1)〜(3)。本能寺の変を辛くも生き延びた信長を中心に、その後の日本の中世から近世への歴史的転換を描く作品、になっていくのだろう。なにせこの方はお話を完結させないままにしてしまうことが多く、この作品も未完なのですね。

なので途中までのお話なんだけど、シミュレーション・ウォーゲームのデザイナーとしても名高く、小説の方でも「レッドサン・ブラッククロス」など、凡百の「ぼくのかんがえたすごいひみつへいき」が手前勝手に大活躍するような、腑抜けた仮想戦記とは一線を画した、細部と整合性に徹底的に気を配った、舞台を戦国に移した精密な仮想戦記になるのかな、って思って読んでいったんだけど、で、そういう味も確かにあるのだけれど、それ以上にこれ、非常に精緻に考察された歴史改変SFの味があって、そこがとても楽しい。

基本的に本書は、我々のいる日本とは違う時間線にある日本で21世紀初頭に記された本、と言う体で記述されていて、そちらの時空での日本は大平洋(と言うかこちらの時空では『大東洋』。パチンコ屋かい、と思ったあなたは大阪人)の大部分を支配する強国で、しかも日本自体も日本と大和という二つの勢力に分離している。「大和」は満州国的イメージなのかな。日本は皇国として(日本だよ、扶桑じゃないよ)いまだに世界的強国としての影響力を保持してはいるけれど、20世紀の後半にはその勢力にも翳りが見えている、と言う設定で、そんな現在ただいまのあちらの日本の礎を築いたのが信長だった、と言うのがこのお話の裏のテーマになっていて、そこの捌き方がとても気持ち良いんだった。

基本ラインは、信長が本能寺の変を生き延びたらその後どんなことをするのか、ってところの思考実験なんだけど、そこにちょいちょい現在(とはいえウチらの現在とは違う)からの視点が加わることで、現在の我々が知ってる日本とは違う日本、と言うモノに対する想像力が刺激されるわけで、それってSFを読んでいる楽しさに他ならないよな、と。

山本五十六がもう一度過去に転生しただけで、それまでの日本のジリ貧ぶりが劇的に解消されるなんてとても思えないけれど、戦国時代に偶然発生した戦術的な転回点が、その後の民族的な思考の方向性に一定の方向転換を与えたのかも知れない、という描写であれば、読んでるこちらは「ああ、ここでそういうことがあったから」的に納得して、ここにはない年表に、それなりの修正を加えて想像力に勝手に動いてもらう楽しみが存分に味わえる物になっているんだった。そこの所の楽しさは格別な物がある。

戦国時代の戦闘や兵站の描写の緻密さが楽しめる上に、そこから数百年先の時間線まで勝手に妄想して楽しめるというなかなか得難い本。続きを強く希望したいです。

まったく、世の中は読み切れない面白い本で溢れてるぜ。

[Anime] 定期視聴番組

週の半。「いつか天魔の黒ウサギ」、「BLOOD C」、「輪るピングドラム」、「THE iDOLM@STER」、「神様ドォルズ」。いまだにマジとノリの境界が良くわからない「黒ウサギ」。ライトノベル原作のお話には良くあることなのかも知れないけど、ストーリーの基本的なスジを意図的にうやむやにしてお話を進めるもので、モチベーションと勝利条件がよく見えないお話が多いような気がするんだけど、そんな欠点があからさまに出ちゃってる作品のような気がする。

曰くありげなイケメン君まで喰われちゃったあとに「なんちゃって」的な展開を持ち込んできた「BLOOD」、んー、そのお話の持って来方も無しとはしないけど、あまりに唐突すぎるような気はするな。もうちょっと撒き餌に念を入れて欲しかったような気はしないでもない。

「ピングドラム」は謎はないけどハテナだらけやで、みたいな。リンゴ編に一区切りついてお話は次の展開に、ってことなのかな。良くわからんけどおかしなヒキは健在っすね。

オールスター夏の大運動会だった「アイマス」。ポロリはないよ(当たり前)。ある意味シンプルにまとまったお話、なのかな。オジサンにわか響さんファンなので、彼女の出番がもうちょっとあったらもっと嬉しかったです(^^;。

「神様ドォルズ」は、いちいち詩緒がかわいいなあ。これだけでお腹いっぱいっす。

[Baseball] マケタデー!!

C5-1T。アウェーで序盤で4点取られたらどうしようもありませんな。本気で、かつ今年は残り捨てる覚悟でオーダー変えた方が良いんじゃないですかね。


2011-09-18 [長年日記] この日を編集

[PC] もうやめて、hpのライフはほぼゼロよ

「hp」の「ライフ」て。軽石庵さんで一番働いてると言える複合機、hpのpsc 1315くんが突然動かなくなっちゃった。厳密には動こうと彼なりに努力はしてるんだけど、ヘッドを左右に素早く動かしてくれないので、1ラインを描くのにとんでもない時間がかかってしまうという感じで、つまりはモータが死んだって感触、だな。

んまあこいつも購入したのが2005年の松の内。なんだかんだで6年半、ほぼ毎日何かしら印字してきたことを考えれば、充分に働いたって言えるんだろう。何はともあれプリンタが無いととても困る(結婚する時に仲人さんに、『君の書く文字は象形文字だね』と言われた人間なのでね)んで、早急に後継機を手配しないといけないね。

半分死んでるこのキカイ、前面給紙、単価は高いけど保ちの良いインクカートリッジ、電源入れっぱなしで放ったらかしでも、いつでもちゃんと応答してくれる反応の良さ、ってあたりがかなり気に入ってたので、次もhpにしようかなあと思ってるんですが、手頃なのがあると良いな。とりあえず明日ソフマップ行ってみるべ。

基本的にスキャナは要らん(こっちはこっちでヤバいんだけどね。なんせ常用スキャナはSCSI接続の骨董品だもんな)のだけど、ちょいちょいコピーの用事があるんで複合機ってチョイスになると思うんだけど、シンプルで安いのがあると良いな。

[TV] 定期視聴番組

「TIGER & BUNNY」、「セイクリッドセブン」、「神様のメモ帳」、「海賊戦隊ゴーカイジャー」、「仮面ライダーフォーゼ」、「スイートプリキュア♪」、「青の祓魔師」。

王道的に良い感じに盛り上がって終わった「タイバニ」。うん、良い意味で安定して面白かった。二期も望まれていそうだけどどう持ってくるのがいいのかな。虎徹は引退せざるを得ないような気はするけど楓を新ヒーロー(ヒロイン?)にするのならばルナティックとの関係性にどう整合性をつけるのかが厄介そうな気がするし。とりあえずブルーローズが立ち読みしてた本の効能が発揮されることをお祈りします(w。

「セイクリッドセブン」も最終回。新しい事を何もやっていないのに何だか妙に面白い作品ではあった。こっちも二期に引きたい気分はあるんだろうと思うけど、で、あっても良いとは思うんだけど、実現させるのはかなり難しいのかな、って気はする。良い出来なんだけど代わりも豊富よ、ってポジションにある作品ではあると思うんだよな。

ようやく主人公にモチベーションが生まれた「メモ帳」もやや手遅れ感はあるけど良い感じでございました。

日曜日、良い感じにノリがわかってきた「ゴーカイジャー」に今はとにかくやれそうなことはなんでもやるぜ、的な「フォーゼ」、どっちも面白かったです。プリキュアも安定傾向でね。


2011-09-19 [長年日記] この日を編集

[PC] 買ったは良いが出だしでトラブル

B003X0B2OCってことでソフマップに出かけてプリンタというか複合機を検分。全体に入門機の方はずいぶん安くなっとるね。んでもって見つけた目玉商品(ま、前日にwebで目を付けてはいたんですが)、hpのPhotosmart Wireless B110a(hp公式。画像はamazon)、特価4680円。安っ!。オールブラックな見た目はお値段に不相応に高級っぽいし、それなりにhpのプリンタには信頼感もある(なんだかんだで1315、良く頑張ってくれたもんね)のでこいつで即決。

とにかく明日の古本発送のための納品書やらラベルシールへの宛名印字やら、すぐに使いたいのでさっそく家に持ち帰って(ウソつきました。昼飯と銘打って立ち呑みいえー! しました)セッティング。基本的にドライバのインストールなんかは特にトラブルもなく終了したんだけどなんか様子がおかしい。

カラー印刷が全くできない。

ドライバ的にカラーのカートリッジがあることは認識しているんだけど、それが全然紙に働きかけてくれないのね。プリンタとしても、コピー機としても、しれっと動作はしているんだけど、基本的に今のところこのキカイ、カラーインクを装備したモノクロプリンタでしかない状態だ。

どういうトラブルなんだろうと思ってネットでちょっと調べてみたら、同じようなトラブルに遭ってる人は意外にいるようで、価格.comとかでもウチと同じトラブルにあって困っちゃってる人が結構いるようで。意外と札付きだったのかも知れん。

基本的に黒インクのみを使ったグレースケール印刷、で急場はしのげるからまあ良いんだけど、こりゃたぶん本体の不具合だろうな。よーし、クレームつけちゃうぞ(辞めさせられちゃうかな…)。

それ以外の操作感はおおむね良好(印字スピードは結構速い、印刷クオリティは可もなく不可もない、動作音はhpの安物複合機の伝統でやかましい)で、そういう意味じゃ良い買物だったんだけどね。

あとちょっと新鮮な感じがしたのは、メーカーサイドのエコへの取り組みかな。本体は不織布製の簡単なバッグ様な物(つかこれ、マジでエコバッグとして使えるんじゃないだろうか)に包まれて、発泡スチロール材で固定されただけで、ポリだのビニールだのの袋は全然使われてないし、マニュアル関連も必要最低限というか、どちらかというと十分条件に足りてない情報をプリンタで打って入れときました的な簡略ぶり。その姿勢は理解できるけど、これはこれで伝えるべき事をしっかり伝えきっていないような気はするな。マニュアル関係ぐらいは無駄かも知れんけど、とりあえず存在している情報は軽重を問わず全部羅列してくれた方が良いんじゃないのかな。

[Anime][web] 定期視聴番組

ニコ動で「花咲くいろは」、「日常」。喜翆荘の翠はスイさんの慧なので、スイさんの喜びのために他のみんなを巻き込むのはちょっとね、ってのが喜翆荘をたたむ理由だった、つーのはちょっと弱いんじゃねーの? だった「いろは」。エニシングがもう一皮剥けて大きくなるためのスイさんの仕込みだった、なんてのの方が(これはこれでありきたりすぎるけど)受け入れやすいお話になったんじゃなかろうか。最終回でどういう捌きが来るのかはわからんのだけど。

ほぼチャンミオの失恋話だった「日常」。溺れてた子供役で塩大福さん。どういう方針のキャスティングだったのか良くわからんが、良い話げではあったと思う。絵の方で思いっきり振ってくれた感じもあったし、まあこれはこれで。


2011-09-20 [長年日記] この日を編集

[PC] 交換だー

昨日買った複合機がカラー印字できないぞ問題、放っておいても埒があかないので、カスタマーサポートに電話してどうなってんの? って聞いてみた。それなりにちょいちょい発生する事象なのか、電話に出てくれたオペレータさんは速攻で「それではヘッドのクリーニングを行ってみましょう。お手数ですが乾いた綿棒と湿らせた綿棒をご用意願えますか?」ってことで、ヘッドの接点やらヘッドの受け側の端子部分やらを綿棒でゴシゴシと拭き取り作業をやって、かつプリンタ他の機能としてのヘッドクリーニングも実行してみたんだけど特に状況は好転せず。

と言う結果を伝えたら、ちょっと保留があって(と言っても数分にも足りない時間で)「それでは交換とさせていただきますので…」だって。似たようなトラブルは結構発生しているのかも知れないね。

向こうの指示に従って、購入時のレシートのコピーをサポートセンタにFAXして、こちらのキカイは返品用に梱包(箱に戻す、ってだけの話だね)して後は続報待ち。基本的にサポセンの対応は迷いがなく進んでいく感じでそこは良かったし、対応策に関する結論を出すまでの時間も大変迅速でそこは好印象。ただ、それが客相手の安全策って事なのかも知れないけど、「ありがとうございます」言いすぎだとは思った。

「綿棒をご用意できますでしょうか?」「できました」「ありがとうございます。それではインクカートリッジを全部外していただけますか?」「外しました」「ありがとうございます。それではカートリッジの上の方にくぼみがあるのは確認できますでしょうか?」「ああ、ありますね」「ありがとうございます。それでは…」って感じでね。

そこまで念を入れないとキレちゃうタイプの客がいるって事なのかも知れないけれど、あまりな低姿勢は却ってウザいぜ。お互い最終的なゴールはトラブル解消なんだから、そこまでの道のりはもうちょっとビジネスライクでも良いんじゃなかろうか、と思います。そこにイチャモンつけてくるヤツがいるから世の中厄介なんだよ、って事なのかも知れんけど。

[Day] 工事だー

さてこっちも早急に何とかしなくちゃいけない給湯器問題。ネットでいくつかの業者さんに見積もり依頼を出してたんだけど、その中で対応が速くて、かつ仮見ツの価格もかなり低かった業者さんに、「んじゃあ実際に見てもらえるだろうか」って連絡入れたら、「これから見にいきます」って。台風も近づいてるこの状況で、普通に業者さんはやってきてくれて、給湯器周りの現状をぱしぱしとデジカメで写真撮って、その場ですぐに修正版の見積もりを出してくれたんだけど、その値段も他所よりかなり低めだったのでその場でそちらに決めて、「都合の良い時に工事に来て下さい」ってお話したらば数刻後には電話があって「明日行けますけど」だって。

「安かろう悪かろう」は昔の話。「安くて速いぜ」じゃないと今の世の中、やっていけないって事なのかな。

少なくともここまでの流れは、消費者側としては大変好印象なんで、こちらの格安業者さんに工事を依頼してみた。明日実際の仕事ぶりを拝見させていただきます。おそらく台風の真っ最中の仕事だってのに、ふっつーに来てくれるってだけでもかなり良い方に振れてはいるんですが。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

TUX [●慇懃無礼、ってのはありますよね。あと、個人的には敬語・丁寧語の誤用は乱暴な言葉よりカチンと来ます。 ●ともあれ、..]

rover [あと、どこに向いてんのかわからん気遣い、もかなあ。hpのサポセンにフリーダイヤルで電話すると、最初に「このたびの東日..]


2011-09-21 [長年日記] この日を編集

[Day][News] どしゃっといきました

朝っぱらからヘリコがバタバタうるせえなあと思ったらこんなことが。神戸電鉄粟生線で土砂崩れ 電車が非常停止(asahi.com)。あらあら、これはまたぼっこりと芝の部分が線路に落ち込んでしまったのね。このあたり、うちのマンションの住民達が年に一度、「クリーン作戦」と称して草むしりをやるんだけど、その時に地面に何か悪さやらかしちゃったかしらね。

って事でモロに自分ちの庭先のそのまた先が崩れちゃってることにびっくりしたですよ。意外に自分ちの中からは死角になっちゃうので、実際どうなってたのかは良くわからないんですが、上の階の住人さんだと、ベランダから見物できたんだろうなー。

マンション横から公園(今回土砂崩れが起きたところ)に降りていける通路があるんだけど、おまわりさんが入り口に「KEEP OUT」のテープ張って見張りに立ってるのを見て、意外に大事になってるんだなあと、かなり後付けで知ったことでした。ま、そもそも自分が住んでるマンションでぼやがあっても気付かないうっかりさんではあるんだけども、ウチらってば。

[Day] ガス屋さんがやってきた

今日は給湯器の交換工事があるので、そいつに立ち会う必要があった、って事もあったので土砂崩れの現場を見物にいってる場合じゃなかった、って事情もあるんですけどね。

昼前に電話もらって、昼ニぐらいまでにはいきますから、ってことで待ってたら、13時半過ぎくらいに業者さん到着。台風はまだ近所にいるわ、土砂は崩れてるわって状況で、わざわざ西宮からお疲れさんです。最初の見積もりでは4時間ぐらいの作業になるだろうと言うことだったんだけど、作業が完了したのは17:30をちょっと回ったぐらいってことで、ほぼ予定どおりに作業は終了。

ウチの給湯器、このマンションができた時に付けられたキカイらしく、かなり古いものだからいろいろ今の機材とは合わないところもあるようで、結構面倒な仕事だったんじゃないかとも思ったんだけど、特に滞りもなく作業は終了。これまで機能していなかった(なんせ古い給湯器だったからね)自動お湯張り機能が使用可能になったのがかなりデカルチャーでした。ボタン一個押したら勝手にお湯が出てきて、良いところで勝手に止まるんだぜ、すげえや(w。

ちなみにキカイが替わったところでカミさんと一緒に使い方チェックしてた時の彼女の最初のコメントは、「コイツしゃべりよった。しゃらくせえ」でした(^^;。


2011-09-22 [長年日記] この日を編集

[Anime] 定期視聴番組

「ロウきゅーぶ!」、「まよチキ」、「ダンタリアンの書架」、「うさぎドロップ」、「No.6」、「異国迷路のクロワーゼ」。

異様に広いバスケットのコートが一部で話題になってた「ロウきゅーぶ!」、なんか変なもん見えとるで、がちょっと面白かった「まよチキ」、と来て「ダンタリアンの書架」。あれですね、、世の中には「ウルトラマン」もあれば「怪奇大作戦」もあるんだよ、って感じかな。ジャンル内のテイストと、その中での少しばかりのアダルト志向みたいな物を探っているような。そこのところは決して完璧に決まっているとは言えないんだけれども、雰囲気自体は嫌いじゃないです。

「うさぎドロップ」と「No.6」、「クロワーゼ」の3つは最終回。特に何か大きなことが起きるわけではなかったんだけど、何となくじんわりと来る物のあった「うさぎドロップ」。「世の中にはこんなにたくさん、お父さんお母さんがいるじゃないですか」ってセリフはいろいろ示唆に富んでるなあと思ったことでした。あとコウキ&コウキママが良かったっす。コウキママとの距離を安易に縮めるようなことをしてこなかったあたりも好印象。「No.6」は、んー、たぶんこれは小説で読んだらそれなりに納得できるオチの付け方だったんだろうなあと思うんだが、アニメにしたらちょっと古いスタイルのディストピアSFをムリクリ絵にした感じ、しか伝わって来ないなあ、みたいな。BL臭云々より前に、なんか古くさいなあ、って印象の方が先に来てたかも。

「クロワーゼ」は、まあ好きなんですが、雰囲気だけで引っ張れるのは数話が限界だよなあとも思った。結局湯音はそこにいるだけでみんながほんわかしちゃう存在だから、何も変わらずにそのままで居てくれたら良いんだよ、で話をまとめられてもなあ、と。主人公たるもの、どんな些細なものであれ、何か一つは、積極的に克服する、という行為を為して欲しかったわけで。最終回で言うなら湯音はクロード様の制止を聞かず、すずの音の正体を自力で見極めるべきなんではなかったのかね、って話です。

[web] 明らかに後退しとる

ポータルアスクルがポチッとアスクルになり、今はアスマル、とかいうふざけた名前に変わって営業してるんだけど、アスマルになってあからさまにダメな店になったような気がする。扱う商品がかなり減って、ビジネス分野がかなり手薄になって、どーでもいいオサレ生活雑貨的なモノに注力し始めたって事なんだろうか。

方針自体はお店が決める物なので、客としては気に入らなければ利用しないだけの話なんだけど、ここでしか手に入れられなかった物がラインナップから削除されてしまうと、少々気分は複雑だ。

軽石庵さんは川上産業製エアークッション、3巻セットがお気に入りなんだけど、これはアスマルでは扱ってないんだよね。アスクル(法人向け)では今でも扱ってるのになあ。釈然としないわ。

[Day] せっかく昨日褒めたんだから

台風は来るわ目と鼻の先で土砂崩れは起きてるわってときにやってきてくれて、ぱしっと工事してくれたのに肝心の業者さんを紹介してなかったなあって事で。

こちらにお願いしました。給湯市場さん。http://www.91018.jp/

んまあね、サイトのルックとか、正直もうちょっとなんとか、と思わなくはないんだけど、見積もりからの対応や費用面(他所の業者さんより、webの見積もり段階で10万くらい安かったです)では充分に満足できるお仕事をして下さいましたですよ。つーこって軽くヨイショ(^^;。


2011-09-23 [長年日記] この日を編集

[Day] 意外にずりっと行ってたんだ

土砂崩れの現場一昨日の土砂崩れの現場、昨晩深夜に補強工事をするんでちょっとうるさいけど勘弁してね、的なチラシが入ってて、確かにニコ動が0時ぐらいをお知らせしたあたりから、外でごろごろ、がさがさと作業の音は聞こえてきてて、夜中に大変だなあと思いながらこっちは酒飲んでぐう。

今日の午後、買物の用事があったのでいつもと違うコースを歩いて、現場の様子をちょっと見学してみた(普段は反対方向に行くことが多いので、線路側を見る事ってあんまりないんだよね)んだけど、幅数メートル、奥行きは1.5メートルぐらいの規模で、ずるっと土のかたまりが線路に滑り落ちたんだな。

電車もそんなにスピード出すような区間でもないから、大きな事故にはならなくてまあ良かったけど、そこが崩れるんかー、とはちょっと思ったですよ。うちのマンションの住人さんに造園関係の仕事してはった人がいらっしゃって、その方が中心になってこの界隈の手入れは定期的にやってたとも聞くし。何が起こるかわからんもんですな。

[PC] 代替機、到着。

代わりのプリンタ、今日届いた。当たり前だけど今度はちゃんと色つきで印刷してくれるよ。良かった良かった。


2011-09-24 [長年日記] この日を編集

[Anime] 定期視聴番組

週中盤戦。「いつか天魔の黒ウサギ」、「BLOOD-C」、「輪るピングドラム」、「The iDOLM@STER」、「神様ドォルズ」。「…黒ウサギ」は、うーん、見ててなんだか恥ずかしい。

木曜深夜。ほぼ10話に渡ってやってたことが、ぜーんぶお芝居でしたー、というある意味びっくりカメラ的な展開だった「BLOOD」。最初のOVAとも何となく繋がってまっせ的なお話って事なのかな。急に話がやたら下世話な方向に流れちゃった感もあるけどどうなる事やら。ある意味逆に続きが気になるわ。

いろいろ仕込んできたなあって感じの「ピングドラム」。頻繁に出てくる地下鉄、'95年というタイミング、これはやっぱりオウムのような何かが絡んでくると言うことなんだろうかね。アニキの方にも妙なストーカーが絡んできたり、相変わらず訳分らんヒキが満載だ。

ライブの準備をするよ、ってお話だった「アイマス」。ちょっと次回へのヒキもありましたが、かなりシリアスな気分で打つメールであっても顔文字入れずにはいられないのが現代っ子(これも死語だなあ)って事なのかな。わたしゃオジサンなので、「うそつき」(だったっけ)の文字のみのメールもらった方が、痛さは上なんですが。

「神様ドォルズ」はラス前。ラス前にしては盛り上がり具合にやや難があるような気もしつつ、シリアスとギャグのシャッフル具合とか、見せ方が結構面白いものだから結構楽しんでますよ。いろんな物が未消化のまま最終回に向かう(閉鎖されたムラ社会の中で異常発達した古いテクノロジ、なんてのは結構掘り下げ甲斐のあるネタだと思うし)わけで、ラストも見てないのに言うのもなんだけど、2期をちょっと待ちたい気もあるにはあるが、そこまでの牽引力はないかもなあ。

[Baseball] カッタラシイデー!!

見てなかったんだけどT9-4G。巨人に勝ったからそこはオッケー。それ以外でそろそろストーブリーグがらみの話が出てきとるね。シモさん戦力外とか、阪神じゃないけど落合監督の退任話とか。シモさんはまあしょうがないかなとも思うが、オレオレさんはなんでそんなに嫌われてるの? 中日そつなく強いじゃん。トラ党的には落合中日に一泡吹かせたいなあって気もするんだけどねえ。中日ファンの方的には、強くても面白くないのかしら。ファン的に面白くない野球を見せられる、なんてのはトラ党的には日常茶飯事なんでどってことないんだけど、やっぱ許せない物なの? 指揮官としてうらやましい存在だと思いますけどね、ウチには要らんけど(^^;

[F1] シンガポールGP予選

これ書いてる時点ではまだ予選終了してないんだけど、Q2序盤で可夢偉がクラッシュしちゃったのでしょぼぼん。ペレス君もQ2は11位でノックアウトされたので、久しぶりにザウバー向きなコースかも、って期待があったんだが。ま、その期待は決勝に持ち越させてもらいますよ。


2011-09-25 [長年日記] この日を編集

[TV][Anime][web] 定期視聴番組

先週いくつかのタイトルが終了しちゃったので、今週は「神様のメモ帳」、「海賊戦隊ゴーカイジャー」、「仮面ライダーフォーゼ」、「スイートプリキュア♪」、「青の祓魔師」、あと「花咲くいろは」@ニコ動。

先週、なんだか面白くなってきたんじゃね? なんて書いたのに今週は最終回だったでござるの巻だった「メモ帳」。なんか良い話げにまとめては来ていたけど、なんかいろいろ抜け作だぞ。ハンドル操作に合わせて動くチャリのタイヤ部分をCGIで描いてたり、アリスたん可愛かったり、いろいろ面白かったり良いところもあるとは思うんだけどな。

日曜朝。ちゆちゃんにはちょっとした黒歴史扱いされちゃった「オーレンジャー」フィーチャー回だった「ゴーカイジャー」。うあおぅ!のお二人さんのお芝居が、なんちゅうか所在なげで浮いちゃってたかも。お話的には後半戦に向けての敵側のテコ入れってことで、パスコーさんがその正体を現す、みたいな。マーベラスさんだけが気付いていなかったけど、パスコーさんはこの世界では結構名の通った人だったのね。

「フォーゼ」は、うん、面白い。面白いんだけどなんだろう、この面白さは「ライダー」としての面白さではなく、ふた昔ぐらい前のゴールデンタイムにやってた学園青春ドラマの面白さ、みたいなもののような気がする。そのノリ自体は悪くないんだけど、それは本来想定してる視聴者さん相手、ってところでどうなんだろうって気はしないこともない。そんなの「ダブル」や「オーズ」でも一緒じゃね? って見方もあるかも知れんけど、学園青春モノ、ってのはそれだけでかなり確固とした作り方、見方があると思うわけで、で、それって結構独特なジャンルになるんじゃないのかな、って気もするんだけれどもそこは大丈夫なんだろうか、なんてのは却って余計なお世話なのかも知れんけど。

「プリキュア」。んー、ミューズの正体はやっぱアコって事になるんでしょうかねー。

青い(や、これはこれで『神様ドォルズ』と同じニオイがして嫌いじゃないんですよ)の飛ばして「いろは」。お、最終回かと思ったらもう一回あるのね。終盤息切れ気味だな。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

TUX [●ゴーカイ・オーレン回は主題歌じゃなくて「虹色クリスタルスカイ」を流した所が高ポイントです…という意見の人、自分を含..]

rover [どっちも大きいお友達対策には抜かりはないぜってところなんでしょうかね(^^;。 フォーゼは、月は実は巨大ガンメンだ..]


2011-09-26 [長年日記] この日を編集

[F1] シンガポールGP決勝

昨晩の地上波バージョンを観戦してたんだけど、酒舐めながらだったんでレースが終わる頃には日記なんぞ書く気出るかい、ってな勢いで。レース自体はベッテルの横綱相撲という感じで、他チームの注力ポイントも、とにかくここでベッテルにチャンピオンになってもらわないように、ってとこだったように感じられてそこはちょっと残念だったか。ある意味空気読まねえハミルトンのブッ飛ばしぶりに却って好感が持てたかも。今年のマクラーレンはホンダ時代終盤のウィリアムズみたいな感じなのかしら。バトンとハミルトンって、何となくピケとマンセルの関係性に似てるのかもね。

もう一個。ナイトレースの人工照明に照らされたフェラーリのマシンが妙に艶めかしかったな。色合い的には640〜642あたりのフェラーリの赤(今のマシンよりちょっと暗い赤なのね)を久しぶりに見たような気がした。塗料のせいなのかそれが人工照明の特質なのかは良くわからんのだけど、そこに妙な艶っぽさが加味されて、ああ、やっぱフェラーリのマシンは美しいよなあと久しぶりに思ったよ。

これで勝てたらもっと良かったんだけどねえ…。


2011-09-29 [長年日記] この日を編集

[Day] いろいろ調子悪かった

頭が重い、目がしぶしぶする、鼻水止まらん、の三重苦が三日ばかり続いてるんだった。対喘息用お薬をもらうついでに、今日診察してもらったんだけど、うわべの話では特に問題はない状態、らしいですが。

今日は頭重いのは解消されたけど、相変わらず鼻水ずるずる、目ぇしぶしぶ。季節外れの花粉症だったりするのかしらね。

[Books] 宇宙大密室

宇宙大密室(都筑道夫/著) 都筑道夫 著
カバーデザイン 岩郷重力 + WONDER WORKZ。
創元SF文庫
ISBN978-4-488-73301-8 \1100(税別)

今となってはプロパープロパーSF、って感じかな

日本SFの創世記を支えた功労者の一人にして、ミステリの分野でも大きな業績のある著者の初期短編集。三度目の復刊に際して、未発表作品と日下三蔵氏によるインタビューを追加収録されている。

同名のハヤカワ文庫JA、「フォークロスコープ日本」のタイトルで徳間文庫から出版されていた短編集、三度目のお目見え。「未来への危険な旅」、「心のなかへの奇怪な旅」、「機内サービス映画」、「民話へのおかしな旅」、「追加オプション 見知らぬ過去への旅」という5つのパートに分けられ、それぞれミステリ風味のSF、インナーワールド風味のSF、軽いスラプスティック、民話、民間伝承をベースにした中間小説寄りの艶話、それから時間テーマのSF作品が収められた、盛りだくさんな短編集、なんだけど…。

それぞれの短編の完成度はそれなりにしっかりしたものであるのだけれど、これだけ世の中にSFと言うものが広まったご時世にこれを読む価値というのは如何ほどの物かと言えば、それは残念ながらさほど高くはない、と言えるかも知れない。本書が初収録となった最終パートの作品、「地獄の鐘が鳴っている」の初出は1956年。SFマガジンの創刊のさらに4年も前って事で日本における「SF」という小説ジャンル自体の、送り手と受け手のポテンシャルという物が今とは比較にならないぐらい低い時代だった、と言えるのではないかな。本書に集められた作品の大半は、まだSFと言うジャンルが本の読み手サイドに充分に浸透していない時期に、「SFって面白いんですよ」ってところを伝えるために、ミステリや軽い時代物の体裁にSFのテイストを混ぜ込んで発表されたものたちであると言えるのだと思う。言ってみればセイロガントーイな訳だ。それは飲みやすいけど、正露丸が本来持ってる刺激がビリッと来ることはないよ、と。

そういう意味では初期の日本SFの関係者達が何かにつけて唱えていた「SFの浸透と拡散」ってスローガンは、ある程度実現したのかも知れないな、などという少々的外れ的な感想を持ってしまったことではあった。それなりにSFが浸透した今読むからこそ、この本は少々退屈な物になってしまっている、と言うことになるのかも知れない。小説作法の巧さというところは認めつつも、SFとしての刺激、という部分には、かなりもやっとした物がかかった状態になっている、と今読む人には思えてしまうのではないだろうか。それは日本SFの黎明期に都筑さんたちが作ったSFへの(当時は細かった)道筋が、今はずどんと見通しの良い道になった、って事なんだろう。

というあたりを考慮に入れても、残念ながら本書の構成には少々不満が残る。民話のパートのウエートがかなり大きく、ここが「不思議」はキープしてはいるけど「SF」してはいないってあたりで、本書を読んでいく上でのスポイル要素になってしまっているような気がするんだった。せっかく創元「SF」文庫で復刊するんだから、民話パートをばっさり切っちゃって、代わりに「未来警察殺人課」あたりからエピソードを持ってくるようなやり方もあったんじゃないかな?

「復刊」と言うアクションも大事だけど、原本を尊重しつつもいろんな物を考慮に入れたアップ・トゥ・デートもあっても良いんじゃないのかな、なんて事を思ったことでした。わたしゃオッサンなのでこれはこれでそれなりに(懐かしさコミで)楽しく読めたんですが、今となっては少々退屈方面に針が振れてしまう作品もそこそこあると思えたのでね。

★★★


2011-09-30 [長年日記] この日を編集

[Anime] 定期視聴番組

「ロウきゅーぶ!」、「まよチキ!」、「ダンタリアンの書架」、「いつか天魔の黒ウサギ」、「BLOOD-C」、「輪るピングドラム」、「THE iDOLM@STER」。

「ダンタリアンの書架」、妙に念入りなフォッカーDr.Ⅰ(ちゃんと星形エンジンが回るとこまでやってたね)の描写で「ほう」と。脇役で飛んでたのは(英国人だけが大好きな)S.E.5なのかな?

そういう小ネタは楽しかったけどストーリー本体はもう一声、説明が足りてなかったかも。ダリアンとは対比になる、赤の読姫を紹介するお話なのでしょ? その割にはそちら方面への気配りが足りなかったんじゃないかな、と思う上に次回はオーラスだ。

「黒ウサギ」は温泉回でごちゃごちゃにして、いろいろヒキもあるんで続きも作らせてよね、で最終回という。たぶんこれ、原作はもっと面白いんだろうなあと思います。

木曜深夜分。「BLOOD」はいろいろ酷い。「ピングドラム」はいろいろわからん。「アイマス」はいろいろ普通。どれもその作品なりの面白さはキープしようとしてはいるんだろうけどね。


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懐かしさ満点

妖精を観るには…

ジュヴナイルとしてなかなか良質

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