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本日夕刻まで、XREAのs65〜s80あたりまでのサーバが一斉にダウンしておりました(惰隠洞はs78を使ってる)。ことの起こりは先週末、土曜日にs61〜s80のネットワーク機器の交換作業があって、それが何かの引金になって当該サーバ群が一斉に不調になっちゃった模様。
ユーザーサポートはほとんど期待できない代わりに安いのがウリのXREA、こうなってしまったらユーザ掲示板に「繋がらねえよ」と一筆入れて、あとはお早いお帰りを待つしかないわけですが、おおむね二日間で復旧という運びになった、と。
「案外早かったな」と思ってしまうってあたり、オレもここに慣らされちゃったんだなあ(w。
土日分、とはいうものの録画ミスってしまったので、見れたのは「神様ドォルズ」、あとニコで「花咲くいろは」、「日常」だけ。「いろは」、若旦那の回想の空を飛ぶのがF-4で今現在の空にはF-15。おかしな所に凝ってるな。悪いのはプロデューサーさんだけで、撮影スタッフも騙されてました、ってのはありえる話なんだろうかね。「日常」はなんかジワジワ来るな。
T5-9YB、T2-0YB。ここぞという所でがつんと打てへん試合が続いておるね。日曜の試合を最後に恒例の長期ロードが始まるわけだけど、どうでしょね、ここに来て中継ぎが少々不安定な感じもあるし。5割で甲子園に戻って来れたら御の字かなあ…。
タイミングモニタで観戦。スタート前にちょっとしたお湿りがあったようでタイヤの使い方が少々難しそう。そんな微妙なコースがスタートにも影響を与えたのか、2位でスタートしたハミルトンがトップに。ただ、タイミングモニタが6周目まで動かなかったので、序盤でどういうことがあったのかはいまいちわからない。その後のレースもマクラーレンが支配。フェラーリもそんなに負けてない感じで、ようやくレッドブルの無敵状態が終わる時が来たと思って良いんだろうかね。
可夢偉は終始苦労しつつも頑張ってはいたけど、最後の最後でタイヤが保たなくて手遅れ感満点のピットインで入賞圏内からずり落ちちゃった。二度目の雨の時にピットからはタイヤ交換のサインがあったけど、可夢偉自身の判断でタイヤを替えずにそのまま行くって事にしたみたい。確かにそれで一時的に7位までポジションを上げてはいたけど、残り20周で後ろに1秒以上速いクルマをずらりと従えたレーシング・スクールが健全経営できるわけはないわなあ。クルマの性能がもう少し高ければ、こんなギャンブルには頼らなくても良いのにね。
ライク・E・スプアー 著/金子浩 訳
カバーイラスト 増田幹生
カバーデザイン 岩郷重力 + WONDER WORKZ。
ハヤカワ文庫SF
ISBN978-4-15-011818-1 \840(税別)
ISBN978-4-15-011819-8 \840(税別)
天才物理学者、サイモン・サンドリスン博士によってその可能性が示唆された超光速航行。その理論を実証するために送り出された無人調査船が持ち帰ったデータには、不可解な点ばかりが残されていた。いや、正確には調査飛行に送り出された実験機たちは、何一つデータを取って帰ってきていなかったのだ。ここに至り人類は、サイモンを中心にした各分野のエキスパートたちを集めた友人の超光速宇宙船を送り出すことを決定する。腕利きの女性レースパイロット、アリアンと7人のエキスパートを乗せて光速を突破した宇宙船「聖(ホーリーグレイル)杯」だったが、光速を突破した瞬間予期せぬトラブルに見舞われて思いもよらぬ世界に到着していた。
「聖杯」がたどり着いたのは、正確に縮小された太陽系のミニチュア空間。しかもその空間は刻々と変化している。どうやら彼らはなにか超越した力によって捕らえられ、強制的に脱出不可能な状態にされてしまっていたのだった。彼らにとって移動可能な方向は一方向だけ。そこを進んでいくと、その先にあったのは彼らと同様、この世界に捕らえられた数千を超える異星人達がそれぞれの生存圏を持って共存するアリーナとよばれる巨大世界。そこは独特のルールで統治される世界であり、そのルールの基本にあるのは(『アリーナ』という名が示すとおり)様々なジャンルにおける「戦い」だったのだ…。
序文でE・E・スミスに謝辞が捧げられ、本書中の重要人物の名前が「デュケーン」(んまあ自分的には『デュケーヌ』の方がしっくり来るんだけど)ときたら、思わずそっち方向へのラブ全開で突っ走るスペースオペラを期待してしまうけれど、さすがにそれは安直だろうと著者が思ったのかどうかはわからんが、本書のストーリー展開は(んまあ出だしは確かに『スカイラーク』っぽいイメージもなくはないけど)、なんだろうな、「リングワールド」的世界設定を背景に、マキャフリィ的シンデレラ・ストーリィが展開していくようなお話と言えるかな。そこの所(マキャフリィ的ストーリィテリングの部分)が、そこまでのスミス的だったりニーヴン的だったりする部分が稀薄になってくるにつれて、案外いい感じじゃないかと思えてくるのが不思議な所で(w。
序盤はFTLにまつわる説明だったり、アリーナというもののフレームを説明する部分で、何となく書いてる本人も実は良くわかってないんじゃないか的記述が続いて、正直これはどうなの? 的印象も持ってしまい、「これはスカ引いたかな」ってな気分になったあたりでお話がシンプルな冒険モノに移っていき、そこで出てくるのがマキャフリィ風味だったりして、しかもそちら方面の筆の捌きっぷりが意外と手馴れてたりするものだから、中盤以降は案外楽しく読めるものになってたりするんだった。あまり風呂敷を大きく拡げずに、閉じた世界の中でいろんな文化的背景を持った連中がひしめき合っていろいろある、って描写が案外上手いのね。こっちは最初にドク・スミスに謝辞が捧げられてたりするモンだから、いつになったら悪党が惑星ぶつけに来るんだろう、なんて事もちょっと期待もしてはいたんだけど、無理にそちら方面にお話を拡げるようなことをせず、こぢんまりとした方向にお話をまとめたのはなかなか上手かったんじゃないのかな。
そのうえでデュケーンというキャラクタがマジでデュケーヌである、ってしかけにそれなりのスジを通してくるあたりのヲタ属性的なこだわりはちょっと良いというか、可愛いな、って思ったりもした。とある理由からアリアンが自分の乗る小型艇に「スカイラーク」と命名した時のデュケーンの気分、なんてあたりの描写は笑わせてもらいました。
「訳者あとがき」で訳者の金子さんが、本書に登場するネタの元を解説してくださってるので、そっちを見るとさらにちょっとニヤニヤできちゃう(というかちょっと呆れる)ところもあるし、意外と楽しめる一冊だった。自ら筋金入りのオタクであると自負する著者のスプアーさん、出版社側の意向は置いといて続編の構想やスピンオフ作品のプロジェクトなどを積極的に公開しているそうですが、まあなんだね、面白いんだけど編集サイドの意向もわからなくはないよね、って感じか。オレもこいつの続編は、作らん方が良いような気がするよ(w。
★★★☆
んまあ片付けないといけない仕事は結構積み上がってるので、邪魔が入らないのは結構な事なんだけど、ここ1週間ぐらい、毎度おなじみTRちゃんインターセプトが発生しないので、これはこれで淋しいな、と(発生したらしたで、不快指数だだ上がりなんだけどね)。静かなのは良いんだけど、先月分の作業の費用を出してよね、ってリクエストにも無反応なのはちょっと心配ね。
逃げた?
東京のweb屋さんの中には、最初に上手い話を持ちかけて、できるはずもない仕事を立ち上げて着手金だけもらってトンズラかます手合いが結構いる、なんて話をちょくちょく聞きます(激しい偏見)が、TRちゃんもそっちに行っちゃった? なんだかんだで数年来の付き合いなので、それはさすがにないだろうとは思うんだけど、それとは別に今やってる仕事のボロの出具合が結構ハンパないので、そっちで耐えられなくなっちゃった可能性はちょっとあるかもなー。自業自得だと思うけど。
昨日ちょっと仕事がらみのことを書いたら、TRちゃんから返信は来たので、少なくともトンズラはかましていなかった模様でそこだけはちょっと安心。とりあえず一度区切りましょうぜ。このままでは一度も屋上に行けないまま、夏が終わってしまいそうだよ(つoT)。
「ダンタリアンの書架」、「うさぎドロップ」、「No.6」。今回は二話構成の「ダンタリアン…」、んー、お話の流れ的にはちょっと、ケツを雑に流しちゃったなあってところはあったかも。なんだろうな、最低限の勧善懲悪を投げちゃったって感じは残るんだよな。丁寧な作りでなかなか楽しめるんだけど。
いわゆるノイタミナ枠。「うさぎドロップ」は、見てるとあれですね、自分が良い親をやってなかったよなあって事をこのタイミングで突きつけられた感じがして、そこがかなり痛い(^^;。今それを言われてもオレ的には手遅れだったりするんでね。ものすごく微妙なところなんだけど、「ああ、オレはそうしなかったなあ」的なツッコミを食らった気になって、かなり凹んでます(w。そして本作品でもキレイなお母さん役でさぁやなのね。
「No.6」は、なんだろなー、ネズミの見た目の雰囲気がそう思わせるのかもわからんけど、妙に「マクロスF」っぽいなあ、と思いながら見てます。ネズミ=アルト、紫苑=ランカ、犬の人=シェリル、だと思って見るとなんとなく良くわかるような気がする。
普通に座ってるだけでなんか顔が火照ってくる感じだなあ。朝から晩まで頭がぼーっとしてる感じだ。今やってる仕事が、あんまり脳味噌使わなくて良いジャンルなのでそこは助かるんだけど、ルーチンワークっぽい作業が逆に脳内にヘンなクスリを湧き出させてるのか、いい加減な所で切り上げればいい仕事を、日がな一日やってる感じがする。
まあ仕事ははかどってるわけだからそこは良いんだけど、なんかこう、自分が木偶になったような気もちょっとするね。
「異国迷路のクロワーゼ」。フランス人的個人主義対日本人的隣組感覚、文明の衝突編ですな(そんな大げさなものではない)。他人に必要以上に注意を向けないフランスの人たち、という演出上の必要性なのかもしれないけれど、どう見ても非常に目立つ和服姿のちっちゃい女の子(しかもカワイイ)が街中をうろうろしていたら、やっぱり通行人はそっちを見ちゃうんじゃないのかな、ってなあたりはちょっと気になった。あと、ちっちゃな泥棒さん(チギブかー(w)はこの後もお話に絡んでくるんでしょうかね。
G2-0T。岩田が投げると全く打てんのな。昨日の「?」が平野のバントなら、今日は藤井のリードかねえ。素人目で言ってますけど、藤井ってピンチになった時にその危機の芽を摘もうとして、必要以上に繊細な投球をピッチャーに要求するタイプ? で、岩田とかコバヒロさんって、そんな要求をちゃんと実行しようして、却って自分の首を絞めちゃうタイプだったりしない? スタンやメッセが藤井のリードで良い成績上げてるのは、「なんか言ってるけど適当に近いあたりに投げとくかー」みたいに、わりに大ざっぱに対応してるのが結果オーライになってるからじゃないのかなー。どうなんでしょ、教えて偉い人。
日記書こうと思うとおかしな修正要望メールが舞い込んでくる、ってのが続いてるだけなんだけど。
TRちゃんよぉ、本番サーバで公開も完了してるってのに、なんでこのタイミングでテスト環境のファイルのエラーにツッコミ入れてくんのかね? 暑さでどこか壊れたかい? 被曝が原因の健忘症か何かか?
……なんて書いてる最中にごめんなさいメールが舞い込んできた(w。
「いつか天魔の黒ウサギ」、「BLOOD C」、「輪るピングドラム」、「THE IDOLM@ASTER」。
にーちゃん大活躍のピングドラム。それにしても最近はあちこちで大事なものを乗っけて走り去るトラック大活躍だな。とりあえず今回はペンギンクンに群がるGの群れにうへえってなった。G、そんなに苦手な方じゃない(素手で叩けるよ)んだけど、絵で見るとなんかエグイね(^^;。
「アイマス」は何より歌いたいんだけどそんな仕事をさせてもらえず、新人タレントさん的にはいかにもなバラエティに出演する事になってちょっと凹む千早さん(でよかったですか?)のお話。うん、簡単にお歌を唄わせてハッピー、にしなかったのは良かったと思う。意外にと言っては失礼かもしれないけれど、オーソドックスというか、手堅くまとめたって感じやね。
ちょっとだけ買取物件の本も送られてきたので、ちびっと倉庫番作業。ダンボール詰めしている本の再整理を行ってたんだけど、汗がぽたぽたと商品に落ちちゃうのが困った所で。あ、いけね、で汗を拭き拭き、が頻発しちゃって作業する気がなくなっちゃうね。やろうと思ってた分の半分もはかどらなかった。これを整理しないと次の古本を棚に並べられないので、さっさと済ませてしまいたいんだけど、夏の暑さが恨めしいわ。
じっとしてるだけで頭痛くなってくるレベルだなあ。買物に出かけると却って快適になる、つーかコープ神戸、冷房効かせすぎじゃね? 寒いぞ。買物して家に帰ったらば、くしゃみが止まらなくなっちゃってるんですけど(^^;。
LightWave、いまやVer.10になってるのか。オレは未だに6.5止まりなんだよなあ、そろそろ一発アップグレードした方が良いのかなあと思う反面、最近3D-CGあんまり触ってないしなあってところもあるし、なにより
頼りになる先生がいなくなっちゃった
ってのも大きいかしらね。とはいえせっかく囓ったジャンルなんだし、細くでも良いから続けたい気もあるにはあるんだが、どうしたものやら。アップグレードに必要な費用は63000円ですか、なかなか、微妙な数字ではあるなぁ。
録画ミスやら高校野球の影響などもあり、「TIGER & BUNNY」、「セイクリッドセブン」、「海賊戦隊ゴーカイジャー」、あとニコ動で「花咲くいろは」。ラスボス的な存在が意外と「えー?」だった「TIGER…」、スジは面白い。んでもこうなるとNEXTたちの人数、ちょっと多すぎたんじゃね? 感も少々あるかも知れない。そこの所のたくさんいるぜ感もまた、味のひとつなのかもしれないけどね。
「ゴーカイジャー」は最後の大ネタで吹きました。ラストが火サスかいろはかって、その投げ方はどうなんだ?
その「いろは」はフィーチャリングなこち回。なこちのお母さん役でみっこて。117支部再結成なのね。
れぇぇぷりかんとぉをぉぉ、こぉろぉすぅぅ〜♪
どんでんどんでんどんでんどんでん、というちょっと懐かしい流れとはあんまり関係はなく、映画製作会社が「ブレードランナー」権利獲得、前章編&続編製作がいよいよ現実的に(ハリウッドチャンネル)。 そういえば以前に、キャメローンが「マジンガーZ」の映画化権を獲得した、とかいうニュースもあったような気がしたな。ま、権利を手に入れるってのと、その権利を行使して映画を作る(そして完成させる)、ってのの間にある距離ってのにはバカにならんものがあるんだろうとは思う。
「ブレードランナー」の続編、小説ではK・W・ジーターが2編書いている(→2の感想 →3の感想)んだけど、ぶっちゃけデタラメに面白いとまでは言えない代物だったような憶えがあるんだけど、映画を作るとしたら、どんなふうに持ってくるんだろう。どこら辺に勝算ポイントを設定したら上手く行くのか、ちょっと想像つかないな。
とか思ってたら、2ちゃんの芸スポ速報+にて…
21 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2011/08/08(月) 15:26:45.41 ID:S2QdplZV0 ひょんなことからメイド型女子高生レプリカントと同居生活する事になったデッカードは・・・
47 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/08/08(月) 15:39:24.16 ID:w2jmNs0i0 [1/2] >>21 いいなあそれ。 タイトルは『アンドロイドは電気羊の夢なんか見ないんだからねっ!』
ソレダ!(w
まてよ、最近のラノベ的流行りだとタイトル的には、「俺の同居人が電気羊の夢ばかり見て困る」とかって事になるのかなあ。良くわかりません(^^;。
今日の神戸は最高気温34.7度だったとか。体感温度はもっと上だったな。エアコンの室外機の排熱なんかで、余分に暑さを感じるのかもね。ちょっと本を買いに街まで出かけた(本はリアル本屋さんで買わないとなんか満足できないの)んだけど、普通に歩くだけでくらくら来ちゃったぜ。立ち呑みのビールが旨いのは結構なんだけど、この暑さはかなわんよなあ。
「ロウきゅーぶ!」、「ダンタリアンの書架」、「うさぎドロップ」、「No.6」。「ロウきゅーぶ!」は、まあこれはこう言うもんだよね、としか言えないな。おもしろい…んだと思います、たぶん。
なにやら「ミザリー」風味だった「ダンタリアン…」、さすがに怖さってところでキングに匹敵する何かを伝える所までは行かなかったか。つーかこのシリーズは毎回オチの付け方が弱いというか、肝心な所で雰囲気に逃げちゃう傾向があるというか。それなりの「味」はあると思います。
「うさぎドロップ」は面白いんだけど、ちょっとだけ展開が急ぎ過ぎかも。ノイタミナ枠ってのは基本1クールって事なの? もう少しじっくりお話を進めて行って欲しいな。
「No.6」は、妙な薔薇臭を棚に上げておけばそれなりに興味を持って見ていける作品、かな。少なくとも出だしでちょっと感じた「フラクタル」っぽさ(思わず『フ臭』とか書きそうになっちゃった)は、わりと早い段階でさっぱり払拭されたのでそこは良かったです。
S1-4T。まあ勝ったから良いけどね。新井はんには「昨日打てや」と言いたいが、言うても詮無い事ではあるな。
それにしても打てない試合が続いておりますよ。あまりの淡泊な攻めっぷりにABCラジオの実況じゃ、「このあと何か用事でもあるんでしょうか」なんて言われてたね(^^;。
送り火用の被災松からセシウム 京都市、使用中止を発表(asahi.com)。
長く続いているものに新しいネタを仕込む時は十分注意しましょう、って話かな。思いつきに乗っかったらドタバタぶりだけがクローズアップされる結果になっちゃった。古いものは頑固すぎるぐらいでいた方が良いって事なのかもわからんね。
もうちょっとで一段落しそうだー、ってとこで追加と修正の指示が舞い込んでくるんだよなー。んまあもともと明確に終りがあるような仕事ではなく、ぽつりぽつりとあちこちにパッチを当てるような作業が延々と発生するような仕事であるので、多少は覚悟してたんだけども、それにしても修正要望の降って来かたが妙にイラッと来るというか。なんつーか仕事の指示はもうちょっと効率的というか、的確にしてもらえるとありがたいなあと思ったり。こう言うのを「指示欲すの神話」って言うんだぜ(言いません)。
見たのは「神様ドォルズ」。カラクリさんの行動原理にこの作品なりの説明が加えられる回。カラクリシスターのお姉さんの方、彩陽だったか。あいかわらずぱっと聞いただけではわからん声を出す人だな。
コミケやらTBSアニメフェスタやらが集まった週末、そこに関係あるのかどうかはわからんけど結構大きめのニュースが飛び込んできてますな。なんだかなー、なのがひとつ、おめでたいのがふたつ、人によってはもっとたくさん、みたいな? なんだかなー、は措くとして、「ひだまりスケッチ」4期製作決定(TBS公式)は嬉しいね。さっそく「ひだまりラジオ」も番外編ぶち込んできてるし(w。意外に大喜びしてる自分にちょっとびっくりだ。そんなに好きだったか(苦笑)。
あああと、シンとルナマリアの中の人、ご結婚おめでとうございます。
S7-8T。派手な打ち合いで手に汗握る熱戦、などでは全くなく、抜け作が大挙してヤクルトに点を与えてさあ大変という、非常に情けない試合だったけど、胃だけはキリキリしたよ。9イニングの試合で4時間て、最終回だけで1時間以上かかったんじゃないのかね。
抜け作の筆頭は福原。もともとリードしてる時に投入してはいけないピッチャー、とはしばしば言われていたけども、自らその評判に内容証明をくっつけるようなことしてくれんでも良いのにね。
2ちゃんじゃ「魔物仕事しすぎ」なんて書き込みがあったけど、ほんとにそう思うわ。なんともはや、疲れる試合でした。
「TIGER & BUNNY」、「セイクリッドセブン」、「神様のメモ帳」、「海賊戦隊ゴーカイジャー」、「青の祓魔師」、「花咲くいろは」。
いよいよ最後の大事件的展開の「TIGER…」、それまでの虎徹の存在自体を無かったことにしてしまう、って言うのは確かに危機の総量としては申し分ないボリュームになるとは思うんだけど、それを実現させるのに必要な下ごしらえってかなりな物になってしまうんじゃないかしら。門番のおっちゃんレベルで虎徹の記憶を操作しないといけなくなるわけでしょ? クスリ使うのかマーベリックさんの能力使うのかは良くわからんけど、絶対矛盾が出るんじゃないのかね。バーナビーの記憶を操作した時点で他の連中の記憶も辻褄合せないといけなくなるって事なんだろうとは思うけど、ちょっと無理があるような気がするな。単純に「虎徹が裏切ったー! みんなで追えー!!」ではいけなかったのかな?
「セイクリッドセブン」は、なんかちょっと面白いような気がしてきた。「神様のメモ帳」は、なんかお話を飛ばした感があるのはなんでだろ…と思ったら先週録り損ねてたんだ、それでかー。
日曜朝、「ハリケンジャー」三人揃い踏みの「ゴーカイジャー」。男性キャラは「歳取ったなー」と思うのに、女性キャラだと「いい女になったなー」と思ってしまうのは、見てるこっちが汚れたオトナになってしまったからなんだろうなー。
「青エク」はまあ、少年マンガの王道的展開。主人公は言葉が足りないばっかりにいらん誤解を背負い込むもんなんだよね(w。
「いろは」は学祭話。オレ、高校の時はなこちのクラスで速攻帰っちゃうクラスメートのポジションだったので、ちょっと胸が痛かったっす(^^;。
□ TUX [●間違いなくいい女になりましたよね、七海ちゃん。ジャカンジャ側も、週末コンビはいいからフラビージョを出せと(笑)]
もうちょっとで割と鬱陶しい仕事にひと段落つけられそうな予感はあるんだけど、暑さでぼへーっとペースダウンしかかってたら、次のタスクもこっちに押しつけられそうな予感もしてきてなんだかやな感じ。そのまた先に新しいタスクがあるから、ここは堪えてね、ってのが先方の言い分なんだけど、そもそも先の先なんて物は信用できない世の中だったりするからなあ。とにかくどこかでちゃんと一旦キリをつけたいんだけど、暑くてぼーっとしてるもんだから、ついつい仕事を惰性でやればいい方に流れてしまうんだよなあ。良くない方に行きかかってるので、どこかで軌道修正したいっす。
「ロウきゅーぶ!」はお休みだったかな? ってことで「日常」のみ。
面白いんだけどこの作品、ちょいちょいキャラ虐待がひどいよなあと思ってしまうのはオレの思考パターンが古いからなのかなあ。しばしば見られる博士のなのに対する仕打ちとか、今回の(マンガ原稿の話ね)みおとゆっこのお話とか、酷い目にあう方がなぜに酷い目にあうのか、ってところの理由付けの部分にどうにも納得できん所が残るというか。
たとえばなのが酷い目にあう一連のシークエンスとかもそうなんだけど、で、比較対象として持って来て良いものかどうかも微妙な所ではあるのかもしれないけれども、「Dr.スランプ」でアラレちゃんが勝手に改造されたとして、そこで(少なくともオチとして)最終的に酷い目にあうのはセンベイさんの方だよね? 今回のエピソードでもチャンミオとゆっこの関係性があった時に、大げさな言い方になりますが最後に罰を受けるのは、ゆっこの方であるべきなんではないのかしら。その辺、割といい加減に済まされてるんで、モラル的にどうなんだろうとオジサンなんかは思ってしまうんだけど。面白ければ良いですか? あんまり面白くないですよ、その展開は。
そんなことを考えてしまうこと自体がロートル的な思考って事なのかなあ。でもやっぱり感心できないよ。
夕方カミさんが困った顔でワシの部屋に顔出してきたんでなんじゃいなと思ったら、DVDが突然止まってしまった、と。
カミさんの大事なお友達であるところの東芝製VHS/HDD/DVDデッキ、RD-XV34がウンともスンとも言わなくなっちゃったのね。見てみると本体パネルには"ER7061"なる表示が。取説見てみると7000番代のエラーってのはHDD周りの不具合らしいんだけど、それ以上の情報は得られなかったのでぐーぐる先生にちょっとヘルプを頼んでみたらば、これはマスターHDDの認識不良が発生しているというエラーらしい。ぶっちゃけ、壊れましたか?
HDDが逝っちゃったからといってそれ以外の機能も使えなくなっちゃうってのは機械としてどうなんだ? とも思いつつさらに情報蒐集してみたらば、自分でHDD換装してトラブル解決した人も結構いらっしゃるようで、基本的にこの機種はあまりHDDの品番を選ばないタイプで、IDE接続の160GBHDD繋いでやれば、おおむね動いてくれる物であるらしい。
なのでさっそくガワを開けてみる。何よりびっくりしたのは最近(でもないか、これ、確か星野阪神が優勝した年にカミさんがいえぃ! つってジョーシンで買ってきたヤツだもんな)のVHSビデオデッキの愛想なさ。ほぼヘッドしか見えない感じなんですが、こうも部品少ないモンなんですか(サムネールクリックで拡大画像)。そりゃ幸之助はんも「こっちで行きなはれ」って言うよなあ、って思ったよ。昔のデッキはもう少しいろいろ詰ってたような気もするけどね。
なんてのはどうでも良くてHDDの話。こいつはSEAGATEのST3160022ACE。160Gb、5400rpmってヤツ。探せば中古で近いヤツは見つかるかなあ、と思いつつ、一旦機械からドライブを外してみたんだけど、別に振ってみたらカラコロ音がするとか言うこともなければ基板におかしな焦げがあったり、なんてこともなく、ドライブ自体は案外キレイだったので、これは案外傷は浅いんじゃ無かろうかと思って玄蔵に突っ込んでみたら、一応PCからはそこに160GbのHDDがある、ということは認識できているみたい。
って事はもしかして、ハードウェア的にぶち壊れたというわけではなくて、最近つけっぱなしにしている(なにせ地デジチューナ経由してるんで、テレビ観る時はビデオも電源入れることになってしまうんだよね)HDDレコーダー、熱の影響やら何やらでデータの整合性がとれなくなっちゃっただけなのかもわからんな、ってことで、一旦HDDレコーダとしてのデータの内容をチャラにして、最初から最後まで無効なデータで埋まったHDD、をでっち上げたらどうにかなるんじゃないかしら、と思って一旦こいつをNTFSでフォーマットして、改めてXV34に繋いで見たらば、すんなり「HDDがおかしな事になってるぜ」エラーが出て、そこからHDDを初期化することでトラブル解消。根本的な問題が解消したのかどうかはまだわからんけど、とりあえずの不都合は解消できたみたいでよかったよかった。何よりロハで問題解決したのは大きいね。
とはいえ潜在的に問題は残ってるような気もするので、IDEのHDD、一個確保しておいた方が良いのかもわからんね。もう中古でしか手に入らないのかな。
「ダンタリアンの書架」、「うさぎドロップ」、「No.6」、「異国迷路のクロワーゼ」。なんつーか、櫻井考宏の無駄遣い感も無しとはしない「ダンタリアン…」、世の紳士方が一命を賭しても守りたいと思わせる物がヴィオラさんから微塵も伝わって来ないってのがなんだかなー、と。古来傾城の美女なんてのはおしなべてそういう物なのかも判らんけど。「うさぎドロップ」はディティールの描き込み(時間割の再確認とか。オレの時はそんなの無かったけど)が大変気持ちよい。コウキ、突然おいしいキャラになったな。「No.6」もちょっと面白い気がしてきた。根っこにあるのは「都市と星」(つーかむしろその元ネタの『銀河帝国の崩壊』?)っぽい何かなのかしらね。
「クロワーゼ」は、浮浪児役の儀武ゆう子にできるだけ喋らせない、というアニメスタッフのおかしな方針に妙にほくそえんでしまう自分がいる、ってあたりで。あ、いやいやもちろんわたくしも、病気の時の湯音は、せめてハダジュバーンに着替えるべきだとは思いましたですよ(^^;
大森望・日下三蔵 編
アートワーク Nakaba Kowzu
カバーデザイン 岩郷重力 + WONDER WORKZ。
創元SF文庫
ISBN978-4-488-73404-6 \1100(税別)
2010年の日本SFの収穫13編に、第2回創元SF短編賞の受賞作を合せて収録。今回の受賞者、酉島伝法氏の本職はイラストレイターということで、ご自身の筆になるイラストも併せて収録されている。
梅雨の終りにやってくる分厚い本。とは言え今回は14編なので去年よりはちょっとだけ軽くなったかな。という所でいつものようにがんばって、各作品の感想、いってみよー。
医学とバイオテクノロジーの進歩によって夢想だにしなかった長寿をついに手に入れた人類。だがそれはすべての人々のためではなく、やがて生まれてくる子供たちに約束されたものだった…ぐらいは書いてもネタバレにはならないよね? タイトルである程度予想できると思うし。やがて出てくるであろう長命種を、今体内に宿す母たちの心情は、みたいな所にスポットを当てつつ、割と牧歌的なテイストで語られる現代文明への軽い皮肉、みたいな。
西にスチームパンク的蒸気駆動コンピュータがあれば、東には人力駆動コンピュータがありまっせ、的な。冲方丁、小川一水と、若いけれどもある意味端正なスタイルを持っている(と自分は思っている)作家二人が、揃って意外とクセ球風味な作品を放ってきたってあたりが今回のアンソロジーのある意味方向性になるって事なんだろうか。こういうのは田中啓文の守備範囲なんじゃないの? って気もしなくもないけどね。
作者の一連の作品世界に連なる作品で、異形の物が微妙に紛れ込んだちょっと未来の社会において、人であることと人でないことの差、のような物はどこに生まれるのか? ってあたりに踏み込んだようなお話、と言えるだろうか。
こちらは既読。当たり前ですが変わらず良いお話。お話のあとの「著者のことば」でちょっとクスッとさせてもらった。
今回収録された唯一のコミック。若干昏めのジブリテイストで描かれる、なんだろうなあ、「COM」的、ってのともちょっと違うな、「マンガ奇想天外」とか、ごく初期の東京三世社のSFコミックアンソロジー的な味というか。自分としては、なんだか懐かしい物を読んだような気になった。このページ数でこのお話(なにせ女の一生がテーマだからね)をまとめる手腕は、かなりのモンだと思ったです。
機龍警察のスピンオフ作品、ってことで、向こうでも感じた「SFか?」感はさらに増幅され、「SFじゃないよねこれ、でも…」ってお話になっている。ただこちらのお話で重要なのは「でも…」の方であって、お話としてちゃんとしてるんだ、これ。オーソドックスな警察小説の掌品として、かなり良い出来だと思います。
いわゆる特装本的世界と、この人お得意のバイオの分野をゆるーく絡めてきた作品。電子書籍だの自炊だのが話題になっているご時世に、いつクリフ・ジェーンウェイがお邪魔してきてもおかしくないようなお話を瀬名秀明が書くというのは、それだけである意味SFなのかも知れない。逆に言えばそれだけの、「ある意味SF」より先に突き抜けてはいないような気も。
いかにもこの方らしい、小説の言語にまで数値化や意味づけを試みる、とんがった理系SFで訳のわからなさは天下一品。ただ、「理系の頭を持った人ってのはこういう面白がり方が出来るんだな」ってのを何となく感じ取れるあたりは収穫なのかもしれない。
大学のSF研究会の会誌に発表された、ある意味商売ヌキで書かれた作品で、なんつーか、悪ふざけなのかかなり考え抜かれたパスティーシュなのか、なんとも判然としないような。妙な味があることは確かです。タイトルの「ゼロ年代」が意味する物がある意味SFか。ニコ動ふうにコメント入れるなら、「ヨコジュン『ガタッ!』」って感じかね(^^;
NOVA3に収録されてたので既読。前にも書いたけど、もっと読ませて、ってところだよな。
「非実在うんちゃら」に対する義憤抑え難く、な、ある意味ストレートなメッセージを込めた作品といえるのだとは思うけど、そのストレートさは却って
気色悪い。
ここまで技巧を放ったらかしにして一方的にメッセージを伝えられると、オジサンは引いちゃいます。
「アリスへの決別」が特定の嗜好に対する一方的な規制への抵抗を少々ナマ(すぎ)な形で垂れ流したお話だったとしたら、こちらはその「特定の嗜好」とはそもなんなのか、という部分に深々と斬り込んできた作品で、おそらく自分的に本書の白眉はこれ。
作者の長谷さんの本、これまで一冊も読んでいなかったことを少々恥じております。なぜスルーしてたんだろう。今度街に出たら、長谷さんの本を買って帰ることをここに誓います。
本書における個人的な安心銘柄なんだけど、なんだろうなあ、ここに来るまでの流れが少々澱んだ感覚の方にシフトしていたものだから、ドンドンパチパチやったあとにちょっと静かめな味のお話が来てくれて、読んでるこちらがちょっとホッとする、というような効果はあんまり無い。このお話自体はいい感じに洒落ているんだけどね。本書の最初にこれを持って来た方が良かったんじゃないだろうか。
第2回創元SF短編賞受賞作。その作品世界のイメージの奇想っぷりは本書中でも群を抜く。レナルズ的な世界というか、最近だと「ねじまき少女」あたりの世界観にも通じる物があるだろうか。どろどろ、ぬちゃぬちゃ、どばーでぐへー、みたいなね(全く分らん)。そんな世界でうごめいている登場人物達はいったいどういう連中なのか、ってあたりにSF的なアイデアがさりげなく込められているというか。正直お話としてはまとまっているとは言えないんだけど、とにかく奇想の部分の念の入りっぷりが強烈で、ストーリーの方は無理くり「ついてこーい!!」で引っ張ってこられてるって感じがある。で、このお話に関してはその無理くり感があんまり気にならないくらい、奇想の方が強烈なんだよね。今回に限っては、って条件付きになるかもしれないけれど、これはこれで、アリだよな。
てことで。いずれ劣らぬ力作ぞろいであることは認めるんだけど、年間SF傑作選としてのチョイスとしてこれはアリなのかな? これが2010年の日本SFであったとするならば、去年の日本SFはひたすら内へ内へと潜り込むだけの1年であった、という事になってしまうんじゃないかと思ってしまうのだが。突き抜けるように爽快なSFはひとつもなかったのだろうかね? そんなお話も混ぜて欲しかったな。もうちょっと厚くなっても良いからさ。
★★★☆
マイク・シェパード 著/中原尚哉 訳
カバーイラスト エナミカツミ
カバーデザイン ハヤカワ・デザイン
ハヤカワ文庫SF
ISBN978-4-15-011822-8 \1100(税別)
かつては自分を暗殺するために使われた特殊金属、その軍用への転用によって知性連合は大幅な軍備の増強が可能となった。それは分裂して抗争を繰り返す人類惑星間で大いなるアドバンテージとなるだろう。新技術のテストベッドとして様々な改修とテストが繰り返される知性連合の急襲艦ファイアボルト号だったが、様々な理由から長期にわたる改修が必要になったため、ファイアボルト号乗り組みの士官クリスは久しぶりに我が家に戻ることになった。海軍軍人から知性連合の首相の娘にしてプリンセスとしての役目を果たすため。だが、そんな彼女の許にかつての戦友、トムが突然行方をくらましたとのニュースが舞い込んでくる。その背後にはロングナイフ家とは因縁浅からぬ巨大企業のオーナー、サンドファイアの影が。自分が原因で誘拐されたと思われるトムを自らの手で救出しようと決意したクリスだったが…。
前作がセレブの娘で政治家のカバン持ちなんかもやってた主人公が、比較的事務方周りでいろいろ苦労しつつ、様々な問題を解決していく、という、それなりにオーソドックスなミリタリSF風味の作品だったとしたら、今回は軍関係のエピソードはかなり控えめになり、クリスの単身での大活躍、というスタイルのお話になっている。なので本作のメインキャラはお姫様であるクリスと、そのお供のものたちと言うことになるので、当然のように(そうか?)お姫様付きのメイドなんてのも新キャラとして追加されてたりするのだった。あ、いらん期待する人がいるかも知れんので先に言っておくけど、このメイドさんは36歳ですからねー(w。
とはいえ単純な萌え系キャピルンなメイドさんではなく、メイドとしての能力も完璧な上に、クリスが最も信頼している腕利き警護官のジャックとも互角に立ち回れる強力な戦闘能力まで備えた、なんだかその過去に何があったんだ的キャラとして描かれているあたりは、逆にアニメ的なキャラといえるのかも知れない。「まほらば」にこんなメイドさん、いましたね(w。
お話は罠と知って敵が潜んでいる惑星にやってきたら、敵の反応もあなどりがたく、外部からの援助が全く期待できない状況下で、クリスとそのお供になる堅物警護官のジャックに小言の多い武闘派メイドアビー、一度は誘拐されちゃったけど仲間に戻る、こちらも不平屋の軍の同僚トムと、現地の軍人ペニー、という小さなチームが敵に立ち向かうんだが、敵にはさらに巨大な陰謀もあって…みたいなお話。帯には「熱血戦争SF」なんてあるけどそんなことはないね。シンプルな冒険SFという感じで、そういう意味では軽いながらも結構面白い。
まあ「巨大な陰謀」なんつってるけど、そんな大事な目的がある現地に、しょっちゅう煮え湯を飲まされてる厄介な娘をわざわざ呼び込んでどうすんだ、というツッコミもあるにはあるけど、まあそこはお話を盛り上げるためのお約束って事で。美人なんだけど貧乳にコンプレックスがあるクリスなんだけど、その貧乳故にちょいちょい利用することになる偽乳パッドがアビーの手にかかると様々なひみつ武器の隠し場所になっちゃう、なんてあたりのノリや、クリスのチームのキャラたちの会話の面白さなんかには、ちょっとライトノベル的なものも感じられてニヤニヤできるし、中盤以降にちょっと大きな役どころを与えられるイスラム系の人々の描写への、意外な暖かさなんかにもちょっと「ほう」と思わされた。クリスたちの住む世界が、なんというかアメリカの東部エスタブリッシュメント的な、それなりに鼻持ちならないところも多い雰囲気であるのに対し、こちらは貧しく必ずしも厚遇はされていないけれど、暖かく、互いの信頼関係を大事する小さな、でもとても好感の持てるコミュティとしての描写がされている。本国での刊行が2004年だそうなので、911以後の小説って事になるんだけど、何か意図があっての描写なんだろうか。
なんて事はまあ、そんなに深く考えず、週末の夜にさくっと楽しんで読むのが吉なお話。ストーリー的にもそんなにきっついピンチ的な物もないので、結構ボリュームある割に、サクサク読んでいけますよ。
★★★☆
「いつか天魔の黒ウサギ」、「BLOOD C」、「輪るピングドラム」、「神様ドォルズ」。あれ、「アイマス」録り損ねとる。
自分がライトノベル的な文法に疎いせいなのかな、「いつか…」はどこをどう楽しんだらいいのか、ちょっと良くわからないっす。ちょいちょい面白いのは確かなんだけど。
木曜深夜、「BLOOD」はあれか、CLAMP式魔法少女論か何かをやりたいのか? 血しぶきどちゃどちゃはまあ、良いんですけど。「ピングドラム」のほうはぱっと見ヤベえストーカー少女だって、そうなっちゃうにはそれなりに理由があるんだよ、ってなお話。そこから先の展開は相変わらずぶっ飛んではいるんですが。ただまあ相変わらずおかしい方向には向いてるとは思うけど、意外に見ている方は、とんがった物にも繰り返されると案外慣れてしまう物なんだなあ、とも思った。そこをカバー出来る程にスジが練られているかと言えば、そこのところはどうかなあという気もしないではなく。
「神様ドォルズ」は昔、村で何があったのかが判る回。んまあいかにもなムラ的描写に、ちょいとエロ要素も混ぜてみました、てな感じ。まあ説明回っすね。
ついでにフジでやってた劇場版「ONE PIECE」、アラバスタ編も何となく見ちゃった。よく考えたらアニメ版の「ワンピ」見るのこれが初めてなんで、TVシリーズや他の劇場版アニメの出来は知らないんだけど、こいつに限っては、相当雑な作りのアニメ作品なんじゃないかしら。妙に間延びした演出や無駄に差し込まれ、微妙に必要以上に表示される静止画とかに、ちょいちょい挟まってはやたらと長いCFがやらかしてくれるスポイル感も相まって、あんまり楽しめなかったな。
ラストは確かにちょっと盛り上がったけど、それはこっちが原作知ってたからってところも大きいしなあ。みんな原作知ってるよね? これで感動できるよね? な造り以上の物にはなってなかったような気がするんだけど。
お、古本の注文だ。げ、下の方の箱だなー。わっせこらせ、出てきた。うし、箱を戻して梱包するぞー。あ、また注文だ。げげげ、さっきの箱だ、もう一回わっせこらせだー…
で、腰ちょっといわしました。動けない程じゃないけどじわーっと痛い(つoT)。
「TIGER & BUNNY」、「セイクリッドセブン」、「神様のメモ帳」、「海賊戦隊ゴーカイジャー」、「仮面ライダーOOO」、「スイートプリキュア」、「青の祓魔師」、「花咲くいろは」。
土曜深夜。いろいろ追い詰められちゃったけど、オッサンもがんばって反撃に出るぜ、ってとこまでだった「TIGER…」。ヒーローTV側はともかく、街の人たちにとってはワイルドタイガー=虎徹って事は分らないわけだから、この展開はまあアリか。ルナティックが一時的にええもんサイドにつくことになったわけだけど、たぶんこれ以上の武力介入はしないよね。ラストは娘がキーになって大逆転で、ルナティックのお話は2期に続く、みたいな? 「セイクリッドセブン」はふっつーに良い感じのコイバナで、これはこれで悪くないなあ、と。CG江ノ電がなかなか良かった(そこかい)。「神様のメモ帳」も、火サス程度にはミステリパートにも力を入れつつ、若者群像劇の方もがんばってみます的な。謎解き部分に変に凝らないでいる限りは、そんなに悪くもないか。めっちゃ楽しいって程でもないんだけど。
日曜朝。またちょっと新しいスタイルで来た「ゴーカイジャー」。この先都合が付けば戦隊共闘もありまっせって事なのかな。そこも楽しみだし、今週はシナリオがちゃんとしていて面白かった。根性やら勢いやらで押し切るんじゃなく、トンチ程度でも良いから、ちゃんとした理由があるから逆転成功、って流れがやっぱりいいよね。
高校野球の影響以前に一回ぐらい録り損ねてた感じもあって、やや見てるこちらが迷走しかかりの「OOO」、基本的にこの話の着地点というのは、全てのコアメダルが破壊された世界、ということになるのかな。紫のメダルはどういうふうに関わってくるんだろうね。「プリキュア」はちょいちょい凝った絵が挟まるんで油断できねえっす。祭りの提灯の表現とか、妙に凝ってましたな。
「いろは」は学祭パートの完結編。結局なこちのクラス(というか水野さん)はそれで良かったのかい? ってところばかりが気になって(^^;。岡田摩里って人は自分が担当した作品で、ちょいちょいこういう、思わせぶりなキャラを突然出して、適当なとこまで引っぱっといて、用が済んだらあっさり切っちゃうようなことをやるよねえ。
古いな。
半月ぶりくらいにTRちゃんから電話が来ておやおやと。今年の頭ぐらいはかなり喧嘩腰の電話対応だったのに、最近はかなりオレも丸くなっちゃって、TRちゃんのいうことにジョークで返しちゃったりなんかして。んまあ対応法がわかってきたってのもあるし、それ以上に大きかったのは、
下には下がいる
ってのを実感できちゃったもんだから、一応下の下の相手もしなくちゃいけないTRちゃんに、ちょっと同情心が湧いちゃったってのもあるのかも知れないな。
だからってTRちゃんの株が上がった訳じゃないんだけど、それでも彼も彼なりに苦労はしてるんだろうなあ、ってとこだけは実感できちゃったので、前ほどにはTRちゃんだけディスってたら良い、って決めつけて終りにするわけにも行かねえなあ、って程度には歩み寄ってると言えるのかも知れん。
だからといって、そのみんなが困ってる、下の下のスタッフの悩み相談担当に俺を据えようとしてるって話は、どう対応したもんだか。そこに費用が発生する以上前向きに検討はしますけど、なんか厄介な物をひとつ余分に抱えることになってしまいそうな気もするんだよなあ。
「ロウきゅーぶ!」、高校野球でお休みだった分の「仮面ライダーOOO」2本、あとニコ動で「日常」。
「ロウきゅーぶ!」は、一定の周期でやってくる「オレは見なくて良いんじゃね」側のお話。小学生のぽろり! 水着回て。
「OOO」はこれで実質的に一昨日まで追いついて、これでラス前と言うことになるんだね。で、このラス前(とそのまたひとつ前)のエピソードは相当な力作だったんじゃないだろうか。作品のテーマの一環に「前向きな欲張り」というちょっと扱いの難しいテーマを持ち込んできたり、ちょっと「クウガ」のクライマックスを意識しましたか? 的なシーンもちょっとテンション上がったし、アンクの扱いもかなり良い。ピルドゥングス・ロマンとまではいわんけど、一種のアンチ・ヒーローとしてのアンクの描写も、説明不足な部分も無しとはしないけれども、最低限の情報は伝わったと思う。自分にとっては決して歓迎できる結末とは言えない「消える」ことが、自分以外の多数にとっては良いことなのだ、ってあたりを受け入れつつあるアンクの描写は、悪くなかったんじゃないかな。最終回でどういうまとめ方をするか、楽しみです。
あ、あと次作品「フォーゼ」のトレイラーがあちこちで見られるようになってますな。意外に面白そうに見えてしまうのが困ったものだ(^^;。
いつものタバコ屋でタバコ買ったら、お店のおねーさんから「あ、これ上げる」つってもらったJTスモーカーズID登録キャンペーンのチラシ。「JTスモーカーズID」登録キャンペーンですって。12月9日までに登録すると500円分のUCギフトカードかQUOカードが頂けるんだそうな。
で、そのJTスモーカーズってのがいったいどういう物なのか、と言うとこれがいまいち良くわからん。日々嫌われ度合いが増大しているタバコ喫みたちが、お互いに傷を舐めあう道化芝居を演出するような集まりなのか、日々数が減少傾向にある喫煙者に、何らかのエサをぶら下げてなんとかその減少傾向に(こっそり)歯止めをかけたいような集まりなのか、さてどんな物やら。
とりあえず試供品という形でセブンスターをひと箱もらえたんでまあいいか、ってところではあるか。
ま、申し込んだら自動的にTASPO送ってくれる、ってようなものでもないみたいなんで、試供品のブンタ吸っておしまいって事になりそうですけどね。
「ダンタリアンの書架」、「うさぎドロップ」、「No.6」。「ダンタリアン…」はいつものメンツとはうって変わって、焚書官、なるポジションにいる人たちのエピソードが挟まるお話。またバリツか(w。
実写版の方の評判も聞こえてきておりますが、そっちはそっちで置いといて、アニメの方は毎回良い話が続いているよなあと思える「うさぎドロップ」。小さな世界のお話を丁寧に描写していくというスタイルが、小さな世界の背景に、なにか大きな良く判らない物があるのかも知れない、と思わせる世界観を持ち込んできている「No.6」の世界観との対比で、今のところはかなり圧倒的に成功しているような気がしないでもなく。大人は実はいろんな事が見えなくなってしまって、必要以上に右往左往してしまうんだけど、子供たちの方は案外その視点にブレはないんだよ、ってあたりを押しつけがましくなく描写してくれているのが「うさぎドロップ」って感じだろうか。
対する「No.6」は、ある意味大人と子供のちょうど中間に位置する人たちの生きざまを描こうとしてはいるんだけど、その世代的な特殊性がいろいろ邪魔しちゃうのか、(大人の)打算も(子供の)無垢なストレートさも、その世代なりの特殊性を加味して上手くこねて出せていないような気はする。誠実なんだが今のところは真面目なのはわかるけど、ちょっと地味よね、ってあたりで止まってるお話かなあ。
晩飯後に喫煙コーナーで一服してたらインターフォンがぴんぽんと。そういえば25日だから新聞の集金だよなあってことで、玄関に行こうと思って身体をくるっと回して財布を握って床に置いてたダンボール箱(本、詰ってます)を乗り越えた瞬間に、右足がぴきーんと痙っちゃって。
財布握ってダンボール箱をまたいだ状態で静止状態になってるオレの前を、カミさんがすたすたと歩いて行って新聞代払ってた(我が家では基本的に、直接の支払い関係は玄関に出た人が払うルール)。お金払って居間に戻るカミさんが、まだ硬直してる自分を、すんげー変な物を見る目でちらっと見て行ったわけですが。
違うんだ妻よ、別に新聞代払いたくなかった訳じゃないんだよ。本気で足つって動けなくなったんだってばー。
「異国迷路のクロワーゼ」。ウザやかましいハイテンションな妹(テンション上がると『ハシャイジャッテ!』が出てくるのがちょっと面白かった)が実は新時代の女性の原型かも知れず、旧体制のお約束を、自分なりに解釈して受け入れる良くできた姉の方が、素直になれない分複雑な物をその内面に秘めているらしい、というのはある意味極めて少女マンガ的展開、といえるかも、つかこういう話、あったような気がするんだけど。すでに一条ゆかりあたりが二つ三つ描いてそうな気がするよね。
カミーユねえさんが心に秘めている物については、もうちょっと語りますよって事で次回に引く感じかな。クロード様の子供時代は佐藤利奈。ちょっと珍しいかも。
なわけですが、TRちゃんところに請求書送ったらば、「次からは作業内訳のところに『プログラミング』って入れて下さい」だって。またなんかおかしなこと思いついたのかなあと思ったら、プログラミングってのは源泉徴収の対象外の作業なんですな(→参考。教えて! gooにあった質問)。プログラミングかあ…。まあコードを書いてるのは確かではあるけど、プログラミングってのともちょっと違うような気はするなあ。
で、ちょっと調べてみたらこんな記事(上原公認会計士事務所・コラム)も。TRちゃん、普通に「コーディング」って請求書に書いても源泉発生しないみたいだよ。
個人的には、忘れた頃に降ってくる還付金の額が少し減っちゃうことになるので、朝三暮四ではあるが何となく損した気分になっちゃうわけですが。哲学。
「いつか天魔の黒ウサギ」、「BLOOD-C」、「輪るピングドラム」、「THE IDOLM@STER」。
いろんな意味で厨二なんだけど、それなりにお話が動きつつあるのかな、な「黒ウサギ」。かつてヒメアの願いを叶え、今回大兎の願いも叶えてくれるエデルカのなんとかさん役に冨樫美鈴。ええ声してますな。
木曜深夜。「BLOOD」はこれ、モロに「Holic」と被せてね? 犬君の声は四月一日くんだし。被せてどういう良い事があるのかはわからんけど。「ピングドラム」はリンゴ編で相変わらずぶっ飛びまくり。そこはまあ見てて面白いから良いんだけど、そろそろ「お話」も見たい気がする。「アイマス」は庶民派アイドルさんの日常話。ありがちではあるが丁寧に作ってあって良かったです。オジサン響ちゃん結構好きかも知れん(w。
先日買い取らせていただいた本の中に、いくつかデイル・ブラウンの本が混じってたんだけどそのうちの一冊、「砂漠の機密空域」(→amazonusedのみ)、原題はそのものズバリ"Dreamland"。
ハイテク軍事サスペンスが好きな人ならおなじみ"ドリームランド"ものの一作なんだけど、こっちのドリームランドにはネズミもクマもアヒルも出てこなくて、その替わりに棲んでいるのはハイテク技術の限りを尽くした様々な航空機。その代表格が最新の電子機器と新兵器を満載し、新素材をふんだんに投入して改造されたB-52、メガフォートレス。
そんなメガフォートレスの大活躍を描いたシリーズ第1作、「オールド・ドッグ出撃せよ」はかなり面白かったんだけど、続く「戦闘機チーターの追撃」(この2作はハヤカワNV)で、いったんドリームランドは主要なメンバーが左遷の憂き目にあってしまう。続編で起きる事件の原因が、最高機密を扱う基地であったドリームランドが、KGBの工作員の潜入を許してしまったからだったわけなんだけど、その後も旧ドリームランドのメンバーは相変わらず、なんだかんだとメガフォートレスをかっ飛ばして世界の危機を潰していく。こちらの活躍は二見文庫の方でいくつか出ている(オレ感想 →台湾侵攻、韓国軍北浸、「影」の爆撃機)んだけど、で、まあ全体として質は着々と劣化傾向にあったのも確かだったりするんだが。それとは別に旧シリーズの主要メンバーが抜けちゃったドリームランドがどうなってるのか、ってのを描くシリーズが別にあるということを今回初めて知りました。
って事でそちらの一作目がこの本になるんだけど、なにせ身内にスパイがいたことが分って優秀なメンバーが大量に仕分けられちゃった上に、予算削減の憂き目もあって新しく基地司令として赴任してきたバスチャン中佐の苦労は絶えない。その上部下には優秀ながらも自分が完全には結婚を認めたわけではない娘がいるわ、娘の旦那は事故で車椅子生活、とまあセコい方向で苦労の絶えないお話が前半、後半は悪いイスラム陣営の陰謀の芽を摘もうと画策したアメリカのいつもの余計なお世話にちょっとした手違いが生じ、敵の手に落ちた捕虜を救出するためにドリームランドの面々が大活躍、という構成になっている。少しばかりハイテク礼賛よりも人間ドラマの部分に筆を割こうとはしているのかな。一応挫折からの再起、という冒険小説の基本テーマはちゃんとある。基本的には手馴れたもので、楽しく読んでいけるんだけど、どうもこの人はちょいちょい人種というか人道というか、そっち方面に無神経になるところがあって、そこはどうなんだろうなあと。本書でも「ソマリアといえば捕虜引きずり出してリンチで殺すでおなじみの国だからな」みたいなことを登場人物に言わせちゃってるし。こういうの見ると、アメリカ人って案外本気で「ブラックホーク・ダウン」をヒロイックで感動的なお話と思って受け取ってるのかもなあ、と思ってしまったことでした。
あと、ハヤカワの旧シリーズ、旧シリーズのキャラが活躍する二見文庫のシリーズ、それから新メンバーによるドリームランドの本シリーズ、時系列がめっちゃくちゃになってしまってるけど、そこはまあ別の時空のお話って事で、大目にみて上げないといけないんだろうな。
「神様ドォルズ」、「TIGER & BUNNY」、「セイクリッドセブン」、「神様のメモ帳」、「海賊戦隊ゴーカイジャー」、「スイートプリキュア♪」、「花咲くいろは」。
若干作画荒れてきましたか? 的な雰囲気はあれど「神様ドォルズ」はいい感じ。AパートとBパートに全然繋がりがない感じなのは何で? と思ったけど。
土曜深夜。いい感じに盛り上がってきた「TIGER…」、楓のNEXT能力、触れた相手のNEXT能力をコピーする、という部分が上手い具合に効いてて面白かった。最初は虎徹と同じ力なのかと思ったらそうではなかったのね。で、前回マーベリックさんに触れられたことで記憶の操作能力を身につけて、それでヒーロー達の記憶を取り戻したは良いけれど、スカイハイに触れられちゃったもんだから、一番肝心なバーナビーの記憶を取り戻すことが出来なかった、って流れは上手いやね。こういう、お話の展開にちゃんとした理由付けがあるお話は大好きなんだよね。
一方で、思い込んだらオレのポテンシャルは無限大的展開で押し切っちゃったのが「セイクリッド…」。基本は「力が欲しい…、うおお」なんだけど、鉱石部の部長さんの存在がいいアクセントになっておるね。「神様のメモ帳」もこれはこれで、割によい。出だしで感じたのは「元気のないデュラララ!!」だったんだけど、これはそういうモンじゃなく、「萌え火サス」って方向性が正しい楽しみ方なんだろうね。
日曜朝。「ゴーカイジャー」は入れ替えモノ。ハカセのいいとこちょっとだけプッシュ回、かな。芝居は入れ替えるけど声はそのままでいくのかな、と思ったらそこもちゃんと入れ替えてたんでへえ、と思った。
「OOO」は、いい最終回でした。最終的に鴻上さんが求めたゴールがどういうものだったのか、ってところが今ひとつ明確じゃなかった分、「欲望」という若干ネガティヴイメージもあるワードが登場人物達にどういう変化を与えたのか、ってところの説明がもう少し欲しかったような気はするけれど、これはこれで良い落とし方だったのかな。エイジくんの欲しかった物が何だったのか、ってところに明確な解が無かったような気はして、そこの所にもやもや感は残るんだけど。
「プリキュア」は安定。「いろは」はいい感じに波風立ってる感じかな。四十万の女は女としてみられる目、に何か瑕疵があるのかもわからんね(^^;。
天気は意外に仕事しなかったみたい。タイミングモニタで追っかけた感じでは、それなりに順位の変動もあり、見応えがありそうなレースになっていたんだろうか。あとで地上波で見直してみよう。
1周が長いスパのコースとピレリタイヤのマッチングってところの不確定要素とかもあり、ピット戦略はかなりばらけた感じだね。そこで基本速く走れるクルマとそうじゃないクルマで差が出てしまったのかな。たとえばマシンのインプルーブが思うように進まないザウバーなんかは、どんどん取れるオプションの数が減っている感じで、可夢偉もペレスも苦労してるんでしょうな。なんか良い話が舞い込んでくれないものかねえ、主にお金がらみの話になってしまいそうだけど。
民主新代表に野田氏 決選投票で海江田氏を逆転(asahi.com)。いくら何でもオザーさんの手の者をあからさまに総理に据えるのはマズかろう、ぐらいには空気は読めました、ということだわね。最悪手ではなかった、ってところだろうな。
誰も大して期待していない状態で、責任を背負わされる新しい総理大臣の人(どういう人なのかいまいち見えない感じはあるな)にはそれなりに同情はする。今現在のこの国、政治家のレベルも下がってるけど、我々有権者のレベルもどうしようもない事になってると思うから。
基本的に民主主義ってのは、数え切れない失敗を積み重ねた上に正しい道筋を見つけていくモノであると思うので、考えられる最大公約数の国民がまあまあ満足できる世界を手に入れるには、それなりの時間がかかるのはしかたがない。それがイヤだっていうなら、独裁者を戴くしかないわけで。
そういう意味では菅さんにはそれなりに期待していたんだけどな。現在の自民党と民主党なんて、ハマーンのネオジオンとシャアのネオジオンぐらいの差しかないわけで、そこでポストを昇ってきた人間なんていうのはどっちにいようと大した差はない。それに比べればスタートラインで凡百の政治屋さんとは若干違う出自を持ってるイラ菅さん、もしかしたら経験を積んでいくことで化ける可能性はあるんじゃないかと思ってたのね。ただ彼を取り巻く環境はエウーゴじゃなくネオジオンだった上に、予想外の震災でそれどころじゃなくなっちゃった。試行錯誤を繰り返して正解を探す時間が奪われて、代わりに突然(期限付きにせよ)強力な指導力を発揮することが要求されちゃった。そこでちゃんと動ける政治家がいたら、そもそも日本は今みたいな体たらくには陥っちゃいないわけで、そこの所は菅さん、ご愁傷様ってところではある。
いずれにしても今重要なのは「我慢」なのだと思うけど、で、確かに今の政治家さんたちのラインナップを見てみると我慢ならん連中がずらりと並んでいるのも確かなんだけど、それでもここで辛抱できない国民が、自分の国を自分らの不平不満で、どんどんどうしようもないモノにしていっちゃうような気がしてちょっと憂鬱です。
何はともあれ野田さん、がんばって下さいね。
…してるのは残念ながら大日本帝国海軍の提督達なんですけどね。
商売物に手を付けるシリーズ、ジョン・J・ゴッベル「レイテ 史上最大の海戦」(書影はamazonにリンク)。本屋さんで見かけた時に買おうかどうしようかちょっと迷ったんだけど、基本フィクションだって事でまあ良いか、って購入見送ってた本。今回お手頃価格で入手できたので読んでみたんだけど、おや、なかなか面白かったわ。
お話はレイテ海戦の史実、特に栗田艦隊の主力に立ち向かう事になってしまった護衛空母艦隊、"タフィ3"の苦闘をクライマックスに、マッカーサー主導によるフィリピン侵攻作戦のスタートから、有名な栗田艦隊の謎の反転までの流れに、この海戦に参加することになる一人の駆逐艦乗り、ドノヴァンのドラマが絡み合う。単に史実を追うだけでは単なるノンフィクションになっちゃうんで、そこに米軍側で頻発する謎の爆発事故のミステリーやら、著者なりの栗田の反転に対する理由付けなんかも盛り込まれていて、そこら辺のさじ加減が良い按配なのでなかなか楽しめる。
この手の戦争物だと、一方的な悪党か、使えない能無し的な描かれ方しかしない日本側の登場人物に対しても、かなりフェアな見方がされているのもポイント高いかな。というか宇垣中将なんかは、現在ただいまの我々による宇垣像よりも、よほど「良い人」として描かれているかも知れない。宇垣、栗田、西村、小沢といった名だたる日本海軍の将星が、みんな揃ってビーチで魚取りに興じるなんてシーンは、ありえないけどあったらそれはそれでちょっと良かったのにな、なんて思ったことですよ。
基本はエンタティンメントなので野暮は言いっこ無し。その上であったかも知れない一つの説を踏まえつつ、それも一つの答えである可能性もあるよね、と思わせてくれる程度には嘘と誠の積み重ね方を巧みにやってのけた作品ではあると思ったよ。星三つ半、ってとこかな。
「ロウきゅーぶ!」、「まよチキ」、「ダンタリアンの書架」、「うさぎドロップ!」、「No.6」。テンション下がってきたかなー、と思えてきたあたりでがつんと上げてくる「ロウきゅーぶ!」、全く男子高校生は最低だぜ。水着大会があってそこから修羅場モードに突入したかと思ったら、葵たんも決して悪い人ってわけじゃなかった、みたいなお話。まあ小学生とは言え年齢差は数歳ってとこだもんね、先のことを考えたら数年先の強敵の芽を先に摘んでおくってのは生存戦略として全く正しい行動ではあるよな。
「まよチキ」と「ダンタリアン」はまあ、それぞれのレベルで安定してる、といえるのかな。
ノイタミナ枠。お墓参り絡みのお話だった「うさぎドロップ」、西園寺先生には先生なりの矜持もあるんだよ、ってのをメインに持って来たお話で、ちょっとうるっと来ました。「No.6」の方も丁寧に作っているな、と言う気はするんだけど、なんて言うんだろうな、原作小説に書かれていることを、そのままアニメにしてみました、って感じもするんだよな。それではアニメとしての説得力、ってところでいろいろ足りなくなっちゃうよね。沙布の絡みなんかは、原作ではそういう順番だったのかも知れないけれど、アニメにする時には別の置き場があったんじゃないだろうか、わからんけど。
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□ TUX [●こちらはお仕事の都合でAdobe神社に奉納金ぼーん、と\58800スヨー(泣)CS5.5なんていらねーのにー。 ..]
□ rover [あれエグイですよねえ>CS5.5。メジャーなアップデートってDWだけとちゃうんかい(あ、TUXさんが買わなくちゃいけ..]
□ でした [うちにもハガキがきてました。確かバージョン9まで 上げてたんですが、全然使ってないので操作を忘れてます。 細々とでも..]
□ rover [ほんとにそう思います。ちょっと触らないと手が忘れてしまいますよね。なんかモチベーションを上げてくれるようなネタがある..]