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「未来日記」、「ブラック★ロックシューター」、「ギルティクラウン」、「あの夏で待ってる」。ありゃ「D×D」録り損ねてる。黒い方に行った分、ゆっきーがようやく主人公に見えてきた「未来日記」。目はくりぬかれるわ腕は落すわ、ミネネ様は大変だな。
ものすごい勢いで鬱方向に話を振ってきている「BRS」、なんだろなー、「まどマギ」以降と言うべきなのか、3.11以降というべきなのか、喪失感とか閉塞感とか、そう言うものに対してこれまでになく真正面からぶつかってみようって作品が増えてきたと言えるのかな。心に生まれた黒いものを消去することと引き替えに、そこまでの記憶がリセットされてしまう世界ということ? だとすると主人公であるマトに待っているのは、かなり厳しい結末って事になりそうな気もするんだけどその辺はどうなるんだろう。まあなんだ、「まどマギ」以降、引っ込み思案なメガネっ子は不憫って図式が出来上がった、とは言えるのかも知れない(そうか?)
鬱方向って意味ではこっちも大概な「ギルクラ」は、終盤戦闘モードに入ったいのりさんを見て、「あれ? 歌わないの?」と思った俺は何かが壊れているような気がする。
「まどマギ」以降って括りでいうなら、青の子は不憫、ってのを引き継いだのかなあってのが「夏待ち」(それも違うだろ)。いろいろ話が動いてきましたな。哲朗くんがちょっと前にこさえてたイーグルのプラモとか、ちゃんと意味あったのね。あと檸檬先輩、何年ダブってんだ?(^^;。
一昨日降ってきたお仕事対応中。スマホの世界ってホントにHTML5にCSS3上等、な世界なのね。んでもってガラケーの世界ほどではないにせよやっぱりそこは携帯端末。ファイルサイズは小さいに越したことはないってことで、通常のwebページならイメージで処理してしまう、フォームのボタン関係なんかもスタイルシートで作っちゃうんだね。
そういうところは面白いんだけど、なにせCMSを介して更新するタイプのサイトなので、見通しの悪さはハンパない。しかも最初のCSSは他の人が書いてるんで、記述のルールが判らないからどこを見たらいいのか判らないことも結構あるんだよね。
何やらいろんなところで、暗号解読やってる様な気分になる今日この頃です(^^;。
ジャック・キャンベル 著/月岡小穂 訳
カバーイラスト 寺田克也
カバーデザイン 岩郷重力+WONDER WORKZ。
ハヤカワ文庫SF
ISBN978-4-15-011838-9 \900(税別)
長きに渡るシンディックとの戦争をいったん終息させ、最愛の女性とも結ばれたギアリー。だがアライアンス最大の英雄となることは、アライアンスの上層部にとっては同時に最大の政敵となる可能性も意味していた。さらに人類にとっては、陰でシンディックをアライアンスとの戦争に駆り立てた謎の異星人の存在も見逃せない。アライアンス上層部は厄介な存在であるギアリーに対し、謎の異星人の正体を突き止めるため、強力な艦隊による強行偵察任務を命じるのだった…
第二部開幕というわけで、まずはいろいろと一部とは違うんですよ、の説明用の小ネタ的なエピソードが並んでいて、まあどちらかというと地味目な印象、なんだけどその小ネタ自他は割に良い感じ。百年を超える戦争で思考がおかしな方向に硬直してしまった結果、軍艦の耐用年数が数年程度のものになってしまっている(無謀な作戦しかしないから、あっという間に消耗する)、とか、同じく硬直化した組織がやらかすさまざまな馬鹿げたお役所仕事とか、あまりに巨大な存在になってしまったが故に、「良き兵士」でありたいと思ってるだけの主人公が、既存の権力者達が自分の権益を保持するために汲々としていることに理解できずに悶々としてたり、さらには最愛の人と結婚できたは良いが、それ以前にやらかしたちょっとした火遊びの相手がまた現れたり、といった割に下世話な方面も結構念入りに描かれていて、そこが結構楽しめるんだった。
なんだろうな、海外のSF-TVドラマシリーズで、ある程度登場するキャラが立ったあたりでの、それぞれのキャラの個性みたいなものを少し深く掘り下げるようなエピソード的な味わいと言えるだろうか。その分スペオペ的な見せ場は少なめなんだけど、こう言う話もあっても良いとは思う。
問題はむしろ、第二部を引っ張る存在になるであろう謎の異星人、絡みのお話って事になるだろうか。詳しいことはこれから説明しますからね、ってところなのかも知れないけど、それにしてもややとっちらかり気味で、かつ不用意に風呂敷を拡げすぎなんじゃないか、って気もしないでもないな。この先どうなるかは判らんけど、ちょっと話を大きい方向に持って行きかかってるんじゃないかって気はしないでもないな。
あと、これはamazonの評で知ったんだけど、若干訳がスカタンかも知れない可能性があるのだね。確かにadmiralを「元帥」にしちゃうと、お話の途中のある展開の厄介さが上手く伝わらないかも知れないな。自分は原書当ってないので良く判らんけど、実際のところはどうなんだろう。ま、特に戦闘シーンの訳しっぷりとかは、「何が起こってるんだ?」と思ってしまうところもちょいちょいあるのは確かなんですが。
★★★
週末からのお仕事の続き。土曜日にやるつもりだったものが諸事情で一日延ばしになったものが今日降ってきたって感じで、今日は一日お仕事三昧。土日のアニ特も途中までしか見てませんわ。
やってるのはとある企業のCMSサイトのスマホ対応バージョンの各種修正やら辻褄合わせやら。前にも書いたけどスマホの世界ってのはHTML5もCSS3もほぼ制限無しで使える世界って事で、実は今、HTML絡みで一番新しい情報を得ようと思ったら、スマホの仕事をやるのが一番良いって事なのかも知れない。
で、見てるんだけどあれですね、HTML5って言うのは、それまでの基本的に論文をいろいろな環境でそこそこ等しい見映えで見せるためのものだったHTML4(とXHTML1.1)から一歩進んで、積極的に「webコンテンツ」と言うものを見せるための記述ルールとして改めて整備され直したもの、と言うことなのだろうかね。文書をタイトルや見出しで区切るのでなく、ヘッダやフッタという存在を「アリ」ですと言う前提でコーディングしてもいいよ、と言う構造はこれまでになかった考え方なんじゃないかな。フォーム入力エリアに「こんな文章入りますよ」的な表現を実現するplaceholderなんてのも、論文主体な表現方法では重要度は結構低いもののままだったんじゃなかろうか。そういう、割に視覚的な方面での補強的な方面の拡張が大きいのかも知れない。
そんなこんなで入門編的にいろいろ「なるほど」と思いつつ仕事してたんだけど、こうなると今度はバーチャルじゃないチェック環境が欲しくなるよな。んー、やっぱスマホ一つ持っとかんといかんでしょうかねえ。
二日かけて週末分の視聴。「灼眼のシャナⅢ」、「偽物語」、「探偵オペラ ミルキィホームズ第2章」、「モーレツ宇宙海賊」、「昔の吉田くん 秘密結社鷹の爪」、「特命戦隊ゴーバスターズ」、「仮面ライダーフォーゼ」、「スマイルプリキュア!」、「機動戦士ガンダムAGE」。
土曜深夜、「シャナ」は派手、「偽」は変、「ミルキィ」は奇、「モーパイ」は…剛、かなあ。「偽」がちょいちょい「アマガミ」挟んで来てた感じ。「かれんビー」の時にも感じたけど、本来のお話の主人公であるキャラに話を持っていく、その前段階が異常なほど長ったらしいのは、どういう意図があってのことなんだろう。「モーパイ」は何と申しますか、悠揚迫らぬストーリー展開がこのご時世、ある意味新鮮と言えそうな。(海賊としての)宇宙空間と(JKとしての)学校、自宅の位置関係の把握、つーかお話上の納得、って部分にはいまだにちょっと苦労してますが。
日曜朝。今週も良い感じに自分好みの絵多めだった「ゴーバスターズ」、自然光で撮ってるんでしょうかね、「おお」と思える絵がとても多くて楽しかった。「ゴーカイジャー」に比べるとちょっと地味になったかな? と思えたライブアクションの方も、こちらはこちらで新しい事をやっていると思う。アクション監督は平成ガメラの中の人なんですね。そんなわけで俺は楽しいんだけど、本来のターゲット層のお友達にはこれ、楽しいのかなあって気もちょっとだけする。
でも俺も小学校はいる前に「頭上の敵機」とか「ラットパトロール」を夢中になって見てたんだから、案外大丈夫なのかも知れないけどさ。
そういや「プロムナイト」なんて映画があったよなあ、な「フォーゼ」。妙に抜け作な演出が楽しかったわけだけど、みんなはこのまま卒業しちゃうんだろうかね。ライダー部の活動のおかげで留年、が定番かも分らんけど、潔く卒業、ってのも悪くはないよね。
なんか久々にちなさんの人外じゃない役の声を聞いた気がする「プリキュア」。自分にとってはミアの人だったんだけど、そっち方面とはちょっと違った雰囲気の声で「おや?」と思ったことでした。より地に近いのはどっちなんだろ。
「AGE」はなんかとっちらかったお話。「世代」をテーマにしている割にはフリットとアスノの関係性みたいなものがいまいち見えてこないなあという感じはする。フリットがどういう父で、アスノはどういう息子なのかがさっぱりわからないのよね。
どちらもTLなどではすでに話題になっていたのだけれど、河野典生さん(msn産経ニュース)、ラルフ・マッカリー(asahi.com)。
河野さんの本はたぶん、「街の博物誌」と「デンパサールの怪鳥」ぐらいしか読んでないヘナチョコ読者でありました。なんだかすいません。ご冥福を。
ラルフ・マッカリーの方は、朝日新聞とかだと「ダース・ベイダーのデザイン」とかなんとか、コンセプト・デザイナーの側面を強調してたみたいなんだけど、第1期「スターログ」世代の自分的には、マット・ペインティングと言うものがあって、その名手の一人が彼なんだよ、ってのを先に教えられたような気がする。親子二代のマット・アーティストでいらっしゃったんでしたっけ(超曖昧)? たくさんのワクワクをどうもありがとうございました。安らかに。
月曜の分。「BRAVE10」、「アクエリオンEVOL」、「戦姫絶唱シンフォギア」、「キルミーベイベー」、webで「LASTEXILE 銀翼のファム」、「輪廻のラグランジェ」。今期は週の出だしに面白いのが揃ってる。今週は「キルミー」が妙に良い味出してた。ワキを固めるチョーさんとさとみっこがすんげー良い感じなのね。ブッ飛んだ展開(がまた面白い)の「アクエリオン」と「シンフォギア」があとに来る分、しっかり普通にやってる「BRAVE10」はいろいろ損しているのかも。
「ファム」は割と自分好み。バンダイチャンネルのユーザコメントで、年端もいかない小娘が泣いて叫んだら各国の代表がほだされる、って展開は現実味がない、なんて書いてた人がいらっしゃったけどそうなのかなあ、あれは、それまで「アウグスタ」と言う象徴として認知されていた存在(象徴に敬意と忠誠は誓うけれど、象徴自体の個性に対しては斟酌しない、みたいな。『ラスト・エンペラー』ですわな)が初めて自分をさらけ出した、というところが多くの人の心を動かした、と言う表現である、という流れでなんの違和感も感じなかったんだけど。どっか抜けてんの、俺は?
やっとこさ送り状やら郵便振替の通知票やらいろんなものの領収書やらを仕分け完了。今年もあまぞん書店の無駄に大きい箱が役に立ってくれました。
郵便振替の支払通知の用紙の通し番号見ても、明らかに去年は一昨年より、発送した点数が減っておるねえ。
去年、と言うか今年もその傾向はあるんだけど、単行本や文庫本を探しに来られるお客様よりも、雑誌をお求めのお客様が増えたのかな? と言う感じはある。単行本の方はやはり、マケプレの方が強いって事なんだろうか。震災の影響はそんなに感じなかった。3月の段階でも結構東北のお客様からご注文頂いたりしましたし。
たとえば価格体系の見直しとか、そういう経営方針の再考にもちゃんと向き合わないといけないのかも知れないな、ともちょっと思ったりはしていますが、このヌルーい古本屋も、これはこれで好きなんだよなー。ま、折を見ていろいろ考えてみたいとは思ってます。辞めちゃおうとかは全然思ってないんですけどね。
「ブラック★ロックシューター」、「ギルティクラウン」、「あの夏で待ってる」、「ペルソナ4」、「妖狐×SS」、「パパの言うことを聞きなさい!」。一回録り損ねたら「D×D」、どうでも良くなっちゃった(^^;。
意外に複雑な構成になっていたことが判ってきてびっくりの「BRS」、これはつまり(役名憶えられないんで中の人の名前でいきますね)、能登とあすみんはある程度利害を共有している立場の人で、実は黒幕的存在だったりするの? やっぱなんとなく「まどマギ」以降はこれやらないと、的な制作をちょっと感じなくもない。わからないなりに興味は持続してるんですが。
「ギルクラ」はなんというか…、調子こいた厨二が真の目的意識を得る、までに時間かけすぎだろうって気はしないでもない。今週のお話は2クール目の序盤ぐらいに来るべきエピソードだったんじゃないのかね。
「夏待ち」は失恋連鎖の按配がなかなか良くて。ちょっとホロリとしちゃいますね。かなり好みっす。
木曜深夜。「P4」は、実はこのお話の最大のキイ・パーソンが奈々ちゃんだったことが解る回。どうなっちゃうんでしょうな、これ。「妖狐」、「パパ聞き」の二本は、共に意外とモラリストだなあ、と言う造りになっていて、変な風に好感持って観賞させてもらってます。ファンタジーとして最低限備えてなくちゃいけないリアル、ってところは辛うじて押さえていると思うんだ(^^;。
基本的に8年落ちのやよいちゃんで青色申告用の基本データを入力して、あとは国税庁のサイトの確定申告コーナー(相変わらずOpera使えねえのな)を使ってデータ入力とちょっとした辻褄合わせしてプリントアウト、ってスタイルなので、うっとーしい少額領収書軍団の数字さえ打ち込んじゃえば、あとはたったかたー(そこで明らかにされる数字が何を意味しているかについては、目を瞑る)、のはずなんだけど、
入力を終えてまずは青色から、って印字してみたらあら不思議、青色申告の決算書が黄土色で印字されてますよ。
インクが切れたんだねえ。さすがに黒よりは保ったけど、それほどたくさん印字するでもないウチの環境でも数ヶ月程度でインク使い切っちゃうってのは、ちょっとなあ。
ってことで印字はあきらめてデータの方だけ揃えちゃう。明日カートリッジ買いに行きましょ
自分の中では何となく、「んじゃ1.17は置いてきぼりか」的な気持ちもなくはなく。もちろんどっちかをどっちかに対して差を付けて扱うようなものではないんだが。
なんのことはない、1.17に3.11の事も合わせて思い、同じように3.11に1.17のことも併せて思いを致せば良いだけのことなんだけど。
自分的にはもう一日、10.10も併せて、いろいろ考えたいと思います。こちらはごくごく個人的ながらかなり大きな喪失があった日ということで。
とにかくこのままではどうにもならん上に古本用の書類やら宛名書きやらもやら(せ)んといかんので、午前中ソフマップに出撃。どのくらい保つものなのかわからんが、とりあえず増量タイプってのを3色まとめて。ソフマップは3本まとめて買うと5%余分に引いてくれるんだそうで、まとめて4500円でちょっとお釣りが来るくらいのお値段。一年ぐらいは保って欲しいけど、どうでしょうねえ。
て事でトンボ返りで戻って申告書類の仕上げ。印字して、源泉徴収票やら社会保険関係の通知書やら、お医者関係の領収書やらまとめて作成完了。
古本屋としての実績は前年比3割減、ぐらいになっちゃったかな。還付金が去年の2.5倍ぐらいある、ってところから見ても、つまりは本業以外で食いつないだ一年だった、って事なんだろうね。本業以外を頑張る→古本屋、疎かになる→古本売れなくなる、という負のスパイラルもあるのでしょうな。
古本が売れないこと自体に文句はないんだけど、古本屋としてのもろもろ(買い取り業務とかね)に手が回らないのはちょっと淋しいな。そこら辺に上手く折り合いが付けられたらいいのだけれども。
「灼眼のシャナⅢ」、「偽物語」、「探偵オペラ ミルキィホームズ第2幕」、「モーレツ宇宙海賊」、「昔の吉田くん 秘密結社鷹の爪」、「特命戦隊ゴーバスターズ」、「仮面ライダーフォーゼ」、「スマイルプリキュア!」、「機動戦士ガンダムAGE」。
「シャナ」はまあ、盛り上がってます。正直相変わらず人間関係が良くわからんので、敵味方がどうなってるのか、いまいち掴めてないんだけど。「偽」はまあ、変態だわな。白石涼子の関西弁がかなり違和感。これは関西以外にいる人が感じる関西イントネーションだよなあ。「ミルキィ」は、えーと、それバリツやない、バリッや(w。
「モーパイ」はとても丁寧に作られていて面白いんだけど、形骸化しているとは言え海賊は海賊なんだよね? どこかでリアルに命のやりとりをやることもあると思うんだけど、そっち方面のシリアスさの表現が意識的に押さえられているような感じもして、どこかでゲームっぽいと言うか、どこかリアルから一歩退いた所でお話が進んでいるような気はしないでもない。こう言うのがラノベ的にはスタンダードな世界感、って事なんだろうか。
日曜日、「ゴーバスターズ」は快調。んでも病院とかは非常時用にバックアップの動力源とかの用意はされていないものなんだろうか。そこまでエネトロンに依存してるってのはちょっとマズい世界なんじゃね? って気もちょっとした。
「フォーゼ」、さすがに留年って形ではなかったのね。一貫校みたいな造りになってるんでしょうか。リュウセイくん、ちょっとデレてまいりましたな。「プリキュア」は「どれみ」の時のMAHO堂的なロケーションを追加してみようって事なんでしょうかね。
割と盛り上がり気味な展開だった「AGE」、単体で見るとそれなりに見どころはあると思うけど、ここまでにどういうことがあって、それが登場人物にどういう影響を与えたのか、ってあたりが結構稀薄なので、第二世代のガンダムの話なのに、故山田(違)を巡るフリットとデシムの因縁話ってところに落ち着いちゃった上に、ここに来てフリットとーさんが急にブライトさん化しちゃってそれはどーなんだ? と。いろんなものが唐突すぎるんだよなあ。
早起きしてゴミ出して、二度寝もしないでコーヒー飲んで出撃。古本発送してそのまま湊川まで出て、青色と確定申告、ばしっと出してきた。基本的に埋めるところが埋まっていれば突っ返されることはないものなので、さくっと手続き完了。これで平成23年、〆です。
て事で土日頑張った(のは主にやよいちゃんとプリンタなんだけど)ご褒美に、新開地のシネマ神戸(歩いて行けるからね)で映画鑑賞。お題は…
「マネーボール」に「猿の惑星 創世記」の二本立て。なかなか良い感じのカップリングだったので、見ておきたかったんだよね。ということでまずは「マネーボール」。
基本的にヤンキーが野球の話を作ると結構高い確率で良いものができるんだけど、こいつも上々。選手に年間1億ドル以上をつぎ込めるヤンキーズと3000万ドル程度が限界のアスレチックス。ポストシーズンで対戦したアスレチックスは善戦空しくヤンキーズに敗れ去る。しかもそのオフには、ジアンビ、デイモンなどの看板選手が次々と他チームに引き抜かれてしまう。限られた予算の中で優勝戦線に踏みとどまるためには、これまでの手法を捨て去らねばならないと感じたGMビリーは、インディアンズとのドラフト考証で出会ったスタッフ、ピーターを引き抜き、彼の信奉するセイバーマトリクスに基づいた戦力構想を展開するのだが…。
実際の野球シーンはそれほど多くはなく、野球チームの運営や人づくりと人たらし、旧弊を積極的に捨てていこうという人間の行動を描く、といった構成になっていて、野球シーンを思う存分見たい、と思うような向きには肩すかしかも。この映画は野球選手同士の丁々発止を楽しむのではなく、その場に赴く選手達をどう選び、どうモチベーションを上げてやるか、で、それを通じて選手達が所属するチームを上のステージに上げていくか、が主眼になる訳で、スポーツドラマというよりは一風変わったビジネス戦記的な色合いの方が強いと言えるのかも。そういう意味では「もしドラ」と対になるような作品と言えるのかな。
そんなわけでスポーツ的なアクションよりは、人と人との会話、駆けひきみたいなものを楽しむ映画と言えるかな。で、そこの所の按配はかなり良い感じ。個人的にはやや間延びしたところがあるように感じられたのと、あと、肝心のセイバーマトリクスに基づいて考えると、この選手は何故ダメで、こちらは何故良いのか、ってところをあまりしっかり説明がされていないあたりにちょっと不満は残ったかも。そこの所で「ちょっと長くない?」と思ったのかも知れない。
でもなかなか良い感じでした。イェール出の経済専攻のややナード方面のあんちゃん(というかヴィジュアルはモロにデブオタだ)、ピーターが魅力的なキャラだっただけに、もうちょっと描き込んで欲しかったところではあるけれども。
もう一本は「猿の惑星 創世記」。ティム・バートン版が第一作にちょっと手を加えたものだったとすれば、こちらは第四作「猿の惑星 征服」の拡大解釈というか、そちらにリスペクトを捧げつつもあえて新訳としてみた、ような作品と言えるかな。だからこれ、「猿の惑星」じゃねえじゃん、と思う人もいるかも知れない。自分はなにせ初めてちゃんと劇場で見たのが「最後の猿の惑星」だったもんだから、逆に何が来てもおっけーみたいなところもあって、これはこれで大変楽しく見れた、というかこれ、映画としてものすごく良くできてるよね。前の「マネーボール」にやや間延びしたところがあったように感じた、ってのもあったにかも知れないけれど、こちらは極めてタイトにまとまった良い映画になっていると思う。で、このタイトであるという美点の多くを担っているのが、個人的には悔しいんだけどCGI技術の冴えである、ってところが少々複雑でもある。
とにかくお猿さんたちのCG表現がすばらしいんだよね。引いた絵だと「あ、CG」って感じるときもあるんだけど、それもさほど違和感を感じない。全体としてみたらCG役者、もとい、CG役畜生達の演技には唸らざるを得ない。(ちょっとネタバレになりますが)お話で重要な意味を持つ、猿たちが知能を持つシーンがあるんだけど、ここで明らかに、猿たちの瞳の輝きというか、目とその周辺の筋肉を含めた「まなざし」みたいなものの表現に違いが見られるのだよね(感情移入して見てるだけだよ、って言われるかもしれないけど)。
これ、すごいぞ。目の表現だけで「あ、今知性キター!! 」と観客に納得させられる絵を作る、ってのを手作り特撮で表現するのは相当難しいと思うんだ。
もちろんCGIでやるったって障壁はかなり高いと思うんだけど、それでもなにか手はあって、それを実現するためのハードとソフトの環境が整えられているのかも知れないという気はした。
自分はどちらかというと手作り特撮の方を愛する方なんですが、チンプ(ってブリン風表記なのかな)たちの立ち居振る舞いや表情の変化、って部分をここまで自然に、かつ納得できる範囲でのリアルさで表現されてしまうと、コンピュータ・グラフィックスってすげえんだ、と思わざるを得ないな。そんな技術的な部分を別にしても、映画としてすごく良くできてると思う。最終的に「征服」が狙ってたであろうオチを予感させる終盤の作りもなかなか。お隣さん、不憫にも程があったけどね(^^;。
今日の10時までに96ページのHTMLファイルの修整作業。自分が担当したのは20ページ程度、って事でこりゃ徹夜だな、と思って(昨日)作業開始したんだけど、今回の自分の作業見積もりは珍しく正確で、ほぼ作業完了したのが今朝の6時でございました。
なんだな、徹夜仕事自体はそこそこ頑張れるんだけど、一段落して4時間ほど寝たぐらいじゃ元気は戻らないな。今日は一日、使い物になりませんでした。
トシだねえ(^^;。
昨日今日の分。「BRAVE10」、「アクエリオンEVOL」、「戦姫絶唱シンフォギア」、「キルミーベイベー」、ここまでは昨日、仕事しながらの観賞だったんであんまり良く憶えてない。意外に「キルミー」が気持ちよくなってきたかもわからん。本日分、「未来日記」、「ブラック★ロックシューター」、「ギルティクラウン」、「あの夏で待ってる」、web版、「LASTEXILE 銀翼のファム」、「輪廻のラグランジェ」。
一週お休みだった「未来日記」、あらら、みねね様も亡くなってしまったのね。最終的にゆっきーが神の力を得ることでそれまでのことが全部リセット、というのが落とし所という事になるんだと思うけど、そこまでの流れがどういうものになるのか、ってあたりが興味津々か。アイデアの面白さと、ゲームのルールの部分の詰めの甘さのアンバランスなところがいまだに気にはなってるんだけど。
ノイタミナ枠。「BRS」はほとんどモブキャラに近い存在かと思われてた友達キャラのユウが実はラスボス的な存在だったことがわかった回。なんでしょね、女の子達の内的世界で繰り広げられる、魔女化していく魔法少女達の戦いの物語、って事なんだろうか。いろいろ解らんところが多いけど、面白いとは思う。「ギルティクラウン」は、ようやくこの世界がどーしてこうなったのかが詳しく語られる回。なるほど、どういうことがあったのかはかなり良くわかりました。親子絡みの因縁はもう少し早めに教えてくれたら良かったのに、とはちょっと思った。
「夏待ち」はなんだ、恋愛食物連鎖の最後尾にいた裸族さんが哲郎くんにまんまとかぶりつくようなお話(そうか?)。お外のお食事シーンで缶が汗をかいてる描写(ケーキにお茶ってどうなんだ? とは思ったけど)とか、いきなりの哲郎くんの大声コクりにビビった子供たちが、カードゲームを中止してそそくさとその場を離れるシーンとか、細かいところが妙に凝ってて楽しかったっす。
「ファム」に「ラグランジェ」も良い感じに。「ラグランジェ」は良い意味で王道的な展開方面をなぞってきた感じやね。
浅倉久志 訳
大森望 編
カバーイラスト 宮尾和孝
カバーデザイン 國枝達也(角川書店装丁室)
角川文庫
ISBN978-4-04-298213-5 \629(税別)
2010年に惜しくも亡くなった名翻訳者、浅倉久志氏が訳した膨大な作品の中から9編をチョイスして収録。編、解説を大森望氏が担当。
あとがきによれば浅倉さんが訳したSF短編の数は600編以上だそうで、その膨大なお話の中から10作たらずをチョイスするってのは、それだけで大変な作業だろうと思うし、そこで編者の趣味とかセンスとかが見えてくるのだと思うのだが、大森パパのそれはどんなものなのか、って話はいったん置いといて、まずはそれぞれのお話の簡単な感想を。
一見すると地上の理想のような幸福な都市、オメラス。貧困も飢餓も、あらゆる種類の諍いも、この街には存在しない。街の人々は皆、幸福に、満ち足りた日々を送っている。ただ一人を除いては……
サンデル先生が授業で話題にしたと言うことだが、そっちは知らないし、「風の十二方位」は読んだはずだが良く憶えていないんだなあ。グィンが割と苦手、ってのもあるかも知れないけれど。お話のキモは「最大多数の最大幸福」の引き替えに設定されたものがこれである、というところを人は無条件に肯定できるものなのか、というあたりか。さらに言うならその「装置」のカラクリを知ってしまった人は、ってところで、読み手にさまざまな思考を要求するお話。
名作「ヴァーミリオン・サンズ」のシリーズに属する作品。バラードの作品は一読すると「これってSFになるのかなあ」と思えてしまうお話がとても多いんだが、これもそんな感じの一作。美しく、そしてちょっと残酷なんだが、何もこれをSFに入れなくても、と思ってしまうお話であるんだけれど、それこそがバラードの目指す「真のSF」ってヤツなんだろうな。ま、確かに浜辺の錆びた自転車よりは、なにがしかヴィヴィッドな絵は目に浮かぶわな(^^;。
「ウルトラQ」のバルンガのエピソードの元になったと言われる作品、といえばそっちを知ってる人には何となく予想が付くか。で、まさしくその通りの作品。シンプルなアイデアがクレシェンドしていって最後に皮肉なオチが待っている、ってあたりはいかにも50年代アメリカSF、という感じ。
なんだろな、「オメラス…」と対になるようなお話とも言えるんだろうか。こちらは「最大多数の最小幸福」がテーマといえるか。一文字変わっただけで大変なことになってます。モンスター・ペアレントならぬモンスター・チャイルドのお話。
これもいかにも50年代SFの香りが漂うシンプルな時間SF。拡げた風呂敷、すげーでかいんじゃね? と思ったら実は…、ってあたりがいかにも感を盛り上げる、っていう感じだな。
こいつも50年代SFで括られるんだけど、ちょっと雰囲気が違ってて興味深い、なんだろうな、ブラック・ユーモア的な要素が良い感じにスパイスになっているのと、浅倉さんの訳のスタイルも若干「遊び」が多めに入っているのかも。野田昌宏 訳と言われても信じちゃったかも知れないね。
ハリスンが書くと「人間がいっぱい」、ヴォネガットが書くと本作、って事になるのかな。実はものすごく厄介な状況なんだけど、そこに諧謔がたっぷりまぶされて、苦笑いするしかないお話に仕上がっているってあたりは正しくヴォネガット、という感じかな。「人生はすばらしい」、そりゃじいちゃんの人生はな(^^;。
既読だし、ハヤカワSF文庫にはタイトル・テューンでもあった訳なんだけど、今ひとつ記憶に残ってない。一種の時間SFなんだけどSF的なアイデアが効いているのかと言えばそうでもなく、ディック的な何かがあるのかと言えば「あるような気もするけど…」的な。再読になるけどやっぱりオチの投げ方に今ひとつ納得できないものが残っているの。
という感じで。古き良きSFのテイストを感じられる、って意味ではいいアンソロジーだと思うけど、これまでにそこそこSF読んでる人なら既読になってしまうお話が結構多いような気もするし、浅倉さんの仕事の多岐への渡りっぷり、ってところを読者に思い知らせるような効果も少々薄味であったような気が。自分はこう言うSF大好きだから、これはこれで楽しかったけど、浅倉久志という巨大な存在の仕事はこれだったんだ、と、本書だけでは説明できないよな、と言う気も同時にした。大森さん自身が「あとがき」で挙げている、この本には収録されなかった短編たちの中に、「いやそれは収録すべきでしょう」と思えたタイトルも結構あったりしたわけで、そのあたりを補完する意味でもこの企画、続きをやって欲しいと思います。浅倉さんの仕事の一番良くて、しかも(非SF者にも)解りやすいところを集めた、というところは評価しますけど、SF知らん人間であっても唸らざるを得ない短編、ってのも大量にあると思うんで。そっちにも少し針を振って欲しかったような気はするんだよな。
★★★☆
3/18、XREAのいくつかのサーバで0:00から、増強メンテが行われるとかで。PHP5へのアップデートがキモらしいが、機器の交換もコミなんだろうか。とりあえず日記書こうと思ったら繋がらない状態になっちゃってたので、いろんなものは翌日持ち越し。
木曜深夜分、「ペルソナ4」、「妖狐×SS」、「パパの言うことを聞きなさい!」。いよいよラスボスとの対決に向かう「P4」。ってまあこの流れでそこそこ意外で、かつ納得できるラスボスと言えばあの人、って事になりそうな気がするんだけどどうなんでしょ。奈々子復活の流れはあれか、沖田艦長方式なのかと思ったんだけど予告ではクマ君の声がしておったなあ…。
「妖狐」と「パパ聞き」も良い感じ。「妖狐」の、なんというか非常に「狙った」絵柄でかなりヌルいことをやってきてる感じがかなり好き。「パパ聞き」も、この世界観なりのリアル、はちゃんと押さえてると思う。ファンタジーなんだけどね。
完全に忘れてたー。過程が全く分らないんだけど最終的にマクラーレンがフロントローというのは久しぶり。今年は好調かも、といわれてたメルセデスだけど、シューマッハがしっかり4番手に食い込んでる。Q1絶好調だった可夢偉はその後ずるずると後退。タイヤとの相性? 5、6番手のレッドブル勢が巻き返すのか、今年はそうはいかないのか、さてどうなりますか。
高野史緒 著
カバーイラスト たまいまきこ
カバーデザイン 岩郷重力
ハヤカワSFシリーズ Jコレクション
ISBN978-4-15-208449-1 \1900 (税別)
コンピュータや人工衛星、核エネルギーの技術までもがすでに実用の域に達していた古代世界。だがローマとゲルマンの全面核戦争によって進んだ技術は失われ、世界にはわずかにその時代の名残が残された中世世界。信心深い医師であったファビアンは、トゥールーズ市の包囲戦のさなか、不思議な二人連れと出会う。年かさの若者、アルフォンスは、この時代において異端とされる科学に全幅の信頼を置いていた。彼と出会ったことでファビアンの信仰にも微かな波紋が生まれ…
軽石庵からJコレ借りて読もうシリーズその9。かつて人類は宇宙に覇を唱えるほどの文明を持ちながら、何かの理由で一度没落してしまい…ってのは、SF、それも古き良きSFでは割に見かけるパターンだったけど、こちらはそれを、一種の時間改変もの的テイストをまぶしながら、かなり小さい規模で再構成したような世界。そんな世界で語られる連作集は、うーん、ちょっとちぐはぐかな。
自分達の世界とはちょっと違った軸の上にある世界での、お耽美ストーリーだったり聖杯戦争(ん?)だったり、一種の「神」にまつわる物語だったり。それぞれのお話はそれぞれでかなり完成度は高いのだが、通して読んだときに、「これは『アイオーン』という物語だった」感が非常に稀薄なの。
信じるに足るとはどういうことなのか、ってあたりが根っこのテーマなのかな、とも思えるのだが、どうにもそっち方面へは気持ちよく斬り込んではくれずに、その周辺でちょっと違ったことをいろいろ試している感じ。それなりに端正な世界が出来ているだけにどうもこう、しっくり来ないというかなんというか…。
悪くない、とは思うんだけど、ここがすごいよ、って言えるようなところもない感じなんだよなあ。
★★★
平日は別件の作業があるんで、なんて言ったら日曜のお昼前に200Mb超の修整要項が届いたよ。ま、pptでサイト全部についてチェック入れた資料(なので触らなくて良いページも結構ある)故のでかさなんだけど、こっちの対応項目は文言修整からHTMLの書き直しまで、いろいろあってだいたい70項目ぐらい。一応対応致しますですよ、はい。
仕事してたんでタイミングモニタをチラ見、なので何が起きたのかあまりよく解ってない。スタート番長の可夢偉が少し順位を上げ、ミハエルは序盤で沈んじゃった(ギアボックスのトラブルだとか。機械的な信頼性に不安があるのかしらね)。とにもかくにもノーズに段差のないマシンがちゃんと速いのはなんだか嬉しい。ここに来てバトンの評価がウナギ昇り中なのかしら。逆にレッドブルには、去年までの圧倒的なアドバンテージはかなり目減りしているって事なのかな。
んー、今年はちょっと面白いシーズンになるのかも知れない。キカイが不調なのを放ったらかしてるCS観賞環境、修理した方が良いかしら。
こっちもチラ見なんで軽くいきます、「灼眼のシャナⅢ」、「偽物語」、「探偵オペラ ミルキィホームズ第2幕」、「モーレツ宇宙海賊」、「昔の吉田君 秘密結社鷹の爪」、「特命戦隊ゴーバスターズ」、「仮面ライダーフォーゼ」、「スマイルプリキュア!」、「機動戦士ガンダムAGE」。
土曜深夜は「モーパイ」か。宇宙SFの楽しさを存分に楽しませて頂いた。マラコット級も出てきましたね。次はパイロン? 意表を突いて「ちはや」とか出てきたらオジサン大喜びなんですが(ね え よ)。
日曜朝、「ゴーバスターズ」にかなり感心した。これ、アメリカのSF-TVシリーズに匹敵する風格を備えたお話になってるんじゃないだろうか。筋立ての甘くなさ、キャラの特性(達観してるようで無茶も厭わない赤、クールに見せて実は沸点低い青、マスコットキャラ的な位置にいるけどそれだけじゃない過去を背負ってる黄、という描き分けがすばらしい)の説明の巧さ、ちょっとびっくりしたよ、大人じゃん、これ(w。どうなんでしょう、小さいお友達、これは大丈夫ですか? などと要らん心配もしてしまったりして。
「ガンダム」は本気でどうでも良いコンテンツになってしまったなあ……。
明日休みじゃん。んじゃ映画でも観よう、ってんで引っぱり出したのは「ゴジラ×メカゴジラ」(2003)。あまぞんのリンクはDVD(Blu-rayまだ出てないんすね)だけど、自分が見たのはずいぶん前にCSでやってたヤツ。まあ基本的な感想は劇場で観た時とそれほど変わりなし。なんかこう、すっぽ抜け大リーグボール1号的北村版と、消えたっきり実体化しない大リーグボール2号的金子版の印象が強いけど、手塚監督版の平成ゴジラってかなり面白い部類に入るんじゃないかしらね。
ただまあやっぱり悪いところ(釈由美子の演技はこんなに下手だったっけ? とか)はあって、中でも一番致命的なのはやっぱ、宅麻伸の娘、サラちゃんが何考えてんのか良くわからんところだろうなあ。最初のうちはお父さんを対ゴジラ用ロボ開発チームに入るように積極的に動いてたはずなのに、いざ父ちゃんがその一員になると、今度はゴジラ潰しに奔走する父ちゃんを苦々しい目で見つめる、という…。どっちやねん、ってね(^^;。なのでその後の展開もサラちゃん絡みのドラマパートがもひとつ説得力がないのだよね。
そこら辺ちゃんと整理したら、もっと面白くなったんじゃないかなあ。
今朝の朝刊で見たんだけど、web的には昨日のニュースだったようで。兵庫県の受動喫煙防止条例が成立 公共施設は全面禁煙(asahi.com)。公共施設はまあいいんだけどこの条例、飲食店なんかにも適応されるみたいだね。んー、それもご時世とは言え、小さいお店なんかだと流れ上、これを機に全面禁煙なんて事になってしまうことも多いんだろうな。来年の今ごろはあちこちのお店で「禁煙にしちゃうの?」って聞いて回ることになるんだろうかねえ。
「BRAVE10」、「アクエリオンEVOL」、「戦姫絶唱シンフォギア」、「キルミーベイベー」、「LASTEXILE 銀翼のファム」。メカ戦そっちのけでおかしな甘酸っぱバカ話で暴走中の「アクエリオン」、ジン君、良いっすね(w。「シンフォギア」は展開はシリアスなんだけど何故か笑えてしまうと言うか。最終的に絶唱使うとそこで(一度は)ゲームオーバーになってしまうわけで、響はそれをどこでどんな風に使うか、ってところが第1回に繋がる山場って事になるんでしょうな。「キルミー」はいつものようにヌルくて結構。
ラス前の「ファム」、戦闘シーンはかなりの見応えなんだけど、お話のまとめ方はこれで良いのかね? 突然ジゼがそのポテンシャル全開にしちゃったら、アルヴィスをディアンのヴァンシップに乗せる意味がなくなってしまうような気がするんだが。全体的なお話の流れも、結局ありがちな、悪役さんが実は身を犠牲にして何かを正す系の話に落ち着いてしまいそうな気もしてるんだよね。
アニメ監督の石黒昇さん死去 「宇宙戦艦ヤマト」演出(asahi.com)。満を持して、なのかなとも思える「2199」公開前のタイミングでこれか…。尽きせぬ感謝を。
高野史緒 著
カバーイラスト 加藤俊章
カバーデザイン 岩郷重力 + Y.S
ハヤカワSFシリーズ Jコレクション
ISBN978-4-15-208950-2 \1600(税別)
北方海域で発生した日本漁船とのいざこざを口実に、帝政ロシアは江戸幕政下の日本をその支配下に置くことになった。そんな江戸の街で情報絡みの便利屋として暮らす娘、おきみは、幼なじみで今は吉原一の花魁となった真理奈太夫から一つの相談を持ちかけられる。正式には逝去したとは言われているが、生存説も根強く残るかつてのロシア皇子ドミトリが今、江戸に潜んでいるというのだ。自身が徳川の御落胤であると主張する真理奈は、ドミトリを捜し出し、その后となることでロシア皇后の座を射止めようというのだ。半信半疑ながらも真理奈の頼みを引き受けたおきみだったが…
軽石庵からJコレ借りて読んでみようシリーズその10。前のアイオーンでちょっともやっとした気分が残ってしまったので、もう少しこの人の本を読んでみようじゃないか、ってことで。とりあえず「アイオーン」よりは続きが気になる感、みたいなものはしっかり伝わって来たかも知れない。前作が「信じるに足る自分の立ち位置」みたいなところに目を向けていたとするならば本作は、「信じるに足る世界とは何なのか」ってあたりを向いたお話づくりがされていて、かつその「世界」のスケール感が良い按配だった、って事なんだろうか。
とはいえ残念ながら「アイオーン」にあった問題点もそのまま引き継がれてしまっていると思えるところも多々あって、そこはやっぱり辛いかも。衒学的な面白さや本気とも冗談とも付かないお話の味付けなど、面白いと思える描写はそこここにあるのだけれど、それらがみんなツッコミ不足というか「え、そこで終りなの?」的な描写で終わってしまっていて、なんて言うんだろうな、本書の前半でちょっと出てくる女郎屋での描写的な話で言うなら、内股にしのばせた手を肝心なところまで深く押し入れることをせずに、ひとなでしたらすぐにお腹のあたりをさすり始めて、かつ秘所にはその手が戻ってこない、みたいな(^^;。もう少しそちらを深く突っ込んで書いて欲しい、と思ったところで語り手の興味は別の方に移ってしまうのだね。
歴史改変SF的なノリで言えば、何故ロシアなのか、ってところ(ロシア的さまざまな物事自体はかなり面白いんだけど。スミレーノフ長官は本書、読まれたんですかねw)や、そもこの作品世界ではどういう流れで帝政ロシア→ソ連邦→ふたたび帝政ロシア、という流れが出来たのか、とか、その間日本にはどういう歴史的な流れがあったのか、といったあたりの説明が決定的に不足しているので、中盤以降のストーリー展開のキモになる、「この世界のほうがリアルなラインなんだよな?」ってテーマ部分の補強が全くない感じがするんだよな。なので面白いお話ではあるんだが、同時に割とどうでも良い話になってしまっている、という欠点も同時に持ってしまってる、ってことになってはいないかな、という気もしてしまうんだった。細かいところなのかも知れないけど、そこの所のディティルへの説明が足りていないことが、なんて言うのかな、最終的に「まあ、ね」って言う読後感で終わってしまう本になっちゃった、という〆を提示する結果をもたらしてしまったんじゃないのかな、と。
少しタイト目にまとめた分、お話的には「アイオーン」よりはいいと思いました。終盤の展開も(前述のような理由で)もっとやり様はあったとは思うけど、それでもかなりハッタリは効いててそこは良かったと思う。それだけに全体に漂う薄味感はもうちょっと、何とかしてもらえたら嬉しかったんだけどなあ。
★★★☆
上げた方が良いのかなあ。いくつかのプラグインが2シリーズでは動かないみたい。具体的にはTwitter関連。こちらからTwitterに「日記更新しました」とかなんとか、そういうのをアナウンスする気はないんだけど、日記に書いたネタを「こいつなんかおかしなこと言うてるわ」的にトゥイートのネタにしてくれるのは全然嬉しいので、それ用のボタンを設置してみようかな、とは思ってるんですが、どうも2.2.2のパッケージではそっち方面のプラグインが上手く動いてくれない感じがあって。
んまあ惰隠洞はなんかこう、パッチに次ぐパッチでここまで来てる感じもあるんで、どんな不具合があっても不思議ではないんだけど、だからこそこのあたりで、どかんとご一新も良いのかなあ、などと。
以前3.0.1にしてみたときに、おおむね良い感じだったことは解っているので一発更新してみましょうかね。
現在ただいまは酒入ってるからやらないよ。一眠りしてからね。
本日片付けるべきお仕事が夕方ぐらいに終わったので、こりゃ一発やったろかって事で、tDiary、2.2.2→3.1.2へと一気にバージョンアップする作業。3.0.xシリーズの時に一度アップデートしたことはあって、その時はおおむね無事にアップデートできたんだけど、いくつかの要素が文字化けしたりしていて、まだちょっと時期尚早かな、と思って元に戻したんですが、昨日書いたようなちょっとした野望もあったし、あまりに最新版と開きのあるリビジョンを使うのもどうなんだ、ってのもあったので。
基本的なパッケージは前日ダウンロード済だったので、まずは現行バージョンのバックアップ。日記本体のログと、ついでにtDiary関係のファイルも一通りバックアップ。実はこれが一番時間のかかる作業だったりして。考えてみたら自分の日記をtDiaryにしたのが2003年だったから、もう10年目に入ってるんだよな。そもそも「Sぱらインターネット分室」開いたのが1996年3月、元祖「Sぱら」は1993年スタートでしたっけ? よくもまあこんな下らんコンテンツをだらだらと続けているもんだ(w。
閑話休題。バックアップを取ったらtDiary.confの最新版を、これまでに記述してた内容に合わせて編集して、必要と思われるファイルをどかんとアップロード。この時点で動いてくれたら万々歳、で、結果万々歳(w。
3.0.xをインストールしたときよりも不具合はかなり少なくなっている感じがする。アンチリファラ・プラグインの設定画面の表示が文字化けしてるぐらいで、他はほぼ問題なしって感じだ。
基本は押さえたので、一番やりたかった日記にTwitterのためのボタンを追加する作業。最初はsection_footer2.rb(tDiaryドキュメント)を使ってみようと思ったんだけど、どういう訳だかこいつを適応させると、ボタンエリアが二重に表示されてしまうのね。ちょっと衆知にすがってみたんだけど、同じ状況が発生している人はいらっしゃらないみたい。なので代替案と言うことでsocialbutton.rb(まちゅダイアリー)と言うものを使ってみたら、こちらはまことにすんなりと導入成功。これでTwitterやってる人が「こんなバカがいるぜ」ってツイートするのがちょっと簡単になったんじゃないでしょうかね(w。
その他、Trackback関連をオミットしたり、tDiary側が新たに用意してくれたspamフィルタを導入してみたりして、一応うちもtDiary3.x.xでの運用スタート、です。
火曜日から木曜日まで。「未来日記」、「ブラック★ロックシューター」、「ギルティクラウン」、「あの夏で待ってる」、「ペルソナ4」、「妖狐×僕SS」、「パパの言うことを聞きなさい!」。
「未来日記」はやっぱりルールが解らんので「面白いんだろうな」って感想しか持てないでいる。シンプルなルールで深みがある、という作品世界の設定が、こう言うスタイルのお話には必要不可欠だと思うんだけど、そこの所がちょっと浅いんだよな。
「BRS」はかなり惹くもんがありますね。女の子達の情念みたいなものが渦巻いてる、こことは違う世界で起きること、という部分とリアル世界のリンクのし具合がいい感じに突き放されててそこが良い、というか。あすみんが演技派に見えるという希有なアニメになってると思う(ん?)
「夏待ち」、檸檬先輩がかなりの謎キャラになってきてますな。実はイチカたちよりも高次な存在(地球人と異星人の接触を監視する役目を負わされた人、)なんじゃないかと思ってしまいますが。
木曜深夜、「妖狐」でちょっと泣かされた。なんか良い話っぽくなってる(^^;。
一年近く前に試してみたときにはこの体たらくだったLibreOffice。しばらく忘れてたんだけど、こないだちょっと見にいってみたら、バージョンは大きく上がって3.5.1なんてものが登場していたんだった。ドキュメントを見てみると、OpenOffice.org使ってる人は前もってそっちはアンインストールしてね、なんて但し書きもあったりして、大丈夫なのかなあとも思ったんだけど、ヌル目の人柱体質が持つ血の騒ぎに抗しきれず(大げさ)、OOoにはいったん退場して頂いて、LibreOfficeをインストールしてみた。
んまあ今のところ大きなトラブルは起きてないです。前回最大の難点だった、おかしなフォントが使われるぞ問題もおおむね解消されている模様(どうかするとimpressで発生するみたいだけど)。全体的に立ち上がりはOOoよりちょっと速い。でもプリントとかwriter(MS OfficeでいうWordね)で、表を作ったときのセルの書式設定とか、いくつかの機能で反応が若干遅いと感じることはあるかもね。
あと、これは解決策があるのかも知れないんだけど、writerで作った表の空のセルに数の書式を設定しておいても、そこに数値を入力しても書式が反映されないみたいで、これはちょっと面倒だなあと思ったり。
どういうことかというと、OOoでは特定のセルに数字を入力すれば、自動的に数字の前に「\」が付くように出来てたんだけど、LibreOfficeでは空のセルに書式を指定しておいても、そこにデータを入力すると、一旦そのセルはプレーンテキストのセル、という風に書式が変えられてしまうのね。なのでデータ入力→書式設定、という作業を毎回やらないといけないの。これはちょっとだけめんどくさいんだよなあ。
そんなものは表計算でやれ? その通りなんですけどね(^^;。
ま、それはともかく全体としては意外に使えるオフィススイーツになってると思う。乗り換えちゃって問題なさそうっすね。
タイミングモニタで観戦、な上にちょうど仕事が舞い込んでた時間帯で、ディスプレイにはいろんな窓が開いてしまってチラ見な上に全体が見渡せない状態での観戦だったんだけど。
開幕を制したマクラーレン、少なくともシーズン前半の主役は彼らって事になるんだろうかね。第二戦もマクラーレンがフロントローを独占。その後にミハエルが割り込んできたのにはびっくりした。ライコネンもいい感じに速いようだし、マクラーレンとレッドブルに挑戦するのはメルセデスとロータスって事になるのだろうかね。少なくとも序盤戦では。フェラーリ、苦しいっすね。
苦しいと言えば可夢偉もいろいろ苦労しているようで。ザウバーはタイヤが変わるとポテンシャルも大きく変わるように見えるんだけど、それが原因なんだろうか。とはいえペレスは10位に食い込んでるんだから、何か別な理由があるのかも知れないな、という気もする。「F1通信」でちょっと面白い記事が紹介されていて、F1オーストラリアGP 6の結論: 2012年。こちらの記事の論調だと、アグレッシブな可夢偉は中段グループのチームではたいそう魅力的だけど、上位のチームでは、そこは逆にマイナス要素になるんじゃないか、ってな感じで、ああ、そういう見方もできるのかもなあとは思った。アンドレッティの息子やモントーヤとかが可夢偉に被る、って感じなのかもな。そういうのもアリなのかも知れんけど、可夢偉にはもう一皮剥けて欲しいんですけどね。
決勝の可夢偉は17位スタート、とりあえずはスタート番長っぷりを見せて欲しいものですな。
土日の分。「灼眼のシャナⅢ」、「Fate/Zero」、「探偵オペラミルキィホームズ 第2幕」、「モーレツ宇宙海賊」、「特命戦隊ゴーバスターズ」、「仮面ライダーフォーゼ」、「スマイルプリキュア!」、「機動戦士ガンダムAGE」。
土曜深夜はあちこち最終回やら場つなぎ企画やら。「シャナ」は基本ラインが全く見えてこない上に登場人物多すぎて、原作を知らない人間には何が何やらさっぱりわからない話だったんだけど、最終決戦と言うことでいろいろ見せ場が毎回続いたので、割に退屈せずに見れた。でもまあ最終的に落ち着いたのがツンデレカップルが痴話喧嘩をエスカレートさせた末に、自分らにしか解らん理由でイチャイチャモードに戻る話だった、って事でいいんすかね、これ。
「Fate」は再放送かと思ったらそうでもなく、キャラ紹介を兼ねた総集編。それにしてもオープニングが始まると、いるはずのない連中を捜してしまう自分にうんざりだぜ。「ミルキィ」は、結局またアイズ無くしちゃったんだねえ(w。
「モーパイ」は前半の山場。そういえばお姫様は何故に黄金の幽霊船を探してたんでしたっけ? そこをド忘れしてる(何かしら、説明はあったんだよね?)せいで、オチの妥当性に対して盛大にクエスチョンマークが出てしまった。
日曜朝。「ゴーバスターズ」は青の人のウィークポイントが解る回、なんだけどそれって使いようによってはむしろ最終兵器的に使えたりしないのかしら。絶唱、的な(w。赤がフリーズで青が熱暴走と来て、黄色が腹ペコなのはなんか揃ってないなあと思ってたんだけど、これはつまりバッテリーが上がったって事なんだね。自分がデスクトップメインで使ってるせいか、とっさにそこに思いがいかなかったんだぜ。
「フォーゼ」、ライダー世界においては、カニさんは小狡く立ち回ったあげく速攻で退場させられる存在って事なのですね。メテオの正体を知らないのはライダー部の連中だけなんだろうなあ(w。「プリキュア」はキュアキャンディをマジでやるってところに少々驚いた、つかキャンディの方が強いんじゃね?
「ガンダム」、んーとつまりこれはファーストにおいてアムロがランバ・ラルと出会って自らをステップアップさせる(したっけ?)お話をなぞりたいのかな? とは思った。ランバ・ラル=フリット、ハモンさん=ゼハートって事になるんでしょうかね。そのお話の持って行き方の方針自体は悪くないと思うんだけど、その手順が少々杜撰に過ぎないか、と言う気はする。結局アセムのキャラ造形がうまくないと思うんだけど、彼は「出来る」子なのか「普通」なのかが曖昧なのね。Xラウンダーという存在との絡め方を失敗しちゃったんじゃないかという気はしないでもない。そこそこ出来るんだけど決定的な何かがないから、そこをAGEシステムで補完して、みたいな説明があると良かったんじゃないかな。
タイミングモニタで観戦。レース開始後数分でセパンは大どしゃ降り大会でセイフティ・カー導入→赤旗中断の流れ。英語苦手なんでアレですが、バトンがチームラジオで最終セクタは湖みたいだ、とかいってたみたいで、さすがはモンスーン気候地帯。ただそのややこしい地理的条件がドラマを作ってくれたって感じで、再スタートされたレースでは今年は目が薄いんじゃないかと言われてたアロンソがトップに立ち、ペレスも上位をキープ。予選からマシンのバランスが悪かったらしい(タイヤチョイスもあったのかも知れない)可夢偉、どうしようもないなあなマッサ、というチームメイトを尻目にこの二人、走り切っちゃったね。結果はアロンソ、ペレスのワンツー。ラス前5周でのミスはペレスには惜しかったけど、前にいるのはアロンソだもの、そう簡単にはいかなかったでしょうさ。
開幕戦のあとに出た記事で、1オーストラリアGP 6の結論(F1通信)ってのがあって、この中で可夢偉とペレスを比較して、中段グループで攻撃的にレースをするなら可夢偉は得難い存在だけど、トップチームでレースをマネジメントするならペレスの方が上、みたいな記述があって、そういうものなのかなあと思ったものなんだけど、図らずもその疑問に対して「ほらね」と応えをもらったような気分だ。コンディション的な条件もあっただろうけど、ザウバーのマシンでフェラーリよりも、レッドブルよりも、マクラーレンよりも速いタイムを叩き出して見せたのだものね。気が早いけど来年のマッサの去就がちょっと心配になっちゃったよ(^^;。
うわあ、F1、可夢偉とペレス絡みで一昨日、一昨昨日とおんなじ記事引いて、おんなじような事を書いているじゃないか。しかもそのことに気がついたのがついさっき。これはひどい。
あれだよな、酔っ払ったオヤジが同じ事をくどくどと得意げに語るのがうぜえ、ってのをwebでやらかしたって事だよなー。どっちか消そうかとも思ったけど、ここはあえて自分晒し上げ。
月曜深夜分。「BRAVE10」、「アクエリオンEVOL」、「戦姫絶唱シンフォギア」、「キルミーベイベー」、webで「LASTEXILE 銀翼のファム」。最終回が2本、その1「BRAVE10」は特筆すべきところが何一つない、と言う意味では案外希有な作品だったかも。もう一方の「ファム」は、絵的なゴージャス感というか「飛びモノ」の爽快感のようなものは時々あって、そこはかなり楽しかったんだけど、お話がちょっと…。結局ルスキニアさんにとって、何がどうなったら自分の望みが達成されるのか、ってあたりがさっぱり見えてこない感じがあって。大変な危機的状況を作り出すことで、その世界の人たちを一つにまとめようとした、ということ? にしてはその損得勘定はかなり乱暴なものだったような気がするんだけども。やや残念賞より、だったですかね。
卓球の中継が伸びたとかで開始時間が少しずれ込んだ「アクエリオン」、着々と良いキャラになっていたジン君、ここで退場っすか。一方で病弱キャラだったはずのシュレードさんはピンピンしてはりましたな。前作との関係性が、この先いろいろと絡んでくる(まあすでに絡んでますが)と言うことなんだろうか。前作良く知らんのだけど。
「アクエリオン」がずれ込んだ関係で最初の方が切れちゃった「シンフォギア」。そこが実は重要な部分だったっぽい。響がなんかの理由で暴走して…みたいな話があったようですが。そこから先は何というか冗談とも本気ともつかぬ、というか。校歌でリブート、て。
「キルミー」は安心ブランド。ただ、ながら視聴だと本気でながらに流されてしまう弱さはあるかもしれないね。
お昼前に電話をもらって、「例の件、最終修整項目がお昼には来るはずなんで対応してもらえますか?」と。もちろんこちらに否やなどあるはずもなく(10月からやってる仕事だからね、いい加減終わらせましょうや)、「わっかりましたー、時間空けときます」つって別件仕事やってたんだけど、日付が変わっても音沙汰無しだわ。なんだな、まだ東京の方はおやつ時で、優雅に放課後ティータイムを楽しんでたりするのかしら(ね え よ)。
別な本を探してたときに出てきたので読んでみた、呉 智英「インテリ大戦争」→amazon(used)。呉さんの本、マンガ評論で1冊か2冊は読んだ憶えがあるんだけど、本格的に思想家サイドにシフトした側(と言えるのか?)の本は初めて読んだ。基本的に呉さんって方は(基本ブサヨであるところの)自分とはかなり相容れないところがあるんじゃないか、なんて思ってて、そこで敬遠してたところもあるんだけど、本書はそんなヌルい読み手にも良い按配の本なんじゃなかろうか。たぶん彼の一番切れている部分、にはあまり寄らず、どっちかと言えばサブカル方面にシフトした方向で、呉さんの「話芸」を楽しむみたいな。
故に砕きすぎると「それはどうかな?」と思ってしまうのも確かなところで、ぶっちゃけ噛み砕きすぎたPart2はあまり楽しくない。逆に批判精神全開のPART1における批判大会の方は読み応えがある。いわゆる辛口批評系時系列だと、本多勝一と佐高信の間あたりに入る人なのだろうかね、批評の矛先はかなり違うんだけど。
そこらの按配は結構面白かったです。前半は掛け値無しに、読んで損なし、な本だったと思う。
昨日のお仕事依頼連絡、結局今日の午後になってようやく続報がやってくると言う…。修整項目は40件ぐらいでまあどってことないんだけど、ものがとある企業の独自開発したCMSパッケージ上(ちょっとサイトたどってみたらパッケージ価格500万からだって、すごいなあと棒読み)で、何をやるにもこのパッケージのコントロールパネル上で作業しなくちゃいけないから、たとえばHTMLとCSSを同時に開いて両者をつつきあわせながらの編集、なんて事が出来ないものだから、時として非常に仕事が煩わしくなるのね。しかも独自のタグを導入してるんで、そこの動作チェックも結構厄介という…。
ま、わからんところは放り出しつつ対応しますですよ、つか、対応した。
火曜~水曜分、「未来日記」、「ブラック★ロックシューター」、「ギルティクラウン」、「あの夏で待ってる」、バンダイチャンネルで「輪廻のラグランジェ」も。
ちゅちゅちゅ、中学生が何をやっとるんだ、お父さんは許さんぞ! だった「未来日記」。いろいろと謎の多い存在だったゆのっち(違)の秘密の多くが明かされる回。ある意味一度神の力を得たが故の、あの常人離れした能力って事だったのかな。このお話はそれぞれが持たされた未来日記の能力の得失差を活かしたバトルの詰め将棋的なところに面白さがあるんじゃなく、パラレルワールドを跳躍する存在がいたならば、その存在が背負うものとはどういうものなのか、ってのがテーマだった、というのがわかるようなお話だった(そうか?)。その意味においては、かなり面白かったです。
ここから最終回ラッシュ。「ブラック★ロックシューター」、出だしの訳のわからなさにはちょっと閉口したんだけど、回を追うごとに面白くなっていき、最終回を見たあとは何というか、これはある意味「まどか」以降の新たなマイルストーンになり得る作品の一つではないか、などと大げさなことまで思ってしまった。もっというなら「まどか」以降と言うよりも3.11以降に語るべき何かに言及しようとした、というか。着地点がそれで良かったのか、とも言えるけど、それでも「傷つける、傷つけられる」というテーマに対してかなり真剣に向き合った作品だったと言えるのでは。アニオタ的には敢えて「上手い」という評価のある声優さんたちをワキにして、クライマックスでカナ×カナ対決をやらかしてみるってのもかなりチャレンジングだと思った。わたしゃあすみん大好きおっさんなんだけど、同時に彼女の演技力がB級であることを認めるのもやぶさかではないんですが、そんな彼女によくこんな難しい芝居を任せたなあ、ってところで妙に感心しちゃいました。ま、案の定上手くはなかったけどねぇ(w。
実は同じように「傷つける」って事がテーマの一環だったのかな、なんて思った「ギルティクラウン」も最終回。こっちはある意味、割と絵の美しさでお話の凡庸なところを上手いことごまかしちゃった終わらせ方、だったと言えるかな。
「夏待ち」も最終回。悪くはなかったけどリアリティラインの引き方がちょっと違うんじゃないかなあという気がして、そこが残念。宇宙人の美少女が地球の田舎に落ちてきて、そこの高校生達と触れあっていろいろ経験する、というラインはオーケー。でもそこに同時に、地球にはオーバーテクノロジーを使えるMIBという組織があって、そこのエージェントが都合良く前者の世界観に混ざってる、という世界観をねじ込ませるってのはどうなんだろう。いきなりのその世界観の割込みは、前者の高校生達のちょっと変わった日常、っていうリアリティラインをぶちこわしにしてしまっている気がした。もっと他のやり様もあったと思うんだけどな。
「ラグランジェ」は、悪くはないけど何か突き抜けたものがあったとも思えなかったなー。
宇宙戦艦ヤマト2199特集 バンダイチャンネル。出だしの10分くらいを視聴可能。沖田さんの乗艦は「きりしま」なのなー。てっきり「えいゆう」だと思ってたよ(w。してみるとあの艦は巡洋戦艦なんですかね。全体にすばらしいクオリティだけど、どうだろ、宇宙艦の動きがちょっと軽いかなー、とは思った。
地球側がガミラス艦隊と交戦するのに裏の理由があったり、ちょいちょい深みを演出してる感じもある。「きりしま」の艦長は山南さん?
とりあえず沖田さんが「バカめと言ってやれ」つったときに、通信士が得たりとばかりに返信するシーンがわりと好き。
でもいきなり歌い出す「ゆきかぜ」クルーは、ちょっと…。オレの頭の中では「おいら宇宙のパイロット」が同時再生されちゃってさ(^^;。
T5-5BS。相手がベイならスミイチで逃げ切りも出来るかな、なんて思ったんだけど甘かった。能見は崩れ、球児は出オチ、打線は特に若手が頼りにならん。負けなくて良かった、ってレベルの試合だったね。
お相手のベイスターズの方はゼッコーチョー効果が効いたのか、伸び伸びやれてる感じだったな。んまあ地力の問題があるので、かなり早い段階で心が折れてしまう可能性はあると思うんだけど、負けても腐らずに「ゼッコーチョー!!」言いながら野球したら、意外に良い成績残せたりするのかもな、なんて思った。
で、うっとこの方はと言うと、去年の交流戦の終了時あたりの状態でシリーズを始めた感じ。これから良くなっていくのか、このままずるずる行っちゃうのか。食らいつくことは出来るんだけど、嚼みちぎる力がないんだよなあ、去年からずっと。
くっそう、結局シネマ神戸行けなかったー。「カウボーイ&エイリアン」、「キャプテンアメリカ」の二本立て、見たかったんだけどなあ。結局仕事のケツが見えたのがナイター終わる頃(しかも延長戦だぜ)ってんじゃね。なんか悔しいから家で映画見よう。
このあたりかなあ。二本立て見逃した悔しさ解消って事だと、1、2連チャンって手もあるけど、この時間からそれはちょっとキツいか。
とか言ってる最中に、
TLで流れていたんですけど、SF作家・田中光二さん自殺未遂か…親族墓前で(YOMIURI ONLINE)。いったい何が。というか何があっても自殺はダメ、絶対。
T3-2B。9イニングの試合なのにかかった時間は3時間20分超という…。ラジオ観戦だったんだけど、そんなに長くなる要素はなかったようにも思うんだが、どこで伸びたもんだか。
試合は立ち上がりの不安定なところをつけ込まれたスタンが1点献上(昨日に続いてノリさん活躍中だな)したものの、そこからは良く言えば投手戦、悪く言えば拙い攻め(主に阪神、ベイスの方は結構良い攻めしてたのを、阪神の守備陣が必死こいて守りきった感じ)が続き、中盤に阪神の拙い守備で追加点献上。この時点で終わったかと思ったんだけどその裏、今度はむこうの死球と四球を踏み台に大和(テーマ曲が「ヤマト」なんだね)、新井の連打でようやく逆転に成功、あとはなんとか守りきって勝たせてもらった感じだな。
攻めきれない打線にいまだに絶対的な守護神たり得てない球児、ってところで今年の出だしの阪神はいろいろ先行き不安だわ。若いのがもうちょっと伸びて欲しいんだけど、なんでこう萎縮してしまうのか。
その一方でゼッコーチョーの采配が意外に面白いな。しがらみ的な物がないのが良い方向に向いたんだろうか。この調子で空気読まずに伸び伸びやらかしたら、少なくとも前半戦では台風の目になるのかもしれん、とか思った。交流戦あたりを乗り切ったら、無視できない存在になるのかも知れませんな。
木曜深夜の分、最終回3連発の「ペルソナ4」、「妖狐×僕SS」、「パパの言うことを聞きなさい!」。「P4」は最終的な敵の怖さが良くわからん上に、それをどうやって克服したのかも良くわからなかったエピソード。ま、「勝ちましたね」って感想しか。
「妖狐」は意外にウエルメイドだったんではないでしょうか。「あそび」の部分の揺れ幅が無駄に大きいんじゃないか? って気もなくはないですが。
「パパ聞き」はまあ、「良い話」に落とし込んできたとは思うけど、ひなの両親が亡くなっていることは判っているであろう状態で、お遊戯会の出演者である園児たちに「お父さんお母さんありがとう」的なことを言わせる時点で、この保育園クソじゃね? って思っちゃうんだけど。最後の最後にご都合主義をあからさまに持って来ちゃったなあと言う気はする。
あと、これは声優さんの責任じゃないと思うけど、ひなのお芝居はやっぱりちょっとアニメ向きじゃなかったんじゃないのかな。舌っ足らずな幼女、ってのはまあこの手のアニメでは定番なのかも知れないけど、本作に関してはそこはちょっと演出過剰だったのでは。実際の幼女がどうなのかは別に、アニメとして聴ける芝居、って方をもう少し考慮してくれても良かったんじゃなかったのかな、って気はしましたよ。
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□ taoy@笹塚 [「猿の惑星」、本編だけ見てるとお猿さんたち全部CGかと思うんですが、基本的には全部センサ付きの俳優さんが演じてます。..]
□ rover [ええ、エンディングクレジットで結構な数の役者さんがお猿さん役のところにあったので、お芝居自体はモーションキャプチャ大..]